JPH0439496Y2 - - Google Patents

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JPH0439496Y2
JPH0439496Y2 JP6085986U JP6085986U JPH0439496Y2 JP H0439496 Y2 JPH0439496 Y2 JP H0439496Y2 JP 6085986 U JP6085986 U JP 6085986U JP 6085986 U JP6085986 U JP 6085986U JP H0439496 Y2 JPH0439496 Y2 JP H0439496Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動給水栓に関し、特に赤外線、光電
等の感知器の反応作用によつて電磁弁を作動して
令、温水を注出口から流出させたり、止めたりす
る自動給水栓に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
従来、光電素子、赤外線発信、受信装置の光反
応によつて電磁弁を開閉させて冷水、温水を給水
栓の蛇口または注出管から流出させたり、止めた
りするように構成した自動給水栓はすでに多種提
案され、商品化もされている。このような給水栓
は使用者が手を注出管の下方に出した場合、注出
口から水が流れ出し、手を引つ込むと水が自動的
に止めるように構成されているので、使用する都
度に栓を開閉しなくて済み、使用上非常に便利で
あるが、停電時に電磁弁が作用しないので使えな
くなる問題点があつた。それで停電時においても
使用できるように手動開閉手段を仕組んだ自動給
水栓も提案されているが、構造が極めて複雑であ
り、組み立てに手間が掛かり、故障し易い上に、
特に水質が悪い場合または水管が酸化腐食した場
合は、水中の不純物や雑質が複雑な構造内部に溜
まつたり、詰まつたりして流量が著しく減つた
り、故障が生じたりして使えなくなることがある
と共に衛生上もよくない。更に、従来の自動給水
栓においては手動操作部が2箇所設けられてあ
り、習慣になるまでにはよく操作部を間違つた
り、誤操作したりして使用上まだ便利とは言えな
い。また操作時各部材間に摩擦が起こり易く、長
期使用後には摩耗で水漏れが生じ、故障があつた
場合あるいは不純物が栓の内部に詰まつた場合
は、分解に手間が掛かり、部品の取り替えと清掃
が容易でない等問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、単一操作杆で手動と自動操作に切り換え
ることが出来ると共に、同じ操作杆で水温の調節
も可能にした自動給水栓を提供する。
すなわち、本考案の給水栓は手動操作によつて
給水を手動および自動に切り換えることができる
と共に水温の調節も行い得る冷、温水給水弁と、
電磁作用で給水弁の弁口を開閉する電磁弁と、給
水弁と電磁弁とを収納し、蛇口管を有するケース
1とから成る自動給水弁において、給水弁を、周
壁に冷水取入口、温水取入口と冷、温水吐出口を
設けた上下開放の円筒状本体と、この本体に摺動
回転自在に嵌挿収納され、下端に上記冷、温水取
入口を選択的に開閉調節可能の調節弁を有し、か
つこの調節弁の上方の胴部外周壁に前記本体の吐
出口と対応する位置に環状凹溝を設けると共に、
この凹溝内に少なくとも一箇所の貫通孔を設け、
更に胴体下部周壁に上記本体の下端部の弁室と連
通する貫通孔を設けた調節筒と、この調節筒の内
部に嵌挿固定され、周壁に上記調節筒の凹溝内の
貫通孔と連通する通水孔を設けると共に、下端に
弁口を有する内筒と、この内筒内に軸方向に摺動
自在に嵌挿され、下端に弁ロツドを介して上記弁
口を開閉する弁を設けた操作杆と、この操作杆の
上端に取付けられ、軸方向の操作で操作杆を内筒
において上下摺動させて上記弁により弁口を開閉
させ、かつ回動操作によつて調節筒、内筒と操作
杆とが一体になつて回動することにより調節弁が
冷、温水入口を開閉するようにしたつまみとから
構成し、上記電磁弁を給入口が給水弁本体の下端
開口部に連通するように取付け、この電磁弁には
弁口を介して上記給入口と連通する吐出口と、該
弁口を開閉する電磁バルブとが設けられてあり、
更に上記給水弁の吐出口と電磁弁の吐出口に二股
状に分岐した入口管部がこれらの吐出口に取付け
られ、かつ自由端部が一本の吐出管部に構成した
吐出管を設けたものである。
〔作用〕
従つて、本考案によると、常時は従来の自動給
水栓のように蛇口の下方に手を出すと水が電磁弁
の吐出口から流出し、手を引つ込めると水が自動
的に止めるのであるが、停電の場合、水を使用す
る場合は、手動によつてつまみを下方に押し込む
と、弁体が調節筒の弁口を開放し、水はこの弁口
を経て給水弁の吐出口から流れる。なお、水温を
調節する場合は、つまみを右または左に回動すれ
ばよい。また電気が戻り自動給水に切り換える場
合は、つまみを上方に引き上げて弁口を閉鎖すれ
ばよいので、自動、手動の切り換え及び冷、温水
の調節がただ一つのつまみで行えるので、非常に
便利である。また、給水弁の内部に不純物、雑物
等が溜まつたり、詰まつたりして清掃、保守等を
する場合は、係止部材を調節筒から抜き取れば、
操作杆を内筒と調節筒と一体になつて本体の上方
から引き上げて本体と分離させることができ、保
守清掃に非常に都合がよく、組み立てる場合も非
常に簡単である。
〔実施例〕
第1図に示す如く、本考案の給水栓はケース1
と、このケース1に内蔵された給水弁2と、この
給水弁2の下方に取付けられた電磁弁3とから成
る。
ケース1は基部11の中央から前上方に向かつ
て延びる蛇口管12が突設されている匣体に形成
されてあり、蛇口管12の下端のケース1の正面
には例えば赤外線による光電作用を起こす感知器
13が設けられてあり、またケース1の内側には
上記感知器13と関連して電磁弁3を開閉する
PCボード4が設けられてある。
給水弁2は第2図に示す如く、本体20、この
本体20内に嵌挿された調節筒21、この調節筒
21内に嵌挿された内筒22、内筒22に挿設さ
れた操作杆23、操作杆23の上端に取付けられ
たハンドルまたはつまみ24及び本体20に連結
された吐出管25より構成される。
本体20は上下端が開放する円筒体であつて、
その下端周壁には冷水取入口201と温水取入口
202とが対向して設けられてあり、この冷、温
水取入口201,202の上方周壁には上記吐出
管25の一端と連結する吐出口203が設けられ
てあり、周壁の上端部には第3図に示す如く溝の
途中が周壁を貫通する一対に水平方向に平行に切
り込んだ係止ピン係止溝204が設けられてあ
り、更に本体20の内周壁には調節筒受座となる
段部205が設けられてある。
調節筒21は上半部が円筒形の胴部211に形
成され、下部に縮径部の弁室212と、この弁室
212の−側から下方に延びる円弧状の水温調節
弁213とが形成された円筒体であり、この調節
筒21は係止ピン26によつて下端が上記受座2
05に受け止められ、かつ上端が本体20から突
出する如く回転自在に本体20内に嵌挿支持され
ている。すなわち、調節筒21は第3図に示す如
く両アーム部261が係止ピン係止溝204に挿
通され、アーム部261の途中内側部が調節筒2
1の外周壁に設けた環状凹溝215に係止するU
字形の係止ピン26によつて回転自在に本体20
内に保持されている。上記係止ピン26は内、外
側にそれぞれ突出する突出部262,263が形
成されてあり、内側突出部262は本体20の周
壁に設けた係止孔206に係合している。これに
よつて調節筒21は本体20に対し回転自在であ
るが軸方向の移動は不可能である。このように取
り付けられた調節筒21は下端の水温調節弁21
3が本体20の下端空所に位置し、冷、温水取入
口201,202に対し選択的にその一部または
前部の開口を開閉調節自在になつている。なお、
胴部211と調節弁213との間に形成した弁室
212の周壁には本体20の内部空所と連通する
一対の通孔214が設けられてあり、胴部211
の下端部周壁には環状凹溝215が設けられてあ
ると共に、この凹溝215内には一対の貫通孔2
16が設けられてある。また胴部211の上方部
周壁には一対のねじ孔217が設けられている。
このように構成された調節筒21はその周壁に
設けたリング溝に嵌め込んだシールリングによつ
て本体20の内周壁と水密状態に本体内に収納さ
れている。なお、調節筒21の上端にはつまみ2
4を調節筒21回転させ得るように周壁部を削つ
た平行面部218が形成されている(第4図参
照)。
内筒22は下端に環状段部221を設け、かつ
そのやや上方の周壁に上記貫通孔216と連通す
る一対の貫通孔222を設けた円筒体であつて、
外周壁に設けたリング溝に嵌着したシールリング
によつて調節筒21の内周壁と水密状態に調節筒
21内に挿設され、ねじ孔217を通して周壁に
ねじ込んだねじ219によつて調節筒21と一体
になつて取り付けられている。なお、上記段部2
21と受座205との間には中央部に弁口223
を形成した弾性材よりなる弁座224が段部22
1に嵌合されている。
操作杆23は上下摺動自在に内筒22に挿設さ
れた細長い棒状であつて、その下端には小径の軸
部231が延設され、この軸部231の先端には
弁室212内で上記弁座223を開閉させる弁体
232が設けられている。操作杆23の大径部は
その外周壁に設けたリング溝に嵌め込んだシール
リングによつて水密状態に内筒22に嵌挿されて
いる。なお、操作間23の上端の中央にはねじ孔
233が設けられてあり、この端部の外周面には
つまみ24を取り付けるための平面部234が形
成されている。
つまみ24は上面に凹部が形成され、かつ下面
に多重内筒部を設けた円筒体てあつて、その外側
円筒部241の内周面と本体20の上端部外周面
との間に充分な間隙が開いてあり、中間円筒部2
42と内側円筒部243にはそれぞれ調節筒21
と操作杆23との上端と同じ断面形状に形成され
た嵌合孔が設けられてあり、つまみ24はこれら
嵌合孔をそれぞれ調節筒21と操作杆23の上端
部に嵌合し、ねじ244を上面壁を貫通して操作
杆23のねじ孔233にねじ込むことによつて操
作杆23に取り付けられてある。なお、つまみ2
4の上面にはカバー245が上記凹部とねじ24
4の頭部を覆うように嵌着されてあり、また外側
円筒241の内周壁にはつまみ24の回転角度を
規制する一対の係止突起246が形成されている
(第4図参照)。
また、係止ピン26が本体20から抜かれない
ように第3図に示す如く、円周部に軸方向に延び
るストツパ271及びスリツト272を設けた円
筒カバー27が本体20の上端部を囲むように取
り付けられてあり、係止ピン26の突出片263
をストツパ271の内側に形成された凹所に係合
させる。このストツパ271はつまみ回動時に上
記係止突起246の一方を係止してつまみ24の
回動角度を規制するものである。
電磁弁3は給水弁2の下端に取り付けられ、給
水弁2の下端開口と連通する取入口31と、弁口
32を介して取入口31と連絡する吐出口33を
上壁部に設けた弁本体30と、この弁本体30の
下部に設けられたソレノイドバルブ34とから成
る。
ソレノイドバルブ34は第2図及び第5図に示
す如く、上記本体30の下端開口部に取り付けら
れ中央には延びる下端閉鎖の軸筒部341′を有
する底ケース341と、このケース341の軸筒
部341′内にばね342を介して上下摺動自在
に挿入され、上端にゴム等弾性部材343′を嵌
着した作動杆343と、底ケース341内に収納
され周壁に軸方向の凹溝部344′を設けた円筒
344と、外周部に上記凹溝部344′内に挿入
する通水管345′を設けた環状押え板345と、
この押え板345と円筒344との間に挟持され
環状可撓性部を介して中央の円板状弁部346′
が上記弁口32を開閉するダイアフラム弁346
と、このダイアフラム弁346を支持し作動杆3
43に連動して弁346を弁口32に対し開閉さ
せ、かつ中央に管状部347′が形成されている
弁支持板347と、底ケース341の下部に軸筒
部341′の周囲に設けられた防水カバー34
8′を有する電磁コイル348とから構成される。
吐出管25は基端部が二段状に分岐された入口
管部251,252を有し、かつ自由端部が一本
の合流管253を有するほぼY字状の分岐管であ
つて、管部251と252はそれぞれ給水弁2の
吐出口203と電磁弁3の吐出口33とに連結さ
れている。
第6図は本考案の他の実施冷を示し、操作杆2
3の下端弁体232の下面には内側に凹む凹部2
35が設けられてあり、弁室212の底壁にもこ
の凹部235に対応する凹部218′が設けられ
てあり、両凹部間には弾性の弱いばね236が常
に弁体232を弁口223を閉じる方向に付勢し
ているが、操作杆23が下方に押し下げさられた
場合は、ばね236が圧縮され、シールリングの
摩擦力と上方の水圧によつて弁体232が弁口2
23の開放状態を維持することができる。
次に本考案の動作と使用状態につて説明する。
常時、給水栓は第2図に示すように電磁弁3の
弁346は弁口32を閉鎖し、また給水弁2の弁
体232は弁口223を閉鎖している。この状態
において、使用者が手を給水栓の蛇口管12の下
方に手を出すと、感知器13が反応して電磁弁3
を作動させる。すると作動杆343が電磁作用に
よつて下方に引き込まれると共にダイアフラム弁
346が内圧の変化により支持板347を介して
可撓性部の変形によつて下降し、弁口32を開放
する(第8図参照)。弁口32が開放すると、冷、
温水取入口201,202から流入した水が取入
口31に弁口32、吐出口33を経て吐出管25
から流出する。そして使用者が水を使つた後、手
を引き込むと、感知器13の作用で電磁弁3の作
動が停止し、作動杆343がばね342の力で支
持板347を介して弁346を押し上げて、再び
弁口32を塞ぐのである。この時、底ケース34
1に流入した水が水圧で弁346を閉鎖状態に保
つので、水が止められる。
若し停電で電磁弁が作動しない場合は、つまみ
24を押し下げることによつて手動操作に切り換
えることができる。即ち、第7図に示す如くつま
みを押し下げると操作杆23の弁体232が弁口
223を開ける。この時、電磁弁3の弁口32が
閉まつているので、冷、温水取入口201,20
2から本体20に流入した水は通孔214、弁室
212、貫通孔222,216、環状凹溝21
5、吐出口203を経て吐出管25より流れ出す
のである。この場合、つまみ24を再び引き上げ
ない以上は、水はとめどなく流れる。なお、平常
電気がある状態において、長時間の水の使用が必
要となつた場合、または多量の水を溜める場合
は、使用者は上記と同じようにつまみ24を押し
下げることによつて水を連続に流出させることが
できるので、空いた手で外の仕事をすることがで
きる。また、水を止める場合はつまみを引き上げ
ればよい。
また、通常電気がある状態においてつまみが押
し下げられている場合においても、手を蛇口の下
方に出すと電磁弁3はやはり作動するので、この
時、水は上、下の吐出口からそれぞれ管部25
1,252に入り、それから管253内で合流し
て流出する故、支障を来たさない。そして、手を
引き込むと電磁弁は自動的に弁口32を閉鎖し下
方の管部252からの水は止められるが、給水弁
の弁口223が未だ開いているので水がなおかつ
管部251を経て吐出管25から流れる。それで
水を止めるにはつまみを上記のように引き上げれ
ばよい。
なお、この実施例においては、冷、温水取入口
201,202を夫々半分開いた状態すなわち
冷、温水がそれぞれ同じ流量で本体20に流入し
合流して温水を得る状態について説明したが、も
し水温を適宜に調節する場合、或いは単に冷水ま
たは温水を得る場合は、つまみを右または左に回
動すると、調節筒21は内筒22、操作杆23と
一体になつて同じ方向に回動し、冷水または温水
の取入口201,202の一方の開口を増大させ
ると同時に他方の開口を減少させ、回動の終点に
おいて一方の開口を全開させると同時に他方の開
口を全閉させることができるので、任意に水温を
調節し、または温水或いは冷水だけを得ることが
できる。また、つまみ24の回動時、突起部24
6がカバー27のストツパ271に当接してそれ
以上開口しないので、つまみの回動角度が規制さ
れる。
また長期間使用後、もし給水栓のシールリン
グ、弁体等部品が摩耗してこれを取り替える必要
が生じた場合、または給水栓の内部にも不純物が
溜まつたり詰まつたりして清掃する必要がある場
合は、カバー27を外して係止ピン26を抜き取
り、それからつまみを引き上げると、調節筒、内
筒、操作杆とつまみが一体になつて本体から離
れ、本体と電磁弁だけがケース内に残るので、本
体を外部から清掃でき得ると共に、上記調節筒、
内筒、操作杆を外部で簡単に分解して部品の取り
替え、清掃をすることができ、後の組み立ても簡
単に行い得るので非常に便利であり、かつ何時も
衛生を保つことができる。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成されるので、平常で
は電磁弁によつて自動的に水を流出させたり止め
たりすることができ、かつ停電時または必要時に
はただ一つのつまみによる操作によつて、手動に
切り替えたり、水温を調節したり、冷水または温
水だけを得ることができると共に、給水栓が故障
または不純物が溜まつたり詰まつたりした場合
は、容易に分解され、清掃、部品の取り替え等が
容易に行われるので、常に衛生を保ち、保守費用
を節約し、また非常に使い易い等利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案給水栓の実施例を示す側面図、
第2図は本考案の要部を示す縦断面図、第3図は
第2図のA−A線における横断面図、第4図は第
2図のB−B線における横断面図、第5図は第2
図のC−C線における横断面図、第6図は操作杆
の弁部の他の実施例を示す断面図、第7図は電磁
弁が開放した状態を示す縦断面図、第8図は操作
杆が押し下げられた状態を示す縦断面図である。 1……ケース、2……給水弁、3……電磁弁、
20……本体、21……調節筒、22……内筒、
23……操作杆、24……つまみ、25……吐出
管、212……弁室、213……調節弁、232
……弁体、223……弁口、26……係止ピン、
27……円筒カバー、32……弁口、34……ソ
レノイドバルブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 手動操作によつて水温を調節可能に構成した
    給水弁と、この給水弁と関連して設けられその
    内部に設けた水路を開閉する電磁弁と、上記給
    水弁及び電磁弁を内部に収納し蛇口管を備えた
    ケースとから成る自動給水栓において、上記給
    水弁を下部周壁に冷水入口と温水入口とを対向
    して設け、かつその上方中央部に吐出口を設け
    た上下端開放の円筒状給水弁本体と、係止部材
    によつて摺動回転自在に該本体内に挿入収納さ
    れ、下端に上記冷水入口と温水入口に対し選択
    的に開閉する弧状弁を設け、胴体上部周壁に上
    記吐出口と対応する位置に環状凹溝を設けると
    共に、この凹溝内に少なくとも一箇所の貫通孔
    を設け、胴体下部周壁に上記本体の下部空所と
    連通する貫通孔を設けた調節筒と、この調節筒
    の内部に嵌挿固定され、周壁に上記調節筒の貫
    通孔と連通する通水孔を設け、かつ下端に弁口
    を設けた内筒と、この内筒内に軸方向に摺動自
    在に嵌挿され、下端に弁ロツドと弁ロツドの先
    端に設けられ上記弁口を開閉する円板状弁とを
    具備する操作杆と、この操作杆の上端に取付け
    られ、軸方向の操作で操作杆を内筒に対し上下
    摺動させ、かつ回動操作で調節筒、内筒とを操
    作杆と一体になつて上記本体内で回動させ得る
    つまみとから構成すると共に、上記電磁弁を入
    口が給水弁本体の下端開口部と連通するように
    該本体の下部に取付け、この電磁弁には弁口を
    介して上記入口と連結する吐出口と該弁口を開
    閉するバルブとを有し、上記給水弁の吐出口と
    電磁弁の吐出口に二股状に分岐した入口管部が
    これら吐出口に取付けられ、かつ自由端部が一
    本になる吐出管部に構成した吐出管を設けたこ
    とを特徴とする自動給水栓。 (2) 上記係止部材はU字形に形成され、両アーム
    部が本体の周壁を水平かつ平行に貫設された係
    止溝に嵌挿され、両アーム部の内側面の中間部
    が調節筒を挟持するように調節筒の周壁に設け
    た環状凹溝に係合し、かつ両アーム部の基端部
    には本体の外側に突出する突出部と、この突出
    部の反対方向に突出して本体の周壁に設けた貫
    通孔に係合する突起部が一体に連接され、この
    係止部材によつて上記調節筒を本体に対し回動
    自在であるが、軸方向の移動が規制されている
    ように支持したことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の自動給水弁。
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