JP3117943B2 - 遊技媒体の計数システム - Google Patents

遊技媒体の計数システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ玉やスロ
ットル機用のコインなどの遊技媒体を計数するのに好適
遊技媒体の計数システムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、パチンコ店内には、パチンコ玉や
スロットル機用のメダル等の遊技媒体を計数するための
計数機が設置されている。例えば、パチンコ玉用の計数
機では、ホッパーに投入されたパチンコ玉を整列させて
光センサーに順次対面させ、光センサーからのパルス信
号をカウントすることで、投入されたパチンコ玉の個数
を計数するように構成されている。また、計数値は順次
デジタル表示され、計数完了後に発券ボタンを操作する
と、投入したパチンコ玉の個数が、印字用紙や磁気カー
ドに印字或いは記憶されて出力され、これらの印字用紙
や磁気カードを景品に交換できるように構成されてい
る。また、計数したパチンコ玉は、パチンコ店内に付設
した循環路に排出され、パチンコ台に循環供給されるよ
うに構成されている。
【0003】ところで、このような計数機では、外部か
ら電磁波を受けると、計数機の電子回路が誤動作して正
確な個数を測定できなくなる、という問題がある。この
欠点を悪用して、例えば、少量のパチンコ玉を投入した
状態で、無線機や携帯電話等の電磁波発生装置から計数
機に向けて電磁波を照射し、計数結果を多めに操作して
不正な利益を得ようとする者が現れ、問題となってい
る。このような不正行為に対抗するために、計数機の電
子回路を鉄板等で覆ったり、回路構成を電磁波の影響を
受けにくい回路構成に変更したりして、電磁波遮断性能
を高めることにより不正を防止する技術が種々提案され
ているが、電磁波を、完全に遮断することは技術的に困
難なので、電磁波を検出する検出手段を設けて、異常な
電磁波を検出したときには、店員に警告を発するように
構成した計数機も提案され実用化さている。
【0004】また、計数機からの信号は、パチンコ店の
ホストコンピュータに入力され、1日分の売上の計算に
用いられるが、悪質なパチンコ店においては、実際の売
上が少なくなるように計数値を操作して脱税する店舗も
あり、パチンコ業界全体のイメージを低下させている。
そこで、最近では、利用者がパチンコ玉を借り受ける際
に、従来のようにパチンコ店から直接的に借り受けるの
ではなく、第3者機関が発行するプリペイドカードを購
入し、このカードを介して借り受けるように構成するこ
とで、パチンコ店への金の流れを透明にして、脱税等の
不正行為を未然に防止するようにした、パチンコ玉の貸
出システムの普及が押し進められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
カードを利用したシステムにおいても、偽造カードによ
る不正行為が多発し、普及率が頭打ちになっていること
から、収入面を完全に透明にすることが困難であること
が判明した。しかも、このシステムでは、パチンコ店の
収入を計算することは可能であるが、支出を計算するこ
とができず、計数機に投入された出玉の総合計に手心を
加え、パチンコ店の支出を増やして純利益を少なめに設
定する、といった方法による脱税を規制することができ
なかった。また、従来の計数機では、不正行為者が計数
機に対して電磁波等を照射して計数値を操作すると、実
際に投入された正確なパチンコ玉の個数が分からなくな
るので、被害額を認定することができず、それがため、
計数機への不正行為に対する損害保険の適用を受けるこ
とが出来なかった。本発明の目的は、パチンコ玉の計数
値を第3者機関に管理させることで、遊技施設における
脱税等の不正行為を未然に防止し、業界イメージを向上
するとともに、計数機に対する不正行為の被害額の認定
を可能とし得る遊技媒体の計数システムを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその作用】請求項1に
係る遊技媒体の計数システムは、ホッパーに投入された
パチンコ玉やコイン等の遊技媒体の個数を計数し、この
計数値を印字用紙や磁気カードなどの記憶媒体に書き込
んで出力する第1計数機と、外部から操作できないよう
に構成され、第1計数機で計数した遊技媒体の個数を再
度計数して、その計数値を第3者機関の管理用コンピュ
ータに送信する第2計数機であって、第1計数機に対す
る電磁波照射による悪影響を受けないように第1計数機
から離れた位置に設けた第2計数機とを備えたものであ
る。
【0007】この計数システムにおいては、遊技媒体を
景品に交換するため、利用者が遊技媒体を第1計数機の
ホッパーに投入すると、第1計数機により遊技媒体の個
数が順次計数され、計数結果が記憶媒体に書き込まれ
る。そして、この記憶媒体を景品交換所へ持参して、好
みの景品と交換することになる。一方、第1計数機で計
数された遊技媒体は、第2計数機にて再度計数され、こ
の計数値が電話回線など通信手段を介して第3者機関の
管理用コンピュータに送信され、遊技施設の支出が第3
者機関の管理下におかれることになる。
【0008】また、第2計数機を第1計数機に対する電
磁波照射による悪影響を受けないように第1計数機から
離れた位置に設けたので、第1計数機に対する電磁波照
射による不正行為からの悪影響を防止することが可能と
なり、同じ構成の計数機を用いた場合においても、第2
計数機による計数値の信頼性が第1計数機よりも高くな
る。また、第2計数機を利用者の目の届かない位置に設
置するなどして、悪戯による動作不良を防止したりする
ことも可能で、これによっても第2計数機による計数値
の信頼性が第1計数機よりも高くなる。しかも、第2計
数機は外部から操作できないように構成されているの
で、計数値の信頼性が一層高められることになる。具体
的には、第2計数機のケーシングを電磁波遮蔽板で構成
したり、請求項2記載のように、第2計数機に対する不
正行為を検出する検出手段、例えば振動を検出する手段
や開封を検出する手段を設け、外部からの不正行為が検
出された場合には、第3者機関に警告を発するように構
成することになる。また、前述のように第2計数機によ
る計数値の信頼性が高いので、万一第1計数機に対して
不正行為がなされた場合であっても、第2計数機の計数
値に基づいて実際に投入された遊技媒体の個数を認定す
ることが可能となる。
【0009】請求項3記載のように、第1計数機と第2
計数機との計数値を比較し、両者の計数値が異なる場合
には、第1計数機が誤動作しているとして警告を発する
ようにしてもよい。第2計数機は、第1計数機よりも計
数値に対する信頼性が高いので、両者を比較することで
第1計数機の誤動作を検出できる。請求項4記載のよう
に、第2計数機では、一定時間毎に計数値を第3者機関
の管理用コンピュータに送信してもよい。つまり、万
一、第2計数機が外部から操作された場合には、その時
点での計数値が使用できなくなるので、被害を極力少な
くしつつ、通信費用を抑えるため、一定時間毎に計数値
を第3者機関の管理用コンピュータに送信するこが好ま
しい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。本実施例では、遊技媒体と
してのパチンコ玉の計数システムに本発明を適用した場
合のものである。図1に示すように、パチンコ店内は複
数の仕切壁Wにより区画され、各仕切壁Wにはパチンコ
台1が台間玉貸機2と交互に複数設けられている。仕切
壁Wの一側にはパチンコ玉3を計数するための第1計数
機4が設けられ、仕切壁Wの中央部にはパチンコ玉3を
仕切壁Wの上部へ持ち上げるためのリフター5が設けら
れている。仕切壁Wの下部内には下部ガイドレール6が
仕切壁Wの中央部側下がりに設けられ、下部ガイドレー
ル6のリフター5側の端部には第2計数機7が設けら
れ、第1計数機4に投入されて計数を完了したパチンコ
玉3は、下部ガイドレール6に沿って自重により仕切壁
Wの中央部側へ移動し、第2計数機7により再度計数さ
れてから、リフター5で仕切壁Wの上部内に持ち上げら
れる。仕切壁Wの上部内には上部ガイドレール8が外方
側下がりに設けられ、リフター5で持ち上げられたパチ
ンコ玉3は、上部ガイドレール8に沿って自重によりリ
フター5の上部から仕切壁Wの両側へ移動し、各パチン
コ台1及び各台間玉貸機2に供給される。
【0011】尚、仕切壁Wに対する、第1計数機4、第
2計数機7、リフター5の取付位置はパチンコ店の間取
りなどに応じて任意の設定することが可能である。例え
ば、第1計数機4を仕切壁Wの長さ方向の中央部に設け
たり、リフター5を仕切壁Wの一側部に設けたりするこ
とが可能である。また、第2計数機7の取付位置は、第
1計数機4やパチンコ台1に対する電磁波等による不正
行為の悪影響を受けない位置であれば、下部ガイドレー
ル6の任意の位置に設けることが可能である。更に、下
部ガイドレール6を一旦床下へ導入させ、床下部分の下
部ガイドレール6に第2計数機7を設けることで、電磁
波による悪影響を少なくするように構成してもよい。更
にまた、第2計数機7は、下部ガイドレール6の上流部
や途中部、上部ガイドレール8のリフター5側の端部な
どに設けたり、リフター5に一体的に組み込んだりして
もよい。
【0012】第1計数機4は、図2、図3に示すよう
に、パチンコ玉3の受皿としてのホッパー10と、ホッ
パー10に投入されたパチンコ玉3の個数を計数する計
数手段11と、計数手段11による計数値をデジタル表
示するための表示手段12と、計数値を印字用紙や磁気
カードなどの記憶媒体に書き込んで出力する出力手段1
3と、計数完了後に出力手段13から記憶媒体を出力さ
せるための発券スイッチ14などを備えた周知の構成の
ものである。
【0013】計数手段11について説明すると、図4、
図5に示すように、ホッパー10の下方には複数のレー
ル15がパチンコ玉3の直径よりも小さな間隔をあけて
平行に配置され、ホッパー10に投入されたパチンコ玉
3は、隣接するレール15で左右方向に位置決めされ
て、レール15に沿って整列された状態で後方へそれぞ
れ移動する。隣接するレール15間の上下には、発光部
16と受光部17とを有する光学式センサー18がそれ
ぞれ設けられ、この光学式センサー18からの出力を順
次カウントすることで、パチンコ玉3の個数を計数でき
るように構成されている。尚、発光部16から出力され
る光の光軸は、レール15に沿って移動するパチンコ玉
3の中心に対して左右に偏心させた位置に配置され、パ
チンコ玉3がレール15上を連なって移動した場合で
も、隣接するパチンコ玉3間において確実に透光状態が
得られるようにして、パチンコ玉3の検出不良を防止す
るように構成されている。また、本実施例では、透過型
の光学式センサー18を用いて、パチンコ玉3の個数を
計数するように構成したが、反射型の光学式センサー1
8や近接センサー、エリアセンサー、変位センサー、超
音波センサー、磁気センサーなどのセンサーを用いた
り、これら複数のセンサーを併用して計数してもよい。
【0014】第2計数機7について説明すると、図6に
示すように、下部ガイドレール6の下流端にはケーシン
グ20が固定され、ケーシング20内には下部ガイドレ
ール6に連なる案内通路21が傾斜状に形成され、案内
通路21の下部にはパチンコ玉3の流れる方向に沿って
延びる複数のレール22がパチンコ玉3の直径よりも小
さな間隔をあけて平行に配置され、第2計数機7に導入
されたパチンコ玉3はレール22を介して整列された状
態で、第2計数機7を通過することになる。隣接するレ
ール22間には、第1計数機4の光学式センサー18と
同様の構成の発光部23と受光部24とを有する光学式
センサー25がそれぞれ設けられ、これら光学式センサ
ー25からの出力を制御手段26で順次カウントするこ
とで、下部ガイドレール6を流れるパチンコ玉3の個数
を計数できるように構成されている。尚、この第2計数
機7においても、第1計数機4と同様に、光学式センサ
ー25に代えて前述して種々のセンサーを用いたり、こ
れら複数のセンサーを併用してパチンコ玉3を計数して
もよい。
【0015】第2計数機7の制御手段26は、パチンコ
店とは利害関係の少ないか或いは全くない、第3者機関
の管理用コンピュータ30に電話回線等を介して接続さ
れ、第2計数機7にて計数したパチンコ玉3の計数デー
タは、この管理用コンピュータ30に順次記憶され、パ
チンコ店の脱税等を管理するために用いられる。第2計
数機7の制御手段26では、下部ガイドレール6を流れ
るパチンコ玉3の個数を順次計数して、この計数結果を
一定時間毎に管理用コンピュータ30に送信してもよい
し、第1計数機4にパチンコ玉3を投入した利用者毎に
計数結果を記憶し、これら複数の計数結果を管理用コン
ピュータ30に送信してもよい。但し、第1計数機4の
利用者毎に、第2計数機7によりパチンコ玉3を計数す
る場合には、図例のように、第1計数機4と第2計数機
7間の距離が比較的大きいと、複数の利用者が第1計数
機4に連続的にパチンコ玉3を投入したときに、パチン
コ玉3が連続して下部ガイドレール6を流れることが考
えられるので、第1計数機4に投入されるパチンコ玉3
を、利用者毎に一旦蓄えるようにストッカー等を設け、
下部ガイドレール6におけるパチンコ玉3に流れに利用
者毎に区切りを付け、この区切りを第2計数機7で検出
させて、利用者毎にパチンコ玉3を計数させることが好
ましい。
【0016】また、電話回線を利用して管理用コンピュ
ータ30に計数データを送信する場合には、常時回線を
接続していると通信費用がかさむので、一定時間おきに
計数データを送信することが好ましい。また、パチンコ
店の閉店後に、1日分のデータを送信するようにしても
良いが、営業途中で第2計数機7に対して不正行為がな
される可能性もあるので、被害を極力少なくするため、
1日に数回、計数データを送信するように構成すること
が好ましい。
【0017】第2計数機7のケーシング20は、電磁波
を遮蔽可能な鉄板等の金属板や合成樹脂板で構成され、
案内通路21の上下両面は電磁波を遮蔽可能な透明な合
成樹脂板で構成され、ケーシング20内部に組み込まれ
る電子回路が外部からの電磁波で誤動作しないように構
成されている。また、第2計数機7内には、第2計数機
7に対する不正行為を検出するため、次のようなセンサ
ーを主体とした検出手段を設けることが好ましい。 加速度センサー 電磁波を受信するセンサー 光センサー O2 センサー
【0018】の加速度センサーを設けると、第2計数
機7に対する振動を検出し、ケーシング20を壊す等の
破壊行為がなされているか否かを検出できる。の電磁
波を受信するセンサーを設けると、ケーシング20内に
侵入した電磁波により電子回路が誤動作する可能性があ
るか否かを検出し、電磁波による不正行為を検出でき
る。の光センサーを設ける場合には、ケーシング20
を開封することにより、外部の光を受けるように光セン
サーを配置して、ケーシング20を開封したか否かを検
出できる。つまり、ROMを交換するなどの第2計数機
7の電子回路に対する不正行為を行うために、ケーシン
グ20を開封したか否かを検出できる。のO2 セン
サーを設ける場合には、ケーシング20内に予め窒素ガ
スなどを封入し、ケーシング20を開封することによ
り、外部の空気中の酸素をO2センサーが検出すること
を利用して、ケーシング20を開封したか否かを検出で
きる。
【0019】この他、ケーシング20に回路の一部を組
み込み、ケーシング20を開封すると、回路が切断され
るように構成したり、マイクロスイッチを組み込んで、
開封によりマイクロスイッチが操作されるように構成し
て、ケーシング20の開封を検出してもよい。また、複
数種類の検出手段を用いて第2計数機7に対する不正行
為を検出させてもよい。更に、この第2計数機7に対し
て、第2計数機7の電子回路やプログラムが正常に作動
しているか否かを診断する自己診断機能を付与してもよ
いし、人工衛生を利用して現在位置を計測するGPS
(グローバル・ポジショニング・システム)やジャイロ
スコープを組み込んで、正規の位置に設置されているか
否かを検出する位置検出機能を付与してもよい。また、
これらの検出手段により、第2計数機7に対するが不正
行為が検出された場合には、電話回線等を介して制御手
段26から管理用コンピュータ30に警告を発し、第3
者機関に不正行為が発生していることを知らせることに
なる。尚、第2計数機7に対して不正行為がなされた場
合には、プログラムやデータを消去するなどの自己破壊
機能を制御手段26に具備させてもよい。
【0020】このような計数システムにおいては、第2
計数機7を第1計数機4から離して設置できるので、第
1計数機4に対して電磁波を照射するなどの不正行為が
発生した場合でも、その悪影響を受けないようにでき
る。しかも、前述のように不正行為を検出する検出手段
を設けることで、第2計数機7の計数値の信頼性が一層
向上することになる。このため、第1計数機4に対して
不正行為がなされその計数値が操作された場合でも、第
3者機関が第2計数機7の計数値を用いて、不正行為に
よる被害額を認定出来ることになり、損害保険の適用を
受けることも可能となる。また、第2計数機7に対する
不正行為を検出できるので、第2計数機7をリース契約
で借受けている場合には、リース契約の履行保険の適用
も受けることが可能となるので、貸し主、借り主共に保
護されることになる。
【0021】尚、第2計数機7の計数値と第1計数機4
の計数値を比較し、両者が異なる場合には、第1計数機
4に対して不正行為がなされている可能性が高いので、
パチンコ店の従業員に警告を発するように構成してもよ
い。但し、この場合には、第1計数機4の利用者毎に、
第2計数機7により下部ガイドレール6を流れるパチン
コ玉3を計数させることになる。本実施例では、1台の
第1計数機4に対応させて1台の第2計数機7を設けた
が、1台の第2計数機7で複数台の第1計数機4から供
給されるパチンコ玉3を計数するように構成してもよ
い。また、本実施例では、パチンコ玉3の計数システム
に本発明を適用したが、スロットルマシーン等の遊技
器のコイン等の遊技媒体を計数する計数システムに対し
ても本発明を同様に適用できる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る遊技媒体の計数システムに
よれば、第2計数機からの出力に基づいて、遊技媒体を
景品に交換することによる遊技施設の支出を正確に管理
することが可能となり、脱税等の不正行為の発生を抑制
できる。また、第1計数機に対して電磁波などを照射し
てその計数値を誤魔化すなどの不正行為がなされた場合
でも、第2計数機はこの電磁波照射による悪影響を受け
ないように第1計数機から離れた位置に設けられ、第2
計数機の計数値により実際に投入された遊技媒体の個数
を認定できるので、損害保険の適用を受けたり、計数機
をリース契約する場合にはリース契約の履行保険の適用
を受けることが可能となる。しかも、第2計数機は、利
用者の目の届かない位置に設置することが可能なので、
計数値の信頼性を容易に高めることが可能で、しかも外
部から操作できないように構成することで、遊技施設の
内部関係者による不正行為も効果的に防止できる。
【0023】請求項2記載のように構成すると、検出手
段により第2計数機に対する不正行為を検出できるの
で、第2計数機から出力される計数値に対する信頼性が
一層向上する。また、第2計数機に対して不正行為を働
いた者を取り締まることも可能となる。請求項3記載の
ように構成すると、第1計数機と第2計数機の計数値を
比較することで、電磁波などにより第1計数機に対して
不正行為がなされたか否かを検出でき、不正行為者を取
り締まることが可能となるので好ましい。請求項4記載
のように構成すると、不正行為がなされたときにおける
被害を極力少なくしつつ、通信費用を抑えることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ店の仕切壁の一部切欠正面図
【図2】 第1計数機の斜視図
【図3】 第1計数機の縦断面図
【図4】 計数手段の平面図
【図5】 計数手段の側面図
【図6】 第2計数手段の縦断面図
【符号の説明】
W 仕切壁 1 パチンコ台 2 台間玉貸機 3 パチンコ玉 4 第1計数機 5 リフター 6 下部ガイドレール 7 第2計数機 8 上部ガイドレール 10 ホッパー 11 計数手段 12 表示手段 13 出力手段 14 発券スイッチ 15 レール 16 発光部 17 受光部 18 光学式センサー 20 ケーシング 21 案内通路 22 レール 23 発光部 24 受光部 25 光学式センサ
ー 26 制御手段 30 管理用コンピ
ュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−154413(JP,A) 特開 平8−215397(JP,A) 特開 平8−182848(JP,A) 特開 平5−285268(JP,A) 実開 平6−23580(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパーに投入されたパチンコ玉やコイ
    ン等の遊技媒体の個数を計数し、この計数値を印字用紙
    や磁気カードなどの記憶媒体に書き込んで出力する第1
    計数機と、 外部から操作できないように構成され、第1計数機で計
    数した遊技媒体の個数を再度計数して、その計数値を第
    3者機関の管理用コンピュータに送信する第2計数機
    あって、第1計数機に対する電磁波照射による悪影響を
    受けないように第1計数機から離れた位置に設けた第2
    計数機と、 を備えた遊技媒体の計数システム。
  2. 【請求項2】 第2計数機に対する不正行為を検出する
    検出手段を設け、不正行為が検出された場合には、第3
    者機関に警告を発する請求項1記載の遊技媒体の計数シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 第1計数機と第2計数機との計数値を比
    較し、両者の計数値が異なる場合には、第1計数機が誤
    動作しているとして警告を発する請求項1記載の遊技
    体の計数システム。
  4. 【請求項4】 第2計数機では、一定時間毎に計数値を
    第3者機関の管理用コンピュータに送信する請求項1〜
    3のいずれか1項記載の遊技媒体の計数システム。
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