JP3056986B2 - ステンレス鋼の酸洗方法 - Google Patents
ステンレス鋼の酸洗方法Info
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- JP3056986B2 JP3056986B2 JP7302762A JP30276295A JP3056986B2 JP 3056986 B2 JP3056986 B2 JP 3056986B2 JP 7302762 A JP7302762 A JP 7302762A JP 30276295 A JP30276295 A JP 30276295A JP 3056986 B2 JP3056986 B2 JP 3056986B2
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面性状の優れた
ステンレス鋼板の製造方法に関する。
ステンレス鋼板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ステンレス鋼では、一般に、硫酸、塩酸
等の非酸化性の酸、又はそれらの混合酸に浸漬し、地鉄
を溶解することによって、熱延時又は焼鈍時に生成した
スケールや脱Cr層を除去する。またこの時、同時に種
々の原因で形成された表面の凹凸、例えば、熱延時のス
ケールの食い込み、ショットブラストの跡などを、平滑
化することも行われる。その後、ステンレス鋼は、さら
に硝酸、硝弗酸等の酸化性の酸に浸漬され、表面のスマ
ット(汚れ)を除去したり、不動態化処理等が施され
る。これらの酸洗は、特に前者は、ステンレス鋼の重要
な特性である光沢や耐食性を向上させるために、極めて
重要である。
等の非酸化性の酸、又はそれらの混合酸に浸漬し、地鉄
を溶解することによって、熱延時又は焼鈍時に生成した
スケールや脱Cr層を除去する。またこの時、同時に種
々の原因で形成された表面の凹凸、例えば、熱延時のス
ケールの食い込み、ショットブラストの跡などを、平滑
化することも行われる。その後、ステンレス鋼は、さら
に硝酸、硝弗酸等の酸化性の酸に浸漬され、表面のスマ
ット(汚れ)を除去したり、不動態化処理等が施され
る。これらの酸洗は、特に前者は、ステンレス鋼の重要
な特性である光沢や耐食性を向上させるために、極めて
重要である。
【0003】ステンレス鋼は、普通鋼と比べて、前述の
酸による溶解速度が遅い。そのため、それらの酸洗にお
いては、例えば、80℃の20%硫酸に60秒浸漬する
というように、溶解力の大きい高温、高濃度の酸に、長
時間浸漬する方法が用いられている。しかし、近年のよ
うに、耐食性の高いステンレス鋼が多くなると、従来の
酸洗方法では、スケールや地鉄表層の脱Cr層を十分に
除去できないという問題が生じてきた。また、近年のよ
うに、生産性を向上させるために冷間圧延を大径ロール
で行う場合には、熱延鋼板の凹凸が冷延後にも残りやす
く、従来の酸洗方法では、光沢が低下するという問題も
生じてきた。
酸による溶解速度が遅い。そのため、それらの酸洗にお
いては、例えば、80℃の20%硫酸に60秒浸漬する
というように、溶解力の大きい高温、高濃度の酸に、長
時間浸漬する方法が用いられている。しかし、近年のよ
うに、耐食性の高いステンレス鋼が多くなると、従来の
酸洗方法では、スケールや地鉄表層の脱Cr層を十分に
除去できないという問題が生じてきた。また、近年のよ
うに、生産性を向上させるために冷間圧延を大径ロール
で行う場合には、熱延鋼板の凹凸が冷延後にも残りやす
く、従来の酸洗方法では、光沢が低下するという問題も
生じてきた。
【0004】これらの問題は、酸洗時におけるステンレ
ス鋼の溶解量が不十分であることが原因である。酸洗時
の溶解量を増すためには、酸の濃度、温度を上げること
や浸漬時間を長くすることは、もちろん有効である。し
かし、前述したように、現在の酸洗条件が、既に高濃
度、高温、長時間であるために、実際には、これ以上の
改善を施すことは困難であり、設備の大幅な改造を必要
とし経済的ではない。また、硫酸の濃度を上げること
は、排酸処理におけるスラリーの増加を生ずるので経済
的でない。
ス鋼の溶解量が不十分であることが原因である。酸洗時
の溶解量を増すためには、酸の濃度、温度を上げること
や浸漬時間を長くすることは、もちろん有効である。し
かし、前述したように、現在の酸洗条件が、既に高濃
度、高温、長時間であるために、実際には、これ以上の
改善を施すことは困難であり、設備の大幅な改造を必要
とし経済的ではない。また、硫酸の濃度を上げること
は、排酸処理におけるスラリーの増加を生ずるので経済
的でない。
【0005】また、ステンレス鋼の表面粗度を低減する
効果には、回転ブラシを使用することが有効であるが、
高額の設備投資を必要とし、ブラシの損耗量が大きいの
で経済的でない。ショットブラストの投射エネルギーを
低下させると粗度は低下するが、脱スケール性が低下し
てしまい、結果的に酸洗速度を低下せざるを得なくなっ
てしまうので逆に生産性が低下してしまう。
効果には、回転ブラシを使用することが有効であるが、
高額の設備投資を必要とし、ブラシの損耗量が大きいの
で経済的でない。ショットブラストの投射エネルギーを
低下させると粗度は低下するが、脱スケール性が低下し
てしまい、結果的に酸洗速度を低下せざるを得なくなっ
てしまうので逆に生産性が低下してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ステンレス鋼帯の酸洗
ラインで、増速をしようとした時には、ショットブラス
トの投射エネルギーを大きくすることが一番有効であ
る。しかしながら、ショットブラストの投射エネルギー
を大きくしてステンレス鋼板の速度を増加させると、酸
洗時間が低下することと、ショットブラストの投射エネ
ルギーが大きくなることによって、鋼板の表面粗度が大
きくなり、冷間圧延後に「キラキラ(ゴールドダストと
も呼ばれている)」と呼ばれる表面欠陥が増加してしま
う問題があった。「キラキラ」は鋼板表面の凸部が圧延
により倒れ込むために生ずる現象である。
ラインで、増速をしようとした時には、ショットブラス
トの投射エネルギーを大きくすることが一番有効であ
る。しかしながら、ショットブラストの投射エネルギー
を大きくしてステンレス鋼板の速度を増加させると、酸
洗時間が低下することと、ショットブラストの投射エネ
ルギーが大きくなることによって、鋼板の表面粗度が大
きくなり、冷間圧延後に「キラキラ(ゴールドダストと
も呼ばれている)」と呼ばれる表面欠陥が増加してしま
う問題があった。「キラキラ」は鋼板表面の凸部が圧延
により倒れ込むために生ずる現象である。
【0007】本発明は、前記問題点を解決したステンレ
ス鋼の酸洗方法の技術を提供することを目的とする。
ス鋼の酸洗方法の技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために酸洗促進剤を酸洗槽に添加して酸洗能力
を向上させ、ショットブラストの投射エネルギー増加に
より表面粗度が大きくなることを防止し、かつ酸洗速度
を大きくすることを可能にしたものである。すなわち本
発明は、ステンレス鋼帯の酸洗に当り、ショットブラス
トの投射エネルギーを増加し、酸洗速度を大にすると共
に、酸洗液に酸洗促進剤を添加し、鋼板の表面粗度の増
加を防止し表面性状を向上させることを特徴とするステ
ンレス鋼の酸洗方法である。
解決するために酸洗促進剤を酸洗槽に添加して酸洗能力
を向上させ、ショットブラストの投射エネルギー増加に
より表面粗度が大きくなることを防止し、かつ酸洗速度
を大きくすることを可能にしたものである。すなわち本
発明は、ステンレス鋼帯の酸洗に当り、ショットブラス
トの投射エネルギーを増加し、酸洗速度を大にすると共
に、酸洗液に酸洗促進剤を添加し、鋼板の表面粗度の増
加を防止し表面性状を向上させることを特徴とするステ
ンレス鋼の酸洗方法である。
【0009】ここで酸洗促進剤とは、例えばチオグリコ
ール酸のように、水に溶解したとき、イオウが分離し、
かつカルボキシル基を有する親水性の物質であるとよ
い。酸洗促進剤の添加量は、酸洗用の酸に対して0.0
5重量%以上、2.0重量%以下とすることが好まし
い。0.05重量%未満では酸洗促進率が乏しく、一
方、2.0重量%を越えると酸洗促進効果が飽和するの
で2.0重量%を上限とする。
ール酸のように、水に溶解したとき、イオウが分離し、
かつカルボキシル基を有する親水性の物質であるとよ
い。酸洗促進剤の添加量は、酸洗用の酸に対して0.0
5重量%以上、2.0重量%以下とすることが好まし
い。0.05重量%未満では酸洗促進率が乏しく、一
方、2.0重量%を越えると酸洗促進効果が飽和するの
で2.0重量%を上限とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明によれば、酸洗促進剤を使
用することによって、大規模な設備変更や新規投資なし
に、また鋼板の表面粗度を変化させることなく、酸洗速
度を大きくすることができるようになる。ステンレス鋼
の酸洗において脱スケールに大きな影響を与えているの
は、ショットブラストの投射エネルギーである。ショッ
トブラストの投射エネルギーを大きくすれば、脱スケー
ル性が向上して、簡単に酸洗速度を大きくすることがで
きる。しかし、ショットブラストの投射エネルギーを大
きくすると鋼板の表面粗度が大きくなってしまう。粗度
が大きくなるとその後冷間圧延すると「キラキラ」と呼
ばれるコールド品の表面欠陥が増加してしまうというデ
メリットが発生する。
用することによって、大規模な設備変更や新規投資なし
に、また鋼板の表面粗度を変化させることなく、酸洗速
度を大きくすることができるようになる。ステンレス鋼
の酸洗において脱スケールに大きな影響を与えているの
は、ショットブラストの投射エネルギーである。ショッ
トブラストの投射エネルギーを大きくすれば、脱スケー
ル性が向上して、簡単に酸洗速度を大きくすることがで
きる。しかし、ショットブラストの投射エネルギーを大
きくすると鋼板の表面粗度が大きくなってしまう。粗度
が大きくなるとその後冷間圧延すると「キラキラ」と呼
ばれるコールド品の表面欠陥が増加してしまうというデ
メリットが発生する。
【0011】ショットブラストの投射エネルギーを増加
させて酸洗速度を大きくし、かつ、鋼板の粗度を低下さ
せるには、ブラシを使用することが有効であるが、ブラ
シでは、粗度低下に限界があり、また、消耗ブラシのコ
ストが高く不経済である。その点酸洗促進剤は鋼板トン
当りのコストが安く、大規模な設備投資を必要としない
ので操業のニーズにマッチしており好適である。
させて酸洗速度を大きくし、かつ、鋼板の粗度を低下さ
せるには、ブラシを使用することが有効であるが、ブラ
シでは、粗度低下に限界があり、また、消耗ブラシのコ
ストが高く不経済である。その点酸洗促進剤は鋼板トン
当りのコストが安く、大規模な設備投資を必要としない
ので操業のニーズにマッチしており好適である。
【0012】
【実施例】ステンレス熱延鋼帯の焼鈍酸洗ラインに適用
した例を示す。図1は本発明を適用したHAPL( Hot
Stainless strip Annealing and Pickling Line )
(熱延板焼鈍酸洗ライン)の側面図である。巻戻しリー
ル1で巻戻されたステンレス鋼帯10はルーパ装置2を
経て連続焼鈍炉3において焼鈍される。焼鈍されたステ
ンレス鋼帯はショットブラスト装置4においてショット
ブラストされ、次いで酸洗槽5に送られて酸洗されルー
パ装置6を経て巻取装置7に巻取られる。
した例を示す。図1は本発明を適用したHAPL( Hot
Stainless strip Annealing and Pickling Line )
(熱延板焼鈍酸洗ライン)の側面図である。巻戻しリー
ル1で巻戻されたステンレス鋼帯10はルーパ装置2を
経て連続焼鈍炉3において焼鈍される。焼鈍されたステ
ンレス鋼帯はショットブラスト装置4においてショット
ブラストされ、次いで酸洗槽5に送られて酸洗されルー
パ装置6を経て巻取装置7に巻取られる。
【0013】熱延ステンレス鋼帯の酸洗後の表面粗度
(Rmax)と冷間圧延後の表面欠陥「キラキラ」の発
生率との相関を表すグラフを図2に示す。図2に示した
ように、表面粗度が大きくなると冷間圧延後に「キラキ
ラ」の発生率が大きくなることがわかる。一方、HAP
Lでのショットブラストの投射エネルギーとその時の表
面粗度(Rmax)の関係とHAPLの酸洗液の中に酸
洗促進剤を0−10%投入したときのショットブラスト
の投射エネルギーと酸洗後の鋼帯の表面粗度(Rma
x)の関係を図3に示す。図3からわかることはHAP
Lに酸洗促進剤を適用すれば、鋼帯の表面粗度の増加な
しに、ショットブラストの投射エネルギーを工程条件の
2.0倍まで大きくすることが可能であることである。
(Rmax)と冷間圧延後の表面欠陥「キラキラ」の発
生率との相関を表すグラフを図2に示す。図2に示した
ように、表面粗度が大きくなると冷間圧延後に「キラキ
ラ」の発生率が大きくなることがわかる。一方、HAP
Lでのショットブラストの投射エネルギーとその時の表
面粗度(Rmax)の関係とHAPLの酸洗液の中に酸
洗促進剤を0−10%投入したときのショットブラスト
の投射エネルギーと酸洗後の鋼帯の表面粗度(Rma
x)の関係を図3に示す。図3からわかることはHAP
Lに酸洗促進剤を適用すれば、鋼帯の表面粗度の増加な
しに、ショットブラストの投射エネルギーを工程条件の
2.0倍まで大きくすることが可能であることである。
【0014】その効果を利用してHAPLの増速実験を
行った。表1に、ショットブラストの投射水準の名称と
投射エネルギー比と、実験水準を示した。結果を図4に
示す。図4において、水準1、2、3は表2に示すよう
な条件である。図4から明らかなように、水準3では平
均ライン速度が3.7mpmも増加したうえに、スケー
ル残りの発生率は0.0%まで低下した。
行った。表1に、ショットブラストの投射水準の名称と
投射エネルギー比と、実験水準を示した。結果を図4に
示す。図4において、水準1、2、3は表2に示すよう
な条件である。図4から明らかなように、水準3では平
均ライン速度が3.7mpmも増加したうえに、スケー
ル残りの発生率は0.0%まで低下した。
【0015】また、水準1〜3の実験材のコイル表面粗
度(Rmax)とキラキラの評点の測定結果を図5に示
す。図5からわかるように、表面粗度が約2.3μm小
さくなり、さらに「キラキラ」評点も1.6ポイント小
さくなった。なお、これはHAPLに限ることではなく
ステンレス鋼の酸洗ラインで、ショットブラストと酸洗
槽を有しているラインならば適用できるものである。
度(Rmax)とキラキラの評点の測定結果を図5に示
す。図5からわかるように、表面粗度が約2.3μm小
さくなり、さらに「キラキラ」評点も1.6ポイント小
さくなった。なお、これはHAPLに限ることではなく
ステンレス鋼の酸洗ラインで、ショットブラストと酸洗
槽を有しているラインならば適用できるものである。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】 ──────────────────────────────────── 水準1 ソフトショット(エネルギー比1) 酸洗促進剤不添加 水準2 ソフトショット(エネルギー比1) 酸洗促進剤添加 水準3 セミハードショット(エネルギー比1.7) 酸洗促進剤添加 ────────────────────────────────────
【0018】
【発明の効果】本発明は、酸洗促進剤を利用してステン
レス鋼帯の表面粗度の上昇なしに、安価にライン速度を
増加させることが可能になった。また、ショットブラス
トの投射エネルギーを増加させることができるのでスケ
ール残りの発生率も低下させることができる。また、シ
ョットブラストの投射エネルギーを表面粗度が現条件よ
り低下するようにしてやれば、冷間圧延後の「キラキ
ラ」の発生率を低下させることも可能になるという効果
もある。
レス鋼帯の表面粗度の上昇なしに、安価にライン速度を
増加させることが可能になった。また、ショットブラス
トの投射エネルギーを増加させることができるのでスケ
ール残りの発生率も低下させることができる。また、シ
ョットブラストの投射エネルギーを表面粗度が現条件よ
り低下するようにしてやれば、冷間圧延後の「キラキ
ラ」の発生率を低下させることも可能になるという効果
もある。
【図1】本発明の適用をしたHAPLの側面図である。
【図2】鋼板の表面粗度と冷間圧延後の「キラキラ」の
発生率を示すグラフである。
発生率を示すグラフである。
【図3】酸洗促進剤のあり、なしでのショットブラスト
の投射エネルギーと鋼板の表面粗度の関係を示すグラフ
である。
の投射エネルギーと鋼板の表面粗度の関係を示すグラフ
である。
【図4】実施例の増速実験の結果を示すグラフである。
【図5】実施例の表面粗度とキラキラ評点を示すグラフ
である。
である。
1 巻戻しリール 2、6 ルーパ装
置 3 焼鈍炉 4 ショットブ
ラスト装置 5 酸洗槽 7 巻取装置 10 ステンレス鋼帯
置 3 焼鈍炉 4 ショットブ
ラスト装置 5 酸洗槽 7 巻取装置 10 ステンレス鋼帯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河端 良和 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎 製鉄株式会社 技術研究所内 (56)参考文献 特開 平5−33171(JP,A) 特開 昭64−288(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23G 1/08 B24C 1/00
Claims (1)
- 【請求項1】 ステンレス鋼帯の酸洗に当り、ショット
ブラストの投射エネルギーを増加し、酸洗速度を大にす
ると共に、酸洗液に酸洗促進剤を添加し、鋼板の表面粗
度の増加を防止し表面性状を向上させることを特徴とす
るステンレス鋼の酸洗方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7302762A JP3056986B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | ステンレス鋼の酸洗方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7302762A JP3056986B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | ステンレス鋼の酸洗方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09143768A JPH09143768A (ja) | 1997-06-03 |
JP3056986B2 true JP3056986B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=17912845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7302762A Expired - Fee Related JP3056986B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | ステンレス鋼の酸洗方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3056986B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102688111B1 (ko) | 2022-05-20 | 2024-07-24 | 권종훈 | 물뿌리개 헤드 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050160780A1 (en) * | 2002-04-16 | 2005-07-28 | Yukio Kimura | Surface treatment facility of metal plate, method for producing metal plate and system for producing metal plate |
KR102142761B1 (ko) * | 2018-08-06 | 2020-08-07 | 주식회사 포스코 | 건축 내외장용 린 듀플렉스 스테인리스강 및 이의 제조방법 |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP7302762A patent/JP3056986B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102688111B1 (ko) | 2022-05-20 | 2024-07-24 | 권종훈 | 물뿌리개 헤드 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09143768A (ja) | 1997-06-03 |
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---|---|---|---|
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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