JP3057021B2 - 不正防止機能付き遊戯媒体計数装置 - Google Patents

不正防止機能付き遊戯媒体計数装置

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JP3057021B2 JP9055017A JP5501797A JP3057021B2 JP 3057021 B2 JP3057021 B2 JP 3057021B2 JP 9055017 A JP9055017 A JP 9055017A JP 5501797 A JP5501797 A JP 5501797A JP 3057021 B2 JP3057021 B2 JP 3057021B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店におい
て使用される、パチンコ玉の個数やスロットル用のメダ
ルの枚数を計数する計数機に対して行われる、電磁波等
を用いた不正行為を検知しこれを防止するのに好適な、
不正防止機能付き遊戯媒体計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、パチンコ店内には、パチンコ玉や
スロットル用のメダル等の遊戯媒体を計数するための計
数機が設置されている。例えば、パチンコ玉用の計数機
では、ホッパーに投入されたパチンコ玉を整列させて光
センサーに順次対面させ、光センサーからのパルス信号
をカウントすることで、投入されたパチンコ玉の個数を
計数するように構成されている。また、計数値は順次デ
ジタル表示され、計数完了後に発券ボタンを操作する
と、投入したパチンコ玉の個数が、印字用紙や磁気カー
ドに印字或いは記憶されて出力され、これらの印字用紙
や磁気カードを景品と交換できるように構成されてい
る。また、計数したパチンコ玉は、パチンコ店内に付設
した循環路に排出され、パチンコ台に循環供給されるよ
うに構成されている。
【0003】ところで、このような計数機では、外部か
ら電磁波を受けると、計数機の電子回路が誤動作して正
確な計数が出来なくなる、という問題点があった。この
欠点を悪用して、例えば、少量のパチンコ玉を投入した
状態で、無線機や携帯電話等の電磁波発生装置から計数
機に向けて電磁波を発信させ、計数結果を多めに操作し
て不正に利益を得ようとする者が現れ、問題となってい
る。
【0004】このような不正行為に対抗するために、計
数機の電子回路を鉄板等で覆ったり、回路構成を電磁波
の影響を受けにくい回路構成に変更したりして、電磁波
遮断性能を高めることにより不正を防止する技術が種々
提案されているが、電磁波を完全に遮断することは技術
的に困難なので、電磁波を検出する検出手段を設けて、
異常な電磁波を検出したときには、店員に警告を発する
ように構成した計数機も提案され実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような検
出手段を備えた計数機においても、ホッパーに投入され
たパチンコ玉は、計数した後、そのままパチンコ店内に
付設した循環路に還流させるため、ホッパーに投入され
た実際のパチンコ玉の個数を確認することができず、実
際に不正が発生していた場合でも、それを立証すること
ができないという問題があった。しかも、このような計
数機では、例えば検出手段で受信した電磁波の出力が所
定のしきい値以上になると不正がなされたと判定する関
係上、受信した電磁波が不正のために故意に出力された
ものであるか否を正確に判定することが困難であり、検
出手段の単なる誤動作であっても、その都度計数機を検
査しなければならないので、店員にとって無用な負担を
課すとともに、パチンコ店とその利用者との信頼関係を
損ねてしまうことも考えられる。
【0006】本発明は前述のような事情により鑑みて成
されたものであり、その目的は、不正がなされたことを
容易に立証できる、不正防止機能付き遊戯媒体計数装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】請求項1に係る
不正防止機能付き遊戯媒体計数装置は、ホッパーに投入
されたパチンコ玉やメダル等の遊戯媒体の個数を計数す
るための計数手段と、計数し終えた1回分の遊戯媒体を
一時的に遊戯施設に付設の循環路外に取り出し可能に収
容するストッカーであって、ホッパーに対して択一的に
接続される複数個のストッカーと、前記計数手段の誤動
作を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果
に基づいて、計数手段が正常に作動した場合には1回分
の遊戯媒体の計数完了後に前記ストッカーに一時的に
容していた遊戯媒体を前記循環路に還流するとともに、
次に投入される新たな遊戯媒体を受け入れるべく、ホッ
パーに接続するストッカーを切り替え、計数手段が誤動
作した場合には警告を発すると共に1回分の遊戯媒体を
ストッカーに収容した状態を維持する誤動作確認手段と
を備えたものである。
【0008】この装置に対して、電磁波等により計数手
段を誤動作させて計数結果をごまかそうとすると、誤動
作確認手段により警告を発すると共に、ストッカーに収
容した1回分の遊戯媒体を循環路に還流させないで、そ
のままストッカーに収容した状態に維持するので、スト
ッカーに収容されている1回分の遊戯媒体の個数と計数
手段により計数した遊戯媒体の個数とを比較すること
で、不正行為がなされたのか、それとも単なる機械の誤
動作であったかを判別できるとともに、実際に投入され
た遊戯媒体を提示することで不正行為を立証することが
可能となる。しかも、この装置では、1回分の遊戯媒体
が投入される毎に、ホッパーに接続するストッカーを順
次切換えることにより、ホッパーに接続されたストッカ
ーに対して遊戯媒体を投入している間に、他のストッカ
ーに収容れた前回分の遊戯媒体を還流させることが可能
となり、連続的な計数処理が可能となる。
【0009】請求項2に係る不正防止機能付き遊戯媒体
計数装置は、検出手段として、外部からの異常電波を受
信するための受信手段を設けている。
【0010】普通、遊戯媒体計数装置に対して不正を働
く者は、計数機に用いられる電子回路を狂わせるため
に、計数機に対して強い電磁波を出力するのであるが、
この装置であれば、そのような外部からの異常電磁波を
受信できるので、計数手段の終了を待たずに不正行為を
取り締まることが可能となる。
【0011】請求項3に係る不正防止機能付き遊戯媒体
計数装置は、検出手段としてストッカーに収容された1
回分の遊戯媒体の重量を計量する計量手段を設けてい
る。
【0012】この装置では、ストッカーに収容されてい
る遊戯媒体の重量を、遊戯媒体1個当たりの重量で割る
ことにより、ストッカーに収容された1回分の遊戯媒体
の個数を演算できるので、例えば、電磁波を出力する以
外の方法で計数手段を故意に誤動作させた場合でも、そ
の不正行為を検出できる。また、請求項2記載の受信手
段と組み合わせ、受信手段により異常電磁波を検出した
場合であっても、計数手段による計数値と計量手段から
の出力に基づいて得られる計数値とを比較し、両計数値
が同じか或いは略同じ場合には、計数手段は正常に作動
しているので、故意による異常電磁波ではないと判定さ
せ、受信手段の誤動作を検出することが可能となる。
【0013】請求項に係る不正防止機能付き遊戯媒体
計数装置は、検出手段により計数手段の誤動作が確認さ
れた時に作動する撮像手段を備えている。
【0016】この装置では、不正行為がなされた時に撮
像手段が作動して、不正行為を行った者を撮像するの
で、この撮像内容を確認することで、不正行為を行った
者を容易に特定出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る不正
防止機能付き遊戯媒体計数装置1の斜視図である。ま
た、図2は本発明に係る不正防止機能付き遊戯媒体計数
装置1の略断面図である。更に、図3は本発明に係る不
正防止機能付き遊戯媒体計数装置1の制御系を示す全体
構成図である。図1〜図3に示すように、計数装置1
は、遊戯媒体としてのパチンコ玉Pを計数するための計
数装置本体2と、計数装置本体2を設置するための固定
台3とを備え、計数装置本体2で計数したパチンコ玉P
は、固定台3の内部に組付けたストッカー4に一旦蓄え
られた後、パチンコ店に付設された循環路5に還流され
てパチンコ台で循環使用されるように構成されている。
但し、計数装置本体2と固定台3を一体的に構成した
り、計数装置1をパチンコ台を組付けるための壁部に一
体的に組付けてもよい。
【0018】計数装置本体2は、ホッパー10と、ホッ
パー10に投入されたパチンコ玉Pを整列させながら計
数する計数手段11と、計数値をデジタル表示する表示
手段12と、計数値を印字用紙や磁気カードに書き込ん
で出力する出力手段13と、投入したパチンコ玉Pの総
数を印字用紙や磁気カードに書き込ませるための発券ス
イッチ14とを備えている。但し、投入したパチンコ玉
Pの端数を除く個数を印字用紙や磁気カードに書き込ま
せ、端数のパチンコ玉Pを返却するように構成してもよ
い。
【0019】計数手段11について説明すると、図4に
示すように、ホッパー10の下方には後方下がりに傾斜
した複数本のレール20が一定間隔おきに設けられ、パ
チンコ玉Pは隣接する1対のレール20に沿って後方へ
移動することで整列される。隣接する1対のレール20
間の上下には発光部22aと受光部22bから成る計数
センサー22がそれぞれ設けられ、図4(b)に見られ
るように、パチンコ玉Pが計数センサー22を横切る
と、発光部22aからの光が遮られて受光部22bから
パルス信号が出力される。
【0020】計数し終えたパチンコ玉Pは、レール20
から計数装置本体2の後部に設けられた接続通路23を
通って固定台3に内装したストッカー4に投入される。
ストッカー4は、固定台3の戸24を開いて手前に引き
出せるように固定台3に組付けられ、固定台3から引き
出した状態で、収容しているパチンコ玉Pを目視できる
ように構成されている。ストッカー4の下壁は後方下が
りに傾斜されており、ストッカー4に投入されたパチン
コ玉Pは下壁の後端部に形成した排出口25から循環路
5に排出されるように構成されている。また、ストッカ
ー4には排出口25を開閉するため、電磁ソレノイド2
6で駆動されるシャッター27が設けられ、収容してい
るパチンコ玉Pを外部に取り出せるように構成されてい
る。
【0021】また、計数装置1は、無線機等から出力さ
れる高出力の電磁波を受信して計数手段11の誤動作を
検出する、検出手段としての受信手段30と、受信手段
30により不正が検出された時に警告を発する警告手段
31とを備えている。但し、この警告手段31は、計数
装置1に直接設けずともよく、例えば警備員室等の離れ
た場所に設けてもよい。
【0022】次に、計数装置1の制御手段32でなされ
る計数処理について説明する。図5(a)に示すよう
に、ホッパー10にパチンコ玉Pが投入されて、計数セ
ンサー22からパルス信号が出力されると、制御手段3
2ではこのパルス信号を順次カウントして、計数値を表
示手段12に順次表示する。また、ストッカー4の排出
口25がシャッター27により閉鎖され、投入したパチ
ンコ玉Pは計数された後、ストッカー4に順次収容保持
されることになる。
【0023】そして、計数完了後に発券スイッチ14を
操作すると、出力手段13を制御して、印字用紙や磁気
カードに計数値を書き込ませて出力させる。また、制御
手段32では、発券スイッチ14の操作により、図5
(b)に示すように、電磁ソレノイド26を作動させて
排出口25を開放させ、ストッカー4に収容されている
パチンコ玉Pを循環路5に排出し、ストッカー4が空に
なった状態で排出口25を閉鎖させることになる。但
し、ストッカー4を空にした状態で次回の計数を行う必
要があるので、後述のようにストッカー4を複数設ける
ことが好ましい。
【0024】一方、受信手段30からの出力信号は、制
御手段32に常時入力されており、図6(a)に示すよ
うに、パチンコ玉Pの計数途中に、受信手段30からの
出力信号が、所定のしきい値よりも大きい異常電磁波を
キャッチした場合には、異常電磁波により計数値がごま
かされている可能性が高いので、発券スイッチ14が操
作されても、パチンコ玉Pの個数を書き込んだ印字用紙
や磁気カードを発行させないようにするとともに、排出
口25を開放させないようにし、図6(b)に示すよう
に、実際に投入されたパチンコ玉Pをストッカー4に収
容した状態に維持する。また、警告手段31から警告を
発して店員を呼ぶことになる。
【0025】つまり、不正行為を働こうとする者は、通
常、少量のパチンコ玉Pをホッパー10に投入し、それ
と同時に隠し持っていた電磁波発生装置Tで電磁波を装
置に向けて出力することで、計数値を実際に投入したパ
チンコ玉Pよりも多くなるように操作するので、受信手
段30により異常電磁波を受信して警告を発すること
で、このような犯罪を取り締まることが可能となる。そ
して、このように警告を発した後は、店員により、スト
ッカー4に保存されているパチンコ玉Pの総数と、計数
手段11による計数値とを照合することで、不正行為が
実際に成されたか否かを立証できるのである。
【0026】検出手段としては、図7に示すように、前
述の受信手段30と、投入されたパチンコ玉Pの重量を
計量するための計量手段33と、からなるものを用いて
もよい。この場合には、受信手段30からの出力信号
が、所定のしきい値よりも大きい異常電磁波をキャッチ
した場合には、計数が完了して発券スイッチ14が操作
された時に、計量手段33からの出力に基づいて、投入
されたパチンコ玉Pの個数をストッカー4に収容されて
いるパチンコ玉Pの重量から算出し、パチンコ玉Pの重
量から算出したパチンコ玉Pの個数と、計数手段11に
より計数したパチンコ玉Pの個数が同じであるか否かを
判定する。
【0027】そして、同じ個数である場合には、計数手
段11が正常に作動しているので、前述のように出力手
段13を制御して、計数値を印字用紙や磁気カードに書
き込ませて出力させ、同じ個数でない場合には、異常電
磁波により計数値がごまかされている可能性が高いの
で、発券スイッチ14が操作されても、排出口25を開
放させないで、実際に投入されたパチンコ玉Pをストッ
カー4に収容した状態に維持するとともに、警告手段3
1から警告を発して店員を呼ぶことになる。
【0028】但し、パチンコ玉Pの重量には誤差が含ま
れているので、計量手段33により計量したパチンコ玉
Pの重量にもある程度の誤差が含まれる。このためパチ
ンコ玉Pの重量から算出したパチンコ玉Pの個数と、計
数手段11により計数したパチンコ玉Pの個数の差が例
えば10個以下のときには同じ個数であると判定させる
ことが、より現実的である。しかも、実際の不正行為で
は、数千〜数万個の計数操作が行われるので、10個程
度の誤差を含めるようにしても実質的な問題は発生しな
い。
【0029】このような検出手段では、携帯電話等から
の電磁波により受信手段30が不用意に作動した場合で
も、計数手段11による計数値が投入されたパチンコ玉
Pの重量から算出したパチンコ玉Pの個数と同じとき、
つまり計数値が不正に操作されていないときには警告を
発しないので、警告に対する信頼性が高くなる。
【0030】また、検出手段は、計量手段33のみで構
成することも可能である。つまり、発券スイッチ14が
操作されてから、計数手段11による計数値と、ストッ
カー4に収容されているパチンコ玉Pの重量から求めた
パチンコ玉Pの個数とを比較し、その個数が大きく食い
違っている場合には、何らかの不正により計数値が操作
されたと判定し、排出口25を開放させないで、実際に
投入されたパチンコ玉Pをストッカー4に収容した状態
に維持するとともに、警告手段31から警告を発して店
員を呼ぶようにしてもよい。しかも、この場合には電磁
波以外の方法で計数装置1に不正を働いた場合であって
も、それを検出できるので好ましい。
【0031】その他、図示はしないが、計数装置1に、
検出手段に連動するCCDカメラ等の撮像手段をあらか
じめ備えておけば、検出手段が不正行為を検出した場合
に、その者を撮像手段で撮像すれば、その撮像内容を確
認することで不正行為を行った者を断定できるのでよ
い。
【0032】また、実際の計数装置1においては、発券
スイッチ14の操作後直ぐに新たなパチンコ玉Pが投入
されることも考えられるので、計数装置1の処理能力を
早くするために、ストッカー4を複数個用意することが
好ましい。例えば、図8に示すように、固定台3の内部
に複数のストッカー4を設け、接続通路23の下流部を
分岐させて各ストッカー4に接続させ、更に接続通路2
3の分岐部分に弁体40を設けて、この弁体40を電磁
ソレノイドや電動モータなどのアクチュエータ41によ
り操作して、ホッパー10に接続するストッカー4を切
換えれるように構成し、一方のストッカー4に今回のパ
チンコ玉Pを投入している時間を利用して、他方のスト
ッカー4に収容されている前回のパチンコ玉Pを循環路
5に排出させることで、連続的な計数処理が出来るよう
に構成してもよい。尚、図8ではストッカーを2個用意
した場合を図示したが、ストッカーの数は必ずしもこれ
に限定されるものではない。
【0033】また、不正行為を行う者の心理として、通
常は数十個程度の少量のパチンコ玉Pを用いて計数値を
操作しようとするので、この点に鑑みてストッカー4と
して、例えば1000個のパチンコ玉Pを収容可能が小
さなサイズのものを用いることも可能である。この場合
は、ストッカー4が1個しか設けられていなくても、パ
チンコ玉Pの還流にかかる時間はさほど長くはないの
で、計数処理速度も速くなり、また装置自体も小型化で
きるのでよい。
【0034】尚、本実施例では、遊戯媒体としてのパチ
ンコ玉Pの計数装置1に本発明を適用したが、スロット
ル用のメダルを計数する計数装置1に対しても本発明を
同様に適用することが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、次に記
載する効果を奏する。請求項1に係る不正防止機能付き
遊戯媒体計数装置は、計数時に不正が行われると、警告
が発せられるとともに、ストッカー内に収容されている
1回分の遊戯媒体の個数を確認し、その結果と計数手段
による計数結果とを比較することで、容易に不正行為の
有無を判別出来るので好適である。しかも、ホッパーに
対して択一的に接続される複数のストッカーが設けられ
ているので、これらのストッカーを順次ホッパーに接続
することにより、ホッパーに接続されたストッカーに対
して、遊戯媒体を投入している間に、他のストッカーに
収容された遊戯媒体を還流させることが可能なので、連
続的な計数処理が可能となり、即ち計数を行う間隔を短
くすることが出来るので、好適である。
【0036】請求項2に係る不正防止機能付き遊戯媒体
計数装置は、検出手段として、外部からの異常電波を受
信するための受信手段を設けているので、外部からの異
常電波を検出すると、その場で直ちに不正行為を取り締
まることが可能となるのでよい。
【0037】請求項3記載の不正防止機能付き遊戯媒体
計数装置によれば、検出手段としてストッカーに収容さ
れた1回分の遊戯媒体の重量を計量する計量手段を設け
ているので、あらかじめ決められた遊戯媒体1個当たり
の重量を用いて、全体の重量よりストッカーに収容され
た1回分の遊戯媒体の個数が判明する。このため、例え
ば電磁波を出力する以外の方法で計数手段を故意に誤動
作させた場合でも、その不正行為を検出出来るのでよ
い。また、請求項2記載の受信手段と組み合わせること
で、受信手段の誤動作を検出することが可能となる。
【0038】請求項記載の不正防止機能付き遊戯媒体
計数装置によれば、検出手段により計数手段の誤動作が
確認された時に作動する撮像手段を備えているので、不
正行為がなされた時に、撮像手段により撮像された内容
を確認することで不正を行った者を特定でき、確実に不
正行為を取り締まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る不正防止機能付き遊戯媒体計数
装置の斜視図
【図2】 同計数装置の略断面図
【図3】 同計数装置の制御系の全体構成図
【図4】 (a)計数手段の要部平面図(b)計数手段
の要部側面
【図5】 同計数装置が正常に作動しているときの作動
説明図
【図6】 同計数装置に対して不正がなされたときの作
動説明図
【図7】 同計数装置に対して計量手段を装備した時の
制御系の全体構成図
【図8】 同計数装置に対して複数のストッカーを設け
た場合の構成図
【符号の説明】
P パチンコ玉 1 計数装置 2 計数装置本体 3 固定台 4 ストッカー 5 循環路 10 ホッパー 11 計数手段 12 表示手段 13 出力手段 14 発券スイッチ 20 レール 22 計数センサー 22a 発光部 22b 受光部 23 接続通路 24 戸 25 排出口 26 電磁ソレノイド 27 シャッター 30 受信手段 31 警告手段 32 制御手段 33 計量手段 T 電磁波発生装置 40 弁体 41 アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−117432(JP,A) 特開 平6−339574(JP,A) 実開 平7−13390(JP,U) 実開 平6−66764(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパーに投入されたパチンコ玉やメダ
    ル等の遊戯媒体の個数を計数するための計数手段と、 計数し終えた1回分の遊戯媒体を一時的に遊戯施設に付
    設の循環路外に取り出し可能に収容するストッカーであ
    って、ホッパーに対して択一的に接続される複数個のス
    トッカーと、 前記計数手段の誤動作を検出する検出手段と、 前記検出手段による検出結果に基づいて、計数手段が正
    常に作動した場合には1回分の遊戯媒体の計数完了後に
    前記ストッカーに一時的に収容していた遊戯媒体を前記
    循環路に還流するとともに、次に投入される新たな遊戯
    媒体を受け入れるべく、ホッパーに接続するストッカー
    を切り替え、計数手段が誤動作した場合には警告を発す
    ると共に1回分の遊戯媒体をストッカーに収容した状態
    を維持する誤動作確認手段と、 を備えた、不正防止機能付き遊戯媒体計数装置。
  2. 【請求項2】 検出手段として、外部からの異常電波を
    受信するための受信手段を設けた請求項1記載の不正防
    止機能付き遊戯媒体計数装置。
  3. 【請求項3】 検出手段として、前記ストッカーに収容
    された1回分の遊戯媒体の重量を計量する計量手段を設
    けた請求項1又は2記載の不正防止機能付き遊戯媒体計
    数装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段により、計数手段の誤動作
    が確認された時に作動する撮像手段を備えた、請求項1
    記載の不正防止機能付き遊戯媒体計数装置。
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