JP3057905B2 - 自動車保管設備の入庫口の安全装置 - Google Patents

自動車保管設備の入庫口の安全装置

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JP3057905B2
JP3057905B2 JP4154111A JP15411192A JP3057905B2 JP 3057905 B2 JP3057905 B2 JP 3057905B2 JP 4154111 A JP4154111 A JP 4154111A JP 15411192 A JP15411192 A JP 15411192A JP 3057905 B2 JP3057905 B2 JP 3057905B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパレットを用いずに自
動車を移載するパレットレス搬機を使用した自動車保管
設備の入庫口の安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多数段の格納棚を有する立体駐車場等の
自動車保管設備においては自動車を入庫口から格納棚に
移載したり、格納棚から出庫口に移載するため、自動車
を搭載する搬機が使用されている。従来の搬機は入庫口
に回送されたパレットに自動車を載せ、このパレットを
搬機に設けられた通常のスライドフォ−クで移動して自
動車を搬機に搭載して格納棚の空き棚まで移載してい
る。また自動車を出庫する場合も自動車を載せたパレッ
トを格納棚から搬機に移動してから出庫口に搬送してい
る。
【0003】また、フリ−に移動できるコンベア上に乗
せた自動車の前後輪の外側をスライドフォ−クで挾み込
んでパレットを使用せずに搬送する搬機も、例えば特開
昭51-141181号公報に開示されている。そして、フリ−
なコンベアで自動車を前後に移動してスライドフォ−ク
に対して位置決めし、前後輪間の間隔が異なっても前後
輪の外側をスライドフォ−クで挾み込むことができるよ
うにしている。
【0004】上記のように自動車を全てパレットに載せ
て移載していると、格納棚の全棚数に応じたパレットと
必要になり、設備費や管理費が高くなってしまう。ま
た、フリ−に移動できるコンベア上に乗せた自動車の前
後輪の外側をスライドフォ−クで挾み込んで搬送する場
合は、搬送中に非常に不安定になってしまう。
【0005】そこでパレットを使用せずに前後輪をそれ
ぞれ2本1対のスライドフォ−クで挾み込んで安定に移
動するパレットレス搬機と、このパレットレス搬機を使
用した自動車保管設備が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】自動車を全てパレット
に載せて移載している場合には、出庫口で自動車を出庫
した空パレットを搬機で回送して入庫口に置くため、パ
レットと搬機の位置関係は必然的に定まり、自動車を移
載する場合にはパレットの中央部に自動車が載ったか否
を検出すればすむ。また、フリ−に移動できるコンベア
上に乗せた自動車の前後輪の外側をスライドフォ−クで
挾み込んで搬送する場合、強制適にコンベアを移動する
ことによりスライドフォ−クに対して位置決めをするこ
とができる。
【0007】しかしながら自動車の前後輪をそれぞれス
ライドフォ−クで挾み込んで移動するパレットレス搬機
を使用した場合は、自動車をパレットレス搬機に対して
正確に位置決めさせるとともに、車種が異なるたびに前
後輪のスライドフォ−ク間の距離を調整する必要があ
る。
【0008】この発明はかかる要望に対してなされたも
のであり、自動車を正確に位置決めすることができると
ともに、安全,確実に自動車を移載することができる自
動車保管設備の入庫口の安全装置を得ることを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動車保
管設備の入庫口の安全装置は、車両の前後輪をそれぞれ
挾み込んで支持するスライドフォ−クを前輪側と後輪側
に2本1対で有するパレットレス搬機を有する自動車保
管設備の入庫口の安全装置であって、位置決め手段と車
両位置検出手段とエリアセンサと軸間距離演算手段と出
力手段とを有し、位置決め手段は進入する車両を案内し
て停止位置を定めるものであり、前端部に突出した車止
めが設けられた案内部と、案内部の両側に設けられた一
定の幅と長さを有する凹みからなる位置決め部を有し、
案内部は昇降自在になつており、入庫口の入口に車両が
進入したときに上昇して車輪の内側を案内して車両の左
右方向の片寄りを抑制し、車両が正常な位置で停止した
ときに下降し、位置決め部は車両の前輪を落し込んで位
置決めし、車両位置検出手段は停止した車両の位置の適
否を検出するものであり、車両の停止位置を検出する複
数のセンサを有し、エリアセンサは位置決め手段で位置
決めされた車輪とは異なる車輪のタイヤの位置を検出す
るものであり、位置決め手段から一定距離隔てた位置の
通路に沿って設けられた一定長さを有し、軸間距離演算
手段は入庫した車両の前後輪間の軸間距離を算出するも
のであり、エリアセンサからの信号とあらかじめ記憶さ
れた位置位置とエリアセンサとの距離及びエリアセンサ
の長さとから軸間距離を演算し、出力手段はパレットレ
ス搬機に各種情報を送り出すことを特徴とする。
【0010】車両位置検出手段には車両の先端部と後端
部を検出するセンサを有することが好ましい。
【0011】また、入庫口の入口に設けられた車両通過
センサと車両の移載位置に設けられた車両検出センサと
を有する車両検出手段を設け、入庫口に進入した車両を
検出すると良い。
【0012】さらに、ドア開検出手段で停止した車両の
ドアの開閉を検出したり、作業者検出手段で搭乗してい
た作業者の通過を検出することが望ましい。
【0013】また、車両検出手段,車両位置検出手段,
ドア開検出手段からの異常信号により警報手段を作動さ
せて警報を発したり、車両検出手段の車両通過センサか
らの車両通過信号により動作して後続する車両の進入を
阻止し、車両検出センサの車両無しの信号により復帰す
る安全ガ−ドを設けることが望ましい。
【0014】
【作用】この発明においては、入庫口に進入した車両を
位置決め手段で案内して、車両の左右方向の片寄りを抑
制しながら前進させ、前輪又は後輪のいずれか一方を位
置決めして停止させる。この停止した車両が正常な停止
位置からはみ出しているか否かを車両位置検出手段で検
出する。停止した車両が正常な停止位置からはみ出して
いるときは、その旨を警報手段で報知し、車両の停止位
置を是正させる。
【0015】車両が正常な停止位置にあるときはエリア
センサで位置決めされたタイヤと異なるタイヤの位置を
検出する。軸間距離演算手段は検出したタイヤの位置と
あらかじめ記憶された位置決め手段とエリアセンサとの
距離及びエリアセンサの長さとから軸間距離とタイヤの
大きさを演算する。
【0016】また、正常な停止位置に停止した車両のド
アは開いているか否かをドア開検出手段で検出する。そ
して車両が正常位置にありドアが閉じられ、かつ作業者
が車両から離れたことを作業者検出手段で検出したら、
出力手段からその旨と演算した軸間距離とタイヤの大き
さとを出力手段からパレットレス搬機に送る。
【0017】パレットレス搬機は入庫口から送られた情
報により前後輪のスライドフォ−ク間の距離と、1対の
スライドフォ−ク間の間隔を調整してスライドフォ−ク
を入庫口に前進させ、前後輪のタイヤを挾み込み車両を
支持する。
【0018】また、入庫口に車両が進入したことを車両
検出手段で検出したときに安全ガ−ドをを閉じて、警報
手段で車両が入庫口に入っていることを示し、後続する
車両が入庫口に進入することを防ぐ。
【0019】
【実施例】図1,図2はこの発明の一実施例を示し、図
1は自動車保管設備の入庫口の配置図、図2は制御部を
示すブロック図である。図に示すように、自動車保管設
備は入庫口1とパレットレス搬機2とを有する。入庫口
1には入庫口1全体を管理する制御部3と、車両検出手
段4と、安全ガ−ド5と、位置決め手段6と、車両位置
検出手段7と、エリアセンサ8と、ドア開検出センサ9
及び作業者検出センサ10とを有する。
【0020】車両検出手段4は入庫口1の入口の進入路
を挾んで設けられた車両通過センサ11と車両の移載位
置を斜めに挾んで設けられた車両検出センサ12とを有
する。安全ガ−ド5は車両通過センサ11の手前の進入
路の上部に昇降自在に設けらている。位置決め手段6
は、図3の断面図に示すように、前端部に突出した車止
め62が設けられた案内部61と、案内部61の両側に
設けられた一定の幅と長さを有する凹みからなる位置決
め部63を有する。案内部61は油圧シリンダ等で昇降
自在になつており、入庫口1の入口に車両が進入したと
きに上昇して車輪の内側を案内して車両の左右方向の片
寄りを抑制し、車両が正常な位置で停止したときに下降
する。位置決め部63は車両の前輪を落し込んで位置決
めする。
【0021】車両位置検出手段7は位置決め手段6より
前方の位置に、車両の幅方向を挾んで設けられた前部は
み出し検出センサ13と、位置決め手段6の車止め62
と位置決め部63との間に設けられた前輪はみ出し検出
センサ14と、入庫口1の入口に近い進入路を挾んで設
けられた後部はみ出し検出センサ15とを有する。
【0022】エリアセンサ8は一定長さAを有する光セ
ンサ群や圧力センサ群からなり、図4の断面図に示すよ
うに、位置決め部63から進入路に沿って一定距離Bだ
け隔てた位置に配置されている。ドア開検出センサ9は
位置決め部63とエリアセンサ8との間の進入路の側方
に設けられている。また、入庫口1の前端部には安全ミ
ラ−16が設けられている。
【0023】制御部3には入庫口1全体のを管理するC
PU21と、位置決め手段6からエリアセンサ8までの
距離Bやエリアセンサ8の長さAやプログラム等を記憶
したROM22と、RAM23と、安全ガ−ド駆動手段
24と、警報手段25と、軸間距離演算手段26及び出
力手段27とを有する。軸間距離演算手段26は入庫し
た車両の前後輪間の軸間距離とタイヤの大きさを算出す
る。出力手段27は例えば光や電磁波等を利用した信号
伝送手段28を介してパレットレス搬機2に各種情報を
送り出す。
【0024】パレットレス搬機2は、図5の概略構成図
に示すように、本体フレ−ム31の前輪側に設けられた
2本1対のスライドフォ−ク32,33と、後輪側に設
けられた2本1対のスライドフォ−ク34,35とを有
する。各スライドフォ−ク32〜35はスライド方向が
本体フレ−ム31の長手方向に対して直交するように配
置され、本体フレ−ム31の長手方向に沿って設けられ
た2本のレ−ル36,37上に移動自在に取り付けられ
ている。
【0025】前輪側のスライドフォ−ク32,33は位
置調整用モ−タ38aに連結された送りねじによりレ−
ル36,37上を移動する。そしてスライドフォ−ク3
6,37間の間隔は間隔可変用モ−タ39aに連結され
た送りねじで可変する。後輪側のスライドフォ−ク3
4,35は軸間距離可変用モ−タ40に連結された送り
ねじによりレ−ル36,37上を移動する。また、スラ
イドフォ−ク34,35間の間隔も間隔可変用モ−タ3
9bに連結された送りねじで可変できる。この前輪側の
スライドフォ−ク32,33の中央部と後輪側のスライ
ドフォ−ク34,35の中央部にはそれぞれフォ−ク伸
縮用モ−タ41a,41bが設けられている。
【0026】各スライドフォ−ク32〜35は、図6の
説明図に示すように、ベ−スプレ−ト42とセンタビ−
ム43とトップビ−ム44とを有する。ベ−スプレ−ト
42の中央部には歯車45が回転自在に取り付けられ、
歯車45は歯車群を介してフォ−ク伸縮用モ−タ41
a,41bにそれぞれ連結されている。ベ−スプレ−ト
42の上面には長手方向の全長にわたりラック46が設
けられている。センタビ−ム43の下面には歯車45と
噛み合うラック47が長手方向の全長にわたり設けら
れ、中央部にはベ−スプレ−ト42のラック46と噛み
合うピニオン48が回転自在に取り付けられている。ト
ップビ−ム44の下面にはピニオン48と噛み合うラッ
ク49が長手方向の全長にわたり設けられている。そし
てセンタビ−ム43は直線ころがり案内でベ−スプレ−
ト46に沿って案内され、歯車45と下面のラック46
により左右に全長の約半分の長さだけ移動する。トップ
ビ−ム44は直線ころがり案内でセンタビ−ム43に沿
って案内され、ベ−スプレ−ト42のラック46とピニ
オン48及び下面のラック49により、センタビ−ム4
3の移動量の2倍の移動量で移動する。
【0027】そしてスライドフォ−ク32,33で車両
の前輪のタイヤを挾み込み、スライドフォ−ク34,3
5で車両の後輪のタイヤを挾み込んで車両を本体フレ−
ム31上に搭載する。
【0028】上記のように構成された自動車保管設備の
入庫口1に進入した車両をパレットレス搬機2に搭載す
るときの動作を図7のフロ−チャ−トを参照して説明す
る。
【0029】車両が入庫口1に矢印E方向から進入し安
全ガ−ド5の位置を通過すると(ステップS1)、車両
通過センサ10で車両が安全ガ−ド5の位置を通過した
ことを検出し車両の通過信号を制御部3に送る。制御部
3は車両通過センサ10からの車両検出信号を受ける
と、位置決め手段6の案内部61を上昇させる。そして
車両を運転している作業者が案内部61と前端部の安全
ミラ−16を確認しながら車両を前進させ、前輪が位置
決め部63に落ち込んだら車両を停止させる。このよう
に車両を案内部61と前端部の安全ミラ−16を確認し
ながら前進させることができるから、左右に片寄ること
なしに前進させることができる。
【0030】車両が停止すると車両検出センサ11で車
両が移載位置に達したことを検出し車両検知信号を制御
部3に送る(ステップS2)。制御部3のCPU21は
車両の通過信号を受けた後に車両検知信号を受けると、
安全ガ−ド駆動手段24を作動させて安全ガ−ド6を下
降させて後続車の進入を阻止する(ステップS3)。同
時に警報手段25から入庫口1に先行車両が入っている
ことを音声と表示で示し後続車に警告する(ステップS
4)。
【0031】一方、車両位置検出手段7の前部はみ出し
検出センサ13と前輪はみ出し検出センサ14は停止し
た車両の前部と前輪が所定の位置からはみ出しているか
否かを検出し、後部はみ出し検出センサ15は車両の後
部が所定の位置からはみ出しているか否かを検出する
(ステップS5)。車両位置検出手段7の各センサで車
両の位置を確認した結果、例えば前輪はみ出し検出セン
サ14で車両の位置ずれを検出すると、前輪はみ出し検
出センサ14から位置ずれ信号が制御部3に送られる。
CPU21は位置ずれ信号を受けると、警報手段25か
ら車両が所定位置よりずれているとの警報を表示して作
業者に知らせる(ステップS6)。この警報により運転
者は車両を所定の正常位置に移動する(ステップS
7)。
【0032】そしてCPU21は車両検出センサ11か
らの車両検知信号を受けてから一定の時間内に車両位置
検出手段7の各センサから車両の位置ずれ信号を受けな
いとき、あるいは車両の位置ずれ信号を受けて警報手段
25で警報を発してから車両の位置ずれが修正されたと
きに、位置決め手段6の案内部61を下降させ、エリア
センサ8で読み取っている後輪のタイヤの検出信号を軸
間距離演算手段26に送る。
【0033】軸間距離演算手段26は送られた信号とあ
らかじめROM22に記憶しているエリアセンサ35の
長さAからエリアセンサ35内の後輪のタイヤの位置C
と大きさDを算出してRAM23に一時記憶させる。そ
の後、決定したタイヤの位置CとROM22にあらかじ
め記憶された位置決め部63とエリアセンサ8との距離
Bから前後輪の軸間距離(B+C)を演算してRAM2
3に記憶させる(ステップS8)。
【0034】その後、CPU21はドア開検出センサ9
からドア開信号が送られているか否かを調べ(ステップ
S9)、ドア開信号が送られているときは警報手段25
から車両のドアが開かれていることを警報して作業者に
知らせる(ステップS10)。この警報により車両のド
アが閉じられ、ドア開検出センサ9からドア閉信号が送
られ、かつ作業者検出センサ10から作業者が車両から
離れたことを示す信号が送られると、CPU21は車両
位置正常信号とともにRAM23に記憶された軸間距離
(B+C)とタイヤの大きさDを出力手段27に送る。
出力手段27は送られた車両位置正常信号と軸間距離
(B+C)及びタイヤの大きさDを信号伝送手段28を
介してパレットレス搬機2に送り出す(ステップS1
1)。
【0035】このように車両位置正常信号とともに車両
の車種に応じた軸間距離(B+C)とタイヤの大きさD
をパレットレス搬機2に送ることにより、パレットレス
搬機2は送られた軸間距離(B+C)に応じて軸間距離
可変用モ−タ40を駆動して後輪側のスライドフォ−ク
34,35を移動し、スライドフォ−ク34,35の中心
を後輪のタイヤの中心位置に合わせることができ、車両
の種類が異なっても、スライドフォ−ク32,33とス
ライドフォ−ク34,35を正確に車両の前後輪の位置
に合わせることができる。また、パレットレス搬機2は
送られたタイヤの大きさDから前輪側のスライドフォ−
ク32,33の間隔と後輪側のスライドフォ−ク34,
35の間隔をタイヤの大きさDより広くしてから各スラ
イドフォ−ク32〜35を前進させることにより、各ス
ライドフォ−ク32〜35をタイヤの側面に当てずに前
進させることができる。。さらに前進したスライドフォ
−ク32,33の間隔とスライドフォ−ク34,35の
間隔をタイヤの大きさDに応じて狭めることにより、車
種により大きさが異なる前後輪のタイヤをスライドフォ
−ク32,33とスライドフォ−ク34,35で確実に
支持することができる。
【0036】このパレットレス搬機2をタイヤが地上か
ら離れるまで上昇させてから、各スライドフォ−ク32
〜35を後退させて車両を本体フレ−ム31上に移動す
る。この車両の移動により車両検出センサ12から出力
している車両検知信号がオフになると(ステップS1
2)、CPU21は安全ガ−ド駆動手段24を作動させ
て安全ガ−ド6を上昇させ、同時に警報手段25の入庫
口1に先行車両が入っているとの警告を解除する(ステ
ップS13)。そして車両が入庫口1に進入するたびに
上記動作を繰り返す。
【0037】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、入庫口
に進入した車両を位置決め手段で案内して、車両の左右
方向の片寄りを抑制しながら前進させ、入庫口に進入し
て停止した車両が正常な停止位置からはみ出しているか
否かを検出し、停止した車両が正常な停止位置からはみ
出しているときは、その旨を警告するから、車両を常に
パレットレス搬機と合った位置に正確に停止させること
ができる。
【0038】また、位置決めして停車した車両の位置決
めされた車両のタイヤの位置を検出して前後輪の軸間距
離を算出しパレットレス搬機に送るから、車両の種類が
異なってもパレットレス搬機の前後輪側にそれぞれ設け
られた2本1対のスライドフォ−クを正確に車両の前後
輪の位置に合わせることができる。
【0039】また、タイヤの大きさも検出することによ
り、2本1対のスライドフォ−クの間隔をタイヤの大き
さに応じて調整することができる。
【0040】さらに、正常な停止位置に停止した車両の
ドアは開いているか否かと、作業者が車両から離れたか
否かを検出し、車両のドアが閉じられ作業者が車両から
離れているときのみ車両をパレットレス搬機で移動する
ことにより、安全に車両を移動することができる。
【0041】また、入庫口に車両が進入したことを検出
したときに安全ガ−ドを作動させるとともに車両が入庫
口に入っていることを後続車に警告するから、車両が入
庫口に入って移動作業中に後続車が入庫口に進入するこ
とを防止することができ、安全に作業を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の立体駐車場の入庫口を示す
配置図である。
【図2】上記実施例の制御部を示すブロック図である。
【図3】位置決め手段を示す断面図である。
【図4】入庫口の位置決め部とエリアセンサの位置を示
す説明図である。
【図5】パレットレス搬機の概要を示す構成図である。
【図6】スライドフォ−クの構成を示す説明図である。
【図7】上記実施例の動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【符号の説明】
1 入庫口 2 パレットレス搬機 3 制御部 4 車両検出手段 5 安全ガ−ド 6 位置決め手段 7 車両位置検出手段 8 エリアセンサ 9 ドア開検出センサ 10 作業者検出センサ 11 車両通過センサ 12 車両検出センサ 13 前部はみ出し検出センサ 14 前輪はみ出し検出センサ 15 後部はみ出し検出センサ 21 CPU 25 警報手段 26 軸間距離演算手段 27 出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 春樹 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−248114(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 6/18 - 6/42

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の前後輪をそれぞれ挾み込んで支持
    するスライドフォ−クを前輪側と後輪側に2本1対で有
    するパレットレス搬機を有する自動車保管設備の入庫口
    の安全装置であって、位置決め手段と車両位置検出手段
    とエリアセンサと軸間距離演算手段と出力手段とを有
    し、 位置決め手段は進入する車両を案内して停止位置を定め
    るものであり、前端部に突出した車止めが設けられた案
    内部と、案内部の両側に設けられた一定の幅と長さを有
    する凹みからなる位置決め部を有し、案内部は昇降自在
    になつており、入庫口の入口に車両が進入したときに上
    昇して車輪の内側を案内して車両の左右方向の片寄りを
    抑制し、車両が正常な位置で停止したときに下降し、位
    置決め部は車両の前輪を落し込んで位置決めし、 車両位置検出手段は停止した車両の位置の適否を検出す
    るものであり、車両の停止位置を検出する複数のセンサ
    を有し、 エリアセンサは位置決め手段で位置決めされた車輪とは
    異なる車輪のタイヤの位置を検出するものであり、位置
    決め手段から一定距離隔てた位置の通路に沿って設けら
    れた一定長さを有し、 軸間距離演算手段は入庫した車両の前後輪間の軸間距離
    を算出するものであり、エリアセンサからの信号とあら
    かじめ記憶された位置位置とエリアセンサとの距離及び
    エリアセンサの長さとから軸間距離を演算し、 出力手段はパレットレス搬機に各種情報を送り出す、 ことを特徴とする自動車保管設備の入庫口の安全装置。
  2. 【請求項2】 車両位置検出手段に車両の先端部と後端
    部を検出するセンサを有する請求項1記載の自動車保管
    設備の入庫口の安全装置。
  3. 【請求項3】 入庫口の入口に設けられた車両通過セン
    サと車両の移載位置に設けられた車両検出センサとを有
    する車両検出手段を備えた請求項1又は2記載の自動車
    保管設備の入庫口の安全装置。
  4. 【請求項4】 停止した車両のドアの開閉を検出するド
    ア開検出手段を位置決め手段の通路側に有する請求項
    1,2又は3記載の自動車保管設備の入庫口の安全装
    置。
  5. 【請求項5】 車両に搭乗していた作業者の通過を検出
    する作業者検出手段をドア開検出手段の外側の通路に有
    する請求項4記載の自動車保管設備の入庫口の安全装
    置。
  6. 【請求項6】 各検出手段からの異常信号により警報を
    発する警報手段を有する請求項1乃至5のいずれかに記
    載の自動車保管設備の入庫口の安全装置。
  7. 【請求項7】 入庫口の入口に設けられ、車両検出手段
    の車両通過センサからの車両通過信号により動作して後
    続する車両の進入を阻止し、車両検出センサの車両無し
    の信号により復帰する安全ガ−ドを有する請求項3乃至
    6のいずれかに記載の自動車保管設備の入庫口の安全装
    置。
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