JP2000023720A - 傘 - Google Patents

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JP2000023720A
JP2000023720A JP10195366A JP19536698A JP2000023720A JP 2000023720 A JP2000023720 A JP 2000023720A JP 10195366 A JP10195366 A JP 10195366A JP 19536698 A JP19536698 A JP 19536698A JP 2000023720 A JP2000023720 A JP 2000023720A
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JP
Japan
Prior art keywords
umbrella
light source
switch
optical fiber
bone
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Pending
Application number
JP10195366A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Okamoto
克彦 岡本
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RIIDEKKU KK
Original Assignee
RIIDEKKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】傘骨の先端部付近を光らせることにより、車の
ドライバ等が傘をさしている歩行者を簡単に認識できる
ようにすることで、雨の日に交通事故が起こる可能性を
低減することができる傘を提供する。 【解決手段】石突4には、電池12、スイッチ13、点
滅回路14および光源15が内蔵されている。傘本体1
を雨の日にさすと、石突4に内蔵されているスイッチ1
3がオンし、点滅回路14が光源15を点滅させる。光
ファイバ11の傘軸3側の端部に光源15から発光され
た光が入射され、この光が光ファイバ11を通って傘骨
5の先端部近傍を光らせる。すなわち、傘骨5の近傍が
点滅することになる。したがって、雨の日の夜間や薄暗
い時であっても、車のドライバに歩行者を容易に認識さ
せることができ、交通事故の起こる可能性を低下させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、傘に関し、特
に、車のドライバ等から認識されやすく、交通事故を未
然に防ぐことのできる安全な傘に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、傘をさすと視界が悪くなるため、
布の色を黄色等の保安色にしたり、透明色にしたり、石
突に蛍光色を塗ったりして安全性を保つようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような傘であっても十分な安全性を確保できないことが
多く、特に夜間においては傘自体が発光したり外部から
の光を反射したりすることがないため、より安全な傘が
望まれていた。
【0004】この発明の目的は、傘骨の先端部付近を光
らせることにより、ドライバが傘をさしている歩行者の
存在を簡単に認識できるようにすることで、交通事故が
起こる可能性を低減することができる安全性の高い傘を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の傘は、傘骨に
沿って傘軸近傍から傘骨の先端部近傍まで配設した光フ
ァイバと、前記光ファイバの傘軸側の端部に対向させて
配置した光源と、前記光源への動作電源の供給、切断を
切り換えるスイッチ回路と、を備えている。
【0006】この構成では、スイッチ回路がオンすると
光源が点灯し、傘骨にそって配設した光ファイバに光源
からの光が入射される。この光が光ファイバを通って傘
骨の先端部近傍に位置する端部を光らせる。ドライバ
は、歩行者自体を認識することが困難であっても、この
傘骨の先端部近傍の光については簡単に認識できるの
で、結果的にドライバに歩行者の存在を簡単に認識させ
ることができる。よって、雨の日に交通事故が起こる可
能性が低減されることになり、安全性を向上することが
できる。
【0007】また、前記スイッチ回路は、傘本体に設け
られている石突が上側に位置する状態で鉛直方向に対す
る傘本体の傾斜角度が所定の角度以内であるときにオン
する。
【0008】傘をさしている殆どの人は、傘本体(傘
軸)を略鉛直方向に一致させた状態で持っている(な
お、石突は上側に位置する。)。一方、濡れた傘を乾か
すために床等においているとき(傘本体の傾斜角度が所
定の角度を越える。)や、傘立てに立てているとき(石
突が下側に位置する。)等、傘を使用していないときに
は、傘本体が鉛直方向に対して所定の角度を越えて傾斜
していたり、石突が下側に位置している。この構成によ
れば、傘が使用されているときにはスイッチがオンし、
傘が使用されていないときにはスイッチがオフするた
め、傘の使用者に対してスイッチ操作の煩わしさを感じ
させることがないとともに、傘を使用していないときに
電力を無駄に消費するという問題も生じない。
【0009】さらに、前記光源を点滅させる点滅回路を
設けた。
【0010】この構成では、傘骨の先端部近傍を単に光
らせるのではなく、点滅させることができるため、ドラ
イバがより簡単に歩行者を認識することができるように
なり、安全性を一層向上できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態にか
かる傘の外観を示す図である。図において、1は傘本
体、2は柄、3は傘軸、4は石突、5は傘骨であり、こ
れらの構成は周知の傘と同じであるのでここでは説明を
省略する。なお、一般的な傘1においては傘骨5の本数
は10本または12本である。また、11は傘軸3の近
傍(傘本体の中心)から傘骨5の先端部近傍まで傘骨5
に沿って配設した光ファイバである。光ファイバ11は
傘骨5毎にそれぞれ1本ずつ配設されており、また装飾
用等として利用されている安価なプラスチック製のもの
を使用している。
【0012】石突4の内部には電気部品が内蔵されてい
る。図2は石突の内部における電気部品の配置を示す図
であり、図3は石突の内部に配置された電気部品の回路
構成を示すブロック図である。石突4の内部には、図2
に示すように上から順に電池12、スイッチ13、点滅
回路14および光源15が配置されている。また、石突
4の上端部には着脱自在の蓋4aが取り付けられてお
り、この蓋4aを取り外せば電池12の交換が行えるよ
うになっている。スイッチ13は石突4が傘本体1の上
側に位置する状態で鉛直方向に対する傾斜角度が所定の
角度以内であるとき(傘本体1をさしている状態のと
き)にオンし、それ以外のときにはオフする構成であ
る。このスイッチ13の構成については後述する。点滅
回路14は、周知のパルス発生回路であり、出力パルス
(方形波パルス)によって光源15を点滅させる。光フ
ァイバ11は、光源15が点灯したときの光が入射され
るように傘軸3側の端部を光源15の発光面に対向させ
ている。光源15はLED等の発光素子を用いてもよい
し、また、電球であってもよい。また、発光色は、人が
認識しやすい赤色等が好ましい。
【0013】図4(A)はスイッチ13の外観を示す図
であり、図4(B)は図4(A)におけるA−A部の断
面図である。スイッチ13は、碗型の容器21と、容器
21に入れられたボール22と、容器21の下方に配置
されたマイクロスイッチ23とを備えている。碗21の
底面にはボール22の直径よりも小さい開口部が形成さ
れており、この開口部にマイクロスイッチ23のアクチ
ュエータが挿入されている。この構成のスイッチ13で
は、石突4が傘本体1の上方に位置し、且つ、傘本体1
が略鉛直方向と一致しているときには、ボール22が碗
21の開口部に位置するため、該ボール22によってア
クチュエータが押されてマイクロスイッチ23がオンす
る。傘本体1をこの状態から鉛直方向に対して徐々に傾
斜させていくと、ボール22の位置が碗21の内面に沿
って開口部から側面に徐々に移動していき、傾斜角度が
所定の角度を越えると、ボール22によってアクチュエ
ータが押されていない状態に変化し、マイクロスイッチ
23がオフ状態となる。すなわち、このスイッチ13
は、石突4が傘本体1の上方に位置し、且つ、鉛直方向
に対する傘本体1の傾斜角度が所定の角度以内であると
きにオンし、鉛直方向に対する傘本体1の傾斜角度が所
定の角度を越えるとオフとなる。なお、この実施形態に
おいては、マイクロスイッチ23のオン・オフがスイッ
チ13のオン・オフである。
【0014】傘をさしている殆どの人は、傘本体(傘軸
3)を略鉛直方向に一致させた状態で持っている(な
お、石突4は上側に位置する。)。したがって、スイッ
チ13(マイクロスイッチ23)がオンした状態とな
り、光源15が点滅回路14の出力パルスによって点滅
する。光源15が点灯(点滅)したときの光は、光ファ
イバ11の一方の端部(傘軸3側の端部)に入射され、
光ファイバ11の他方の端部(傘骨5の先端部側)を光
らせる(点滅させる。)。すなわち、傘骨5の近傍が点
滅することになる。したがって、雨の日の夜間や薄暗い
時であっても、また、歩行者が黒っぽい服装であって
も、ドライバは歩行者がさしている傘1の傘骨5の近傍
で点滅している光については簡単に認識でき、これによ
って歩行者の存在を認識することができる。このよう
に、ドライバが歩行者の存在を簡単に認識することがで
きるので、交通事故が起こる可能性を低下させることが
でき、安全性を向上することができる。
【0015】また、図5(A)に示すように傘本体1を
乾かすために傘を広げて床等に置いた場合には、傘本体
1の鉛直方向に対する傾斜角度が所定の角度を越えるこ
ととなり、アクチュエータがボール23によって押され
ていない状態であるため、マイクロスイッチ23はオフ
している。このように、傘本体1を乾かしているとき、
光源15を点灯させて電池12を無駄に消費するという
こともない。さらに、図5(B)に示すように傘をたた
んだ状態で傘本体1が下向きであるとき(例えば、傘立
てに傘を保管しているときや雨が上がったので傘を持っ
て歩いているとき等)も、マイクロスイッチ23はオフ
である。よって、傘本体1がこのような状態のときにも
電池12を無駄に消費することはない。
【0016】なお、上記の実施形態では傘骨5の先端部
近傍が点滅するとしたが、傘骨5の先端部近傍に加え
て、石突4において光源15の配置位置近傍を透明また
は半透明にすることで、この部分においても外部から点
滅している光を認識できるようにしてもよい。このよう
にすれば、より一層ドライバに歩行者を認識させやすく
なり、交通事故の起こる危険性を一層低減することがで
きる。
【0017】また、上記実施形態では、傘骨5毎にそれ
ぞれ光ファイバ11を配設するとしたが、1本の置きに
光ファイバ11を配設するようにしてもよい。さらに、
傘の傾斜角度によってスイッチ13を自動的にオン・オ
フさせるとしたが、例えば傘の柄2にスイッチを設け、
傘本体1の使用者に操作させるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、傘を
さしているときに傘骨の先端部近傍を光らせることがで
きるので、ドライバに歩行者の存在を簡単に認識させる
ことができ、交通事故に対する安全性を向上することが
できる。
【0019】また、傘本体を鉛直方向に対して所定の角
度を越えて傾斜させたときには、スイッチがオフするよ
うにしたので、傘を乾かすためにほしているときや、傘
立てに保管しているときに無駄な電力消費が行われるこ
とがない。
【0020】さらに、傘骨の先端部近傍を単に光らせる
のではなく、点滅させるようにしたのでドライバがより
簡単に歩行者を認識することができ、安全性を一層向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である傘の外観を示す図で
ある。
【図2】この発明の実施形態の傘における石突内部の構
成を示す図である。
【図3】この発明の実施形態の傘における石突内部の回
路構成を示す図である。
【図4】スイッチの構成を示す図である。
【図5】スイッチがオフするときの傘本体の状態例を示
す図である。
【符号の説明】
1−傘本体 2−柄 3−傘軸 4−石突 4a−蓋 5−傘骨 11−光ファイバ 12−電池 13−スイッチ 14−点滅回路 15−光源 21−容器 22−ボール 23−マイクロスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘骨に沿って傘軸近傍から傘骨の先端部
    近傍まで配設した光ファイバと、 前記光ファイバの傘軸側の端部に対向させて配置した光
    源と、 前記光源への動作電源の供給、切断を切り換えるスイッ
    チ回路と、を備えた傘。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ回路は、傘本体に設けられ
    ている石突が上側に位置する状態で鉛直方向に対する傘
    本体の傾斜角度が所定の角度以内であるときにオンする
    請求項1記載の傘。
  3. 【請求項3】 前記光源を点滅させる点滅回路を設けた
    請求項1または2に記載の傘。
JP10195366A 1998-07-10 1998-07-10 Pending JP2000023720A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104770955A (zh) * 2014-06-27 2015-07-15 朱国同 一种多功能太阳伞
CN104770950A (zh) * 2015-04-01 2015-07-15 苏州承乐电子科技有限公司 新型led照明雨伞

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104770955A (zh) * 2014-06-27 2015-07-15 朱国同 一种多功能太阳伞
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