JP3022772U

JP3022772U - 足の裏のマッサージ具

Info

Publication number: JP3022772U
Application number: JP1995010841U
Authority: JP
Inventors: 廣司影山
Original assignee: 廣司影山
Priority date: 1995-09-19
Filing date: 1995-09-19
Publication date: 1996-04-02
Anticipated expiration: 2001-09-19

Abstract

(57)【要約】【課題】椅子等に座った状態で使用することができ且
つ足の裏を好ましくマッサージするマッサージ具を提供
する。【解決手段】支持体にはローラー支持軸を横架し、該
ローラー支持軸にはそれぞれ環状突部を備えた多数のロ
ーラーを各別に回転自在になるように取り付けたことを
特徴とする足の裏のマッサージ具。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、足の裏のマッサージ具に関するものであり、さらに詳しくは、足の裏をそれぞれが各別に回転する多数のローラーによりマッサージさせるようにした足の裏のマッサージ具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

足の裏のマッサージ具としては竹を断面略半円状に縦割りにした竹踏みが従来より一般に使用されている。また、足の裏のツボを刺激するための凹凸のパターンを設けたマッサージ具も知られている。これらの竹踏み等を使用する際には、竹踏み等をその膨出側ないし突出側を上にした状態で床上等に載置し、使用者は竹踏み等の上に立ち、或いは竹踏み等の上で足踏み運動を行なうことにより自らの体重で足の裏を押圧するようにしたものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかるに、上記従来の竹踏み等は足の裏を直接押圧し刺激する効果を有するものの、上記従来の竹踏み等における足の裏を押圧する部分は可動しないため、上記従来の竹踏み等は足の裏を揉む効果を発揮することはできない。また、上記従来の竹踏み等においては竹踏み等の上に乗り、自らの全体重を掛けて使用することが最も効果的であるため、使用可能な人、使用可能な時間又は使用可能な場所が制約される。本考案はこのような問題を解決しようとしてなされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために、本考案は、支持体にはローラー支持軸を横架し、該ローラー支持軸にはそれぞれ環状突部を備えた多数のローラーを各別に回転自在になるように取り付けたことを特徴とする足の裏のマッサージ具（請求項１）を提供するものである。

【０００５】前記各ローラーは側面略多角形状をなすものであってもよい（請求項２）。

【０００６】

【作用】

［請求項１の足の裏のマッサージ具］請求項１の足の裏のマッサージ具を使用する際には、例えば該マッサージ具を床上等に載置し、使用者は椅子等に座った状態で足の裏を多数のローラーに当接させ、足を前後に動かせばよい。しかるときは、それぞれ環状突部を備えた多数のローラーがローラー支持軸上にて各別に回転する。各ローラーはそれぞれ独立して回転するものであって、回転する方向と速度は各ローラーにより各別になり得る。このように、多数のローラーが足の裏に押圧された状態で各別に回転することにより、足の裏が連続的に揉まれ、マッサージされる。

【０００７】［請求項２の足の裏のマッサージ具］請求項２の足の裏のマッサージ具においては、各ローラーは側面略多角形状をなすため、足の裏に対する刺激が強まり、マッサージ効果は一層高まる。

【０００８】

【考案の実施の形態】

次に、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。符号１に示すものは足の裏のマッサージ具の支持体である。支持体１にはローラー支持軸３を横架し、該ローラー支持軸３には多数のローラー５、５・・・を各別に回転自在になるように取り付ける。各ローラー５をローラー支持軸３に回転自在に取り付けるに当っては、一例として各ローラー５に備えさせた軸孔６にローラー支持軸３を挿嵌する。各ローラー５には環状突部７を備えさせる。環状突部７は緩やかに突出した環状突部７ａであってもよいし、鋭く突出した環状突部７ｂであってもよい。図示の事例においては、緩やかに突出した環状突部７ａを備えたローラー５ａと鋭く突出した環状突部７ｂを備えたローラー５ｂとを交互に配設している。ローラー１は木製であってもよいが、プラスチック製であってもよい。また、各ローラー５、５・・・が各別に円滑に回転するようにするために、各ローラー５、５間にスペーサ９を配設してもよい。図３に示す事例においては、支持体１にローラー支持軸３を２本横架し、各ローラー支持軸３に多数のローラー５、５・・・を各別に回転自在になるように取り付けている。図１における符号１１に示すものは使用者の足である。

【０００９】前記各ローラー５、５・・・は、図５に示す如く側面略円形状をなすものであってもよいが、側面略多角形状をなすものであっても差し支えない。図６に示すローラー５は側面略６角形状をなし、図７に示すローラー５は側面略８角形状をなし、図８に示すローラー５は側面略１２角形状をなす。なお、各ローラー５、５・・・の側面形状における多角形は必ずしも略６角形、略８角形、略１２角形に限られるものではなく、これら以外の多角形であってもよい。

【００１０】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案による足の裏のマッサージ具においては、多数のローラーが各別に回転自在であるため、足の裏を揉むマッサージ効果が極めて高く、その使用感も良好である。また、使用者は椅子等に座った状態でマッサージ具を使用することができるため、椅子等に座って仕事、勉強、食事等をしながら足の裏のマッサージを行なうことも可能であるのみならず、自立ないし歩行が困難な人の場合でも足の裏のマッサージを容易に行なうことができる。なお、本考案の足の裏のマッサージ具を使用した場合には、砂利踏みと同様に足の裏のツボを刺激し血行をよくする効果、疲労回復、ストレス解消等の効果も得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案による足の裏のマッサージ具の使用状態
の一例を示す斜視図である。

【図２】同上マッサージ具の断面図である。

【図３】本考案による足の裏のマッサージ具の別の一例
を示す平面図である。

【図４】ローラー支持軸とローラーとを示す平面図であ
る。

【図５】ローラーの一例を示す側面図である。

【図６】ローラーの別の一例を示す側面図である。

【図７】ローラーの更に別の一例を示す側面図である。

【図８】ローラーの更に別の一例を示す側面図である。

【符号の説明】

１支持体３ローラー支持軸５ローラー５ａローラー５ｂローラー６軸孔７環状突部７ａ緩やかに突出した環状突部７ｂ鋭く突出した環状突部９スペーサ１１使用者の足

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】支持体にはローラー支持軸を横架し、該
ローラー支持軸にはそれぞれ環状突部を備えた多数のロ
ーラーを各別に回転自在になるように取り付けたことを
特徴とする足の裏のマッサージ具。
【請求項２】前記各ローラーは側面略多角形状をなす
ことを特徴とする請求項１の足の裏のマッサージ具。