JPH0740696B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

Info

Publication number
JPH0740696B2
JPH0740696B2 JP61112212A JP11221286A JPH0740696B2 JP H0740696 B2 JPH0740696 B2 JP H0740696B2 JP 61112212 A JP61112212 A JP 61112212A JP 11221286 A JP11221286 A JP 11221286A JP H0740696 B2 JPH0740696 B2 JP H0740696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
data
image
reading
page
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61112212A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62268234A (ja
Inventor
友行 芳賀沼
俊 武田
幸彦 尾形
陽治 金子
行相 国司
吉雄 吉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP61112212A priority Critical patent/JPH0740696B2/ja
Publication of JPS62268234A publication Critical patent/JPS62268234A/ja
Publication of JPH0740696B2 publication Critical patent/JPH0740696B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はフアクシミリ等の通信端末装置に関する。
(従来技術) 一般に、ファクシミリ装置等の通信端末装置において、
送信および受信する場合、送受信の画像データを(また
は送受信のコード)を画像メモリに記憶させている。こ
の場合、タイマー送信等を実行するために所定期間、画
像データを蓄積する蓄積メモリエリアと、即時送信等の
ために一時的に画像データを記憶する即時メモリエリア
とを設定し、上記両メモリエリアを1つのメモリに設定
することが考えられる。この場合、上記蓄積メモリエリ
アと上記即時メモリエリアとを有効に使用できるように
することが望まれると同時に、この時に、即時メモリエ
リアを確実に使用できるようにされていることが望まれ
る。
(目的) 本願発明は、上述の従来技術に鑑み、通信端末装置にお
いて、ある画像データについては所定期間蓄積するとと
もに、別の画像データについては一時的に格納する場
合、メモリを効率よく活用することができ、従って、通
信端末装置の構成を簡略化することができる通信端末装
置を提供することを目的とする。
(実施例) 第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク図である。
上記実施例は、画像読取り系としての画像読取り部100
と、記録系としてのレーザプリンタ200と、デジタルデ
ータ変換網(DDX)の回線400と、画像読取り部100とレ
ーザプリンタ200とを制御し、DDX400との伝送制御をす
るコントローラCとを有する。
第2図は、画像読取り部100を示す斜視図である。
原稿挿入部110から所定の原稿を挿入し、内部に設けら
れた画像読取り手段によって、画像情報が電気信号に変
換され、排紙トレー120から原稿が排出される。また、
画像読取り部100には、操作パネル130が設けられ、画像
読取り部100とレーザプリンタ200とを制御するコントロ
ーラCが内蔵されている。
第3図は、操作パネルを示す図である。
操作パネル130は、蓄積メモリエリアの使用の選択、標
準モード、フアインモードの解像度選択、ミニフアツク
ス(NTTモード)、ハーフトーンの伝送モード等の指
定、相手局のダイヤル操作、コピーモード、送信モー
ド、受信モードの選択その他の機能を実行させるもので
ある。なお、後述する画像メモリを蓄積メモリエリアと
して使用する場合には、第3図に示す「メモリ」のキー
を押す。
第4図は、レーザプリンタ200の一例を示す縦断面図で
ある。
レーザプリンタ200は、露光装置210と、現像ユニツト22
0と、給紙カセツト230と、転写部240と、定着部250と、
スタツカ部260とを有する。露光装置210は、コントロー
ラCからのイメージデータにより変調されるレーザ211
を含むレーザユニツトと、ポリゴンミラー212を含むス
キヤナとを有する。
現像ユニツト220は、感光ドラム221と、クリーナ222と
を有し、反射ミラー213によってドラム221上に形成され
た潜像を可視化するものである。
給紙カセツト230内の用紙は、給紙ローラ231、搬送ロー
ラ232によって送られ、レジストシヤツタ233で一時的に
停止される。これによって、レーザの照射およびドラム
221の回転と、用紙送りとの間で同期がとられ、その後
に送り込みローラ234によって用紙がドラム221に送られ
る。そして、転写部240においてトナー像が用紙に転写
され、定着部250においてそのトナー像が定着する。
上記した用紙の搬送、文字の形成、現像、転写、定着等
の一連の動作タイミング制御は、後述する画像メモリ10
に記憶されたデータの読出しタイミングに基づいて、後
述のレーザプリンタコントローラ35を介して行なわれ
る。A4サイズのプリントを受信から約4〜6secで完了さ
せる。
第1図に戻って、コントローラCの説明を行なう。
コントローラCは、主に、画像読取り部110からの読取
りデータを相手局に送信する送信系と、相手局から受け
たデータをレーザプリンタ200に送る受信系と、所定の
画像データを記憶する画像メモリ10と、コントローラC
の全体を制御するCPU50とで構成されている。メモリ10
は約2Mバイトのデータが格納できる。
上記送信系は、リーダインタフエース21と、読取りデー
タを中間コードに変換する中間コーダ22と、この中間コ
ードを記憶する画像メモリ10と、相手局の有する機能に
従って、画素密度を低下させる画素密度変換回路60と、
中間コードを更にコード化するMMRコーダ23と、アツセ
ンブル(つまりバケツト化)するCCU30とで構成されて
いる。
上記中間コードは周知のランレングスコードと非コード
画素データとの混合データである。上記非コード画素デ
ータは、ランレングスコード化によりコードビツトが基
の画素データの連続するビツト数より多くなると、コー
ド化せず元のデータのままである。この中間コードはと
くに送信時、相手局の受信密度に応じて密度変換(8pel
/mm、16pel/mm)したり、相手局の伝送モード(G3,G4
等)に応じて符号変換(MH,MMR等)したりするのに有利
である。CCUはMMRコード変換されたデータをラベル等の
付加データを含め128バイト毎にパケツジにして64Kビツ
ト/secの伝送速度のDDX回線400に送り込む。
上記受信系は、送られたバケツトデータをデパケツト化
するCCU30と、受信データを中間コードに変換するMMRデ
コーダ41と、このMMRデコーダ41の出力信号である中間
コードを記憶する画像メモリ10と、ドツト重複手段を有
する画素密度変換手段44と、中間コードからビデオ信号
に変換するデコーダ45と、レーザプリンタ200を変調制
御するレーザプリンタコントローラ35とで構成されてい
る。
画像メモリ管理回路11は、画像メモリ10のメモリ残量記
憶、書込み、読出し等の全体の制御管理を行なうもの
で、メモリのアドレス制御をするアドレスカウンタを含
むものである。
CPU50は、コントローラCの全体を制御するものであ
り、その制御プログラム(後述のフローチヤートで示さ
れる)がROM51に格納され、そのプログラム実行に必要
な各データがRAM52に記憶される。
画像メモリ10は、送信時には、DDX400(パケツト交換網
または回線交換網)の伝送速度64Kbpsに合せて、つまり
回線を待たせないような早い速度で記憶データを送出
し、受信時には、1頁分のデータを記憶してからデコー
ダ45にその記憶データを送る。これはプリンタ200のプ
リント速度3Mbpsに合うような速度で送る。また、画像
メモリ10をリテンシヨンメモリとして使用する場合に
は、マルチコピーが終了するまで、その情報を記憶し、
又画像メモリ10を同報送信用メモリとして使用する場合
には、その同報送信が終了するまで、その情報を記憶し
ておくものである。
即ち送信時メモリから送り出すときは、MMRコーダ23に
よるエンコードがあるので、64Kbpsより少し早い速度で
メモリを読出し、受信時メモリからプリンタに送り出す
ときは、デコーダ45によるデコードがあるので、プリン
タのプリント速度3Mbpsより少し遅い速度でメモリを読
出す。送信時、コピー時のメモリへの書込みはリーダ10
0の読取速度3Mbpsに近い速度で、又受信時のメモリへの
書込みは64Kbpsに近い速度で書込む。
次に、上記実施例の動作について説明する。
第5図は、上記実施例の制御動作を示すフローチヤート
である。
まず、スタート釦およびコピーキーをオンされたか否か
を判定し(S10)、コピー枚数を入力するテンキーの値
から、マルチコピーか否かが判別される(S20)。原稿
を1枚のみコピーする場合には、CPU50が、リーダイン
タフエース21を介して画像読取り部100および中間コー
ダ22を駆動して、原稿を読取った後に中間コードに変換
し、メモリ管理回路11内のアドレスカウンタを作動させ
て画像メモリ10にその中間コードを格納する(S21)。
その中間コードはデコーダ45によって、ビデオ信号(画
像データ)に変換され(S22)、このビデオ信号に基づ
いて、レーザプリンタ200が駆動される(S23)。上記の
場合、画像メモリ10は数ラインを格納するバツフアとし
て使用している。つまり原稿1ページ分格納完了する前
にメモリ読出し開始して、リアルタイムコピーを行な
う。
マルチコピーである場合には、リピート数nをRAM54に
記憶し(S31)、S21と同様に、読取り部100からのデー
タを変換した後に画像メモリ10に格納する。この格納の
場合、原稿1頁分のデータが画像メモリに格納されたか
否かを判別する(S33)。原稿を1ライン読取る毎に発
生するリーダインタフエース21からの信号(EOL)を1
頁分カウントすることあるいは原稿1ページの読取走査
完了検知によるEOPを判定することによって、または管
理回路11の管理データによって、上記1頁の格納完了を
判別する。そして、上記S22と同様に、中間コードであ
るメモリデータをデコーダ45によってビデオ信号に変換
し、レーザプリンタ200を駆動し(S36)、リピート数n
を1だけ減らし(S35)、これらの動作をn回繰り返す
(S37)。
一方、コピーキーがオフである場合には、送信キーが押
されているか否かが判断され(S40)、送信である場合
には、同報送信キーが押されているか否かが判断される
(S41)。
同報送信である場合には、テンキーによって入力された
送り先データがRAM52に格納され(S51)、その送り先デ
ータの入力完了キーを押すことによって、読取り部100
からのデータが中間コードに変換された後に、画像メモ
リ10に格納される(S52)。原稿1頁分の格納を完了し
たときに、第1の送り先についてCCU30を送信セツトし
(S54)、画像メモリ10から読出したデータについて、M
MRコーダ23を介して、MMRコードに変換(S55)し、DDX4
00に送り出す。これらの操作を、全部の送り先について
実行する(S56)。この場合、上記原稿1頁分送信する
毎に、RAM52に記憶した送り先データを1つずつクリア
し、全てクリアになったことを判定して完了を判定す
る。
送信先が1つの場合には、CCU30を送信セツトした後
に、読取りデータを画像メモリ10に格納し、そのデータ
をコーダ23で符号化し、DDX400に送り出す。
また、受信の場合(S61)には、CCU30を受信にセツトし
(S62)、受信データをMMRデコーダ41によって中間コー
ドに変換し、その中間コードを画像メモリ10に格納し
(S63)、多くとも原稿1頁分の格納が完了したときに
(S64)、その画像メモリ10からの中間コードをデコー
ダ45でビデオ信号に 変換し(S65)、このビデオ信号に基づいて、レーザプ
リンタ200を駆動する(S66)。尚1頁のメモリへの格納
完了は受信したEOPを判定することによりなされる。
レーザプリンタ200が有する基本的記録解像度は、16pel
s/mm×15.4ライン/mmに設定されている。したがって、
通常のフアクシミリ(たとえば、8pels/mm×7.7ライン/
mmの使用を有するフアクシミリ)から受信した場合(S6
1〜S65の場合)、画素密度変換回路61によって、ドツト
をダブらせて出力する。すなわち、受信したデータを、
ドツト毎に、所定回数(たとえば1回)づつ重複してデ
コーダ45に送るとともに、このようにしたデータを、ラ
イン毎に、所定回数(たとえば1回、または2回)づつ
重複してデコーダ45に送るものである。このようにする
ことによって、高密度のレーザプリンタ200を使用して
も、受信時にプリント用紙上における画像サイズが縮小
することがない。これは、サーマル転写プリンタ等の他
の普通紙高速プリンタを使用した場合も同様である。ま
た、画素密度変換回路61を使用せずに、CPU50のコント
ロールの下に、画像メモリ管理回路11を介して、上記と
同様になるように、画像メモリ10の読出し動作を制御す
るようにしてもよい。
第6図は、画像メモリ10のメモリ空間を示す図である。
画像メモリ10は、1つのメモリであるが、蓄積メモリエ
リアAと即時メモリエリアBとに使用されるものであ
る。
上記蓄積メモリエリアAは、所定の中間コードの画像デ
ータを蓄積し、送信後または所定時間後(たとえば24時
間後)にクリアするためのものである。上記所定の中間
コードとしては、メモリ送信、メモリコピー、ボーリン
グ待機、時刻指定送信、時刻配信、即時配信のための画
像データが考えられる。そして、蓄積メモリエリアAに
おいて、原稿1枚毎にメモリのページアドレスデータを
1ページインクリメントする。又オーバーフローを可能
にし、オーバーフローした原稿1頁分のみ無効にする記
憶方法を採用し、原稿枚数頁のデータ格納完了後、それ
らを一括して送信するようにしている。
一方、即時メモリエリアは、主に受信をすぐできるよう
にするものであり又、FIFO動作(書込みつつ読出しが可
能なフアーストインフアーストアウト動作)を基本とし
て、所定の中間コードに対して、書込み/読取りの同期
動作を行なうためのものである。この中間コードとして
は、コピー、送信、受信のための画像対応のデータが考
えられる。また、即時メモリエリアを使用する場合に
は、原則として、送信時は原稿リーダを、受信時はプリ
ンタを制御して、オーバーフローを発生させないように
している。これいより小メモリで原稿読取情報の1ペー
ジ及び複数ページを全て続けて送信でき、又受信情報の
1ページ、複数ページ全てプリントできる。
さらに、蓄積メモリエリアAは、可変エリアであり、そ
の残りを即時メモリエリアBとして使用できる。ただ
し、即時メモリエリアは、最低限のエリアが確保されて
いるので、この最低限エリアについては、蓄積メモリエ
リアとして使用することはできない。
蓄積メモリエリアの最大限エリアは、たとえば1.5Mバイ
トであり、即時メモリエリアの最低限エリアは、たとえ
ば0.5Mバイトである。これら両者の合計である2Mバイト
が、メモリのページアドレスとして0〜155頁に分かれ
ている。したがって、蓄積メモリエリアは、0頁から開
始し、最大限191頁まで使用できる。また、即時メモリ
エリアは、最大限0頁から255頁まで使用でき、最低限1
99頁から255頁まで使用できる。勿論、蓄積メモリエリ
アおよび即時メモリエリアの容量設定は、設計に応じて
自由に行なうことができる。
なお、所定画像を読取ったデータを蓄積メモリエリアA
に蓄積している状態のときに、着信を許容する着信許容
手段を設けることができる。
第7図は、蓄積メモリエリアAの説明図であり、第8図
は、蓄積メモリエリアを使用する場合のフローチヤート
である。第3図のメモリキーにより実行開始する。
時刻指定送信、時刻指定配信、即時配信、ボーリング待
機を行なうときに、蓄積メモリエリアAを使用する場合
には、次のようにする。
まず、メモリ書込みの場合、書込み開始のページアドレ
スSAを0にセツトし、SAに戻るためのジヤンプアドレス
JAを191にセツトし、リーダ100を起動して(T11)、1
枚目の原稿の中間コードデータを蓄積する(T12−1,12
−2)。ジヤンプアドレスを191にセツトしたのは、蓄
積メモリエリアが最大限191頁だからである。
この場合、蓄積メモリエリアAがオーバーフローしたと
きに(T13)、インタラプト信号が管理回路11からCPU50
に発生し、このときに、メモリの蓄積動作とリーダ100
の読取動作とが停止する(T14)。
オーバーフローしていないときには、最後の原稿か否か
を判断し(T15)、最後の原稿であれば、ページアドレ
スデータをインクリメントし余白をつくり(T18)、メ
モリ蓄積、リーダの読取操作を停止する(T14)。T13の
判定は、JAからSAにジヤンプしたか否かの判定によりな
される。T15の判定は、リーダ100において、次の原稿が
有るか否かの判定によりなされる。
最後の原稿でなければ、開始アドレスSAを再セツトし、
メモリのページアドレスデータのインクリメントを行な
う(T16)。第7図の場合、原稿の1ページ目がページ
アドレスの2頁の途中で終っているので、開始アドレス
SAを3(ページアドレス3頁)にセツトして、ページア
ドレスの繰り上を行なう。ジヤンプアドレスJAのセツト
はそのままにしておく。
そして、2枚目の原稿の中間コードデータを蓄積したら
(T17−1,17−2)、開始アドレスSAを再セツトする(T
16)。第7図の場合、原稿の2枚目が4頁の途中で終っ
ているので、開始アドレスSAを5(5頁)にセツトし
て、ページアドレスのインクリメントを行なう。ジヤン
プアドレスJAのセツトはそのままにしておく。
そして、上記動作を繰り返し、原稿の最後に相当する中
間コードを蓄積することが終了したら、上記と同様ペー
ジアドレスのインクリメントを行なう。このときの開始
アドレスSAが、即時メモリエリアの先頭頁となる。
もし3枚目の原稿の情報量が多くてジヤンプアドレスJA
以内で、データ格納が完了しない場合前述の如くアドレ
スがSAのアドレス5に戻るのでオーバフローと判定され
る。従つてメモリ格納、リーダ読取を停止するので、3
枚目の原稿データは捨てることになるが、1〜2枚目の
原稿情報は存続できる。このとき第3図、131の表示器
でオーバフロー表示し、存在原稿のページ数を表示す
る。
尚原稿1枚毎のメモリ格納完了時にデータのラストに1
ページの完了を示すデータEOPを付加してメモリに格納
する。
メモリエリアAからの送信時は、送信キーによりメモリ
Aに格納の複数原稿分のデータ(オーバフローの原稿ペ
ージは除く)をページアドレス0から順次、回線速度に
近いより早い速度で読出す。これは管理回路11で記憶し
て原稿枚数のデータに従う。
第9図は、即時メモリエリアBの説明図であり、第10図
は、即時メモリエリアを使用する場合のフローチヤート
である。
回線400からの受信について説明する。
まず、メモリ書込、メモリ読出開始アドレスSAを、即時
メモリエリアの先頭頁にセツトし、SAに戻るためのジヤ
ンプアドレスJAを255にセツトした後に、CCU30を制御し
て受信を開始する(U11)。
そして、即時メモリエリアにSAから中間コードデータを
書込んだ後に、以下の条件のもとでその中間コードデー
タを読取る動作をSAから開始する。この読取ったコード
データをデコーダ45がデコードし、デコード信号に基づ
いて、頁プリンタであるレーザプリンタ200がイメージ
プリントする(U12)。
この場合、1ライン受信毎に、メモリ書込み時の安全距
離の確認を行ない、もし安全距離Lに達したら(U1
3)、アドレスSAからデータ読出しを開始しプリンタ200
を起動させる(U14)。その安全距離Lは、第11図のよ
うに画像メモリ10における現在の書込みアドレスaか
ら、このアドレスaのデータがプリントされるページの
最初に記憶されたデータのアドレス迄の距離即ちプリン
トすべき頁の最初に記憶されたデータのアドレスSA又は
現在読出停止中のアドレスbまでの距離であって、プリ
ンタ200がプリント停止中又はプリント実行中に、受信
したデータを書込みできるアドレス間距離である。これ
を越えて書込みを続けると既に書込んだデータに重なる
恐れがあるのを防ぐ。又安全距離に達したときにデータ
を読出し開始しプリンタ200を起動させるので、受信か
らプリント開始までの時間が短縮される。安全距離はa,
bのアドレスデータから判定できる。
又原稿1ページの終りを示すデータEOP(エンドオブペ
イジ)を受信しているか否かを1ライン受信毎に判断し
(U15)、受信していなければ、上記メモリへの書込み
と、安全距離の判定、EOPの判定動作を繰り返し、も
し、EOPを受信していれば、プリンタ200が動作中か否か
を判断し(U16)、動作していなければ、そのプリンタ2
00を起動してEOP以前の格納データを読出してプリント
する。
従って原稿1ページ分格納すると2ページ目の格納を待
たずにプリント開始でき、待ち時間が少なくできる。
一方、メモリへの書込みとプリンタ200の動作中におい
て、読取りが進み過ぎて画像メモリ10における現在の読
取りアドレスbが、書込みアドレスaに追いついてaと
同じになるか、または、非常に近くなった場合(この前
方距離Mは必要に応じて定められる)(U18)には、強
制的にEOPをメモリBのラインの終りに書く(U19)。そ
して、この疑似EOPが発生したら、メモリの読出しを一
時停止しプリンタ200を停止させて、次のプリント動作
に備える。メモリは続けて受信データを格納しているの
で、前記安全距離に達すると又は受信EOPを判定すると
再びプリント開始する。すなわち、受信画像を分割して
出力する。これによって、プリントずみデータを再び読
出してプリントする不都合を防止している。尚プリント
再開は新たなコピーシートにプリントする。
また、即時メモリエリアが、そのメモリ容量と同じ量の
受信信号又はリーダからの読取信号を受けた場合には、
書込みアドレスはジヤンプアドレスJAに達し、それ以上
の受信信号を受けた場合には、開始アドレスSAから再び
書込みを開始する。すなわち、即時メモリエリアにコー
ドを重ね書きする。つまり前のデータは消される。書込
みアドレスがジヤンプアドレスJAに到達したときに、イ
ンタラプト信号Iが発生する。
この場合、第13図のように即時メモリエリアbへコード
を書込んでから、安全距離Lに達した又はEOPを判定し
たときにメモリを読出しプリンタ200がプリントを開始
させることによって、原稿1ページの受信又は読出しに
対して、1枚のプリントを終了する(V−1)。そし
て、それと同じ原稿データに対して、2枚目のプリント
を行なうときに(V−2)、上記インタラプト信号Iの
有無を確認する(V−3)。もし、そのインタラプト信
号が有れば、前記オーバーフロー表示を行なうととも
に、同じ原稿に対する2枚目のメモリ読出しを中止しプ
リント動作を停止する(V−4)。これによって、1枚
目のプリントを確実に行なうとともに、不完全になるべ
き2枚目以降のプリントを行なわないようにしている。
インタラプト信号Iがなければ、再び読出しSA,JAをセ
ツトして、2枚目の読出しを開始しプリントする(V−
5)。
尚コピーキーによるコピーモードでは、第13図のV1ステ
ツプにおいては、リーダ100からのメモリへの書込速度
とメモリからの読出速度が近いので、書込みに対し約数
ラインの遅れで読出しを開始し、実行する。
第14図は即時エリアBからの回線400への送信における
メモリ制御動作である。第12図がその場合のメモリ書込
みと読出しの動作を示す図である。ページリーダを制御
してメモリからの送信をとだえることのない様又データ
が不正確にならない様にしている。受信の場合と同様に
開始アドレスSAを先頭頁に、ジヤンプアドレスJAを255
にセツトして、原稿リーダ100の起動制御をし、原稿読
取を開始して後、メモリ管理回路11を制御してメモリへ
の中間コードデータ書込みを開始し、同時にメモリから
のデータ読出しとコーダ23によるエンコードを開始し、
CCU30を制御して送信を開始する(W1)。メモリからの
1ライン送信毎に現在のメモリ読出位置(アドレス)に
現在のメモリ書込位置(アドレス)が近づいたか否かの
距離Nの確認を行なう。リーダが動作中(W2)、そのN
がオーバラン距離0Vに達すると(W3)1ページ分の書込
みが終っていなくてもリーダ100を強制的に一時停止さ
せる(W4)。そして疑似EOPをメモリに書込み、送信続
行フラグCTをRAMにセツトする(W5)。メモリへの書込
みは中断するが、メモリ読出しは続行しEOPをメモリか
ら読出さない限り、送信は続く。
次に中断中のメモリ書込アドレスに読出しアドレスが近
づいたか否かの距離Mの確認を行なう(W6)。そのMが
安全距離Lに達すると、リーダを再起動して原稿読取を
開始し、メモリ書込みを再開する。尚メモリからの読出
しと送信は続行している。メモリからの読出しデータに
EOPがあると、それが実際に原稿を1ページ分リーダ100
で読取完了してセツトされたデータであるか否かを判別
する。フラグCTがセツトされていなければ、本当のEOP
とみなして、1ページ終了を示すEOPデータの送信を行
なう。
尚次の原稿があると、リーダによる原稿読取を続行す
る。他方疑似EOP′であるとEOP′を無視し、このEOP′
の送信をしない様にして、メモリ読取、送信を続行す
る。リーダが動作中であればその動作も続行する。最後
にリーダ100に次の原稿がないことを検知してリーダ100
を停止させる。従ってリーダはライン毎に停止制御する
必要はなく、かつそうでありながらメモリからの読出し
を停止することなく、メモリへの書込みと読出しをパラ
レルに行なって回線速度に合わし送信続行することがで
き、回線利用の面で非常に有利である。
以上の例は端末と端末との間のメモリを用いたネツトワ
ークに好都合である。
尚第8図は第5図のS52,S53に対応し、第10図は第5図
のS62〜64に対応し、第13図はS20〜S23、S31〜37に、第
14図はS43,44に対応する。尚第10図、第14図の判定部は
1ラインのデータ着信、送信によるプログラムインタラ
プトにより実行、又はタイマによるインタラプトにより
実行することもできる。
以上の例はデータ処理端末装置のメモリ活用に有効であ
る。
本願発明によれば、ある画像データについては所定期間
蓄積するとともに、別の画像データについては一時的に
格納する場合、1つの画像メモリを画像蓄積用と一時格
納用メモリとに共用するので、画像メモリを効率よく活
用することができ、従って、通信端末装置の構成を簡略
化することができ、しかも、即時送信用として所定容量
を確保し、また、画像蓄積されていない空きエリアを即
時送信用として使用するようにしたので、画像メモリを
より有効に使用することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク図である。 第2図は、画像読取り部の一例を示す斜視図である。 第3図は、操作パネルの一例を示す図である。 第4図は、レーザプリンタの一例を示す縦断面図であ
る。 第5図は、上記実施例の一般的な動作を示すフローチヤ
ートである。 第6図は、画像メモリのメモリ空間を示す図である。 第7図は、蓄積メモリエリアの説明図である。 第8図は、蓄積メモリエリアを使用する場合のフローチ
ヤートである。 第9図は、即時メモリエリアの説明図である。 第10図は、即時メモリエリアによる受信時のメモリリー
ドライト制御のフローチヤートである。 第11図、第12図は、即時メモリエリアの書込み読出しの
制御動作を示す図、 第13図は即時メモリエリアにマルチプリントの制御フロ
ーチヤート、 第14図は即時メモリエリアによる送信時のメモリリード
ライト制御を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 陽治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 国司 行相 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉浦 吉雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−101563(JP,A) 特開 昭59−178871(JP,A) 特開 昭57−57084(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを入力する手段と、 上記入力手段から入力された画像データを蓄積する蓄積
    メモリとして使用され、しかも上記入力手段から入力さ
    れた画像データを一時的に格納する即時メモリとしても
    使用される1つの画像メモリと、 この画像メモリに画像データを蓄積する場合、上記画像
    メモリの予め決められている容量まで可変に画像データ
    蓄積させる手段と、 上記画像メモリに画像データを一時的に格納する場合、
    上記画像メモリの空エリアに画像データを一時的に格納
    させる手段と、 上記メモリに蓄積された画像データ、又は、上記メモリ
    の空エリアに一時的に格納された画像データを送信する
    手段と、 前記入力手段から入力された1通信分の画像データがメ
    モリへ入力完了する前に上記送信手段による送信を開始
    する場合には、上記メモリを即時メモリとして使用し、
    上記入力手段から入力された画像データを上記格納手段
    の上記空エリアへ格納させる手段とを有することを特徴
    とする通信端末装置。
JP61112212A 1986-05-15 1986-05-15 通信端末装置 Expired - Fee Related JPH0740696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61112212A JPH0740696B2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15 通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61112212A JPH0740696B2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15 通信端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62268234A JPS62268234A (ja) 1987-11-20
JPH0740696B2 true JPH0740696B2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=14581058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61112212A Expired - Fee Related JPH0740696B2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15 通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0740696B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01164168A (ja) * 1987-12-19 1989-06-28 Fujitsu Ltd ファクシミリ装置
JP2764280B2 (ja) * 1988-09-28 1998-06-11 株式会社東芝 ファクシミリ装置
JPH082080B2 (ja) * 1989-08-10 1996-01-10 三洋電機株式会社 ファクシミリ装置
JP3846525B2 (ja) 1999-03-05 2006-11-15 村田機械株式会社 通信端末装置
JP4921074B2 (ja) * 2006-08-25 2012-04-18 キヤノン株式会社 印刷装置及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62268234A (ja) 1987-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4774590A (en) Facsimile apparatus
US4814890A (en) Image communicating system
JPH09172529A (ja) 画像処理装置
JPH0432361A (ja) 同報送信装置
JPH0740696B2 (ja) 通信端末装置
JP3467112B2 (ja) 画像形成装置
KR19980067973A (ko) 팩시밀리에서 수신한 메시지 재전송방법
US5253079A (en) Facsimile apparatus having improved error check function of reception data
JP3098755B2 (ja) 文書受信出力方法および装置
JPS6239590B2 (ja)
JP2606685B2 (ja) フアクシミリ装置
JP3151818B2 (ja) ファクシミリ装置
JPS61245764A (ja) フアクシミリ
JPS61245765A (ja) フアクシミリ
JP3205994B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3299880B2 (ja) 画像形成システム
JP3203171B2 (ja) 画像形成装置
JPS61245760A (ja) フアクシミリ
JP2000151938A (ja) ファクシミリ装置
JP3059456B2 (ja) 画情報受信装置
JPH04329756A (ja) フアクシミリ装置
JPS61288658A (ja) 画像形成装置
JP2000299757A (ja) 通信装置及び通信システム
JP3109450B2 (ja) プリンタ機能付通信端末装置へのデータ転送プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPS61203775A (ja) フアクシミリ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees