JP3058878U - 安全傘 - Google Patents

安全傘

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JP3058878U
JP3058878U JP1998008680U JP868098U JP3058878U JP 3058878 U JP3058878 U JP 3058878U JP 1998008680 U JP1998008680 U JP 1998008680U JP 868098 U JP868098 U JP 868098U JP 3058878 U JP3058878 U JP 3058878U
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handle
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Inventor
山本雅人
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共伸プラスチック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間雨天時に傘をさしている歩行者は、車両
運転者や他の通行人からなかなか認識しにくいものであ
った。そのため、しばしば交通事故にまきこまれること
があった。 【解決手段】 傘の石突き3および骨端部6を透光性部
材(例えば透光性樹脂)で作ると共に、石突き3に小さ
な光源を内蔵させる。握柄1の内部には、スイッチのオ
ンにより点滅電圧を発生する電気回路を装備する。点滅
電圧は、傘軸2内の電気配線7を通じて石突き3の光源
に印加され、光源を点滅させる。その点滅光は石突き3
を点滅させると共に、光ファイバー8により骨端部6に
伝えられ、骨端部6をも点滅させる。そのため、遠方か
らでも車両運転者,通行人に認識してもらうことが出
来、交通事故を未然に防止することが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、車両運転者あるいは他の通行人から容易に認識してもらえるような 安全傘に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の傘は、握柄と、握柄に設けられた傘軸と、傘軸の先端に取り付けられた 石突きと、傘軸の先端付近に一端が回動自在に支承された傘骨と、傘骨に張られ た傘布等で構成されていた。このような傘は、空から降ってくる雨を防ぐという 本来の機能を発揮するための構成を具えているだけのものが殆どであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した従来の傘は、雨を防ぐようには作ってあるものの、交通安全に対して の配慮はあまり施されていないものであった。即ち、傘布の殆どは黒色のものが 使用されているし、傘をさしていることが目立つような構造は、殆ど具備されて いなかった。 そのため、夜間雨天時には、車両運転者や他の通行人から認識してもらいにく く、これが事故につながり易く、しばしば交通安全上の問題点として指摘されて 来ている。 本考案は、以上のような問題点を解決することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案では、傘の石突き,骨端部を透光性部材で作 り、石突き中に光源を埋め込む。そして、握柄の内部には、スイッチのオンによ り該光源を点滅させる電気回路を装備し、その点滅光を石突きより発散させると 共に、光ファイバーで骨端部に導いて発散させるという手段を講じた。
【0005】 (作用) 夜間雨天時等に、スイッチをオンして光源を点滅させると、石突きおよび骨端 部より点滅光が発せられることとなり、この傘をさしている歩行者を遠方からで も容易に認識できるようになる。そのため、交通事故を未然に防止するのに役立 つ。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、本考案にかかわる安全傘の全体の構成を示す図である。図1において 、1は握柄、2は傘軸、3は石突き、4は傘布、5は傘骨、6は骨端部、7は電 気配線、8は光ファイバーである。
【0007】 握柄1には傘軸2が接続され、傘軸2の先端には石突き3が設けられる。石突 き3の材料としては、透光性部材(例えば透光性樹脂)を用いる。傘軸2の先端 よりやや手前の部分には、複数本の傘骨5の一端が回動自在に取り付けられる。 そして、傘骨5に対して傘布4が張られる。傘骨5の先端には、雨滴の流れを導 いたりするための骨端部6が取り付けられる。骨端部6の材料としても、透光性 部材(例えば透光性樹脂)を用いる。
【0008】 傘軸2の内部には電気配線7が通され、傘骨5に沿っては、光ファイバー8が 設けられる。 以下、電気回路が内蔵されている握柄1の構成、光源が埋め込んである石突き 3の構成,光ファイバーにより光が伝達される骨端部6の構成につき、それぞれ 説明する。
【0009】 図2は、本考案にかかわる安全傘の握柄の内部構成を示す図である。符号は図 1のものに対応し、1−1は中空部、1−2は凹部開口部、9は電源、10はス イッチ、10aはスイッチボタン、11は点滅回路、12は光源、91は電池ふ た、92は電池ケース、93は電池、94はばね、95は電極である。 図2(イ)は握柄1の全体図,図2(ロ)は電源9の部分の拡大図である。
【0010】 握柄1の内部には中空部1−1が設けられ、その下端には凹部開口部1−2が 開けられる。該中空部1−1の中には、電源9,スイッチ10および点滅回路1 1が電気配線7により電気的に接続され、適宜の位置に配設される。例えば、電 源9は、その中の電池の交換が握柄1の壁部からやり易いように配設される。ま た、スイッチ10に付属しているスイッチボタン10aは、凹部開口部1−2か ら外部へ露出するよう配設される。
【0011】 図2(ロ)に電源9の部分の拡大図を示すが、握柄1の壁部に穴を開けて電池 ケース92を埋め込み、その中に電池93を入れてばね94で押さえ、電池ふた 91でふたをする。電池93としては、例えばボタン型乾電池を使用することが 出来る。電極95は一方の電極(例えばプラス極)であり、電池ケース92は他 方の電極(例えばマイナス極)を兼ねており、両者の間は絶縁されている。そし て、それぞれの電極は電気配線7に接続される。電池ふた91は、例えばねじ式 とされており、電池93の交換を行う時は、電池ふた91を開けて交換する。
【0012】 さて、図2(イ)に戻るが、スイッチボタン10aが押されてスイッチ10が オンされれば、電源9の電圧が、点滅回路11および電気配線7を介して、石突 き3の中の光源に印加される。点滅回路11は、スイッチ10がオンされて電圧 が印加された場合、一定の周期でオンオフする回路である。点滅回路11を介在 させることにより、光源を点灯しっ放しではなく、点滅させることが出来る。
【0013】 本考案の安全傘は、夜間にスイッチ10をオンすることにより、石突き3,骨 端部6を点滅発光させるものであるが、昼間は明るいのでスイッチ10をオンす る必要はない。しかし、もしスイッチ10を操作するスイッチボタン10aが握 柄1の表面より突出していれば、うっかり触れて誤操作してしまい易く、昼間な のにスイッチ10をオンしてしまったり、夜間でスイッチ10をオンしているの に突然オフしてしまったりする恐れがある。
【0014】 そこで、スイッチボタン10aを握柄1の外部に露出させる部分、即ち、凹部 開口部1−2は、図示する如く握柄1の外表面より凹んだ形状のものとする。こ れにより、スイッチボタン10aは握柄1の外表面より突出しないようにするこ とが出来る。従って、スイッチボタン10aは、意図的に操作しようとして探し た時でないと操作されないようになり、うっかり誤操作が防止される。
【0015】 図3は、本考案にかかわる安全傘の石突き部分の構成を示す図であり、符号は 図1,図2のものに対応しており、12は光源である。光源12を点灯する電圧 は、電気配線7により伝えられる。該電圧は点滅回路11を経て伝えられるから 、光源12は点滅する。光ファイバー8の一端は、光源12の光を受光する位置 に配置される。光ファイバー8は途中で分岐され、分岐された光ファイバー8は 傘骨5に沿って配設され、骨端部6に光学的に接続される。 光ファイバー8は全ての傘骨5に沿わせて配設してもよいが、1本おきの傘骨 5に沿わせるというふうに、任意に間引いて沿わせてもよい。
【0016】 光源12の光は、石突き3が透光性材料で出来ているので、石突き3から直接 外部へ発散される。また、光ファイバー8を通って骨端部6にも伝えられるので 、骨端部6からも外部へ発散される。 なお、石突き3は通常のものと同様、ねじ構造により取り付けるものとしてお く。従って、光源12を交換する場合には、石突き3をねじって外して交換する 。
【0017】 図4は、本考案にかかわる安全傘の傘骨および骨端部を示す図であり、符号は 図1のものに対応している。傘骨5の先端には、骨端部6が取り付けられる。分 岐された光ファイバー8は傘骨5に沿って設けられ、その先端は骨端部6に対し て光学的に接続される。 図5は、図4におけるA−A断面を示す図である。傘骨5は断面U字状とされ ているので、光ファイバー8は、そのU字溝を利用して配設される。
【0018】 以上のような構成の安全傘の使用方法,動作をまとめると、次の通りである。 夜間雨天時等の他人からよく認識してもらえないような時には、安全傘をさし てスイッチ10をオン操作する。すると、握柄1中の電源9より点滅回路11を 介して石突き3中の光源12に電圧が印加され、光源12が点滅する。光源12 の光は石突き3を点滅させると共に、光ファイバー8を通じて骨端部6にも伝え られ、骨端部6をも点滅させる。
【0019】 石突き3の点滅光は、安全傘をさしている歩行者を遠方からでも容易に認識で きるようにし、骨端部6の点滅光は、該歩行者の姿をより大きく一層明瞭に確認 できるようにする。そのため、車両運転者等は、安全傘をさしている歩行者なら 、遠方からでも容易に認識することが出来るようになり、交通事故を未然に防止 することが出来る。
【0020】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案の安全傘によれば、スイッチを操作することにより、 石突きおよび骨端部より点滅光を発することが出来るので、安全傘をさしている 者の存在を、車両運転者等により遠方からでもよく認識してもらうことが出来る 。そのため、交通事故を未然に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案にかかわる安全傘の全体の構成を示す
【図2】 本考案にかかわる安全傘の握柄の内部構成を
示す図
【図3】 本考案にかかわる安全傘の石突き部分の構成
を示す図
【図4】 本考案にかかわる安全傘の傘骨および骨端部
を示す図
【図5】 図4におけるA−A断面を示す図
【符号の説明】
1…握柄、1−1…凹部開口部、2…傘軸、3…石突
き、4…傘布、5…傘骨、6…骨端部、7…電気配線、
8…光ファイバー、9…電源、10…スイッチ、10a
…スイッチボタン、11…点滅回路、12…光源、91
…電池ふた、92…電池ケース、93…電池、94…ば
ね、95…電極

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端が傘軸と嵌合され、下端が凹部開口
    部とされている中空部を内部に有する握柄と、電源と点
    滅回路とスイッチとから成る電気回路であって、該スイ
    ッチの操作部は前記凹部開口部より露出するよう配設さ
    れ、該電源の電池は前記握柄の壁部から出し入れ自在と
    なるよう配設されて、前記握柄の中空部に収納された電
    気回路と、前記電気回路からの電圧を伝える電気配線を
    内蔵し、一端が前記握柄に連結されている傘軸と、透光
    性部材で作られ、内部に前記電気配線に接続された光源
    および該光源の光を伝える光ファイバーの一端が配設さ
    れている石突きと、前記光ファイバーから分岐された光
    ファイバーを沿わせた傘骨と、透光性部材で作られ、該
    分岐された光ファイバーと光学的に接続されると共に、
    前記傘骨の先端に取り付けられている骨端部とを具え、
    前記スイッチのオンにより石突きと骨端部とを点滅発光
    させるようにしたことを特徴とする安全傘。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001104025A (ja) * 1999-10-12 2001-04-17 Akira Okabe 発光ステッキ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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