JP2001123833A - 強制空冷式筒内噴射エンジン - Google Patents

強制空冷式筒内噴射エンジン

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JP2001123833A
JP2001123833A JP30436099A JP30436099A JP2001123833A JP 2001123833 A JP2001123833 A JP 2001123833A JP 30436099 A JP30436099 A JP 30436099A JP 30436099 A JP30436099 A JP 30436099A JP 2001123833 A JP2001123833 A JP 2001123833A
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air
fuel
cooled
cylinder
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Takeshi Motoyama
雄 本山
Shinji Sasamoto
真司 笹本
Hidehiro Nishimura
英浩 西村
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インジェクタを強制冷却してその安定した作
動を確保するとともに、該インジェクタの作動音を低く
抑えて低騒音を実現することができる強制空冷式筒内噴
射エンジンを提供すること。 【構成】 シリンダ22の壁にインジェクタ24を取り
付け、該インジェクタ24から燃料をシリンダ22内に
直接噴射するとともに、全体がエアシュラウド37によ
って覆われ、該エアシュラウド37内に導入される冷却
風によって強制冷却される強制空冷式筒内噴射エンジン
20において、前記インジェクタ37を前記エアシュラ
ウド37で覆う。本発明によれば、エアシュラウド37
内に導入される冷却風によってインジェクタ24が強制
冷却されてその温度上昇が抑えられるため、該インジェ
クタ24の安定した作動が可能となる。又、インジェク
タ24の作動音の外部への漏れがエアシュラウド37に
よって遮断され、該インジェクタ24の作動音が低く抑
えられて低騒音が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダ壁に取り
付けられたインジェクタから燃料をシリンダ内に直接噴
射するとともに、全体を覆うエアシュラウド内に導入さ
れる冷却風によって強制冷却される強制空冷式2サイク
ル筒内噴射エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】斯かる筒内噴射エンジンを2サイクルエ
ンジンに適用する提案が種々なされている(例えば、特
開平6−58224号、特公平7−37765号、特開
平8−312351号、特開平10−115233号公
報参照)が、この種の2サイクルエンジンでは燃料の吹
き抜けが生じないタイミングでインジェクタからシリン
ダ内に燃料を直接噴射することによって燃費や排ガス特
性の改善を図ることができる。
【0003】又、インジェクタをシリンダ壁に取り付け
ることによって、高温・高圧の排ガスがシリンダ内に存
在する期間はピストンによってインジェクタをカバーし
て該インジェクタへの熱害(特に燃料噴射孔の閉塞)を
防ぐこともできる。
【0004】更に、燃焼ガスの逆流も生じないため、燃
料の噴射圧力を300〜600kPa程度の低い圧力に
抑えることができ、自動車において専ら採用されている
燃料噴射系の適用が可能となり、燃料噴射システムのコ
ストダウンを図ることができる。
【0005】ところで、自動二輪車等に搭載されるエン
ジンとして強制空冷式筒内噴射エンジンが提案される
が、斯かる強制空冷式筒内噴射エンジンはその全体がエ
アシュラウドによって覆われ、該エンジンによって回転
駆動される冷却ファンによってエアシュラウド内に導入
される冷却風によって強制冷却される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の強制
空冷式筒内噴射エンジンにおいては、高温のシリンダ壁
に直接取り付けられるために温度が上昇し易いインジェ
クタがエアシュラウドによって覆われておらず、該イン
ジェクタを冷却風によって強制冷却する構成が採用され
ていなかったため、インジェクタが高温となって燃料の
正確な噴射が不可能となり、エンジンに所望の性能を確
保することができない可能性があった。
【0007】又、インジェクタを覆うものがなく、該イ
ンジェクタはエアシュラウド外に露出していたため、そ
の作動音がそのまま伝播してエンジン騒音を大きくする
という問題もあった。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、インジェクタを強制冷却して
その安定した作動を確保するとともに、該インジェクタ
の作動音を低く抑えて低騒音を実現することができる強
制空冷式筒内噴射エンジンを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、シリンダ壁にインジェクタを取り付け、
該インジェクタから燃料をシリンダ内に直接噴射すると
ともに、全体がエアシュラウドによって覆われ、該エア
シュラウド内に導入される冷却風によって強制冷却され
る強制空冷式筒内噴射エンジンにおいて、前記インジェ
クタを前記エアシュラウドで覆ったことを特徴とする。
【0010】従って、本発明によれば、インジェクタを
エアシュラウドで覆ったため、エアシュラウド内に導入
される冷却風によってインジェクタが強制冷却されてそ
の温度上昇が抑えられ、該インジェクタの安定した作動
が可能となって、所望のエンジン性能が確保される。
【0011】又、インジェクタをエアシュラウドで覆っ
たため、該インジェクタの作動音の外部への漏れがエア
シュラウドによって遮断され、該インジェクタの作動音
が低く抑えられて低騒音が実現される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明に係る強制空冷式筒内噴射エ
ンジンを搭載したスクータ型自動二輪車の側面図、図2
は同スクータ型自動二輪車のエンジン部分の正面図、図
3は本発明に係る強制空冷式筒内噴射エンジンの燃料供
給系の構成を示す図である。
【0014】先ず、図1に示すスクータ型自動二輪車1
の概略構成を説明する。
【0015】図1に示すスクータ型自動二輪車1におい
て、2は車体前方上部に位置するヘッドパイプであり、
該ヘッドパイプ2内にはステアリング軸3が回動自在に
挿通している。そして、このステアリング軸3の上端に
は不図示のハンドルが取り付けられており、同ステアリ
ング軸3の下端部にはフロントフォーク4が取り付けら
れ、該フロントフォーク4の下端には前輪5が回転自在
に軸支されている。
【0016】又、前記ヘッドパイプ2からはダウンチュ
ーブ6が車体後方(図1の左方)に向かって斜め下方に
延出しており、該ダウンチューブ6の後端殻は左右一対
のシートレールフレーム7が後方に向かって斜め上方に
延出している。そして、これらの左右一対のシートレー
ルフレーム7に結着されたブラケット8にはユニットス
イング式エンジン10がリンク11を介して上下に揺動
自在に支持されており、該ユニットスイング式エンジン
10の後端部には駆動輪である後輪12が回転自在に軸
支され、該後輪12とユニットスイング式エンジン10
はリヤクッション13を介して車体側に懸架されてい
る。
【0017】更に、上記ユニッスイング式エンジン10
の上方にはシート14が配設され、エンジン10とシー
ト14の間にはヘルメット等を収納する収納ボックス6
0が配設され、シート14の後方には燃料タンク15が
配設されており、車体全体は樹脂製の車体カバー16に
よって覆われている。尚、車体カバー16のシート14
の下方には点検用窓16aが開口しており、この点検用
窓16aは開閉自在なリッド17によって覆われてい
る。
【0018】ところで、前記ユニットスイング式エンジ
ン10は、本発明に係る強制空冷式筒内噴射エンジン2
0、Vベルト式自動変速機21(図2参照)等を一体に
組み込んでユニットとして構成されている。
【0019】本発明に係る強制空冷式筒内噴射エンジン
20は2サイクルエンジンであって、これはほぼ水平を
成す前傾シリンダ22を備え、該シリンダ22の前部中
央には点火プラグ23が螺着され、同シリンダ22の上
部(つまり、シリンダ軸線に対して路面と反対側)の左
右一対の前記シートレールフレーム7の間にはインジェ
クタ24が所定角度傾斜して取り付けられている。この
ように、インジェクタ24をシリンダ22の上部に取り
付けたため、該インジェクタ24を飛石や路面からの水
滴反射から効果的に保護することができ、又、インジェ
クタ24を左右一対のシートレールフレーム7の間に配
したために該インジェクタ24を外力から有効に保護す
ることができる。
【0020】又、シリンダ22の下部からは排気管25
が下方に向かって導出しており、該排気管25は車体後
方に折り曲げられて車体後方へと延出し、その後端には
排気マフラー26が取り付けられている。
【0021】ところで、図3に示すように、筒内噴射エ
ンジン20の前記シリンダ22内にはピストン27が摺
動自在に嵌装されており、該ピストン27はコンロッド
28を介してクランク軸29に連結されている。ここ
で、クランク軸29は車幅方向(図2の左右方向)に配
され、クランクケース30を貫通して左右に突出してい
る。そして、図2に示すように、クランク軸29の一端
部(図2の左端部)には発電機31と冷却ファン32が
取り付けられ、これらの内側にはオイルポンプ33を駆
動するためのギヤ34が取り付けられている。又、クラ
ンク軸29の他端部(図2の右端部)には前記Vベルト
式自動変速機21を構成する駆動プーリ35が取り付け
られており、この駆動プーリ35と不図示の被動プーリ
との間には無端状のVベルト36が巻装されている。
【0022】而して、筒内噴射エンジン20の全体、つ
まり、シリンダ22、発電機31、冷却ファン32、ギ
ヤ34等は樹脂製のエアシュラウド37によって覆われ
ているが、本実施の形態では前記インジェクタ24もエ
アシュラウド37によって覆われている。尚、エアシュ
ラウド37の側端面には不図示のエア吸入口が開口して
おり、同エアシュラウド37の底面には不図示のエア吐
出口が開口している。
【0023】一方、図3に示すように、筒内噴射エンジ
ン20の前記クランクケース30には、その内部のクラ
ンク室38に開口する吸気通路39が形成されており、
この吸気通路39にはスロットルバルブ40が設けら
れ、吸気管39のスロットルバルブ40の近傍にはオイ
ルタンク41内の潤滑用オイルが前記オイルポンプ33
によって供給される。
【0024】ここで、本発明に係る強制空冷式筒内噴射
エンジン20の燃料供給系の構成を図3に基づいて説明
する。
【0025】内部に燃料(ガソリン)を収容する前記燃
料タンク15内にはフィルタ42、燃料ポンプ43、プ
レッシャレギュレータ44及びフィルタ45が収納さ
れ、これらは剛体パイプ(金属パイプ)46によって連
結されており、図1にも示すように、この剛体パイプ4
6は燃料タンク15の下方へ突出し、その端部には別の
剛体パイプ47が可撓性の弾性パイプ(ゴムパイプ)4
8によって接続されている。そして、剛体パイプ47に
は更に別の剛体パイプ49が弾性パイプ50によって接
続されており、該剛体パイプ49は前記インジェクタ2
4に取り付けられている。即ち、燃料配管の揺動部分が
弾性パイプ48,50によって構成されている。尚、前
記プレッシャレギュレータ44からはリターンパイプ5
1が導出している。又、燃料タンク15の上部に立設さ
れた燃料補給パイプ52の上端に開口する給油口は、エ
アベント内蔵の着脱可能なタンクキャップ53によって
塞がれている。
【0026】ところで、燃料タンク15内には燃料の残
量を検出するための残量センサ54が収納されており、
該残量センサ54からの検出信号は図1に示すように燃
料タンク15の後方に縦方向に配設されたECU(エン
ジンコントロールユニット)55に対して出力される。
そして、ECU55は残量センサ54からの検出信号に
基づいて燃料タンク15内の燃料の欠乏を検知すると、
燃料ポンプ43への通電を遮断して該燃料ポンプ43の
駆動を停止し、燃料が枯渇して燃料ポンプ43が空回り
してその摺動部分が摩耗するのを防ぐようにしている。
【0027】尚、ECU55は図1に鎖線にて示す位置
の何れに設置しても良い。具体的には、車体前方からヘ
ッドパイプ2の前又は後、ステップ部(ライダーの足
元)、シート14の内部、シート14の下方の収納ボッ
クス60の内部又は外周部、エンジン20の上方、燃料
タンク15の前又は後或は側方の何れにもECU55を
設置することができる。
【0028】而して、筒内噴射エンジン1が始動され、
燃料ポンプ43が駆動されると燃料タンク15内の燃料
はフィルタ42を通って燃料ポンプ43に吸引され、該
燃料ポンプ43によって昇圧された後、プレッシャレギ
ュレータ44によって所定圧に調圧され、フィルタ45
を通ってインジェクタ24に供給されるが、インンジェ
クタ24は前記ECU55によってその駆動が制御さ
れ、該インジェクタ24から燃料が所定のタイミングで
所定時間だけシリンダ22内に向かって直接噴射され
る。
【0029】そして、シリンダ22内に噴射された燃料
は、不図示の掃気通路からシリンダ22内に供給された
吸気(エア)と混合して所定の空燃比(A/F)の混合
気が形成され、この混合気はピストン27によって圧縮
された後、ECU55によって駆動制御される前記点火
プラグ23によって適当なタイミングで着火されて燃焼
し、この混合気の燃焼によって発生した高温・高圧の排
ガスは排気行程において排気管25及び排気マフラー2
6を通って大気中に排出され、以後、同様の作用が繰り
返されて当該筒内噴射エンジン20が連続運転される。
【0030】而して、以上のように筒内噴射エンジン2
0が連続運転されると、そのクランク軸29に直結され
た発電機31と冷却ファン32が回転駆動され、冷却フ
ァン32の回転によって冷却風がエアシュラウド37の
エア吸入口からエアシュラウド37内に導入され、冷却
風はエアシュラウド37内を図2に矢印にて示す経路を
流れてシリンダ22等と共にインジェクタ24を冷却し
た後、エアシュラウド37の底面に開口するエア吐出口
から大気中に排出される。
【0031】又、クランク軸29の回転は前記Vベルト
式変速機21によって自動変速されて後輪12に伝達さ
れ、該後輪12が回転駆動されてスクータ型自動二輪車
1が所定の速度で走行せしめられる。
【0032】以上において、本実施の形態では、インジ
ェクタ24をエアシュラウド37で覆ったため、前述の
ようにエアシュラウド37内に導入される冷却風によっ
てインジェクタ24が強制冷却されてその温度上昇が抑
えられ、該インジェクタ24の安定した作動が可能とな
って、所望のエンジン性能が得られる。
【0033】又、インジェクタ24をエアシュラウド3
7で覆ったため、該インジェクタ24の作動音の外部へ
の漏れがエアシュラウド37によって遮断され、該イン
ジェクタ24の作動音が低く抑えられて低騒音が実現さ
れる。尚、車体カバー16からリッド17(図1参照)
を取り外して点検用窓16aを開口させれば、該点検用
窓16aからインジェクタ24のメンテナンスを容易に
行うことができる。この場合、インジェクタ24の不図
示の電源コネクタは燃料配管よりも点検用窓16a側に
配置すべきである。
【0034】更に、本実施の形態では、燃料配管の揺動
部分のみを弾性パイプ48,50によって構成し、他の
部分を剛体パイプ46,47,49で構成したため、該
燃料配管の弾性変形を最小限に抑えることができ、燃料
ポンプ43として低流量のものを使用した場合であって
も、燃料圧力の素早い上昇が可能となる。
【0035】ところで、本実施の形態では燃料タンク1
5をシート14の後方に配置したが、図4に示すように
燃料タンク15を筒内噴射エンジン20の前方、且つ、
ライダーの足元部分に配置しても良い。尚、図4におい
ては、図1に示したと同一要素には同一符号を付してい
る。
【0036】又、本実施の形態では、燃料供給系を構成
するフィルタ42、燃料ポンプ43、プレッシャレギュ
レータ44及び残量センサ54を図3に示すように燃料
タンク15内に収納したため、車体レイアウトの簡素化
を図ることができる。尚、この場合、図5に示すように
フィルタ42、燃料ポンプ43、プレッシャレギュレー
タ44、タンクキャップ53及び残量センサ54を一体
にモジュール化して組み上げ、これを燃料タンク15に
取り付ける構成を採用すれば、車体レイアウトの簡素化
と同時に組立工数の削減を図ることができる。
【0037】ここで、インジェクタ24へ燃料を供給す
るための燃料供給系の他の形態を図6〜図8にそれぞれ
示す。尚、図6〜図8においては図3に示したと同一要
素には同一符号を付し、それらについての説明は省略す
る。
【0038】図6に示す燃料供給系においては、燃料供
給パイプ46のインジェクタ24近傍からリターンパイ
プ56を分岐させて燃料タンク15に戻し、その分岐部
近傍に常時閉のリークバルブ57を設けている。
【0039】又、図7に示す燃料供給系においては、図
6に示す燃料供給系においてリークバルブ57に代えて
プレッシャレギュレータ44を設けている。
【0040】更に、図8に示す燃料供給系においては、
リターンパイプ56の燃料タンク15内に臨む端部にプ
レッシャレギュレータ44を設けている。
【0041】尚、以上は本発明を特に2サイクルの強制
空冷式筒内噴射エンジンに対して適用した形態について
述べたが、本発明は4サイクルの強制空冷式筒内噴射エ
ンジンに対しても同様に適用可能であることは勿論であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、シリンダ壁にインジェクタを取り付け、該イン
ジェクタから燃料をシリンダ内に直接噴射するととも
に、全体がエアシュラウドによって覆われ、該エアシュ
ラウド内に導入される冷却風によって強制冷却される強
制空冷式筒内噴射エンジンにおいて、前記インジェクタ
を前記エアシュラウドで覆ったため、インジェクタを強
制冷却してその安定した作動を確保するとともに、該イ
ンジェクタの作動音を低く抑えて低騒音を実現すること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る強制空冷式筒内噴射エンジンを搭
載したスクータ型自動二輪車の側面図である。
【図2】本発明に係る強制空冷式筒内噴射エンジンを搭
載したスクータ型自動二輪車ののエンジン部分の正面図
である。
【図3】本発明に係る強制空冷式筒内噴射エンジンの燃
料供給系の構成を示す図である。
【図4】燃料タンクの他の配置例を示すスクータ型自動
二輪車の側面図である。
【図5】燃料タンクの他の形態を示す断面図である。
【図6】本発明に係る強制空冷式筒内噴射エンジンの燃
料供給系の他の形態1を示す図である。
【図7】本発明に係る強制空冷式筒内噴射エンジンの燃
料供給系の他の形態2を示す図である。
【図8】本発明に係る強制空冷式筒内噴射エンジンの燃
料供給系の他の形態3を示す図である。
【符号の説明】
20 強制空冷式筒内噴射エンジン 22 シリンダ 24 インジェクタ 32 冷却ファン 37 エアシュラウド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 英浩 静岡県磐田市新貝2500番地ヤマハ発動機株 式会社内 Fターム(参考) 3G023 AA12 AB01 AC01 AF02 3G066 AA02 AA08 AB02 BA22 BA31 BA41 CD23

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ壁にインジェクタを取り付け、
    該インジェクタから燃料をシリンダ内に直接噴射すると
    ともに、全体がエアシュラウドによって覆われ、該エア
    シュラウド内に導入される冷却風によって強制冷却され
    る強制空冷式筒内噴射エンジンにおいて、 前記インジェクタを前記エアシュラウドで覆ったことを
    特徴とする強制空冷式筒内噴射エンジン。
JP30436099A 1999-10-26 1999-10-26 強制空冷式筒内噴射エンジン Pending JP2001123833A (ja)

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