JP3060022U - 洋傘の石突 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の石突は発光はしない。従って周囲から見
て目立つ事はない。まして、夜間降雨時の走行中の運転
者からの歩行者の発見は遅れ易く、危険である。 【解決手段】石突部を発光体、例えば反射板や発光装置
を用いて光らせる事により、周囲からの、特に夜間降雨
時の走行中の運転者からの発見を容易にさせる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が解決しようとする課題】

傘の使用時は雨天であり、うす暗いものである。また、風向によって傘の 向きを変える為、前後左右いずれかの視野が妨げられる。そして走行中の自 転車や自動車も前方の視界が悪いのは同様であり、双方が危険な歩行や走行 をしていると云える。まして夜間ともなれば、ライトの光は濡れた路面に吸 収される上、フロントガラスの雨滴やワイパーにより運転者の視界は極めて 悪くなり、その危険度は増大する。

【０００２】

【課題を解決する為の手段】

本考案は、前記問題点を少しでも解決する為の洋傘用石突を提供するもの であり、その手段として構成したところは、石突本体の一部若しくは全部を 半透明や透明とし、その内部に発光体、例えば発光装置や反射板を組み込む ものである。この様にして石突を光らせる事により、運転者からの歩行者の 発見を少しでも早める事が出来る。

【０００３】 本考案の実施に於いて、石突本体の大きさや色及び発光装置の大きさや色 は洋傘の形態によって自在である。

【０００４】 反射板は星形であれ他の形であれ、乱反射するようにさえ組み込めば、そ の色や大きさは自在である。

【０００５】 発行装置は取り外し可能としても良い。

【０００６】 発光装置は電池・電球を利用するが、センサー・タイマーＩＣを利用して 揺れた場合に点滅点灯するようにしても良い。

【０００７】 反射板と発光装置を同時に組込んでも良い。

【実施例】

以下図面に基づいて本考案の１実施例を詳述する。

【０００８】 洋傘本体９と石突が単に中棒上部雄ネジ１２による接続の場合、本体１と 本体２に分ける必要はなく、雌ネジ４や雄ネジ５及びパッキング６は不要と なる。

【０００９】 洋傘本体９と石突が釘等により固定されている洋傘の場合は、洋傘本体の 製作時に中棒上部雄ネジ部１２の中央に小穴１０を開けておく。そして本体 １及び本体２を発光装置７の取り外し可能部にて分け、雄ネジ５と雌ネジ４ 及びパッキング６を用いて接続させるようにする。

【００１０】 前記小穴１０を利用し、発光装置７の底部にバネで固定した細棒１１をセ ットし、傘が開いた時にスイッチが入るようにしても良い。

【００１１】 小穴１０を利用して配線１３をし、手元柄部にスイッチを取り付けるのも 良い。

【００１２】

【考案の効果】

夜間、反射板や発光装置にて発光するので、相手方からの発見が容易にな る。発光装置に振動センサー・タイマーＩＣ回路を使用する事により、石突 部を点滅点灯させる事が出来、より目立つ事から走行中の運転者からの発見 が早められ、事故の防止に役立つと期待出来る。又歩行中等揺れた場合にの み点滅点灯する事から電池の消耗が少なく、長期の使用が可能となる。 その他、反射板や発光装置及び色を組み替える事により、各種のバリエー ションが楽しめ、アクセサリーとしても利用出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本案の断面図である

【符号の説明】

１ 本体上部 ２ 本体下部 ３ 半透明若しくは透明部 ４ 雌ネジ ５ 雄ネジ ６ パッキング ７ 発光装置 ８ 中棒 ９ 洋傘本体 １０ 中棒上部雄ネジ内の小穴 １１ 細棒 １２ 中棒上部雄ネジ １３ 配線

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 石突を光らせる為、石突の一部若しくは
   全部を半透明や透明とし、石突本体に発光体を組み込ん
   だ洋傘の石突。