JP3055820U

JP3055820U - 足マッサージ具

Info

Publication number: JP3055820U
Application number: JP1998006277U
Authority: JP
Inventors: 義之後藤
Original assignee: 義之後藤
Priority date: 1998-07-13
Filing date: 1998-07-13
Publication date: 1999-01-29
Anticipated expiration: 2004-07-13

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】足の裏のツボを指圧してマッサージするため
の足マッサージ具であって、足の裏の平部の他に足の側
面に指圧可能な足マッサージ具を提供する。【解決手段】基板２の両端部に軸受板３を対向して設
け、この軸受板３の間に、第２軸受板４と中間軸受板５
を設け、各軸受間に円筒に突起をつけた、水平マッサー
ジローラ６を両端部に夫々設け、中央部には、傾斜して
なる円筒に突起をつけた中間ローラ７を略八の字形に配
置し、各ローラ６の両端部を軸受部材８により回動自在
に支持して足マッサージ具を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、足裏部のマッサージをするための回動自在で円筒体の外周に突起のあるマッサージローラに関する。

【０００２】

【従来の技術】

此の種の従来の技術として、基板片面でその両端と其の中間部に軸受板を直立させて夫々の軸受板に狭着して、回動自在な円筒体で外周に突起のある足裏を指圧可能なローラ式マッサージ具が一般的に知られる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上記従来技術の場合は、使用者の足裏のツボ部にローラを押しあてて、回転させながら、このローラの外周の突起をツボ部に押し圧することで足裏の平部にのみローラが接触し平部の刺激のみで、足の裏で最も重要なツボとされる足の平部のやや上部の側面部に位置する背椎反射部を指圧することが出来ないという課題が残る。

【０００４】即ち、足の裏の平部のみに指圧するこで満足し、背椎反射部の部位である土踏まず部位に近接する側面部までにはローラの回動が働かないということである。

【０００５】即ち、足裏のツボのマッサージで最も健康法に直結する重要ツボ部は指圧されずにいたという課題が残る。

【０００６】次に円筒体の外周に突起するツボ押しは円筒体外周の全面にわたって設けてあることで、足の裏に点在するねらいの部分的な部位でのツボを特定して指圧することが出来ないという課題が残る。即ち同じツボの部位のみを繰り返して指圧することが出来ないということである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

このように上記した課題を解決するために、図１で示すように、円筒体で外周に丸棒状の突起のある回動自在に支持された水平マッサージローラ６と中間ローラ７を用い、水平マッサージローラ６は板状で細長状の基板２に水平に配置し、中間ローラ７は八の字形に中央部に傾斜させで配置し、図３で示す使用例のように使用者の両足の裏の両側部に傾斜した中間ローラ７を押し圧してマッサージ可能にしようとするものである。

【０００８】また、足の裏に点在する無数のツボの部位を特定して、そのツボのみを集中的にピンポイント的に指圧を繰り返すことの出来る丸棒状の突状９を基板２に直立して設けた夫々の軸受、即ち、軸受板３、第２軸受板４、中間軸受板５、の夫々の頂点に一体構成で設けている。

【０００９】

【考案の実施の形態】

以下に図示の実施例に基づいて、本考案を更に詳細に説明する。図１で述べるに、合成樹脂製の板状で底面は床面に接地して使用するのにがたつき、すベりなどない基板２が望まれる。即ち、図示はないがゴム座やフェルトなどの台座を基板２の底面に貼りつけるとよい。

【００１０】そして、上記基板２の片面には、直立する軸受板３を両サイドに設けている。

【００１１】そして、直立する軸受板３の夫々の間には、第２軸受部４が対で設けられ、これらの軸受板３と第２軸受板４との間に軸受部材８に係合する対でなる水平マッサージローラ６が夫々両サイドに回動自在に設けてある。

【００１２】また、夫々の第２軸受板４の中間部には、中間軸受板８が配置されてこの中間軸受板５と第２軸受板４との間に夫々の軸受に係合して回動自在な外周に突起状のある円筒体の中間ローラ７が対で八の字形に配置されて、夫々が回動自在に個別に回転する。

【００１３】このようにして、図２は使用者が足の裏を水平マッサージローラ６に指示して両足を矢印方向に前後することで水平マッサージローラ６が自在に回動して使用者の両足の裏部を指圧する。

【００１４】また、図３は、使用者が足の裏に限らず最も重要とされる土踏まず部分に近接する足の側部の重要ツボ背椎反射部Ａに対でなる八の字形の中間軸受板５に指圧してマッサージを可能にしている。

【００１５】次に他の実施例を図４で述べるに、前記対でなる４個の長、短ローラを省略して、対でなる２個の傾斜付ローラ１０を基板２’に直立する両サイドの軸受板３ ’とその中央に直立する中間軸受板５’に狭着して回道自在に設けてある。

【００１６】そして、これらの２個の傾斜付ローラ１０は、使用者の足裏平部に指圧するフラット部１０ｂとそれに連係する斜面部１０ａが一体構成で外周面に沿って丸棒状の突起が設けられるがこの斜面部１０ａは使用者の足裏の側部の背椎反射部Ａを指圧する。

【００１７】次に他の実施例を図１〜図４で述べるに、使用者の足の裏に点在する特定のツボに集中して指圧を繰り返すのに使用する丸棒状でなる突状９を基板２、２’に直立する軸受板３、３’、第２軸受板４、４’、中間軸受板５、５’の頂点に近接して一体的に設けてある。

【００１８】

【考案の効果】

本考案は、上述の通り構成、作用するもので次の優れた効果を奏する。図２で示すように、使用者が両足の裏の平部に点在するツボ全体をマッサージするのに両足を前後して、水平マッサージローラを回動してツボの指圧をする他に図３で示すように、使用者の両足の背椎反射部に傾斜する八の字形に回動する中間ローラに指圧してマッサージの出来る足マッサージ具を提供出来る。

【００１９】また、軸受板の頂点に一体構成して直立する丸棒状の突状に使用者が足の裏に点在する無数のツボをスポット的に特定して繰り返し指圧り出来る足マッサージ具を提供出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わる全体を示す斜視図である。

【図２】本考案に係わる足マッサージ具の使用例での正
面図である。

【図３】本考案に係わる足マッサージ具の両足の内側面
使用例での正面図である。

【図４】他の実施例に係わる全体を示す斜視図である。

【符号の説明】

１．１’．足マッサージ具２．２’．基板３．３’．軸受板４．第２軸受板５．５’．中間軸受板６．水平マッサージローラ７．中間ローラ８．８’．軸受部材９．９’．突状１０．傾斜付ローラ１０ａ．斜面部１０ｂ．フラット部Ａ．背椎反射部

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】基板（２）の両端部に軸受板（３）を
対向して設け、この軸受板（３）の間に第２軸受板
（４）と中間軸受板（５）を設け、上記各軸受間に円筒
に突起をつけた水平マッサージローラ（６）を両端部に
夫々設け、中央部には、傾斜してなる円筒に突起をつけ
た中間ローラ（７）を略八の字形に配置し、各ローラの
両端部を軸受部材（８）により回動自在に支持したこと
を特徴とする足マッサージ具。
【請求項２】基板（２’）の両端部に軸受板
（３’）を対向して設け、この軸受板（３’）の間に、
中間軸受板（５’）を設け、各軸受間には筒体で斜面部
（１０ａ）とフラット部（１０ｂ）を具備する傾斜付ロ
ーラ（１０）を設けこの各傾斜付ローラ（１０）の両端
部を軸受部材（８’）により回動自在に支持し、前記斜
面部（１０ａ）が夫々中間軸受板（５’）に隣接して回
動自在でなることを特徴とする足マッサージ具。
【請求項３】上記対向する軸受板（３）（３’）及
び中間軸受板（５）（５’）の夫々の頂点に近接して突
起（９）（９’）を設けたことを特徴とする請求項１又
は、請求項２記載の足マッサージ具。