JP3058582B2 - 中空成形機 - Google Patents
中空成形機Info
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Description
空成形品を作製する際に使用される中空成形機、特に、
レシプロタイプの下打込式中空成形機に関する。
に使用される中空成形機は、成形型を開閉する型締装
置、上記成形型にブローピンを打ち込む打込装置、及び
パリソンを連続的に押し出す押出装置を具備している。
上記型締め装置が、本体部と、本体部に前後動自在且つ
水平に支持されたタイバーと、該タイバー支持された一
対のプラテンとを備えると共に、上記一対のプラテンの
互いに対向する側に分割成形型を備えた構成とされてい
る。
記押出装置からパリソンを下方に向けて連続供給し、分
割成形型でパリソンを挟持した後、型締め装置を移動さ
せてパリソンから退避させ、上記打込装置で型締めされ
た状態の分割成形型にブローピンを打込み、ブロー過
程、脱気過程が終了した後、分割成形型を開いて、成型
品を取り出し工程に移行させ、成形サイクルを完了す
る。
成形機においては、ブローピンの打込装置が型締め装置
の分割成形型やタイバーと独立して付設されており、分
割成形型の移動(パリソンからの退避)が完了した後で
なければ、打込装置によるブローピンの打ち込みを行う
ことができないため、成形サイクルが長くならざるを得
なかった。また、従来の中空成形機においては、型移動
動作において、型締ユニットをブローピン打込位置まで
移動させた後、ブローピンと金型とのセンタリングを実
施するが、このとき型締ユニットの移動推力を実成形時
と同様にかけていないと、打込位置がずれてしまう問題
があった。更に、従来の中空成形機では、推力をかけた
ままセンタリング調整作業を行うため、作業に危険性を
伴っていた。また、実成形時に振動が大きくなると、打
込位置が安定せず、センタリング調整をした位置とずれ
てしまう場合があった。その上、上述の如く、打込装置
が分割成形型やタイバーと独立して付設されているた
め、打ち込みの際にタイバーやプラテンに係る負荷を考
慮して強度の高い機械部品を使用しなければならず、そ
の分装置が大掛かりなものにならざるを得なかった。
短縮できると共に、ブローピンの打込の際のセンタリン
グ精度を高めることができ、且つ装置の小型化を図るこ
とができる中空成形機を提供することにある。
2に前後動自在且つ水平に支持されたタイバー3、3
と、該タイバー3、3に支持された一対のプラテン4、
6とを備えると共に、上記一対のプラテン4、6の互い
に対向する側に分割成形型7、8を備えた型締装置1、
及び上記分割成形型7、8の下方よりブローピン93を
打ち込む打込装置9を備えた中空成形機であって、上記
打込装置9を、上記一対のプラテン4、6又は上記タイ
バー3、3に支持させてあり、上記ブローピン93の挿
入位置が、調整可能になされていることを特徴とする中
空成形機を提供することにより、上記目的を達成したも
のである。
で分割成形型の開閉を行い、これら分割成形型でパリソ
ンを挟持した状態において、打込装置で上記分割成形型
の下方よりブローピンを打ち込むことによって、ブロー
成形が行われるが、上記打込装置が、上記一対のプラテ
ン又は上記タイバーに支持されており、型締装置の本体
部が連続して押し出されるパリソンから退避する際にプ
ラテン又はタイバーとともに打込装置が移動するので、
本体部の移動中に分割成形型へのブローピンの打込みを
行うことができ、成形サイクルを短縮できる。また、ブ
ローピンの打込の際のセンタリングも高い精度が維持さ
れる。更に、ブローピンの打込み時の負荷が、プラテン
又はタイバーと打込装置との間にて作用・反作用の力の
関係で打ち消されるため、打ち込みによりプラテンやタ
イバーに加わる負荷が軽減され、その分装置の小型化を
図ることができる。
図面を参照しながら説明する。
一実施形態を示したものである。これらの図において、
符号Aは中空成形機、Pはパリソン、Sは押出装置、C
は押出装置Sのクロスヘッドを示している。
形機Aは、本体部2と、本体部2に前後動自在且つ水平
に支持された2本のタイバー3、3と、タイバー3、3
に支持されたフロントプラテン4、リアプラテン5、及
び可動プラテン6を備えると共に、上記フロントプラテ
ン4及び可動プラテン6(一対のプラテン)の互いに対
向する側に分割金型(分割成形型)7、8を備えた型締
装置1、及び上記分割金型7、8の下方よりブローピン
93を打ち込む打込装置9を備えている。
6には、支持プレート40、60が一体的に設けられて
おり、上記打込装置9は、回動自在に架設された回転シ
ャフト10を介して、支持プレート40、60によって
支持されている。
の略中央部に固定されたベースプレート90と、このベ
ースプレート90上に固定された電動式のピストン・シ
リンダー機構91と、このピストン・シリンダー機構9
1によって屈伸するトグル機構92と、トグル機構92
の屈伸によって上下動するブローピン93とを備えてい
る。
ロッド91aの先端部には、連結ロッド91bがピン結
合されており、この連結ロッド91bが上記トグル機構
92の作動ロッド92aの関節部にピン結合されてい
る。そして、上記作動ロッド91aの水平動に伴って、
上記作動ロッド92aが屈伸するように設けられてい
る。
2の作動ロッド92の上端部に固定された取付ベース9
4上に治具により位置決め固定されており、コンプレッ
サー(図示せず)を通じて供給される圧縮空気を上記分
割金型7、8の下方より略垂直に打込むことができるよ
うに設けてある。
は、ピニオン・ラック機構100が付設されており、こ
のピニオン・ラック機構100のラック101を昇降さ
せてピニオン102を回転させて、回転シャフト10を
軸回りに回転させることによって、ブローピン93を上
記回転シャフト10を軸として傾倒できるように設けて
ある。
の下方に位置する部分には、ガイドパイプ95が挿設さ
れており、このガイドパイプ95には、上記ブローピン
93の取付ベース94の下面から下方に延びるガイドシ
ャフト96が挿通されている。ガイドシャフト96の下
端部には、ストッパープレート97が設けられており、
このストッパープレート97をベースプレート90の下
面に垂下させたストッパーピン98に当接させることに
よって、ブローピン93の上昇を規制するようになして
ある。ブローピン93の上昇高さは、ストッパーピン9
8の突出長さを調節するか、或いはストッパープレート
90の位置を変更するなどし、ストッパープレート97
とストッパーピン98との間隔を調節することによっ
て、調節できるようになしてある。
置1の本体部2は、キャリッジG上に固定された枠体2
aを主体として構成されており、この枠体2aの対角に
位置する隅部に上記タイバー3、3が前後動自在且つ水
平に支持されている。上記本体部2には、クランク機構
20及びこのクランク機構20のクランク軸21に駆動
力を伝達する電動モーター22が付設されている。ま
た、上記可動プラテン6及び上記リアプラテン5は、上
記クランク機構20のクランクアーム23に連結ロッド
24及び25を介して連結されている。上記キャリッジ
Gは、押出装置SのクロスヘッドCの下方位置から水平
移動できるように設けてあり、分割金型7、8を、連続
して押し出されるパリソンPから退避できるようになし
てある。なお、この待避のためのキャリッジGの移動
は、下方或いは斜め方向にであってもよい。
21と、このクランク軸21の軸方向の略中央部におい
て固定されたクランクアーム23と、このクランクアー
ム23に連結された連結ロッド24、25とを主体とし
て構成されている。クランク軸21の両端部は、本体部
2に固定されたピローブロック26によって回動自在に
支持されている。また、クランク軸21の一端部には減
速ユニット22aを介して上記電動モーター22の駆動
軸22bが連結されており、この電動モーター22を駆
動させることによって、クランク機構20が作動するよ
うになしてある。
1に対して180°回転対称に形成されたアーム部23
aを備えており、これらアーム部23aの先端部に後述
する連結ピン27及び28を介して上記連結ロッド24
及び25が連結されている。そして、これらアーム部2
3a及び連結ロッド24、25が一直線になったとき
に、上記分割金型7、8が互いに当接して所定の型締力
が発生するようになしてある。
ンクアーム23と連結ロッド24、25とを連結する上
記連結ピン27、28は、その軸方向中間部に、両端部
に比べて外径が大きく且つ両端部の軸芯から軸芯がずれ
た偏芯部27a、28aが設けられており、また、先端
部に、ギア27b、28bが固定されている。上記連結
ピン27、28の両端部は上記クランクアーム23のア
ーム部23aで回動自在に支持されており、上記偏芯部
27aが上記連結ロッド24、25の挿通孔(図示せ
ず)に挿通されている。
に、クランクアーム23の側面部における上記ギア27
b、28bの下方(図5(a)において上方)に位置す
る部分には、ハンドシャフト29が水平に且つ回転自在
に支持部材29aで支持されている。このハンドシャフ
ト29の軸方向中間部には、ウォーム29bが固定され
ている。一方、クランク軸21には、上記ギア27b、
28bに噛み合うギア21a及びこのギア21aに固定
されて上記ウォーム29bに噛み合うウォームホイール
21bが、クランク軸21に対して相対回転可能に配設
されている。そして、上記ハンドシャフト29を回転さ
せて、ウォーム29b、ウォームホイール21b、ギア
21a、及びギア27b、28b介して連結ピン27、
28を回転させることによって、クランク軸21の軸芯
から偏芯部27a、28aの軸芯までの距離を変化させ
てクランク機構20の伸縮長さを調整し、クランクアー
ム23及び連結ロッド24、25が、成形型の寸法・形
状によらず、一直線に伸長できるようになしてある。こ
こで、これら偏芯部27a、28a、ギア27b、28
b、21a、ハンドシャフト29、ウォーム29b、ウ
ォームホイール21bは、クランク機構20の伸縮長さ
調整機構を構成している。
の前後端部には、雄ねじ部3a、3bがそれぞれ設けら
れており、これら雄ねじ部3a、3bに後述のフロント
プラテン4及びリアプラテン5のブッシュ40b及び5
0bが螺着されるようになっている。
び可動プラテン6は、正面視して正方形状の板状の部材
からなり、各プラテンの対角に位置する隅部には、上記
タイバー3、3が挿通可能な挿通孔4a、5a及び6a
がそれぞれ設けられている。そして、上記タイバー3、
3が上記分割金型7、8の中心に対して対称に位置する
ように、上記フロントプラテン4、リアプラテン5、及
び上記可動プラテン6を上記タイバー3、3に配設でき
るようになしてある。
ン5の挿通孔4a及び5aには、上記タイバー3の雄ね
じ部3a、3bに対応した雌ねじ部(図示せず)を備え
たブッシュ40b及び50bが配設されており、これら
各プラテンをタイバー3、3の前後端部における所定位
置に固定できるようになしてある。なお、フロントプラ
テン4のブッシュ40bの前面部には、プーリー30
(図7参照)が固定されている。また、リアプラテン5
及び可動プラテン6における本体部2と対向する面部に
は、後述する連結ロッド24、25の一端部を上記クラ
ンク軸21の軸芯と同じ高さで上記ピン支持する支持治
具50c、60cが固定されている。
トプラテン4のブッシュ40bに固定された各プーリ3
0には無端状のタイミングベルト31が巻回されてい
る。また、フロントプラテン4の前面部のほぼ中央には
前方に水平に突出するシャフト32が回動自在に配設さ
れており、このシャフト32には駆動プーリー33及び
ウォームホイール34が固定されている。さらに、フロ
ントプラテン4の前面部には、上記ウォームホイール3
4の下方に位置するように、ハンドシャフト35が水平
に回動自在に支持部材で支持されており、このハンドシ
ャフト35の軸方向中間部には上記ウォームホイール3
4と噛み合うウォーム36が固定されている。上記ハン
ドシャフト35の一端部には、カウンター37が取り付
けてあり、このカウンター37でフロントプラテン4の
固定位置を移動量で表示できるようになしてある。ここ
で、これらプーリー30、タイミングベルト31、シャ
フト32、駆動プーリー33、ウォームホイール34、
ハンドシャフト35、ウォーム36、及びカウンター3
7は、上記タイバー3の前端部における任意位置で当該
フロントプラテン4を固定可能な固定位置調整機構を構
成している。
ーを搭載した制御部(図示せず)を備えており、、押出
装置S、本体部2、打込装置9の一連の動作は、このシ
ーケンサーの制御フローに従って制御されるようになし
てある。
る。
ー圧などの条件に合わせて、クランクアーム23と連結
ロッド24、25とが一直線になる位置で、必要な型締
力が発生するように、上記固定位置調整機構によって、
タイバー3、3の前端部におけるフロントプラテン4の
固定位置を調整するか、または、上記伸縮長さ調整機構
によって、可動プラテン6とリヤプラテン5との位置を
調整しておく。また、打込装置9による打込力は、トグ
ル機構92の角度及び当該トグル機構を伸ばすための推
力により推算することが可能であり、この推算に基づい
て、上記トグル機構92の伸ばし方、又は上記ピストン
シリンダー機構91の推力を設定する。また、ブローピ
ン93のセンター位置決めは、ブローピン93の取付ベ
ース94への固定を緩めて当該ブローピン93と取付ベ
ース94との縁を断ち、ブローピン93が取付ベース9
4の上面を自在に動ける状態にしておいた後、慎重に打
ち込み動作を実施し、ブローピン93のがたつきを確認
しながら当該ブローピン93と分割金型7、8をつき合
わせ、最終的に成形金型とブローピンセンターが合致し
た状態で、ブローピン93を取付ベース94上にて位置
決め固定しておこなう。そして、上述したように打ち込
み高さを調整することで調整終了となる。センター位置
決めは至ってシンプルであり、実際の打込状態にて位置
固定をするため信頼性は高く、低コストで作業も簡便且
つ迅速に行うことができる。その後、上記クランク機構
20を、連結ロッド24、25がクランクアーム23の
アーム部23aに対して屈曲した状態となるように設定
し、図1に示すように、分割金型7、8のキャビティー
内にパリソンPを垂下させる。
と、その駆動力は減速ユニット22aによって減速され
た上でクランク軸21に伝達される。そして、このクラ
ンク軸21の回転に伴って当該クランク軸21に固定さ
れたクランクアーム23も回転し、クランクアーム23
のアーム部23aに連結ピン27、28を介して連結さ
れた連結ロッド24、25が、クランク軸21の中心よ
り外側に向かってそれぞれ伸長する。この連結ロッド2
4、25の伸長に伴って、当該連結ロッド24、25が
支持治具50c、60cを介してリヤプラテン5及び可
動プラテン6を前後に押し広げる。
沿ってパリソンPに接近し、また、フロントプラテン4
は、リアプラテン5後方への移動に伴ってタイバー3自
身が後方に移動することによって、パリソンPに接近す
る。そして、最後には、分割金型7、8の分割面が当接
し、分割金型7、8がパリソンPを挟持する。
ング装置(図示せず)によってパリソンPのカッティン
グを開始する。
に、上記押出装置Sのクロスヘッドから常時連続的に押
し出されるパリソンPから分割金型7、8を退避させる
ために、本体2を固定したキャリッジGが水平移動し、
これに伴って、上記分割金型7、8が型締めの状態で水
平移動する。
ミングで、打込装置9の動作が開始され、図8(a)に
示すように、上記ピストン・シリンダー機構91の作動
ロッド91aによって上記連結ロッド91bが縮方向に
水平移動する。そして、この連結ロッド91bと連結し
た上記トグル機構92の作動ロッド92aが次第に伸張
し、その上端部に取り付けられたベースプレート94の
ガイド突起(図示せず)がガイド溝(図示せず)でガイ
ドされながら上昇し、これに伴って、ブローピン93が
型締めされた状態の分割金型に接近する(図8(b)参
照)。
ピン93は型締めされた分割金型7、8の挿入口に下方
より挿入され、リニアシャフト96に設置したストッパ
ープレート97と打込装置9のベース90に配設したス
トッパー98で停止し、高圧エアーを吐出しブロー成形
を実施する。本中空成形機においては、打込装置9と、
フロントプラテン4及び可動プラテン6とが一体的に設
けられており、ここまでの打込装置9の一連の動作は分
割金型7、8の移動中に行えるため、一成形サイクルが
大幅に短縮される。
は、ブローピン93により成形品の口部の内径が成形さ
れるために、基本的に後で内径の加工を必要としない。
また、上記のようにブローピン93の挿入位置は、スト
ッパー98で調整可能であり、成型品の口部の食い切り
などの調整をすることができる。
が終了した後、上記クランク機構20が縮動作が開始さ
れ、分割金型7、8が前後に開く。
とが干渉しない距離になったところで、回転シャフト1
0に付設された上記ピニオン・ラック機構100の動作
が開始され、当該回転シャフト10が回転する。そし
て、成型品の口部に挿入されたままの状態で、ブローピ
ン93が受取工程機械(図示せず)の待機する位置まで
回転する。上記受取工程機械によって成型品が把持され
た後、上記トグル機構92の縮動作が開始され、成型品
の口部からブローピン93が引き抜かれて打込装置と成
型品とが分離し、一成形サイクルを終了する。
び打込装置9はそれぞれ初期状態(本体部2は押出装置
S下方に移動、打込装置9のメインベース90は回転戻
り動作、トグル機構92は屈曲状態)に戻り、成形サイ
クルスタートまで待機する。
機Aによれば、打込装置9が、フロントプラテン4及び
可動プラテン6の一体的に設けられており、打込装置9
の一連の動作が分割金型7、8の移動中に行えるため、
成形サイクルを大幅に短縮することができる。
及び可動プラテン6の一体的に設けられており、ブロー
ピン23の打込の際のセンタリング精度を高めることが
できる。
ン6が打込装置9のベースプレート90と縁取りされて
いるため、打込み時の負荷が、プラテン6又はタイバー
3と打込装置9との間の支持プレート40、60内にお
いて、作用・反作用の力の関係で打ち消され、打ち込み
による各プラテン又はタイバー3、3に係る負荷を軽減
することができる。したがって、各プラテンやタイバー
の設計強度を低くでき、その分装置を小型化することが
できる。
7、8の開閉を行う型締装置1に、クランク機構20を
採用したので、油圧作動のピストンシリンダー機構のよ
うに、常時油圧をかけておく必要がない。従って、従来
に比べてランニングコストを低く抑えることができると
ともに、油圧機器の使用に伴う種々の問題も生じること
がない。
で、電気式のモーターといったトルクの低い小型のモー
ターを採用することができ、その分装置を小型化するこ
とができる。
の中心に対して対角配置とすることで、分割金型7、8
の当接面に均一な型締力をかけることができるので、ば
りの少ない優れた中空製品を製造することができる。ま
た、これら分割金型7、8が配設されたフロントプラテ
ン4及び可動プラテン6を小型軽量化することができる
ので、装置自体を総じて小型軽量化することができ、省
エネルギー、省スペースを達成することもできる。
構やクランク機構の伸縮長さ調整機構によって、クラン
クアーム及び連結ロッドを一直線に伸長させた状態で、
分割金型を型締めできるため、成形型の寸法・形状に関
わらず、均一な型締力で安定した成形を行うことができ
る。
施形態の中空成形機の型締装置に限定されるものではな
く、本発明の目的を逸脱しない範囲において、その寸
法、形状などを適宜変更することができる。
いては、打込装置9をフロントプラテン4及び可動プラ
テン6に支持させたがタイバー3、3に直接支持させる
こともできる。
定位置調整機構及び伸縮長さ調整機構のいずれもを採用
したが、これらをいずれか一方のみ採用することもでき
る。また、成形型に変更がない場合には、固定位置調整
機構、伸縮長さ調整機構は、必ずしも採用しなくても良
い。
クランク機構20の駆動源としては、上記実施形態の中
空成形機Aにおけるように電動モーターを採用すること
が特に好ましいが、灯油、ガソリン、重油等の燃料で駆
動する駆動源で作動させることもできる。
の開閉機構は、上記実施形態の中空成形機Aにおけるよ
うなクランク機構で行うことが特に好ましいが、分割成
形型の開閉機構には、他の開閉機構を用いてもよい。
に比べて、成形サイクルを短縮できると共に、ブローピ
ンの打込の際のセンタリング精度を高めることができ、
且つ装置の小型化を図ることができる。
略側面図である。
す斜視図である。
す平面図である。
ランク機構の伸縮長さ調整機構を示す平面図である。
側面図、(b)は(a)のC−C矢視断面図である。
フロントプラテンの固定位置調整機構を示す正面図であ
る。
側面図、(b)は、図6のA−A矢視断面図である。
作を示す図であり、(a)は、打込装置の動作開始状態
を示す要部概略図(b)は、ブローピンの分割金型への
挿入状態を示す要部概略図、(c)はブローピンの打込
完了状態を示す要部概略図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 本体部2と、該本体部2に前後動自在且
つ水平に支持されたタイバー3、3と、該タイバー3、
3に支持された一対のプラテン4、6とを備えると共
に、上記一対のプラテン4、6の互いに対向する側に分
割成形型7、8を備えた型締装置1、及び上記分割成形
型7、8の下方よりブローピン93を打ち込む打込装置
9を備えた中空成形機であって、 上記打込装置9を、上記一対のプラテン4、6又は上記
タイバー3、3に支持させてあり、 上記ブローピン93の挿入位置が、調整可能になされて
いる ことを特徴とする中空成形機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25523595A JP3058582B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 中空成形機 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25523595A JP3058582B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 中空成形機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0994873A JPH0994873A (ja) | 1997-04-08 |
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Family
ID=17275916
Family Applications (1)
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JP25523595A Expired - Fee Related JP3058582B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 中空成形機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058582B2 (ja) |
TW (1) | TW437575U (ja) |
-
1995
- 1995-10-02 JP JP25523595A patent/JP3058582B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-02-27 TW TW88201977U patent/TW437575U/zh not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0994873A (ja) | 1997-04-08 |
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