JP3059146U - 蒸気式調理器 - Google Patents

蒸気式調理器

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昭文 山本
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ニチワ電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加熱槽(20)と、被加熱槽(20)内を加熱する
加熱手段と、前記被加熱槽(20)に蒸気発生用の水を供給
する給水手段とを具備する蒸気式調理器に関し、必要最
小限の水量で前記被加熱槽から迅速に蒸気を発生させる
ことができるようにすること。 【解決手段】 被加熱槽(20)は非磁性体から構成され、
被加熱槽(20)内に磁性体からなる連続気泡型の多孔体
(2) を収容するとともに、前記多孔体(2) を電磁加熱す
る電磁ユニット(30)(31)を設けたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、蒸気式調理器、特に、発生させた蒸気によって食品を加熱したり 調理したりする蒸し器として利用できる蒸気式調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の蒸し器等の蒸気式調理器として、図4に示すように、多数の蒸気発生孔 (10)が形成されているトッププレート(1) の下方に被加熱槽(11)を設置し、前記 被加熱槽(11)内に所定量の水を張るとともに被加熱槽(11)を電気ヒータ(12)等で 加熱させる構成のものがある。このものでは、被加熱槽(11)を加熱することによ り、被加熱槽(11)内の水が沸いて蒸気が発生し、この蒸気が、前記蒸気発生孔(1 0)から前記トッププレート(1) の上方に吹き上がる。トッププレート(1) の上面 に、例えば、焼売等を収容させたせいろ(3) を載置しておけば、蒸気発生孔(10) を介してトッププレート(1) の上方へ噴出した蒸気によって、前記せいろ(3) 内 の焼売が蒸し上がることとなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の蒸し器では、被加熱槽(11)に張った多量の水を電気ヒータ (12)又はガス等の加熱手段によって沸騰させて蒸気を発生させる構成であるから 、蒸気が発生するまでに時間がかかり、調理の準備時間に長時間費やさなければ ならない。
【0004】 又、被加熱槽(11)内の加熱に要するエネルギーも多くなる。さらに、被加熱槽 (11)内の水量が減ると手動又は自動的に給水されるが、この給水により被加熱槽 (11)内の水温が低下してしまうため、給水から蒸気発生までの立ち上がり時間が 長くなり、一旦蒸気の発生が中断してしまい、調理に支障を来すという問題もあ った。
【0005】 本考案は、『被加熱槽と、前記被加熱槽内を加熱する加熱手段と、前記被加熱 槽に蒸気発生用の水を供給する給水手段とを具備する蒸気式調理器』において、 必要最小限の水量で前記被加熱槽から迅速に蒸気を発生させることができるよう にすることを課題とする。 <1項>
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために講じた本考案の解決手段は、『前記被加熱槽は 非磁性体から構成され、前記被加熱槽内に磁性体からなる連続気泡型の多孔体を 収容するとともに、前記多孔体を電磁加熱するための電磁ユニットを設けた』こ とである。
【0007】 上記解決手段はつぎのように作用する。 磁性体からなる連続気泡型の多孔体としては、例えば、鉄やニッケル等の磁性 力を有する金属を連続気泡を有するように発泡させたものが採用可能である。給 水手段により前記被加熱槽内に給水された水は、前記多孔体の気泡内に含浸させ られる。
【0008】 又、電磁ユニットは、電磁コイルと、高周波電流を発生させる高周波電流発生 器を具備し、前記電磁ユニットによる磁束変化が、前記多孔体に向かって発生す る。このとき、前記多孔体が収容されている被加熱槽は非磁性体製としてあるか ら、磁束は前記被加熱槽を通過して、磁性体からなる前記多孔体に達する。磁束 変化が与えられた前記多孔体には誘導電流が流れ、これにより、前記多孔体自体 が発熱することとなる。
【0009】 前記多孔体には、水が各気泡内に水滴となって分散された状態で収容されてお り、前記多孔体自体を発熱させることにより、各気泡内に収容された水滴は、そ の気泡を構成する周壁によって周囲から各々加熱されることとなり、各気泡それ ぞれから蒸気が発生することとなる。前記多孔体の気泡は連続気泡に構成されて いることから、水が加熱され蒸発して空洞となった気泡内には、前記被加熱槽内 に給水される水が順次吸い上げられ、加熱されていくこととなる。
【0010】 前記被加熱槽の上方を多数の蒸気発生孔が形成されたトッププレートで被覆し ておけば、多孔体内から生じた蒸気は、前記蒸気発生孔からトッププレートの上 方へ噴出される。この場合では、前記トッププレート上面に、食品を収容したせ いろ等を載置することにより、前記食品は、前記トッププレートを介して噴出さ れる蒸気によって蒸し上がることとなる。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。 被加熱槽に供給させる水量は多孔体に含浸させる程度で良いから、必要最小限 の水量で蒸気を有効に発生させることができ、水に無駄が生じない。又、前記多 孔体は電磁加熱により発熱させる構成であるから、待機電力を必要とせず、省エ ネルギー対策に貢献することができる。
【0012】 前記多孔体に含浸させた水は各気泡内に水滴となって収容された状態で加熱さ れるから、沸き上がりが迅速であり、蒸し物に費やする調理時間を大幅に短縮さ せることができる。 給水手段によって被加熱槽内に所定量(蒸気発生量を賄うだけの量)の水を連 続的に給水するものでは、順次、前記多孔体内に含浸されていくとともに各気泡 に収容されて加熱されるから、前記多孔体からは連続的に蒸気が発生することと なる。よって、たとえ冷水が給水された場合であっても、被加熱槽からの蒸気の 発生は中断することはなく、前記被加熱槽の上方に位置させた食品は均一に且確 実に蒸し上がることとなる。 <2項> 上記1項のものにおいて、『前記多孔体は前記被加熱槽の一側寄りに収容され 、前記被加熱槽の他側寄りに前記被加熱槽の底部を略二分割する仕切り板を前記 多孔体に向かって延長するように設け、前記仕切り板で仕切られた一方側に給水 用のノズルを臨ませると共に、他方側に前記多孔体から溢れ出た水を外部に排出 する排水口を設けた』ものでは、前記多孔体は、被加熱槽の底部全域に広がった 状態で収容させるのではなく、一側寄りに収容させておく。つまり、被加熱槽の 他側寄りの底部に空き部分を形成しておく。この空き部分の底部を前記多孔体側 に向かって延長する仕切り板で二分割するとともに、その一方側にノズルから被 加熱槽内に注水する。この注水された水は前記仕切り板で堰き止められるととも に前記多孔体側へ流れていき、多孔体内に含浸されていく。そして、注水量がオ ーバーした場合、前記多孔体から溢れ出た余分な水は、前記空き部分の仕切り板 で仕切られた他方側に流れていき、排水口から外部へ排出されることとなる。こ のものでは、注水量が多くなり過ぎても、被加熱槽内に水が一定量以上は溜るこ とがないから、被加熱槽内に水が溜り過ぎて水温が低下し、蒸気の発生が妨げら れるといった不都合をより一層防止することができる。 <3項> 前記1項又は2項において、『前記多孔体の温度を検知する温度検知手段と、 前記温度検知手段によって検知される温度が110度〜150度の範囲内の所定 温度になると前記給水手段を作動させる給水制御手段をさらに設けた』ものでは 、前記多孔体内に水が飽和状態に含浸されているときは前記多孔体の温度は水の 沸点に相当する約100度であるが、前記多孔体内に含浸されている水量が減少 した場合、磁性体からなる前記多孔体の温度は100度以上に上昇することとな る。この温度が110度〜150度の範囲内のある一定温度に至った時に前記温 度検知手段からの信号により給水制御手段が作動し、前記給水手段から被加熱槽 内に水が給水される。このように、多孔体に含浸される水量が減少すると自動的 に給水されるから、前記多孔体からは中断することなく連続的に蒸気が発生する とともに、多孔体のみが加熱される危険性もない。
【0013】 前記1項から3項において、『前記多孔体は純ニッケル製とし、各気泡の大き さは約1mmから3mm程度に設定した』ものでは、前記多孔体内に含浸させら れた水は約1mmから3mm程度の水滴となって各気泡内に収容され、加熱され るため、初期加熱でも非常に早く沸き上げることができ 注水から蒸気の発生ま での即応答性が良いものとなる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本願考案の実施の形態を、図示例と共に説明する。 本考案実施の形態の蒸気式調理器は、業務用蒸し器に利用したもので、図1及 び図2に示すように、上方開放の箱体である蒸し器本体(13)の上方開放部を、9 つの蒸気発生孔(10)が形成されたトッププレート(1) で被冠させた構成のもので 、蒸し器本体(13)内には、セラミック製のトレー(20)が収容され、トレー(20)内 には、純ニッケル製の連続気泡多孔体からなる発熱体(2) が収容されている。
【0015】 トッププレート(1) は、浅い皿状に構成されており、蒸気発生孔(10)各々に対 応するように、小型のせいろ(3) を載置させたり、トッププレート(1) の上面一 杯に大型のせいろ(3) を載置したりして使用する。 発熱体(2) は、約1mmから3mm程度の大きさの気泡が連続して形成される ように純ニッケルを連続気泡型の多孔体に形成したものであり、略正方形の平面 形状を有し且約25mmの高さの矩形板状体に構成されている。この発熱体(2) を、図3に示すように、平面略長方形状の前記トレー(20)の一側寄りに収容する 。
【0016】 前記トレー(20)の底部であって、前記発熱体(2) の収容部分から外れた位置に は、高さ約5mmの仕切り板(21)が、前記トレー(20)内を部分的に二分割するよ うに、トレー(20)の長辺に平行に形成されている。トレー(20)内の発熱体(2) が 収容されていない部分で且仕切り板(21)で仕切られたトレー(20)の一方側(以下 、貯留部(20a) という)には、トレー(20)内に給水するための給水用ノズル(22) が配設されており、その他方側の底部(以下、排水部(20b) という)には、トレ ー(20)内の余分な水を排出するオーバーフロー用の排出口(23)が開口している。 尚、排出口(23)の周囲には約3mmの高さの非磁性体製の口金(23a) が取り付け られている。
【0017】 トレー(20)の下方には、電磁コイル(30)が配設されており、そのさらに下方に は、高周波電流発生器としてのインバータ(31)が配設されている。これら電磁コ イル(30)とインバータ(31)とによって電磁ユニットが構成され、インバータ(31) から発生された高周波電流は電磁コイル(30)に流れる。電磁コイル(30)には、磁 束の方向を正逆に変化させる磁力が生じ、非磁性体であるセラミック製のトレー (20)を通過して、磁性体であるニッケル製の発熱体(2) に到達する。
【0018】 電磁ユニットによって交流磁束が与えられた発熱体(2) には誘導電流が流れ、 これにより生じるジュール熱により、発熱体(2) 自体が発熱する。 ノズル(22)からトレー(20)内への注水は、ノズル(22)への水回路に挿入された 電磁弁(24)、減圧弁(25)、水量調節弁(26)を介して行われ、電磁弁(24)の開閉に よって注水が制御される。又、水量調節弁(26)によって、注水量が所定の値(蒸 気発生量を賄う量)に設定されている。さらに、発熱体(2) の表面温度を測定す る温度検知手段としての温度センサー(27)からの信号入力に応じて、電磁弁(24) への電気回路をON・OFFする給水制御装置(28)によって動作制御されている 。これら電磁弁(24)、減圧弁(25)及び水量調節弁(26)はボックス(B) 内に収容さ れている。
【0019】 以下、本考案実施の形態の蒸し器の使用について説明する。 トッププレート(1) の上面に、食品を収容したせいろ(3) 等を載置し、蒸し器 のスイッチ(17)をONにする。すると、前記電磁ユニットが作動して、電磁コイ ル(30)から発熱体(2) に交流磁束が送られ、発熱体(2) に誘導電流が流れる。こ れにより、発熱体(2) 自体が発熱し、発熱体(2) の温度が上昇する。
【0020】 トレー(20)内には発熱体(2) の表面温度を検知する温度センサー(27)が設置さ れており、この温度センサー(27)が、発熱体(2) の温度が、110度から150 度の範囲内のある設定温度、例えば、130度に達したことを検知すると、温度 センサー(27)から給水制御装置(28)に信号が送られ、給水制御装置(28)からの出 力により、電磁弁(24)への回路に挿入したスイッチ(SW)が導通して電磁弁(24)が 開弁し、ノズル(22)からトレー(20)内の前記貯留部(20a) に水が注水される。
【0021】 貯留部(20a) 内に注水された水は仕切り板(21)で堰き止められると共に発熱体 (2) 側へ流れていき、発熱体(2) に含浸させられる。前記水は、発熱体(2) の各 気泡内に水滴となって収容され、その状態で加熱される。各気泡は上記したよう に約1mmから3mm程度の大きさに構成されているから、各気泡内に収容され た前記各水滴は、その周囲から加熱されることにより、非常に速く沸き上がり、 初期加熱でも約15秒で蒸気が発生する。
【0022】 発熱体(2) は連続気泡型の多孔体であるから、蒸発して空となった各気泡には 順次トレー(20)内に注水される水が含浸させられていき、発熱体(2) への水の含 浸量が多くなると、発熱体(2) の表面温度は降下していく。温度センサー(27)に よって、発熱体(2) の表面温度が前記設定温度(130度)以下に検知された時 点で、温度センサー(27)から給水制御装置(28)に再度信号が送られ、給水制御装 置(28)からの出力により、電磁弁(24)が閉弁し、ノズル(22)からの注水が停止す る。
【0023】 尚、前記スイッチをONにしてから、ノズル(22)からの注水を停止させるまで の注水量は、約200ccから300ccであり、ノズル(22)からの注水が停止 した時点におけるトレー(20)内における前記貯留部(20a) には、約3mmから5 mmの水深を有するように水が貯留されている状態となり、この水が、ノズル(2 2)からの注水停止後も、発熱体(2) 内に順次含浸させられ加熱されていくことと なる。
【0024】 貯留部(20a) から発熱体(2) を介して排水部(20b) に至った水も、排出口(23) の周囲には、高さ3mmの口金(23a) が設けられているから、水深3mmまでは 排水部(20b) で貯留されることとなり、排出口(23)から排出されることはない。 トレー(20)内への注水量が多過ぎて、発熱体(2) の温度が100度以下に低下す ると、蒸気の連続的な発生が妨げられるため、排水部(20b) に貯留される水量が 水深3mm以上となった場合、口金(23a) を越えて、排水口(23)から、第1排水 管(29)を介して、外部に排出される。
【0025】 貯留部(20a) 及び排水部(20b) に貯留された水が全て発熱体(2) に含浸される とともに加熱され蒸発することにより、発熱体(2) に含浸されている水の量が少 なくなると、発熱体(2) の温度が再度上昇し、温度センサー(27)から給水制御装 置(28)へ再度出力され、前記動作が繰り返されることとなる。 尚、図示しないが、ノズル(22)から注水しても、発熱体(2) の温度が、例えば 130度の高温状態が一定時間(例えば10秒)以上続いた場合は異常事態と認 識し、装置自体への電源回路に挿入したスイッチを自動的にOFFにして動作を 停止させる安全機能も備えている。
【0026】 トレー(20)内から発生した蒸気は、トッププレート(1) の蒸気発生孔(10)を通 過して、トッププレート(1) の上方へ噴出し、トッププレート(1) の上面に設置 させたせいろ(3) 等を加熱し、せいろ(3) 内の食品は蒸し上げられる。 本考案の蒸気式調理器を採用した蒸し器では、注水から蒸気の発生までの時間 が非常に短いことから、蒸し上がりまでの調理時間が短縮され、蒸し器を能率良 く活用することができる。又、前記トレー(20)内には、上記したような自動注水 装置により、蒸気発生量に賄う量の水が自動的に供給されるから、常時安定した 状態で、蒸気発生孔(10)から蒸気を発生させることができ、食品の蒸し上がりに むらがなく、食品をおいしく且美しく蒸しあげることができる。
【0027】 トッププレート(1) は、蒸し器本体(13)に対して取り外し自在であり、図1に 示すように、蒸し器本体(13)の側面に、バネ(15)を介して取り付けられる構成と なっている。さらに、トレー(20)の上面との間には、パッキン(16)を介在させて 、トレー(20)の密閉性を高めている。 又、トッププレート(1) の上面やせいろ(3) の表面に付着した水滴は、図2に 示した第2排水管(19)を通って、前記第1排水管(29)に合流し、外部に排出され る。
【0028】 図2では、トッププレート(1) の上面に1つの大型のせいろ(3) を載置した状 態を示したが、図1のように、複数段重ねた小型のせいろ(3) を、各蒸気発生孔 (10)に対応させて、配設するようにしても良い。このとき、せいろ(3) の数によ って、すべての蒸気発生孔(10)を使用する必要がない場合には、同図の左端の蒸 気発生孔(10)のように、キャップ(32)を不必要な蒸気発生孔(10)に被せておけば 、無駄な蒸気の発生を防止することができる。
【0029】 尚、上記実施の形態のものでは、ノズル(22)は、トレー(20)内の貯留部(20a) に臨ませて貯留部(20a) 内に注水するように設定したが、ノズル(22)の先端を、 発熱体(2) 上に臨ませ、発熱体(2) に直接注水するようにしても良い。 又、上記実施の形態のものは、蒸気式調理器として、トッププレート(1) の上 面にせいろ(3) を載置する形式の蒸し器として利用する場合を説明したが、発熱 体(2) から生じる蒸気によって庫内に収容した食品を加熱するオーブン式の蒸気 調理器として利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施の形態の蒸気式調理器の正面から見
た断面図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】発熱体を収容させた状態のトレーの平面図。
【図4】従来の蒸し器の説明図。
【符号の説明】
(1) ・・・・・・トッププレート (10)・・・・・・蒸気発生孔 (20)・・・・・・トレー(被加熱槽) (2) ・・・・・・発熱体(多孔体) (30)・・・・・・電磁コイル (31)・・・・・・インバータ 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱槽と、前記被加熱槽内を加熱する
    加熱手段と、前記被加熱槽に蒸気発生用の水を供給する
    給水手段とを具備する蒸気式調理器において、前記被加
    熱槽は非磁性体から構成され、前記被加熱槽内に磁性体
    からなる連続気泡型の多孔体を収容するとともに、前記
    多孔体を電磁加熱するための電磁ユニットを設けたこと
    を特徴とする蒸気式調理器。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載の蒸気式調理器におい
    て、前記多孔体は前記被加熱槽の一側寄りに収容され、
    前記被加熱槽の他側寄りに前記被加熱槽の底部を略二分
    割する仕切り板を前記多孔体に向かって延長するように
    設け、前記仕切り板で仕切られた一方側に給水用のノズ
    ルを臨ませると共に、他方側に前記多孔体から溢れ出た
    水を外部に排出する排水口を設けた蒸気式調理器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の記載の蒸気式調理器に
    おいて、前記多孔体の温度を検知する温度検知手段と、
    前記温度検知手段によって検知される温度が110度〜
    150度の範囲内の所定温度になると前記給水手段を作
    動させる給水制御手段をさらに設けた蒸気式調理器。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の蒸気
    式調理器において、前記多孔体は純ニッケル製とし、各
    気泡の大きさは約1mmから3mm程度に設定した蒸気
    式調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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