JPH04210366A - 管状物の内孔の研磨方法 - Google Patents
管状物の内孔の研磨方法Info
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- JPH04210366A JPH04210366A JP34085590A JP34085590A JPH04210366A JP H04210366 A JPH04210366 A JP H04210366A JP 34085590 A JP34085590 A JP 34085590A JP 34085590 A JP34085590 A JP 34085590A JP H04210366 A JPH04210366 A JP H04210366A
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Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ガラス管やセラミック管の内孔の研磨方法に
関するものである。
関するものである。
[従来の技術]
近年、ガラスやセラミックスからなる管状物が光通信、
電子部品等の各種の分野で使用されている。
電子部品等の各種の分野で使用されている。
ところでこのような分野で使用される管状物には、高い
精度を有していることが要求され、特に内孔に対してそ
の要求が強いことから、内孔を研削することによって形
成した後、仕上げ研磨することによってその精度を高め
ることが試みられている。
精度を有していることが要求され、特に内孔に対してそ
の要求が強いことから、内孔を研削することによって形
成した後、仕上げ研磨することによってその精度を高め
ることが試みられている。
従来より、管状物の内孔を研磨する場合、ドリルの表面
に研磨用皮革やパフを被覆してなる研磨工具を管状物の
内孔に挿入し、内孔に研磨液を供給しながらドリルを回
転させる方法が採られている。
に研磨用皮革やパフを被覆してなる研磨工具を管状物の
内孔に挿入し、内孔に研磨液を供給しながらドリルを回
転させる方法が採られている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら従来の方法の場合、研磨用皮革やパフの研
磨能力が低いため、研磨時間が長くなると共に、その内
孔面が鏡面に近くなってくると発熱を伴い、しばしば材
料破壊を起こすという問題があった。
磨能力が低いため、研磨時間が長くなると共に、その内
孔面が鏡面に近くなってくると発熱を伴い、しばしば材
料破壊を起こすという問題があった。
さらに内孔の一方からドリルを挿入しヱ回転させると、
ドリルが振れたり、捻じれたりするために管状物の内孔
が真円状になり難く、高い精度が得られなくなる。
ドリルが振れたり、捻じれたりするために管状物の内孔
が真円状になり難く、高い精度が得られなくなる。
本発明の目的は、短時間で、内孔に発熱を伴うことなく
、さらに高い精度で研磨することが可能な管状物の内孔
の研磨方法に関するものである。
、さらに高い精度で研磨することが可能な管状物の内孔
の研磨方法に関するものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明の管状物の内孔の研磨方法は、砥粒を有する細長
の樹脂体の多数本と、複数の金属線とを一緒に捻じるこ
とによって作製された研磨部の両端に棒状物が取り付け
られてなる研磨工具を準備し、該研磨工具を管状物の内
孔の一方から挿入し、他方から取り出して、該内孔に該
研磨部が当接するように位置させた後、研磨液を該内孔
に供給しながら、該棒状物を互いに引っ張り合った状態
で回転させることによって該内孔を該研磨部によって研
磨することを特徴とする。
の樹脂体の多数本と、複数の金属線とを一緒に捻じるこ
とによって作製された研磨部の両端に棒状物が取り付け
られてなる研磨工具を準備し、該研磨工具を管状物の内
孔の一方から挿入し、他方から取り出して、該内孔に該
研磨部が当接するように位置させた後、研磨液を該内孔
に供給しながら、該棒状物を互いに引っ張り合った状態
で回転させることによって該内孔を該研磨部によって研
磨することを特徴とする。
本発明においては、一方の棒状物を管状物の内孔の一方
から挿入し、他方から取り出した後、管状物を移動可能
な固定具に固定し、前記棒状物の一端をチャック部を有
する駆動部に固定すると共に、他方の棒状物の一端を、
スライドベースに取り付けられ、駆動部と同期で回転可
能なチャックに固定し、次いで前記スライドベースを移
動さセ−ることによって、2本の棒状物を互いに引っ張
り合った状態にしてから回転させながら前記管状物をそ
の軸方向に対して前後に移動させる。
から挿入し、他方から取り出した後、管状物を移動可能
な固定具に固定し、前記棒状物の一端をチャック部を有
する駆動部に固定すると共に、他方の棒状物の一端を、
スライドベースに取り付けられ、駆動部と同期で回転可
能なチャックに固定し、次いで前記スライドベースを移
動さセ−ることによって、2本の棒状物を互いに引っ張
り合った状態にしてから回転させながら前記管状物をそ
の軸方向に対して前後に移動させる。
本発明の研磨工具の研磨部は、例えば、アルミナ粉末等
の砥粒とナイロン等の樹脂とが一体成型された細長の樹
脂体の多数本と複数の金属線とを一緒に捻じることによ
って作製したものを使用する。
の砥粒とナイロン等の樹脂とが一体成型された細長の樹
脂体の多数本と複数の金属線とを一緒に捻じることによ
って作製したものを使用する。
本発明の棒状物は、管状物の内孔よりも小さい外径を有
し、ステンレス等の金属からなるものか適当であり、そ
の軸方向に内孔が形成されたものを用い、その内孔に研
磨部の一端を差し込み、銀ロウ付けすることによって強
固に接続することが可能となる。また棒状物の表面を樹
脂で被覆すると、研磨した後、研磨工具を管状物から取
り出す際に、内孔の研磨仕上げ面を傷付けるのを防止で
きるために好ましい。
し、ステンレス等の金属からなるものか適当であり、そ
の軸方向に内孔が形成されたものを用い、その内孔に研
磨部の一端を差し込み、銀ロウ付けすることによって強
固に接続することが可能となる。また棒状物の表面を樹
脂で被覆すると、研磨した後、研磨工具を管状物から取
り出す際に、内孔の研磨仕上げ面を傷付けるのを防止で
きるために好ましい。
さらに研磨液としてCeO2等の遊離砥粒配合研磨液を
用いることによって、研磨部の樹脂体の厚耗を防ぐと共
に、仕上げ表面の精度を一層良くすることが可能であり
、また樹脂体の砥粒の粒度を変化させることによって、
管状物の内孔の面精度を変化させることも可能である。
用いることによって、研磨部の樹脂体の厚耗を防ぐと共
に、仕上げ表面の精度を一層良くすることが可能であり
、また樹脂体の砥粒の粒度を変化させることによって、
管状物の内孔の面精度を変化させることも可能である。
[作用]
本発明の方法によると、研磨部に砥粒を有する樹脂体が
存在するために、多くの研磨減量が得られ、研磨時間の
短縮化を計れると共に、管状物の内孔面が鏡面に近くな
っても発熱を伴うことが少ない。
存在するために、多くの研磨減量が得られ、研磨時間の
短縮化を計れると共に、管状物の内孔面が鏡面に近くな
っても発熱を伴うことが少ない。
また2本の棒状物を互いに引っ張り合った状態にしてか
ら回転するために、研磨工具が振れたり、捻じれたりす
ることがなく、高い精度の内孔が得られる。
ら回転するために、研磨工具が振れたり、捻じれたりす
ることがなく、高い精度の内孔が得られる。
[実施例コ
以下、本発明の方法を実施例に基づいて説明する。
図中、10は研磨部、10aは砥粒を有する細長の樹脂
体、10bは金属線、11.12は棒状物、13.14
は銀ロウ、15、IGは熱収縮性チューブ、17は管状
物、17aは内孔を各々示す。
体、10bは金属線、11.12は棒状物、13.14
は銀ロウ、15、IGは熱収縮性チューブ、17は管状
物、17aは内孔を各々示す。
研磨工具の研磨部10は、多数のアルミナ粉末砥粒とナ
イロン樹脂とを一体成型した細長の樹脂体10aの多数
本と、4本の金属線10bとを一緒に捻じることによっ
て作製されている。研磨部IOの両端は、ステンレスか
らなる棒状物11、+20内孔に差し込まれ、銀ロウ1
3.14によって強固に接着され、棒状物11.12の
表面には、熱収縮性チューブ15.1Gが被覆されてい
る。
イロン樹脂とを一体成型した細長の樹脂体10aの多数
本と、4本の金属線10bとを一緒に捻じることによっ
て作製されている。研磨部IOの両端は、ステンレスか
らなる棒状物11、+20内孔に差し込まれ、銀ロウ1
3.14によって強固に接着され、棒状物11.12の
表面には、熱収縮性チューブ15.1Gが被覆されてい
る。
上記の研磨工具を用いて管状物17の内孔17aを以下
のように研磨した。
のように研磨した。
研磨工具の一方の棒状物11を管状物17の内孔I7a
の一方から挿入し、他方から取り出した後、管状物17
を約20’の角度で配置され、移動可能な固定具(図示
せず)に固定し、次いで棒状物11の一端を駆動部(図
示せず)に、また他方の棒状物12の一端を駆動部と同
期回転するチャック(図示せず)に固定した。さらにこ
の回転チャックを取り付けているスライドベース(図示
せず)を移動させることによって2つの棒状物ILI2
を互いに引っ張り合わせ、CeO2と水とを混合した研
磨液(図示せず)を管状物17の内孔17aの上方から
供給しながら、駆動部を動かずことによって研磨部10
を11000rpの速度で30分間回転させながら管状
物I7をその軸方向に対して前後に移動させることによ
って非常に高精度の内孔17aを形成することができた
。
の一方から挿入し、他方から取り出した後、管状物17
を約20’の角度で配置され、移動可能な固定具(図示
せず)に固定し、次いで棒状物11の一端を駆動部(図
示せず)に、また他方の棒状物12の一端を駆動部と同
期回転するチャック(図示せず)に固定した。さらにこ
の回転チャックを取り付けているスライドベース(図示
せず)を移動させることによって2つの棒状物ILI2
を互いに引っ張り合わせ、CeO2と水とを混合した研
磨液(図示せず)を管状物17の内孔17aの上方から
供給しながら、駆動部を動かずことによって研磨部10
を11000rpの速度で30分間回転させながら管状
物I7をその軸方向に対して前後に移動させることによ
って非常に高精度の内孔17aを形成することができた
。
[発明の効果]
以上のように、本発明の方法によると、ガラスやセラミ
ックスからなる管状物の内孔を短時間で、発熱を伴うこ
となく、高い精度で研磨することが可能である。
ックスからなる管状物の内孔を短時間で、発熱を伴うこ
となく、高い精度で研磨することが可能である。
図面は、本発明の管状物の内孔の研磨方法の説明図であ
る。 10 ・・・研磨部 10a・・・砥粒を有する細長の樹脂体10b・・・金
属線 11、+2・・・棒状物 17 ・・・管状物 特許出願人 日本電気硝子株式会社 代表者 岸 1)清 作
る。 10 ・・・研磨部 10a・・・砥粒を有する細長の樹脂体10b・・・金
属線 11、+2・・・棒状物 17 ・・・管状物 特許出願人 日本電気硝子株式会社 代表者 岸 1)清 作
Claims (1)
- (1)砥粒を有する細長の樹脂体の多数本と、複数の金
属線とを一緒に捻じることによって作製された研磨部の
両端に棒状物が取り付けられてなる研磨工具を準備し、
該研磨工具を管状物の内孔の一方から挿入し、他方から
取り出して、該内孔に該研磨部が当接するように位置さ
せた後、研磨液を該内孔に供給しながら、該棒状物を互
いに引っ張り合った状態で回転させることによって該内
孔を該研磨部で研磨することを特徴とする管状物の内孔
の研磨方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34085590A JP2854415B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 管状物の内孔の研磨方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34085590A JP2854415B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 管状物の内孔の研磨方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04210366A true JPH04210366A (ja) | 1992-07-31 |
JP2854415B2 JP2854415B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=18340933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34085590A Expired - Lifetime JP2854415B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 管状物の内孔の研磨方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2854415B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3853883A (en) * | 1971-08-27 | 1974-12-10 | Macfarlan Smith Ltd | Process for the production of dihydrocodeine |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP34085590A patent/JP2854415B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3853883A (en) * | 1971-08-27 | 1974-12-10 | Macfarlan Smith Ltd | Process for the production of dihydrocodeine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2854415B2 (ja) | 1999-02-03 |
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