JP2855465B2 - 光ファイバコネクタ端末とその製造方法 - Google Patents

光ファイバコネクタ端末とその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、光ファイバに着脱接続の用いられる光ファ
イバコネクタ端末とその製造方法に関するものである。
《従来の技術》 光ファイバ通信に用いられる光ファイバ伝送路におい
ては、光ファイバ相互の接続が極めて重要な問題であ
る。光ファイバの接続は、光ファイバ同志の軸をミクロ
ンメートルオーダの高い精度で一致させる必要がある。
この場合、光ファイバはガラスで出来ており、しかも、
その外径は100ミクロン内外と細いので、コネクタの端
末は光ファイバの保護、補強と、コネクタ端末同志の軸
合わせを高精度に行うことができるという二つの条件が
満たされなければならない。
これを解決するために開発されたのが第8図に示す光
ファイバコネクタ端末である。この光ファイバコネクタ
端末は、ジルコニアセラミック製の端末本体40を備えて
おり、この端末本体40は金型で所定の大きさよりもやや
大きめに成形した後、高温にて焼結し、あらかじめ形成
した光ファイバ挿入孔41をラッピングワイヤ等で研磨し
てこの光ファイバ挿入孔41を所定の大きさにして作成し
ていた。そして、このようになされた端末本体40は、支
持部材42に圧入される。
《発明が解決しようとする課題》 しかしながら、従来のジルコニアセラミック製の光フ
ァイバコネクタ端末では、その材質及び製造上から、す
なわちセラミック素材の粒子を金型にて成形する必要か
ら光ファイバ挿入孔形成用の金型コアンピンは寸法的に
長く(10mm以上)することが出来ず、従って、光ファイ
バ挿入孔41も細くかつ長くすることができなかった。
このために、光ファイバを光ファイバ挿入孔41に挿入
し接着剤で固着する場合、光ファイバ挿入孔41が短いた
め接着強度が小さく、信頼性に乏しいという問題点があ
った。
また、従来のジルコニアセラミックの材質であると高
温焼結等の特殊な工程があるため製造方法の工程が複雑
でかつ多工程で困難なものとなっているので歩留が悪
く、大量生産ができず高価なものとなっていた。さらに
は、外径の細いもの(例えば直径1.0〜1.5mm)では曲げ
強度が弱くなり使用時のこじりにより折れるという問題
があった。
また、光ファイバコネクタ端末全体を金属材から作っ
た場合、細くて長い光ファイバ挿入孔を加工することは
至難の技であり、不可能に近いものであった。
またさらに、端末本体40を支持部材42に圧入する際に
も端末本体40と支持部材42とは異材質とされているため
材質的な馴みがなく、無理に圧入すると端末本体40又は
支持部材42が破壊することもあった。
本発明は上記の問題点に着目して成されたものであっ
て、その第1の目的とするところは、光ファイバ挿入孔
を細く長く形成することができて、光ファイバを光ファ
イバ挿入孔に挿入し接着剤で固着した場合、接着強度が
大きくなって、信頼性があるものになる光ファイバコネ
クタ端末を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、光ファイバ挿
入孔を細く長く形成した光ファイバコネクタ端末を容易
に製造することができる光ファイバコネクタ端末の製造
方法を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記の第1の目的を達成するために、本発明は、スリ
ーブ内に、複数本のピンをスリーブの中心Oの回りに、
この中心Oから等距離に位置させて、光ファイバ挿入孔
を中心Oに形成し、スリーブとピンとの間に充填材を設
けてこの充填材をスリーブと共に、減径して潰しスリー
ブと隣り合うピンとが成す間隙に充填し、光ファイバ挿
入孔に光ファイバを挿入固着した構成にしてある。
また、第2の目的を達成するために、本発明は、スリ
ーブ内に、これの中心Oを中心にして、スリーブよりそ
の硬度の大きい複数本のピンを収容し、スリーブとピン
との間にピンよりその硬度の小さい充填材を挿入し、充
填材をスリーブと共に、減径して潰してスリーブと隣り
合うピンとが成す間隙を埋めて、複数本のピンを、中心
Oの回りにこの中心Oから等距離に位置決めして光ファ
イバ挿入孔を中心Oに位置させ、この光ファイバ挿入孔
に光ファイバを挿入固着するようにした。
《作用》 上記のように、スリーブ内に、複数本のピンをスリー
ブの中心Oの回りに、この中心Oから等距離に位置させ
て、光ファイバ挿入孔を中心Oに形成し、スリーブとピ
ンとの間に充填材を設けてこの充填材をスリーブと共
に、減径して潰しスリーブと隣り合うピンとが成す間隙
に充填し、光ファイバ挿入孔に光ファイバを挿入固着し
た構成にすることにより、スリーブと充填材とピンとが
一体になり、ピンの位置決めが確実になされて、光ファ
イバ挿入孔を細く長く形成することができ、寸法的に長
い光ファイバコネクタ端末を得ることができて、光ファ
イバを光ファイバ挿入孔に挿入し接着剤で固着した場
合、接着強度が大きくなって、信頼性があるものにな
る。
また、上記のように、スリーブ内に、これの中心Oを
中心にして、スリーブよりその硬度の大きい複数本のピ
ンを収容し、スリーブとピンとの間にピンよりその硬度
の小さい充填材を挿入し、充填材をスリーブと共に、減
径して潰してスリーブと隣り合うピンとが成す間隙を埋
めて、複数本のピンを、中心Oの回りにこの中心Oから
等距離に位置決めして光ファイバ挿入孔を中心Oに位置
させ、この光ファイバ挿入孔に光ファイバを挿入固着す
るようにすることにより、光ファイバ挿入孔を細く長く
形成した光ファイバ端末を容易に製造することができ
る。
《実施例》 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係わる光ファイバコネクタ端末を備
えた光ファイバコネクタの一部破断した斜視図、第2図
は本発明に係わる光ファイバコネクタ端末の斜視図、第
3図は同縦断面図、第4図は同後面図、第5図は光ファ
イバコネクタ端末の端面図である。
光ファイバコネクタは第1図に示すようにプラグ1と
アダプタ2とよりなり、プラグ1はプラグハウジング3
を備えていて、このプラグハウジング3内には押え金具
4を介して光ファイバコネクタ端末5が収容してある。
この光ファイバコネクタ端末5は、第2図乃至第5図
に示すように外周部に鍔部5cを有する支持部材5aに光フ
ァイバコネクタ端末本体5bを取付けて成り、この光ファ
イバコネクタ端末本体5bはスリーブ6を備えていて、こ
のスリーブ6内に、これの中心Oを中心にして3本のピ
ン7が収容してあり、スリーブ6とピン7との間には充
填材8が充填してあり、3本のピン7が成す中心孔すな
わち光ファイバ挿入孔9には光ファイバケーブル50の光
ファイバ10が挿入固着してある。充填材8はスリーブ6
と共に、例えばロータリスウェージ機により回転鍛造加
工されて減径され潰されてスリーブ6と隣り合うピン7
とが成す間隙を埋めていて、3本のピン7を中心Oの回
りに、この中心Oから等距離に位置決めし、光ファイバ
挿入孔9を中心Oに位置させて、光ファイバ10を中心O
に位置付けている。
上記のように、スリーブ6内に、3本のピン7をスリ
ーブ6の中心Oの回りに、この中心Oから等距離に位置
させて、光ファイバ挿入孔9を中心Oに形成し、スリー
ブ6とピン7との間に充填材8を設けてこの充填材8を
スリーブ6と共に、減径して潰しスリーブ6と隣り合う
ピン7とが成す間隙に充填し、光ファイバ挿入孔9に光
ファイバ10を挿入固着してあるために、スリーブ6と充
填材8とピン7とが一体になり、ピン7の位置決めが確
実になされて、光ファイバ挿入孔9を細く長く形成する
ことができ、寸法的に長い光ファイバコネクタ端末を得
ることができる。
このために、光ファイバ10を光ファイバ挿入孔9に挿
入し接着剤で固着する場合、接着強度が大きくなって、
信頼性があるものになる。
次に、光ファイバコネクタ端末5の製造方法について
第6図に基づいて説明する。
ピン7の製造にあっては、まず、ステンレス材からな
るピン素材7aを所定の長さ(例えば60mm)に切断して熱
処理或いは加工硬化処理を行い、第6図(1)に示す研
磨装置11によって所定の真円度および所定の面粗度に
し、所定のピン7を得る。上記の研磨装置11はピン素材
7aを保持する保持部材12とピン素材7aを研磨する研磨用
砥石13、14とからなり、これら研磨用砥石13、14を矢印
の方向に回転してピン素材7aを研磨する。
このように作成されたピン7はステンレス焼入材(例
えば、SUS305)である。
スリーブ6の製造にあっては、第6図(2)及び
(3)に示すようにステンレス製のパイプ材15を所定の
長さに切断し、このパイプ材15をドリルのような孔明け
治具16で孔明け加工して内径規格孔17を決定する。
このように作成されたスリーブ6は上記のように硬化
処理がされていないステンレス製であって、その硬度
は、前記ピン7に比べて小さいものである。
スリーブ6とピン7との寸法の関係は3本のピン7を
スリーブ6に挿入し、ピン7を等辺三角形状に配置した
場合、これらのピン7がスリーブ6の内径に当接する関
係である。
上記のように作成されたスリーブ6内に3本のピン7
を等辺三角形状に位置するようにして挿入し、スリーブ
6とピン7との間に充填材8を挿入する。これらの充填
材8は丸棒或いは扇状棒であって、硬化処理されていな
いステンレス材よりなり、その硬度は、スリーブ6と同
じで、前記ピン7に比べて小さいものである。
このように、3本のピン7と充填材8とを挿入したス
リーブ6を、例えばロータリースウェージ機による回転
鍛造によって減径する。この回転鍛造よる加工はスリー
ブ6をその軸線回りに連続的にまた間欠的に回転させな
がら、一対または二対の鍛造型で打撃を与え減径加工す
るものであって、これにより、光ファイバコネクタ端末
素材Aを作成する。
このような回転鍛造加工によって充填材8はスリーブ
6と共に、減径され潰されてスリーブ6と隣り合うピン
7とが成す間隙を埋めて、3本のピン7を中心Oの回り
に、この中心Oから等距離に位置決めする{第6図
(5)参照}。
次に、第4図(6)に示すようにファインカッター19
で光ファイバコネクタ端末素材Aの両側部を切断し、そ
の切断面のバリ取りを行い、洗浄する。
光ファイバコネクタ端末素材Aにあっては、その中心
部に3本のピン7が成すほぼ三角形状の孔20が形成され
る{第6図(5)(c)参照}。この孔20を、円形断面
を成す光ファイバ10を挿通するための光ファイバ挿入孔
9にする必要がある。
この光ファイバ挿入孔9の形成は、第6図(7)に示
すように前記孔20にラッピングワイヤ21を挿通し、この
ラッピングワイヤ21にダイヤモンド砥粒22を付けて、こ
のラッピングワイヤ21を捲回したリール23、24を回転さ
せてラッピングワイヤ21を往復動させ、このラッピング
ワイヤ21により孔20の周壁を研磨することにより行われ
る。
次に、第6図(8)に示すように円筒研磨機25によっ
て光ファイバコネクタ端末素材Aの外径を仕上げて同心
度規格を満足させる。
次に、第6図(9)に示すように光ファイバコネクタ
端末素材Aをホルダー26で保持し、この光ファイバコネ
クタ端末素材Aの端面を砥石27により研磨して端面直角
を出す。
次に、第6図(10)に示すように光ファイバコネクタ
端末素材Aの光ファイバ挿入孔9の端部に、光ファイバ
挿入部の案内面28を放電加工により形成する。第6図
(10)中29は放電加工用の電極である。この案内面28の
加工は放電加工によらず、切削加工でも良い。
次に、第6図(11)に示すように光ファイバコネクタ
端末素材Aの端部の周縁部を砥石30により研磨してC面
取りを行う。
次に、上記のように加工した光ファイバコネクタコネ
クタ端末素材Aを洗浄し、光ファイバコネクタ端末素材
Aを支持部材5aに圧入等により挿入し一体化する。そし
て光ファイバ挿入孔9に接着剤33を注入したのち、この
光ファイバ挿入孔9内に前記光ファイバ10を挿入し、こ
の光ファイバ10の端部を光ファイバコネクタ端末素材A
の端面より外側に突出させる。このために、この端面に
おいて接着剤33が盛り上がり、光ファイバ10の突出部分
をも接着する。
そして、この端面における接着剤33の盛り上がりを、
光ファイバ10の突出部分共々砥石で研磨して削除し、光
ファイバコネクタ端末5を得る。
第7図(1)、(2)に本発明の他の実施例を示す。
この実施例の場合は、5本のピン7を用いており、こ
れらのピン7をスリーブ6内に、隣り合うピン7を互い
に接しかつ各ピン7をスリーブ6の内周面に接して挿入
し、スリーブ6とピン7との間に充填材8を充填し、5
本のピン7が成す中心孔9に光ファイバ10を挿入固着し
て成る。充填材8はスリーブ6と共に、例えばロータリ
スウェージ機により回転鍛造加工されて減径され潰され
てスリーブ6と隣り合うピン7とが成す間隙を埋めてい
て、5本のピン7を中心Oの回りに、この中心Oから等
距離に位置決めし、光ファイバ挿入孔9を中心Oに位置
させて、光ファイバ10を中心Oに位置付けている。
このように5本のピン7を用いることにより、光ファ
イバ挿入孔9を大きくして、より太い光ファイバ10の使
用が可能にしてある。
このように構成された光ファイバコネクタ端末5の製
造方法は、上記した3本のピン7を用いた光ファイバ端
末5の製造方法と同様である。
また、上記した光ファイバコネクタ端末とその製造方
法において、充填材8に丸棒を使用したが、充填材8の
断面形状はこれに限らず、三角形、多角形であってもよ
い。
さらに、上記した光ファイバコネクタ端末とその製造
方法において、ピン7にステンレス焼入材(例えば、SU
S305)を用い、スリーブ6および充填材8に硬化処理が
されていないステンレスを用いて、スリーブ6および充
填材8の硬度を、前記ピン7に比べて小さいものにした
が、スリーブ6および充填材8の硬度が、前記ピン7に
比べて小さくなる関係であれば、ステンレス材に限ら
ず、他の材料、例えば、タングステン、ベリリームなど
でも良い。
さらに、光ファイバコネクタ端末5の製造方法におい
て、ピン7と充填材8とを挿入したスリーブ6を、例え
ばロータリースウェージ機による回転鍛造によって減径
するようにしたが、要は、充填材8がスリーブ6と共
に、潰されてスリーブ6と隣り合うピン7とが成す間隙
を埋めて、ピン7を中心Oの回りに、この中心Oから等
距離に位置決めするようにすれば良いのであって、この
ような加工技術は、回転鍛造に因らずともドローイング
加工、プレス加工でも可能である。
《発明の効果》 以上説明したように、本発明に係わる光ファイバコネ
クタ端末は、スリーブ内に、複数本のピンをスリーブの
中心Oの回りに、この中心Oから等距離に位置させて、
光ファイバ挿入孔を中心Oに形成し、スリーブとピンと
の間に充填材を設けてこの充填材をスリーブと共に、減
径して潰しスリーブと隣り合うピンとが成す間隙に充填
し、光ファイバ挿入孔に光ファイバを挿入固着して構成
してあるために、金型で成形する必要は全くなく、ま
た、スリーブと充填材とピンとが一体になり、ピンの位
置決めが確実になされてスリーブとピンとの隙間に研磨
粒子等の侵入がなく、光ファイバ挿入孔を細く長く形成
することができ、寸法的に長い光ファイバコネクタ端末
を得ることができる。
このために、光ファイバを光ファイバ挿入孔に挿入し
接着剤で固着する場合、接着強度が大きくなって、信頼
性があるものになり、且つ加工法が単純で容易となるの
で、大量生産が可能となり、コスト低減が図れる。
また、本発明は、スリーブ内に、これの中心Oを中心
にして、スリーブよりその硬度の大きい複数本のピンを
収容し、スリーブとピンとの間にピンよりその硬度の小
さい充填材を挿入し、充填材をスリーブと共に、減径し
て潰してスリーブと隣り合うピンとが成す間隙を埋め
て、複数本のピンを、中心Oの回りにこの中心Oから等
距離に位置決めして光ファイバ挿入孔を中心Oに位置さ
せ、この光ファイバ挿入孔に光ファイバを挿入固着する
ようにして光ファイバ端末を製造するようにしたから、
光ファイバ挿入孔を細く長く形成した光ファイバコネク
タ端末を容易に製造することができる。
さらに、スリーブを支持部材と同一材質で作成可能と
なるので、圧入で一体化するにも材質的に馴みがあり一
体化が容易となる。又、圧入だけでなく、半田付け、溶
接等も可能となるので一体化加工の多様性が可能とな
る。これによりさらに信頼性が高まり、コスト低減にも
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる光ファイバコネクタ
端末を備えた光ファイバコネクタの一部破断した斜視
図、第2図は本発明の一実施例に係わる光ファイバコネ
クタ端末の斜視図、第3図は同縦断面図、第4図は同後
面図、第5図は光ファイバコネクタ端末の端面図、第6
図は本発明に係わる光ファイバコネクタ端末の製造方法
の説明図であって、(1)はピンの研磨工程の説明図、
(2)はパイプ材の切断工程の説明図、(3)はパイプ
材の内径規格孔作成工程の説明図、(4)(a)はスリ
ーブに3本のピンを挿入し間隙部に充填材を挿入した状
態の正面からの説明図、(4)(b)は同斜視図、
(5)(a)は光ファイバコネクタ端末素材の端面図、
(5)(b)は同斜視図、(5)(c)は(5)(a)
の中心部の拡大図、(6)は光ファイバコネクタ端末素
材の切断工程の説明図、(7)(a)は光ファイバコネ
クタ端末素材の光ファイバ挿入孔の研磨工程の説明図、
(7)(b)は(7)(a)X−X線に沿う断面図、
(8)は光ファイバコネクタ端末素材の外径仕上げ工程
の説明図、(9)は光ファイバコネクタ端末素材の端面
直角仕上げ工程の説明図、(10)は光ファイバコネクタ
端末素材の内側面取り工程の説明図、(11)は光ファイ
バコネクタ端末素材の外側面取り工程の説明図、(12)
は光ファイバコネクタ端末素材における光ファイバ接着
の説明図、第7図(1)、(2)は本発明の他の実施例
における光ファイバコネクタ端末素材の端面図、第8図
は従来の光ファイバコネクタ端末素材の縦断面図であ
る。 5……光ファイバコネクタ端末、 6……スリーブ、7……ピン、 8……充填材、9……光ファイバ挿入孔、 10……光ファイバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−60910(JP,A) 特開 昭57−74712(JP,A) 特開 昭58−215614(JP,A) 特開 昭61−3108(JP,A) 特開 昭61−77811(JP,A) 特開 昭62−108211(JP,A) 特開 平3−152502(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/36 G02B 6/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリーブ内に、複数本のピンをスリーブの
    中心Oの回りに、この中心Oから等距離に位置させて、
    光ファイバ挿入孔を中心Oに形成し、スリーブとピンと
    の間に充填材を設けてこの充填材をスリーブと共に、減
    径して潰しスリーブと隣り合うピンとが成す間隙に充填
    し、光ファイバ挿入孔に光ファイバを挿入固着したこと
    を特徴とする光ファイバコネクタ端末。
  2. 【請求項2】スリーブ内に、これの中心Oを中心にし
    て、スリーブよりその硬度の大きい複数本のピンを収容
    し、スリーブとピンとの間にピンよりその硬度の小さい
    充填材を挿入し、充填材をスリーブと共に、減径して潰
    してスリーブと隣り合うピンとが成す間隙を埋めて、複
    数本のピンを、中心Oの回りにこの中心Oから等距離に
    位置決めして光ファイバ挿入孔を中心Oに位置させ、こ
    の光ファイバ挿入孔に光ファイバを挿入固着するように
    したことを特徴とする光ファイバコネクタ端末の製造方
    法。
JP2124013A 1990-05-16 1990-05-16 光ファイバコネクタ端末とその製造方法 Expired - Lifetime JP2855465B2 (ja)

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DE69121298T DE69121298T2 (de) 1990-05-16 1991-05-14 Faseroptischer Stecker und Methode zu seiner Herstellung
EP91107808A EP0457284B1 (en) 1990-05-16 1991-05-14 Optical fiber connector terminal and method of making same
CA002042765A CA2042765A1 (en) 1990-05-16 1991-05-16 Optical fiber connector terminal and method of making same

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