JP3058254U - 反射部付きグレーチング - Google Patents

反射部付きグレーチング

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JP3058254U
JP3058254U JP1998007767U JP776798U JP3058254U JP 3058254 U JP3058254 U JP 3058254U JP 1998007767 U JP1998007767 U JP 1998007767U JP 776798 U JP776798 U JP 776798U JP 3058254 U JP3058254 U JP 3058254U
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JP1998007767U
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Inventor
昭三 石田
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石田鉄工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装飾性に富むと同時に、特に夜間や雨天にお
いても優れた視認性を発揮するグレーチングを提供す
る。 【解決手段】 多数の主部材11が両端部のエンドバー
13と中間部のツイストバー15とによって所定平面形
状に形成されてなるグレーチング10において、グレー
チング10外周の少なくとも1辺に線状反射面Rを有す
る反射部20を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、道路や広場等の排水溝に装着される溝蓋であるグレーチングの構 造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車道や歩道の道路や公園、駐車場等の広場には、主として排水溝等の溝開口部 を覆う格子状の金属製グレーチングが取り付けられる。 この種グレーチングは、多数の主部材が両端部のエンドバーと中間部のツイス トバーとによって格子状の所定平面形状に形成されてなるもので、全体は金属メ ッキや灰色または黒色等の単一色によって構成される。
【0003】 しかるに、このようなグレーチングにあっては、目立たない単一色よりなるも のであることから外観性に乏しく、例えば公園や駐車場、広場等では、装飾性の あるものが望まれる。また、歩行者や運転者にとっても、グレーチングの存在が より目立つようになれば、安全である。
【0004】 これに鑑み、本出願人は先に、実願平10−006880として、識別側端部 を有するグレーチングを提案した。この考案のグレーチングによれば、その両側 端部に識別主部材を有する構造であるため、外観が美麗で、かつその存在が一見 で判断することができる。
【0005】 しかるに、前記グレーチングの識別側端部は色彩を有する充填材を使用して装 飾性に富むと同時に、識別力を有するものであるが、特に夜間や雨天時にはその 視認性が低下し、識別力も低下する問題があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は前記の点に鑑みなされたもので、装飾性に富むと同時に、特に夜間 や雨天においても優れた視認性を発揮するグレーチングを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、多数の主部材が両端部のエンドバーと中間部のツイス トバーとによって所定平面形状に形成されてなるグレーチングにおいて、グレー チング外周の少なくとも1辺に線状反射面を有する反射部を設けたことを特徴と する反射部付きグレーチングに係る。
【0008】 また、請求項2の考案は、請求項1において、前記反射部をエンドバーの外側 に設けた反射部付きグレーチングに係る。
【0009】 請求項3の考案は、請求項2において、前記反射部がエンドバーの外側にグレ ーチング本体と一体に形成された取付溝内に固着された反射部付きグレーチング に係る。
【0010】 請求項4は、請求項1ないし3において、前記反射部が上部に溝部を有する金 属枠材と前記溝部内に形成された線状反射体よりなる反射部付きグレーチングに 係る。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の一実施例に係る反射部付きグレーチングを示す平面図、図2 は要部を示す部分拡大図、図3は要部を示す側面図、図4は図2の4−4断面図 、図5は要部を分解して示す断面図、図6はこのグレーチングの使用状態の一例 を示す斜視図である。
【0012】 図1及び図2に示したグレーチング10は、排水溝の溝開口部に設置されるも ので、鋼材やステンレスあるいは鋳物等の金属よりなり、図のように、一定間隔 で平行に配置された多数の主部材が両端部のエンドバー13と中間部のツイスト バー15によって所定平面形状(図では正方形状)に形成されたものである。実 施例のグレーチング10は、道路側溝用のもので、幅、長さが約500mmの大 きさを有する。
【0013】 図において、前記エンドバー13は平鋼よりなり、主部材11の両端に溶接固 着され、該主部材11を所定形状に固定するものである。また、前記ツイストバ ー15はねじり角鋼からなり、主部材11に対して直角方向に圧着されて、該主 部材11を一定間隔で平行に保持すると共に全体強度を高める。
【0014】 前記主部材11は、実施例において、I字鋼よりなり、その上面が該グレーチ ング10の表面を形付けるもので、多数本が平行に掛け渡されている。前記主部 材11は、適宜、その上面に滑り止めのための係止突部等(図示せず)を有する ものを使用しても良い。図において符号17は嵩上げ部材である。
【0015】 この考案構造のグレーチング10は、該グレーチング10外周の少なくとも1 辺に線状反射面Rを有する反射部20を設けている。なお、実施例においては、 請求項2に規定したように、該反射部20を前記グレーチング10の両エンドバ ー13,13の外側に設ける。
【0016】 また、前記反射部20は、請求項3にも規定したように、前記エンドバー13 の外側にグレーチング10本体と一体に形成された取付溝21内に固着される。 前記取付溝21は、この例において、前記エンドバー13の長さと同様の溝状部 材を前記エンドバー13に溶接等して一体に設けたものである。該取付溝21両 端の側壁23,23は、図3の側面図からも理解されるように、グレーチング表 面側から溝21内部に浸入する雨水等の排水性を考慮して、壁面の下部が開口し た形状であり、また側壁23には挿通孔24が形成されており、ネジ等の固定部 材25で取付溝21内に前記反射部材30を固定する。
【0017】 前記反射部20は、図4及び図5に示し、請求項4に規定したように、上部に 溝部32を有する金属枠材31と前記溝部内に形成された線状反射体35によっ て構成される。実施例の金属枠材31は、アルミまたは鉄製のもので、略Y字形 に形成されてなる。この金属枠材31は、上部に前記線状反射体35を充填する ための溝部32が形成され、かつ下部にはアンカ部33が形成されている。溝部 32は、線状反射面Rの表面積を大きくするために開口した図のようなV字状ま たはU字状に形成されている。この溝部32の上部側端には該溝部32に充填さ れる反射体35の固定性を高めるために鍔部34,34を設けることが好ましい 。 なお、図において、符号38は、前記金属枠材31を前記取付溝21内に位置 決め、及びがたつきをなくすための合成樹脂製の係止部材である。
【0018】 また、前記取付溝21内に嵌挿した反射体35は、前記取付溝21両端の側壁 23,23に形成された挿通孔24、24において、壁面外側から固定部材25 で固定する。前記固定部材25は、その頭部がグレーチング10側面から突出し ないよう皿状のねじ部材等のものが好適で、さらには側壁23の壁面に前記頭部 を収容する凹部を形成するのが好ましい。もしくは、前記溝21内に接着剤を使 用して固着してもよい。
【0019】 前記した金属枠材31の溝部32内に充填される線状反射体35は、反射効果 を有する顔料を混入したプラスチック材料または反射用ビーズを混合した無機材 料等公知のものから適宜選択使用されている。この例では、前記溝部32下側に 合成樹脂製の保持部36を半分程度充填し、その上部に金属枠材31の表面高さ まで前記反射体35を充填して一体にしたものである。前記保持部36は、前記 反射体35に強度を付与するとともに、前記固定部材25で固定する際の係止部 となる。
【0020】 該グレーチング10は、図に示したような、正方形状のものに限らず、グレー チングの形状や構造、またその主部材の種類などに関係なく用いることができる 構造である。
【0021】 次に、図6を用いて、本考案のグレーチング10の使用状態の一例について説 明する。図は、正方形状のグレーチング10を道路側溝に並設したもので、この グレーチング10のエンドバー13外側に設けられた前記反射部20の向きを所 定方向に統一することによって、反射部20が一直線上に並んで外観が美麗であ ると共に、その視認性が高く、注意表示としての高い効果を有する。 なお、前記のようにグレーチング10を多数連設する際には、施工時に縦横の 向きが揃いやすい効果もある。
【0022】 特に、夜間などでも歩行者やドライバーが確実に認識することができ安全性が 高いだけでなく、景観上も美しいものとなる。しかも、グレーチング10内に一 体に設けられた反射部20の線状反射面Rは、前記グレーチング10本体表面と 面一を構成しているので、その耐久性及び強度が極めて良好となる。
【0023】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の反射部付きグレーチングによれば、そ の外周の少なくとも一辺に線状反射面を設けた構造であるため、夜間や雨天など においてもその視認性が高く、歩行者等に対して注意を与える。
【0024】 また、請求項2の考案によれば、前記反射部を両エンドバーの外側に設けた構 造であるため、多数連設した際などには、さらにその視認性または美観を向上さ せることができる。
【0025】 請求項3の考案によれば、前記反射部がエンドバーの外側にグレーチング本体 と一体に形成された取付溝内に固着されてなる構造であるため、前記反射部は高 い耐久性を有するとともに、グレーチングの機能を何ら妨げることなく、高い視 認性を付与する。
【0026】 請求項4の考案によれば、前記反射部が上部に溝部を有する金属枠材と前記溝 部材に形成された線状反射体よりなるものであるため、上面の表面積が大きくで きると同時に、反射部の強度が高く、上面そして横面からの衝撃にも強度を有す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る反射部付きグレーチ
ングを示す平面図である。
【図2】要部を示す部分拡大図である。
【図3】要部を示す側面図である。
【図4】図2の4−4断面図である。
【図5】要部を分解して示す断面図である。
【図6】このグレーチングの使用状態の一例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 グレーチング 11 主部材 13 エンドバー 15 ツイストバー 20 反射部 31 金属枠材 35 線状反射体 R 線状反射面

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の主部材が両端部のエンドバーと中
    間部のツイストバーとによって所定平面形状に形成され
    てなるグレーチングにおいて、 前記グレーチング外周の少なくとも1辺に線状反射面を
    有する反射部を設けたことを特徴とする反射部付きグレ
    ーチング。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記反射部を両エン
    ドバーの外側に設けた反射部付きグレーチング。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記反射部がエンド
    バーの外側にグレーチング本体と一体に形成された取付
    溝内に固着された反射部付きグレーチング。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記反射部が上部に溝部を有する金属枠材と前記溝部内
    に形成された線状反射体よりなる反射部付きグレーチン
    グ。
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