JP3059484U - 紙片固定具 - Google Patents

紙片固定具

Info

Publication number
JP3059484U
JP3059484U JP1998010550U JP1055098U JP3059484U JP 3059484 U JP3059484 U JP 3059484U JP 1998010550 U JP1998010550 U JP 1998010550U JP 1055098 U JP1055098 U JP 1055098U JP 3059484 U JP3059484 U JP 3059484U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
paper piece
hole
magnet
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998010550U
Other languages
English (en)
Inventor
要 澤渡
Original Assignee
ベロス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ベロス株式会社 filed Critical ベロス株式会社
Priority to JP1998010550U priority Critical patent/JP3059484U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3059484U publication Critical patent/JP3059484U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】製造が容易であり、使い易く、また、固定され
る紙片に記載された連絡事項等も確実に判読することが
できる。 【解決手段】透明なアクリル樹脂等によって長方形の平
板状に構成された固定本体11の各端部に、厚さ方向に
貫通した円筒状の貫通孔11aがそれぞれ設けられてお
り、各貫通孔11a内に、円柱状の磁石体12が、それ
ぞれ、空気圧によって圧入されて固定されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、磁性を有するホワイトボード、壁面、扉等に、連絡事項、メモ等が 記載された紙片を固定するために使用される紙片固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁性を有するホワイトボード等の磁性体の表面に、連絡事項、メモ等が 記載された紙片を固定するために使用される紙片固定具としては、透明なアクリ ル樹脂等によって構成された直方体状の固定本体に複数の凹部を形成して、各凹 部に磁石体をそれぞれ埋め込んで、各磁石体を予め着色された接着剤によって各 凹部にそれぞれ固定するようにしたものが考案されている。
【0003】 このような構成の紙片固定具は、各磁石体をホワイトボード等の磁性体に吸着 させて、磁性体に沿って紙片を沿わせた状態で、透明な固定本体によって紙片を 磁性体の表面に圧接して、落下しないように支持するようになっている。透明な 固定本体によって磁性体の表面に圧接される紙片は、透明な固定本体によって覆 われた部分が、固定本体を介して目視することができるために、紙片に記載され た連絡事項等を確実に確認することができる。また、各磁石体が着色された接着 剤によって覆われているために、外観的にも優れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような構成の紙片固定具は、製造に際して、透明な固定本体に複数の凹部 をそれぞれ形成して、各凹部に磁石体を接着剤によってそれぞれ取り付けなけれ ばならず、作業性が悪いという問題がある。また、磁石体は、アクリル樹脂等の 固定本体の凹部内に接着剤によって接着されているために、接着剤の接着力によ っては、磁石体が凹部から脱落するおそれがある。
【0005】 さらに、各磁石体は、透明体に設けられた各凹部内に埋め込まれた状態になっ ているために、固定本体としては、磁石体の厚さと、凹部の底部を形成するため の厚さが必要になり、肉厚になっている。このように、固定本体が厚くなると、 紙片に記載された連絡事項等を固定本体が覆うと、その連絡事項等が歪んだ状態 で目視されるおそれがあり、連絡事項等を正確に判読できないおそれがある。
【0006】 各磁石体は、固定本体の凹部内に埋め込まれた状態になっており、固定本体の 一方の表面にしか露出していないために、磁石体における露出していない表面が 、ホワイトボード等の磁性体に突き合わせられても、磁石体は磁性体に吸着され ないために、この場合には、固定本体を反転させなければならず、使用し難いと いう問題もある。
【0007】 本考案は、このような問題を解決するものであり、その目的は、製造が容易で あり、また、しかも、使い易くなった紙片固定具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の紙片固定具は、合成樹脂等によって平板状に構成されており、厚さ方 向に貫通する貫通孔が設けられた固定本体と、この固定本体の貫通孔内に空気圧 によって圧入されて、各端面が貫通孔のそれぞれの端面から露出した状態で固定 された磁石体と、を具備することを特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 図1は、本考案の紙片固定具の実施の形態の一例を示す斜視図である。この紙 片固定具10は、透明なアクリル樹脂等によって、直方形状の薄い平板状に構成 された固定本体11と、この固定本体11の各端部にそれぞれ設けられた円柱状 の磁石体12とを有している。
【0011】 固定本体11は、例えば、長さが200mm、幅が30mmの平板状に構成さ れており、その幅方向の中央部が5mm程度の一定の厚さに構成されている。固 定本体11の幅方向の中央部を除く各側部は、それぞれの側縁側になるにつれて 順次薄肉になるように構成されている。固定本体11の各端部における幅方向中 央部には、厚さ方向に貫通した円筒状の貫通孔11aがそれぞれ設けられている 。各貫通孔11aの内径は、6mm程度になっている。
【0012】 固定本体11の各貫通孔11a内には、円柱状の磁石体12が、それぞれ空気 圧によって圧入されて、各貫通孔11a内に固定されている。各貫通孔11a内 にそれぞれ圧入された各磁石体12の長さは、固定本体11における厚さとほぼ 等しくなっており、各磁石体12におけるそれぞれの端面が、固定本体11の各 貫通孔11aからそれぞれ露出している。
【0013】 各磁石体12は、固定本体11の各端部にそれぞれ設けられた貫通孔11aよ りも若干大きな直径をそれぞれ有しており、空気圧によって、各貫通孔11a内 に圧入されて、各貫通孔11aから脱落しないように固定されている。
【0014】 このような構成の紙片固定具10は、連絡事項、メモ等が記載された紙片を、 磁性を有するホワイトボード、扉、壁面等の磁性体の表面に沿った状態で落下し ないように固定するために使用される。磁性体の表面に沿って紙片が配置される と、紙片固定具10の固定本体11における幅方向の中央部が、その紙片の表面 、好ましくは上端部の表面を覆うように圧接される。これにより、固定本体11 の各端部に設けられた磁石体12が、磁性体の表面に、紙片を介して、あるいは 紙片を介することなく、それぞれ吸着される。このような状態になると、磁性体 の表面に吸着された各磁石体12によって紙片の表面に沿って配置された固定本 体11の幅方向中央部が紙片に圧接されて、紙片が、磁性体の表面に押し付けら れる。その結果、紙片は、ホワイトボード等の磁性体の表面に沿った状態で、落 下しないように固定される。
【0015】 各磁石体12の端面は、固定本体11の各端部に設けられた貫通孔11aの端 面からそれぞれ露出した状態になっているために、各磁石体12の露出した固定 本体11のいずれの表面を、紙片に突き合わせてもよい。
【0016】 紙片固定具10にて磁性体の表面に沿って固定された紙片の表面は、固定本体 11によって覆われているが、固定本体11は、透明なアクリル樹脂等によって 構成されたているために、固定本体11を通して目視することができる。しかも 、固定本体11は、薄い平板状に構成されているために、紙片における連絡事項 等が記載された部分が固定本体11によって覆われた状態になっても、その連絡 事項は、歪むことなく目視することができ、連絡事項等を確実に確認することが できる。
【0017】 また、紙片は、固定本体11の各端部にそれぞれ設けられた円柱状の磁石体1 2によって覆われた部分だけが、目視されないために、目視されない紙片部分の 面積が著しく小さくなり、紙片に記載された連絡事項等における目視されない部 分が著しく小さくされる。
【0018】 各磁石体12と、各磁石体12がそれぞれ挿入される固定本体11の各貫通孔 11aとは、各磁石体12が各貫通孔11a内に空気圧によって圧入されて、各 貫通孔11a内にて固定されるように、それぞれの寸法が設定されており、その 結果、各磁石体12を各貫通孔11a内に圧入する際に、透明なアクリル樹脂製 の固定本体11は、ひび等が発生して破損するおそれがない。
【0019】 図2は、本考案の紙片固定具の実施の形態の他の例を示す斜視図である。この 紙片固定具10は、透明なアクリル樹脂等によって薄い円板状に構成された固定 本体11の中心部に、厚さ方向に貫通する貫通孔11aが設けられて、その貫通 孔11a内に磁石体12が圧入されて固定されている。
【0020】 円板形状の固定本体11は、直径が30mm程度、厚さが5mm程度に構成さ れている。固定本体11の中央部に形成された貫通孔11aの内径は、5mm程 度であり、この貫通孔11a内に、円筒状の磁石体12が空気圧によって圧入さ れて固定されている。磁石体12の各端面は、円板状をした固定本体11に設け られた貫通孔11aの各端面から露出した状態になっている。
【0021】 このような構成の紙片固定具10も、透明なアクリル樹脂等によって構成され た固定本体11の表面から露出した磁石体12の端面が、ホワイトボード等の磁 性体の表面に、紙片を介して、あるいは紙片を介することなく、吸着されるため に、固定本体11によって、紙片が、磁性体の表面に落下しない状態に固定され る。この場合、円柱状の磁石体12によって覆われる紙片部分の面積が小さく、 目視できない紙片部分が小さくなっている。しかも、薄い円板状の固定本体11 によって覆われた紙片の連絡事項等の記載部分が、歪んだ状態で目視されるおそ れがなく、連絡事項等を確実に判読することができる。
【0022】 さらに、磁石体12がアクリル樹脂製の固定本体11の貫通孔11a内に空気 圧によって圧入されて固定された状態になっているために、固定本体11の貫通 孔11a内に挿入される磁石体12によって、固定本体11が破損するおそれも ない。さらに、固定本体11の各表面に磁石体12の各端面がそれぞれ露出した 状態になっているために、固定本体11のいずれの表面を紙片に突き合わせても よい。
【0023】
【考案の効果】
本考案の紙片固定具は、このように、合成樹脂等によって平板状に構成された 固定本体に貫通孔が設けられて、その貫通孔内に磁石体が空気圧によって圧入さ れて、磁石体の各端面が貫通孔の各端面から露出した状態で固定されているため に、ホワイトボード等の磁性体の表面に、紙片を落下しないように固定する際に 、固定本体のいずれの表面を紙片に突き合わせてもよく、ひじょうに使い易くな っている。また、磁石体は固定本体の貫通孔内に圧入して固定されているために 、製造が容易であり、しかも、合成樹脂製の固定本体を破損させることなく、磁 石体を貫通孔内に挿入して固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の紙片固定具の実施の形態の一例を示す
斜視図である。
【図2】本考案の紙片固定具の実施の形態の他の例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10 紙片固定具 11 固定本体 11a 貫通孔 12 磁石体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂等によって平板状に構成されて
    おり、厚さ方向に貫通する貫通孔が設けられた固定本体
    と、 この固定本体の貫通孔内に空気圧によって圧入されて、
    各端面が貫通孔のそれぞれの端面から露出した状態で固
    定された磁石体と、 を具備することを特徴とする紙片固定具。
JP1998010550U 1998-11-30 1998-11-30 紙片固定具 Expired - Lifetime JP3059484U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998010550U JP3059484U (ja) 1998-11-30 1998-11-30 紙片固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998010550U JP3059484U (ja) 1998-11-30 1998-11-30 紙片固定具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3059484U true JP3059484U (ja) 1999-07-09

Family

ID=43193341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998010550U Expired - Lifetime JP3059484U (ja) 1998-11-30 1998-11-30 紙片固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3059484U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714173U (ja) * 1993-08-24 1995-03-10 株式会社新潟鉄工所 油圧ポンプ等の防音装置
JP2014509400A (ja) * 2010-12-15 2014-04-17 ハルティング アプライド テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 情報支持体、当該情報支持体の取付け及び取外しのための装置並びに方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714173U (ja) * 1993-08-24 1995-03-10 株式会社新潟鉄工所 油圧ポンプ等の防音装置
JP2014509400A (ja) * 2010-12-15 2014-04-17 ハルティング アプライド テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 情報支持体、当該情報支持体の取付け及び取外しのための装置並びに方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02273781A (ja) 磁気吸着力によって基部に表示要素を取付ける装置
US20040131815A1 (en) Mounting assembly for attaching articles to surfaces
US9622601B2 (en) Method and apparatus for hanging sheet material
JP3059484U (ja) 紙片固定具
JP3128390U (ja) 掲示具
JPS62152824A (ja) 金属板埋設ケ−スの成形方法
JPH02132908U (ja)
JP3068578U (ja) シ―ト類挟持用具
KR100759927B1 (ko) 자석클립
JP2008001079A (ja) ボード
WO1989005022A1 (en) Signplate
JP3170956U (ja) 表示物保持具
JP3845095B2 (ja) 磁石付きペーパーホルダー
US20230112378A1 (en) System and device for hanging magnetic ornaments
US20070245613A1 (en) Image display device with permanently incorporated pins
JP3059538U (ja) 永久磁石とこれを用いた磁着具
JP5801683B2 (ja) 磁気吸着表示体
JP3161699U (ja) 磁石式装飾板表示機構
JPS6345344Y2 (ja)
JP2520264Y2 (ja) 吸着具の止め構造
JP2580683Y2 (ja) 磁性固定具
KR100469893B1 (ko) 영구자석을 이용한 홀더
JPS6136376Y2 (ja)
JPS6134535Y2 (ja)
JPS63158312A (ja) 固定用ネジ隠し板

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term