JP3059726U - 自転車のリム接合構造 - Google Patents
自転車のリム接合構造Info
- Publication number
- JP3059726U JP3059726U JP1998009759U JP975998U JP3059726U JP 3059726 U JP3059726 U JP 3059726U JP 1998009759 U JP1998009759 U JP 1998009759U JP 975998 U JP975998 U JP 975998U JP 3059726 U JP3059726 U JP 3059726U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring frame
- rim
- inner cylinder
- ring
- bicycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本考案は、接合強度が促進されて、ブレーキ面
でばりが生じない、加工上の容易性を向上できる自転車
のリム接合構造を提供することを目的とする。 【解決手段】リング枠(3) 及び嵌接内筒(4) を含んで、
該リング枠(3) の両側面を両ブレーキ面(31)に形成し、
該両ブレーキ面(31)の間に該リング枠(3) の外環面とな
る裏打区(33)を横設して、該裏打区(33)と該両ブレーキ
面(31)との間に環状チャンネル(34)を形成し、該チャン
ネル(34)が両端に開口端部(341) を具えて、各開口端部
(341) がそれぞれリング枠(3) の両端の対向面(30)に位
置し、該嵌接内筒(4) 両端をそれぞれ緊密に該チャンネ
ル(34)の両開口端部(341) に嵌挿して、該リング枠(3)
の両対向面(30)を当接連結させる自転車のリム接合構造
において、上記リング枠(3) の裏打区(33)に少なくとも
一つの溶着金属部(36)を形成して構成する。
でばりが生じない、加工上の容易性を向上できる自転車
のリム接合構造を提供することを目的とする。 【解決手段】リング枠(3) 及び嵌接内筒(4) を含んで、
該リング枠(3) の両側面を両ブレーキ面(31)に形成し、
該両ブレーキ面(31)の間に該リング枠(3) の外環面とな
る裏打区(33)を横設して、該裏打区(33)と該両ブレーキ
面(31)との間に環状チャンネル(34)を形成し、該チャン
ネル(34)が両端に開口端部(341) を具えて、各開口端部
(341) がそれぞれリング枠(3) の両端の対向面(30)に位
置し、該嵌接内筒(4) 両端をそれぞれ緊密に該チャンネ
ル(34)の両開口端部(341) に嵌挿して、該リング枠(3)
の両対向面(30)を当接連結させる自転車のリム接合構造
において、上記リング枠(3) の裏打区(33)に少なくとも
一つの溶着金属部(36)を形成して構成する。
Description
【0001】
本考案は、自転車のリム接合構造に関し、特にリム接合部位の裏打区に溶着金 属部を付加形成して、嵌接内筒の挿設との組合わせによって接合するようにした 自転車のリム接合構造に関する。
【0002】
一般に、自転車の車輪のリムは、製造上、アルミ棒材を押出し成型手段により 特有な断面形状の形材に成型し、次に、その形材をリムのサイズに応じて適当な 長さに切断し、且つ形材を環状に湾曲させて輪状のリング枠とする。このとき、 湾曲したリング枠の両端部の向き合う端面を接合し、スポークやタイヤを取り付 け得る完成したリムとして仕上げる。
【0003】 ところで、早期の加工方式では、リング枠の対向する両端を接合するため、そ の両端を抵抗溶接などにより接合していたが、溶接の際に電流が対向接合端面を 通過して、その接合部位の形材が溶解する。それ故、リング枠の対向接合端面を 溶解して両者を溶接することができるものの、加工後、該接合部位が脆弱化する という問題があった。
【0004】 また、溶解した金属の一部が接合部位からはみ出し、これがばりとなって突き 出す。該ばりがブレーキパッドが摺接するリムの両側にあるブレーキ面にも出来 ることから、リング枠の両対向接合端を溶接した後に必ず両ブレーキ面となる部 分を研磨し、ばりを削り取らなければならず、後続の加工処理工程が増えること になっていた。さらに、突合せ抵抗溶接によりリング枠の対向接合端を溶接する ことができるとは言え、自転車のリムを製造する上で、加工処理工程の設備が増 えるものであった。
【0005】 以上の如く、早期の加工方式では、リング枠の両端の接合部分が脆弱化し易い と共に、ばり対策を必要とするなどの問題があった。
【0006】 このような問題点を解決するため、業界において、副え継ぎのための嵌接内筒 を用いることによってリング枠の両端対向面を当接して接合する手段が提案され ている。接合手段に嵌接内筒を利用したリム接合構造は図9、図10で示すよう なものである。
【0007】 すなわち、リム1は、リング枠11及び嵌接内筒10を含み、該リング枠11 が長条状のアルミ材を湾曲して環状の輪にして、横断面形状の両側面を互いに平 行してブレーキパッドに圧接されるブレーキ面12を形成してなり、さらに該両 ブレーキ面12の間に輪の内側に位置する内環面13と外側に位置する外環面と なる裏打区14を連接し、該両ブレーキ面12と内環面13及び裏打区14によ り環状チャンネル15を囲い形成し、該チャンネル15の両開口端部151が、 それぞれリング枠11の互いに向き合う両対向端面16に位置付けられている。 そして、該両ブレーキ面12と裏打区14との間の部分によってタイヤ装着部位 を形成するようにしている。
【0008】 また、該リング枠11の両対向端面16を銜接するため、該チャンネル15の 両開口端部151にわたり該嵌接内筒10を緊密に嵌挿し、且つ嵌接内筒10を 嵌挿する前に該嵌接内筒10の表面に接着材を塗り付けて接合上の堅固性を促進 するようにしている。
【0009】 この種のリング枠11のチャンネル15の両開口端部151にわたりその内部 に接着剤塗りの嵌接内筒10を嵌挿して架橋する組合わせ方式の接合構造の最大 のメリットは、リム1の両ブレーキ面12にばりが生じないことであり、その結 果、両ブレーキ面12を研磨する工程を節減できることである。
【0010】 しかし、該リム1を組立完成して電気メッキ処理を行う際、電気メッキ処理を 行う環境で必要な高温が接着材に悪影響を与え、接着接合部の脆弱化を来し、接 着材による粘着保持強度を低下させる。また、加熱過程で排気ガスを逸出し、加 工過程で環境汚染を招く。さらに、その接着効果が必ずしも芳しくない。
【0011】 より優れた接合効果を得るため、設計上、嵌接内筒10を長くしても良いが、 嵌接内筒10が長過ぎると、運搬の過程でリム1が何かにぶつかれば対向接合部 位が捩れたり小さい曲率半径に曲って嵌接内筒10が外へ露呈する可能性がある ことを免れない。さらに、スポークを装設した際に張力が不均一になり易い。
【0012】 図11は、従来の自転車リムの接合部位におけるスポーク装設後の横断面図で あり、該図11と上述した図9及び図10を参照すれば分かるように、一般の自 転車は組立てる際にリム1とハブ19との間に多数のスポーク17を放射状に配 列して装設しなければならず、このため、リム1の内環面13及び裏打区14に はそれぞれスポーク17の軸向きに対応する小通孔131及び大通孔141を開 設し、該大通孔141はスポーク17のねじ座18を通らせる孔径とし、該小通 孔131は該ねじ座18を制止定位させることができる孔径とし、各スポーク1 7の端部には該ねじ座18に螺定できる雄ねじ部171を設けてある。
【0013】 そして、大通孔141と小通孔131の設置部位に、該嵌接内筒10が長すぎ ることによって該嵌接内筒10を貫挿位置させねばならない時、図11で示すよ うに、該嵌接内筒10と内環面13の重畳部位では該ねじ座18′の位置を高め ることになるので、該ねじ座18′をスポーク17′に螺定すると、その部位に 装設されたスポーク17′の張力だけが他のスポーク17のものと異なり、その 結果、リム1の全体に装設されたスポーク17,17′の張力が不均一になる。 従って、該嵌接内筒10を架橋することによってリング枠11の両対向端面16 を接合させることができても、その接合強度とスポーク17,17′の装設張力 の均一化の何れもを向上させることは難しい。
【0014】
本考案は上記従来の自転車のリム接合構造における問題点に鑑みなされたもの であり、リング枠の両対向端面の接合強度が促進されると共に、ブレーキ面でば りが生じることがなくなり、かつリムの製作が容易な自転車のリム接合構造を提 供することを目的とする。
【0015】
上記目的を達成するため、本考案は、リング枠及び嵌接内筒を含んでなり、該 リング枠の両側面により両ブレーキ面に形成し、該両ブレーキ面の間に該リング 枠の外環面となる裏打区を横設して、該裏打区と該両ブレーキ面との間に環状チ ャンネルを形成し、該チャンネルがリング枠の両端に開口端部を形成し、各開口 端部がそれぞれリング枠の両端に位置して対向すると共に、該チャンネルの両開 口端部に該嵌接内筒の両端部をそれぞれ緊密に嵌挿し、該リング枠の両対向端面 を当接連結する自転車のリム接合構造において、上記リング枠の裏打区にろう金 属を添加して溶着した少なくとも一つの溶着金属部を形成したものである。
【0016】 そして、該溶着金属部を該リング枠の両対向面内側に跨がせたり、該リング枠 及び該嵌接内筒にそれぞれ互いに対応する少なくとも一つの切込み孔を設けて、 該溶着金属部をそれらに対応した切込み孔内に位置付けたり、該溶着金属部を該 リング枠の両対向面内側に跨る長方形体の切込み孔内に位置付けたり、該リング 枠の両ブレーキ面の間に更に内環面を横設して、該内環面の該対向面と対応する 部位にもう一つの溶着金属部を形成したりすると一層好ましい。
【0017】 上記のように構成された本考案は、嵌接内筒によりリング枠の両端の両対向端 面を接合させる一方、反返る裏打区に溶着金属部を設けたことから、加工が容易 であり、ブレーキ面にばりが生じなくなり、また、リム自体が脆弱化することが なく、結合強度を向上できて、比較的短めの嵌接内筒を選択使用することができ る。このため、嵌接内筒の長過ぎることによるスポークに対する影響を免れるこ とができ、リムに装設した各スポークの張力を均一に保持することができる。さ らに、裏打区に溶着金属部を設けたので、リムの各部位が何かにぶつかっても、 外向きに反り返ることがない。
【0018】
以下、本考案を実施形態に基づいて具体的に説明する。本考案はこの例のもの だけに限定されるものではない。また、図9乃至図11で示した先行例のものを 改良したものである。
【0019】 図1及び図2に示す如く、本考案の比較的好ましい第1の実施形態のリム2は 環状に湾曲して輪の形にしたリング枠3、及び該リング枠3の両端部位において 互いに向き合う対向端面30を突き合わせ、該リング枠3の両端部を銜接するに 用いられる嵌接内筒4を含み、該リング枠3には複数のスポーク21が均一に装 設されるようになっている。該リング枠3の両側面は互いに略平行に形成される ブレーキ面31となっており、該両ブレーキ面31の間には内側に位置した円弧 状内環面32、及び該内環面32と略平行して該リング枠3の外環面となる裏打 区33が横設されており、該裏打区33と該内環面32及び両ブレーキ面31の 部分に囲まれて該リング枠3の全長にわたり環状のチャンネル34が形成されて いる。
【0020】 該チャンネル34は該リング枠3の両端において開口し、開口端部341を形 成している。互いに向き合う各開口端部341の位置にはそれぞれ対向する端面 30が形成されている。また、該裏打区33から両ブレーキ面31の外周縁との 間の領域においてタイヤを装設する装着空間を形成している。また、タイヤと裏 打区33の間には通常、“ガスケット”が裏打ちされる。
【0021】 該嵌接内筒4の断面形状はチャンネル34の断面形状に合わせて両者が互いに 密に嵌合するように対応一致する如く形成されている。そして、該嵌接内筒4の 両端部分をそれぞれ緊密に該チャンネル34の両開口端部341の部分にそれぞ れ緊密に嵌挿して架橋すると共に、該リング枠3の対向する両対向端面30が接 するように突き当てて配置する。
【0022】 本実施形態はリム2の組立上の堅固性を、より向上させるため、図3に示す如 く、対向する両対向端面30の、裏打区33と対応する部位にアルミ合金半田外 部添加方式でアルゴン溶接により溶着した主溶着金属部36を形成する。さらに 図1に示す如く、該両対向端面30の内環面32と対応する部位を同様にアルゴ ン溶接により溶着して副溶着金属部37を形成する。このように主溶着金属部3 6と副溶着金属部37を形成しても半田などの溶解したろう金属の一部が両ブレ ーキ面31の領域へ出ないので、アルゴン溶接を施した後にブレーキ効果に悪影 響をもたらすばりが生じない。同時に主溶着金属部36と副溶着金属部37の形 成が、リム2の接合後の牢固性を向上させることから、該両対向端面30の付近 に嵌合する嵌接内筒4の長さを短縮できる。従って、嵌接内筒4の長過ぎること によるスポーク21の組立上における張力の不均一な現象が免れる。実際のテス トの結果によれば、本考案の設計はリムの接合部位の強度を約40%も高めるこ とが分かった。
【0023】 本考案は、設計上、単にリング枠11の対向端面30の裏打区33と対応する 部位に主溶着金属部36を形成することにすれば、リム2の各部位が何かにぶつ かっても、リム2の接合部位(即ち、対向端面30)の外周面が外向きに反り返 ることがない。従って、本実施形態で設置した副溶着金属部37は接合強度を向 上させ得るのであるが、実施上、本考案は内環面32と対応する対向端面30に 副溶着金属部37を形成することを必ずしも必要とはしない。また、該嵌接内筒 4の形状はリング枠3のチャンネル34の形状によって異なるが、組立上、単一 部材を採用することを必要としない。
【0024】 図4及び図5に示すように、本考案における比較的好ましい第2の実施形態の リム5は同様に環状のリング枠51、及び該リング枠51の両端の対向端面51 0を嵌挿接合する嵌接内筒52を含む。本実施形態と上述した第1の実施形態の 異なるところは、該嵌接内筒52をリング枠51内に緊密に嵌挿した後、フライ ス削りにより、リング枠51の裏打区511と嵌接内筒52が互いに触接して両 者に跨る部位において内外に貫通し、対応する長方形体の内切込み孔521と外 切込み孔512を穿鑿して、該内、外切込み孔521,512をリング枠51の 両対向端面510の内側に跨ぐように形成する。
【0025】 そして、図4及び図6に示すように、本実施形態を加工する際は、同様に内、 外切込み孔521,512にアルミ合金半田でアルゴン溶接を施して、半田を該 内、外切込み孔521,512に充満させて溶着金属部53を形成する。該溶着 金属部53がリング枠51の両対向端面510の内側までに跨っていることから 、該溶着金属部53を形成すると、同様にリング枠51の両対向端面510の間 の結合強度をより向上させることができる。
【0026】 図7に示す如く、本考案における第3の実施形態のリム6は、同様にリング枠 61及び嵌接内筒62を具えて、該リング枠61は環状の裏打区611を含み、 該裏打区611と嵌接内筒62との触接部位に両者に跨る三セットの内外対応す る切込み孔612,621をプレス加工により形成して、中央セットの切込み孔 612,621を該リング枠61の両対向端面613の内側に跨らせ、それら切 込み孔612,621にアルゴン溶接を施して、半田を各切込み孔612,62 1に充満させて三つの溶着金属部63を形成し、該溶着金属部63を形成したこ とにより、同様に該リング枠61の接合部位の堅固性を高めることができる。
【0027】 図8に示す如く、本考案における第4の実施形態のリムは第3の実施形態のも のに略等しく、リング枠71と嵌接内筒72を具えて、該リング枠71は同様に 裏打区711及び両端の対向端面712を含む。本実施形態と上述した第3の実 施形態が異なるところは、リング枠71の対向端面712に近いところに位置し て該リング枠71と嵌接内筒72が触接する適当な部位に内外対応の両切込み孔 713,723を設け、該両切込み孔713,723にそれぞれアルゴン溶接に より溶着金属部73を形成して、該溶着金属部73の位置を適当に変化させたこ とから、同様に本考案の所期の効果を達成することができる。
【0028】
【考案の効果】 以上説明したように本考案は、嵌接内筒を利用してリング枠の両端において両 対向端面を接合し、裏打区にろう金属による溶着金属部を設けたので、容易に加 工ができると共に、ブレーキ面にばりが生じない。リムの各部位が何かにぶつか っても、外向きに反り返ることがない。また、半田外部添加の方式でアルゴン溶 接等により溶着金属部を形成するので、通常、アルミ製のリム自体が脆弱化する ことがなく、その結合強度を向上することができる。また、比較的短めの嵌接内 筒を選択使用できることから、嵌接内筒の長過ぎることによるスポークに対する 影響を免れることができる。その結果、リムに装設した各スポークの張力を均一 に保持することができる。
【図1】 本考案における比較的好ましい第1の実施形
態の組立完了の部分断面図。
態の組立完了の部分断面図。
【図2】 上記第1の実施形態の立体分解図。
【図3】 上記第1の実施形態の組立完了の立体図。
【図4】 本考案における比較的好ましい第2の実施形
態の組立完了上視図。
態の組立完了上視図。
【図5】 上記第2の実施形態の未アルゴン溶接前の部
分側視断面図。
分側視断面図。
【図6】 上記第2の実施形態の組立完了の断面表示
図。
図。
【図7】 本考案の比較的好ましい第3の実施形態の組
立完了の上視図。
立完了の上視図。
【図8】 本考案の比較的好ましい第4の実施形態の組
立完了の上視図。
立完了の上視図。
【図9】 従来の自転車リムの立体図。
【図10】従来の自転車リムの立体分解図。
【図11】従来の自転車リムの接合部位におけるスポー
ク装設態様の断面表示図。
ク装設態様の断面表示図。
2 :リム 3:リング枠 30 :対向端面 31:ブレーキ面 33 :裏打区 34:チャンネル 341:開口端部 36:溶着金属部
Claims (5)
- 【請求項1】 リング枠及び嵌接内筒を含んでなり、該
リング枠の両側面により両ブレーキ面に形成し、該両ブ
レーキ面の間に該リング枠の外環面となる裏打区を横設
して、該裏打区と該両ブレーキ面との間に環状チャンネ
ルを形成し、該チャンネルがリング枠の両端に開口端部
を形成し、各開口端部がそれぞれリング枠の両端に位置
して対向すると共に、該チャンネルの両開口端部に該嵌
接内筒の両端部をそれぞれ緊密に嵌挿し、該リング枠の
両対向端面を当接連結する自転車のリム接合構造におい
て、 上記リング枠の裏打区にろう金属を添加して溶着した少
なくとも一つの溶着金属部を形成してなることを特徴と
する自転車のリム接合構造。 - 【請求項2】 上記溶着金属部を上記リング枠の両対向
端面の内側に跨らせてなることを特徴とする請求項1に
記載の自転車のリム接合構造。 - 【請求項3】 上記リング枠及び上記嵌接内筒に、それ
ぞれ互いに対応する少なくとも一つの切込み孔を設け、
上記溶着金属部をそれに対応する切込み孔内に位置付け
て設けてなることを特徴とする請求項1に記載の自転車
のリム接合構造。 - 【請求項4】 上記溶着金属部を上記リング枠の両対向
端面の内側に跨る長方形体の切込み孔内に位置付けてな
ることを特徴とする請求項3に記載に自転車のリム接合
構造。 - 【請求項5】 上記リング枠の両ブレーキ面の間に更に
内環面を横設して、該内環面の上記対向端面と対応する
部位にもう一つの溶着金属部を形成してなることを特徴
とする請求項1に記載の自転車のリム接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998009759U JP3059726U (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 自転車のリム接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998009759U JP3059726U (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 自転車のリム接合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3059726U true JP3059726U (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=43193571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998009759U Expired - Lifetime JP3059726U (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 自転車のリム接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3059726U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220295747A1 (en) * | 2014-07-11 | 2022-09-22 | Sean FARLEY | Animal treadwheel assembly |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP1998009759U patent/JP3059726U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220295747A1 (en) * | 2014-07-11 | 2022-09-22 | Sean FARLEY | Animal treadwheel assembly |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7192098B2 (en) | Bicycle rim | |
US6048035A (en) | Bicycle wheel rim | |
TWI258434B (en) | Bicycle rim | |
JP5123202B2 (ja) | 組立式車両ホイールおよびその製造方法 | |
JP2006290313A (ja) | ゴムブッシュ付きスタビライザーバーの製造方法 | |
JP4317864B2 (ja) | 車輪リム | |
JP3059726U (ja) | 自転車のリム接合構造 | |
JP4699639B2 (ja) | フル・フェース車両ホィール及びその製法 | |
JP4499922B2 (ja) | フル・フェース車両ホイール及びその製法 | |
JPH08253002A (ja) | 自動車用2ピースアルミホィール及びその製造方法 | |
JP4430224B2 (ja) | 排気系におけるフィニッシャー | |
EP1745943A1 (en) | Wire wheel with improved wire mounting | |
JPH1134601A (ja) | フルフェイス板ディスクホイール | |
JPS61135860A (ja) | 自動車のハンドル | |
JPH0236779Y2 (ja) | ||
JP2003054206A (ja) | 自動車用のアルミホイール | |
JP2004359218A (ja) | 自転車用リム | |
JPH01258867A (ja) | 環状リム材における端部接合方法 | |
JPH02185813A (ja) | リンク | |
JPH054636Y2 (ja) | ||
JP2000233601A (ja) | スポーク型ホイールとその製造方法 | |
JPH10185028A (ja) | 管挿口の凸部形成方法 | |
JPS5839922Y2 (ja) | 車両用ホイ−ル | |
CN117360114A (zh) | 反碟刹轮毂主体、反碟刹轮毂以及两轮车 | |
JP2000130658A (ja) | 挿口に突部を有する管およびその製造方法 |