JP3057094U - 自動停水 清潔水栓 - Google Patents

自動停水 清潔水栓

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JP3057094U
JP3057094U JP1998000893U JP89398U JP3057094U JP 3057094 U JP3057094 U JP 3057094U JP 1998000893 U JP1998000893 U JP 1998000893U JP 89398 U JP89398 U JP 89398U JP 3057094 U JP3057094 U JP 3057094U
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Japan
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water
faucet
lever
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small
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JP1998000893U
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English (en)
Inventor
田 裕 和
Original Assignee
和田 裕
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レバーを押している時だけ通水し、また必要
に応じて連続通水もできる清潔水栓。 【解決手段】 レバー11を押している時だけ、回転栓
7の水路28が、本体の水路20と合致して通水し、ま
たこの状態を継続できる機構を備えた水栓。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案に属する技術分野】
本考案は、家庭、食品業者や病院などで一般に使用されている水道栓に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来品の殆どが、水道栓に付随した駆動装置やセンサーを使って、水栓の開閉 や水量の調整をしていた。(例えば実公平4−89157号、実公昭63−10 0578号、実公告昭52−31442号参照) また蛇口の先端部を上下させ て水道の通停をするものがあった。 (例えば実公昭52−139664号参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ハンドルで水道の通停水をする従来の水栓では、雑菌等で汚れた手の場合でも ハンドルを回す必要があるので、手だけを清潔に洗っても、停水の時は再度ハン ドルに手を触れなければならないので、汚れ等を除外することが出来なかった。
【0004】 前者案では、水道栓の開閉は付随した駆動装置やセンサーの働きで自動的に行 われるが、構造が複雑なので製作費や設置費が高くなる等の問題点があった。
【0005】 後者案では、水道の水圧とスプリングの圧力に逆らって、水栓の開閉をするの で使用時に大きな力を必要とし、また水栓に触れずに連続通水することが出来な かった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本案の水栓は、先端のレバーを押している時だ け通水し、また必要に応じて連続通水も出来る機構も備えた。
【0007】
【考案の実施の形態】 本考案の実施について図面を参照して説明する。 本水栓の主要部品は、金属または合成樹脂材を、プレスやダイキャストまたは インジェクション等の成型機で加工して作る。
【0008】 取り付けナット4は、椀形をしていて、上部に穴14,下部の内面に結合ネジ 15を設けている。
【0009】 止め輪2は、中央に穴16を設け、側面の2か所に固定用の小ネジ3を組み付 ける。
【0010】 本体6は、円筒形をしていて、中央の上下方向に水路20を貫通させ、その上 下に入り口19と出口25を設け、上部外面に結合ネジ17、中央部に切り欠き 部22を持った鍔21を設け、その下部の胴体18に、水路20に直交して回転 栓孔24と二つの切り欠き部23,23’を設け、出口25の下部外面に、凸部 26を設け後述の小筒10を出口25に嵌合させれば、互いの凹凸部26,36 が噛み合って取り付けられる。
【0011】 回転栓7は棒状をし、その中央に軸心に直交して水路28を設け、その両側に 二つの小オーリング29、左端にスプリング27と小ネジ32を組み付け、また 右端には頭部30と溝31を設け、小ネジ32を組みつける。
【0012】 レバー11は帯状をし、中央部からU字形をした二又部33、33’を設け、 その両端に穴35と35’を、また一端に、折れ曲がった斜面の爪34をそれぞ 設けてレバー11を作る。
【0013】 小筒10は円筒形をし、内面に凹部36と肩37を設け、その内部に小輪13 を挟んだ二つの円網を入れて小筒10を作る。
【0014】 外筒9は円筒形をし、上端に肩40、切り欠き部38、下部に斜面を持った突 起39を、中内部に凹溝41,41’をそれぞれ設ける。
【0015】 上記の各部品を使って本案の水栓を作るには、先ず回転栓7を、本体6の切り 欠き部22側から回転栓孔24に挿入し、この両端を、レバー11の二又部33 ,33’で挟み、爪34を持っている二又部33’を回転栓の溝31に、穴35 ’を通じて小ネジ32’で組みつける。 また反対側は、スプリング27を二又 部33に組みつけ、穴35を通じて子ネジ32で二又部33を回転栓7に組みつ ける。この際レバーが、前方へ押し戻されるようにスプリング27を組みつけれ ば、丸形端42は凹溝41と合致し、回転栓7は常に停水状態を維持するように なる。
【0016】 次ぎに、水道の蛇口1に取り付けナット4を下向きに組みつけ、その下部に止 め輪2を二つの子ネジ3で固定する。
【0017】 他方、外筒9の切り欠き部39と本体6の切り欠き部22を合致させ、外筒9 を本体6に組みつける。
【0018】 次ぎに本体6の上部に輪状のパッキング5を乗せ、結合ネジ17を、取り付け ナット4の結合ネジ15に嵌合させ、レバー11が前方に来るように、組み付け れば、本体6は取り付けナット4と止め輪2の働きで、蛇口1に固定され、また 外筒9は、肩40部分が本体6の鍔21と取り付けナット4に挟まれ、図示のよ うに左右に回転できる状態で固定されて、本水栓が完成する。
【0019】 本水栓の使用に当たって、蛇口1のハンドルを回して通水を開始すれば、水は 蛇口を通って本体6に達するが、パッキング5の働きで漏水する事なく回転栓7 まで行くが、水路28が塞がれた状態になっているので停水する。
【0020】 通水する時は、手などでレバー11を後方へ押せば、回転栓7が回転して水路 28が本体の水路20と合致して通水し、手をレバー11から離せば、レバーは スプリング27の作用で元に戻り、水は自動的に停水してこの状態が維持される 。
【0021】 もし継続して通水したい時は、レバーを押した状態にして外筒9を右方向へ回 転すれば、スプリングの丸形端42が凹溝41’と合致し、突起39の斜面もレ バーの爪34の斜面と合致して止まり、レバーの通水状態が継続される。また中 断する時は、外筒9を左回転させれば、突起が爪と離れて元の状態に戻る。
【0022】 このとき通水された水は、本体の出口25内に設置した二つの円網12と小輪 13の作用で飛散することなく泡沫状態で放出される。
【0023】
【考案の効果】
本考案は、上述のように構成されているので以下のような効果がある。
【0024】 高価なセンサーや電磁弁等を使用せず、構造も簡単で、部品も成型品などで作 るようにしてあるので、製作費が安い。
【0025】 設置には特別な工事を必要とせず、直接既設の水道の蛇口へ容易に取り付ける ことができる。
【0026】 通水の際に、雑菌等で汚れた手と共に、手が触れた部分も、自動的に水洗され 、水栓は常に清潔に保たれる。
【0027】 通停水は、梃子を利用したレバー11とスプリングの作用で、軽く簡単に操作 でき、また通水時に水が飛散しない。
【0028】 レバー11を押している時以外は、自動的に停水しているので節水ができる。
【0029】 必要に応じて、長時間の継続通水もできる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】通水時の組み立て縦断面図である。
【図2】取り付けナットの縦断面図である。
【図3】止め輪の正面図である。
【図4】(A)は本体の正面図、(B)は本体の下面図
である。
【図5】(A)は回転栓の平面図、(B)は右側面図で
ある。
【図6】(A)はレバーの正面図、(B)は左側面図で
ある。
【図7】(A)は小筒の縦断面図、(B)は下面図であ
る。
【図8】(A)は外筒の縦断面図、(B)は上面図であ
る。
【符号の説明】
1 蛇口 2 止め輪 3,32,32’ 小ネジ 4 取り付けナット 5 パッキング 6 本体 7 回転栓 8 ハンドル 9 外筒 10 小筒 11 レバー 12 円網 13 小輪 14,16,35,35’ 穴 15,17 結合ネジ 18 胴体 19 入口 20,28 水路 21 鍔 22,23,23’38 切り欠き部 24 回転栓孔 25 出口 26 凸部 27 スプリング 29,29’小オーリング 30 頭部 31 溝 33,33’ 二又部 34 爪 36 凹部 37,40 肩 39 突起 41,41’凹溝 42 丸形端
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】レバーが押されている時だけ、回転栓の水
路が本体の水路と一致して通水し、また必要に応じ連続
通水もできる構造の自動停水清潔水栓。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手などでレバ−が押されている時だけ通水
    し、また必要に応じて連続通水ができ、この通水で汚れ
    た手と共に触れた部分も清潔にされる構造の自動停水清
    潔水栓。
JP1998000893U 1998-02-10 1998-02-10 自動停水 清潔水栓 Expired - Lifetime JP3057094U (ja)

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JP1998000893U JP3057094U (ja) 1998-02-10 1998-02-10 自動停水 清潔水栓

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JP3057094U true JP3057094U (ja) 1999-03-26

Family

ID=43191032

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0586590U (ja) * 1992-04-30 1993-11-22 パイロットインキ株式会社 書道用下敷

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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