JP3057314B2 - スライスパックベーコンに於ける長尺原木ベーコン用リテーナ - Google Patents
スライスパックベーコンに於ける長尺原木ベーコン用リテーナInfo
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- JP3057314B2 JP3057314B2 JP8172481A JP17248196A JP3057314B2 JP 3057314 B2 JP3057314 B2 JP 3057314B2 JP 8172481 A JP8172481 A JP 8172481A JP 17248196 A JP17248196 A JP 17248196A JP 3057314 B2 JP3057314 B2 JP 3057314B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライスベーコン
を製造する際に、規定のサイズに設定した長尺原木ベー
コンを作業効率よく圧縮成型することが出来る上に圧縮
成型後はそのまま加熱装置内まで移動し加熱処理に供す
ることができるリテーナに関する。
を製造する際に、規定のサイズに設定した長尺原木ベー
コンを作業効率よく圧縮成型することが出来る上に圧縮
成型後はそのまま加熱装置内まで移動し加熱処理に供す
ることができるリテーナに関する。
【０００２】
【従来技術】従来一般に、スライスパックベーコンに於
ける原木ベーコン用リテーナとしては、図９に示すよう
に、小分けされた多数の原料肉収容部ａ1を備えた浅い
箱形のトレーａと、図１０に示すように、該トレーａに
対し引き締めタイプの締め付け具ｂの適用により施蓋さ
れる蓋体ｃとからなる構成のものが使用されている。
ける原木ベーコン用リテーナとしては、図９に示すよう
に、小分けされた多数の原料肉収容部ａ1を備えた浅い
箱形のトレーａと、図１０に示すように、該トレーａに
対し引き締めタイプの締め付け具ｂの適用により施蓋さ
れる蓋体ｃとからなる構成のものが使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来提供されているリ
テーナは、原料肉の圧縮成型をリテーナ１個ずつ個別に
行わなければならなず、特に圧縮成型時の締め付け具ｂ
の締め付け作業にはかなりの締め付け力を必要とするた
めに全体として作業が煩雑であり、圧縮成型に多大の時
間と人手を要する上に、圧縮成型して得られる原木は短
尺であり、これでは製造後スライスするときに、スライ
ス屑が多く発生し、原料肉のロスが大きいという問題点
があった。さらに、リテーナをフックｄにより１個ずつ
個別に吊り下げた状態で加熱処理を行うような構成にな
っているので、リテーナの吊り下げ吊り下ろしに多大の
時間と人手を要するという問題点もあった。
テーナは、原料肉の圧縮成型をリテーナ１個ずつ個別に
行わなければならなず、特に圧縮成型時の締め付け具ｂ
の締め付け作業にはかなりの締め付け力を必要とするた
めに全体として作業が煩雑であり、圧縮成型に多大の時
間と人手を要する上に、圧縮成型して得られる原木は短
尺であり、これでは製造後スライスするときに、スライ
ス屑が多く発生し、原料肉のロスが大きいという問題点
があった。さらに、リテーナをフックｄにより１個ずつ
個別に吊り下げた状態で加熱処理を行うような構成にな
っているので、リテーナの吊り下げ吊り下ろしに多大の
時間と人手を要するという問題点もあった。
【０００４】本発明は、このような従来の問題点を一掃
することを目的としてなされたものである。
することを目的としてなされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上端開口の浅
い箱形にして、内部が仕切りにより、一端から他端に向
け延出する複数本の原料肉充填用長尺収容部に仕切られ
た多孔構造のトレー、上記トレーを、その収容部のそれ
ぞれに原料肉を盛り上げ状態に充填した状態で段積み状
態に積重するための台車、及び上記トレーを段積み積重
状態下に上記台車に対し締め付け固定するための締め付
け具、とを備え、上記トレーはそれぞれ下端と面一の通
気性底壁を備えていて、該底壁の下段側トレーへの押し
付けで原料肉の圧縮成型が可能であり、該底壁と収容部
の底との間には通気空間が形成されている、ことを特徴
とするスライスパックベーコンに於ける長尺原木ベーコ
ン用リテーナ係る。
い箱形にして、内部が仕切りにより、一端から他端に向
け延出する複数本の原料肉充填用長尺収容部に仕切られ
た多孔構造のトレー、上記トレーを、その収容部のそれ
ぞれに原料肉を盛り上げ状態に充填した状態で段積み状
態に積重するための台車、及び上記トレーを段積み積重
状態下に上記台車に対し締め付け固定するための締め付
け具、とを備え、上記トレーはそれぞれ下端と面一の通
気性底壁を備えていて、該底壁の下段側トレーへの押し
付けで原料肉の圧縮成型が可能であり、該底壁と収容部
の底との間には通気空間が形成されている、ことを特徴
とするスライスパックベーコンに於ける長尺原木ベーコ
ン用リテーナ係る。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を添
付図面に基づき説明すると次の通りである。本発明によ
るリテーナは、構成要素として、図１〜３に示すトレー
Ａと、図４、５に示す台車Ｂと、図６に示す締め付け具
Ｃとを備えている。
付図面に基づき説明すると次の通りである。本発明によ
るリテーナは、構成要素として、図１〜３に示すトレー
Ａと、図４、５に示す台車Ｂと、図６に示す締め付け具
Ｃとを備えている。
【０００７】本発明に於いて、トレ−Ａは、図１〜３に
示すように、平面矩形状の浅い箱形のトレー本体１を具
備し、該本体１の内部は、図１、３に示すように、中空
且つ下端開放の仕切り２により、長辺と平行の複数本例
えば３本の断面溝型の収容部３に仕切られている。
示すように、平面矩形状の浅い箱形のトレー本体１を具
備し、該本体１の内部は、図１、３に示すように、中空
且つ下端開放の仕切り２により、長辺と平行の複数本例
えば３本の断面溝型の収容部３に仕切られている。
【０００８】トレー本体１は多孔構造を有し例えば金網
のような金属多孔部材から構成され、前後左右側壁１
ａ、１ａ、１ｂ、１ｂのうち少なくとも前後側壁１ａ、
１ａには、図２、３に示すように、圧縮強度を付与する
ための補強壁１ａ1、１ａ1が取り付け固定され、該補強
壁１ａ1の下端は、図３に示すように、収容部３の底３
ａを超えて下方へ延出し、該補強壁１ａ1、１ａ1の下端
の間を閉じるように底壁４が設けられている。
のような金属多孔部材から構成され、前後左右側壁１
ａ、１ａ、１ｂ、１ｂのうち少なくとも前後側壁１ａ、
１ａには、図２、３に示すように、圧縮強度を付与する
ための補強壁１ａ1、１ａ1が取り付け固定され、該補強
壁１ａ1の下端は、図３に示すように、収容部３の底３
ａを超えて下方へ延出し、該補強壁１ａ1、１ａ1の下端
の間を閉じるように底壁４が設けられている。
【０００９】収容部３の底３ａと底壁４との間には通気
空間１８が形成され、該通気空間１８内には、収容部３
を横切る方向に例えば型鋼（Ｉ型、コ字型）からなる補
強材５の多数本が相互に間隔を存して設置され、該補強
材５は上記底３ａを下側から支えた状態で例えばその両
端部において溶接などの適宜の手段を適用して補強壁１
ａ1に固着されている。
空間１８が形成され、該通気空間１８内には、収容部３
を横切る方向に例えば型鋼（Ｉ型、コ字型）からなる補
強材５の多数本が相互に間隔を存して設置され、該補強
材５は上記底３ａを下側から支えた状態で例えばその両
端部において溶接などの適宜の手段を適用して補強壁１
ａ1に固着されている。
【００１０】トレーＡは全体が通気性を有していること
が必要であり、トレー本体１はもとより底壁４も多孔部
材から構成されている。また補強壁１ａ1と補強材５に
は横方向に貫通する多数の通気孔６…（図２参照）、７
…（図３参照）が長手方向に間隔を存して並列するよう
に形成されている。 トレー本体１の左右側壁１ｂ、１
ｂには、トレーＡを持ち運びするための取っ手８が例え
ば両側２箇所に取り付け固定されている。
が必要であり、トレー本体１はもとより底壁４も多孔部
材から構成されている。また補強壁１ａ1と補強材５に
は横方向に貫通する多数の通気孔６…（図２参照）、７
…（図３参照）が長手方向に間隔を存して並列するよう
に形成されている。 トレー本体１の左右側壁１ｂ、１
ｂには、トレーＡを持ち運びするための取っ手８が例え
ば両側２箇所に取り付け固定されている。
【００１１】台車Ｂが図４、５に示され、該台車Ｂの台
板９は上記トレーＡとほぼ同径同大の平面形状を有し、
該台板９の４隅には、最下段のトレーＡの位置決めと係
止拘束を行うための平面Ｌ型のコーナ壁１０が設けられ
ている。該台板９には、通気をよくするために開口部１
１が比較的大きな開口率例えば、図５に示すように、縁
部と中間部を除いて全体に形成されている。
板９は上記トレーＡとほぼ同径同大の平面形状を有し、
該台板９の４隅には、最下段のトレーＡの位置決めと係
止拘束を行うための平面Ｌ型のコーナ壁１０が設けられ
ている。該台板９には、通気をよくするために開口部１
１が比較的大きな開口率例えば、図５に示すように、縁
部と中間部を除いて全体に形成されている。
【００１２】台板９の下面には走行部１２が備えられ、
該走行部１２は中央の前後一対の主輪１２ａとその左右
両側に設置の前後一対左右２組の補助輪１２ｂ、１２ｂ
とから構成され、該補助輪１２ｂの直径は主輪１２ａよ
り僅かに小さく、台板９が前後方向に僅かに傾斜した状
態でそのいずれか一方が接地するような構成になってい
る。
該走行部１２は中央の前後一対の主輪１２ａとその左右
両側に設置の前後一対左右２組の補助輪１２ｂ、１２ｂ
とから構成され、該補助輪１２ｂの直径は主輪１２ａよ
り僅かに小さく、台板９が前後方向に僅かに傾斜した状
態でそのいずれか一方が接地するような構成になってい
る。
【００１３】締め付け具Ｃは、上記台車Ｂ上に上記トレ
ーＡを段積みした状態で、該トレーＡを段積み状態の下
に台車Ｂに対し締め付け固定するためのものであり、図
６に示すように、下端に台車Ｂの台板９の下面側に係止
するための内方突出の係止部１３ａをまた上端に螺杆部
１３ｂを備えた一対の支柱１３、１３と、両側部の挿通
孔１４ａ、１４ａに於いて上記螺杆部１３ｂに挿入され
る例えばＬ型の押圧板１４と、上記螺杆部１３ｂに螺装
される締め付けナット１５とから構成され、上記挿通孔
１４ａ、１４ａ間には、上記台板９の前後幅に略々相当
する間隔が形成されている。
ーＡを段積みした状態で、該トレーＡを段積み状態の下
に台車Ｂに対し締め付け固定するためのものであり、図
６に示すように、下端に台車Ｂの台板９の下面側に係止
するための内方突出の係止部１３ａをまた上端に螺杆部
１３ｂを備えた一対の支柱１３、１３と、両側部の挿通
孔１４ａ、１４ａに於いて上記螺杆部１３ｂに挿入され
る例えばＬ型の押圧板１４と、上記螺杆部１３ｂに螺装
される締め付けナット１５とから構成され、上記挿通孔
１４ａ、１４ａ間には、上記台板９の前後幅に略々相当
する間隔が形成されている。
【００１４】本発明リテーナを適用して長尺原木ベーコ
ンを製造するに際しては、最初に、トレーＡの各収容部
内に常法に従い原料肉を充填し、その後該トレーＡを順
次台車Ｂの台板９上に積み重ねて行く。
ンを製造するに際しては、最初に、トレーＡの各収容部
内に常法に従い原料肉を充填し、その後該トレーＡを順
次台車Ｂの台板９上に積み重ねて行く。
【００１５】トレーＡの段積み状態が図７に示され、各
段のトレーＡ、Ａ間には原料肉の肉盛り充填に基づく間
隙１６が形成され、この間隙１６は原料肉の圧縮成型に
必要である。
段のトレーＡ、Ａ間には原料肉の肉盛り充填に基づく間
隙１６が形成され、この間隙１６は原料肉の圧縮成型に
必要である。
【００１６】トレーＡの段積みは、締め付け具Ｃの支柱
部の１３の高さ（螺杆部１３ｂを除く）に達した時点で
終え、このとき、最上段には、空のトレーＡ或いは図に
示すような多孔蓋板１７が置かれる。
部の１３の高さ（螺杆部１３ｂを除く）に達した時点で
終え、このとき、最上段には、空のトレーＡ或いは図に
示すような多孔蓋板１７が置かれる。
【００１７】次ぎに、図８に示すように、締め付け具Ｃ
の支柱１３、１３が台車Ｂの台板９の前後位置に設置さ
れ、この設置状態に置いてその下端の係止部１３ａがそ
れぞれ台板９の下面に係止され、これら支柱１３、１３
の上端の螺杆部１３ｂ、１３ｂの間には押圧板１４が両
側部の挿通孔１４ａ、１４ａ（図６参照）に於いて挿入
設置され、さらにその上から螺杆部１３ｂの各々に締め
付けナット１５が螺装される。このようにして、台車Ｂ
の左右２箇所に、締め付け具Ｃが取り付けられる。
の支柱１３、１３が台車Ｂの台板９の前後位置に設置さ
れ、この設置状態に置いてその下端の係止部１３ａがそ
れぞれ台板９の下面に係止され、これら支柱１３、１３
の上端の螺杆部１３ｂ、１３ｂの間には押圧板１４が両
側部の挿通孔１４ａ、１４ａ（図６参照）に於いて挿入
設置され、さらにその上から螺杆部１３ｂの各々に締め
付けナット１５が螺装される。このようにして、台車Ｂ
の左右２箇所に、締め付け具Ｃが取り付けられる。
【００１８】この取り付け状態に於いて、ナット１５の
回動操作をして押圧板１４を介しトレーＡを締め付けて
行くと、この締め付けに従いトレーＡ、Ａ間の隙間１６
が減少して行き、もって原料肉は各段のトレーＡ内で圧
縮成型されて行く。
回動操作をして押圧板１４を介しトレーＡを締め付けて
行くと、この締め付けに従いトレーＡ、Ａ間の隙間１６
が減少して行き、もって原料肉は各段のトレーＡ内で圧
縮成型されて行く。
【００１９】原料肉の圧縮成型を終えた後は、台車Ｂ上
にトレーＡを段積みした状態のままで、台車Ｂごと加熱
装置（図示せず）内に搬入し、所定の加熱処理を行う。
にトレーＡを段積みした状態のままで、台車Ｂごと加熱
装置（図示せず）内に搬入し、所定の加熱処理を行う。
【００２０】この加熱処理時には熱風が各段に於いて通
気空間１８（図２、３参照）内を流通するので、各段の
トレーＡは段積み状態のまま実質的に全面に於いて熱風
雰囲気中に晒され、リテーナを個別に吊り下げて処理す
る場合と同様に、原料肉を全周から加熱処理できる。
気空間１８（図２、３参照）内を流通するので、各段の
トレーＡは段積み状態のまま実質的に全面に於いて熱風
雰囲気中に晒され、リテーナを個別に吊り下げて処理す
る場合と同様に、原料肉を全周から加熱処理できる。
【００２１】加熱処理を終えた後は、台車Ｂごと加熱装
置外へ取り出しトレーＡ…を締め付け具Ｃからの拘束か
ら解放することにより、トレーＡ内から製品を取り出す
ことが出来る。
置外へ取り出しトレーＡ…を締め付け具Ｃからの拘束か
ら解放することにより、トレーＡ内から製品を取り出す
ことが出来る。
【００２２】このようにして得られた原木ベーコンはト
レ−Ａの左右長さに相当する長さを有し長尺であり、長
尺原木ベーコンの製造が可能になる。
レ−Ａの左右長さに相当する長さを有し長尺であり、長
尺原木ベーコンの製造が可能になる。
【００２３】
【発明の効果】このように本発明に於いては、原料肉の
圧縮成型をトレーを段積み状態に積重した状態のままで
多数段積重のトレーに対し一挙に行うことが可能にな
り、圧縮成型に要する時間と人手を低減出来ると共に圧
縮成型後は、トレーを積重した状態のままで台車ごと加
熱装置内に搬入し、そのまま加熱処理に供することがで
き、加熱処理のための準備に要する時間並びに手数も低
減でき、全体として、原木ベーコンの製造を作業効率よ
く行うことが可能になる。
圧縮成型をトレーを段積み状態に積重した状態のままで
多数段積重のトレーに対し一挙に行うことが可能にな
り、圧縮成型に要する時間と人手を低減出来ると共に圧
縮成型後は、トレーを積重した状態のままで台車ごと加
熱装置内に搬入し、そのまま加熱処理に供することがで
き、加熱処理のための準備に要する時間並びに手数も低
減でき、全体として、原木ベーコンの製造を作業効率よ
く行うことが可能になる。
【００２４】更に、トレー内は長尺の収容部に仕切られ
ているので、長尺の原木ベーコンの製造が可能となり、
原木ベーコンスライス時のベーコン屑の発生量を低減で
き、歩留まりを高めることが出来る。
ているので、長尺の原木ベーコンの製造が可能となり、
原木ベーコンスライス時のベーコン屑の発生量を低減で
き、歩留まりを高めることが出来る。
【図１】 本発明リテーナの構成要素の１つであるトレ
ーの平面図である。
ーの平面図である。
【図２】 同、一部縦断側面図である。
【図３】 同、図１の３−３線に沿う縦断面図である。
【図４】 本発明リテーナの他の構成要素の１つである
台車の側面図である。
台車の側面図である。
【図５】 同、平面図である。
【図６】 本発明リテーナの更に他の構成要素の１つで
ある締め付け具の斜視図である。
ある締め付け具の斜視図である。
【図７】 本発明リテーナに於いて、台車上にトレーを
段積みした状態を示す側面図である。
段積みした状態を示す側面図である。
【図８】同、圧縮成型時の状況を示す側面図である
【図９】 従来のリテーナの構成要素であるトレーの一
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図１０】 図９に示すトレーに蓋を施した状況を示す
側面図である。
側面図である。
Ａ トレー Ｂ 台車 Ｃ 締め付け具 １ トレー本体 １ａ 前後側壁 １ｂ 左右側壁 １ｃ 補強壁 ２ 仕切り ３ 収容部 ３ａ 収容部の底 ４ 底壁 ５ 補強材 ６ 通気孔 ７ 通気孔 ８ 取っ手 ９ 台板 １０ コーナ壁 １１ 開口部 １２ 走行部 １２ａ 主輪 １２ｂ 補助輪 １３ 支柱 １３ａ 係止部 １３ｂ 螺杆部 １４ 押圧板 １４ａ 挿通孔 １５ 締め付けナット １６ 間隙 １７ 多孔蓋板 １８ 通気空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−112572（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−72645（ＪＰ，Ａ) 実開 昭48−13590（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−84389（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A22C 7/00
Claims (4)
- 【請求項１】上端開口の浅い箱形にして、内部が仕切り
により、一端から他端に向け延出する複数本の原料肉充
填用長尺収容部に仕切られた多孔構造のトレー、 上記トレーを、その収容部のそれぞれに原料肉を盛り上
げ状態に充填した状態で段積み状態に積重するための台
車、及び上記トレーを段積み積重状態下に上記台車に対
し締め付け固定するための締め付け具、 とを備え、 上記トレーはそれぞれ下端と面一の通気性底壁を備えて
いて、該底壁の下段側トレーへの押し付けで原料肉の圧
縮成型が可能であり、該底壁と収容部の底との間には通
気空間が形成されている、 ことを特徴とするスライスパックベーコンに於ける長尺
原木ベーコン用リテーナ。 - 【請求項２】上記トレーが底壁と収容部の底との間の通
気空間内に、該収容部を下側から支える補強材を備えて
いることを特徴とする請求項１記載のリテーナ。 - 【請求項３】台車が台板のコーナ部に、最下段のトレー
の位置決め並びに係止拘束を行うためのコーナ壁を備え
ていることを特徴とする請求項１又は２記載のリテー
ナ。 - 【請求項４】締め付け具が、下端に台車下面への係止部
をまた上端に螺杆部を備えた一対の支柱と、両側部に上
記螺杆部に挿入可能な一対の挿通孔を備えていて、これ
ら挿入孔の間に上記台車の台板の一辺の長さに略々相当
する間隔が形成された押圧部材と、上記螺杆部に螺装さ
れる締め付けナットとから構成されていることを特徴と
する請求項１記載のリテーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8172481A JP3057314B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | スライスパックベーコンに於ける長尺原木ベーコン用リテーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8172481A JP3057314B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | スライスパックベーコンに於ける長尺原木ベーコン用リテーナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1014485A JPH1014485A (ja) | 1998-01-20 |
| JP3057314B2 true JP3057314B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=15942796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8172481A Expired - Lifetime JP3057314B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | スライスパックベーコンに於ける長尺原木ベーコン用リテーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3057314B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102454227B1 (ko) * | 2020-02-21 | 2022-10-14 | 주식회사 농업회사법인 안심축산유통 | 고기 성형기구 |
-
1996
- 1996-07-02 JP JP8172481A patent/JP3057314B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1014485A (ja) | 1998-01-20 |
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