JP3060752B2 - 車両駆動装置の制御方法及び装置 - Google Patents

車両駆動装置の制御方法及び装置

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JP3060752B2 JP4283726A JP28372692A JP3060752B2 JP 3060752 B2 JP3060752 B2 JP 3060752B2 JP 4283726 A JP4283726 A JP 4283726A JP 28372692 A JP28372692 A JP 28372692A JP 3060752 B2 JP3060752 B2 JP 3060752B2
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両駆動装置の制御方
法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前後輪独立駆動用に又は左右輪独立駆動
用に2組のモータ及び変速機が搭載されている車両の場
合、1組のモータ及び変速機のみを有するものと同様
に、それぞれの変速機の変速が同時に行われる(例え
ば、特開昭58−198104号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両駆動装置の制御方法及び装置では、それぞれの
変速機の変速が同時に行われるため、変速中に駆動トル
クが変化し、ショックや違和感があるという問題があ
る。本発明は、このような課題を解決するためのもので
ある。
【0004】
【課題を達成するための手段】本発明は、前後輪独立駆
動用に又は左右輪独立駆動用に搭載されるそれぞれの変
速機の変速を異なったタイミングで行うことにより、上
記課題を解決する。すなわち本発明の車両駆動装置の制
御方法は、車両の前後輪独立駆動用に又は左右輪独立駆
動用に搭載される2組のモータ及び変速機を有している
ものにおいて、一方の変速機の変速の際に一方のモータ
に発生する駆動トルクの変化を打ち消すように他方のモ
ータを作用させ、一方の変速機の変速終了後の他方の変
速機の変速の際に他方のモータに発生する駆動トルクの
変化を打ち消すように一方のモータを作用させる。ま
た、本発明の車両駆動装置の制御装置は、車両の前後輪
独立駆動用に又は左右輪独立駆動用に搭載される2組の
モータ及び変速機と、それぞれのモータ及び変速機の作
動を制御する制御器とを有するものにおいて、制御器
は、一方の変速機が変速する際に一方のモータに発生す
る駆動トルクの変化を他方のモータを作用させることに
よって打ち消す第1変速制御手段と、この第1変速制御
手段が制御を実行した後に、他方の変速機の変速の際に
他方のモータに発生する駆動トルクの変化を一方のモー
タを作用させることによって打ち消す第2変速制御手段
と、を有していることを特徴とする。
【0005】
【作用】車両の前後輪独立駆動用に又は左右輪独立駆動
用に搭載されるそれぞれの変速機の変速を異なったタイ
ミングで行い、一方の変速機が変速する際に一方のモー
タに発生する駆動トルクの変化を他方のモータを作用さ
せることによって打ち消し、他方の変速機の変速の際に
他方のモータに発生する駆動トルクの変化を一方のモー
タを作用させることによって打ち消すため、駆動トルク
を変化させることなしに変速を行うことができる。
【0006】
【実施例】図1に本発明を実施した車両10を示す。車
両10の前輪11側に第1変速機12と第1モータ14
とが設けられており、後輪15側に第2変速機16と第
2モータ18とが設けられている。図2に本発明の実施
例のブロック図を示す。車速センサ20により検出され
た車速信号(前後輪の平均車速信号)及び加速ペダルセ
ンサ21により検出された加速ペダルの踏込量は、制御
器22に入力される。制御器22では、入力された車速
信号に基づいて第1変速機12、第1モータ14、第2
変速機16及び第2モータ18を制御する。すなわち、
制御器22は、第1変速機12に設けられているクラッ
チ制御ソレノイド24をオンにすることによりクラッチ
を切り、オフにすることによりクラッチを締結させ、同
じく第1変速機12に設けられている変速制御ソレノイ
ド26をオンにすることによりアップシフトを行う。ま
た制御器22は、第1モータ14の電流を低下させるこ
とによりトルクを低下させ、電流を増加させることによ
りトルクを増加させる。制御器22は、第2変速機16
に設けられているクラッチ制御ソレノイド28及び変速
制御ソレノイド30、及び第2モータ18に関しても、
上記第1変速機12及び第1モータ14と同様に、これ
らを制御する。
【0007】図3及び図4に本実施例においてアップシ
フトを行う場合の制御フローを示す。まず、車速センサ
20から読み込んだ車速信号に基づいて車速が上昇中か
どうかを判断する(ステップ102)。車速が上昇中で
ない場合は終了し、車速が上昇中の場合は、車速信号及
び加速ペダル踏込量信号に基づいて第1変速機12によ
る変速を行うかどうかを判断する(同104)。変速を
行う場合は、第1モータ14の電流を低下させてトルク
の低下を行う(同106)。次いで、第2モータ18の
電流を第1モータ14の電流に対応させて増加させる
(同108)。次いで、第1変速機12のクラッチ制御
ソレノイド24をオンにする(同110)。これによ
り、クラッチが切られる。次いで、第1変速機12の変
速制御ソレノイド26をオンにし、アップシフトを行う
(同112)。次いで、変速が終了したかどうかを判断
する(同114)。変速が終了していない場合はステッ
プ112に戻り、変速が終了している場合は、第1変速
機12のクラッチ制御ソレノイド24をオフにする(同
116)。これにより、クラッチが締結される。次い
で、第2モータ18の電流を低下させてトルクの低下を
行う(同118)。次いで、第1モータ14の電流を第
2モータ18の電流に対応させて増加させる(同12
0)。次いで、第1変速機12の場合と同様に、第2変
速機16による変速を行うかどうかを判断する(同12
2)。変速を行わない場合は終了し、変速を行う場合
は、第2モータ18の電流を低下させてトルクの低下を
行う(同124)。次いで、第1モータ14の電流を第
2モータ18の電流に対応させて増加させる(同12
6)。次いで、第2変速機16のクラッチ制御ソレノイ
ド28をオンにする(同128)。これにより、クラッ
チが切られる。次いで、第2変速機16の変速制御ソレ
ノイド30をオンにし、アップシフトを行う(同13
0)。次いで、変速が終了したかどうかを判断する(同
132)。変速が終了していない場合はステップ130
に戻り、変速が終了している場合は、第2変速機16の
クラッチ制御ソレノイド28をオフにする(同13
4)。これにより、クラッチが締結される。次いで、第
1モータ14の電流を低下させてトルクの低下を行う
(同136)。次いで、第2モータ18の電流を第1モ
ータ14の電流に対応させて増加させる(同138)。
なお、ステップ104において変速を行わない場合はス
テップ122に進み、また、ステップ112で変速を行
わない場合は終了する。これにより、第1変速機12が
先に変速を行い、第2変速機16が第1変速機12の変
速終了後に変速を行うため、一方の変速機が変速する際
に発生する駆動力変化を、他方のモータが相殺して変速
を行うことができる。
【0008】図5に第1変速機12によるアップシフト
の変速制御のタイミングを示す。変速開始前は、第1モ
ータ14の出力トルクはTa1、第1モータ14の回転
速度はRa1、第2モータ18の出力トルクはTb1、
第2モータ18の回転速度はRb1である。上記制御フ
ローのステップ106において第1モータ14の電流を
低下させるとともに、ステップ108において第2モー
タ18の電流を増加させるため、第1モータ14の出力
トルクはTa1から低下し、第2モータ18の出力トル
クはTb1から増加する。ステップ110及び112に
おいて、第1モータ14の出力トルクは0になり、第2
モータ18の出力トルクは、Tb2になり、ステップ1
16までこの値を維持される。第1モータ14の回転速
度はステップ116の直前でRa1から低下し始め、ス
テップ116でクラッチ制御ソレノイド24がオフにさ
れてクラッチが締結されるとき、すなわち変速終了時に
Ra2になる。また、変速終了後、ステップ118及び
120において、第2モータの電流を低下させ、第1モ
ータの電流を増加させるため、第1モータ14の出力ト
ルクは0からTa2まで増加し、第2モータ18の出力
トルクはTb2からTb1まで低下する。これにより、
第1変速機12のアップシフトが終了する。第2モータ
18の回転速度は第1変速機12の変速中は変化せず、
Rb1の値を保ち続ける。なお、第2変速機16による
変速は、図5において第1モータ14と第2モータ18
とを交換したかたちで、第1変速機12と同様に行われ
る。
【0009】ここで、駆動力が変化しないための、変速
後のモータの出力トルク及び出力回転速度の設定を、第
1変速機12のギア比をGa1からGa2に切り換える
場合を例にとって説明する。第1モータ14の変速後の
出力トルクをTa2=Ta1×Ga1/Ga2とし、こ
のときの第1モータ14の回転速度をRa2=Ra1×
Ga2/Ga1とする。また、変速中(すなわち、ステ
ップ106から112まで)の駆動力低下を補うには、
第2モータ18の変速中の出力トルクをTb2=Tb1
×Ga1/Ga2と上昇させればよい。ステップ106
及び108からステップ110と、ステップ116から
ステップ118及び120の間は、第1モータ14及び
第2モータ18のお互いの出力トルク変化を相殺するよ
うに制御を行えば、その間の駆動力変化は発生しない。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、一方の変速機の変速終
了後に他方の変速機を変速させることにより、一方の変
速機が変速する際に一方のモータに発生する駆動トルク
の変化を他方のモータによって打ち消し、他方の変速機
の変速の際に他方のモータに発生する駆動トルクの変化
を一方のモータによって打ち消すことができる。これに
より、駆動トルクを変化させることなしに変速を行うこ
とができるため、変速の際のショックや違和感をなくす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した車両の図である。
【図2】実施例のブロック図である。
【図3】実施例の制御フローである。
【図4】実施例の制御フローである。
【図5】変速制御のタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 車両 12 第1変速機 14 第1モータ 16 第2変速機 18 第2モータ 22 制御器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 41/22 B60K 17/356 B60L 11/14 B60L 15/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の前後輪独立駆動用に又は左右輪独
    立駆動用に搭載される2組のモータ及び変速機を有する
    車両駆動装置の制御方法において、 一方の変速機の変速の際に一方のモータに発生する駆動
    トルクの変化を打ち消すように他方のモータを作用さ
    せ、一方の変速機の変速終了後の他方の変速機の変速の
    際に他方のモータに発生する駆動トルクの変化を打ち消
    すように一方のモータを作用させる車両駆動装置の制御
    方法。
  2. 【請求項2】 車両(10)の前後輪独立駆動用に又は
    左右輪独立駆動用に搭載される2組のモータ(14、1
    8)及び変速機(12、16)と、それぞれのモータ
    (14、18)及び変速機(12、16)の作動を制御
    する制御器(22)とを有する車両駆動装置の制御装置
    において、 制御器(22)は、一方の変速機(12)が変速する際
    に一方のモータ(14)に発生する駆動トルクの変化を
    他方のモータ(18)を作用させることによって打ち消
    す第1変速制御手段と、この第1変速制御手段が制御を
    実行した後に、他方の変速機(16)の変速の際に他方
    のモータ(18)に発生する駆動トルクの変化を一方の
    モータ(14)を作用させることによって打ち消す第2
    変速制御手段と、を有していることを特徴とする車両駆
    動装置の制御装置。
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