JP3059552B2 - ターンプローブ用プランジャーの製造方法 - Google Patents

ターンプローブ用プランジャーの製造方法

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JP3059552B2
JP3059552B2 JP3303234A JP30323491A JP3059552B2 JP 3059552 B2 JP3059552 B2 JP 3059552B2 JP 3303234 A JP3303234 A JP 3303234A JP 30323491 A JP30323491 A JP 30323491A JP 3059552 B2 JP3059552 B2 JP 3059552B2
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JP
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plunger
grinding
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spiral portion
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Inventor
博昭 嬉野
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プレシジョンスプリング株式会社
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Measuring Leads Or Probes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイブリッドICおよ
びプリント配線基板の検査のために使用するターンプロ
ーブ用プランジャーの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ターンプローブ11とは図2に示すとお
り、アクリル樹脂製の基板12上の適宜個所(すなわ
ち、被検査配線板上の検査すべき個所に対応する個所)
に複数個設け、各ターンプローブのプランジャー13を
半田付面14に押し当てることにより、その先端を半田
付面14に接触させて導通をとり、ターンプローブ11
の他端を検査回路に接続して半田付配線板の動作検査を
行うものである。
【0003】図3、図4は前記ターンプローブ11の内
部構造を示す。さや管15内にくびれ部16を有する細
管17を納め、該細管17内にはばね18により軸方向
に付勢されるプランジャー13が挿入されている。プラ
ンジャー13は図5に拡大図を示したように、中間に螺
旋部19と被検査部に当接する尖頭部20とを有する。
螺旋部19はプランジャー13に発生する回転が、均
一、スムーズに作動する上で重要な役割を果す個所であ
る。
【0004】この螺旋部19の加工方法は図6ないし図
9に示すとおりである。
【0005】まず、素材Mを図6に示すように中央部2
1が細径になるように切削加工する。ついで、図7に示
すように、中央部21をプレスPによって加圧して、図
8に示すように平板状に成形する。そして、図9に示す
ようにねじり力を加えて中央部21を螺旋部19とす
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法でつく
ったターンプローブ用プランジャーの螺旋部19は実際
には螺旋の角度が不均一となり易い。図10に示すよう
に螺旋部19の両端A部,B部と中央のC部における螺
旋角度は、理想的には図11に示すグラフのとおりのも
のが良いが、従来法でつくった場合は、例えば図12に
示すようにA部,B部の螺旋角度がC部に比べてきつ
く、全体として均一になっていない。
【0007】このような特性のプランジャーを使用して
ターンプローブに組立てると、プランジャーの回転が均
一でなく、ムラが生じることになる。又、図3における
くびれ部16のスペースがA部とB部に当るとき、その
スペースを消費し、螺旋角度を効果的に利用できないこ
とになる。すなわち、効率的でない。このようなことに
なるのは中央部21をプレスPにより平板状に成形する
ときに、図8、図9に明確に示されるようにA部、B部
がくびれて、強度的に弱い部分が生じるため、捻り角度
の片寄りが生じることが原因である。
【0008】そこで、本発明では、このような弱い部分
が生じることのない加工方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、先端が被検査
部に当接する尖頭部となり、中央部に螺旋部を有するタ
ーンプローブ用プランジャーの棒状素材の該螺旋部に相
当する部分を研削加工により成形することを特徴とする
ターンプローブ用プランジャーの製造方法である。
【0010】又、研削加工として、螺旋部に相当する部
分に対向する回転研削体を当てて研削を開始し、対向す
る回転研削体の間隔が螺旋部の所望厚さに達したなら
ば、棒状素材を軸回転させながら縦送りし、螺旋部を形
成する方法である。
【0011】さらに回転研削体を片側のみとし、棒状素
材の螺旋部に相当する部分に当てて研削を開始し、回転
研削体が螺旋部の所望厚さを切り残す位置に達したなら
ば棒状素材を軸回転させながら縦送りし、終端まで研削
加工した後、回転研削体を開始位置まで戻し、棒状素材
を開始時の位置から180°転回して位置せしめ、再度
上記と同様の研削を繰り返して螺旋部を研削加工して成
形する方法である。
【0012】
【実施例】実施の一例を図面に基づいて説明する。
【0013】図1は加工の途中段階を示す図である。図
1中符号1,2は相対向する研削体で高速回転して、素
材Mを研削する。素材Mは予じめ尖頭部3を加工した
(あとで加工してもよい)丸棒体である。まず、研削体
1,2をA部にあて、高速回転させながら素材Mの軸方
向に向って横送りする。研削体1と研削体2との間隔が
螺旋部の指定厚みになったところで、素材Mに対して相
対的に縦送りする。研削体1,2の位置がB部に達する
まで、素材Mを指定の螺旋角度に基づいて軸回転させ
る。B部で研削体1,2を外方向へ横送りして逃し、螺
旋部4の研削加工を完了する。研削加工結果を測定した
結果、螺旋長さと螺旋角度との関係は図11に示したと
おりの理想的な形状のプランジャーが成形できた。
【0014】上記実施例は対向する回転研削体を用いた
例であるが、回転研削体を片側のみにして、研削を2度
繰り返して螺旋部を成形してもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明の方法によればプランジャーの螺
旋部の角度を自由に選定できるとともに、角度が各部均
一になるように成形することができて品質が安定化す
る。プレス加工ができない高速度工具鋼、超硬工具鋼等
の材質でもプランジャーに使用することができるように
なり、プランジャー精度を向上させることができる。さ
らに製品歩留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一例の説明図である。
【図2】ターンプローブの使用方法の説明図である。
【図3】ターンプローブの内部構造を示す説明図であ
る。
【図4】ターンプローブのくびれ部の断面図である。
【図5】プランジャーの形状を示す正面図である。
【図6】従来法の素材の説明図である。
【図7】従来法における螺旋部のプレス加工の説明図で
ある。
【図8】螺旋部のプレス加工後の平面図である。
【図9】螺旋部のひねり加工の説明図である。
【図10】螺旋部の成形状態の説明図である。
【図11】理想的な螺旋角度を示すグラフである。
【図12】従来例の螺旋角度を示すグラフである。
【符号の説明】
1 研削体 2 研削体 3 尖頭部 4 螺旋部 11 ターンプローブ 12 基板 13 プランジャー 14 半田付面 15 さや管 16 くびれ管 17 細管 18 ばね 19 螺旋部 20 尖頭部 21 中央部 M 素材 P プレス

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が被検査部に当接する尖頭部とな
    り、中央部に螺旋部を有するターンプローブ用プランジ
    ャーの棒状素材の該螺旋部に相当する部分を研削加工に
    より成形することを特徴とするターンプローブ用プラン
    ジャーの製造方法。
  2. 【請求項2】 先端が被検査部に当接する尖頭部とな
    り、中央部に螺旋部を有するターンプローブ用プランジ
    ャーの棒状素材の該螺旋部に相当する部分に対向する回
    転研削体を当てて研削を開始し、対向する回転研削体の
    間隔が螺旋部の所望厚さに達したならば、棒状素材を軸
    回転させながら縦送りし、螺旋部を研削加工して成形す
    ることを特徴とするターンプローブ用プランジャーの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 先端が被検査部に当接する尖頭部とな
    り、中央部に螺旋部を有するターンプローブ用プランジ
    ャーの棒状素材の該螺旋部に相当する部分に回転研削体
    を当てて研削を開始し、回転研削体が螺旋部の所望厚さ
    を切り残す位置に達したならば棒状素材を軸回転させな
    がら縦送りし、終端まで研削加工した後、回転研削体を
    開始位置まで戻し、棒状素材を開始時の位置から180
    °転回して位置せしめ、再度上記と同様の研削を繰り返
    して螺旋部を研削加工して成形することを特徴とするタ
    ーンプローブ用プランジャーの製造方法。
JP3303234A 1991-11-19 1991-11-19 ターンプローブ用プランジャーの製造方法 Expired - Lifetime JP3059552B2 (ja)

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