JP3058462B2 - 母線点検用電力供給経路推論装置 - Google Patents

母線点検用電力供給経路推論装置

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JP3058462B2 JP3036192A JP3619291A JP3058462B2 JP 3058462 B2 JP3058462 B2 JP 3058462B2 JP 3036192 A JP3036192 A JP 3036192A JP 3619291 A JP3619291 A JP 3619291A JP 3058462 B2 JP3058462 B2 JP 3058462B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電所等のプラント内
における母線及びその配電機器を点検する際に行なわれ
る隔離作業について、その作業計画立案をガイドするた
めの母線点検用電力供給経路推論装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、発電所等のプラント内では、遮
断器,断路器及び変圧器等の配電機器を介して複数の母
線が相互に接続されており、これら遮断器,断路器等を
開閉操作することによって電力が供給されるルートを変
えられるようになっている。
【0003】そして、ある母線を点検する際には、この
点検対象となっている母線に電力を供給しているルート
を遮断すると共に、他の母線から完全に隔離するため
に、この点検対象母線に直結する遮断器や断路器をオフ
にする必要がある。
【0004】また、点検対象母線と他の母線とを隔離す
ることによって、他の母線に電力が供給されなくなって
しまうような場合には、別ルートにより他の母線への電
力供給を確保しなければならない。
【0005】このような点検対象母線の隔離のための操
作、及び電力供給ルートの変更に関しては、専門の係員
が、各配電機器の接続関係を示す単線結線図、あるいは
各構成要素間の制御関係を示す展開接続図等を参照しな
がら、その都度立案作業を行なっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような立案作業を行なうにあたっては、充分な熟練及び
注意力を必要とするため、専門の係員に対して少なから
ぬ負担を強いる結果となっている。
【0007】例えば、母線に接続されているある遮断器
をオフしようとする場合を考えると、通常は、この遮断
器付近に接続されている他の機器が所定の状態にならな
ければ、この遮断器がオフしないようにロジックが組ま
れている。したがって、このようなロジックが働かない
ようにするため、この遮断器部分をジャンプあるいはリ
フトする操作についても考慮しなければならない。この
ようなジャンプあるいはリフトという操作は、正規の運
転では行われることのない操作であるためかなりの熟練
と注意力が要求され、作業計画の立案を行う係員に対し
一層の負担を強いる結果となっていた。
【0008】また、別の電力供給ルートを立案したとし
ても、ルートを変更したことに伴って、悪影響が及ぶ機
器が生じていないかどうかを評価する必要もある。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、母線を点検するために必要とされる作業計
画立案を容易に行なうことができる母線点検用電力供給
経路推論装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、遮断器,断路器及び変圧器等の
配電機器を介して複数の母線が相互に接続され、該遮断
器,断路器等の開閉操作により電力供給経路を可変にす
る配電システムにおいて、前記複数の母線及び各配電機
器の接続関係を示す電源データと、該配電機器を操作・
制御する際のロジックデータとがツリー状の階層構造に
したがって記憶されている接続データ記憶手段と、前記
複数の母線のうちのいずれか一の母線を他の母線から隔
離すると共に、この隔離以前の電力供給状態を所定の母
線に対して確保するように、指令信号を出力する指令手
段と、前記指令手段からの指令信号及び前記接続データ
記憶手段からのデータ信号に基づいて、該指令信号の内
容を満足する電力供給経路及びこの電力供給経路を形成
するための操作手順についての推論を行う推論手段と、
前記推論手段により推論された電力供給経路により電力
が供給される場合に、各母線及び各配電機器が電力供給
経路の変更によって受ける電気的な影響を評価する影響
評価手段と、前記推論手段による推論結果及び前記影響
評価手段による評価結果の表示を行う表示手段と、を備
え、母線点検時における前記一の母線の隔離の操作手順
について、通常は許容されない操作手順についても推論
を行うようにしたこと、を特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記構成において、作業計画立案者は指令手段
を操作して、複数の母線のうちいずれか一の母線を他の
母線から隔離すると共に、この隔離以前の電力供給状態
を所定の母線に対して確保するよう指令信号を出力させ
る。
【0012】すると、推論手段は、この指令信号と、予
め接続データ記憶手段に記憶されているデータ信号とか
ら、指令内容を満足するような電力供給経路及びこの経
路形成のため必要とされる操作手順についての推論を行
う。そして、表示手段はこのときの推論結果を表示す
る。
【0013】次いで、影響評価手段は、推論された電力
供給経路を採用した場合に、各母線及び各配電機器が電
力供給経路の変更によって受ける電気的な影響を評価す
る。表示手段はこの評価結果についても表示を行う。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1及び図5に基づ
いて説明する。
【0015】図1は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。接続データ記憶手段1には、電源データ及びロジ
ックデータが、後述する図4又は図5に示すように、ツ
リー状の階層構造にしたがって、記憶されている。電源
データは、電源系統即ち、電力供給系統となる母線や配
電機器の接続関係及び状態を表したものである。例え
ば、母線については、これに直結している全ての機器
と、母線の電源側のオン状態又はオフ状態と、母線がオ
ンになるためのロジックとが記憶されている。また、遮
断器などの配電機器については、その接続先と、そのオ
ン状態又はオフ状態などが記憶されている。一方、ロジ
ックデータはシーケンス制御のロジックを表したもので
ある。例えば、遮断器をオンにしようとしても、インタ
ロックが組まれていてオンにできない場合があるが、こ
のような場合はジャンプあるいはリフトなどの正規の運
転では行われることのない操作を行ってインタロックを
解除する必要がある。このような操作が必要か否かは、
このロジックデータにより知ることができる。
【0016】そして、作業計画立案者は、キーボード等
の指令手段2を操作して、点検対象母線を他の母線から
隔離すると共に、この隔離にかかわらず所定の母線に対
しては電力供給がなされるように指令信号を出力する。
【0017】CPU内に設けられている推論手段3は、
この指令信号を入力すると、接続データ記憶手段1に記
憶されている電源データ及びロジックデータを用いて、
指令内容を満足するような電力供給経路と、この経路形
成のための操作手順とを推論する。この場合に推論され
る操作手順には、既述したジャンプやリフトなど通常は
行われることのないものも含まれており、推論手段3は
広範囲にわたって推論を行うようになっている。この推
論結果はCRT等の表示手段5に表示される。
【0018】次いで、影響評価手段4は、推論手段3に
よって推論された電力供給経路を用いた場合に、経路変
更によって各母線及び各配電機器が受ける電気的な影響
を評価する。表示手段5はこの評価結果についても表示
を行う。
【0019】そして、作業計画立案者は、この評価結果
を見て、推論された電力供給経路を採用できないと判断
した場合は、指令手段2により新たな条件を付加して、
再度推論手段3に推論を行なわせることができる。
【0020】次に、図1の装置を用いた立案作業の内容
を図2乃至図5を参照して具体的に説明する。
【0021】図2はプラント内の各母線の接続状態を示
す系統図である。各母線付近に接続されている遮断器等
の機器類は、各母線と共にメタルクラッドあるいはパワ
ーセンターと呼ばれる金属製外被により保護されてい
る。そこで、以下においては、各母線をこれらメタルク
ラッド(以下、メタクラと略す)及びパワーセンターの
記号により表わすこととする。
【0022】立案者は、まず、指令手段(キーボード)
2を操作して表示手段(CRT)5の画面上に図2の系
統図を表示させる。図2において、実線部分は電気的に
導通しているラインを示し、鎖線部分は非導通のライン
を示している。すなわち、上流側の甲母線又は乙母線か
らメタクラM/C2Sに電力が供給されており、メタク
ラM/C2SからはメタクラM/C2A,M/C2B及
びパワーセンターP/C2Sに向けて電力が供給されて
いる。そして、メタクラM/C2Aからはパワーセンタ
ーP/C2Aに電力が供給されると共に、メタクラM/
C2Eを介してパワーセンターP/C2Eにも電力が供
給されている。同様に、メタクラM/C2Bからはパワ
ーセンターP/C2Bに電力が供給されると共に、メタ
クラM/C2Fを介してパワーセンターP/C2Bにも
電力が供給されている。これらのパワーセンターから図
示を省略してある負荷に電力が供給されている。
【0023】いま、メタクラM/C2Sに係る母線を定
期点検すべく、これを他の母線から隔離するものとし、
その旨の指令信号を指令手段2から推論手段3に出力す
る。すると、推論手段3は、接続データ記憶手段1の電
源データの接続情報から、メタクラM/C2Sに接続し
ている全てのルートをサーチする。電源データの接続情
報とは、例えば図4に示すツリー図(この図はメタクラ
M/C2E、パワーセンターP/C2Sに関するもので
ある。)に対応するような情報である。
【0024】このような情報から、メタクラM/C2S
を隔離するためには、遮断器S−2,T−2B,T−2
A,S−21,T−21をオフにすればよいことがわか
る(尤も、T−21は既にオフになっているので操作の
必要はない。)。ただし、このままでは全てのパワーセ
ンターP/C2A,P/C2E,P/C2B,P/C2
F,P/C2Sに全く電力が供給されなくなってしまう
ので、これらのパワーセンターに電力を供給する経路を
新たに形成する必要がある。
【0025】推論手段3は、この新たな電力供給経路を
接続データ記憶手段1の電源データに基づいて推論す
る。
【0026】まず、メタクラM/C2Aをオン状態即ち
電力供給が可能な状態にし得る操作を求めてみる。元
来、メタクラM/C2Aに電力を供給し得るルートとし
てはメタクラM/C2S,M/C2E及び主発電機2G
ENからの三つのルートが考えられる。メタクラM/C
2Aは隔離によって当然使用できなくなり、また、主発
電機2GENも現在プラント停止中であり使用できなく
なっている。残るは、メタクラM/C2Eからのルート
のみであるが、これも通常の電源使用を想定している限
り電力供給経路としては考えられない。結局、現段階で
はメタクラM/C2Aをオン状態にする操作はないこと
になる。同様に、メタクラM/C2Bについても、これ
をオン状態にする操作は現段階ではない。
【0027】そこで、次にメタクラM/C2Eをオン状
態にし得る操作について考えてみる。通常の電源使用の
範囲内ではメタクラM/C2Eに電力を供給し得るルー
トとしては、メタクラM/C2A,M/C2Fからの二
つのルートが考えられるが、これらはメタクラM/C2
Sの隔離によって使用できなくなる。よって、他の二つ
のルート、即ち非常用ディーゼル発電機D/G及び予備
用メタクラM/CQを使用することが考えられる。これ
らのうち、いずれの使用によっても、メタクラM/C2
Eをオン状態にできるが、ここでは予備用メタクラM/
CQを使用することとし、遮断器T−2EF,R−2Q
Eをオンにする。
【0028】同様に、メタクラM/C2Fについても、
予備用メタクラM/CQから電力を供給することとし、
遮断器R−2QFをオンにする。
【0029】このように、メタクラM/C2E,M/C
2Fをオン状態とすることにより、パワーセンター P
/C2E,P/C2Fをオン状態にすることができ、ま
たパワーセンターP/C2A,P/C2Bについても、
それぞれメタクラM/C2A, M/C2Bを経由して
オン状態にすることができる。
【0030】最後に、パワーセンターP/C2Sが残る
が、これについてはパワーセンターP/C2A,P/C
2E,P/C2B,P/C2Fのうちいずれかのルート
を用いてオン状態にすることができる。ここでは、一応
パワーセンターP/C2Aを経由して電力を供給するも
のとする。
【0031】図4のツリー図は、上述したメタクラM/
C2E及びパワーセンターP/C2Sがオン状態になる
ための条件を表わしたものである。図中、符号Oで示す
記号はOR条件を示し、符号Aで示す記号はAND条件
を示している。例えばメタクラM/C2Eは、メタクラ
M/CQがオン状態で且つ遮断器T−2EF,R−2Q
Eがオンの場合、あるいは、ディーゼル発電機D/Gが
運転状態で且つ遮断器DG−2Aがオンの場合等にオン
状態となる。
【0032】以上によって、メタクラM/C2Sを隔離
し、且つ予備用メタクラM/CQを用いて全てのパワー
センターP/C2A,P/C2E,P/C2B,P/C
2F,P/C2Sに電力を供給するための経路を設定す
ることができた。この場合の系統図を図3に示す。
【0033】次に、この電力供給経路を実現するための
遮断器等の操作手順について説明する。
【0034】まず、遮断器等に対しジャンプなどの操作
が必要であれば、この部分の操作を先行させるようにす
る。上記の場合では、遮断器R−2QE,R−2QFに
ジャンプ操作が必要となる。
【0035】すなわち、図5はこれらの遮断器R−2Q
E,R−2QFに関するロジックを示したツリー図であ
るが、これによれば遮断器R−2QEは、遮断器R−2
A,R−2F,DG−2Aがオフで、且つ遮断器T−2
EF及び操作スイッチR−2QE(図2、図3では図示
せず)がオンであるときにオンとなる。このようなロジ
ックが組まれているのは、遮断器R−2QEを経由する
電力が常に1つのルート(図2、図3では遮断器E−2
1を通るルート)を通るようにするためである。
【0036】なお、図5中で「52CC」は交流遮断器
のクロージング・コイルを示している。「52」は器具
番号であり、交流遮断器を示している。「CC」はクロ
ージング・コイルの略であり、このコイルが励磁される
ことにより対応する遮断器がオンとなる。同様に「52
TC」は交流遮断器のトリップ・コイルを示しており、
このコイルが励磁されると対応する遮断器がオフとな
る。
【0037】しかし、遮断器R−2Aをオフにしたので
はメタクラM/C2Aに電力を供給することができなく
なり、同様に、遮断器R−2Bをオフにしたのではメタ
クラM/C2Bに電力を供給することができなくなる。
そのため、このような遮断器R−2A,R−2Bのロジ
ックに対しジャンプ操作が必要となる。このようなジャ
ンプ操作が必要かどうかは接続データ記憶手段1のロジ
ックデータをサーチすることにより求めることができ
る。
【0038】上記のジャンプ操作を行なった後、メタク
ラM/C2Aの電力供給に関連する遮断器T−2Aをオ
フにし、次いで遮断器R−2QEをオンにする。同様
に、メタクラM/C2Bの電力供給に関連する遮断器T
−2Bをオフにし、次いで遮断器R−2QFをオンにす
る。その後、遮断器L−2Aをオンにしてパワーセンタ
ーP/C2AからパワーセンターP/C2Sに電力を供
給するようにし、さらに遮断器S−22,S−21をオ
フにする。最後にメタクラM/C2Sの上流の遮断器S
−2をオフにする。これらの手順はあらかじめ定められ
たルールにしたがって作成される。
【0039】上記のように推論手段3が推論した電力供
給経路及び操作手順は、表示手段5に電源系統図及び隔
離計画書として表示される。そして、影響評価手段4
は、推論された電力供給経路を経由して実際に電力が供
給される場合の各個所の評価を行なう。
【0040】例えば、電源に相当するメタクラがM/C
2SからM/CQに移ったことで、M/CQの上流側の
トランスQTrには、新たに5つのパワーセンターP/
C2A,P/C2E,P/C2B,P/C2F,P/C
2Sの負荷がかかることになる。この負荷電流の変化
は、トランスの電圧が既知のため、初期状態で流れてい
る電流値を予め入力しておくことにより容易に求めるこ
とができる。また、パワーセンターP/C2Aも新たに
パワーセンターP/C2Sへ電力を供給することになっ
たので、その上流側のトランス2AP/CTrの影響評
価が必要になるが、電流変化等は同様にして求めること
ができる。
【0041】このような影響評価手段4による評価結果
は表示手段5に表示される。したがって、立案計画者
は、一定以上悪影響を受ける個所が生じた場合には、新
たな条件を付加するなどして、再度推論手段3に別の電
力供給ルートを推論させることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、指令手
段からの指令により、推論手段が、接続データ記憶手段
にツリー状の階層構造にしたがって記憶されたデータを
用いて、一の母線を隔離した場合の新たな電力供給経路
とその経路を形成するための操作手順について通常では
行われることのない手順も含めて広範囲に推論し、影響
評価手段が、推論された電力供給経路により電力が供給
された場合の影響を評価し、表示手段がこれらの推論結
果及び評価結果を表示する構成としたので、母線を点検
するために必要とされる作業計画立案を容易に行うこと
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】実施例を説明するための電源系統図。
【図3】実施例を説明するための電源系統図。
【図4】図2及び図3の電源系統図に係るツリー図。
【図5】図2及び図3の電源系統図に係るツリー図。
【符号の説明】
1 接続データ記憶手段 2 指令手段 3 推論手段 4 影響評価手段 5 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池 田 大二郎 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝 横浜事業所内 (72)発明者 鶴 巻 秀 幸 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式 会社東芝 総合研究所内 (56)参考文献 特開 平2−51326(JP,A) 特開 平2−51328(JP,A) 特開 平1−148023(JP,A) 特開 平2−311128(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遮断器,断路器及び変圧器等の配電機器を
    介して複数の母線が相互に接続され、該遮断器,断路器
    等の開閉操作により電力供給経路を可変にする配電シス
    テムにおいて、 前記複数の母線及び各配電機器の接続関係を示す電源デ
    ータと、該配電機器を操作・制御する際のロジックデー
    タとがツリー状の階層構造にしたがって記憶されている
    接続データ記憶手段と、 前記複数の母線のうちのいずれか一の母線を他の母線か
    ら隔離すると共に、この隔離以前の電力供給状態を所定
    の母線に対して確保するように、指令信号を出力する指
    令手段と、 前記指令手段からの指令信号及び前記接続データ記憶手
    段からのデータ信号に基づいて、該指令信号の内容を満
    足する電力供給経路及びこの電力供給経路を形成するた
    めの操作手順についての推論を行う推論手段と、 前記推論手段により推論された電力供給経路により電力
    が供給される場合に、各母線及び各配電機器が電力供給
    経路の変更によって受ける電気的な影響を評価する影響
    評価手段と、 前記推論手段による推論結果及び前記影響評価手段によ
    る評価結果の表示を行う表示手段と、を備え、母線点検時における前記一の母線の隔離の操作
    手順について、通常は許容されない操作手順についても
    推論を行うようにしたこと、 を特徴とする母線点検用電力供給経路推論装置。
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