JP3059456B2 - 画情報受信装置 - Google Patents

画情報受信装置

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JP3059456B2
JP3059456B2 JP2066339A JP6633990A JP3059456B2 JP 3059456 B2 JP3059456 B2 JP 3059456B2 JP 2066339 A JP2066339 A JP 2066339A JP 6633990 A JP6633990 A JP 6633990A JP 3059456 B2 JP3059456 B2 JP 3059456B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画情報受信装置に関し、詳細には、受信画
情報をバックアップをとるのと並行して、当該バックア
ップをとっているページよりも前に記憶されたページの
画情報を出力する画情報受信装置に関する。
(従来の技術) 近時、情報化時代にあって、画情報の通信を行なう各
種装置が出現しており、画情報受信装置としては、例え
ば、ファクシミリ装置等が普及している。
このファクシミリ装置においては、従来、その出力装
置として、一般に、感熱記録装置が使用されており、受
信画情報をリアルタイムに記録出力する。
しかし、このような感熱記録装置にあっては、記録品
質が悪く、また、記録速度が遅いという問題があった。
そこで、近時、出力装置としてレーザー記録装置等の
高速で、記録品質の良好な記録装置を使用する画情報受
信装置が出現している。
ところが、レーザー記録装置等の記録品質の良好な高
速の記録装置は、一般に、画情報をページ単位で記録す
る、いわゆるノンリアルタイム記録装置であるため、画
情報受信装置はページメモリや画情報記憶手段を有し、
受信した画情報をページメモリを介してページ単位でこ
のノンリアルタイム記録装置に出力して記録紙に記録出
力させるとともに、画情報記憶手段に記憶して受信画情
報のバックアップをとっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のノンリアルタイム記
録装置を備えた画情報受信装置にあっては、画情報を受
信すると、受信画情報を画情報記憶手段に記憶してバッ
クアップをとっているが、出力手段で出力中の画情報の
ページは受信画情報のページから少なくとも1ページの
遅れがあるため、受信途中に画情報記憶手段が満杯にな
ると、受信画情報のバックアップがとれない。その結
果、受信途中に、記録装置にエラーが発生すると、画情
報の欠落が発生し、受信画情報の保護が不十分となると
いう問題があった。
(発明の目的) そこで、請求項1記載の発明は、画情報の受信時、受
信画情報をバックアップする画情報記憶手段の残容量が
所定容量以下であると、画情報の受信を禁止することに
より、常に受信画情報のバックアップをとれるようにし
て、画情報の欠落を防止し、受信画情報を保護すること
を目的とし、 請求項2記載の発明は、受信中においても受信画情報
をバックアップする画情報記憶手段の残容量をチェック
し、画情報記憶手段が満杯になると、相手通信端末に受
信ページにエラーが発生したとして通知して受信を中断
するとともに、画情報記憶手段が満杯のため正常にバッ
クアップできなかったページの画情報を画情報記憶手段
から削除し、正常にバックアップした画情報は、受信途
中に出力手段にエラーが発生しても出力手段の復旧後
に、出力手段で出力可能として、画情報の欠落をより一
層確実に防止するとともに、受信を可能なかぎり行なえ
るようにすることを目的とし、 請求項3記載の発明は、正常出力されたページの画情
報を画情報記憶手段から削除し、画情報記憶手段を有効
に利用して満杯になることを防止し、画情報の受信を効
率よく行なえるようにすることを目的とし、 請求項4記載の発明は、画情報記憶手段の残容量不足
による受信禁止処理を選択する選択手段を設け、オペレ
ータが適宜受信禁止処理を選択できるようにして、画情
報受信装置の利用性を向上させることを目的としてい
る。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、 請求項1記載の発明は、 受信画情報を記憶する第1および第2の画情報記憶手
段と、 出力中の画情報のページが受信中の画情報のページか
ら少なくとも1ページ分遅れてページ単位で出力するノ
ンリアルタイムタイプの出力手段と、 前記第1の画情報記憶手段の残容量を検出する記憶容
量検出手段と、 を、備え、 ページ毎に正常受信したか否かの所定の制御信号を相
手通信端末に送信しつつ画情報を受信し、受信画情報を
前記第1の画情報記憶手段に記憶して前記第2の画情報
記憶手段に対するバックアップをとるのと並行して、当
該バックアップをとっているページよりも前に前記第1
の画情報記憶手段に記憶されたページの画情報を前記第
2の画情報記憶手段を介して出力手段により出力させる
とともに、 画情報の受信時、前記記憶容量検出手段により前記第
1の画情報記憶手段が所定の残容量以下であると検出さ
れた場合に、画情報の受信を拒否することを特徴とし、 請求項2記載の発明は、 受信画情報を記憶する第1および第2の画情報記憶手
段と、 出力中の画情報のページが受信中の画情報のページか
ら少なくとも1ページ分遅れてページ単位で出力するノ
ンリアルタイムタイプの出力手段と、 前記第1の画情報記憶手段の残容量を検出する記憶容
量検出手段と、 を、備え、 ページ毎に正常受信したか否かの所定の制御信号を相
手通信端末に送信しつつ画情報を受信し、受信画情報を
前記第1の画情報記憶手段に記憶して前記第2の画情報
記憶手段に対するバックアップをとるのと並行して、当
該バックアップをとっているページよりも前に前記第1
の画情報記憶手段に記憶されたページの画情報を出力手
段により前記第2の画情報記憶手段を介して出力させる
とともに、 受信途中に、記憶容量検出手段が前記第1の画情報記
憶手段の残容量が空であることを検出すると、所定の制
御信号を通信端末に出力して受信中ページにエラーが発
生したとして相手通信端末に通知した後、通信を中断す
るとともに、前記第1の画情報記憶手段が満杯となった
ために正常にバックアップできなかったページの画情報
を前記第1の画情報記憶手段から削除することを特徴と
し、 請求項3記載の発明は、 請求項1あるいは請求項2記載の画情報受信装置にお
いて、 前記出力手段で正常出力された画情報のページを検出
する正常出力ページ検出手段を設け、 受信画情報のうち正常出力されたページの画情報を前
記第1の画情報記憶手段から削除することを特徴とし、 請求項4記載の発明は、 受信画情報を記憶する第1および第2の画情報記憶手
段と、 出力中の画情報のページが受信中の画情報のページか
ら少なくとも1ページ分遅れてページ単位で出力するノ
ンリアルタイムタイプの出力手段と、 前記第1の画情報記憶手段の残容量を検出する記憶容
量検出手段と、 前記第1の画情報記憶手段の残容量が所定容量以下の
とき画情報の受信を拒否するか否かを選択する選択手段
と、 を、備え、 ページ毎に正常受信したか否かの所定の制御信号を相
手通信端末に送信しつつ画情報を受信し、受信画情報を
前記第1の画情報記憶手段に記憶して前記第2の画情報
記憶手段に対するバックアップをとるのと並行して、当
該バックアップをとっているページよりも前に前記第1
の画情報記憶手段に記憶されたページの画情報を前記第
2の画情報記憶手段を介して出力手段により出力させる
とともに、 前記選択手段により画情報受信の拒否が選択されてい
るときのみ、画情報の受信時、前記記憶容量検出手段に
より前記第1の画情報記憶手段が所定の残容量以下であ
ると検出された場合に、画情報の受信を拒否することを
特徴としている。
以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第7図は請求項1、請求項2、請求項3およ
び請求項4記載の発明の画情報受信装置の一実施例を示
す図である。
第1図はその画情報受信装置としてのファクシミリ装
置1のブロック図であり、ファクシミリ装置1は、網制
御部2、モデム3、FIFOメモリ4、ECMバッファ5、ラ
インバッファ6、文書記憶部7、ページメモリ8、符号
化・復号化部9、システム制御部10、スキャナ11、プロ
ッタ12、操作表示部13およびRAM14等を備えている。
網制御部2には、回線L、例えば、電話回線が接続さ
れており、網制御部2は、一般にAAーNCUと称されてい
るものである。網制御部2は呼の設定、解除等を行な
う。
モデム3は、送信時、送信信号を回線Lの伝達に適し
た形態に変調し、また、受信時、回線Lから送られてき
た変調信号を復調する。
FIFOメモリ4は画情報を一時的に蓄積するメモリであ
り、例えば、受信画情報を受信順に蓄積して蓄積した順
に順次出力する。
ECMバッファ5はECM方式で通信を行なう場合に画情報
を一時的に蓄積するバッファメモリであり、例えば、EC
M通信時に受信画情報を受信順に蓄積して蓄積順に順次
出力する。このECM通信とは半二重ページ選択訂正ARQ
(Automatic Repeat Request)手法に基づいた誤り訂正
方式であり、送信側ファクシミリ装置が符号化データを
多数のフレームに分割するとともにそれぞれにフレーム
番号を付けて送信し、受信側ファクシミリ装置が正常に
受信されなかった場合、そのフレーム番号を指定して再
送要求を行なうものである。
ラインバッファ6は画情報をファクシミリ装置1で内
部処理する場合のバッファメモリであり、数ライン分の
画情報を蓄積する容量を有している。
文書記憶部7は所定容量を有し、受信画情報や送信用
画情報を蓄積する。文書記憶部7には送信用の画情報や
受信した画情報が蓄積され、文書記憶部7に蓄積された
画情報は所定時期に読み出されて送信処理や記録出力処
理が行われる。また、この文書記憶部7は受信時の受信
文書のバックアップ用の第1の画情報記憶手段として利
用される。
ページメモリ8は少なくとも画情報を1ページ分蓄積
する容量を有しており、例えば、受信画情報を1ページ
分蓄積すると、プロッタ12に出力して記録に供する。す
なわち、このページメモリ8は受信画情報を出力するた
めの第2の画情報記憶手段として利用される。
符号化・復号化部9は画情報の電送時間の短縮化と効
率化を図るものであり、送信時には画情報を圧縮(符号
化)し、また、受信時には符号化された画情報を原情報
に再生(復号化)する。
システム制御部10はROM(Read Only Memory)やCPU
(Central Processing Unit)等を有し、ROMにはファク
シミリ装置1としての基本プログラムや本願各発明の画
情報受信処理等のプログラムがあらかじめ格納されてい
る。システム制御部10はROM内のプログラムに従ってフ
ァクシミリ装置1の各部を制御してファクシミリ装置1
としてのシーケンスを実行するとともに、本願各発明の
画情報受信処理を実行する。また、システム制御部10は
文書記憶部7の残容量の検出やプロッタ12で正常記録さ
れた画情報のページ管理等を行ない、これらに関するデ
ータをRAM14に記憶する。
スキャナ11としては、例えば、CCD(Charge Coupled
Device)を利用したラインイメージセンサが用いられて
おり、スキャナ11は1ライン毎に原稿を読み取って画情
報として出力する。
プロッタ12としては、例えば、第2図に示すような、
レーザ記録装置が用いられており、プロッタ12は、ポリ
ゴンミラー21、ミラー22、感光体ベルト23、ローラ24、
現像部25、転写部26、クリーニング部27、定着部28、カ
セット29、分離部30、フィードローラ31、および排紙ロ
ーラ32等を備えている。カセット29内には記録紙33が収
納されており、カセット29内の記録紙33は分離部30によ
り一枚づつ分離されてフィードローラ31へ送給される。
このフィードローラ31の手前には、記録紙センサ34が設
けられており、記録紙センサ34はフィードローラ31に送
給されてくる記録紙33の先端および後端を検出してシス
テム制御部10に出力する。フィードローラ31は記録紙29
を転写部26および定着部28へと搬送し、排紙ローラ32は
記録の行なわれた記録紙29をプロッタ12外、すなわち、
ファクシミリ装置1外に排出する。この排紙ローラ32の
後方には記録紙センサ35が設けられており、記録紙セン
サ35は排紙ローラ32により排出される記録紙33を検出し
てシステム制御部10に出力する。一方、感光体ベルト23
はローラ24により回転され、感光体ベルト23にはその書
込位置Wで画情報により変調された光がポリゴンミラー
21およびミラー22を介して照射される。感光体ベルト23
にはこの光により静電潜像が形成され、転写部26でトナ
ー25aが付着されて現像される。トナー25aの付着された
感光体ベルト23は、さらに回転して転写部26で感光体ベ
ルト23のトナー25aが転写部26に搬送されてきた記録紙3
3に転写される。感光体ベルト23はさらに回転されてク
リーニング部27でトナー25aが取り除かれ、除電部36で
除電された後、再び書込位置Wで光が照射されて静電潜
像が書込まれる。
このプロッタ12はその光源としてレーザを使用してお
り、ページメモリ8に1ページ分の画情報が蓄積される
と、この画情報を受け取って高速で変調した光を感光体
ベルト23上に照射して記録を行なう。したがって、プロ
ッタ12は受信画情報のページよりも少なくとも1ページ
分は遅れたページの画情報の記録を行ない、いわゆるノ
ンリアルタイムタイプの出力手段を構成している。
操作表示部13はテンキーやスタートキー等の各種操作
キーを備えるとともに、ディスプレー(例えば、液晶デ
ィスプレー)を備え、操作キーのキー操作により各種命
令が入力されるとともに、入力された内容やファクシミ
リ装置1からオペレータに伝達する各種情報をディスプ
レーに表示する。また、操作表示部13には選択キー(図
示略)が設けられており、オペレータはこの選択キーに
より受信時に文書記憶部7が所定容量以下であると、受
信を拒否するのか、それとも受信を行なうのかを選択す
ることができる。
RAM(Random Access Memory)14はファクシミリ装置
1の制御に必要な各種データ、特に、文書記憶部7の残
容量に関するデータや正常記録したページに関するデー
タ等を記憶する。
次に作用について説明する。
本願各発明は、ノンリアルタイムタイプの出力手段を
利用した画情報受信装置において、受信画情報を適切に
保護するための受信処理方式を提供するところにその特
徴がある。以下、この受信処理について説明する。
このファクシミリ装置1は、受信画情報を受信と平行
してプロッタ12で記録出力する通常の即時記録受信を行
ない、また、文書記憶部7を備えていることから、通常
のメモリ送・受信を行なうことができるとともに、メモ
リ受信を設定していないときには、従来の画情報蓄積用
のメモリを備えたファクシミリ装置と同様に、プロッタ
12にエラーが発生したときには、文書記憶部7に受信画
情報を蓄積する、いわゆる代行受信を行なう。
この通常の即時記録受信においては、プロッタ12がノ
ンリアルタイムタイプの出力手段であることから、文書
記憶部7に受信画情報のバックアップを行なう。そこ
で、ファクシミリ装置1は、常時、文書記憶部7の残容
量をチェックし、残容量に応じて本願各発明の種々の受
信処理を行なうとともに、操作表示部13の選択キーによ
り、文書記憶部7の残容量が所定容量以下の時に受信を
行なうか否かの選択を行なうことができる。
すなわち、ファクシミリ装置1は、第3図に示すよう
に、発呼があると、操作表示部13の選択キーにより受信
拒否モードが選択されているかどうかチェックし(ステ
ップS1)、受信拒否モードが選択されているときには、
文書記憶部7に所定の空容量があるかどうかチェックす
る(ステップS2)。文書記憶部7に所定の空容量がない
ときには、受信文書のバックアップが充分行えないの
で、発呼に対して応答を行わず、受信を拒否する(ステ
ップS3)。したがって、受信文書のバックアップを行え
るときにのみ受信を行うことができ、受信文書を保護す
ることができる。
ステップS2で、文書記憶部7に所定容量以上の空容量
があるときには、受信処理に移行し、受信処理を行う
(ステップS4)。
すなわち、ECM方式によらない通常のファクシミリ通
信方式による受信処理では、相手ファクシミリ装置との
間で通常のファクシミリ制御信号を交換して画情報の受
信を開始し、1ページ目の画情報を正常に受信すると、
MCF信号(メッセージ確認信号)を送出して次ページの
受信を開始する。ファクシミリ装置1は、受信した画情
報をモデム3で変調してFIFOメモリ4に入れ、FIFOメモ
リ4から順次取り出して符号化・復号化部9で復号化し
てラインバッファ6にセットするとともに、文書記憶部
7に符号化・復号化部9で復号化しない状態の画情報
を、または、符号化・復号化部9で復号化した後、再度
符号化・復号化部9で所定の符号化方式で符号化して蓄
積する。次に、ラインバッファ6に1ライン以上の画情
報が蓄積されると、ラインバッファ6からページメモリ
8に画情報を転送し、ペーシメモリ8に1ページ分以上
の画情報が蓄積されると、画情報をプロッタ12に転送し
てプロッタ12で記録紙に記録を行なう。
一方、ECM方式による受信時では、相手ファクシミリ
装置との間でECM方式によるファクシミリ制御信号を交
換して画情報の受信を開始する。すなわち、ECM方式で
は、受信した画情報をモデム3で復調した後、ECMバッ
ファ5に蓄え、ECMバッファ5の画情報を符号化・復号
化部9に転送して復号化するとともに、各ページの画情
報が正常受信されたかどうかを1ページを複数のフレー
ムに分解してチェックする。正常受信されると、復号化
した画情報をラインバッファ6にセットするとともに、
文書記憶部7に符号化・復号化部9で復号化しない状態
の画情報を、あるいは、符号化・復号化部9で復号化し
た後、再度符号化・復号化部9で符号化して蓄積する。
次に、ラインバッファ6に1ライン以上画情報が蓄積さ
れると、ラインバッファ6からページメモリ8に画情報
を転送し、ページメモリ8に1ページ分以上の画情報が
蓄積されると、画情報をプロッタ12に転送してプロッタ
12で記録紙に記録を行なう。一方、正常受信されないフ
レームがあるときには、そのフレームについて送信側か
ら再送する。
また、ステップS1で、受信拒否モードでないときに
は、プロッタ12が正常かどうかチェックし(ステップS
5)、プロッタ12が正常のときには、受信処理に移行す
る(ステップS4)。プロッタ12にエラーが発生している
ときには、文書記憶部7に空容量があるかどうかチェッ
クし(ステップS6)、空容量がないときには、代行受信
することができないので、発呼に対してなんら応答する
ことなく処理を終了する(ステップS3)。文書記憶部7
に空容量があるときには、代行受信が可能であるので、
受信処理に移行する(ステップS4)。この場合、受信し
た文書の画情報は、全て文書記憶部7に記憶し、プロッ
タ12が復旧した時点で、文書記憶部7から読み出してプ
ロッタ12で記録紙に記録出力する。
また、ファクシミリ装置1は、受信処理に移行した場
合、第4図に示すように、ポストメッセージを受信する
と、メモリ受信中かどうかチェックし(ステップT1)、
メモリ受信中でなければ、プロッタ12が正常かどうかチ
ェックする(ステップT2)。プロッタ12が正常の時に
は、文書記憶部7の残容量による受信中断処理を行なう
いわゆる受信中断モードかどうかチェックし(ステップ
T3)、受信中断モードでないときには、プロッタ12は正
常であるので、MCF信号をセットして応答信号を送出す
る(ステップT4、T5)。ステップT3で、受信中断モード
のときには、文書記憶部7に空容量があるかどうかチェ
ックし(ステップT6)、空容量があるときには、受信文
書の画情報をバックアップすることができるので、MCF
信号をセットして応答信号を送出する(ステップT4、T
5)。ステップT6で、文書記憶部7に空容量がないとき
には、受信文書の画情報をバックアップすることができ
ないので、PIN信号またはDCN信号をセットして応答信号
を送出し(ステップT7、T5)、受信を中断する。
また、ステップT1で、既にメモリ受信中のときには、
文書記憶部7に空容量があるかどうかチェックする(ス
テップT8)。文書記憶部7に空容量が有るときには、メ
モリ受信モードをセットし(ステップT9)、ファクシミ
リ制御信号としてMCF信号をセットして応答信号を送出
する(ステップT10)。ステップT8で、文書記憶部7に
空容量がないときには、メモリ受信することができない
ので、PIN信号またはDCN信号をセットして応答信号を送
出し(ステップT7、T5)、受信を中断する。
したがって、第5図に、ECM方式によらない通常のフ
ァクシミリ通信方式の場合〔第5図(a)〕とECM方式
の場合〔第5図(b)〕について示すように、受信中断
モードがセットされているときには、文書記憶部7に空
容量がなくなると(第5図中MEで表示)、PIN信号ある
いはDCN信号を送出して受信を中断し、文書記憶部7に
空容量が有るときにのみ、受信を行なうことができる。
その結果、受信画情報を確実にバックアップすることが
でき、受信画情報を保護することができる。したがっ
て、ファクシミリ装置1の信頼性を向上させることがで
きる。
さらに、ファクシミリ装置1においては、第6図に示
すように、プロッタ12で正常に記録出力された文書のペ
ージを管理し、正常に記録出力された文書のページの画
情報を文書記憶部7から消去する。すなわち、ファクシ
ミリ装置1は、正常記録出力された画情報を消去するモ
ードが選択されているかどうか(正常記録画情報消去モ
ードが選択されているかどうか)チェックし(ステップ
Q1)、正常記録画情報消去モードが選択されていないと
きには、文書記憶部7からの画情報の消去を行なわず、
次の処理に移行する。正常記録画情報消去モードが選択
されているときには、プロッタ12で正常記録されて排紙
されたページがあるかどうかチェックし(ステップQ
2)、正常記録出力されたページがないときには、他の
処理を行なって再びステップQ1に戻る。正常記録出力さ
れたページがあるときには、文書記憶部7から当該正常
記録出力されたページの画情報を消去し(ステップQ
3)、他の処理を行なった後、ステップQ1に戻って同様
の処理を行なう。この正常記録出力したかどうかは、第
2図に示す原稿センサ34、35の検出結果により、システ
ム制御部10が判断する。すなわち、第7図に示すよう
に、1ページ目の画情報を受信すると、ページメモリ8
から、あるいはメモリ受信時には、文書記憶部7から、
プロッタ12に画情報を転送して感光体ベルト23への書き
込みを始める。これに合せて、記録紙33をフィードロー
ラ31で搬送するが、このとき、記録紙センサ34が記録紙
33の先端を検出し、感光体ベルト23に書き込まれた像と
のタイミングを見計ってフィードローラ31を駆動して記
録を行なう。その後、記録紙センサ34が記録紙33の後端
を検出すると、所定時間で記録が完了することになり、
記録紙センサ35が記録紙33の後端を検出すると、所定時
間で記録紙33が排紙される。したがって、これら記録紙
センサ34、35の検出結果により、正常に記録出力された
かどうかを判別することができる。
したがって、正常記録出力された画情報を文書記憶部
7から消去することができ、文書記憶部7を有効に利用
することができる。その結果、受信時に、文書記憶部7
の残容量が所定容量以下であるために受信拒否する状況
の発生を低減することができ、また、受信途中で、文書
記憶部7が満杯となって、受信を中断する状況の発生を
低減することができる。その結果、画情報の受信を効率
よく行うことができる。
なお、上記実施例は、ファクシミリ装置に適用した場
合について説明したが、これに限るものではなく、ファ
クシミリメール装置、その他ノンリアルタイムタイプの
出力手段を備えた画情報受信装置一般に適用することが
できる。
(効果) 請求項1記載の発明によれば、ノンリアルタイム出力
装置を備えた画情報受信装置において、受信画情報をバ
ックアップする画情報記憶手段の残容量が所定容量以下
であると、受信を拒否することができるので、受信画情
報の欠落を防止し、受信画情報を保護することができ
る。その結果、画情報受信装置の信頼性を向上させるこ
とができる。
請求項2記載の発明によれば、受信中においても受信
画情報をバックアップする画情報記憶手段の残容量をチ
ェックし、画情報記憶手段が満杯になると、相手通信端
末に受信ページにエラーが発生したとして通知して受信
を中断するとともに、画情報記憶手段が満杯のため正常
にバックアップできなかったページの画情報を画情報記
憶手段から削除し、正常にバックアップした画情報は、
受信途中に出力手段にエラーが発生しても出力手段の復
旧後に、出力手段で出力することができるので、画情報
の欠落をより一層確実に防止することができるととも
に、画情報記憶手段の容量チェックを行ないつつ受信の
機会を増加させることができる。
請求項3記載の発明によれば、正常出力されたページ
の画情報を画情報記憶手段から削除することができるの
で、満杯になることを防止して画情報記憶手段を有効に
利用することができ、画情報の受信を効率よく行うこと
ができる。
請求項4記載の発明によれば、画情報記憶手段の残容
量不足による受信禁止処理をオペレータが適宜選択する
ことができるので、画情報受信装置の利用性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第7図は請求項1、請求項2、請求項3および
請求項4記載の発明の画情報受信装置の一実施例を示す
図であり、 第1図はその画情報受信装置としてのファクシミリ装置
のブロック図、 第2図はそのファクシミリ装置のプロッタの要部構成
図、 第3図はその受信拒否処理のフローチャート、 第4図はその受信中の画情報記憶手段の残容量による受
信中断処理のフローチャート、 第5図(a)(b)はそれぞれ通常のファクシミリ通信
方式〔第5図(a)〕とECM方式〔第5図(b)〕での
画情報記憶手段の残容量に基づく受信中断処理を示すシ
ーケンス図、 第6図はその正常出力ページの文書記憶手段からの消去
処理のフローチャート、 第7図はその正常出力ページ検出処理の説明図である。 1……ファクシミリ装置、 2……網制御部、 3……モデム、 4……FIFOメモリ、 5……ECMバッファ、 6……ラインバッファ、 7……文書記憶部、 8……ページメモリ、 9……符号化・復号化部、 10……システム制御部、 11……スキャナ、 12……プロッタ、 13……操作表示部、 14……RAM、 21……ポリゴンミラー、 22……ミラー、 23……感光体ベルト、 24……ローラ、 25……現像部、 26……転写部、 27……クリーニング部、 28……定着部、 29……カセット、 30……分離部、 31……フィードローラ、 32……排紙ローラ、 33……記録紙、 34……記録紙センサ、 35……記録紙センサ、 36……除電部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/34 H04N 1/21

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信画情報を記憶する第1および第2の画
    情報記憶手段と、 出力中の画情報のページが受信中の画情報のページから
    少なくとも1ページ分遅れてページ単位で出力するノン
    リアルタイムタイプの出力手段と、 前記第1の画情報記憶手段の残容量を検出する記憶容量
    検出手段と、 を、備え、 ページ毎に正常受信したか否かの所定の制御信号を相手
    通信端末に送信しつつ画情報を受信し、受信画情報を前
    記第1の画情報記憶手段に記憶して前記第2の画情報記
    憶手段に対するバックアップをとるのと並行して、当該
    バックアップをとっているページよりも前に前記第1の
    画情報記憶手段に記憶されたページの画情報を前記第2
    の画情報記憶手段を介して出力手段により出力させると
    ともに、 画情報の受信時、前記記憶容量検出手段により前記第1
    の画情報記憶手段が所定の残容量以下であると検出され
    た場合に、画情報の受信を拒否することを特徴とする画
    情報受信装置。
  2. 【請求項2】受信画情報を記憶する第1および第2の画
    情報記憶手段と、 出力中の画情報のページが受信中の画情報のページから
    少なくとも1ページ分遅れてページ単位で出力するノン
    リアルタイムタイプの出力手段と、 前記第1の画情報記憶手段の残容量を検出する記憶容量
    検出手段と、 を、備え、 ページ毎に正常受信したか否かの所定の制御信号を相手
    通信端末に送信しつつ画情報を受信し、受信画情報を前
    記第1の画情報記憶手段に記憶して前記第2の画情報記
    憶手段に対するバックアップをとるのと並行して、当該
    バックアップをとっているページよりも前に前記第1の
    画情報記憶手段に記憶されたページの画情報を前記第2
    の画情報記憶手段を介して出力手段により出力させると
    ともに、 受信途中に、記憶容量検出手段が前記第1の画情報記憶
    手段の残容量が空であることを検出すると、所定の制御
    信号を通信端末に出力して受信中ページにエラーが発生
    したとして相手通信端末に通知した後、通信を中断する
    とともに、前記第1の画情報記憶手段が満杯となったた
    めに正常にバックアップできなかったページの画情報を
    前記第1の画情報記憶手段から削除することを特徴とす
    る画情報受信装置。
  3. 【請求項3】請求項1あるいは請求項2記載の画情報受
    信装置において、 前記出力手段で正常出力された画情報のページを検出す
    る正常出力ページ検出手段を設け、 受信画情報のうち正常出力されたページの画情報を前記
    第1の画情報記憶手段から削除することを特徴とする請
    求項1あるいは請求項2記載の画情報受信装置。
  4. 【請求項4】受信画情報を記憶する第1および第2の画
    情報記憶手段と、 出力中の画情報のページが受信中の画情報のページから
    少なくとも1ページ分遅れてページ単位で出力するノン
    リアルタイムタイプの出力手段と、 前記第1の画情報記憶手段の残容量を検出する記憶容量
    検出手段と、 前記第1の画情報記憶手段の残容量が所定容量以下のと
    き文書の受信を拒否するか否かを選択する選択手段と、 を、備え、 ページ毎に正常受信したか否かの所定の制御信号を相手
    通信端末に送信しつつ画情報を受信し、受信画情報を前
    記第1の画情報記憶手段に記憶して前記第2の画情報記
    憶手段に対するバックアップをとるのと並行して、当該
    バックアップをとっているページよりも前に前記第1の
    画情報記憶手段に記憶されたページの画情報を前記第2
    の画情報記憶手段を介して出力手段により出力させると
    もに、 前記選択手段により画情報受信の拒否が選択されている
    ときのみ、画情報の受信時、前記記憶容量検出手段によ
    り前記第1の画情報記憶手段が所定の残容量以下である
    と検出した場合に、画情報の受信を拒否することを特徴
    とする画情報受信装置。
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