JP3057554U - 印刷用紙 - Google Patents

印刷用紙

Info

Publication number
JP3057554U
JP3057554U JP1998006930U JP693098U JP3057554U JP 3057554 U JP3057554 U JP 3057554U JP 1998006930 U JP1998006930 U JP 1998006930U JP 693098 U JP693098 U JP 693098U JP 3057554 U JP3057554 U JP 3057554U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing paper
printing
binding
paper
reinforcing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998006930U
Other languages
English (en)
Inventor
秀志 河村
Original Assignee
中津紙工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中津紙工株式会社 filed Critical 中津紙工株式会社
Priority to JP1998006930U priority Critical patent/JP3057554U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3057554U publication Critical patent/JP3057554U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 綴孔周囲の補強作業を行うことなく、綴孔を
利用してファイルに綴る作業を容易に行うことができる
印刷用紙を提供する。 【解決手段】印刷用紙1は、印刷用紙本体10と、テー
プ状に形成された補強フィルム20とから構成され、こ
の補強フィルム20を印刷用紙本体10の一辺の縁部に
沿って貼り付けたものである。この印刷用紙1をファイ
ルに綴じるには、まず、印刷機により印刷用紙本体1
0の紙面上に写真3を印刷する。次に、補強フィルム
20と印刷用紙本体10とを貫いて、4つの綴孔30を
等間隔に穿孔する。そして、この印刷用紙を、綴孔3
0を用いてファイルに綴じればよい。この印刷用紙1
は、綴孔30の周囲の印刷用紙本体10が補強フィルム
20により補強されているので、ファイル等に綴じられ
た後、ページを捲る等して印刷用紙1が引っ張られたと
しても、綴孔30の部分が破損することがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、綴孔が穿孔される印刷用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、土木工事や建設工事を行う業者の間では、工事の内容を施主や役所 に報告したり、施工記録として保存するための報告書や施工記録書(以下「報告 書等」という)を、複数の写真を用いて作成している。そして、最近では、この 種の写真を撮影するために、デジタルカメラが広く用いられている。
【0003】 これは、報告書等を作成する上において、デジタルカメラが従来のフィルム式 のカメラに比べ次のような長所を有するからである。 まず第1に、デジタルカメラは従来のカメラに比べて、多数の写真を撮影記録 することができるからである。つまり、このデジタルカメラを使って従来のカメ ラよりも多くの写真を撮影すれば、選択できる写真の選択枝が広がり、報告書を 作成する上でよりふさわしい写真を選択することができるからである。
【0004】 第2に、デジタルカメラで撮影された写真は、デジタルデータとしてデジタル カメラ内に記憶されており、このデジタルデータをコンピュータで読み取って、 コンピュータに付属している印刷機で印刷することができるからである。つまり 、従来のカメラのようにフィルムを一々現像所等に持っていって写真を現像する 必要がないのである。
【0005】 第3に、撮影された写真がデジタルデータであるため、印刷する写真の印刷用 紙上での位置や、一緒に印刷する他の写真や文字記号の位置等をコンピュータで 自由に編集した上で、印刷用紙に印刷することができるからである。 ここで、このデジタルカメラで撮影した写真が印刷される印刷用紙について、 図3を参照しながら説明する。
【0006】 この印刷用紙100は、図3に示すように、印刷機により、デジタルカメラか ら出力されたデジタルデータに基づいて写真110が紙面上に印刷されており、 その縁部に、報告書等に綴じるための綴孔120が穿孔されている。そして、こ のように構成された印刷用紙100は、ファイルに他の書類と共に綴孔120を 用いて綴じられる。
【0007】 ところで、このように綴孔120を用いて綴じられた印刷用紙100は、ペー ジを捲るときなどに引っ張られると、綴孔120の部分に力が集中してしまうた め、この綴孔120の部分が破損し易い。そこで、綴孔120の周囲には、補強 材130を貼り付けるなどして、綴孔120の部分が破れないよう補強する必要 がある。この補強材130は、一般的に綴孔120と同じ大きさの通し孔131 を設けることによりリング状に形成されたものが用いられ、通し孔131の円周 部が綴孔120の縁部に沿うように貼り付けられる。
【0008】 従って、報告書等を作成する際、写真110を印刷用紙100に印刷し、その 印刷用紙100をファイルに綴じるまでのファイリング作業は、印刷機による 写真の印刷用紙100への印刷作業→綴孔120の穿孔作業→補強材130 による綴孔120周囲の印刷用紙100の補強作業→印刷用紙100をファイ ルに綴じる作業の4つの工程の作業により行われていた。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、3番目の工程である補強作業は、写真110が印刷された印刷用紙1 00に綴孔120が穿孔される毎、その綴孔120の一つ一つに対し補強材13 0を貼り付けることによって行わねばならず、しかも、その作業は、綴孔120 の縁部に補強材130の通し孔131の円周部が沿うように正確に行わなければ ならないので、非常に面倒な作業であった。
【0010】 そこで、本考案では、綴孔周囲の補強作業を行うことなく、綴孔を利用してフ ァイルに綴る作業を容易に行うことができる印刷用紙を提供することを目的とす る。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1記載の考案は、紙面の縁部に綴孔が穿孔さ れる印刷用紙において、前記綴孔が穿孔される前記縁部に、該縁部を補強する補 強フィルムが積層されていることを特徴とする。
【0012】 この請求項1記載の印刷用紙を綴じる場合、綴孔は、補強フィルムが積層され た部分に設けられる。そして、印刷用紙はこの綴孔を利用して綴じられる。 このように綴孔を穿孔して請求項1記載の印刷用紙をファイル等に綴じれば、 この印刷用紙は、綴孔の周囲が補強フィルムにより補強されているので、ファイ ル等に綴じられた後、ページを捲る等して印刷用紙が引っ張られたとしても、綴 孔の部分が破損することがない。
【0013】 従って、従来の技術の欄で述べたファイリング作業において、この請求項1記 載の印刷用紙に写真を印刷して綴じれば、補強材130を使って綴孔120を補 強する補強作業が不要になる(図3参照)。すなわち、前述したファイリング作 業は、従来よりも1工程少ない、写真の印刷用紙への印刷作業→綴孔の穿孔 作業→印刷用紙をファイルに綴じる作業の3つの工程の作業により行うことが できる。
【0014】 また、この補強材130を用いた補強作業は、従来のファイリング作業の中で も比較的面倒で時間のかかる作業であったが、これを省略できるので、ファイリ ング作業に要する時間を大幅に短縮することができる。 ところで、市販の印刷機を用いて印刷用紙に写真の印刷を行う場合、印刷機内 を搬送する印刷用紙の厚さが300μm以上であると紙詰まりの原因になること が多い。
【0015】 そこで、請求項2記載の考案のように、請求項1記載の印刷用紙であって、前 記補強フィルムが積層された前記縁部の厚さが300μm以下であることが好ま しい。 この請求項2記載の印刷用紙のように、フィルムが積層された縁部が300μ m以下であると、印刷用紙をそのまま印刷機に通して、紙詰まりを起こすことな く紙面上に写真を印刷することができる。
【0016】 また、尚、補強フィルムは、印刷用紙の縁部全体に積層されていてもよいし、 綴孔が穿孔される周囲の縁部にのみ積層されていてもよい。 次に、請求項3記載の考案は、請求項1,2いずれか記載の印刷用紙において 、前記補強フィルムが、厚紙であることを特徴とする。
【0017】 この請求項3記載の考案のように、厚紙を用いて補強すれば、当該印刷用紙全 体が紙でできているので、消却しても大気を汚染しない。
【0018】
【考案の実施の形態】
本考案の1実施例を以下に示す。 ここで図1は本印刷用紙の正面図である。 本実施例の印刷用紙1は、図1に示すように、長方形状に形成された印刷用紙 本体10と、テープ状に形成された補強フィルム20とから構成され、この補強 フィルム20を印刷用紙本体10の長辺のうち、一方の辺の縁部に沿って貼り付 けたものである。
【0019】 このうち印刷用紙本体10は、コンピュータに付属された印刷機あるいはコピ ー機等により、デジタルカメラで撮影記録された画像データに基づいて写真3を カラー印刷可能な、厚さ約90μmの公知の紙である。 また、補強フィルム20は、厚さ約180μm、幅約1.8cmのOPPフィ ルム(二軸延伸ポリプロピレンフィルム:例えば、王子製紙社製の商品名アルフ ァンSS、SY、SD等)である。尚、この補強フィルム20の印刷用紙本体1 0への貼付は、のり付けしてもよいし、補強フィルム20を熱溶融により貼り付 けてもよい。
【0020】 このように構成された印刷用紙1に写真3を印刷して、ファイルに綴じるには 、まず、デジタルカメラから出力された画像データに基づいて写真3を印刷用 紙本体10の紙面上に印刷可能な印刷機に印刷用紙1を通し、印刷用紙本体10 の紙面上に写真3を印刷する。次に、補強フィルム20と印刷用紙本体10と を貫いて、4つの綴孔30を等間隔に穿孔する。そして、最後にこの綴孔30 が穿孔された印刷用紙を、綴孔30を用いてファイルに綴じればよい。
【0021】 以上説明した印刷用紙1を用いると、以下の様な効果がある。 まず、上述したように綴孔30を穿孔して本実施例の印刷用紙1をファイル等 に綴じれば、この印刷用紙1は、綴孔30の周囲が補強フィルム20により補強 されているので、ファイル等に綴じられた後、ページを捲る等して印刷用紙1が 引っ張られたとしても、綴孔30の部分が破損することがない。
【0022】 従って、従来の技術の欄で述べたファイリング作業において、本実施例の印刷 用紙1に写真3を印刷して綴じれば、補強材130を使って綴孔120を補強す る補強作業が不要になる(図3参照)。また、従来よりも1工程少ない、写真 3の印刷用紙1への印刷作業→綴孔30の穿孔作業→印刷用紙1をファイル に綴じる作業の3つの工程の作業によりファイリング作業を行うことができる。
【0023】 さらに、補強材130を用いた補強作業は、従来のファイリング作業の中でも 比較的面倒で時間のかかる作業であったが、これを省略できるので、ファイリン グ作業に要する時間を大幅に短縮することができる。 次に、印刷機を用いて通常の印刷を行う場合、印刷機内を搬送する印刷用紙1 の厚さが300μm以上であると紙詰まりの原因になることが多い。
【0024】 しかし、本実施例の印刷用紙1は、補強フィルム20が積層された縁部の厚さ が、補強フィルム20と印刷用紙本体10とを合わせても270μm、即ち30 0μm以下であるので、印刷機で紙詰まり等を起こす恐れがない。 従って、本実施例の印刷用紙1は、印刷機により、紙詰まりを起こすことなく 、印刷用紙本体10上に写真3を印刷することができる。
【0025】 実施例についての記載は以上であるが、本考案は、上記実施例に限定されるも のではない。 例えば、本実施例では、補強フィルム20を印刷用紙本体10の長辺のうち、 一方の辺の縁部に沿って貼り付けたが、全ての辺の縁部全体に貼り付けてもよい 。
【0026】 また、本実施例では、印刷用紙本体10として、カラー印刷可能なものとした が、特にこれに限られるものではない。 更に、この印刷用紙1は、図2に示すように、罫線40が印刷されているもの でもよい。
【0027】 また、更に、本実施例では補強フィルムとして、OPP製フィルムを用いたが 、これに限るものではなく、PVC(塩化ビニル)、ポリエチレンからなるフィ ルム、あるいは厚紙でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の印刷用紙の正面図である。
【図2】 本実施例の印刷用紙の正面図である。
【図3】 従来の印刷用紙の正面図である
【符号の説明】
1…印刷用紙、3…写真、10…印刷用紙本体、20…
フィルム、30…綴孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙面の縁部に綴孔が穿孔される印刷用紙
    において、 前記綴孔が穿孔される前記縁部に、該縁部を補強する補
    強フィルムが積層されていることを特徴とする印刷用
    紙。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷用紙において、 前記補強フィルムが積層された前記縁部の厚さが300
    μm以下であることを特徴とする印刷用紙。
  3. 【請求項3】 請求項1,2いずれか記載の印刷用紙に
    おいて、 前記補強フィルムは、厚紙であることを特徴とする印刷
    用紙。
JP1998006930U 1998-09-07 1998-09-07 印刷用紙 Expired - Lifetime JP3057554U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998006930U JP3057554U (ja) 1998-09-07 1998-09-07 印刷用紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998006930U JP3057554U (ja) 1998-09-07 1998-09-07 印刷用紙

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3057554U true JP3057554U (ja) 1999-06-02

Family

ID=43191485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998006930U Expired - Lifetime JP3057554U (ja) 1998-09-07 1998-09-07 印刷用紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3057554U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011116067A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Maeda Insatsu Kk 上製本の製造方法及び上製本
JP2020019186A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 淳 森脇 野帳
JP2020073331A (ja) * 2020-01-16 2020-05-14 淳 森脇 野帳

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011116067A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Maeda Insatsu Kk 上製本の製造方法及び上製本
JP2020019186A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 淳 森脇 野帳
JP2020073331A (ja) * 2020-01-16 2020-05-14 淳 森脇 野帳

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6742809B2 (en) Photo album constructed from a strip of images
JP3057554U (ja) 印刷用紙
EP1915261B1 (en) Sheet support for digital photographic prints
JP2009190388A (ja) シート状の製本キット
JP2011046049A (ja) アルバム台紙の製造方法及びアルバム台紙
KR100801191B1 (ko) 초박형 기념앨범의 제작방법
JP3127867U (ja) デジタル加工写真アルバム
JP3077636U (ja) デジタルカメラ用アルバムキット
JP2003092715A (ja) 手帳用アルバムプリント作成方法及び装置
JP3123218U (ja) アルバム付き写真集
JP2003025778A (ja) ファイルとファイルの製造方法
JP3127868U (ja) デジタル加工写真アルバム
JPS6219854A (ja) プリント写真取り扱い方法
JP4502175B2 (ja) 写真用フィルムの収納体
JP2648645B2 (ja) 写真集の作製方法及び注文票
CN201580093U (zh) 一种相册
KR200279626Y1 (ko) 플라스틱 카드에 사진을 전사하여 소형 미니앨범으로의제작
JPS59220399A (ja) アルバム及びその製造方法
JP4126614B2 (ja) 記憶媒体のケース作成方法及び記憶媒体のケース作成システム
JP4076515B2 (ja) 印刷原稿自動選択装置
JP3026294U (ja) 写真製品
JP2020073331A (ja) 野帳
JP4184525B2 (ja) 写真入り媒体用申込書
JPH10315655A (ja) 冊子およびその製造方法
JP3036892U (ja) 目盛り付きシール型印画紙

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term