JP3056995U - 車椅子 - Google Patents
車椅子Info
- Publication number
- JP3056995U JP3056995U JP1998006949U JP694998U JP3056995U JP 3056995 U JP3056995 U JP 3056995U JP 1998006949 U JP1998006949 U JP 1998006949U JP 694998 U JP694998 U JP 694998U JP 3056995 U JP3056995 U JP 3056995U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- pipe
- wheelchair
- pipes
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Handcart (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】左右一対のバックパイプ4の外側に大車輪
13を軸着し、且つバックパイプ4の先端に設けられた折
り畳みジョイント16に、その先端にグリップ部14を有す
るグリップパイプ15を軸着した車椅子において、左右一
対のバックパイプ4に対してグリップパイプ15がその起
立時には互いのグリップ部14が外側にハの字状に開くよ
うに設置し、且つジョイント16をグリップパイプ15の折
り畳み時にはグリップ部14が大車輪13に当接しないよう
に内側に回転させてバックパイプ4に組み付けた車椅
子。 【効果】所謂介護型の車椅子の使用時において左右一対
のグリップ部14をハの字状に開いて固定することができ
るため、グリップ部14に力が入り易く、介護人が疲れ難
く、また介護人の側部とグリップ部14との間に余裕がで
き、車椅子の操作が容易となり、しかもグリップ部14が
大車輪13に当接することなくグリップパイプ15を折り畳
むことができる。
13を軸着し、且つバックパイプ4の先端に設けられた折
り畳みジョイント16に、その先端にグリップ部14を有す
るグリップパイプ15を軸着した車椅子において、左右一
対のバックパイプ4に対してグリップパイプ15がその起
立時には互いのグリップ部14が外側にハの字状に開くよ
うに設置し、且つジョイント16をグリップパイプ15の折
り畳み時にはグリップ部14が大車輪13に当接しないよう
に内側に回転させてバックパイプ4に組み付けた車椅
子。 【効果】所謂介護型の車椅子の使用時において左右一対
のグリップ部14をハの字状に開いて固定することができ
るため、グリップ部14に力が入り易く、介護人が疲れ難
く、また介護人の側部とグリップ部14との間に余裕がで
き、車椅子の操作が容易となり、しかもグリップ部14が
大車輪13に当接することなくグリップパイプ15を折り畳
むことができる。
Description
【0001】
この考案は、介護型の車椅子のグリップ部の改良に関するものである。
【0002】
一般に介護型の車椅子には左右一対のバックパイプの外側に大車輪を軸着し、 且つこのバックパイプの先端に設けられた折り畳みジョイントに、その先端にグ リップ部を有するグリップパイプが軸着されている。
【0003】 この左右一対のグリップパイプは、起立時にはグリップ部が互いに平行になり 、且つ不使用時にはバックパイプ上に折り畳まれるような角度でジョイントがバ ックパイプの先端に設けられていた。
【0004】
しかし、上記従来の介護型の車椅子においては使用時においては互いのグリッ プ部が平行であるため、介護人とグリップ部との間隔が狭く、したがって車椅子 の操作が難しく、例えば車椅子をカーブさせる等の操作をする場合には力が入り 難く、疲れ易いという欠点があった。
【0005】 これに対して、グリップパイプの起立時に互いのグリップ部がハの字状に開く ようにすれば、介護人とグリップ部との間に余裕ができ、このため車椅子の操作 が容易となり、例えば車椅子をカーブさせる等の操作を円滑に行うことができる 。
【0006】 しかし、グリップパイプの起立時に互いのグリップ部がハの字状に開くように すれば、車椅子の構造上、グリップ部の一部が大車輪の外側にはみ出ることにな り、このためグリップパイプの折り畳み時にグリップ部が大車輪に当接して折り 畳むことができないという不都合が生ずる。
【0007】
以上の問題点を解決するために、この考案では左右一対のバックパイプの外側 に大車輪を軸着し、且つ該バックパイプの先端に設けられた折り畳みジョイント に、その先端にグリップ部を有するグリップパイプを軸着した車椅子において、 上記左右一対のバックパイプに対してグリップパイプがその起立時には互いのグ リップ部が外側にハの字状に開くように設置し、且つ上記ジョイントを折り畳み 時にはグリップ部が大車輪に当接しないように内側に回転させてバックパイプに 組み付けるようにした車椅子を提案するものである。
【0008】
この考案ではグリップパイプの起立時には互いに反対方向に開いてハの字状に なるので、介護人とグリップ部との間に余裕ができ、このため車椅子の操作が容 易となり、例えば車椅子をカーブさせる等の操作を円滑に行うことができる。
【0009】 しかも、この考案では上記ジョイントが内側に回転させてバックパイプに組み 付けられているため、グリップパイプの折り畳み時にはグリップ部が大車輪に当 接しないように大車輪の内側を通って折り畳まれる。
【0010】 したがって、この考案ではグリップパイプの起立時には互いのグリップ部がハ の字状に開くが、グリップパイプの折り畳み時にはグリップ部が大車輪に当接す ることなく折り畳むことができる。
【0011】
以下、この考案を図示の実施例に基づいて説明すると、図1はこの考案に係る 車椅子であって、車椅子の車体フレームは従来の車椅子と同様に一対のフロント パイプ1,1、レッグパイプ2,2、ベースパイプ3,3及びバックパイプ4, 4をクロスロッド5で結合して構成され、フロントパイプ1,1及びバックパイ プ4,4間にはシート6が張設され、バックパイプ4,4間には背もたれ部7が 設けられ、レッグ2,2間にはレッグレスト8が設けられ、その先端にはフット レスト9が設けられている。
【0012】 また、フロントパイプ1の下方にはステム10と、ステム10の下端にはヨーク11 を介してキャスタ車12が設けられ、バックパイプ4の外側には大車輪13を回動自 在に軸着される。
【0013】 一方、バックパイプ4には、その先端を下方に折り曲げてグリップ部14を形成 したグリップパイプ15がバックパイプ4の先端に設けられたジョイント16に軸着 される。
【0014】 ジョイント16は、グリップパイプ15の後端に設けられた基端部17とバックパイ プ4の先端に設けられた受部18から構成され、基端部17と受部18は軸着部19で軸 着される。
【0015】 基端部17にはストッパ−杆20が貫通し、受部18にはその係合穴21を設け、更に ストッパ−杆20の基部には操作レバ−22を遊嵌すると共に、操作レバ−22の基部 はバネ部材(図示せず)を介在させて軸着部19に軸着させることによりストッパ −杆20をバネ部材の付勢により常には基端部17より突出させるようにしてある。
【0016】 そして、この考案ではグリップパイプ15,15 はその起立時においてグリップ部 14,14 が互いに外側に開いてハの字状になるようにバックパイプ4,4に対して 設置する。
【0017】 また、ジョイント16,16 はグリップパイプ15,15 の折り畳み時にグリップ部14 ,14 が大車輪13,13 に当接しないように若干内側に回転させて(一般の車椅子で は15 度程度)、バックパイプ4,4に組み付ける。
【0018】 以上の構成において、車椅子の使用時にはグリップパイプ15,15 をバックパイ プ4,4に対して起立すると、ストッパ−杆20が穴21に係合されるので、グリッ プ部14,14 はハの字状に固定される。
【0019】 これにより介護人の側部とグリップ部14,14 との間に余裕が生じ、このためグ リップ部14,14 に力が入れ易く、車椅子の操作が容易となり、例えば車椅子をカ ーブさせる等の操作を円滑に行うことができる。
【0020】 また、グリップ部14を折り畳む場合には操作レバー22を手前に引いてストッパ −杆20と穴21の係合を解除し、グリップパイプ15を手前に倒すが、この場合この 考案ではジョイント16が若干内側に回転させてバックパイプ4に組み付けられて いるため、グリップ部14が大車輪13に当接することなく、大車輪13の内側を通っ て折り畳まれる。
【0021】
以上要するに、この考案によれば所謂介護型の車椅子の使用時において左右一 対のグリップ部をハの字状に開いて固定することができるため、グリップ部に力 が入り易く、介護人が疲れ難く、また介護人の側部とグリップ部との間に余裕が でき、車椅子の操作が容易となり、しかもグリップ部が大車輪に当接することな くグリップパイプを折り畳むことができる。
【図1】 この考案の一実施例の説明図であって、
(a)は要部拡大の斜視図、(b)は同上のグリップ部
の平面図
(a)は要部拡大の斜視図、(b)は同上のグリップ部
の平面図
【図2】 同上のジョイント部拡大図
【図3】 従来の介護型車椅子の斜視図
【図4】 同上の車椅子におけるグリップパイプの折り
畳み機構の説明図であって、(a)は要部拡大の斜視
図、(b)は同上のグリップ部の平面図
畳み機構の説明図であって、(a)は要部拡大の斜視
図、(b)は同上のグリップ部の平面図
1はフロントパイプ 2はレッグパイプ 3はベースパイプ 4はバックパイプ 5はクロスロッド 6はシート 7は背もたれ部 8はレッグレスト 9はフットレスト 10はステム 11はヨーク 12はキャスタ車 13は大車輪 14はグリップ部 15はグリップパイプ 16はジョイント 17は基端部 18は受部 19は軸着部 20はストッパ−杆 21は係合穴 22は操作レバ−
Claims (1)
- 【請求項1】 左右一対のバックパイプの外側に大車輪
を軸着し、且つ該バックパイプの先端に設けられた折り
畳みジョイントに、その先端にグリップ部を有するグリ
ップパイプを軸着した車椅子において、上記左右一対の
バックパイプに対してグリップパイプがその起立時には
互いのグリップ部が外側にハの字状に開くように設置
し、且つ上記ジョイントを折り畳み時にはグリップ部が
大車輪に当接しないように内側に回転させてバックパイ
プに組み付けるようにしたことを特徴とする車椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998006949U JP3056995U (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998006949U JP3056995U (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 車椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3056995U true JP3056995U (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=43190935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998006949U Expired - Lifetime JP3056995U (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 車椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3056995U (ja) |
-
1998
- 1998-08-25 JP JP1998006949U patent/JP3056995U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000142419A (ja) | 折りたたみ式歩行器 | |
JP3056995U (ja) | 車椅子 | |
JP2010246649A (ja) | 歩行補助具 | |
CN212490463U (zh) | 一种新型轮椅骨架折叠装置 | |
JP3205287B2 (ja) | 手押し老人車の前輪装置 | |
JP3072460B2 (ja) | 車椅子 | |
JP3045765U (ja) | 折り畳み可能なスケーティングカート | |
JPH05208035A (ja) | 車椅子 | |
JPH05115509A (ja) | 障害者用車椅子 | |
JP6261069B2 (ja) | 車いす | |
JPS6137544Y2 (ja) | ||
JP3084914U (ja) | 車椅子 | |
JPH0717305Y2 (ja) | 車椅子 | |
JP2002017788A (ja) | 車椅子 | |
JP3043043U (ja) | 手押し車椅子 | |
JPS6124440Y2 (ja) | ||
JPH0122658Y2 (ja) | ||
JPH0525955Y2 (ja) | ||
JP2008079703A (ja) | 折りたたみ車椅子 | |
JP4340816B2 (ja) | 車椅子 | |
JP2000316912A (ja) | 車椅子 | |
JPH085695Y2 (ja) | 歩行器 | |
JP3060858U (ja) | 立ち上がり援助機構付き車椅子 | |
CN111513945A (zh) | 一种横向轮椅骨架折叠机构 | |
JP3036658U (ja) | 車輪に手袖口が接触しない車椅子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |