JP3060212B2 - 湿潤供給原料を乾燥及び粉砕する方法及びロールミル - Google Patents

湿潤供給原料を乾燥及び粉砕する方法及びロールミル

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JP3060212B2 JP9314763A JP31476397A JP3060212B2 JP 3060212 B2 JP3060212 B2 JP 3060212B2 JP 9314763 A JP9314763 A JP 9314763A JP 31476397 A JP31476397 A JP 31476397A JP 3060212 B2 JP3060212 B2 JP 3060212B2
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    • B02C2015/002—Disintegrating by milling members in the form of rollers or balls co-operating with rings or discs combined with a classifier

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿潤供給原料、特
に湿潤セメント原料を乾燥及び粉砕するための、請求項
１の前提部分に記載された方法及び請求項７の前提部分
に記載されたロールミルに関する。
【０００２】
【従来の技術】上述した類の方法及びロールミルとして
多数の異なる形態のものが知られており、例えば、Ｗ．
Ｈ．Ｄｕｄａによる「ＣＥＭＥＮＴ−ＤＡＴＡ−ＢＯＯ
Ｋ」第１巻（第３版、１９８５年）の、例えば２３５〜
２４１頁に記載されている。このような乾燥及び粉砕に
用いられるロールミルは、実質的に垂直な軸を有するミ
ルハウジングを備えて構成されている。このミルハウジ
ング内には、原料粉砕のためにミル部（粉砕部）が下部
に配置され、空気式分級機（エアセパレータ）が上部に
配置されている。ミル部は、駆動可能及び回転可能な粉
砕台と、その上で回転する複数の粉砕ロールとを備えて
いる。湿潤生供給原料は、略中央にある粉砕台に搬送さ
れ、粉砕台の上部粉砕面と粉砕ロールとの間で粉砕され
る。粉砕されたミル供給原料の少なくとも一部は、ミル
部に送り込まれた熱ガスの上昇気流によって分級機に搬
送されると共に、それによって乾燥される。十分に粉砕
された微粒原料は、空気式分級機から熱ガス流と共に吐
出される。一方、まだ十分に粉砕されていない粗粒原
料、いわゆるテーリングは更に粉砕するために粉砕台に
戻される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】公知の方法及びロール
ミルの実際の使用においては、湿潤供給原料、即ち、生
供給原料の搬送に伴って常に種々の問題が生じる。とり
わけ、搬送装置の領域に、生供給原料による不要な堆積
物ができてしまうことが問題になる。
【０００４】本発明の目的は、比較的単純な手段によ
り、比較的湿潤な生供給原料を用いる場合でも、ミル部
の粉砕台への生原料の搬送が確実に行なわれることを常
に保証できるように、請求項１の前提部分に記載された
方法と、請求項３の前提部分に記載された装置とを改良
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、一方では（方法に関しては）請求項１の特徴部分
により、他方では（装置に関しては）請求項３の特徴部
分により達成される。
【０００６】本発明による方法においては、湿潤供給原
料の予備乾燥が、生原料導入路において行なわれ、一方
では、制御可能な量の熱ガスが生原料導入路に導入さ
れ、他方では、空気式分級機から到来し、粉砕台に戻さ
れるテーリングが、まず、生原料搬送装置内で生供給原
料と混合され、この生供給原料と分級機からのテーリン
グとの予備乾燥済み混合物が粉砕台に搬送される。即
ち、この手順により、生原料導入路に搬送された湿潤供
給原料は、十分な量の熱ガスの助けによって第１次乾燥
を施される。このことは、一方では、生供給原料上に送
り込まれた熱ガスの直接的な作用により、他方では、熱
ガスの流通によって生原料導入路の壁が加熱されること
により達成される。このことにより、生供給原料の予備
乾燥が非常に効果的に行なわれる。空気式分級機から到
来し、粉砕台に戻されるテーリングを生原料導入路の適
切な箇所でこの生供給原料に混合する場合、これらのテ
ーリングが、ミル部から空気式分級機に搬送される間
に、また、空気式分級機内でも、既に徹底的に乾燥（乾
燥及び粉砕）されているという事実は、これらの比較的
乾燥したテーリングとの混合により、生供給原料と分級
機からのテーリングとの混合物の混合水分含有量を更に
低くできることを意味する。これらの組み合わせ予備乾
燥度は、一方では、比較的高い水分含有量（例えば１５
％強）をもつ供給原料をロールミルに搬送するためのほ
ぼ理想的な前提条件であり、他方では、生供給原料導入
路の領域に原料の堆積物ができるのを、可能な限りある
いは完全に避け得ることを高い信頼性をもって保証し、
生原料を極めて確実に粉砕台に搬送することができる。
【０００７】多くの場合、空気式分級機から到来するテ
ーリングの一部のみを生原料導入路に導入すれば十分で
あろうが、本発明によれば、空気式分級機から到来する
テーリングのすべてを生原料導入路に導入することが概
して好ましい。このことは、混合水分含有量の低下に関
して、更に、構造（搬送エレメントの単純化）に関して
も利点をもたらす。
【０００８】本発明においては、テーリングを、空気式
分級機から生原料導入路に自由流動状態で搬送し、ミル
ハウジングの外側で生供給原料と連続的に混合すること
が好ましいと考えられる。このことは、生供給原料及び
分級機からのテーリングのための比較的長い混合経路を
形成することになる。
【０００９】本発明による方法の更に好ましい実施の形
態では、生供給原料及び分級機から到来するテーリング
は、自由流動状態で、生原料導入路を通過して運ばれ
る。
【００１０】このようにして、生原料導入路は構造上の
条件を比較的簡単なものとすることができる。即ち、駆
動すべき装置部分を回避することができる。
【００１１】本発明により構成されたロールミルにおい
ては、生原料搬送装置は、同時に、粉砕台よりも前の領
域における予備乾燥装置として構成される。この生原料
搬送装置は、一方では、少なくとも量を制御可能な熱ガ
スを導入するための第２の熱ガスダクトに、他方では、
空気式分級機のテーリング排出口から直接出ているテー
リング搬送ダクトに連結されている。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
を詳細に説明する。図１は本発明によるロールミルの好
ましい実施の形態の概略縦断面図である。
【００１３】一般に、ロールミルの基本的な構造は当業
者にはよく知られているため、本発明の説明に必要な装
置部分のみを示せば十分であろう。
【００１４】本発明によるロールミルは、湿潤供給原
料、特に湿潤セメントの原料に対して、また略同様にし
て、例えば粗粒炭等の他の湿潤供給原料に対して、乾燥
及び粉砕を行なうものとして構成されている。尚、図中
において参照符号１３を付されている矢印は、湿潤供給
原料（生供給原料）及びその流れる方向を示している。
【００１５】このロールミルは、垂直軸（ミル軸）１を
有し、外側ミルハウジング２を備えている。ミルハウジ
ング２内には、ミル部３が下部に配置され、空気式分級
機４がミル部３の上方の領域に配置されている。好まし
くは、更に、中間連結部分５が、ミル部３と空気式分級
機４との間に設けられ配置される。従って、ミル部３
と、中間部５と、空気式分級機４は、ミル軸１に関して
同軸上に上下に次々に配置されている。
【００１６】ミル部３は、それ自体知られているよう
に、適切な駆動装置６によって回転駆動され、上面粉砕
軌道７ａを有する粉砕台７を備えている。この粉砕軌道
７ａ上には、粉砕ロール８が、静止且つ回転可能に保持
されている。
【００１７】空気式分級機４は、適宜いかなる形態に
も、即ち、いわゆる動的分級機（内蔵ロータを備えた）
として、或いは、図に示すように、静的空気式分級機と
しても構成することができる。この空気式分級機４は、
粗粒原料やテーリングのための収集ホッパ９を備え、そ
の下端にはテーリング排出口９ａが設けられ、更に、微
粒原料が充満した熱ガスを吐出するための上部吐出接続
部１０が設けられている。自重弁１１が、通常の方法で
テーリング排出口９ａに配置されると良い。
【００１８】更に、このロールミルは、生原料搬送装置
１２を備えている。本実施形態では生原料搬送装置１２
として生原料導入路を用いている。この生原料搬送装置
１２は、矢印１３で示すように、粉砕台７の分配コーン
７ｂが設けられた中央部上に、湿潤生供給原料を搬送す
るためのものである。
【００１９】ミル部３の下端には、概ね粉砕台７の下で
あって粉砕台７の周りの領域に、熱ガス搬送ハウジング
１４が設けられている。この熱ガス搬送ハウジング１４
には、適切な熱ガス発生源からの熱ガスダクト１５が接
続されている。図中に、熱ガスは破線の矢印で、原料は
実線の矢印で示すように、粉砕台７の外側リム７ｃから
押し出された粉砕済みのミル供給原料は、熱ガスダクト
１５を通って送り込まれた上昇熱ガス流によって空気式
分級機４内に搬送される。この空気式分級機４では、粉
砕済みの供給原料が微粒原料とテーリングとに分離さ
れ、ミル供給原料は熱ガスにより乾燥される。微粒原料
は、流出する熱ガス流と共に吐出接続部１０を介してロ
ールミルから吐出される。一方、空気式分級機４のテー
リング排出口９ａから送り出されたテーリングは、粉砕
台７に戻されることになる。しかしながら、テーリング
の粉砕台７への戻しは、本発明によるロールミルの場合
には直接行なわれるのではなく、空気式分級機４で分離
されたテーリングは、まず第一に、テーリング排出口９
ａからテーリング搬送ダクト１６を通って生原料搬送装
置１２に導入される。ここで、テーリングは生供給原料
と混合され、次に、供給原料とテーリングは共に粉砕台
７に搬送される。
【００２０】この生原料搬送装置１２に少なくとも制御
可能な量の熱ガスを導入するために、テーリング搬送ダ
クト１６とは別に、第２の熱ガスダクト１７が生原料搬
送装置１２に接続されている。
【００２１】生原料搬送装置１２とテーリング搬送ダク
ト１６の両方とも、水平面に対して傾斜した略シュート
状の構造をもつことが、構造上特に好ましいと考えられ
る。このような構造であれば、生原料搬送装置１２内及
びテーリングダクト１６内で、その中に搬送された原料
が自由に流出即ち下方に滑り落ちることが保証できる。
【００２２】生原料搬送装置１２のテーリング搬送ダク
ト１６との連結部１６ａは、原料の流れの方向（矢印１
３）で見ると、第２の熱ガスダクト１７との連結部１７
ａの下流に設けられている。この第２の熱ガスダクト１
７の連結部１７ａは、生原料搬送装置１２の生原料導入
路入口１２ａに設けることが好ましい。
【００２３】とりわけ、一方では、第２の熱ガスダクト
１７に連結され、他方では、テーリング搬送ダクト１６
に連結されていることから、生原料搬送装置１２は、同
時に、粉砕台７より上流の領域にあっては湿潤供給原料
（矢印１３）のための予備乾燥装置として構成されてい
る。
【００２４】第２の熱ガスダクト１７及びテーリング搬
送ダクト１６は、適宜いかなる箇所においても、即ち、
ミルハウジング２の内側であっても外側であっても、生
原料搬送装置１２に連結することができる。但し、一般
的には、これらの２つのダクト１６及び１７をミルハウ
ジング２の外側で生原料搬送装置１２に連結することが
好ましい。
【００２５】第２の熱ガスダクト１７は、適切な熱ガス
或いは熱空気発生源、例えば別体の熱ガス発生器やキル
ン出口ガスダクトから（例えば、セメントなどの製造用
燃焼プラントから）引き出すことができる。このこと
は、ミル部３に直接通じる第１の熱ガスダクト１５にも
当てはまる。本実施形態においては、第２の熱ガスダク
ト１７は、第１の熱ガスダクト１５から分岐しているこ
とになっている。
【００２６】熱ガス送風機１８を第２の熱ガスダクト１
７に組み合わせて用いることが特に好ましい。この送風
機１８は、第２の熱ガスダクト１７のどこか適切な箇所
に取り付けられ、少なくとも生原料搬送装置１２に導入
される熱ガスの量に関して制御可能である。しかしなが
ら、生原料搬送装置１２の生原料導入路入口１２ａの領
域に導入される熱ガスの圧力を制御するために、その他
の好ましい手段を設けることもできる。この目的のた
め、生原料導入路入口１２ａの部分に、ガス圧力計１９
が設けられている。この圧力計１９は、好ましくは、そ
の内部に広がる空気やガスの圧力を継続的に測定し、制
御装置２０に測定信号を与える。この制御装置２０も、
制御目的で、熱ガス送風機１８或いはその駆動モータ１
８ａに連結されている。これらの制御連結部は、送風機
１８及び第２の熱ガスダクト１７によって生原料搬送装
置１２に導入された熱ガスが、その量と圧力の両方につ
いて制御可能なように構成されている。そこで、生原料
導入路入口１２ａにおいて又はその領域において略ゼロ
圧力を設定することができる。これらの手段により、不
要な冷たい空気即ち侵入空気が、生原料搬送装置１２に
入り込んだり、この生原料搬送装置１２を通過してロー
ルミルの内部に入り込み、所望の乾燥効果を減じること
が確実に防止される。
【００２７】
【発明の効果】本発明では、少なくとも制御可能な量の
熱ガスを生原料搬送装置に導入し、更に空気式分級機か
ら到来する乾燥したテーリングを、生原料搬送装置内で
湿潤供給原料と混合するようにしたので、生原料搬送装
置内で湿潤供給原料による堆積物が生じることを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるロールミルの好ましい実施の形態
の概略縦断面図である。
【符号の説明】
１ 垂直軸（ミル軸） ２ ミルハウジング ３ ミル部 ４ 空気式分級機 ５ 中間連結部 ６ 駆動装置 ７ 粉砕台 ７ａ 上面粉砕軌道 ７ｂ 分配コーン ７ｃ 外側リム ８ 粉砕ロール ９ 収集ホッパ ９ａ テーリング排出口 １０ 上部吐出接続部 １１ 自重弁 １２ 生原料搬送装置（生原料導入路） １２ａ 生原料導入路入口 １３ 湿潤供給原料（生供給原料） １４ 熱ガス搬送ハウジング １５ 熱ガスダクト １６ テーリング搬送ダクト １６ａ 連結部 １７ 第２のガスダクト １７ａ 連結部 １８ 熱ガス送風機 １８ａ 駆動モータ １９ ガス圧力計 ２０ 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B02C 15/00 - 15/16 B02C 19/00 - 25/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 回転可能な粉砕台（７）及び粉砕ロール
    （８）を備えた下部ミル部（３）と、該ミル部（３）の
    上方に設けられた空気式分級機（４）とをミルハウジン
    グ（２）内に備えた縦型のロールミルにおいて、湿潤供
    給原料（１３）、特に湿潤セメント原料を乾燥及び粉砕
    する方法であって、 ａ）上記湿潤供給原料（１３）は、生原料導入路（１
    ２）を通って上記粉砕台（７）に搬送されてそこで粉砕
    され、 ｂ）粉砕された原料の少なくとも一部が、熱ガスの上昇
    気流によって上記空気式分級機（４）に送り込まれると
    共に乾燥され、粉砕された原料は微細原料と粗粒原料と
    に分離され、微粒原料はガス流と共に吐出され、粗粒原
    料はテーリングとして上記粉砕台（７）に戻されるよう
    にした湿潤供給原料を乾燥及び粉砕する方法において、 ｃ）到来する生原料中に制御可能な量の熱ガスを先ず導
    入して上記生原料導入路（１２）の領域で湿潤供給原料
    を予備乾燥を行い、その後、上記空気式分級機（４）か
    ら到来する上記テーリングを上記生原料導入路（１２）
    内で上記湿潤供給原料（１３）に混合し、上記生原料導
    入路（１２）中へのへ熱ガスとテーリングの導入が上記
    ミルハウジング（２）の外側で継続的に行なわれ、 ｄ）実質的にゼロの圧力が上記生原料導入路（１２）の
    生原料導入路入口（１２ａ）の領域に設定されるよう
    に、上記熱ガスを制御可能な圧力で上記生原料導入路
    （１２）に導入し、 ｅ）上記テーリングは、自由流動状態で、上記空気式分
    級機（４）から上記生原料導入路（１２）に搬送され、
    上記湿潤供給原料（１３）は、混合された上記テーリン
    グと共に、自由流動状態で、上記生原料導入路（１２）
    を通って上記粉砕台（７）に供給されることを特徴とす
    る湿潤供給原料を乾燥及び粉砕する方法。
  2. 【請求項２】 上記空気式分級機（４）から到来する上
    記テーリングは、その全てが上記生原料導入路（１２）
    に導入されることを特徴とする請求項１に記載の湿潤供
    給原料を乾燥及び粉砕する方法。
  3. 【請求項３】 湿潤供給原料（１３）、特に湿潤セメン
    ト原料の乾燥及び粉砕用の縦型のロールミルであって、 ａ）回転可能な粉砕台（７）及びその上で転がる粉砕ロ
    ール（８）を備えた下部ミル部（３）と、該ミル部
    （３）の上方に設けられ、微粒原料吐出部及びテーリン
    グ排出口（９ａ）を備えた空気式分級機（４）とを内部
    に備えたミルハウジング（２）と、 ｂ）上記粉砕台（７）に上記湿潤供給原料（１３）を搬
    送するための生原料搬送装置（１２）とを備え、 ｃ）粉砕された原料は、熱ガスダクト（１５）を通って
    送り込まれた熱ガスの上昇気流によって上記空気式分級
    機（４）内に搬送され、微粒原料とテーリングとに分離
    され、上記テーリングは上記テーリング排出口（９ａ）
    から上記粉砕台（７）に戻すことができるようにしたロ
    ールミルにおいて、 ｄ）上記生原料搬送装置（１２）は、上記粉砕台（７）
    より上流の領域にあっては同時に予備乾燥装置として構
    成され、上記生原料搬送装置（１２）は、一方では、少
    なくとも量について制御可能な熱ガスを導入するための
    第２の熱ガスダクト（１７）に連結され、他方では、上
    記空気式分級機（４）の上記テーリング排出口（９ａ）
    から直接出ているテーリング搬送ダクト（１６）に連結
    され、上記第２の熱ガスダクト（１７）と上記テーリン
    グ搬送ダクト（１６）は、上記ミルハウジング（２）の
    外側で上記生原料搬送装置（１２）に連結され、 ｅ）上記生原料搬送装置（１２）と上記テーリング搬送
    ダクト（１６）との連結部（１６ａ）は、上記湿潤供給
    原料（１３）の流れの方向で見た場合、上記第２の熱ガ
    スダクト（１７）との連結部（１７ａ）の下流側に設け
    られ、上記生原料搬送装置（１２）と上記テーリング搬
    送ダクト（１６）の両方とも、原料を自由に流出させる
    ような傾斜をもつ略シュート状構造を有し、 ｆ）上記第２の熱ガスダクト（１７）を、上記生原料導
    入路（１２）の生原料導入路入口（１２ａ）の領域にお
    いて上記生原料搬送装置（１２）に連結し、ガス圧力計
    （１９）を、上記生原料導入路入口（１２ａ）の領域に
    設け、上記生原料導入路入口（１２ａ）においてゼロ圧
    力を設定するために、上記生原料搬送装置（１２）に導
    入された上記熱ガスの量及び圧力を制御できるように、
    制御装置（２０）を、上記ガス圧力計（１９）及び上記
    熱ガス送風機（１８）に制御可能 に連結した ことを特徴
    とするロールミル。
  4. 【請求項４】 上記第２の熱ガスダクトに熱ガス送風機
    (１８)が装備され、上記制御装置（２０）が上記熱ガス
    送風機（１８）又はそれの駆動モータ（１８ａ）に接続
    され、上記生原料搬送装置（１２）の生原料導入路入口
    （１２ａ）に導入される熱ガスの量と圧力を制御するこ
    とを特徴とする請求項３に記載のロールミル。
  5. 【請求項５】 上記下部ミル部（３）と上記空気式分級
    機との間に上記ミルハウジング（２）の接続用中間部
    （５）が同軸的に配置されていることを特徴とする請求
    項３に記載のロールミル。
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