JP3057276U - 識別側端部を有するグレーチング - Google Patents

識別側端部を有するグレーチング

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JP3057276U
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JP1998006880U
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Inventor
昭三 石田
Original Assignee
石田鉄工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より装飾的でかつ識別性の高いグレーチング
を提案することを目的とし、これによって外観性はもち
ろん、安全性を高め、また商品管理や二次製品への加工
を容易にかつ効率良く行うことができるグレーチングを
提供する。 【解決手段】 多数の主部材11が両端部のエンドバー
13と中間部のツイストバー15とによって所定平面形
状に形成されてなるグレーチング10において、両側端
部に位置する主部材21が上面部22に溝部23を有し
かつ該溝部23に充填材25が導入された識別主部材2
1によって構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、道路や広場等の排水溝の開口部に装着される溝蓋であるグレーチ ングの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車道や歩道の道路や公園、駐車場等の広場には、主として排水溝等の溝開口部 を覆う格子状の金属製のグレーチングが取り付けられる。 この種グレーチングは、多数の主部材が両端部のエンドバーと中間部のツイス トバーとによって格子状に所定平面形状に形成されてなるもので、全体は金属メ ッキや灰色又は黒色等の単一色によって構成される。
【0003】 しかるに、このようなグレーチングにあっては、目立たない単一色よりなるも のであるから外観性に乏しく、例えば公園や駐車場、広場等では装飾性のあるも のが望まれることがある。また、歩行者や運転者にとっても、グレーチングの存 在がより目立つようになれば、安全でもある。
【0004】 一方、この種グレーチングの商品管理にあたっては、そのグレーチングの種類 や、サイズ、用途機能(歩道用、車道用、滑り防止用、耐荷重用等)を一見して 判別することがなかなか難しく、在庫管理や納品時等にしばしば取り違えること がある。また、二次製品としてグレーチングに所定形状のコンクリートを一体に 成型する際や側溝等への現場施工時には、再び前記同様の種類やサイズ、さらに は向き(特に正方形のもの)等について確認を行わねばならないのであるが、こ こでも取り違えによるトラブルが発生することがあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は前記の点に鑑みなされたもので、より装飾的でかつ識別性 の高いグレーチングを提案することを目的とし、これによって外観性はもちろん 、安全性を高め、また商品管理や二次製品への加工を容易にかつ効率良く行うこ とができるグレーチングを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、多数の主部材が両端部のエンドバーと中間部のツイス トバーとによって所定平面形状に形成されてなるグレーチングにおいて、両側端 部に位置する主部材が上面部に溝部を有しかつ該溝部に充填材が導入された識別 主部材によって構成されていることを特徴とする識別側端部を有するグレーチン グに係る。
【0007】 また、請求項2の考案は、請求項1において、前記充填材が色彩を有する識別 側端部を有するグレーチングに係る。
【0008】 請求項3の考案は、請求項1又は2において、前記識別主部材が断面Y字状に 形成された識別側端部を有するグレーチングに係る。
【0009】 請求項4の考案は、請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記識別主部材の 上面部の幅が一般部の主部材のそれの2倍以上である識別側端部を有するグレー チングに係る。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の一実施例に係る識別側端部を有するグレーチングの平面図、 図2は図1の2−2断面図、図3はこの識別側端部を有するグレーチングの他の 例を示す平面図、図4はこのグレーチングの使用状態を示す斜視図、図5は同じ く他の使用状態を示す斜視図である。
【0011】 図1に示したグレーチング10は、排水溝の溝開口部に設置されるもので、鋼 材やステンレスあるいは鋳物等の金属よりなり、図1のように、一定間隔で平行 に配置された多数の主部材11が両端部のエンドバー13と中間部のツイストバ ー15によって所定平面形状(図では正方形状)に形成されたものである。実施 例のグレーチング10は、道路側溝用のもので、幅、長さが約500mmの大き さを有する。
【0012】 図において、前記エンドバー13は平鋼よりなり、主部材11の両端に溶接固 着され、該主部材11を所定形状に固定するものである。また、前記ツイストバ ー15はねじり角鋼からなり、主部材11に対して直角方向に圧着されて、該主 部材11を一定間隔で平行に保持するとともに全体強度を高める。
【0013】 前記主部材11は、図2の断面図からも理解されるように、I字鋼よりなりそ の上面が該グレーチング10の表面を形付けるもので、多数本が平行に掛け渡さ れている。主部材11は、適宜、その上面に滑り止めのための係止突部等(図示 せず)を有するものを使用してもよい。図において符号17は、嵩上げ部材であ る。
【0014】 この考案構造のグレーチング10は、その両側端部位置に識別側端部20を有 するもので、該識別側端部20は前記グレーチング10の両側端部に位置する主 部材21が上面部22に溝部23を有し、かつ該溝部23に充填材25が導入さ れた識別主部材21によって構成されている。
【0015】 また、前記識別主部材21に導入される充填材25は、請求項2に規定したよ うに、色彩を有することを特徴とする。前記充填材25は、この例において、砂 状セラミックスと公知のエキポシ樹脂などの合成樹脂材の混合物よりなるもので 、赤や黄などの顔料などを添加して着色する。これにより、グレーチング10表 面を美麗に構成するとともに、人や車のタイヤなどの滑り防止効果を付与するほ か、該グレーチング10の耐磨耗性や強度を高めることができる。該充填材25 は、前記識別主部材21上面から若干盛り上がるように充填すると、より効果的 である。
【0016】 前記識別主部材21は、請求項3にも規定したように、上面部22に溝部23 が形成された断面Y字形状に形成されたものである。該識別主部材21を、断面 Y字形状としたのは、上面部22の表面積を大きくし、前記充填材25を導入す る溝部23を形成するためである。この断面Y字形状の識別主部材21は、一般 部の主部材11に比べ、断面係数が高く、上面そして横面からの衝撃にも強度を 有する。
【0017】 なお、前記溝部23の内底面には、適宜コイル状物(図示せず)を設けてもよ い。このコイル状物は導線などをコイル状に折り曲げたもので、前記溝部23内 に溶接などにより固着して、該溝部23に導入される前記充填材25を溝部23 内に安定して固定するためのアンカーとして機能するものである。
【0018】 また、前記識別主部材21は、請求項4に規定したように、該識別主部材上面 部22の幅が、一般部の主部材上面部12の幅の2倍以上に形成されたものであ る。これは、識別側端部20としてインパクトを付与する目的と、グレーチング 10の両側端部に設けられるものであることから滑り止めや強度性の効果も有す る。
【0019】 該グレーチング10は、図1に示したものに限らず、図3の(A),(B), (C)に示すように、グレーチングの形状や構造、またその主部材の種類などに 関係なく用いることができる構造である。
【0020】 次に、図4および図5を用いて、本考案のグレーチング10の使用状態の一例 について説明する。 まず、図4は正方形状のグレーチング10を道路側溝に等間隔に配設したもの で、このグレーチング10の前記識別側端部20によって、施工時に縦横の向き が揃いやすいと同時に、その向きを所定方向に統一することにより外観が美麗と なる。
【0021】 また、図5は、広場や駐車場等の広い路面において横長状のグレーチング10 を設置した状態を示すもので、特にタイル等が敷設された路面において、その存 在を歩行者等に知らせる注意表示としての効果を有する。また、その色彩は、設 置する路面や、周辺環境に調和したものとしてもよい。
【0022】 一方、商品管理をするにあたっては、そのグレーチングの種類、サイズ、用途 機能等ごとに、前記識別側端部の充填材の色彩に区別をつけることによって、一 見で判別することができるようになると共に、その向きや方向も一目瞭然となり 、この種確認作業が非常に簡単になる。
【0023】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の識別側端部を有するグレーチングによ れば、その両側端部に識別主部材を有する構造であるため、その存在が一見で判 断することができ、歩行者等に対して注意を与える。
【0024】 また、請求項2の考案によれば、前記充填材が色彩を有するものであるため、 その識別力が顕著で、かつグレーチングの表面を美麗に構成しその美観を著しく 向上させることができる。公園やホテル、マンション、施設等の使用にも好適で ある。
【0025】 請求項3の考案にあっては、前記識別側端部を構成する識別主部材が断面Y字 形状に形成されたものであるため、上面の表面積を大きくできると同時に、一般 部の主部材に比べ、断面係数が高く、上面そして横面からの衝撃にも強度を有す る。
【0026】 請求項4の考案によれば、前記識別主部材の幅を一般部の主部材の幅の2倍以 上としたため、識別側端部としての識別力が向上し、外観が美麗で、かつ設置面 積が大きく滑り止めや強度向上の効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る識別側端部を有する
グレーチングの平面図である。
【図2】図1の2−2断面図である。
【図3】この識別側端部を有するグレーチングの他の例
を示す平面図である。
【図4】このグレーチングの使用状態を示す斜視図であ
る。
【図5】同じく他の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 グレーチング 11 主部材(一般部) 13 エンドバー 15 ツイストバー 20 識別側端部 21 識別主部材 22 上面部 23 溝部 25 充填材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の主部材が両端部のエンドバーと中
    間部のツイストバーとによって所定平面形状に形成され
    てなるグレーチングにおいて、 両側端部に位置する主部材が上面部に溝部を有しかつ該
    溝部に充填材が導入された識別主部材によって構成され
    ていることを特徴とする識別側端部を有するグレーチン
    グ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記充填材が色彩を
    有する識別側端部を有するグレーチング。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記識別主部
    材が断面Y字状に形成された識別側端部を有するグレー
    チング。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記識別主部材の上面部の幅が一般部の主部材のそれの
    2倍以上である識別側端部を有するグレーチング。
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