JP3056411B2 - シールテープの案内機構及びこれを用いたシールテープ自動貼付け装置 - Google Patents
シールテープの案内機構及びこれを用いたシールテープ自動貼付け装置Info
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- JP3056411B2 JP3056411B2 JP2585896A JP2585896A JP3056411B2 JP 3056411 B2 JP3056411 B2 JP 3056411B2 JP 2585896 A JP2585896 A JP 2585896A JP 2585896 A JP2585896 A JP 2585896A JP 3056411 B2 JP3056411 B2 JP 3056411B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールテープ供給
装置からのシールテープをガイドレールに沿って走行さ
せて、ワークにシールテープを貼付けてゆくシールテー
プ貼付け機構へ案内するシールテープの案内機構、およ
び、例えばカーエアコン用のダクト等のワークに、ウレ
タン発泡体等からなる伸縮性のある柔軟なシールテープ
を二次元的あるいは三次元的に貼付けるためのシールテ
ープ自動貼付け装置に関する。
装置からのシールテープをガイドレールに沿って走行さ
せて、ワークにシールテープを貼付けてゆくシールテー
プ貼付け機構へ案内するシールテープの案内機構、およ
び、例えばカーエアコン用のダクト等のワークに、ウレ
タン発泡体等からなる伸縮性のある柔軟なシールテープ
を二次元的あるいは三次元的に貼付けるためのシールテ
ープ自動貼付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シールテープ供給装置から繰り出
された、伸縮性のある柔軟なシールテープをシールテー
プ貼付け機構へ案内する機構として、シールテープの断
面形状よりも少し大きな内部孔(あるいは溝)を有する
ガイドレールが用いられる。シールテープはこのガイド
レール内を直線的に走行することにより、シールテープ
貼付け機構に導かれるようになっている。このガイドレ
ールの終端部分には、図19に示すように、シールテー
プTの接着面に貼り合わされたセパレータSを剥離する
ための剥離ローラ80が配備され、この剥離ローラ80
にセパレータSのみを巻回案内させてセパレータSをシ
ールテープTから剥離し、接着面が露出したシールテー
プTを図示しない貼付け装置本体の貼付け機構部へ送り
出している。
された、伸縮性のある柔軟なシールテープをシールテー
プ貼付け機構へ案内する機構として、シールテープの断
面形状よりも少し大きな内部孔(あるいは溝)を有する
ガイドレールが用いられる。シールテープはこのガイド
レール内を直線的に走行することにより、シールテープ
貼付け機構に導かれるようになっている。このガイドレ
ールの終端部分には、図19に示すように、シールテー
プTの接着面に貼り合わされたセパレータSを剥離する
ための剥離ローラ80が配備され、この剥離ローラ80
にセパレータSのみを巻回案内させてセパレータSをシ
ールテープTから剥離し、接着面が露出したシールテー
プTを図示しない貼付け装置本体の貼付け機構部へ送り
出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例には次のような問題点がある。すなわち、シー
ルテープTは柔軟なスポンジ状の基材の一面に接着面を
形成したものであり、ここにセパレータSを剥離可能に
取付けたものであるが、図20に示すように接着面を形
成する接着剤の一部が側方にはみ出していることがあ
る。この接着剤のはみ出し部HがセパレータSとシール
テープTとの間でブリッジ状に繋がると、セパレータS
がうまく分離できなくなり、図19中の仮想線で示すよ
うに、セパレータSに引きずられてシールテープTまで
もがガイドレール10の外方に引き出されてしまい、シ
ールテープの貼付けに支障をきたすことがある。特に、
このような現象はシールテープTが薄かったり柔軟なほ
ど生じやすいものである。
た従来例には次のような問題点がある。すなわち、シー
ルテープTは柔軟なスポンジ状の基材の一面に接着面を
形成したものであり、ここにセパレータSを剥離可能に
取付けたものであるが、図20に示すように接着面を形
成する接着剤の一部が側方にはみ出していることがあ
る。この接着剤のはみ出し部HがセパレータSとシール
テープTとの間でブリッジ状に繋がると、セパレータS
がうまく分離できなくなり、図19中の仮想線で示すよ
うに、セパレータSに引きずられてシールテープTまで
もがガイドレール10の外方に引き出されてしまい、シ
ールテープの貼付けに支障をきたすことがある。特に、
このような現象はシールテープTが薄かったり柔軟なほ
ど生じやすいものである。
【0004】本発明は、このような実情に着目してなさ
れたものであって、シールテープとセパレータとの間が
接着剤のはみ出しで繋がっていても、これを確実に分離
してシールテープを送り出すことのできるシールテープ
の案内機構、およびこれを用いたシールテープ自動貼付
け装置を提供することを目的としている。
れたものであって、シールテープとセパレータとの間が
接着剤のはみ出しで繋がっていても、これを確実に分離
してシールテープを送り出すことのできるシールテープ
の案内機構、およびこれを用いたシールテープ自動貼付
け装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では次のような構成をとる。すなわち、請求
項1に記載の発明は、接着面にセパレータが貼り合わさ
れたシールテープを供給するシールテープ供給装置と、
前記シールテープからセパレータを剥離して、そのシー
ルテープをワークに貼付けてゆくシールテープ貼付け機
構との間に介在し、前記シールテープ供給装置から連続
的に導出されたシールテープをガイドレールに沿って走
行させて前記シールテープ貼付け機構に案内するシール
テープの案内機構において、前記ガイドレールの途中
に、シールテープの走行経路に沿って近接配備された一
対の予備剥離ローラと、前記一対の予備剥離ローラの中
間下方に配備されるガイドローラとを備え、ガイドレー
ルに沿って送られてきたシールテープに貼り合わされた
セパレータを走行経路上手側にある予備剥離ローラに巻
回させてガイドレール外へ導出し、このセパレータを前
記ガイドローラに巻回させて再びガイドレール側に導
き、さらに走行経路下手側にある予備剥離ローラに巻回
させてシールテープの走行経路に戻すことにより、剥離
されたセパレータをシールテープの接着面に再び貼り合
わせてシールテープ貼付け機構へ送りだし、 かつ、前記
一対の予備剥離ローラは、両ローラのテープ案内外周面
の最短間隔が前記ガイドロールのテープ案内外周面の直
径よりも狭くなるように近接配置されていることを特徴
とする。
に、本発明では次のような構成をとる。すなわち、請求
項1に記載の発明は、接着面にセパレータが貼り合わさ
れたシールテープを供給するシールテープ供給装置と、
前記シールテープからセパレータを剥離して、そのシー
ルテープをワークに貼付けてゆくシールテープ貼付け機
構との間に介在し、前記シールテープ供給装置から連続
的に導出されたシールテープをガイドレールに沿って走
行させて前記シールテープ貼付け機構に案内するシール
テープの案内機構において、前記ガイドレールの途中
に、シールテープの走行経路に沿って近接配備された一
対の予備剥離ローラと、前記一対の予備剥離ローラの中
間下方に配備されるガイドローラとを備え、ガイドレー
ルに沿って送られてきたシールテープに貼り合わされた
セパレータを走行経路上手側にある予備剥離ローラに巻
回させてガイドレール外へ導出し、このセパレータを前
記ガイドローラに巻回させて再びガイドレール側に導
き、さらに走行経路下手側にある予備剥離ローラに巻回
させてシールテープの走行経路に戻すことにより、剥離
されたセパレータをシールテープの接着面に再び貼り合
わせてシールテープ貼付け機構へ送りだし、 かつ、前記
一対の予備剥離ローラは、両ローラのテープ案内外周面
の最短間隔が前記ガイドロールのテープ案内外周面の直
径よりも狭くなるように近接配置されていることを特徴
とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、接着面に
セパレータが貼り合わされたシールテープを連続的に繰
り出すシールテープ供給装置と、前記シールテープ供給
装置から供給されたシールテープをワークに貼付けてゆ
く位置固定の貼付け装置本体と、支持したワークのテー
プ貼付け部位が貼付け装置本体の貼付け処理位置におい
て一定方向に向かうようにワークの姿勢を連続的に変化
させる多関節型のワーク支持ロボットとからなり、前記
貼付け装置本体は、シールテープ供給装置から供給され
たシールテープをガイドレールに沿って走行案内させる
シールテープ案内機構と、前記シールテープをワークの
姿勢変更に応じて送りだすテープ送り出し機構と、前記
ガイドレールの終端部でシールテープの接着面からセパ
レータを剥離回収するセパレータ主剥離機構と、セパレ
ータが剥離されたシールテープをワークのテープ貼付け
部位に押圧するテープ押付け機構と、設定長さのテープ
貼付け完了後にシールテープを切断するテープカット機
構とを備え、かつ、前記シールテープ案内機構は、前記
ガイドレールの途中に、シールテープの走行経路に沿っ
て近接配備された一対の予備剥離ローラと、前記一対の
予備剥離ローラの中間下方に配備されるガイドローラと
を備え、ガイドレールに沿って送られてきたシールテー
プに貼り合わされたセパレータを走行経路上手側にある
予備剥離ローラに巻回させてガイドレール外へ導出し、
このセパレータを前記ガイドローラに巻回させて再びガ
イドレール側に導き、さらに走行経路下手側にある予備
剥離ローラに巻回させてシールテープの走行経路に戻す
ことにより、剥離されたセパレータをシールテープの接
着面に再び貼り合わせて送りだし、 かつ、前記一対の予
備剥離ローラは、両ローラのテープ案内外周面の最短間
隔が前記ガイドロールのテープ案内外周面の直径よりも
狭くなるように近接配置されていることを特徴とする。
セパレータが貼り合わされたシールテープを連続的に繰
り出すシールテープ供給装置と、前記シールテープ供給
装置から供給されたシールテープをワークに貼付けてゆ
く位置固定の貼付け装置本体と、支持したワークのテー
プ貼付け部位が貼付け装置本体の貼付け処理位置におい
て一定方向に向かうようにワークの姿勢を連続的に変化
させる多関節型のワーク支持ロボットとからなり、前記
貼付け装置本体は、シールテープ供給装置から供給され
たシールテープをガイドレールに沿って走行案内させる
シールテープ案内機構と、前記シールテープをワークの
姿勢変更に応じて送りだすテープ送り出し機構と、前記
ガイドレールの終端部でシールテープの接着面からセパ
レータを剥離回収するセパレータ主剥離機構と、セパレ
ータが剥離されたシールテープをワークのテープ貼付け
部位に押圧するテープ押付け機構と、設定長さのテープ
貼付け完了後にシールテープを切断するテープカット機
構とを備え、かつ、前記シールテープ案内機構は、前記
ガイドレールの途中に、シールテープの走行経路に沿っ
て近接配備された一対の予備剥離ローラと、前記一対の
予備剥離ローラの中間下方に配備されるガイドローラと
を備え、ガイドレールに沿って送られてきたシールテー
プに貼り合わされたセパレータを走行経路上手側にある
予備剥離ローラに巻回させてガイドレール外へ導出し、
このセパレータを前記ガイドローラに巻回させて再びガ
イドレール側に導き、さらに走行経路下手側にある予備
剥離ローラに巻回させてシールテープの走行経路に戻す
ことにより、剥離されたセパレータをシールテープの接
着面に再び貼り合わせて送りだし、 かつ、前記一対の予
備剥離ローラは、両ローラのテープ案内外周面の最短間
隔が前記ガイドロールのテープ案内外周面の直径よりも
狭くなるように近接配置されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の作用は次の通りである。すなわち、請
求項1に記載の発明によれば、シールテープ供給装置か
らのシールテープは、下面にセパレータを位置させた姿
勢でガイドレールに沿って移送され、セパレータは先ず
前方(供給方向の上手側)の予備剥離ローラによって接
着面から剥離されてガイドレール下方に導かれ、次いで
ガイドローラによってUターン案内された後、後方(供
給方向の下手側)の予備剥離ローラによって再びシール
テープの接着面上に案内移送される。この場合、前方の
予備剥離ローラによってセパレータが剥離される際、接
着剤のはみ出しによってシールテープが下方に引き出さ
れようとしても、シールテープは後方の予備剥離ローラ
によって支持されるため、セパレータに伴って下方に引
きずり出されることはない。
求項1に記載の発明によれば、シールテープ供給装置か
らのシールテープは、下面にセパレータを位置させた姿
勢でガイドレールに沿って移送され、セパレータは先ず
前方(供給方向の上手側)の予備剥離ローラによって接
着面から剥離されてガイドレール下方に導かれ、次いで
ガイドローラによってUターン案内された後、後方(供
給方向の下手側)の予備剥離ローラによって再びシール
テープの接着面上に案内移送される。この場合、前方の
予備剥離ローラによってセパレータが剥離される際、接
着剤のはみ出しによってシールテープが下方に引き出さ
れようとしても、シールテープは後方の予備剥離ローラ
によって支持されるため、セパレータに伴って下方に引
きずり出されることはない。
【0008】このように、セパレータが一旦接着面から
剥離されてガイドレールの下方に導かれることではみ出
した接着剤も完全に分離され、しかも、セパレータが再
びシールテープの接着面上に導かれた時には元の接着箇
所とは異なった位置で接着面に再貼付けされるので、シ
ールテープ側に残ったはみ出し接着剤とセパレータ側に
残ったはみ出し接着剤とが、再び付着し合うことがない
状態でシールテープ貼付け機構に案内される。
剥離されてガイドレールの下方に導かれることではみ出
した接着剤も完全に分離され、しかも、セパレータが再
びシールテープの接着面上に導かれた時には元の接着箇
所とは異なった位置で接着面に再貼付けされるので、シ
ールテープ側に残ったはみ出し接着剤とセパレータ側に
残ったはみ出し接着剤とが、再び付着し合うことがない
状態でシールテープ貼付け機構に案内される。
【0009】また、請求項2に記載の発明によれば、シ
ールテープ供給装置からのシールテープをガイドレール
に沿って案内走行させ、ガイドレールの途中に装備した
一対の予備剥離ローラとガイドローラとによって、シー
ルテープからセパレータを一旦剥離して再びシールテー
プに貼り合わせる。その結果、シールテープとセパレー
タとの接着力が弱まった状態で、シールテープとセパレ
ータが一体となってセパレータ主剥離機構に送られる。
セパレータ主剥離機構によってシールテープの接着面か
らセパレータが剥離回収され、シールテープのみが貼付
け装置本体に繰り出される。そして、ワーク支持ロボッ
トが支持したワークのテープ貼付け部位が貼付け装置本
体に対して一定位置において一定向きに維持されるよう
に、予めプログラムされた動作手順でワークを連続的に
姿勢変更することにより、ワークのテープ貼付け部位に
テープ押付け機構を介してシールテープが貼付けられて
ゆく。ワーク姿勢が一巡したところでシールテープを切
断して最終貼付けを行い、これで1回の貼付け作動が完
了する。
ールテープ供給装置からのシールテープをガイドレール
に沿って案内走行させ、ガイドレールの途中に装備した
一対の予備剥離ローラとガイドローラとによって、シー
ルテープからセパレータを一旦剥離して再びシールテー
プに貼り合わせる。その結果、シールテープとセパレー
タとの接着力が弱まった状態で、シールテープとセパレ
ータが一体となってセパレータ主剥離機構に送られる。
セパレータ主剥離機構によってシールテープの接着面か
らセパレータが剥離回収され、シールテープのみが貼付
け装置本体に繰り出される。そして、ワーク支持ロボッ
トが支持したワークのテープ貼付け部位が貼付け装置本
体に対して一定位置において一定向きに維持されるよう
に、予めプログラムされた動作手順でワークを連続的に
姿勢変更することにより、ワークのテープ貼付け部位に
テープ押付け機構を介してシールテープが貼付けられて
ゆく。ワーク姿勢が一巡したところでシールテープを切
断して最終貼付けを行い、これで1回の貼付け作動が完
了する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明のシー
ルテープ自動貼付け装置は、貼付け装置本体1と、シー
ルテープ供給装置2と、多関節型のワーク支持ロボット
3とから構成されている。
ルテープ自動貼付け装置は、貼付け装置本体1と、シー
ルテープ供給装置2と、多関節型のワーク支持ロボット
3とから構成されている。
【0011】前記ワーク支持ロボット3は、図2に示す
ように、6個の関節軸心J1 〜J6を備えた多関節型が
使用され、そのアームヘッド3aに装着したワークチャ
ックハンド4にワークWがワンタッチで着脱できるよう
に構成されており、ワークWのテープ貼付け部位が常に
貼付け装置本体1に対する一定位置において一定姿勢
(実施例では上向き)に維持されるように、ワークWに
応じて予め設定したプログラムに基づいてワークWの姿
勢を変更制御するように図示しない制御装置に接続され
ている。
ように、6個の関節軸心J1 〜J6を備えた多関節型が
使用され、そのアームヘッド3aに装着したワークチャ
ックハンド4にワークWがワンタッチで着脱できるよう
に構成されており、ワークWのテープ貼付け部位が常に
貼付け装置本体1に対する一定位置において一定姿勢
(実施例では上向き)に維持されるように、ワークWに
応じて予め設定したプログラムに基づいてワークWの姿
勢を変更制御するように図示しない制御装置に接続され
ている。
【0012】シールテープ供給装置2は、ボビン5から
セパレータ付きのシールテープTをガイドローラ6およ
びテンション調整用のダンサローラ7を介して貼付け装
置本体1に供給するように構成されている。
セパレータ付きのシールテープTをガイドローラ6およ
びテンション調整用のダンサローラ7を介して貼付け装
置本体1に供給するように構成されている。
【0013】貼付け装置本体1は、支柱8に高さ調節可
能に装着した支持アーム9に前後位置調節可能および角
度調節可能に装着されており、図3ないし図5に示すよ
うに、ボビン5から導出したシールテープTをそのセパ
レータSの装着面を下にした姿勢でガイドレール10に
沿って走行案内させるとともにセパレータSの予備剥離
を行うシールテープ案内機構19、シールテープTから
セパレータSを剥離するセパレータ主剥離機構11、シ
ールテープTをワークWの姿勢変更に対応して送り出す
テープ送り出し機構12、セパレータ張力検出機構1
3、ガイドレール10の終端からシールテープTを一定
位置まで引き出して保持するテープ支持機構14、シー
ルテープTをワークWのテープ貼付け部位に押圧するテ
ープ押付け機構15、設定長さのテープ貼付け完了後に
シールテープTを切断するテープカット機構16、テー
プ弛み検出機構17、テープ継ぎ目検出機構18(図1
参照)、等を装備しており、以下、各部の構造を詳細に
説明する。
能に装着した支持アーム9に前後位置調節可能および角
度調節可能に装着されており、図3ないし図5に示すよ
うに、ボビン5から導出したシールテープTをそのセパ
レータSの装着面を下にした姿勢でガイドレール10に
沿って走行案内させるとともにセパレータSの予備剥離
を行うシールテープ案内機構19、シールテープTから
セパレータSを剥離するセパレータ主剥離機構11、シ
ールテープTをワークWの姿勢変更に対応して送り出す
テープ送り出し機構12、セパレータ張力検出機構1
3、ガイドレール10の終端からシールテープTを一定
位置まで引き出して保持するテープ支持機構14、シー
ルテープTをワークWのテープ貼付け部位に押圧するテ
ープ押付け機構15、設定長さのテープ貼付け完了後に
シールテープTを切断するテープカット機構16、テー
プ弛み検出機構17、テープ継ぎ目検出機構18(図1
参照)、等を装備しており、以下、各部の構造を詳細に
説明する。
【0014】ガイドレール10は一対の断面L形部材を
組み合わせた角筒状に構成されており、前記支持アーム
9に角度調節可能に連結されたフレーム20に連結固定
されている。図7,図8に示すように、このガイドレー
ル10の内部には、上ガイドバー21と横ガイドバー2
2が装備され、各ガイドバー21,22の前後2か所か
ら上方および側方に延出した一対のネジ軸21a,22
aを、ガイドレール10に回転のみ自在に装着したノブ
23,24によって螺進操作することで、挿通されたシ
ールテープTの幅および厚さに応じて各ガイドバー2
1,22を位置調節して、シールテープTをガタツキな
く走行案内できるように構成されている。
組み合わせた角筒状に構成されており、前記支持アーム
9に角度調節可能に連結されたフレーム20に連結固定
されている。図7,図8に示すように、このガイドレー
ル10の内部には、上ガイドバー21と横ガイドバー2
2が装備され、各ガイドバー21,22の前後2か所か
ら上方および側方に延出した一対のネジ軸21a,22
aを、ガイドレール10に回転のみ自在に装着したノブ
23,24によって螺進操作することで、挿通されたシ
ールテープTの幅および厚さに応じて各ガイドバー2
1,22を位置調節して、シールテープTをガタツキな
く走行案内できるように構成されている。
【0015】シールテープ案内機構19はガイドレール
10の途中にセパレータSの予備剥離機構を備えてい
る。具体的には、図3中に示すように、ガイドレール1
0の終端近くの下部に形成した開口25に臨設された前
後一対の予備剥離ローラ26と、その中間下方に配備さ
れたガイドローラ27とが配備されている。また、図3
に示すように、一対の予備剥離ローラ26は、両ローラ
26のテープ案内外周面の最短間隔がガイドロール27
のテープ案内外周面の直径よりも狭くなるように近接配
置されている。シールテープ供給装置2からのシールテ
ープTは、下面にセパレータSを位置させた姿勢でガイ
ドレール10に沿って移送され、セパレータSは先ず前
方(供給方向の上手側)の予備剥離ローラ26によって
接着面から剥離されてガイドレール10の下方に導か
れ、次いでガイドローラ27によってUターン案内され
た後、後方(供給方向の下手側)の予備剥離ローラ26
によって再びシールテープTの接着面上に案内移送され
る。この場合、前方の予備剥離ローラ26によってセパ
レータSが剥離される際、接着剤のはみ出しによってシ
ールテープTが下方に引き出されようとしても、一対の
予備剥離ローラ26の間隔がガイドロール27のテープ
案内外周面の直径よりも狭くなるように近接配置されて
いるので、シールテープTは後方の予備剥離ローラ26
によって支持されるため、セパレータSに伴って下方に
引きずり出されることはない。
10の途中にセパレータSの予備剥離機構を備えてい
る。具体的には、図3中に示すように、ガイドレール1
0の終端近くの下部に形成した開口25に臨設された前
後一対の予備剥離ローラ26と、その中間下方に配備さ
れたガイドローラ27とが配備されている。また、図3
に示すように、一対の予備剥離ローラ26は、両ローラ
26のテープ案内外周面の最短間隔がガイドロール27
のテープ案内外周面の直径よりも狭くなるように近接配
置されている。シールテープ供給装置2からのシールテ
ープTは、下面にセパレータSを位置させた姿勢でガイ
ドレール10に沿って移送され、セパレータSは先ず前
方(供給方向の上手側)の予備剥離ローラ26によって
接着面から剥離されてガイドレール10の下方に導か
れ、次いでガイドローラ27によってUターン案内され
た後、後方(供給方向の下手側)の予備剥離ローラ26
によって再びシールテープTの接着面上に案内移送され
る。この場合、前方の予備剥離ローラ26によってセパ
レータSが剥離される際、接着剤のはみ出しによってシ
ールテープTが下方に引き出されようとしても、一対の
予備剥離ローラ26の間隔がガイドロール27のテープ
案内外周面の直径よりも狭くなるように近接配置されて
いるので、シールテープTは後方の予備剥離ローラ26
によって支持されるため、セパレータSに伴って下方に
引きずり出されることはない。
【0016】このように、セパレータSが一旦接着面か
ら剥離されてガイドレール10の下方に導かれることに
より、はみ出した接着剤も完全に分離され、しかも、セ
パレータSが再びシールテープTの接着面上に導かれた
時には元の接着箇所とは異なった位置で接着面に再貼付
けされるので、シールテープT側に残ったはみ出し接着
剤とセパレータS側に残ったはみ出し接着剤とが再び付
着し合うことがなく、シールテープTとセパレータSと
の接着力が弱まった状態でセパレータ主剥離機構11へ
送りだされる。セパレータ主剥離機構11は、ガイドレ
ール10の終端下部に配備された主剥離ローラ28で構
成されている。セパレータSを主剥離ローラ28に巻回
させて下方に導くことにより、シールテープTからセパ
レータSを剥離するようになっている。
ら剥離されてガイドレール10の下方に導かれることに
より、はみ出した接着剤も完全に分離され、しかも、セ
パレータSが再びシールテープTの接着面上に導かれた
時には元の接着箇所とは異なった位置で接着面に再貼付
けされるので、シールテープT側に残ったはみ出し接着
剤とセパレータS側に残ったはみ出し接着剤とが再び付
着し合うことがなく、シールテープTとセパレータSと
の接着力が弱まった状態でセパレータ主剥離機構11へ
送りだされる。セパレータ主剥離機構11は、ガイドレ
ール10の終端下部に配備された主剥離ローラ28で構
成されている。セパレータSを主剥離ローラ28に巻回
させて下方に導くことにより、シールテープTからセパ
レータSを剥離するようになっている。
【0017】テープ送り出し機構12は、セパレータS
を強制的に巻き取り搬送することでシールテープTをガ
イドレール10の終端から送り出すように構成されたも
のであって、図3に示すように、巻取りローラ30、挟
持ローラ31、張力検出用の可動ローラ32、および、
ガイドローラ33、等を備えている。前記巻取りローラ
30は、図3および図6に示すように、ガイドレール1
0の下部に連結したフレーム34に軸支され、フレーム
34の背部に装備したモータ35とベルト36を介して
連動連結されている。また、挟持ローラ31は、フレー
ム34に枢支連結されるとともにバネ38によって揺動
付勢された揺動アーム37の一端に装着されており、巻
取りローラ30と挟持ローラ31との間にセパレータS
を挟持して送り出し搬送するよう構成されている。な
お、図1中に示すように、送り出されたセパレータS
は、エア吹き込みを受けるガイドパイプ39に案内され
て回収容器40内に引き込み回収されるようになってい
る。
を強制的に巻き取り搬送することでシールテープTをガ
イドレール10の終端から送り出すように構成されたも
のであって、図3に示すように、巻取りローラ30、挟
持ローラ31、張力検出用の可動ローラ32、および、
ガイドローラ33、等を備えている。前記巻取りローラ
30は、図3および図6に示すように、ガイドレール1
0の下部に連結したフレーム34に軸支され、フレーム
34の背部に装備したモータ35とベルト36を介して
連動連結されている。また、挟持ローラ31は、フレー
ム34に枢支連結されるとともにバネ38によって揺動
付勢された揺動アーム37の一端に装着されており、巻
取りローラ30と挟持ローラ31との間にセパレータS
を挟持して送り出し搬送するよう構成されている。な
お、図1中に示すように、送り出されたセパレータS
は、エア吹き込みを受けるガイドパイプ39に案内され
て回収容器40内に引き込み回収されるようになってい
る。
【0018】セパレータ張力検出機構13は、前記可動
ローラ32と、巻取りローラ30と、ガイドローラ33
と、可動ローラ32の変位を検出する差動トランス41
とから構成されている。可動ローラ32は、巻取りロー
ラ30とガイドローラ33との間でスライド軸受け42
を介して直線スライド可能に支持された左右一対の支軸
43の下端に装着されており、ガイドローラ33、巻取
りローラ30、および、この可動ローラ32によってセ
パレータSを屈曲案内するように配備され、可動ローラ
32がその自重でセパレータSを屈曲緊張するように構
成されている。また、前記支軸43とこれと平行に配備
した差動トランス41のコア軸41aとがその上端で連
結され、セパレータSの張力の変動が可動ローラ32の
変位として差動トランス41で検出されるようになって
いる。
ローラ32と、巻取りローラ30と、ガイドローラ33
と、可動ローラ32の変位を検出する差動トランス41
とから構成されている。可動ローラ32は、巻取りロー
ラ30とガイドローラ33との間でスライド軸受け42
を介して直線スライド可能に支持された左右一対の支軸
43の下端に装着されており、ガイドローラ33、巻取
りローラ30、および、この可動ローラ32によってセ
パレータSを屈曲案内するように配備され、可動ローラ
32がその自重でセパレータSを屈曲緊張するように構
成されている。また、前記支軸43とこれと平行に配備
した差動トランス41のコア軸41aとがその上端で連
結され、セパレータSの張力の変動が可動ローラ32の
変位として差動トランス41で検出されるようになって
いる。
【0019】この構成によると、ワークWに貼付けられ
たシールテープTがワークWの移動に伴って引き出され
る速度とシールテープ送り出し速度(セパレータSの送
り速度)とが誤差内で同調して、貼付けられるシールテ
ープTの伸縮量が設定した許容範囲内にあれば、セパレ
ータSの張力が予め設定された基準値(不感帯を含む)
内にあり、可動ローラ32が基準位置範囲にある。そし
て、シールテープTの引出し速度がシールテープ送り出
し速度より大きくなって、シールテープTが張り気味に
貼付けられるようになると、セパレータSの張力が減少
して可動ローラ32が基準位置から下方に変位する。逆
に、シールテープTの引出し速度がセパレータSの送り
速度より小さくなって、シールテープTが弛み気味に貼
付けられるようになると、セパレータSの張力が増大し
て可動ローラ32が基準位置から上方に変位することに
なり、この可動ローラ32の変位からセパレータSの張
力の変動が検出される。
たシールテープTがワークWの移動に伴って引き出され
る速度とシールテープ送り出し速度(セパレータSの送
り速度)とが誤差内で同調して、貼付けられるシールテ
ープTの伸縮量が設定した許容範囲内にあれば、セパレ
ータSの張力が予め設定された基準値(不感帯を含む)
内にあり、可動ローラ32が基準位置範囲にある。そし
て、シールテープTの引出し速度がシールテープ送り出
し速度より大きくなって、シールテープTが張り気味に
貼付けられるようになると、セパレータSの張力が減少
して可動ローラ32が基準位置から下方に変位する。逆
に、シールテープTの引出し速度がセパレータSの送り
速度より小さくなって、シールテープTが弛み気味に貼
付けられるようになると、セパレータSの張力が増大し
て可動ローラ32が基準位置から上方に変位することに
なり、この可動ローラ32の変位からセパレータSの張
力の変動が検出される。
【0020】そして、図11に示すように、このセパレ
ータ張力の変動に基づいて得られる速度補正量Vt(=
基準張力との張力差×加・減速率)を基準速度V0 に加
算(増速)あるいは減算(減速)して、セパレータ張力
を基準値内に維持するためのテープ送り出し速度Vの演
算がなされ、これに基づいてモータ35が速度制御され
るようになっている。なお、テープ送り出し速度の制御
動作の詳細は、図12に示すフローチャートに基づいて
後述する。
ータ張力の変動に基づいて得られる速度補正量Vt(=
基準張力との張力差×加・減速率)を基準速度V0 に加
算(増速)あるいは減算(減速)して、セパレータ張力
を基準値内に維持するためのテープ送り出し速度Vの演
算がなされ、これに基づいてモータ35が速度制御され
るようになっている。なお、テープ送り出し速度の制御
動作の詳細は、図12に示すフローチャートに基づいて
後述する。
【0021】テープ支持機構14は、支点aを中心に揺
動可能かつ互いに接近離反移動可能な左右一対のスイン
グアーム45、これを揺動駆動するエアシリンダ46、
両スイングアーム45を互いに接近離反移動させるエア
シリンダ47、等を装備するとともに、両スイングアー
ム45の遊端には互いに対向するテープ支持針48が装
着されている。そして、図3中の実線で示すように、エ
アシリンダ46の収縮作動によってスイングアーム45
の遊端がガイドレール10の先端から離れた位置にあ
り、エアシリンダ46が伸長作動するとスイングアーム
45の遊端がガイドレール10の先端に接近する。ま
た、両スイングアーム45が互いに離反している状態で
は、両テープ支持針48の先端間隔がテープ幅より大き
くなり、両スイングアーム45が互いに接近することで
両テープ支持針48の先端間隔がテープ幅より小さくな
るように設定されており、スイングアーム45の遊端を
ガイドレール10の先端に接近させた状態で両スイング
アーム45が互いに接近することでシールテープTに左
右から両テープ支持針48を突き刺すように構成されて
いる。そして、図9中に示すように、各テープ支持針4
8にはフランジ48aが備えられていて、シールテープ
Tの側面をフランジ48aで支持することで、シールテ
ープTを安定した姿勢で引出し保持することができるよ
うに構成されている。
動可能かつ互いに接近離反移動可能な左右一対のスイン
グアーム45、これを揺動駆動するエアシリンダ46、
両スイングアーム45を互いに接近離反移動させるエア
シリンダ47、等を装備するとともに、両スイングアー
ム45の遊端には互いに対向するテープ支持針48が装
着されている。そして、図3中の実線で示すように、エ
アシリンダ46の収縮作動によってスイングアーム45
の遊端がガイドレール10の先端から離れた位置にあ
り、エアシリンダ46が伸長作動するとスイングアーム
45の遊端がガイドレール10の先端に接近する。ま
た、両スイングアーム45が互いに離反している状態で
は、両テープ支持針48の先端間隔がテープ幅より大き
くなり、両スイングアーム45が互いに接近することで
両テープ支持針48の先端間隔がテープ幅より小さくな
るように設定されており、スイングアーム45の遊端を
ガイドレール10の先端に接近させた状態で両スイング
アーム45が互いに接近することでシールテープTに左
右から両テープ支持針48を突き刺すように構成されて
いる。そして、図9中に示すように、各テープ支持針4
8にはフランジ48aが備えられていて、シールテープ
Tの側面をフランジ48aで支持することで、シールテ
ープTを安定した姿勢で引出し保持することができるよ
うに構成されている。
【0022】テープ押付け機構15は、支点bを中心に
揺動可能な揺動アーム50、これを揺動駆動するエアシ
リンダ51、揺動アーム50の遊端に装備された押付け
ローラ52、とからなり、前記スイングアーム45の遊
端に突き刺し支持されて引き出されたシールテープTを
前方下方に押し出すように構成されている。
揺動可能な揺動アーム50、これを揺動駆動するエアシ
リンダ51、揺動アーム50の遊端に装備された押付け
ローラ52、とからなり、前記スイングアーム45の遊
端に突き刺し支持されて引き出されたシールテープTを
前方下方に押し出すように構成されている。
【0023】テープカット機構16は、図5に示すよう
に、支点cを中心に揺動可能な揺動ブラケット55、こ
れを揺動駆動するエアシリンダ56、揺動ブラケット5
5に装備された熱線カッタ57、等を装備している。揺
動ブラケット55には、ガイド軸58を介して直線スラ
イド可能に支持されてエアシリンダ59でスライド駆動
される可動部材60が装備されており、この可動部材6
0に設けた左右一対のホルダー61に亘って前記熱線カ
ッタ57が水平に張設されている(図10参照)。そし
て、図5中の実線で示すように、エアシリンダ56が伸
張作動して揺動ブラケット55が後退揺動している状態
では熱線カッタ57がガイドレール10の下方に後退
し、図5中の仮想線で示すように、エアシリンダ56が
収縮作動して揺動ブラケット55が進出揺動すると熱線
カッタ57がガイドレール10の先端下方に移動して、
前記上ガイドバー21の突出部21aの下面に形成した
スリット62に対向するようになっている。そして、こ
の位置で、エアシリンダ59が収縮作動することで熱線
カッタ57がスリット62に突入して、ガイドレール1
0から引き出されたシールテープTが下面から溶断され
るようになっている。
に、支点cを中心に揺動可能な揺動ブラケット55、こ
れを揺動駆動するエアシリンダ56、揺動ブラケット5
5に装備された熱線カッタ57、等を装備している。揺
動ブラケット55には、ガイド軸58を介して直線スラ
イド可能に支持されてエアシリンダ59でスライド駆動
される可動部材60が装備されており、この可動部材6
0に設けた左右一対のホルダー61に亘って前記熱線カ
ッタ57が水平に張設されている(図10参照)。そし
て、図5中の実線で示すように、エアシリンダ56が伸
張作動して揺動ブラケット55が後退揺動している状態
では熱線カッタ57がガイドレール10の下方に後退
し、図5中の仮想線で示すように、エアシリンダ56が
収縮作動して揺動ブラケット55が進出揺動すると熱線
カッタ57がガイドレール10の先端下方に移動して、
前記上ガイドバー21の突出部21aの下面に形成した
スリット62に対向するようになっている。そして、こ
の位置で、エアシリンダ59が収縮作動することで熱線
カッタ57がスリット62に突入して、ガイドレール1
0から引き出されたシールテープTが下面から溶断され
るようになっている。
【0024】テープ弛み検出機構17は、図5に示すよ
うに、検出片65aを備えたマイクロスイッチ65を前
記上ガイドバー21の先端に装備して構成されており、
シールテープTが引出し緊張状態にあると、シールテー
プTの上面が検知片65aに接触して検知片65aが上
方に変位され、シールテープTが設定以上の弛み状態に
あると検知片65aが下方に復帰変位するようになって
いる。
うに、検出片65aを備えたマイクロスイッチ65を前
記上ガイドバー21の先端に装備して構成されており、
シールテープTが引出し緊張状態にあると、シールテー
プTの上面が検知片65aに接触して検知片65aが上
方に変位され、シールテープTが設定以上の弛み状態に
あると検知片65aが下方に復帰変位するようになって
いる。
【0025】図1に示したテープ継ぎ目検出機構18
は、前記ガイドレール10の入口近くの下面に反射式の
光学センサー66を配備して構成されており、テープ継
ぎ目においてセパレータSの接続用に貼付けた接着テー
プ片を感知すると、このテープ継ぎ目がガイドレール1
0から所定量出るまでシールテープTを送り出し制御し
た後、テープカット機構15を作動させて、テープ継ぎ
目を含んだシールテープ部分を排除するようにモータ3
5の駆動制御機構に連係されている。
は、前記ガイドレール10の入口近くの下面に反射式の
光学センサー66を配備して構成されており、テープ継
ぎ目においてセパレータSの接続用に貼付けた接着テー
プ片を感知すると、このテープ継ぎ目がガイドレール1
0から所定量出るまでシールテープTを送り出し制御し
た後、テープカット機構15を作動させて、テープ継ぎ
目を含んだシールテープ部分を排除するようにモータ3
5の駆動制御機構に連係されている。
【0026】本実施例のシールテープ自動貼付け装置
は、以上のように構成されており、以下に、ワークWの
環状シール部にシールテープを貼付けてゆく一巡の動作
を図13〜図18に基づいて説明する。
は、以上のように構成されており、以下に、ワークWの
環状シール部にシールテープを貼付けてゆく一巡の動作
を図13〜図18に基づいて説明する。
【0027】(1)初期セット状態では、図13に示す
ように、テープ支持機構14のスイングアーム45がガ
イドレール10の先端近くにあるとともに、テープ押付
け機構15の押付けローラ52は振り上がり姿勢にあ
り、また、テープカット機構16も後退姿勢にある。こ
の初期セット状態において貼付け起動指令がだされる
と、先ず両スイングアーム45が互いに接近作動してシ
ールテープTの先端部を左右からテープ支持針48で突
き刺し支持する。
ように、テープ支持機構14のスイングアーム45がガ
イドレール10の先端近くにあるとともに、テープ押付
け機構15の押付けローラ52は振り上がり姿勢にあ
り、また、テープカット機構16も後退姿勢にある。こ
の初期セット状態において貼付け起動指令がだされる
と、先ず両スイングアーム45が互いに接近作動してシ
ールテープTの先端部を左右からテープ支持針48で突
き刺し支持する。
【0028】(2)次に、図14に示すように、スイン
グアーム45が振り出し揺動して、シールテープTの先
端部を押付けローラ52の下を迂回して前方に引出し保
持する。
グアーム45が振り出し揺動して、シールテープTの先
端部を押付けローラ52の下を迂回して前方に引出し保
持する。
【0029】(3)次に、図15に示すように、押付け
ローラ52が振り下げ移動して、シールテープTを少し
引出しながらその先端部付近を下方に押し下げ変形させ
る。
ローラ52が振り下げ移動して、シールテープTを少し
引出しながらその先端部付近を下方に押し下げ変形させ
る。
【0030】(4)次に、ワーク支持ロボット3がワー
クWを上昇させて、シールテープTの先端部付近をワー
クWのテープ貼付け部位に押し付けた後、両スイングア
ーム45を離反作動させてテープ先端の支持を解除し、
スイングアーム45をセット位置に復帰揺動させる。
クWを上昇させて、シールテープTの先端部付近をワー
クWのテープ貼付け部位に押し付けた後、両スイングア
ーム45を離反作動させてテープ先端の支持を解除し、
スイングアーム45をセット位置に復帰揺動させる。
【0031】(5)次に、ワークWを貼付け移動方向と
逆方向に少し移動させて、シールテープTの前端Taま
で押付けローラ52を作用させてワークWに貼付ける。
その後、図16に示すように、ワークWのテープ貼付け
部位が押付けローラ52が作用する一定位置において一
定の上向き姿勢に維持されるように、ワーク支持ロボッ
ト3がワークWを移動制御し、これに伴ってシールテー
プTが相対的にガイドレール10から引き出されるとと
もに、モータ35が作動してシールテープTを送り出し
てゆき、押付けローラ52を介してシールテープTが連
続的にワークWのテープ貼付け部位に貼付けられてゆ
く。
逆方向に少し移動させて、シールテープTの前端Taま
で押付けローラ52を作用させてワークWに貼付ける。
その後、図16に示すように、ワークWのテープ貼付け
部位が押付けローラ52が作用する一定位置において一
定の上向き姿勢に維持されるように、ワーク支持ロボッ
ト3がワークWを移動制御し、これに伴ってシールテー
プTが相対的にガイドレール10から引き出されるとと
もに、モータ35が作動してシールテープTを送り出し
てゆき、押付けローラ52を介してシールテープTが連
続的にワークWのテープ貼付け部位に貼付けられてゆ
く。
【0032】この際のテープ送り出し速度の制御動作
を、図12に示すフローチャートに基づいて説明する。
すなわち、テープ貼付け行程が開始されると、先ずテー
プ弛み検出機構17からの情報(マイクロスイッチ65
のON/OFF)に基づいてシールテープTの弛みの有
無を判断し(#1 )、弛みがある場合にはモータ35を
停止してワークWの移動によりシールテープTを引き出
し(#2 )、弛みが無い場合には張力検出機構13から
の情報(差動トランス41の出力信号)を読み込む(#
3 )。
を、図12に示すフローチャートに基づいて説明する。
すなわち、テープ貼付け行程が開始されると、先ずテー
プ弛み検出機構17からの情報(マイクロスイッチ65
のON/OFF)に基づいてシールテープTの弛みの有
無を判断し(#1 )、弛みがある場合にはモータ35を
停止してワークWの移動によりシールテープTを引き出
し(#2 )、弛みが無い場合には張力検出機構13から
の情報(差動トランス41の出力信号)を読み込む(#
3 )。
【0033】読み込んだセパレータ張力が予め設定され
た最大値より大きいか否かを判断し(#4 )、大きけれ
ばモータ35を停止してワークWの移動によりシールテ
ープTを引き出し(#2 )、読み込んだセパレータ張力
が予め設定された最大値以下の場合には、次のステップ
#5 で基準張力範囲内にあるか否かの判断を行う。
た最大値より大きいか否かを判断し(#4 )、大きけれ
ばモータ35を停止してワークWの移動によりシールテ
ープTを引き出し(#2 )、読み込んだセパレータ張力
が予め設定された最大値以下の場合には、次のステップ
#5 で基準張力範囲内にあるか否かの判断を行う。
【0034】そして、セパレータ張力が基準張力範囲内
にある場合には、タイマー1で設定された時間後に元に
戻り(#6 )、基準張力範囲から外れているとステップ
#7に移って、基準値に対する大小判断を行う。
にある場合には、タイマー1で設定された時間後に元に
戻り(#6 )、基準張力範囲から外れているとステップ
#7に移って、基準値に対する大小判断を行う。
【0035】セパレータ張力が基準値より大きい時(シ
ールテープTが弛み気味)には、減速処理に移動して
(#8 )、シールテープ送り出し速度の補正演算が行わ
れ(#9 )、また、セパレータ張力が基準値以下の時
(シールテープTが張り気味)には、増速処理に移動し
て(#10)、シールテープ送り出し速度の補正演算が行
われる(#11)。
ールテープTが弛み気味)には、減速処理に移動して
(#8 )、シールテープ送り出し速度の補正演算が行わ
れ(#9 )、また、セパレータ張力が基準値以下の時
(シールテープTが張り気味)には、増速処理に移動し
て(#10)、シールテープ送り出し速度の補正演算が行
われる(#11)。
【0036】ここで、ステップ#9 における減速補正演
算、および、ステップ#11における増速補正演算は、次
のようである。 〔減速〕 基準速度−(検出張力と基準張力との差
×減速率) 〔増速〕 基準速度+(検出張力と基準張力との差
×増速率) 以上のようにして演算されたシールテープ送り出し速度
に向けてモータ35の速度修正が行われ(#12)、タイ
マー2で設定された時間後に元に戻る(#13)。なお、
ステップ#12の速度修正行程では、変速初期の立ち上が
りを緩慢にすることでハンチングを回避するようにして
いる。
算、および、ステップ#11における増速補正演算は、次
のようである。 〔減速〕 基準速度−(検出張力と基準張力との差
×減速率) 〔増速〕 基準速度+(検出張力と基準張力との差
×増速率) 以上のようにして演算されたシールテープ送り出し速度
に向けてモータ35の速度修正が行われ(#12)、タイ
マー2で設定された時間後に元に戻る(#13)。なお、
ステップ#12の速度修正行程では、変速初期の立ち上が
りを緩慢にすることでハンチングを回避するようにして
いる。
【0037】(6)図17に示すように、テープ貼付け
が貼付け終端から設定量手前に達すると、ワークWが一
旦停止される。ロボット3から与えられた停止信号に基
づき、テープ引き出し作動も一旦停止される。続いて、
ワークWを停止させた状態でテープ引き出し作動を再開
してシールテープTを送り出し、テープ弛み検出機構1
7の検出片65aが下方に復帰変位して、ガイドレール
10から導出されたテープT部分に適度の弛みが形成さ
れたことが検知された時点でモータ35が停止される。
この状態で、テープカット機構16の揺動ブラケット5
5が振り上げ作動して熱線カッタ57がスリット62の
下方位置に移動される。
が貼付け終端から設定量手前に達すると、ワークWが一
旦停止される。ロボット3から与えられた停止信号に基
づき、テープ引き出し作動も一旦停止される。続いて、
ワークWを停止させた状態でテープ引き出し作動を再開
してシールテープTを送り出し、テープ弛み検出機構1
7の検出片65aが下方に復帰変位して、ガイドレール
10から導出されたテープT部分に適度の弛みが形成さ
れたことが検知された時点でモータ35が停止される。
この状態で、テープカット機構16の揺動ブラケット5
5が振り上げ作動して熱線カッタ57がスリット62の
下方位置に移動される。
【0038】(7)次に、図18に示すように、熱線カ
ッタ57がスリット62に突入上昇してシールテープT
が切断されて、テープ終端部Tbはワーク上に自重で落
下する。この際、ガイドレール10から導出されたシー
ルテープT部分は引っ張りのない状態で切断されるの
で、切断後にシールテープTが収縮することがなく、シ
ールテープTが精度よく切断される。その結果、テープ
終端部TbはワークWに貼付けられたシールテープTの
前端部Taにほとんど隙間なく適正に突き合わされるこ
とになる。
ッタ57がスリット62に突入上昇してシールテープT
が切断されて、テープ終端部Tbはワーク上に自重で落
下する。この際、ガイドレール10から導出されたシー
ルテープT部分は引っ張りのない状態で切断されるの
で、切断後にシールテープTが収縮することがなく、シ
ールテープTが精度よく切断される。その結果、テープ
終端部TbはワークWに貼付けられたシールテープTの
前端部Taにほとんど隙間なく適正に突き合わされるこ
とになる。
【0039】(8)最後に、押付けローラ52がテープ
突き合わせ部位を通過するまでワークWがもう少し前進
移動され、これで1回の貼付け作動が完了する。
突き合わせ部位を通過するまでワークWがもう少し前進
移動され、これで1回の貼付け作動が完了する。
【0040】そして、以上の貼付け作動中に、テープ継
ぎ目検出機構18の光学センサー66がテープ継ぎ目に
貼付けた接着テープ片を感知すると、上記貼付け作動完
了後に、テープ継ぎ目がガイドレール10の先端から所
定長さ出るまでシールテープTを送り出し制御した後、
テープカット機構16を作動させて、テープ継ぎ目を含
んだシールテープT部分を排除する。なお、この際のテ
ープ送り出し量の検出は、ステッピングモータに構成さ
れたモータ35の駆動パルスを計数して行われる。
ぎ目検出機構18の光学センサー66がテープ継ぎ目に
貼付けた接着テープ片を感知すると、上記貼付け作動完
了後に、テープ継ぎ目がガイドレール10の先端から所
定長さ出るまでシールテープTを送り出し制御した後、
テープカット機構16を作動させて、テープ継ぎ目を含
んだシールテープT部分を排除する。なお、この際のテ
ープ送り出し量の検出は、ステッピングモータに構成さ
れたモータ35の駆動パルスを計数して行われる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかように、請求項1
に記載の発明によれば、ガイドレールの途中に装備した
前後一対の予備剥離ローラ及びガイドローラによって、
強制的にセパレータをガイドレール外方に導いたのち再
びシールテープ接着面上に戻すように案内するので、シ
ールテープとセパレータとの界面で接着剤のはみ出しが
あっても、これを完全に切り離すことができる。したが
って、シールテープが柔軟であってもセパレータの剥離
時にシールテープがセパレータに引きずられることなく
セパレータを円滑良好に剥離することができる。
に記載の発明によれば、ガイドレールの途中に装備した
前後一対の予備剥離ローラ及びガイドローラによって、
強制的にセパレータをガイドレール外方に導いたのち再
びシールテープ接着面上に戻すように案内するので、シ
ールテープとセパレータとの界面で接着剤のはみ出しが
あっても、これを完全に切り離すことができる。したが
って、シールテープが柔軟であってもセパレータの剥離
時にシールテープがセパレータに引きずられることなく
セパレータを円滑良好に剥離することができる。
【0042】また、請求項2に記載の発明によれば、シ
ールテープ供給装置からのシールテープをガイドレール
に沿って案内走行させて、途中に装備した一対の予備剥
離ローラとガイドローラとで一旦セパレータを予備剥離
し、シールテープとセパレータとの接着力を弱めた状態
で貼付け装置本体のセパレータ主剥離機構などに導いて
いる。したがって、セパレータ主剥離機構によるセパレ
ータの剥離が円滑に行われ、その結果、ワークへのシー
ルテープの貼付けを確実に行うことができる。
ールテープ供給装置からのシールテープをガイドレール
に沿って案内走行させて、途中に装備した一対の予備剥
離ローラとガイドローラとで一旦セパレータを予備剥離
し、シールテープとセパレータとの接着力を弱めた状態
で貼付け装置本体のセパレータ主剥離機構などに導いて
いる。したがって、セパレータ主剥離機構によるセパレ
ータの剥離が円滑に行われ、その結果、ワークへのシー
ルテープの貼付けを確実に行うことができる。
【図1】本発明に係るシールテープ自動貼付け装置の全
体を示す側面図である。
体を示す側面図である。
【図2】ワーク支持ロボットの斜視図である。
【図3】貼付け装置本体の一部を切り欠いた側面図であ
る。
る。
【図4】貼付け装置本体の平面図である。
【図5】貼付け装置本体の反対側からの側面図である。
【図6】テープ送り出し機構の駆動部を示す平面図であ
る。
る。
【図7】ガイドレール先端側からの正面図である。
【図8】図3におけるA−A線断面図である。
【図9】図3におけるB−B矢視図である。
【図10】図5におけるC−C矢視図である。
【図11】テープ送り出し機構の送り出し速度制御系を
示すブロック線図である。
示すブロック線図である。
【図12】テープ送り出し速度の制御動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図13】テープ自動貼付け動作の初期セット状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図14】テープ自動貼付け動作のテープ引き出し行程
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図15】テープ自動貼付け動作のテープ押付け準備行
程を示す説明図である。
程を示す説明図である。
【図16】テープ自動貼付け動作の貼付け行程を示す説
明図である。
明図である。
【図17】テープ自動貼付け動作の切断準備行程を示す
説明図である。
説明図である。
【図18】テープ自動貼付け動作の切断完了行程を示す
説明図である。
説明図である。
【図19】従来例の外観斜視図である。
【図20】シールテープの横断面図である。
1 貼付け装置本体 2 シールテープ供給装置 3 ワーク支持ロボット 10 ガイドレール 11 セパレータ主剥離機構 12 テープ送り出し機構 15 テープ押付け機構 16 テープカット機構 19 シールテープ案内機構 26 予備剥離ローラ 27 ガイドローラ S セパレータ T シールテープ W ワーク
Claims (2)
- 【請求項1】 接着面にセパレータが貼り合わされたシ
ールテープを供給するシールテープ供給装置と、前記シ
ールテープからセパレータを剥離して、そのシールテー
プをワークに貼付けてゆくシールテープ貼付け機構との
間に介在し、前記シールテープ供給装置から連続的に導
出されたシールテープをガイドレールに沿って走行させ
て前記シールテープ貼付け機構に案内するシールテープ
の案内機構において、 前記ガイドレールの途中に、シールテープの走行経路に
沿って近接配備された一対の予備剥離ローラと、前記一
対の予備剥離ローラの中間下方に配備されるガイドロー
ラとを備え、ガイドレールに沿って送られてきたシール
テープに貼り合わされたセパレータを走行経路上手側に
ある予備剥離ローラに巻回させてガイドレール外へ導出
し、このセパレータを前記ガイドローラに巻回させて再
びガイドレール側に導き、さらに走行経路下手側にある
予備剥離ローラに巻回させてシールテープの走行経路に
戻すことにより、剥離されたセパレータをシールテープ
の接着面に再び貼り合わせてシールテープ貼付け機構へ
送りだし、 かつ、前記一対の予備剥離ローラは、両ローラのテープ
案内外周面の最短間隔が前記ガイドロールのテープ案内
外周面の直径よりも狭くなるように近接配置されている
ことを特徴とするシールテープの案内機構。 - 【請求項2】 接着面にセパレータが貼り合わされたシ
ールテープを連続的に繰り出すシールテープ供給装置
と、前記シールテープ供給装置から供給されたシールテ
ープをワークに貼付けてゆく位置固定の貼付け装置本体
と、支持したワークのテープ貼付け部位が貼付け装置本
体の貼付け処理位置において一定方向に向かうようにワ
ークの姿勢を連続的に変化させる多関節型のワーク支持
ロボットとからなり、 前記貼付け装置本体は、シールテープ供給装置から供給
されたシールテープをガイドレールに沿って走行案内さ
せるシールテープ案内機構と、前記シールテープをワー
クの姿勢変更に応じて送りだすテープ送り出し機構と、
前記ガイドレールの終端部でシールテープの接着面から
セパレータを剥離回収するセパレータ主剥離機構と、セ
パレータが剥離されたシールテープをワークのテープ貼
付け部位に押圧するテープ押付け機構と、設定長さのテ
ープ貼付け完了後にシールテープを切断するテープカッ
ト機構とを備え、 かつ、前記シールテープ案内機構は、前記ガイドレール
の途中に、シールテープの走行経路に沿って近接配備さ
れた一対の予備剥離ローラと、前記一対の予備剥離ロー
ラの中間下方に配備されるガイドローラとを備え、ガイ
ドレールに沿って送られてきたシールテープに貼り合わ
されたセパレータを走行経路上手側にある予備剥離ロー
ラに巻回させてガイドレール外へ導出し、このセパレー
タを前記ガイドローラに巻回させて再びガイドレール側
に導き、さらに走行経路下手側にある予備剥離ローラに
巻回させてシールテープの走行経路に戻すことにより、
剥離されたセパレータをシールテープの接着面に再び貼
り合わせて送りだし、 かつ、前記一対の予備剥離ローラは、両ローラのテープ
案内外周面の最短間隔が前記ガイドロールのテープ案内
外周面の直径よりも狭くなるように近接配置されている
ことを特徴とするシールテープ自動貼付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2585896A JP3056411B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | シールテープの案内機構及びこれを用いたシールテープ自動貼付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2585896A JP3056411B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | シールテープの案内機構及びこれを用いたシールテープ自動貼付け装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5024734A Division JP2760930B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | シールテープ自動貼付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08300489A JPH08300489A (ja) | 1996-11-19 |
JP3056411B2 true JP3056411B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=12177528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2585896A Expired - Lifetime JP3056411B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | シールテープの案内機構及びこれを用いたシールテープ自動貼付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3056411B2 (ja) |
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JP4617769B2 (ja) * | 2004-08-19 | 2011-01-26 | 横浜ゴム株式会社 | 帯状部材の接合方法と帯状部材の接合装置 |
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WO2009025210A1 (ja) * | 2007-08-23 | 2009-02-26 | Nitto Denko Corporation | 積層フィルムの欠陥検査方法およびその装置 |
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CN116175989B (zh) * | 2022-12-20 | 2024-05-14 | 长江智能科技(广东)股份有限公司 | 自动贴胶带及装卡扣设备 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP2585896A patent/JP3056411B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH08300489A (ja) | 1996-11-19 |
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