JP3058409B2 - 半導体チップの実装方法および実装構造 - Google Patents

半導体チップの実装方法および実装構造

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JP3058409B2
JP3058409B2 JP10000562A JP56298A JP3058409B2 JP 3058409 B2 JP3058409 B2 JP 3058409B2 JP 10000562 A JP10000562 A JP 10000562A JP 56298 A JP56298 A JP 56298A JP 3058409 B2 JP3058409 B2 JP 3058409B2
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    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3431Leadless components
    • H05K3/3436Leadless components having an array of bottom contacts, e.g. pad grid array or ball grid array components

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体チップの
実装方法および実装構造に関し、さらに言えば、回路基
板等の実装対象物に対して導電性バンプを介して半導体
チップを接合する、いわゆる「フリップチップ・ボンデ
ィング(flip-chip bonding)」型の半導体チップの実
装方法および実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の半導体チップの実装構造の従来
例を図8に示す。
【0003】図8において、半導体チップ101の表面
101aには、導電性膜からなる複数の電極102が形
成されている。それらの電極102の上には、ソルダ材
からなる導電性バンプ103がそれぞれ形成されてい
る。一方、回路基板111の表面111aには、導電性
膜からなる複数の電極112が形成されている。それら
の電極112の上には、ソルダ材からなる導電性バンプ
113がそれぞれ形成されている。
【0004】この実装構造は、次のような実装工程によ
り実現される。すなわち、まず、半導体チップ101の
表面101aの電極102上にバンプ103を、回路基
板111の表面111aの電極112上にバンプ113
をそれぞれ固着させる。次に、半導体チップ101のバ
ンプ103の端面103aを、回路基板111のバンプ
113の端面113aに対向させる。その後、半導体チ
ップ101と回路基板111の間に圧力を印加し、バン
プ103とバンプ113を圧着する。さらに、加熱して
バンプ103と113を溶解・凝固させることにより、
それらのバンプ103と113とを機械的に接合させ
る。この機械的接合により、半導体チップ101の電極
102と回路基板111の電極112とは電気的にも接
続される。こうして、半導体チップ101が回路基板1
11上に実装される。
【0005】なお、特開平6−5748号公報には、こ
の種の半導体チップの実装構造の他の従来例が開示され
ている。この公報に記載の実装構造では、半導体チップ
と回路基板との間に弾性材よりなる伝熱片が配置され、
それによって半導体チップで発生する熱の放熱を効果的
に行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の半導体Zチ
ップの実装構造では、次のような問題点がある。
【0007】半導体チップ101または回路基板111
に導電性バンプ103、113をそれぞれ形成または固
着する際には、製造工程における種々の要因により、バ
ンプ103、113の高さHとH’にバラツキ(誤差)
が生じることが避けられない。このバラツキがあると、
図8に示すように、高さHとH’が相対的に大きい領域
121において、バンプ103、113の端面103
a、113aが接触しても、高さHとH’が相対的に小
さい領域122においては、端面103aと端面113
aとの間に間隙105が生じてしまう。つまり、端面1
03aと端面113aとの間に接合不良を起こす。
【0008】この場合に、対向するバンプ103および
113を全て圧着させて間隔105が生じないように、
半導体チップ101と回路基板121の間の圧力を増加
させると、接合不良は解消できる。しかし、こうする
と、印加圧力は領域122では適正となるが領域121
では過剰となる。この過剰な印加圧力は、半導体チップ
101にクラックを発生させたり、印加圧力により発生
した応力が半導体チップ101の電気的特性を変化させ
たりする、といった問題を引き起こす。
【0009】これらの問題は、シリコン(Si)に比べ
て割れやすく、また応力により電気的特性が変動しやす
い化合物半導体(例えばGaAsなど)のチップの場合
により顕著となる。すなわち、半導体チップ101が化
合物半導体のチップである場合には、間隔105をなく
すような十分な加圧が行えないため、対向するバンプ1
03および113の圧着が不十分となりやすく、接合不
良を起こしやすい。
【0010】先に述べた特開平6−5748号公報に開
示された半導体チップの実装構造は、半導体チップと回
路基板との間に弾性材よりなる伝熱片を配置して放熱効
率を改善するものであるから、この実装構造ではこれら
の問題を解決することはできない。
【0011】そこで、この発明の目的は、導電性バンプ
の高さにバラツキがあっても、接合不良が生じない半導
体チップの実装方法および実装構造を提供することにあ
る。
【0012】この発明の他の目的は、実装時に半導体チ
ップにクラックの発生や電気的特性の変化が生じる恐れ
のない半導体チップの実装方法および実装構造を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】(1) この発明の半導
体チップの実装方法は、半導体チップの表面に設けられ
た第1電極と実装対象物の表面に設けられた第2電極と
を導電性バンプを介して接合する半導体チップの実装方
法において、前記第1電極および前記第2電極の少なく
とも一方に対して、前記導電性バンプが接触する箇所に
加圧により変形可能な凸部を形成する第1ステップと、
前記第1電極と前記第2電極との間に前記導電性バンプ
を介在させて、前記半導体チップの表面を前記実装対象
物の表面に対向させる第2ステップと、前記半導体チッ
プと前記実装対象物との間に圧力を印加して、前記第1
電極と前記第2電極とを前記導電性バンプを介して接合
する第3ステップとを備え、前記第3ステップで印加さ
れる圧力によって、前記第1電極および前記第2電極の
少なくとも一方に形成された前記凸部がその高さ方向に
変形し、もって前記半導体チップに対する過剰な圧力の
印加を防止することを特徴とする。
【0014】(2) この発明の半導体チップの実装方
法では、半導体チップの表面に設けられた第1電極と実
装対象物の表面に設けられた第2電極の少なくとも一方
に形成された凸部が、第3ステップで印加される圧力に
よってその高さ方向に変形し、もって半導体チップに対
する過剰な圧力の印加が防止される。このため、導電性
バンプの高さにバラツキがあっても、印加された圧力を
すべての第1電極と第2電極が導電性バンプを介して適
正に接合されるように、且つ半導体チップに悪影響を与
えないように設定することが可能となる。よって、導電
性バンプの高さにバラツキがあっても接合不良が生じな
い。
【0015】また、印加された圧力は、半導体チップに
悪影響を与えないように設定されるので、実装工程にお
いて半導体チップにクラックの発生や電気的特性の変化
が生じない。
【0016】(3) この発明の半導体チップの実装方
法の好ましい例では、前記第1ステップにおいて、前記
第1電極および前記第2電極の少なくとも一方と、前記
半導体チップおよび前記実装対象物の少なくとも一方の
対応する表面との間に空隙を形成することにより、前記
凸部が形成される。
【0017】この発明の半導体チップの実装方法の他の
好ましい例では、前記第1ステップにおいて、前記第1
電極および前記第2電極の少なくとも一方を、前記半導
体チップおよび前記実装対象物の少なくとも一方の対応
する表面に対して屈曲させることにより、前記凸部が形
成される。
【0018】この発明の半導体チップの実装方法のさら
に他の好ましい例では、前記第2ステップにおいて、前
記半導体チップの表面を前記実装対象物の表面に対向さ
せる前に、前記導電性バンプが前記第1電極および前記
第2電極のいずれか一方に固着される。
【0019】この発明の半導体チップの実装方法のさら
に他の好ましい例では、前記第2ステップにおいて、前
記半導体チップの表面を前記実装対象物の表面に対向さ
せる前に、前記導電性バンプが前記第1電極および前記
第2電極の双方にそれぞれ固着される。
【0020】(4) この発明の半導体チップの実装構
造は、半導体チップの表面に設けられた第1電極と実装
対象物の表面に設けられた第2電極とを導電性バンプを
介して接合してなる半導体チップの実装構造において、
前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方が、
前記導電性バンプが接触する箇所に加圧により変形可能
な凸部を有しており、前記半導体チップを前記実装対象
物に接合する際に印加される圧力によって前記凸部がそ
の高さ方向に変形し、もって前記半導体チップに対する
過剰な圧力の印加を防止することを特徴とする。
【0021】(5) この発明の半導体チップの実装構
造では、半導体チップの表面に設けられた第1電極と実
装対象物の表面に設けられた第2電極の少なくとも一方
に形成された凸部が、第3ステップで印加される圧力に
よってその高さ方向に変形し、もって半導体チップに対
する過剰な圧力の印加が防止される。このため、導電性
バンプの高さにバラツキがあっても、印加された圧力を
すべての第1電極と第2電極が導電性バンプを介して適
正に接合されるように、且つ半導体チップに悪影響を与
えないように設定することが可能となる。よって、導電
性バンプの高さにバラツキがあっても接合不良が生じな
い。
【0022】また、印加された圧力は、半導体チップに
悪影響を与えないように設定されるので、実装工程にお
いて半導体チップにクラックの発生や電気的特性の変化
が生じない。
【0023】(6) この発明の半導体チップの実装構
造の好ましい例では、前記凸部が、その凸部を備えた前
記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方と、前
記半導体チップおよび前記実装対象物の少なくとも一方
の対応する表面との間に空隙を有する。
【0024】この発明の半導体チップの実装構造の他の
好ましい例では、前記凸部を備えた前記第1電極および
前記第2電極の少なくとも一方が、前記半導体チップお
よび前記実装対象物の少なくとも一方の対応する表面に
対して屈曲している。
【0025】この発明の半導体チップの実装構造のさら
に他の好ましい例では、前記導電性バンプが、前記第1
電極および前記第2電極のいずれか一方に固着された単
一部分から形成される。
【0026】この発明の半導体チップの実装構造の他の
好ましい例では、前記導電性バンプが、前記第1電極に
固着された第1部分と、前記第2電極に固着された第2
部分とから形成される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を添付図面を参照しながら具体的に説明する。
【0028】(第1実施形態)図1は、この発明の第1
実施形態の半導体チップの実装構造に使用される半導体
チップ1および回路基板21を示す。
【0029】図1(a)に示すように、この半導体チッ
プ1は、本体部2の表面(電極形成面)3に形成された
複数の電極10と、それら電極10上に固着された複数
の導電性バンプ4を備えている。
【0030】各電極10は、導電性の膜をパターン化し
て形成されており、半導体チップ1の本体部2の表面3
に沿って延在するリード部11と、表面3から離れて断
面が略台形に屈曲したブリッジ部12とを備えて構成さ
れている。ブリッジ部12と表面3との間には、断面が
略台形の空隙14が形成されている。空隙14には、大
気が封入されている。こうして、ブリッジ部12はエア
ブリッジ構造をなしている。
【0031】各バンプ4は、略円錐台形状をなし、対応
する電極10のブリッジ部12上に固着されている。
【0032】各電極10は、例えば、幅が90±9μ
m、膜厚が3±0.3μmのストライプ状のAu膜によ
り形成される。半導体チップ1の表面3から電極10の
ブリッジ部12の内面までの距離(空隙14の高さ)d
1は、例えば10±1μmとなるように形成される。ブ
リッジ部12の平坦部の幅L1は、例えば90±9μm
である。各バンプ4は、例えば、最大直径D1が60±
6μm、ブリッジ部12の平坦部の外面からの高さT1
が30±3μmの円錐台形とされる。各バンプ4は、例
えばPb/Snなどのソルダ材で形成される。
【0033】図1(b)に示すように、この回路基板2
1は、本体部22の表面(チップ実装面)23に形成さ
れた複数の電極30と、それら電極30上に固着された
複数の導電性バンプ24を備えている。
【0034】各電極30は、導電性の膜をパターン化し
て形成されており、回路基板21の本体部22の表面2
3に沿って延在するリード部31と、表面23から離れ
て断面が略台形に屈曲したブリッジ部32とを備えて構
成されている。ブリッジ部32と表面23との間には、
断面が略台形の空隙34が形成されている。空隙34に
は、大気が封入されている。こうして、ブリッジ部32
はエアブリッジ構造をなしている。
【0035】各バンプ24は、略円錐台形状をなし、電
極30のブリッジ部32上に固着されている。
【0036】各電極30は、例えば、幅が90±9μ
m、膜厚が3±0.3μmのストライプ状のAu膜によ
り形成される。回路基板21の表面23から電極30の
ブリッジ部32の内面までの距離(空隙34の高さ)d
2は、10±1μmとなるように形成される。ブリッジ
部32の平坦部の幅L2は、例えば90±9μmであ
る。各バンプ24は、例えば、最大直径D2が60±6
μm、ブリッジ部32の平坦部の外面からの高さT2が
30±3μmの円錐台形とされる。各バンプ24は、例
えばPb/Snなどのソルダ材で形成される。
【0037】以上の構成を持つ半導体チップ1は、例え
ば図2(a)〜図2(d)に示すようにして製造され
る。
【0038】まず、本体部2の表面3の全面に、厚さの
均一なポリイミド膜(例えば、厚さ3±0.3μm)を
例えばスピンコート法により形成する。その後、このポ
リイミド膜に対して、公知のフォトレジスト技術を用い
てパターニングを行い、図2(a)に示すように、表面
3上の所定箇所にスペーサ60を形成する。
【0039】次に、本体部2の表面3上に、スペーサ6
0と重なるように電極10用の金属膜(例えばAu膜)
を形成した後、フォトレジスト技術を用いてその金属膜
を所定形状にパターン化する。次いで、このパターン化
した金属膜の開口部にAuメッキを施す。こうして、図
2(b)に示すように、スペーサ60を被覆する電極1
0が表面3上に形成される。このとき、スペーサ60に
より金属膜の一部が盛り上がり、電極10のブリッジ部
12が形成される。この金属膜の表面3に接触する部分
は、リード部11となる。
【0040】次に、図2(c)に示すように、こうして
形成した電極10のブリッジ部12の上に、例えばボー
ル・ボンディング法によりPb/Snソルダからなる導
電性バンプ4が形成され、ブリッジ部12に固着され
る。
【0041】最後に、電極10のブリッジ部12下にあ
るスペーサ60を、酸素プラズマや適当な溶剤を用いて
除去する。こうして、図2(d)に示すように、ブリッ
ジ部12と表面3との間にエアブリッジ構造を形成する
空隙14が形成され、図1(a)に示す半導体チップ1
が得られる。
【0042】回路基板21は、以上のような半導体チッ
プ1の製法と同じ製法により得られる。
【0043】次に、以上の構成を持つ半導体チップ1を
回路基板21に実装する方法について、図3を参照しな
がら説明する。
【0044】まず、裏面をコレットに吸着させた半導体
チップ1の表面2を、上向きの保持した回路基板21の
表面22に対向させて配置する。このとき、半導体チッ
プ1のバンプ4とそれらバンプ4と接合される回路基板
21のバンプ24とが一対一に対向するように、半導体
チップ1の位置合わせがなされる。
【0045】次に、半導体チップ1を回路基板21に向
けて下降し、図3(a)に示すように、半導体チップ1
のバンプ4の端面4aを回路基板21の対応するバンプ
24の端面24aにそれぞれ当接させる。
【0046】ここで、領域51のバンプ4とバンプ24
の高さは、領域52のバンプ4とバンプ24の高さより
も大きいと仮定する。また、領域51および領域52に
おけるバンプ4の端面4aから半導体チップ1の表面3
までの高さをそれぞれH1およびH3とし、領域51お
よび領域52におけるバンプ24の端面24aから回路
基板21の表面23までの高さをそれぞれH2およびH
4とする。
【0047】すると、 (H1 + H2)>(H3 + H4) の関係式が成立する。この関係式は、図3(a)に示す
ように、領域51におけるバンプ4とバンプ24の端面
4aおよび24aが互いに当接した時に、領域52にお
けるバンプ4とバンプ24の端面4aおよび24aの間
には間隙40が生じることを意味する。
【0048】次に、図3(b)に示すように、半導体チ
ップ1の本体部2に矢印55の向き(下向き)に圧力を
印加し、半導体チップ1上の全バンプ4を回路基板21
上の全バンプ24に対して押し付ける。例えば、半導体
チップ1の表面3と回路基板21の表面23との間隔H
5が、 H5≒(H3 + H4) となるように圧力を印加する。この場合、領域52にお
いては、対向するバンプ4と24との間には適正な圧力
が作用するが、領域51においては、対向するバンプ4
と24との間には適正な圧力を上回る過剰の圧力が作用
する。
【0049】しかし、バンプ4および24はいずれもP
b/Snなどのソルダ材で形成されており、また、電極
10および30は薄いAu膜により形成されているた
め、電極10および30のブリッジ部12および22の
機械的強度はバンプ4および24のそれよりも低い。こ
のため、印加された圧力により、ブリッジ部12および
32が図3(b)に示すようにそれぞれ変形し、その結
果、バンプ4と24はそれぞれ対応する表面3と23に
近づく。Au膜は靱性が高いため、この際に電極10お
よび12が破断することはない。
【0050】このようにして、領域51では、バンプ4
および24に印加された過剰な圧力がブリッジ部12お
よび22の塑性変形により吸収される。このため、領域
51のバンプ4が半導体チップ1の本体部2に過大な負
荷を作用させる恐れがない。
【0051】印加圧力がさらに増加すると、領域52の
ブリッジ部12と32も塑性変形を始める。領域51の
ブリッジ部12と32の変形が可能な限り、バンプ4お
よび24に印加される圧力はブリッジ部12と32によ
り吸収されることができる。
【0052】例えば、半導体チップ1のバンプ4の高さ
T1と回路基板21のバンプ24の高さT2がそれぞれ
30±3μm、ブリッジ部12の高さd1とブリッジ部
32の高さd2がそれぞれ10±1μmである場合、電
極10と30の厚さが同じとすると、対向するバンプ4
と24の間隙40の最大値は14μmである。また、ブ
リッジ部12の空隙14の高さd1とブリッジ部32の
空隙34の高さd2の和(d1+d2)の最小値は18
μmである。よって、バンプ4と24の間の全ての間隙
40がなくなるように圧力を印加しても、バンプ4と2
4に加わる圧力はブリッジ部12と32の塑性変形によ
り吸収される。よって、十分な圧力を印加してすべての
バンプ4と24を圧着することができる。しかも、半導
体チップ1の本体部2にクラックが発生したり、過剰な
応力の発生により半導体チップ1の電気的特性が劣化す
ることもない。
【0053】(第2実施形態)図4は、この発明の第2
実施形態の半導体チップの実装構造を示す。
【0054】図4に示すように、第2実施形態の実装構
造は、半導体チップ1と回路基板21の接合に際して、
半導体チップ1側の電極10にのみ導電性バンプ4を固
着し、回路基板21の電極30には導電性バンプ24を
固着していない点で、上述した第1実施形態の半導体チ
ップの実装構造と異なる。その他の構成は第1実施形態
のそれと同じである。よって、図4において同一または
対応する構成要素に図3(b)と同じ符号を付して、同
一構成の部分についての説明は省略する。
【0055】第2実施形態の実装構造では、半導体チッ
プ1側の電極10のブリッジ部12に固着されたバンプ
4の端面4aが直接、回路基板21の電極30のブリッ
ジ部32に接合されている。
【0056】第2実施形態の実装構造においても、第1
実施形態と同じ作用効果が得られることは明らかであ
る。
【0057】なお、図4の構成とは逆に、半導体チップ
1側の電極10に導電性バンプ4を固着しないで、回路
基板21の電極30にのみ導電性バンプ24を固着して
もよいことは勿論である。
【0058】(第3実施形態)図5は、この発明の第3
実施形態の半導体チップの実装構造を示す。
【0059】図5に示すように、第3実施形態の実装構
造は、半導体チップ1と回路基板21の接合に際して、
半導体チップ1側の電極10にのみブリッジ部12と導
電性バンプ4とを設け、回路基板21の電極26にはブ
リッジ部と導電性バンプを設けていない点で、上述した
第1実施形態の半導体チップの実装構造と異なる。その
他の構成は第1実施形態のそれと同じである。よって、
図5において同一または対応する構成要素に図3(b)
と同じ符号を付して、同一構成の部分についての説明は
省略する。
【0060】第3実施形態の実装構造では、図5に示す
ように、回路基板21の電極26はバンプ4の接触箇所
の周囲だけでなくその接触箇所自体も平坦であり、ブリ
ッジ部を備えていない。半導体チップ1側の電極10の
ブリッジ部12に固着されたバンプ4の端面4aが直
接、回路基板21の平坦な電極26に接合されている。
【0061】第3実施形態の実装構造においては、回路
基板21の電極26にブリッジ部と導電性バンプを設け
ていないため、バンプ4に作用する過剰な圧力を吸収す
る範囲は第1実施形態のそれに比べて減少するが、それ
以外は第1実施形態と同じ作用効果が得られる。
【0062】(第4実施形態)図6は、この発明の第4
実施形態の半導体チップの実装構造を示す。
【0063】図6に示すように、第4実施形態の実装構
造は、半導体チップ1と回路基板21の接合に際して、
回路基板21の電極にブリッジ部を設けていない点で、
上述した第1実施形態の半導体チップの実装構造と異な
る。その他の構成は第1実施形態のそれと同じである。
よって、図6において同一または対応する構成要素に図
3(b)と同じ符号を付して、同一構成の部分について
の説明は省略する。
【0064】第4実施形態の実装構造では、図6に示す
ように、回路基板21の電極26はバンプ24の固着箇
所だけでなくその周囲も平坦であり、ブリッジ部を備え
ていない。半導体チップ1側の電極10のブリッジ部1
2に固着されたバンプ4の端面4aが、回路基板21の
平坦な電極26に固着されたバンプ24の端面24aに
接合されている。
【0065】第4実施形態の実装構造においては、回路
基板21の電極26にブリッジ部を設けていないため、
バンプ4と24に作用する過剰な圧力を吸収する範囲は
第1実施形態のそれに比べて減少するが、それ以外は第
1実施形態と同じ作用効果が得られる。
【0066】(第5実施形態)図7は、この発明の第5
実施形態の半導体チップの実装構造を示す。
【0067】図7に示すように、第5実施形態の実装構
造は、半導体チップ1と回路基板21の接合に際して、
半導体チップ1の電極6にブリッジ部を設けていない点
で、上述した第1実施形態の半導体チップの実装構造と
異なる。その他の構成は第1実施形態のそれと同じであ
る。よって、図7において同一または対応する構成要素
に図3(b)と同じ符号を付して、同一構成の部分につ
いての説明は省略する。
【0068】第5実施形態の実装構造では、図7に示す
ように、半導体チップ1の電極6はバンプ4の固着箇所
だけでなくその周囲も平坦であり、ブリッジ部を備えて
いない。回路基板21側の電極30のブリッジ部32に
固着されたバンプ24の端面24aが、半導体チップ1
の平坦な電極6に固着されたバンプ4の端面4aに接合
されている。
【0069】第5実施形態の実装構造においては、半導
体チップ1の電極6にブリッジ部を設けていないため、
バンプ4と24に作用する過剰な圧力を吸収する範囲は
第1実施形態のそれに比べて減少するが、それ以外は第
1実施形態と同じ作用効果が得られる。
【0070】なお、上述した第1〜第5の実施形態で
は、半導体チップを回路基板上に実装しているが、実装
対象物としては回路基板以外のものも使用可能である。
【0071】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明の半導体チ
ップの実装方法および実装構造では、導電性バンプの高
さにバラツキがあっても、接合不良が生じない。また、
実装時に半導体チップにクラックの発生や電気的特性の
変化が生じる恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、この発明の第1実施形態の半導体チ
ップの実装構造に使用される半導体チップを示す部分断
面図、(b)は同回路基板を示す部分断面図である。
【図2】この発明の第1実施形態の半導体チップの実装
構造に使用される半導体チップの製造工程を示す部分断
面図である。
【図3】この発明の第1実施形態の半導体チップの実装
構造の実装工程を示す部分断面図である。
【図4】この発明の第2実施形態の半導体チップの実装
構造を示す部分断面図である。
【図5】この発明の第3実施形態の半導体チップの実装
構造を示す部分断面図である。
【図6】この発明の第4実施形態の半導体チップの実装
構造を示す部分断面図である。
【図7】この発明の第5実施形態の半導体チップの実装
構造を示す部分断面図である。
【図8】従来の半導体チップの実装構造を示す部分断面
図である。
【符号の説明】
1 半導体チップ 2 半導体チップの本体部 3 半導体チップの本体部の表面 4 半導体チップのバンプ 6 半導体チップの電極 10 半導体チップの電極 11 半導体チップの電極のリード部 12 半導体チップの電極のブリッジ部 14 半導体チップの電極の空隙 21 回路基板 22 回路基板の本体部 23 回路基板の本体部の表面 24 回路基板のバンプ 26 回路基板の電極 30 回路基板の電極 31 回路基板の電極のリード部 32 回路基板の電極のブリッジ部 34 回路基板の電極の空隙 51、52 領域 40 バンプ間の間隙 60 スペーサ

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップの表面に設けられた第1電
    極と実装対象物の表面に設けられた第2電極とを導電性
    バンプを介して接合する半導体チップの実装方法におい
    て、 前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方に対
    して、前記導電性バンプが接触する箇所に加圧により変
    形可能な凸部を形成する第1ステップと、 前記第1電極と前記第2電極との間に前記導電性バンプ
    を介在させて、前記半導体チップの表面を前記実装対象
    物の表面に対向させる第2ステップと、 前記半導体チップと前記実装対象物との間に圧力を印加
    して、前記第1電極と前記第2電極とを前記導電性バン
    プを介して接合する第3ステップとを備え、 前記第3ステップで印加される圧力によって、前記第1
    電極および前記第2電極の少なくとも一方に形成された
    前記凸部がその高さ方向に変形し、もって前記半導体チ
    ップに対する過剰な圧力の印加を防止することを特徴と
    する半導体チップの実装方法。
  2. 【請求項2】 前記第1ステップにおいて、前記第1電
    極および前記第2電極の少なくとも一方と、前記半導体
    チップおよび前記実装対象物の少なくとも一方の対応す
    る表面との間に空隙を形成することにより、前記凸部が
    形成される請求項1に記載の半導体チップの実装方法。
  3. 【請求項3】 前記第1ステップにおいて、前記第1電
    極および前記第2電極の少なくとも一方を、前記半導体
    チップおよび前記実装対象物の少なくとも一方の対応す
    る表面に対して屈曲させることにより、前記凸部が形成
    される請求項1に記載の半導体チップの実装方法。
  4. 【請求項4】 前記第2ステップにおいて、前記半導体
    チップの表面を前記実装対象物の表面に対向させる前
    に、前記導電性バンプが前記第1電極および前記第2電
    極のいずれか一方に固着される請求項1〜3のいずれか
    に記載の半導体チップの実装方法。
  5. 【請求項5】 前記第2ステップにおいて、前記半導体
    チップの表面を前記実装対象物の表面に対向させる前
    に、前記導電性バンプが前記第1電極および前記第2電
    極の双方にそれぞれ固着される請求項1〜3のいずれか
    に記載の半導体チップの実装方法。
  6. 【請求項6】 半導体チップの表面に設けられた第1電
    極と実装対象物の表面に設けられた第2電極とを導電性
    バンプを介して接合してなる半導体チップの実装構造に
    おいて、 前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方が、
    前記導電性バンプが接触する箇所に加圧により変形可能
    な凸部を有しており、 前記半導体チップを前記実装対象物に接合する際に印加
    される圧力によって前記凸部がその高さ方向に変形し、
    もって前記半導体チップに対する過剰な圧力の印加を防
    止することを特徴とする半導体チップの実装構造。
  7. 【請求項7】 前記凸部が、その凸部を備えた前記第1
    電極および前記第2電極の少なくとも一方と、前記半導
    体チップおよび前記実装対象物の少なくとも一方の対応
    する表面との間に空隙を有している請求項6に記載の半
    導体チップの実装構造。
  8. 【請求項8】 前記凸部を備えた前記第1電極および前
    記第2電極の少なくとも一方が、前記半導体チップおよ
    び前記実装対象物の少なくとも一方の対応する表面に対
    して屈曲している請求項6に記載の半導体チップの実装
    構造。
  9. 【請求項9】 前記導電性バンプが、前記第1電極およ
    び前記第2電極のいずれか一方に固着された単一部分か
    ら形成されている請求項6〜8のいずれかに記載の半導
    体チップの実装構造。
  10. 【請求項10】 前記導電性バンプが、前記第1電極に
    固着された第1部分と、前記第2電極に固着された第2
    部分とから形成されている請求項6〜8のいずれかに記
    載の半導体チップの実装構造。
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