JP3059768B2 - 自動二輪車の燃料供給装置 - Google Patents

自動二輪車の燃料供給装置

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JP3059768B2
JP3059768B2 JP3022594A JP2259491A JP3059768B2 JP 3059768 B2 JP3059768 B2 JP 3059768B2 JP 3022594 A JP3022594 A JP 3022594A JP 2259491 A JP2259491 A JP 2259491A JP 3059768 B2 JP3059768 B2 JP 3059768B2
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範久 望月
利男 木下
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料噴射式エンジンの
上方に燃料タンクを有する自動二輪車に適用される燃料
供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射式エンジンを有する自動二輪車
において、燃料ポンプをクランク軸により機械的に駆動
することが考えられている。この場合エンジンの低速運
転時には燃料ポンプが吐出する燃料の脈動周期が大きく
なり、この燃料圧の変動により燃料噴射量の変動が大き
くなるという問題が生じ得る。
【0003】
【発明の目的】従って本発明は、燃料ポンプをクランク
軸で機械的に駆動する場合にインジェクタに供給される
燃料の脈動を十分に抑制して燃料噴射量の変動を小さく
するようにした自動二輪車の燃料供給装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、燃料噴射式
エンジンの上方に配設した燃料タンクと、前記エンジン
のクランクケースに設けられ前記エンジンのクランク軸
により機械的に駆動される燃料ポンプとを備えた自動二
輪車において、前記燃料ポンプからインジェクタに燃料
を導く燃料パイプを側面略逆U字状に形成し、この燃料
パイプに燃料フィルタを介在させ、前記燃料フィルタを
前記燃料タンクの内底板付近に配設したことを特徴とす
る自動二輪車の燃料供給装置により達成される。
【0005】
【実施例】図1は本発明の一実施例である自動二輪車の
側面図、図2はその要部拡大図、図3は空気および燃料
の系統図、図4は図2におけるIV−IV線断面図である。
【0006】図1、2において符号10は車体フレーム
であり、ヘッドパイプ12と、ダウンチューブ14と、
メインチューブ16と、これらダウンチューブ14下端
から下方へ延びる左右一対のロアチューブ18(一方の
み図示)と、メインチューブ16の後端とこのロアチュ
ーブ18の後端とをつなぐ左右一対のシートピラーチュ
ーブ19と、左右一対のシートレール20、バックステ
ー22等を有する。ダウンチューブ14とメインチュー
ブ16とは一本の補強チューブ24で連結されている。
【0007】26はヘッドパイプ12に保持された前フ
ォーク、28は操向前輪、30は操向ハンドルバーであ
る。32は駆動後輪、34はこの後輪32を上下動自在
に保持するリヤアームであり、このリヤアーム34には
不図示の1本のクッションユニットにより下方への復帰
習性が付与されている。
【0008】36は液冷式単気筒2サイクルエンジンで
あり、空気と燃料とを燃焼室内へ噴射するものである。
このエンジン36はそのクランクケース38がロアチュ
ーブ18およびシートピラーチューブ19に固定され、
シリンダ40の上部がステー42を介してメインチュー
ブ16に固定されている。このエンジン36の出力はチ
ェーン44によって後輪32に伝えられる。
【0009】46は排気管であり、シリンダ40の前面
から左右のロアチューブ18間を通り、エンジン36の
右側上方を通って後方にのびている。48は左右一対の
縦長のラジエタ、50は燃料タンク、52は跨座式運転
シートである。
【0010】54はエアクリーナであり、シートレール
20とバックステー22とシートピラーチューブ19と
で囲まれる側面視三角形の空間に配設されている。吸気
はこのエアクリーナ54から吸気管56によってエンジ
ン36のクランクケース38に導かれ、リード弁58を
介してクランク室に吸入される。この吸気はピストン6
0の下降によりクランク室で予圧された後、掃気通路6
1(図3)を通って燃焼室へ送られる。
【0011】図2で62は点火栓、64はインジェクタ
である。このインジェクタ64は空気と燃料とを混合し
てピストンの掃気行程終期から圧縮行程にかけて燃焼室
内へ噴射する。
【0012】次にこの空気および燃料の噴射系統を説明
する。エンジン36のクランク軸62(図3)の回転
は、歯付きベルト66とワンウェイクラッチ68、70
を介してプランジャ式空気ポンプ72とギヤ式あるいは
トロコイド式燃料ポンプ74とに伝えられる。空気ポン
プ72は液冷式のものであり、そのシリンダボデーには
冷却液の通路が形成されている。この空気ポンプ72は
エアフィルタ76から外気を吸入してインジェクタ64
に圧送する。燃料ポンプ74は燃料タンク50の燃料を
フィルタ78を介して吸入し、さらに他の燃料フィルタ
80を介してインジェクタ64に圧送する。82は燃料
の脈動を吸収するためのパルセーションダンパである。
【0013】ここに燃料ポンプ74はクランクケース3
8に取付けられ、この燃料ポンプ74からインジェクタ
64に至る燃料パイプ83は、図2に示すように側面視
略逆U字状に折曲されてその長さが十分に長くされ、こ
の燃料パイプ83の途中に介在する燃料フィルタ80は
燃料タンク50の内部に収容され燃料タンク50の内底
板50aに取付けられている。なお燃料パイプ83は全
体または一部がゴムチューブで作られている。
【0014】前記両ポンプ72、74からそれぞれ圧送
された空気と燃料はインジェクタ64で混合されて燃焼
室内に噴射される。ここにインジェクタ64に供給され
た空気圧と燃料圧とは差圧レギュレータ84に導かれ、
ここで両者の差圧が一定になるように制御される。また
ここで一定圧に制御された燃料は吸気管56に設けた吸
気用インジェクタ86に圧送される。このインジェクタ
86を循環した燃料は燃料圧レギュレータ88を通って
燃料タンク50に戻される。なお2つのインジェクタ6
4および86は電磁式のものであり、制御回路(図示せ
ず)によって電気的に開閉される。
【0015】図3において90はスタータモータであ
り、エンジン36の始動時にクランク軸62を回転する
のに先行してワンウェイクラッチ68、70を介して両
ポンプ72、74を駆動する。92はクランク軸62の
他端に設けたマグネト発電機である。また94はスロッ
トル弁である。
【0016】従ってエンジンの冷間始動時には、インジ
ェクタ86が開いて吸気に燃料が混合されて吸入される
と共に、インジェクタ64がピストン60の掃気行程後
期に開いて燃焼室内に空気と燃料との混合気を噴射す
る。エンジン暖機後はインジェクタ86が閉じてインジ
ェクタ64のみから燃料と空気との混合気が噴射され
る。
【0017】次に冷却系を説明する。クランクケース3
8の左側面にはクランク軸62により駆動される水ポン
プ96(図2)が配設されている。ラジエタ48で冷却
されたエンジン冷却液は、ラジエタ48の下部からこの
水ポンプ96に入り、エンジン36の各部に送られる。
そしてシリンダ40の上部からサーモスタット98を通
ってラジエタ48の上部へ戻されて循環する。
【0018】またこのシリンダ40を出た冷却液の一部
は、パイプ100によって空気ポンプ72に導かれ、こ
の空気ポンプ72を冷却した後パイプ102によってラ
ジエタ48の上部へ戻される。
【0019】この実施例によれば、燃料ポンプ74から
吐出される燃料は十分に長い燃料パイプ83を通るので
その脈動は吸収される。特に燃料フィルタ80は燃料タ
ンク50内に取付けたのでフィルタ80を大型化でき、
燃料の脈動吸収効果は一層大きくなる。また燃料パイプ
83はその少なくとも一部がゴムチューブで作られてい
るから、このパイプ83自身の弾性を利用してさらに一
層燃料の脈動を小さくできる。このためインジェクタ6
4は燃料の脈動の影響を殆ど受けることなく常に高精度
にその噴射量を制御することができる。
【0020】図5は他の実施例を示す図4に相当する位
置での断面図である。この実施例は燃料パイプ83に介
在する燃料フィルタ80Aを燃料タンク50Aの内底板
50bとメインチューブ16との間に収容し、このメイ
ンチューブ16にブラケットによって取付けたものであ
る。この実施例によっても前記図1〜4に示した実施例
と同様な効果が得られる。
【0021】なお以上の実施例はクランク室予圧式2サ
イクルエンジンに適用したものであるが、本発明は4サ
イクルエンジンに適用したものを含む。また前記実施例
は燃料と空気とをインジェクタから燃焼室に噴射する
が、本発明はこれらを吸気中に噴射するものや、燃料だ
けを燃焼室あるいは吸気中に噴射するものであってもよ
い。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように、エンジンにより
駆動される燃料ポンプから吐出される燃料を、側面に略
逆U字状の燃料パイプによってインジェクタに供給し、
この燃料パイプの途中に介在する燃料フィルタを燃料タ
ンクの内底板付近に位置させたものであるから、燃料ポ
ンプからインジェクタに至る燃料通路が長くなり、燃料
の脈動が十分に吸収される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動二輪車の側面図
【図2】図1における要部拡大図
【図3】空気および燃料の系統図
【図4】図2におけるIV−IV線断面図
【図5】他の実施例におけるIV−IV線相当位置の断面図
【符号の説明】
36 エンジン 38 クランクケース 50、50A 燃料タンク 50a、50b 内底板 62 クランク軸 64 インジェクタ 80、80A 燃料フィルタ 83 燃料パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 37/00 F02M 37/00 321 F02M 37/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料噴射式エンジンの上方に配設した燃
    料タンクと、前記エンジンのクランクケースに設けられ
    前記エンジンのクランク軸により機械的に駆動される燃
    料ポンプとを備えた自動二輪車において、前記燃料ポン
    プからインジェクタに燃料を導く燃料パイプを側面略逆
    U字状に形成し、この燃料パイプに燃料フィルタを介在
    させ、前記燃料フィルタを前記燃料タンクの内底板付近
    に配設したことを特徴とする自動二輪車の燃料供給装
    置。
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