JP3058645U - エアーシャワー用フィルタ及びエアーシャワー装置 - Google Patents

エアーシャワー用フィルタ及びエアーシャワー装置

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JP3058645U
JP3058645U JP1998008838U JP883898U JP3058645U JP 3058645 U JP3058645 U JP 3058645U JP 1998008838 U JP1998008838 U JP 1998008838U JP 883898 U JP883898 U JP 883898U JP 3058645 U JP3058645 U JP 3058645U
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air
filter
air shower
jet
shower
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JP1998008838U
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Inventor
久二 大竹
Original Assignee
株式会社忍足研究所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアーシャワー装置をコンパクトにすること
ができ、また、全体としての濾過面積を大きくすること
ができるエアーシャワー用フィルタ、及び、コンパクト
であり、かつ、全体としての濾過面積を大きくすること
ができるエアーシャワー装置を提供すること。 【解決手段】 2枚の側板の間の周辺に濾材を設け、一
方の側板にジェット気流噴出ノズルを設けたエアーシャ
ワー用フィルタ及びシャワー室の側壁にエアー供給ダク
ト及びエアーリターンダクトを設け、エアー供給ダクト
には、送風機を接続すると共に、2枚の側板の間の周辺
に濾材を設け、一方の側板にジェット気流噴出ノズルを
設けたエアーシャワー素子を、ジェット気流噴出ノズル
がシャワー室に向くように取り付けたエアーシャワー装
置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、クリーンルームの入口に設け、クリーンルームに入る作業者の着衣 に付着した塵埃を除去し、クリーンルーム内の清浄度を維持するために用いるエ アーシャワー装置及びエアーシャワー装置に清浄なエアーを供給するためのエア ーシャワー用フィルタに関する。
【0002】
【考案の背景】
従来の一般的なエアーシャワー装置は、図4に示されているように、エアーシ ャワー装置101のエアーシャワー室102の側壁にはエアーダクト104が設 けられており、エアーダクト104の上部にはシロッコファン106が設けられ ており、エアーダクト104内にに設けられた高性能フィルタ109によって濾 過され、清浄化されたエアーは、シロッコファン106によってエアーシャワー 室102の天井に設けられたエアー吹き出し口107から層流となってエアーシ ャワー室102に流れ出し、エアーシャワー室102を清浄化するようになって いる。エアーシャワー室102を通ったエアーは、エアーリターン口108から エアーダクト104に戻される。
【0003】 また、エアーダクト104には、先端にジェット気流噴出ノズル103が設け られたターボファン105が設置されており、高性能フィルタ109によって濾 過され、清浄化されたエアーがジェット気流噴出ノズル103から高速ジェット 気流(20〜30m/sec)として噴射され、クリーンルームに入る作業者の 着衣に付着した塵埃を除去するようになっている。
【0004】 しかしながら、上記従来のエアーシャワー装置においては、エアーダクト10 4内に、ターボファン105を設置しなければならず、エアーダクト104が必 然的に大きくなり、エアーシャワー装置を全体としてコンパクトにすることがで きないという問題があった。また、高性能フィルタ109もエアーダクト104 内に設けられているため、設置面積を大きくすることができず、濾過面積を大き くすることは困難であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来のエアーシャワー装置の欠点を改善するものであって、本考案 の第1の目的は、エアーシャワー装置をコンパクトにすることができ、また、全 体としての濾過面積を大きくすることができるエアーシャワー用フィルタを提供 することにある。
【0006】 また、本考案の第2の目的は、コンパクトであり、かつ、全体としての濾過面 積を大きくすることができるエアーシャワー装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的は、 (1)2枚の側板の間の周辺に濾材を設け、一方の側板にジェット気流噴出ノズ ルを設けたことを特徴とするエアーシャワー用フィルタ。 (2)シャワー室の側壁にエアー供給ダクト及びエアーリターンダクトを設け、 エアー供給ダクトには、送風機を接続すると共に、2枚の側板の間の周辺に濾材 を設け、一方の側板にジェット気流噴出ノズルを設けたエアーシャワー素子を、 ジェット気流噴出ノズルがシャワー室に向くように取り付けたことを特徴とする エアーシャワー装置。 によって達成することができる。
【0008】 以下、図面に従って本考案を説明するが、以下の説明は、本考案のエアーシャ ワー用フィルタ及びエアーシャワー装置を限定するものではない。
【0009】 図1及び図2は、本考案のエアーシャワー装置を説明するための説明図であっ て、図1は、エアーシャワー装置の縦断面を、図2は、横断面を示すものである 。
【0010】 図1及び図2において、1はエアーシャワー装置、2はエアーシャワー用フィ ルタ、3はエアーシャワー室、4はエアー供給ダクト、5はエアーポンプ、6は エアー戻りダクト、7はエアーシャワー室の天井、8はエアーシャワー室3の出 入り口の扉、9は天井裏を示す。
【0011】 人がエアーシャワー室3の出入り口の扉8を開けてエアーシャワー室3に入る と、天井裏9に設けられたエアーポンプ5が作動し、エアーポンプ5から送られ たエアーはエアー供給ダクト4を通り、エアーシャワー用フィルタ2で清浄化さ れてエアーシャワー用フィルタ2からジェット気流としてエアーシャワー室3に 噴射され、このジェット気流によって、人体の衣服から塵埃が除去される。除去 された塵埃を含むエアーは、エアーシャワー室の下部に設けられたエアー排出口 からエアー戻りダクト6を経て天井裏9に戻り、エアーポンプ5によってエアー 供給ダクト4へと循環する。
【0012】 図3は、図1及び図2に示された本考案のエアーシャワー用フィルタ2を説明 するための説明図であり、図3において、4はエアー供給ダクト、11及び12 はエアー供給ダクトの側壁、13はフィルタの側板、14はもう一方の側のフィ ルタの側板、15は濾紙、16は摺動部材、17はジェット気流噴出ノズル、1 8はジェット気流噴出口、19は支持スカートを示す。
【0013】 フィルタの側板13とフィルタの側板14の間には、濾紙15が設けられてい る。濾過面積を大きくするために、濾紙15はひだ折りされていることが好まし い。フィルタの側板14には摺動部材16が設けられており、摺動部材16には ジェット気流噴出ノズル17が摺動できるように嵌合されている。摺動できるよ うに嵌合されていることによって、ジェット気流噴出ノズル17の向く方向を変 更することができ、塵埃の除去に適する方向に変更することができる。また、ジ ェット気流噴出ノズル17の先端にはジェット気流噴出口18が設けられている 。
【0014】 エアー供給ダクト4を通り送られてきたエアーは、濾紙15で清浄なエアーに され、ジェット気流噴出ノズル17の先端のジェット気流噴出口18からジェッ ト気流としてとして噴射される。支持スカート19はエアーシャワー用フィルタ 2をエアー供給ダクトの側壁12に固定すると共に、エアー供給ダクトのエアー が、濾紙15を通らずにエアーシャワー室3に流れ込むのを防止する役割を果し ている。
【0015】 本考案のエアーシャワー装置には、従来周知の種々のエアーシャワー装置にお ける付属設備を設けてもよい。例えば、天井から清浄なエアーを層流として流し 、エアーシャワー室を清浄に保つことができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案のエアーシャワー用フィルタは、ジェット気流噴出ノズルのそれぞれに ターボファンを設けなくてもよいので薄く小型化することができ、エアー供給ダ クトを細くすることができるので、エアーシャワー装置の設置面積を小さくする ことができる。また、個々のジェット気流噴出ノズルに濾材が設けられているの で、エアーダクト内に濾材を設けるよりも大きな濾過面積を得ることができ、濾 過効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエアーシャワー装置を説明するための
説明図。
【図2】本考案のエアーシャワー装置を説明するための
説明図。
【図3】本考案のエアーシャワー用フィルタを説明する
ための説明図。
【図4】従来の一般的なエアーシャワー装置を説明する
ための説明図。
【符号の説明】
1 エアーシャワー装置 2 エアーシャワー用フィルタ 3 エアーシャワー室 4 エアー供給ダクト 5 エアーポンプ 6 エアー戻りダクト 13 フィルタの側板 14 フィルタの側板 15 濾紙 16 摺動部材 17 ジェット気流噴出ノズル 18 ジェット気流噴出口 19 支持スカート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の側板の間の周辺に濾材を設け、一方
    の側板にジェット気流噴出ノズルを設けたことを特徴と
    するエアーシャワー用フィルタ。
  2. 【請求項2】シャワー室の側壁にエアー供給ダクト及び
    エアーリターンダクトを設け、エアー供給ダクトには、
    送風機を接続すると共に、2枚の側板の間の周辺に濾材
    を設け、一方の側板にジェット気流噴出ノズルを設けた
    エアーシャワー素子を、ジェット気流噴出ノズルがシャ
    ワー室に向くように取り付けたことを特徴とするエアー
    シャワー装置。
JP1998008838U 1998-10-22 1998-10-22 エアーシャワー用フィルタ及びエアーシャワー装置 Expired - Lifetime JP3058645U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011145052A (ja) * 2009-12-17 2011-07-28 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd エアシャワー装置
JP2019113247A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 株式会社フジタ エアシャワー装置及び玄関

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011145052A (ja) * 2009-12-17 2011-07-28 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd エアシャワー装置
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