JP3058636B1 - コンタクトレンズ用保存容器 - Google Patents

コンタクトレンズ用保存容器

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JP3058636B1 JP11222099A JP22209999A JP3058636B1 JP 3058636 B1 JP3058636 B1 JP 3058636B1 JP 11222099 A JP11222099 A JP 11222099A JP 22209999 A JP22209999 A JP 22209999A JP 3058636 B1 JP3058636 B1 JP 3058636B1
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良平 勢力
憲恭 加藤
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Abstract

【要約】 【課題】 従来のコンタクトレンズ用保存容器は、開閉
及びレンズの取り出し・収納に手間を要し、それゆえレ
ンズを紛失したり損傷したりすることも多かった。 【解決手段】 本体1と着脱自在の蓋体2より構成さ
れ、蓋体2を開くことにより本体1の保存液漕6に折り
畳まれていた弾性体よりなるレンズ支承部4が弾性体の
復元力により起立し、受け皿4bに支承されたレンズ本
体5を持ち上げることを特徴とするハード、ソフト両用
のコンタクトレンズ用保存容器を提供する。 【効果】 蓋体2を開くだけでレンズが持ち上がるの
で、簡便であり、レンズの紛失や損傷の危険性が減少さ
れた。保存液中に指を浸漬させることもないので衛生的
である。ハード、ソフトの両方のコンタクトレンズに使
用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋体を開くことに
より本体に装着されたレンズ支承部が起立するように構
成し、さらにレンズ本体を受皿より容易に離脱できるよ
うに構成したことを特徴とするソフト又はハードのコン
タクトレンズ用保存容器に関する。
【0002】
【従来の技術】コンタクトレンズには大きく分けてハー
ドとソフトの2種類があり、夫々保存容器の形態が異な
っている。ハードコンタクトレンズ用の容器で最も多用
されているものは図8aのような外観で、爪14に挟持
されたレンズ本体5を、保存液18が充填されたケース
15内に格納するという構成をとる。又、ソフトコンタ
クトレンズ用の容器で最も多用されているものは図8
b、図8cのような外観で(1眼用)、レンズ本体5を
浸漬せる保存液18を充填した本体19に、蓋体20が
嵌合するという構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハードコンタクトレン
ズの場合は、保存液18がこぼれないように注意して蓋
体16を抜脱し、更にレンズ本体5を爪14から抜脱す
るという一連の手順が必要であり、格納の際にはこの逆
の手順を行わなければならなかった。この際、レンズ本
体5を爪14から抜脱させる折にレンズ本体5を脱落さ
せ、紛失あるいは損傷に至るという事故もかなりの頻度
で生起している。又、抜脱した蓋体16は完全に本体1
7から離脱されるので、この蓋体16の方も紛失し、探
し回るということもあった。
【0004】一方、ソフトコンタクトレンズの方は、レ
ンズ本体5を取り出す時には、やはり注意して蓋体20
を本体19より抜脱し、更に、保存液18中に指先を浸
漬し、保存液18中にあるレンズ本体5を指上に載上し
て持ち上げるという一連の手順が必要であり、格納の際
にはこの逆の手順を行わなければならなかった。この
際、不可避的に指先が保存液18中に浸漬されるので衛
生的に問題があり、又、レンズ本体5を取り出す時、或
いは格納時に、レンズ本体5を脱落させ、紛失あるいは
損傷に至る可能性、さらには、抜脱した蓋体20を紛失
させる可能性があるのは、ハードコンタクトレンズの場
合と同様であった。
【0005】以上のように、従来のコンタクトレンズ用
保存容器は、ハード用でもソフト用でもレンズ本体を取
り出す時、あるいは格納する時に手間がかり、しかも、
この手間は、2眼の場合は1眼の倍となる。そして、手
間がかかるということはそれだけ紛失あるいは損傷の機
会が増加するということであり、この点の煩わしさと紛
失あるいは損傷に対する心配とが、コンタクトレンズを
使いにくいものとしている一因となっていた。又、ハー
ド用とソフト用で容器が異なるのも、両者を使用する人
にとっては不便さを感じさせる要因の一つであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであって、その要旨とするとこ
ろは、蓋体を開くことにより本体に装着されたレンズ支
承部が起立し、レンズ支承部に支承されたレンズ本体が
持ちあがるように構成し、従来のハードコンタクトレン
ズ用保存容器のようにレンズ本体を爪から脱抜する必要
がなく、又、従来のソフトコンタクトレンズ用保存容器
のように指先を保存液中に浸漬してレンズ本体を掬い取
る必要がないように構成し、さらに蓋体と本体を着脱自
在とし、通常は蓋体と本体が連結されており、容器を掃
除する時のみ蓋体と本体を分離させられるように構成し
たソフト又はハードのコンタクトレンズ用保存容器を提
供する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1a、図1b、図2には、本
発明のコンタクトレンズ用保存容器の2眼用の一実施例
を示す。本実施例は、本体1と蓋体2より構成され、本
体1と蓋体2を連結部3が連結している。
【0008】本体1は略長方形状の平面を有し、中央に
略長円形の凹部が形成されて保存液漕6となり、該保存
液漕6の周囲をパッキン7が囲繞している。又、本体1
前方部の左右には略長円形状の係止孔8が夫々一箇所づ
つ穿設され、係止孔8の前部側壁には突起8aが夫々一
体づつ突設されている。更に、本体1の後部は、左角及
び右角が夫々切欠され、該切欠部分に連結部3の一部を
構成する、弾性体を素材としたホルダー3cが夫々固着
されている(図2参照)。
【0009】本体1の保存液漕6内にはレンズ支承部4
が装着されている。該レンズ支承部4は、保存液漕6の
前部壁面に固着された接合部4d、接合部4dと一体と
して形成された軸4a、軸4aと一体として形成された
受け皿支承部4c、そして、受け皿支承部4cと一体と
して形成された一対の受け皿4bより構成されている
(図1b、図2参照)。尚、レンズ支承部4は全て弾性
体を素材として構成されており、何れの方向からも押圧
を受けない自然状態では、図1bに示す形態を取る。
【0010】接合部4dは保存液漕6の前部壁面に水平
に固着され、軸4aは接合部4dより図1bに示す角度
を以って起立する。軸4aは、後部が広がった撥状をな
し(図2参照)、撥状の至端が受け皿支承部4cに連続
する。受け皿支承部4cは軸4aに対して直交する下面
が半球状の板状をなし(図1b、図2参照)、この受け
皿支承部4cの左右両端に夫々受け皿4bが一枚づつ支
承される(図2参照)。尚、接合部4dと軸4aとの連
接部及び軸4aと受け皿支承部4cとの連接部には夫々
凹部4eが設けられている(図1b参照)。
【0011】受け皿4bは左右共円形の皿状で、軸4a
に対して図1bに示す角度で支承されている。受け皿4
bは、前端部から中央部に至る切欠部4f(図2参照)
を有し、該切欠部4fにレンズ本体5の中心部の凸部が
嵌合する形でレンズ本体5が凸部を下にして支承される
(図1b参照)。
【0012】蓋体2は、図1a、図1b、図2に見るよ
うに略長方形状の板で、裏面の後端部の左右に連結板3
aが夫々突設されている。又、裏面の前端部の左右に
は、先端部分が四分の一の円盤状になった断面(図3参
照)を有する係止爪9が夫々突設されている。
【0013】連結部3は図2に見るように、連結板3
a、軸3b、ホルダー3cより構成される。連結板3a
は、蓋体2の裏面の後端部の左右に夫々固着状態で突設
されており、図1a、図1bに見るように、蓋体2に接
する部分が略正方形状をなし、自由端が円盤状の板で、
蓋体2と同一の素材より成る。軸3bは、図2のように
右端の連結板3aの左側面及び左端の連結板3aの右側
面に夫々固着状態で突設されており、素材は弾性体より
成っている。
【0014】ホルダー3cは、中央に凹部を有する円盤
状の板で、本体1の後部の切欠された左角及び右角に夫
々1個づつ固着されており、素材は弾性体より成る。ホ
ルダー3cの中央の凹部には、軸3bが、嵌脱自在の状
態で嵌合されている。
【0015】本実施例の作用について、図面を参照しな
がら詳細に説明する。図1aは、本実施例において、蓋
体2が閉じられている状態の右側面図である。この状態
では、図1bのレンズ支承部4は、蓋体2の押圧を受
け、保存液漕6中に折り畳まれた形で格納されている。
この状態から蓋体2を開くと、蓋体2の押圧が消失する
ので、折り畳まれた形で格納されていたレンズ支承部4
が、素材である弾性体の復元力により起立(A方向)し
て、図1bに示すような自然状態に復元する。
【0016】図1b及び図2に見るように、レンズ支承
部4の受け皿4bにはレンズ本体5が、凸部を下にして
支承されている。本実施例の利用者は、指を受け皿4b
の切欠部4fの下方に差し入れ、切欠部4fより露出せ
るレンズ本体5の凸部に指先を接触させる。レンズ本体
5は、それまで保存液に浸漬されていたため湿潤な状態
にあり、指先に付着する。利用者は、指先にレンズ本体
5を付着させたまま指先を少し持ち上げ気味に後退させ
れば、レンズ本体5を受け皿4bより離脱させることが
できる
【0017】以下に、本実施例において、蓋体2を開く
際の開き方に関して、図面を参照しながら詳述する。図
3は本実施例の蓋体2が閉じた状態における、係止孔8
と係止爪9が係合している状態の要部の断面図である。
この状態において、係止孔8の側面に突設された突起8
aに係止爪9の鍵型になった先端部が係止し、これによ
り蓋体2全体も本体1に係止されている。
【0018】この際、図4aに見るように、蓋体2の前
端部に指先でB又はC又はD方向に押圧を加える。蓋体
2と本体1を連結している連結部3において嵌合してい
る軸3bとホルダー3cは、両者共弾性体より形成され
ているので、B又はC又はD方向に加えられた押圧によ
り若干変形し、この変形により蓋体2は加えられた押圧
の方向に若干摺動する。
【0019】図2に見るように、突起8aは係止孔8の
側面の一部にしか突設されていないので、B又はC又は
D方向に押圧により蓋体2が若干摺動すると、係止爪9
と突起8aの相対位置も変化し、係止爪9は突起8aに
係止された状態から解除され、蓋体2も本体1に係止さ
れた状態から解除される。この際、蓋体2は、レンズ支
承部4の素材の弾性体の復元力により下方からの押圧を
受けているので、蓋体2は連結部3の軸3bを枢軸とし
て回動し、開かれる。
【0020】レンズ本体5を使用後、本実施例内に格納
する際には、レンズ本体5を受け皿4b上に載上し、蓋
体2をそのまま閉じれば良い。レンズ本体5を受け皿4
b上に支承したレンズ支承部4は蓋体2に押圧され、折
り畳まれて保存液漕6内に格納される。この際、図1b
に見るように、レンズ支承部4の軸4aには、接合部4
d及び受け皿支承部4cと連接する部分に凹部4eが夫
々設けてあるので、レンズ支承部4が折り畳まれる際に
は該凹部4eを屈曲点として円滑に折り畳まれる。
【0021】蓋体2に突設された係止爪9は係止孔8の
側壁に突設された突起8aに係止され、それにより蓋体
2も本体1に係止される。保存液漕6内の保存液は、パ
ッキン7の作用により漏出することなく、レンズ本体5
は、保存液漕6内に安全に格納される。
【0022】図5a、図5bは、本発明の1眼用の一実
施例である。レンズ支承部4の構成は、先述の2眼用の
実施例とやや異なり、軸4aを左右両側に有し、左右の
軸4aが受け皿支承部4cにより連結され、その上に一
枚の受け皿4bが載置される形となる。又、本体1、及
び蓋体2も略正方形状の平面となる。尚、係止孔8、突
起8a、係止爪9は先述の2眼用の実施例と略同一であ
る。
【0023】本実施例にては、2眼用の実施例と異な
り、連結部3のホルダー3cが連結板3a側に、軸3b
が本体1側に固着されているが、これは、連結部3の異
なるタイプの構成を開示するためになされたものであ
る。従って、2眼用の実施例と同一の構成としても無論
問題はなく、逆に2眼用の実施例の連結部の構成を本実
施例と同一の構成としても全く問題はない。
【0024】本実施例の作用は、2眼用の実施例の作用
と略同一である。即ち、図4bに見るように、蓋体2に
E又はF又はG方向の押圧を加えることにより蓋体2
は、2眼用の実施例にて先述したのと同一の経過によっ
て本体1に係止された状態から解除され、連結部3を枢
軸として上方向に回動して開かれる。その結果、蓋体2
に押圧されて保存液漕6内に折り畳まれていたレンズ支
承部4が、素材の弾性体の復元力により起立(図5bの
A方向)し、受け皿4bに支承されていたレンズ本体5
を持ち上げる。蓋体2を閉じる場合も、2眼用の実施例
と略同一である。
【0025】図6a〜dには、本体1の一部に、あるい
は本体1に連接して、保存液を内部に充填した保存液用
のボトル11を格納するためのボトルスペース10を設
けた実施例を示す。図6a、図6bに示す実施例では、
1眼用の実施例を2体連接した形の本体1の後端に、連
結部12を介してボトルスペース10を連接している。
【0026】図6c、図6dに示す実施例では、2眼用
の実施例の本体1の後端部にボトルスペース10を設け
ている。これらの実施例では、いずれもボトルスペース
10は本体1の一部に、あるいは本体1に連接して設け
られているが、ボトルスペース10を蓋体2の一部に、
あるいは蓋体2に連接して設けることも当然可能であ
る。
【0027】図7に示す実施例では、2眼用の実施例を
2体連接した4眼用の本体1の前部にボトルスペース1
0を設け、蓋体2の裏面前部に鏡13を貼着している。
鏡13は、1眼用、2眼用、3眼用等の他の実施例の蓋
体2に貼着することも無論可能であり、且つ裏面のみな
らず表面に貼着しても良い。尚、図7にて、3は本体1
と蓋体2の連結部、7はパッキン、8は係止孔、9は係
止爪である。
【0028】以上に掲げた実施例においては、レンズ支
承部を起立させる方法として、レンズ支承部の素材を弾
性体とし、その弾性体自身の復元力を用いるという手段
を取っている。しかしながら、レンズ支承部を起立させ
る方法は何もこれに限定されるものではなく、例えば、
屈曲自在の、あるいは伸縮自在の連結棒をバネの復元力
や水圧、空気圧等によって作動させる、あるいは受け皿
に直接バネを仕掛ける、又は、形状記憶合金をレンズ支
承部の一部又は全体に用いる等、様々な手段が可能であ
る。
【0029】要するに、本発明の請求項1のポイント
は、レンズ支承部を起立させるという点にあるのであ
り、これを可能とする手段としていかなる方法を用いよ
うと、それらは全て、本発明に含まれるものである。
【0030】
【発明の効果】以上に詳述した構成及び作用より、本発
明のコンタクトレンズ用保存容器は、以下に述べる効果
を有するものである。まず、本発明のコンタクトレンズ
用保存容器は、蓋体に指先にて僅かな押圧を加えるだけ
で、蓋体が開き、同時にレンズ支承部が起立し、受け皿
に支承されたレンズが持ち上がる。
【0031】このように、本発明のコンタクトレンズ用
保存容器は、ワンタッチでレンズを取り出せ、又収納で
きるので、従来のハード又はソフトのコンタクトレンズ
用保存容器のようにレンズの取り出し或いは収納に手間
を要することがなく、従って、取り出し或いは収納の際
にレンズを紛失したり損傷したりする危険性も大幅に減
少した。それゆえ、従来コンタクトレンズを使いずらい
ものとしていた要因の一つが払拭された。さらに、従来
のソフト用のコンタクトレンズ用保存容器のように保存
液中に指を浸漬することがないので、衛生的である。
【0032】又、本発明のコンタクトレンズ用保存容器
は、蓋体と本体が通常は連結部により連結されているの
で、従来のコンタクトレンズ用保存容器のように蓋体を
紛失して探し回るということがない。しかも、蓋体と本
体を連結する連結部の軸とホルダーは両方共弾性体より
なるので、蓋体にある程度の力を加えることにより、簡
単にホルダーから軸を抜脱し、蓋体と本体を分離するこ
とができる。容器を掃除する際には、このように蓋体と
本体を分離して行えば、簡便で、しかも隈なく掃除でき
るので衛生的である。
【0033】又、本発明のコンタクトレンズ用保存容器
は、同一の容器にハード用とソフト用の2種類のコンタ
クトレンズの何れも収納できるので、ハード用とソフト
用の2種類のコンタクトレンズを利用する人にとって
は、従来のように夫々別々の容器を携行する必要がな
く、便利である。
【0034】以上要するに、本発明のコンタクトレンズ
用保存容器は、ワンタッチでレンズの取りだし及び収納
ができ、それゆえレンズを紛失したり損傷したりする惧
れが少なく、又保存液中に指を浸漬することもないので
衛生的である。さらに、蓋体を紛失することもなく、掃
除の際には蓋体を取り外して行える。また、ソフト、ハ
ードどちらのコンタクトレンズも収納できる。このよう
に、本発明のコンタクトレンズ用保存容器は、従来の保
存容器には見られない数々の優れた特徴を有するもので
ある。
【0035】特に本発明は、図1b及び図2に見るよう
に、レンズ支承部4の受け皿4bにはレンズ本体5が、
凸部を下にして支承されている。本実施例の利用者は、
指を受け皿4bの切欠部4fの下方に差し入れ、切欠部
4fより露出せるレンズ本体5の凸部に指先を接触させ
る。レンズ本体5は、それまで保存液に浸漬されていた
ため湿潤な状態にあり、指先に付着する。利用者は、指
先にレンズ本体5を付着させたまま指先を少し持ち上げ
気味に後退させれば、レンズ本体5を受け皿4bより離
脱させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】a 本発明のコンタクトレンズ用保存容器の2
眼用の一実施例の蓋体を閉じた状態の右側面図である。 b 本発明のコンタクトレンズ用保存容器の2眼用の一
実施例の蓋体を開いた状態の右側面図である。
【図2】本発明のコンタクトレンズ用保存容器の2眼用
の一実施例の蓋体を開いた状態の平面図である。
【図3】本発明のコンタクトレンズ用保存容器の2眼用
の一実施例の係止孔と係止爪の部分の縦断面図である。
【図4】a 本発明のコンタクトレンズ用保存容器の2
眼用の一実施例の蓋体を閉じた状態の平面図である。 b 本発明のコンタクトレンズ用保存容器の1眼用の一
実施例の蓋体を閉じた状態の平面図である。
【図5】a 本発明のコンタクトレンズ用保存容器の1
眼用の一実施例の蓋体を開いた状態の平面図である。 b 本発明のコンタクトレンズ用保存容器の1眼用の一
実施例の蓋体を開いた状態の右側面図である。
【図6】a 本発明のコンタクトレンズ用保存容器の2
眼用の一実施例の蓋体を閉じた状態の平面図である。 b 本発明のコンタクトレンズ用保存容器の2眼用の一
実施例の蓋体を閉じた状態の右側面図である。 c 本発明のコンタクトレンズ用保存容器の2眼用の一
実施例の蓋体を閉じた状態の平面図である。 d 本発明のコンタクトレンズ用保存容器の2眼用の一
実施例の蓋体を閉じた状態の右側面図である。
【図7】本発明のコンタクトレンズ用保存容器の4眼用
の一実施例の蓋体を開いた状態の平面図である。
【図8】a 従来のハードコンタクトレンズ用保存容器
の外観斜視図である。 b 従来のソフトコンタクトレンズ用保存容器の蓋体の
外観斜視図である。 c 従来のソフトコンタクトレンズ用保存容器の本体の
外観斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 蓋体 3 連結部 3a 連結板 3b 軸 3c ホルダー 4 レンズ支承部 4a 軸 4b 受け皿 4c 受け皿支承部 4d 接合部 4e 凹部 4f 折欠部 5 レンズ本体 6 保存液漕 7 パッキン 8 係止孔 8a 突起 9 係止爪 10 ボトルスペース 11 ボトル 12連結部 13鏡 14爪 15ケース 16蓋体 17本体 18保存液 19本体 20蓋体
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45C 11/04 B65D 1/36 B65D 21/00 G02C 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単眼用又は複眼用で、本体、蓋体及び本
    体に装着されたレンズ支承部より構成され、本体凹部の
    パッキンに囲繞された保存液漕中に装着されたレンズ支
    承部が、蓋体を開くことにより起立し、同時に該レンズ
    支承部上に支承され、保存液漕内の保存液に浸漬されて
    いたソフト又はハードのコンタクトレンズを持ち上げる
    ように構成され、さらに、受け皿は前端部から中央部に
    至る切欠部を有し、該切欠部からレンズ本体の中心部の
    凸部が嵌合する形でレンズ本体が凸部を下にして支承さ
    れ、指を受け皿の切欠部の下方に差し入れてレンズ本体
    を受け皿より容易に離脱できるように構成し、ソフト又
    はハードのどちらのコンタクトレンズも収納できること
    を特徴とするコンタクトレンズ用保存容器。
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