JP3060245U - 蛍光燈用清掃装置 - Google Patents

蛍光燈用清掃装置

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JP3060245U JP1998008599U JP859998U JP3060245U JP 3060245 U JP3060245 U JP 3060245U JP 1998008599 U JP1998008599 U JP 1998008599U JP 859998 U JP859998 U JP 859998U JP 3060245 U JP3060245 U JP 3060245U
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俊幸 新村
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俊幸 新村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃具を容易に蛍光燈に装着でき、しかも蛍
光燈を確実に清掃できるようにする。 【解決手段】 清掃装置1を、操作杆2と、その先端の
清掃具3とで構成する。清掃具3を、取付けパイプ4
と、固定清掃部5と、一対の可動清掃部6と、ばね部材
9とで構成する。一対の可動清掃部6を、両側に開閉で
きる構造にし、これら両可動清掃部6を、ばね部材9に
より外側から閉じ方向に付勢する。ばね部材9の支点部
Fと作用点部Aとの間の寸法を長くし、ばね部材9の弾
性変形量を少なくする。これにより、両可動清掃部6が
開いた状態のばね圧と、両可動清掃部6が閉じた状態の
ばね圧とがほぼ同一となり、清掃具を、容易に蛍光燈に
装着することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、蛍光燈用清掃装置に係り、特に遠隔操作で容易かつ確実に蛍光燈を 清掃することができる蛍光燈用清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、オフィスビルの各部屋の天井等には、埋込み式の多数の蛍光燈が設置 されているのが通例であるが、これらの蛍光燈は高所に位置しているため、その 清掃が容易でないという問題がある。
【0003】 そこで一部では、三脚等を用いることなく、床面上から蛍光燈を清掃できるよ うにした蛍光燈用清掃装置が提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の蛍光燈用清掃装置においては、一応床面上から蛍光燈を清掃できる 構造にはなっているが、構造が複雑で重量が重いため、その取扱いが容易でない とともに、充分な清掃結果が得られない等の問題がある。
【0005】 本考案は、かかる現況に鑑みなされたもので、構造を簡素化して軽量化を図り 、取扱いを容易なものとして、遠隔作業でも充分な清掃結果を得ることができる 蛍光燈用清掃装置を提供することを目的とする。
【0006】 本考案の他の目的は蛍光燈のほぼ全周面を容易に清掃することができる蛍光燈 用清掃装置を提供するにある。
【0007】 本考案の他の目的は、蛍光燈への装着が容易で、しかも各可動清掃部を安定し て蛍光燈に圧接させることができる蛍光燈用清掃装置を提供するにある。
【0008】 本考案の他の目的は、各清掃部の軸線方向と蛍光燈の軸線方向とが多少ずれて いても、蛍光燈を損傷させることなく充分に清掃を行なうことができる蛍光燈用 清掃装置を提供するにある。
【0009】 本考案の他の目的は、各清掃部のみで蛍光燈を清掃することができ、作業が容 易な蛍光燈用清掃装置を提供するにある。
【0010】 本考案の他の目的は、清掃用シートを用いて蛍光燈を清掃する場合であっても 、清掃用シートがずれてしまうといった不具合がない蛍光燈用清掃装置を提供す るにある。
【0011】 本考案のさらに他の目的は、両可動清掃部上端間の間隙が狭い場合はもとより 、両可動清掃部上端が、相互にほぼ密接している場合であっても、清掃具を蛍光 燈に極めて容易に装着することができる蛍光燈用清掃装置を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本考案は、操作杆と、操作杆の先端部に取付けられ蛍 光燈の外周部に着脱可能に装着される清掃具とを設け、前記清掃具を、操作杆側 に固定されて蛍光燈の下面を清掃する固定清掃部と;固定清掃部の周方向両端部 に開閉可能にそれぞれ連結され、蛍光燈の両側面を清掃する一対の可動清掃部と ;基端が操作杆側に固定されるとともに、先端が前記各可動清掃部の外面に圧接 され、両可動清掃部を閉じ方向に付勢するばね部材と;で構成するようにしたこ とを特徴とする。そしてこれにより、構造を簡素化して軽量化を図り、取扱いを 容易なものとすることが可能となる。
【0013】 本考案はまた、両可動清掃部の上端部間に、蛍光燈嵌入用の間隙を形成するよ うにしたことを特徴とする。そしてこれにより、清掃具を蛍光燈に容易に装着す ることが可能となる。
【0014】 本考案はまた、両可動清掃部の上端部をほぼ密接させ、かつこの密接部の上面 側に、上方に向かって間隙幅が拡大する蛍光燈嵌入用の切欠きを設けるようにし たことを特徴とする。そしてこれにより、蛍光燈のほぼ全周面を容易に清掃する ことが可能となり、しかも蛍光燈嵌入用の切欠きが設けられているので、清掃具 の蛍光燈への装着も比較的容易である。
【0015】 本考案はまた、両可動清掃部の上端部をほぼ密接させ、かつこの密接部におけ るいずれか一方の可動清掃部に、いずれか他方の可動清掃部よりも上方に突出す る蛍光燈嵌入用の突部を設けるようにしたことを特徴とする。そして、突部を蛍 光燈に当接させて押圧することにより、突部を有する可動清掃部が、ばね部材の 付勢力に抗し強制的に開となり、清掃具を容易に蛍光燈に装着することが可能と なる。
【0016】 本考案はまた、支点と作用点との間に長い寸法を有するばね部材を用い、少な い弾性変形量で各可動清掃部を付勢できるようにしたことを特徴とする。そして これにより、両可動清掃部が閉じている状態のばね圧と、両可動清掃部が開いて いる状態のばね圧とがほぼ同一となり、蛍光燈への装着が容易で、しかも各可動 清掃部を安定して蛍光燈に圧接させることが可能となる。
【0017】 本考案はまた、各清掃部を、少なくとも内面が円弧溝状をなす硬質の外殻と、 軟質素材で形成され外殻の円面に配置されて蛍光燈の外周に対向する清掃部本体 とで構成するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、各清掃部の軸線 方向と蛍光燈の軸線方向とが多少ずれていても、清掃部本体のほぼ全面を、無理 なく蛍光燈に圧接させることができ、蛍光燈を損傷させることなく充分な清掃結 果を得ることが可能となる。
【0018】 本考案はまた、清掃部本体自体により、蛍光燈の外周に直接密接する清掃体を 構成するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、各清掃部のみで蛍光 燈を清掃することが可能となり、作業を容易なものとすることが可能となる。
【0019】 本考案はまた、固定清掃部および両可動清掃部の内面に、蛍光燈の外面に密接 する清掃用シートを配置し、清掃用シートの両端部を、両可動清掃部の上端間か ら外部に引出して各可動清掃部とばね部材との間で挾持固定するようにしたこと を特徴とする。そしてこれにより、清掃用シートを用いて清掃を行なう場合であ っても、清掃用シートがずれてしまうといった不具合がない。
【0020】 本考案はさらに、両可動清掃部の上端部間の少なくとも長手方向一端部に、外 端に向かって間隙幅が拡大する蛍光燈案内部を設けるようにしたことを特徴とす る。そしてこれにより、両可動清掃部上端間の間隙が狭い場合はもとより、両可 動清掃部上端が、相互にほぼ密接している場合であっても、清掃具を蛍光燈に極 めて容易に装着することが可能となる。
【0021】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図面を参照して説明する。 図1ないし図5は、本考案の第1の実施の形態に係る蛍光燈用清掃装置を示す もので、この清掃装置1は、例えばアルミニウム製等の筒材で形成される操作杆 2と、この操作杆2の先端部に着脱可能または着脱不能に取付けられる清掃具3 とを備えており、前記清掃具3を蛍光燈Lの外周部に下方側から装着するととも に、蛍光燈Lの軸方向にスライドさせることにより、蛍光燈Lを清掃できるよう になっている。
【0022】 すなわち、前記清掃具3は、図1ないし図3に示すよう、操作杆2の先端部に 着脱可能または着脱不能に取付けられる取付けパイプ4と、この取付けパイプ4 の先端部に固定される断面円弧状の固定清掃部5とを備えており、固定清掃部5 の周方向両端部には、断面円弧状をなす一対の可動清掃部6がヒンジ7を介し開 閉可能にそれぞれ連結され、これら両可動清掃部6の上端部間には、蛍光燈Aを 嵌入するための間隙Gが形成されている。
【0023】 前記各清掃部5,6は、図1ないし図3に示すように、例えば硬質プラスチッ ク製の樋状をなす外殻5a,6aと、これら各外殻5a,6aの内面に固着され た例えばウレタンフォーム製の樋状をなす清掃部本体5b,6bを備えており、 前記清掃具3を蛍光燈Lに装着することにより、各清掃部本体5b,6bが蛍光 燈Lの外周面のほぼ全域に密着するようになっている。そしてこの状態で、清掃 具3を蛍光燈Lの軸方向にスライドさせることにより、蛍光燈Lの外周面が清掃 されるようになっている。すなわち、各清掃部本体 5b,6b自体が、清掃体 を構成するようになっている。
【0024】 前記両可動清掃部6上端間の間隙Gには、図4に示すように、その長手方向両 端部に、外端に向かって次第に間隙幅が拡大するテーパ状の蛍光燈案内部8がそ れぞれ設けられており、これら各蛍光燈案内部8は、各可動清掃部6端部を斜め にカットすることにより形成されている。そして、これら各蛍光燈案内部8を、 図5に示すように斜めに蛍光燈Lに押し当てることにより、間隙Gが蛍光燈Lの 直径に比較して極めて狭い場合であっても、清掃具3を容易に蛍光燈Lに装着で きるようになっている。
【0025】 一方、前記両可動清掃部6の外面側には、図1ないし図5に示すように、ばね 部材9が配設されており、両可動清掃部6は、このばね部材よにより閉じ方向に 押圧付勢されるようになっている。
【0026】 このばね部材9は、図1ないし図5に示すように、前記取付けパイプ4の下端 部に固設される底板部9aと、底板部9aの両端から立上がって上端近傍位置が 各可動清掃部6の外面に圧接する一対のアーム部9bとから、全体として深さの 深い溝状に形成されており、各アーム9bの先端部は、外側に屈曲している。
【0027】 このばね部材9は、図1に示すように、支点部Fと作用点部Aとの間に長い寸 法が設けられており、これにより少ない弾性変形量で各可動清掃部6を付勢でき るようになっている。すなわち、両可動清掃部6の開閉動作の大きさに比較して 、ばね部材9の弾性変形量が小さくなるようになっている。そしてこれにより、 両可動清掃部6の開閉動作の全領域において、ほぼ同一のばね圧が得られるよう になっている。
【0028】 次に、本実施の形態の作用について説明する。 蛍光燈Lの清掃に際しては、まず操作杆2を把持して清掃具3を上昇させ、間 隙Gを蛍光燈Lの下面に押し当てる。すると、両可動清掃部6が、ばね部材9の 付勢力に抗して外側に開き、清掃具3が蛍光燈Lの外周部に装着される。この際 、間隙Gが蛍光燈Lの直径に比較して極めて狭く、清掃具3を蛍光燈Lの外周部 に装着することが容易でない場合には、図5に示すように、清掃具3を斜めにし て蛍光燈Lに接近させ、間隙G一端の蛍光燈案内部8を蛍光燈Lに接触させる。 そしてこの状態で、清掃具3を上昇させる。蛍光燈案内部8は、図4に示すよう に、外端に向かって次第に間隙幅が拡大するテーパ状をなしているので、清掃具 3を容易に蛍光燈Lに装着することができる。
【0029】 このようにして、清掃具3が蛍光燈Lに装着されたならば、操作杆2を把持し て清掃具3を蛍光燈Lの長手方向にスライドさせる。すると、蛍光燈Lの外周面 には、各清掃部本体5b,6bが密接しているので、清掃具3のスライドにより 、間隙Gに対応する部分を除く蛍光燈Lの外周部全域が清掃される。
【0030】 ところで、操作杆2を把持して清掃具3をスライドさせる場合、清掃具3の軸 線方向が蛍光燈Lの軸線方向と常に完全に一致するとは限らず、両者の軸線方向 が多少ずれることもある。ところが、各清掃部本体5b,6bは、軟質素材で形 成されているので、両者の軸線方向が多少ずれていても、無理なく各清掃部本体 5b,6bの内面を蛍光燈Lの外周面に密接させることができ、蛍光燈Lが損傷 したり、清掃が不充分となるといった不具合が全くない。
【0031】 また、両可動清掃部6は、ばね部材9により常時閉じ方向に押圧付勢されてい るが、ばね部材9は、前述のように、支点部Fと作用で部Aとの間に長い寸法が 設けられ、少ない弾性変形量で各可動清掃部6を押圧付勢することができるよう になっている。このため、両可動清掃部6の開閉動作の全域において、ほぼ同一 のばね圧が得られ、両可動清掃部6の開放端におけるばね圧を小さくして、清掃 具3を容易に蛍光燈Lに装着できるようにしても、両可動清掃部6の閉止端にお けるばね圧が小さくなり過ぎて、各清掃部本体5b,6bの蛍光燈Lとの密接圧 が不足し、清掃が不充分となるといった不具合が全くない。
【0032】 図6は、本考案の第2の形態を示すもので、前記第1の実施の形態の構成に加 え、清掃用シート10を追設するようにしたものである。
【0033】 すなわち、清掃用シート10は、清掃効果を有する例えば紙あるいは不織布等 で形成されており、この清掃用シート10は、図6に示すように、固定清掃部5 および両可動清掃部6の内面にそって配置されるとともに、両端部が両可動清掃 部6間の間隙Gを介して外部に引出され、その先端部は、各可動清掃部6とばね 部材9の各アーム部9bとの間で挾持固定されるようになっている。 なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっており 、作用も同一である。
【0034】 しかして、清掃用シート10を用いるようにしているので、清掃用シート10 が汚れた場合には、新しいものと交換することができ、永続して良好な清掃結果 を得ることができる。また、清掃用シート10の両端部は、清掃具3側に固定さ れているので、清掃中に清掃用シート10がずれるといった不具合がない。しか も清掃用シート10の固定手段を特別に設けているわけではないので、構造の複 雑化に伴なう重量の増大を抑えることができる。
【0035】 図7は、本考案の第3の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態にお ける間隙Gに代え、蛍光燈Lを嵌入するための切欠き20を設けるようにしたも のである。
【0036】 すなわち、一対の可動清掃部6の上端部は、図7に示すように、ばね部材9の 付勢力によりほぼ完全に密接しており、この密接部の上面側には、外殻6aの端 部を斜めにカットすることにより、上方に向かって間隙幅が次第に拡大するV溝 状の切欠き20が設けられている。そして、この切欠き20を蛍光燈Lに下面側 から当接させた状態で、清掃具3を上動させることにより、両可動清掃部6がば ね部材9の付勢力に抗し外側に開き、清掃具3を蛍光燈Lに装着できるようにな っている。 なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっており 、作用も同一である。
【0037】 しかして、両可動清掃部6の上端部が相互に密接しているので、清掃具3を蛍 光燈Lに装着した際に、各清掃部本体5b,6bが完全な筒体となり、蛍光燈L の全周面を完全に清掃することができる。
【0038】 なおこの際、両可動清掃部6の上端部が、その全域に亘って、相互に完全には 密接しないことも考えられるが、その際の隙間は極めて狭いので、清掃具3を軸 廻りに多少往復回動させれば、蛍光燈Lの全周面を完全に清掃することができる 。
【0039】 また、両可動清掃部6上端の密接部上面側には、切欠き20が設けられている ので、両可動清掃部6の上端部を密接させた場合でも、比較的容易に蛍光燈Lに 清掃具3を装着することができる。
【0040】 なお、前記第3の実施の形態においては、切欠き20がV溝状をなす場合につ いて説明したが、上方に向かって間隙幅が拡大する形状であれば、例えば逆台形 溝状等であっても、同様に適用することができる。
【0041】 図8は、本発明の第4の実施の形態を示すもので、前記第3の実施の形態にお ける切欠き20に代え、突部30を設けるようにしたものである。
【0042】 すなわち、一対の可動清掃部6の上端部は、図8に示すように、ばね部材9の 付勢力によりほぼ完全に密接しており、この密接部におけるいずれか一方の可動 清掃部6には、いずれか他方の可動清掃部6よりも上方に突出する蛍光燈L嵌入 用の突部30が設けられている。そして、この突部30の図8における右端面を 蛍光燈Lに当接させるとともに、その状態で清掃具3を図8において右方に移動 させることにより、突部30を有する可動清掃部6がばね部材9の付勢力に抗し 外側に開き、これにより清掃具3を蛍光燈Lに装着することができるようになっ ている。 なお、その他の点については、前記第3の実施の形態と同一構成となっており 、作用も同一である。
【0043】 しかして、この突部30を設けた場合にも、前記第3の実施の形態における切 欠き20を設けた場合と同様の効果が期待でき、しかもこの突部30の場合には 、外殻6aの肉厚が薄い場合にも適用することができる。
【0044】 なお、前記第4の実施の形態においては、両可動清掃部6上端の密接部におい て、一方の可動清掃部6の肉厚を厚くすることにより突部30を形成する場合に ついて説明したが、逆に一方の可動清掃部6の肉厚を薄くすることにより、他方 の可動清掃部6に実質的に突部30が形成されるようにしてもよい。
【0045】 また、前記各実施の形態においては、固定清掃部5および両可動清掃部6の外 周面が、内周面と同様に円弧状をなす場合について説明したが、外周面は特に円 弧状である必要はない。
【0046】 また前記各実施の形態においては、間隙G,切欠き20あるいは突部30の各 両端部にそれぞれ設けられる蛍光燈案内部8が、端部に向かって次第に間隙幅が 拡大するテーパ状をなす場合について説明したが、外端に向かって間隙幅が拡大 する形状であれば、例えば段付き状に拡大する形状等であっても、所期の効果は 期待できる。
【0047】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、操作杆と、操作杆の先端部に取付けられ蛍光燈 の外周部に着脱可能に装着される清掃具とを設け、前記清掃具を、操作杆側に固 定されて蛍光燈の下面を清掃する固定清掃部と;固定清掃部の周方向両端部に開 閉可能にそれぞれ連結され、蛍光燈の両側面を清掃する一対の可動清掃部と;基 端が操作杆側に固定されるとともに、先端が前記各可動清掃部の外面に圧接され 、両可動清掃部を閉じ方向に付勢するばね部材と;で構成するようにしているの で、構造を簡素化して軽量化を図り、取扱いを容易なものとすることができる。
【0048】 本考案はまた、両可動清掃部の上端部間に、蛍光燈嵌入用の間隙を形成するよ うにしているので、清掃具を蛍光燈に容易に装着することができる。
【0049】 本考案はまた、両可動清掃部の上端部をほぼ密接させ、かつこの密接部の上面 側に、上方に向かって間隙幅が拡大する蛍光燈嵌入用の切欠きを設けるようにし ているので、蛍光燈のほぼ全周面を容易に清掃することができ、しかも蛍光燈嵌 入用の切欠きが設けられているので、清掃具の蛍光燈への装着も比較的容易であ る。
【0050】 本考案はまた、両可動清掃部の上端部をほぼ密接させ、かつこの密接部におけ るいずれか一方の可動清掃部に、いずれか他方の可動清掃部よりも上方に突出す る蛍光燈嵌入用の突部を設けるようにしているので、突部を蛍光燈に当接させて 押圧することにより、突部を有する可動清掃部が、ばね部材の付勢力に抗し強制 的に開となり、清掃具を容易に蛍光燈に装着することができる。
【0051】 本考案はまた、支点と作用点との間に長い寸法を有するばね部材を用い、少な い弾性変形量で各可動清掃部を付勢できるようにしているので、両可動清掃部が 閉じている状態のばね圧と、両可動清掃部が開いている状態のばね圧とがほぼ同 一となり、蛍光燈への装着が容易で、しかも各可動清掃部を安定して蛍光燈に圧 接させることができる。
【0052】 本考案はまた、各清掃部を、少なくとも内面が円弧溝状をなす硬質の外殻と、 軟質素材で形成され外殻の円面に配置されて蛍光燈の外周に対向する清掃部本体 とで構成するようにしているので、各清掃部の軸線方向と蛍光燈の軸線方向とが 多少ずれていても、清掃部本体のほぼ全面を、無理なく蛍光燈に圧接させること ができ、蛍光燈を損傷させることなく充分な清掃結果を得ることができる。
【0053】 本考案はまた、清掃部本体自体により、蛍光燈の外周に直接密接する清掃体を 構成するようにしているので、各清掃部のみで蛍光燈を清掃することができ、作 業を容易なものとすることができる。
【0054】 本考案はまた、固定清掃部および両可動清掃部の内面に、蛍光燈の外面に密接 する清掃用シートを配置し、清掃用シートの両端部を、両可動清掃部の上端間か ら外部に引出して各可動清掃部とばね部材との間で挾持固定するようにしている ので、清掃用シートを用いて清掃を行なう場合であっても、清掃用シートがずれ てしまうといった不具合がない。
【0055】 本考案はさらに、両可動清掃部の上端部間の少なくとも長手方向一端部に、外 端に向かって間隙幅が拡大する蛍光燈案内部を設けるようにしているので、両可 動清掃部上端間の間隙が狭い場合はもとより、両可動清掃部上端が、相互にほぼ 密接している場合であっても、清掃具を蛍光燈に極めて容易に装着することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態に係る蛍光燈用清掃
装置を示す構成図である。
【図2】両可動清掃部が閉じた状態を示す図1相当図で
ある。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】清掃具を蛍光燈に装着する際の状態を示す説明
図である。
【図6】本考案の第2の実施の形態を示す図2相当図で
ある。
【図7】本考案の第3の実施の形態を示す図2相当図で
ある。
【図8】本考案の第4の実施の形態を示す図2相当図で
ある。
【符号の説明】
1 清掃装置 2 操作杆 3 清掃具 4 取付けパイプ 5 固定清掃部 5a,6a 外殻 5b,6b 清掃部本体 7 ヒンジ 8 蛍光燈案内部 9 ばね部材 9a 底板部 9b アーム部 10 清掃用シート 20 切欠き 30 突部 L 蛍光燈 G 間隙 F 支点部 A 作用点部

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作杆と、操作杆の先端部に取付けられ
    蛍光燈の外周部に着脱可能に装着される清掃具とを備
    え、前記清掃具は、操作杆側に固定されて蛍光燈の下面
    を清掃する固定清掃部と;固定清掃部の周方向両端部に
    開閉可能にそれぞれ連結され、蛍光燈の両側面を清掃す
    る一対の可動清掃部と;基端が操作杆側に固定されると
    ともに、先端が前記各可動清掃部の外面に圧接され、両
    可動清掃部を閉じ方向に付勢するばね部材と;を具備す
    ることを特徴とする蛍光燈用清掃装置。
  2. 【請求項2】 両可動清掃部の上端部間には、蛍光燈嵌
    入用の間隙が形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の蛍光燈用清掃装置。
  3. 【請求項3】 両可動清掃部は、その上端部がほぼ密接
    し、かつこの密接部の上面側には、上方に向かって間隙
    幅が拡大する蛍光燈嵌入用の切欠きが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の蛍光燈用清掃装置。
  4. 【請求項4】 両可動清掃部は、その上端部がほぼ密接
    し、かつこの密接部におけるいずれか一方の可動清掃部
    には、いずれか他方の可動清掃部よりも上方に突出する
    蛍光燈嵌入用の突部が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の蛍光燈用清掃装置。
  5. 【請求項5】 ばね部材は、支点と作用点との間に長い
    寸法が設けられ、少ない弾性変形量で各可動清掃部を付
    勢可能となっていることを特徴とする請求項1,2,3
    または4記載の蛍光燈用清掃装置。
  6. 【請求項6】 各清掃部は、少なくとも内面が円弧溝状
    をなす硬質の外殻と、軟質素材で形成され外殻の円面に
    配置されて蛍光燈の外周に対向する清掃部本体とを備え
    ていることを特徴とする請求項1,2,3,4または5
    記載の蛍光燈用清掃装置。
  7. 【請求項7】 清掃部本体は、蛍光燈の外周に直接密接
    して清掃体を構成していることを特徴とする請求項1,
    2,3,4,5または6記載の蛍光燈用清掃装置。
  8. 【請求項8】 固定清掃部および両可動清掃部の内面に
    は、蛍光燈の外面に密接する清掃用シートが配置され、
    清掃用シートの両端部は、両可動清掃部の上端間から外
    部に引出されて各可動清掃部とばね部材との間で挾持固
    定されることを特徴とする請求項1,2,3,4,5ま
    たは6記載の蛍光燈用清掃装置。
  9. 【請求項9】 両可動清掃部の上端部間には、その少な
    くとも長手方向一端部に、外端に向かって間隙幅が拡大
    する蛍光燈案内部が設けられていることを特徴とする請
    求項1,2,3,4,5,6,7または8記載の蛍光燈
    用清掃装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004219357A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Ishikawajima Plant Construction Co Ltd ベント管除染装置

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