JP3061128B2 - カッター付きプリンタ - Google Patents

カッター付きプリンタ

Info

Publication number
JP3061128B2
JP3061128B2 JP10286685A JP28668598A JP3061128B2 JP 3061128 B2 JP3061128 B2 JP 3061128B2 JP 10286685 A JP10286685 A JP 10286685A JP 28668598 A JP28668598 A JP 28668598A JP 3061128 B2 JP3061128 B2 JP 3061128B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper feed
feed amount
unit
cutting
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10286685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000117689A (ja
Inventor
人志 五十嵐
一雄 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP10286685A priority Critical patent/JP3061128B2/ja
Publication of JP2000117689A publication Critical patent/JP2000117689A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3061128B2 publication Critical patent/JP3061128B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送手段により用
紙搬送路を搬送される連続紙に印刷部にて印刷し、切断
手段により印刷物単位毎に切断分離するようにして成る
カッター付きプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカッター付きプリンタは、搬送手
段よりロール紙等の連続紙を紙送りしつつ印刷部で順次
所定の印刷をし、その下流に位置するカッター部分まで
順次搬送し、該カッターで各印刷物単位の先端位置と後
端位置を切断して各単位毎に分離するようになってい
る。その際、各切断位置の位置決めは、最初の切断位置
を原点とし、その原点から順次各切断位置を積算して決
められるようになっている。すなわち、その計算で求め
られた積算値だけ搬送手段を駆動したらカッターで切断
するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬送手
段によって紙送りする場合、駆動ローラ面と用紙とのス
リップ等が原因となって紙送りの設定量と実際に送られ
た量とは一致しない。そのため、従来のように各切断位
置を原点から積算して決めるやり方では、積算によっ誤
差が増大し、正しい位置で切断できなくなる問題があっ
た。
【0004】本発明の課題は、常に正しい位置で切断す
ることのできるカッター付きプリンタを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、搬送手段により用紙
搬送路を搬送される連続紙に、印刷実行のために与えら
れる印刷データに基づいて印刷部を駆動させて当該印刷
を実行し、切断手段により前記印刷データに基づいて前
記印刷部によって印刷された印刷物単位毎に切断分離す
るようにして成るカッター付きプリンタであって、印刷
物単位毎にその先端位置に印刷が開始された後の現時点
までの第1紙送り量L1を随時検知する第1紙送り量検
知手段と、各印刷物単位の前記先端位置が前記切断手段
のカット位置まで到達して該切断手段によりカットされ
た後の現時点までの第2紙送り量L2を随時検知する第
2紙送り量検知手段とを備え、前記切断手段の駆動を制
御する切断手段駆動制御部は、前記第1紙送り量検知手
段によって随時検知されている前記第1紙送り量L1
受けて、該第1紙送り量L1と、前記印刷物単位の前記
先端位置に印刷を実行した前記印刷部の印刷実行先頭位
置と前記切断手段のカット位置との距離L0とを比較し
て両者が等しくなったときに当該切断手段を駆動させて
印刷物単位の先端位置の所を切断し、次に前記第2紙送
り量検知手段によって随時検知されている前記第2紙送
り量L2を受けて該第2紙送り量L2と前記印刷物単
位の長さLpとを随時比較して両者が等しくなったとき
に当該切断手段を駆動させて印刷物単位の後端位置の所
を切断するように構成されていることを特徴とするもの
である。
【0006】本発明によれば、印刷物単位毎にその先端
位置に印刷が開始された後の現時点までの紙送り量であ
る第1紙送り量L1が随時検知され、この第1紙送り量
L1が前記印刷実行先頭位置と前記カット位置との距離
L0に等しくなったときに前記切断手段を駆動させて印
刷物単位の先端位置の所を切断するので、従来のように
積算誤差の問題はなくなり、各印刷物単位の先端位置で
正確に切断することができる。
【0007】また、各印刷物単位の前記先端位置が前記
切断手段のカット位置まで到達して該切断手段によりカ
ットされた後の現時点までの紙送り量である第2紙送り
量L2も別個独立に随始検知されており、この第2紙送
り量L2が印刷物単位の長さLpに等しくなったときに
前記切断手段を駆動させて印刷物単位の後端位置の所を
切断するので、同様に従来のような積算誤差の問題がな
くなり、各印刷物単位の後端位置で正確に切断すること
ができる。
【0008】また、本願請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載されたカッター付きプリンタにおいて、前記
第1紙送り量検知手段は複数個設けられ、前記印刷部の
印刷実行先頭位置と前記切断手段のカット位置との距離
L0より印刷物単位の長さLpが小さいときは、前記複
数個の第1紙送り量検知手段が各印刷物単位毎に順次第
1紙送り量L1を個別に検知するように形成されている
ことを特徴とするものである。
【0009】前記印刷実行先頭位置と前記カット位置と
の距離L0よりも印刷物単位の長さLpが小さいとき、
即ちL0>Lpのときは、印刷物単位の先端位置がカッ
ト位置に到達する前に次の印刷物単位の印刷が開始して
いるため、第1紙送り量検知手段が1個では、次の印刷
物単位に対して第1紙送り量L1を検知できなくなる。
本発明によれば、複数個の第1紙送り量検知手段が各印
刷物単位毎に順次第1紙送り量L1を個別に検知するの
で、各印刷物単位毎にその先端位置で正確に切断するこ
とができる。後端位置の切断は前記発明と同様に正確に
行える。
【0010】また、本願請求項3に記載の発明は、請求
項1又は2に記載されたカッター付きプリンタにおい
て、第1紙送り量検知手段及び第2紙送り量検知手段
は、連続紙に送り力を与える紙送りローラの駆動源とな
駆動モータのステップ数又は駆動パルス数をそれぞれ
カウントする第1カウンタ及び第2カウンタを有し、こ
れらの第1カウンタ及び第2カウンタにより前記第1紙
送り量L1及び第2紙送り量L2を検知するように形成
されていることを特徴とするものである。
【0011】本発明によれば、前記第1カウンタ及び第
2カウンタを設けるだけで構造簡単にして前記第1紙送
り量L1及び第2紙送り量L2を随時に検知することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係るカッター付
きプリンタの一実施の形態のほぼ全体を示し印刷が開始
されたばかりの状態の断面図であり、図2は同実施の形
態で印刷物単位の後端位置の切断に至る少し前の状態の
要部拡大断面図であり、図3は印刷実行先頭位置と前記
カット位置との距離L0よりも印刷物単位の長さLpが
小さい(L0>Lp)印刷及び切断を行う例であり、図
4は逆にL0<Lpの場合の印刷及び切断を行う例であ
り、図5は印刷物単位の長さLpが長いものと短いもの
の両方が混在している場合の印刷及び切断を行う例であ
る。
【0013】本実施の形態に係るカッター付きプリンタ
は、図1に示した如く、プリンタ本体の後部に連続紙で
あるロール紙用の給紙装置20とハガキ等の単票紙用の
給紙装置21とが設けられている。そして、前者の給紙
装置20に保持されたロール紙から搬送される連続用紙
1a、及び後者の給紙装置21に保持され該装置21か
ら搬送される単票紙(図1には省略されている)に印字
部2(印字と印画を含む)により個別に印刷し、連続用
紙1aに対しては切断手段3により印刷物単位毎に切断
分離し、もう一方の単票紙についてはそのままで、両用
紙を同一の搬送路を通過させてプリンタ外部に排出する
ように構成されている。尚、図1において、23は給紙
ローラ、24は単票紙用の分離パッドを示す。
【0014】図1に示したように、印刷前の用紙1を印
字部2方向に送る紙送りローラ4が該印字部2の上流側
の手前位置に設けられ、該印字部2の下流側の近傍には
排出ローラ5が設けられている。該排出ローラ5は印刷
された用紙1aを先方に送り出す用紙搬送ローラであ
る。更に、切断手段3の近傍に単票用紙をプリンタ外部
に送り出すための単票紙用排出ローラ6が設けられてい
る。この実施の形態では、単票紙用排出ローラ6は切断
手段3の上流側ではなく下流側の近傍に設けられてい
る。すなわち、単票紙用排出ローラ6と前記用紙搬送ロ
ーラである排出ローラ5は切断手段3を挟んで前後に配
設されている。
【0015】前記単票紙用排出ローラ6は、印刷された
単票用紙が前記排出ローラ4の送り力を受ける位置から
外れても確実にプリンタ外部に排出できるようにする役
割をするものである。そのため、該単票紙用排出ローラ
6は、それより搬送方向の一つ手前に配置されている前
記排出ローラ5との間隔が、前記単票用紙の長さより小
さく設定されている。ここで、単票用紙が複数種類ある
場合は、その内の最短の長さのものを基準に前記間隔が
設定されることになる。単票用紙がハガキの場合、その
長さは148mmであることから、前記間隔は、確実性を
期す観点から最大でも145mm位にし、100mm〜
110mm程度に設定するのが好ましい。
【0016】単票紙用排出ローラ6は、前記の如く単票
用紙をプリンタ外部に排出することを主たる役割とする
ものであり、連続用紙1aのプリンタ外部への排出のた
めには特に無くても足りるものである。しかし、本発明
に係るプリンタは、連続用紙1a及び単票用紙の両方が
同一の搬送路を通過する構成のものであるため、当該単
票紙用排出ローラ6の部分を、単票用紙だけでなく、連
続用紙1aも実際には通過することになる。その結果、
単票紙用排出ローラ6は、連続用紙1aのプリンタ外部
への排出を補助する働きをすることになる。
【0017】次に、切断手段3は、図2に示したよう
に、図示しない固定手段を介して図示の位置に固定され
た固定下刃8と、上下動して前記固定下刃8との対で前
記用紙1を切断する可動上刃7とを備えている。該可動
上刃7は固定下刃8より用紙搬送方向の下流側に配置さ
れている。この実施の形態では、可動上刃7の刃面7a
は、用紙1の搬送方向に向かって上昇する傾斜面に形成
されており、更に固定下刃8の刃面8aも用紙1の搬送
方向に向かって上昇する傾斜面に形成されている。この
傾斜面構造により、その切断位置より下流、すなわち可
動上刃7の刃先7bより下流側に位置する切断済み印刷
物は、前記傾斜面によって可動上刃7との刃離れが良く
なり、開口17から円滑にプリンタ外部に排出すること
ができるようになっている。
【0018】更に、この実施の形態では、図2に示した
ように、固定下刃8の刃面8aは、搬送される用紙1の
ガイド部材を兼ねるように緩やかな傾斜面に形成され、
その刃先8bの位置がちょうど用紙1の搬送レベル位置
となるように形成されている。固定下刃8の本体の厚み
は、図示の如く、可動上刃7の厚みよりも約2倍近く厚
く形成され、前記刃面8aを前記の如く緩やかな傾斜面
に形成することが容易となるようになっている。
【0019】本実施の形態では、前記切断手段3による
切断後に切断位置より上流側の用紙1の端部が上動する
可動上刃7に引っかかったまま引き上げられるのを防い
で用紙搬送位置に戻す用紙戻し部材9が設けられてい
る。該用紙戻し部材9は、その作用点10が、図示の如
く前記固定下刃8の刃面8aの上近傍であって前記可動
上刃7の刃先7bの手前近傍に位置するように形成され
ている。用紙戻し部材9は、前記作用点10が前記位置
になるように、その基端においてその本体と一体の取付
用切片11によってフレーム12に固定されている。該
用紙戻し部材9を設けたことにより、連続用紙の切断後
に、可動上刃7の刃先7bの位置より上流側に位置する
用紙1aの端部が、上動する可動上刃7に引っかかった
まま一緒に引き上げられても、すぐに当該用紙戻し部材
9の作用点10が用紙1の端部を可動上刃7から外し、
該用紙1aの端部を正しい用紙搬送位置に戻すことがで
きる。
【0020】本実施の形態では、図示の如く、対向する
用紙案内下支え部材13との対によりロール紙に起因す
る連続用紙1aのカールを押さえる回転可能なホイール
14が設けられている。該ホイール14は、前記用紙戻
し部材9に保持されるように形成され、部品点数を増加
すること無く、ロール紙のカールを押さえることができ
るようになっている。尚、用紙案内下支え部材13の上
流位置に、図示の如く、もう一つ別のホイール15が設
けられている。図において、符号16は切断手段3を囲
うカバーであり、符号17は用紙1を外部に排出する開
口を示す。
【0021】本実施の形態に係るカッター付きプリンタ
は、図3に示したように印刷物単位30毎にその先端位
置31に印刷が開始された後であって現時点までの第1
紙送り量L1を検知する第1紙送り量検知手段32と、
各印刷物単位30の前記先端位置31が前記切断手段3
のカット位置33まで到達して該切断手段3によりカッ
トされた後の現時点までの第2紙送り量L2を検知する
第2紙送り量検知手段34とを備えている。
【0022】そして前記切断手段3の駆動を制御する切
断手段駆動制御部35は、第1紙送り量L1が、前記印
刷物単位30の前記先端位置31に印刷を実行した前記
印字部2の印刷実行先頭位置36と前記切断手段3のカ
ット位置33との距離L0に等しくなったときに当該切
断手段3を駆動させて印刷物単位30の先端位置31の
所を切断し、更に、図2に示した如く前記第2紙送り量
L2が印刷物単位30の長さLpに等しくなったときに
当該切断手段3を駆動させて印刷物単位30の後端位置
37の所を切断するように構成されている。
【0023】本実施の形態では、前記第1紙送り量検知
手段32は、図示しないが複数個設けられている。そし
て、前記印字部2の印刷実行先頭位置36と前記切断手
段3のカット位置33までの距離L0より印刷物単位の
長さLpが小さいとき、すなわち、図3に示したような
印刷及び切断を行うときに、前記複数個の第1紙送り量
検知手段32が各印刷物単位30毎に順次第1紙送り量
L1を個別に検知するように形成されている。すなわ
ち、複数個の第1紙送り量検知手段32の内の1つが、
「1つの印刷物単位」に対する第1紙送り量L1を検知
し、当該印刷物単位30の先端位置31が前記カット位
置33に到達する前に「次の印刷物単位30」の印刷が
開始するため、他の第1紙送り量検知手段32が前記
「次の印刷物単位」に対する第1紙送り量L1の検知を
開始する。
【0024】このようにL0>Lpのときは、印刷物単
位30の先端位置31が前記カット位置33に到達する
前に次の印刷物単位30の印刷が開始しているため、第
1紙送り量検知手段32が1個では、次の印刷物単位3
0に対して第1紙送り量L1を検知できなくなるので、
複数個の第1紙送り量検知手段32が各印刷物単位30
毎に順次第1紙送り量L1を個別に検知するように構成
されている。
【0025】また、本実施の形態では、第1紙送り量検
知手段32及び第2紙送り量検知手段34は、図1に示
したように、連続紙1aに紙送りローラ4を介して送り
力を与える駆動モータ38のステップ数又は駆動パルス
数をそれぞれ図示しない第1カウンタ及び第2カウンタ
によりカウントすることにより前記第1紙送り量L1及
び第2紙送り量L2を検知するように形成されている。
【0026】次に本実施の形態に係るカッター付きプリ
ンタの作用を説明する。本実施の形態によれば、図4に
示したように印刷物単位30の長さLpが非常に長い場
合、この印刷物単位30毎にその先端位置31に印刷が
開始された後の現時点までの紙送り量である第1紙送り
量L1が随時検知され、この第1紙送り量L1が前記印
刷実行先頭位置36と前記カット位置33との距離L0
に等しくなったときに前記切断手段3を駆動させて印刷
物単位30の先端位置31の所を切断するので、従来の
ように積算誤差の問題はなくなり、各印刷物単位30の
先端位置31で正確に切断することができる。
【0027】また、前記先端位置31がカットされた後
の現時点までの紙送り量である第2紙送り量L2も別個
独立に随始検知されており、この第2紙送り量L2が印
刷物単位30の長さLpに等しくなったときに前記切断
手段3を駆動させて印刷物単位30の後端位置37の所
を切断するので、同様に従来のような積算誤差の問題が
なくなり、各印刷物単位30の後端位置37で正確に切
断することができる。
【0028】また、図3に示したように印刷物単位30
の長さLpが非常に短い場合でも、複数個の第1紙送り
量検知手段32が各印刷物単位30毎に順次第1紙送り
量L1を個別に検知するので、印刷物単位30の先端位
置31がカット位置33に到達する前に次の印刷物単位
30の印刷が開始しても、他の第1紙送り量検知手段3
2が次の印刷物単位30の第1紙送り量L1を別に検知
し、それぞれ印刷物単位30毎にその先端位置31で正
確に切断することができる。
【0029】更に、図5に示したように印刷物単位30
の長さLpが長いものLp2と短いものLp1の両方が
混在している場合の印刷及び切断も当該複数個の第1紙
送り量検知手段32を設けたことにより容易に実行する
ことができる。
【0030】また、連続紙1aに送り力を与える駆動モ
ータ38のステップ数又は駆動パルス数をそれぞれ第1
カウンタ及び第2カウンタによりカウントすることによ
り前記第1紙送り量L1及び第2紙送り量L2を検知す
るようにしたものは、該第1カウンタ及び第2カウンタ
を設けるだけで構造簡単にして前記第1紙送り量L1及
び第2紙送り量L2を随時に検知することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、印刷物単位毎に第1紙
送り量L1が随時検知され、この第1紙送り量L1が前
記印刷実行先頭位置と前記カット位置との距離L0に等
しくなったときに前記切断手段を駆動させて印刷物単位
の先端位置の所を切断するので、各印刷物単位の先端位
置で正確に切断することができる。また、各印刷物単位
の前記先端位置がカットされた後の現時点までの紙送り
量である第2紙送り量L2も別個独立に随始検知され、
この第2紙送り量L2が印刷物単位の長さLpに等しく
なったときに前記切断手段により前記後端位置の所を切
断するので、同様に各印刷物単位の後端位置で正確に切
断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカッター付きプリンタの一実施の
形態のほぼ全体を示し印刷が開始されたばかりの状態の
断面図である。
【図2】同実施の形態で印刷物単位の後端位置の切断に
至る少し前の状態の要部拡大断面図である。
【図3】印刷実行先頭位置と前記カット位置との距離L
0よりも印刷物単位の長さLpが小さい(L0>Lp)
印刷及び切断を行う例である。
【図4】図3と逆にL0<Lpの場合の印刷及び切断を
行う例である。
【図5】印刷物単位の長さLpが長いものと短いものの
両方が混在している場合の印刷及び切断を行う例であ
る。
【符号の説明】
1a 連続用紙 2 印字部 3 切断手段 7 可動上刃 20 給紙装置(ロール紙用) 30 印刷物単位 31 印刷物単位の先端位置 32 第1紙送り量検知手段 33 切断手段のカット位置 34 第2紙送り量検知手段 35 切断手段駆動制御部 36 印刷部の印刷実行先頭位置 37 印刷物単位の後端位置 38 駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 5/20 B41J 11/66

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段により用紙搬送路を搬送される
    連続紙に、印刷実行のために与えられる印刷データに基
    づいて印刷部を駆動させて当該印刷を実行し、切断手段
    より前記印刷データに基づいて前記印刷部によって印
    刷された印刷物単位毎に切断分離するようにして成るカ
    ッター付きプリンタであって、 印刷物単位毎にその先端位置に印刷が開始された後の現
    時点までの第1紙送り量L1を随時検知する第1紙送り
    量検知手段と、 各印刷物単位の前記先端位置が前記切断手段のカット位
    置まで到達して該切断手段によりカットされた後の現時
    点までの第2紙送り量L2を随時検知する第2紙送り量
    検知手段とを備え、 前記切断手段の駆動を制御する切断手段駆動制御部は、前記第1紙送り量検知手段によって随時検知されている
    前記第1紙送り量L1を受けて、該第1紙送り量L1
    、前記印刷物単位の前記先端位置に印刷を実行した前
    記印刷部の印刷実行先頭位置と前記切断手段のカット位
    置との距離L0とを比較して両者が等しくなったときに
    当該切断手段を駆動させて印刷物単位の先端位置の所を
    切断し、次に前記第2紙送り量検知手段によって随時検知されて
    いる 前記第2紙送り量L2を受けて該第2紙送り量L2
    前記印刷物単位の長さLpとを随時比較して両者が
    等しくなったときに当該切断手段を駆動させて印刷物単
    位の後端位置の所を切断するように構成されていること
    を特徴とするカッター付きプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1紙送り量検
    知手段は、複数個設けられ、前記印刷部の印刷実行先頭
    位置と前記切断手段のカット位置までの距離L0より印
    刷物単位の長さLpが小さいときは、前記複数個の第1
    紙送り量検知手段が各印刷物単位毎に順次第1紙送り量
    L1を個別に検知するように形成されていることを特徴
    とするカッター付きプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、第1紙送り量
    検知手段及び第2紙送り量検知手段は、連続紙に送り力
    を与える紙送りローラの駆動源となる駆動モータのステ
    ップ数又は駆動パルス数をそれぞれカウントする第1カ
    ウンタ及び第2カウンタを有し、これらの第1カウンタ
    及び第2カウンタにより前記第1紙送り量L1及び第2
    紙送り量L2を検知するように形成されていることを特
    徴とするカッター付きプリンタ。
JP10286685A 1998-10-08 1998-10-08 カッター付きプリンタ Expired - Fee Related JP3061128B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10286685A JP3061128B2 (ja) 1998-10-08 1998-10-08 カッター付きプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10286685A JP3061128B2 (ja) 1998-10-08 1998-10-08 カッター付きプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000117689A JP2000117689A (ja) 2000-04-25
JP3061128B2 true JP3061128B2 (ja) 2000-07-10

Family

ID=17707657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10286685A Expired - Fee Related JP3061128B2 (ja) 1998-10-08 1998-10-08 カッター付きプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3061128B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002054016A1 (en) * 2000-12-28 2002-07-11 Nippon Seiki Co., Ltd Movable magnet type measuring instrument

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6663303B2 (en) * 2000-08-04 2003-12-16 Seiko Epson Corporation Printer driver, printing control method, and data storage medium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002054016A1 (en) * 2000-12-28 2002-07-11 Nippon Seiki Co., Ltd Movable magnet type measuring instrument

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000117689A (ja) 2000-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220204299A1 (en) Image Forming Apparatus
JP3061129B2 (ja) カッター付きプリンタ
JP3061128B2 (ja) カッター付きプリンタ
JPH07256959A (ja) 印字方法及びそのプリンタ
JP3809772B2 (ja) 給紙制御装置、給紙制御方法
JP3805174B2 (ja) 記録媒体後端検出方法及び記録装置
JP5672122B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP2006326994A (ja) 印刷装置、及び自動券売機
JP3061130B2 (ja) カッター付きプリンタ
JP3724685B2 (ja) カッター付きプリンタ
JP3855564B2 (ja) プリンタ及びその制御方法
JP2007161376A (ja) シート給送装置及び記録装置
JP2908167B2 (ja) 用紙搬送装置
JP2011073184A (ja) プリンターの記録紙搬送制御方法およびプリンター
JP3719575B2 (ja) カッター付きプリンタの用紙変形防止装置
JP3724686B2 (ja) カッター付きプリンタ
JP3837997B2 (ja) 記録装置及びその制御方法
JP3731407B2 (ja) 給紙方法及び記録装置
JP2003019834A (ja) 画像記録装置
JP2001097621A (ja) ロール紙、これを用いた記録装置及び記録システム
JPH04169451A (ja) プリンター用枚葉用紙搬送状態検知装置
JP3738666B2 (ja) 記録装置及びその制御方法
JP2002284373A (ja) 自動給紙装置および自動給紙方法
JPH0852914A (ja) 自動給紙装置
JP4325041B2 (ja) 紙送り装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080428

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees