JP3055451B2 - 車両用交流発電機 - Google Patents

車両用交流発電機

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JP3055451B2
JP3055451B2 JP7339401A JP33940195A JP3055451B2 JP 3055451 B2 JP3055451 B2 JP 3055451B2 JP 7339401 A JP7339401 A JP 7339401A JP 33940195 A JP33940195 A JP 33940195A JP 3055451 B2 JP3055451 B2 JP 3055451B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集電環との摺動
により発生するブラシの摩耗粉を排出する摩耗粉排出穴
から水、油または埃等の異物の侵入を防止するようにし
た車両用交流発電機に関するもので、特に車載電源の充
電および車載電気装置へ電力を供給するオルタネータに
係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両用交流発電機10
0は、図8に示したように、ハウジング101の内側面
に固定され、ステータコア102にステータコイル10
3を巻装したステータ104と、シャフト105と一体
回転するロータコア106にロータコイル107を巻装
したロータ108と、シャフト105を回転自在に支持
するベアリング109、110とを備えている。
【0003】なお、シャフト105の後端部の外周に
は、コネクションバー111を介してロータコイル10
7に電気的に接続する一対の集電環(以下スリップリン
グと呼ぶ)112が固定されている。また、ロータコア
106の前側端面および後側端面には、ハウジング10
1内に冷却風を吸い込むための冷却ファン113、11
4が取り付けられている。さらに、ハウジング101と
リヤカバー115との間には、内部に一対のブラシ11
6を収納した樹脂製のブラシ保持装置(以下ブラシホル
ダーと呼ぶ)117が固定されている。
【0004】そして、一対のスリップリング112と一
対のブラシ116との摺動部分は、防水、防塵のため、
ブラシホルダー117と共にハウジング101の略半円
筒形状のスリップリングカバー118で囲まれている。
さらに、ブラシホルダー117とスリップリングカバー
118との気密性を保持するために、これらとリヤカバ
ー115との間にはゴム製のラビリンスパッキン119
が介在している。
【0005】上述のような車両用交流発電機100に
は、長期間運転されると、一対のスリップリング112
と一対のブラシ116との摺動により発生するブラシ1
16の摩耗粉がスリップリングカバー118内に蓄積す
ることにより、一対のスリップリング112同士や一対
のブラシ116同士の絶縁不良が生ずる可能性がある。
そこで、ブラシ116の摩耗粉をスリップリングカバー
118内より外に排出するための摩耗粉排出穴121が
ハウジング101のスリップリングカバー118とベア
リングホルダー120との間の鍔状の外壁部122に切
削加工により穿設されている。これは、冷却ファン11
4の回転によって摩耗粉排出穴121に負圧を発生させ
ることにより、ブラシホルダー117とスリップリング
カバー118とで囲まれた空間内に摩耗粉排出穴121
に向かう空気流を発生させて強制的に摩耗粉を排除する
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の車両
用交流発電機100では、ハウジング101が被水する
と、スリップリングカバー118の外側面や外壁部12
2の外側面を伝って摩耗粉排出穴121から水がスリッ
プリングカバー118の内部に侵入する可能性がある。
なお、スリップリングカバー118の内部に水が侵入し
てスリップリング112の表面に付着すると、ブラシ1
16が異常摩耗してステータコイル103での発電効率
が低下したり、ブラシ116が擦り減ってステータコイ
ル103で発電しなくなったりするという問題が生じ
る。
【0007】また、従来の車両用交流発電機100のハ
ウジング101では、図8に示したように、スリップリ
ングカバー118とベアリングホルダー120との間の
外壁部122に摩耗粉排出穴121が設けられている。
このようなハウジング101を備えた車両用交流発電機
100の場合には、スリップリングカバー118の外側
面や外壁部122の外側面を伝って摩耗粉排出穴121
から水がベアリングホルダー120内に侵入してベアリ
ング110に付着すると、ベアリング110の耐久寿命
を大幅に低下させるという問題が生じる。
【0008】仮に、ベアリング110として、シャフト
105と共に回転する内輪とベアリングホルダー120
に固定される外輪との軸方向の両側にシールドを取り付
けたシールドベアリングを採用したとしても、外輪に固
定されるシールドと内輪との隙間(内輪を回転可能とす
るための微小隙間)よりベアリング110内部に水が侵
入してベアリング110の耐久寿命を低下させてしま
う。
【0009】
【発明の目的】この発明は、上記問題点に鑑み、ブラシ
と集電環との摺動部分に、水、油、埃等の異物の侵入を
防止するという点と、ブラシの摩耗粉を効率良く排出す
るという点とを兼ね備えた車両用交流発電機を得ること
を目的とする。また、上記問題点に鑑み、軸受の内部
に、水、埃等の異物の侵入を防止するという点と、ブラ
シの摩耗粉を効率良く排出するという点を兼ね備えた車
両用交流発電機を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、ブラシ保持装置を伴って集電環とブラシとの摺
動部分を囲む半円筒形状の集電環被覆部と円筒形状の軸
受保持部との間に設けられた円環板形状の外壁部の略地
側に磨耗粉排出穴を設け、その摩耗粉排出穴の周囲に異
物侵入防止部を設け、且つその異物侵入防止部を、ハウ
ジングの外壁部の外壁面にて磨耗粉排出穴の略地方向を
除く三方を囲む略コの字状に形成することにより、ハウ
ジングの外壁部の外壁面を伝ってきた異物が、摩耗粉排
出穴から集電環被覆部の内部および軸受保持部の内部
侵入し難くなるという効果が得られる。それによって、
ブラシが異常摩耗して車両用交流発電機の発電効率が低
下したり、ブラシが擦り減って車両用交流発電機で発電
しなくなったりすることを抑えることができると共に、
軸受の耐久寿命の低下を抑えることができるという効果
が得られる。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、ハウジン
グの外壁部の外側面より盛り上げられた凸状の突条部を
設けることにより、ハウジングの外壁部の外壁面を伝っ
てきた異物が突条部に邪魔をされて摩耗粉排出穴から集
電環被覆部および軸受保持部内に侵入し難くなるという
効果が得られる。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、ハウジン
グの外壁部の外側面より堀り下げられた凹状の窪み部を
設けることにより、ハウジングの外壁部の軸方向端面を
伝ってきた異物が窪み部に邪魔をされて摩耗粉排出穴か
ら集電環被覆部および軸受保持部内に侵入し難くなると
いう効果が得られる。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、ブラシ装
置のブラシ保持装置と共に集電環とブラシとの摺動部分
を囲むように半円筒形状に設けた集電環被覆部をハウジ
ングに一体成形している。
【0014】請求項5に記載の発明によれば、車両へハ
ウジングを取り付けた際に、水平方向に対して直交する
天地方向の略地側に磨耗粉排出穴を設けることにより、
集電環とブラシとの摺動部分で発生した磨耗粉を効率良
く排出することができる。
【0015】請求項6に記載の発明によれば、ハウジン
グの外壁部の外側面および内側面より盛り上げた2つの
異物侵入防止壁を設けることにより、ハウジングの外壁
部の外側面を伝って磨耗粉排出穴付近に到達した水滴が
2つの異物侵入防止壁を伝って下方に落下する。これに
より、摩耗粉排出穴からハウジングの外壁部の内側面を
伝って集電環被覆部および軸受保持部内に水が浸入する
ことを防止できる。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】
〔第1実施例の構成〕図1ないし図6はこの発明の車両
用交流発電機を自動車用オルタネータに適用した第1実
施例を示したもので、図1はその自動車用オルタネータ
の主要部構造を示した図で、図2は自動車用オルタネー
タの全体構造を示した図である。
【0021】自動車用オルタネータ1は、Vベルト(図
示せず)を介して車両走行用エンジン等の駆動源により
回転駆動され、発電した交流電流を三相整流装置2で整
流して直流に変換することにより、車両に搭載されたバ
ッテリ(図示せず)の充電と車載電気装置(電気負荷)
へ必要な電力の供給とを行う車両用充電装置である。こ
こで、三相整流装置2の三相全波整流回路は、正極側冷
却フィン2a上に固定された複数個の正極側整流素子
(例えばダイオード)3、および負極側冷却フィン2b
上に固定された複数個の負極側整流素子(例えばダイオ
ード)4等から構成されている。
【0022】また、この実施例の自動車用オルタネータ
1は、この自動車用オルタネータ1で発電される出力電
圧を調整する電圧調整装置(ICレギュレータ)5を内
蔵している。そして、自動車用オルタネータ1は、上記
の三相整流装置2および電圧調整装置5に加えて、ステ
ータ6、ロータ7、ブラシ装置8およびハウジング9等
より構成されている。
【0023】ステータ6は、ハウジング9の内側面に固
定された略円環板形状のステータコア11、およびこの
ステータコア11に巻装された三相のステータコイル1
2により構成された固定子である。
【0024】ステータコア11は、電機子鉄心を構成す
るもので、磁性材料製の薄鋼板を複数積層してなる積層
コアよりなり、ハウジング9の内側面に圧入固定されて
一体化されている。ステータコア11の内周面には、三
相のステータコイル12を収納する多数のスロット(図
示せず)が等間隔で形成されている。
【0025】三相のステータコイル12は、Y結線によ
り接続され、ロータ7の回転に伴って三相の交流出力が
誘起する三相の電機子巻線である。これらのステータコ
イル12の巻線端は、三相整流装置2の三相全波整流回
路に半田付け等の接合手段を用いて電気的に接続されて
いる。なお、三相のステータコイル12は、Δ結線され
ていても良い。
【0026】ロータ7は、界磁として働く部分で、シャ
フト10と一体的に回転する回転子である。このロータ
7は、シャフト10、このシャフト10に固定されたラ
ンデル型のポールコア13、このポールコア13に巻装
された界磁コイル14、この界磁コイル14に励磁電流
を供給するための2個のスリップリング15等によって
構成されている。
【0027】シャフト10は、ポールコア13の中心部
を貫通するように設けられ、ハウジング9の内周側で2
個のボールベアリング16、17を介して回転自在に支
持されている。このシャフト10の前側端部(一端部)
には、駆動源の回転動力をシャフト10に伝達するため
のVプーリ(Vベルト用プーリ)18が座付きナット1
8aとボールベアリング16との間に締付け固定されて
いる。
【0028】2個のボールベアリング16、17は、シ
ャフト10と一体回転するインナーレース(内輪)、ハ
ウジング9の内周側に固定されたアウターレース(外
輪)、インナーレースとアウタレースとの間に配された
多数のボール(玉)、および内部への水等の異物の浸入
を防止する2個のベアリングシール(シールド)等から
構成された両シールド玉軸受である。
【0029】Vプーリ18は、Vベルト等の伝動手段を
回転エンジンの出力軸(クランク軸)に装着されたVベ
ルト用プーリ(図示せず)に駆動連結されている。な
お、シャフト10とVプーリ18との間に電磁クラッチ
等のクラッチ手段を配しても良い。また、シャフト10
をエンジンの出力軸に直接連結しても良く、さらにシャ
フト10とエンジンの出力軸との間に一段以上の歯車変
速機やVベルト式無段変速機等の伝動手段を連結させて
も良い。
【0030】ポールコア13は、本発明のロータコアで
あって、中央に界磁コイル14が巻かれ、強磁性材料に
より作られている。ポールコア13は、一対の爪状磁極
部よりなる界磁鉄心である。一方の爪状磁極部の前側端
面には、ハウジング9内に吸い込んだ冷却風を主に軸方
向に吐出する軸流式の冷却ファン19がプロジェクショ
ン溶接等の接合手段を用いて取り付けられている。ま
た、他方の爪状磁極部の前側端面には、ハウジング9内
に吸い込んだ冷却風を主に遠心方向に吐出する遠心式の
冷却ファン20がプロジェクション溶接等の接合手段を
用いて取り付けられている。なお、冷却ファン20は、
本発明の摩耗粉排出手段、送風手段を構成する。
【0031】界磁コイル14は、本発明のロータコイル
であって、ポールコア13の中央部にコイルボビン14
aを介して巻回された励磁巻線である。界磁コイル14
は、励磁電流が流れると、一方の爪状磁極部は全てN極
になり、他方の爪状磁極部は全てS極になる。この界磁
コイル14の端末線は、半田付け等の接続手段を用いて
2個のコネクションバー(図示せず)に電気的に接続さ
れている。なお、コイルボビン14aは、界磁コイル1
4とポールコア13とを電気的に絶縁する樹脂部材で作
られている。
【0032】2個のスリップリング15は、本発明の集
電環であって、シャフト10の後端部(他端部)の外周
に圧入等により固定されている。これらのスリップリン
グ15は、円環形状の導電性金属(例えば銅合金)より
なり、半田付け等の接続手段を用いて2個のコネクショ
ンバー(図示せず)に電気的に接続されている。2個の
スリップリング15は、界磁コイル14に励磁電流を供
給するものである。
【0033】ブラシ装置8は、2個のブラシ21、これ
らのブラシ21を収納するブラシホルダー22、2個の
ブラシ21をそれぞれ2個のスリップリング15の外周
面に押圧するスプリング23、およびブラシ21に給電
を行うピグテール24等から構成されている。
【0034】2個のブラシ21は、炭素ブラシや金属ブ
ラシ等よりなり、2個のスリップリング15の外周面を
摺動することにより界磁コイル14を通電する。2個の
ブラシ21は、ブラシホルダー22内を半径方向に移動
可能にブラシホルダー22内に保持されている。これら
のブラシ21には、ピグテール24が一体成形されてい
る。
【0035】ブラシホルダー22は、本発明のブラシ保
持装置であって、電気絶縁性の樹脂により略方形状に一
体成形されている。このブラシホルダー22の後側端面
には、ゴム製のラビリンスパッキン26との間にラビリ
ンスシール27を形成する形状が形成されている。な
お、ブラシホルダー22には、電圧調整装置5の励磁電
流出力端子(図示せず)に電気的に接続する導電性金属
製のターミナル(図示せず)と、三相整流装置2の正極
側冷却フィン2aおよび正極側直流出力端子25に電気
的に接続する導電性金属製のターミナル(図示せず)と
がインサート成形されている。また、ラビリンスパッキ
ン26には、ラビリンス通路部を介して2個のスリップ
リング15と2個のブラシ21との摺動部分に空気を吸
い込むための通気穴(図示せず)が形成されている。
【0036】ハウジング9は、ドライブフレーム31、
リヤフレーム32およびリヤカバー33により構成され
ている。ドライブフレーム31は、椀形状のアルミニウ
ムダイカストよりなる第1フレームである。ドライブフ
レーム31の外周側には、エンジンのブラケット(図示
せず)に締付け固定される上端側ステー部34および下
端側ステー部35が一体成形されている。なお、上端
側、下端側ステー部34、35には、ボルト等の締付け
具が挿通する貫通穴34a、35aが貫通している。
【0037】そして、ドライブフレーム31の前側端部
には、冷却ファン19の回転によりハウジング9の内部
に吸い込むための複数の吸込口36が略同一円周上で開
口している。また、ドライブフレーム31の外周側に
は、冷却ファン19の回転によりハウジング9の内部か
ら冷却風を排出するための複数の排出口37が略同一円
周上で開口している。そして、ドライブフレーム31の
内周側には、シャフト10の前側端部をボールベアリン
グ16を介して回転自在に支持するベアリングホルダー
38を一体成形している。
【0038】次に、この実施例のリヤフレーム32を図
1ないし図6に基づいて詳細に説明する。ここで、図3
ないし図5はリヤフレーム32を示した図である。リヤ
フレーム32は、椀形状のアルミニウムダイカストより
なり、ドライブフレーム31の後端部にボルト穴39を
挿通する複数個(本例では4個)のスタッドボルトやナ
ット等の締付け具(図示せず)により締付け固定される
第2フレームである。リヤフレーム32の外周側には、
エンジンのブラケット(図示せず)に締付け固定される
下端側ステー部40が一体成形されている。なお、下端
側ステー部40には、ボルト等の締付け具が挿通する貫
通穴40aが貫通している。
【0039】そして、リヤフレーム32の後側端部に
は、冷却ファン20の回転によりハウジング9の内部に
吸い込むための複数の吸込口41が略同一円周上で開口
している。また、リヤフレーム32の外周側には、冷却
ファン20の回転によりハウジング9の内部から冷却風
を排出するための複数の排出口42が略同一円周上で開
口している。なお、32aはリヤフレーム32の後側端
部に形成された貫通穴で、この貫通穴32a内は三相の
ステータコイルの巻線端および中性点と三相整流装置2
の交流入力端子とを接続する導電線(図示せず)が挿通
する。
【0040】そして、リヤフレーム32の内周側には、
軸方向の後方側に延長された半円筒形状のスリップリン
グカバー43、軸方向の前方側に延長された円筒形状の
ベアリングホルダー44、およびこれらの間に形成され
た円環板形状(鍔状)のフランジ部45等が一体成形さ
れている。
【0041】スリップリングカバー43は、本発明の集
電環被覆部であって、2個のスリップリング15と2個
のブラシ21との摺動部分をブラシホルダー22と共に
囲むことにより、その摺動部分に水、油または埃等の異
物が侵入することを防止する部分である。スリップリン
グカバー43は、シャフト10の軸方向に対して直交す
る天地方向の略地側に設けられている。すなわち、シャ
フト10の地方向側に断面形状が円弧形状となるように
設けられている。
【0042】ベアリングホルダー44は、本発明の軸受
保持部であって、シャフト10の後側端部をボールベア
リング17を介して回転自在に支持する部分である。な
お、この実施例では、ボールベアリング17とフランジ
部45の間にベアリング固定部材としてワッシャ17a
が装着されている。
【0043】フランジ部45は、本発明の外壁部であっ
て、スリップリングカバー43の前側端部より半径方向
の外周側に向かって外径が広げられた部分であり、ボー
ルベアリング17の後側端部より半径方向の内周側に外
径が狭められた部分である。このフランジ部45には、
図6に示したように、摩耗粉排出穴46が形成されてい
る。この磨耗粉排出穴46は、リヤフレーム32と一体
成形されるもので、穴開け後加工は不要となり、従来品
に対し加工工数を低減できるので、自動車用オルタネー
タ1の製品価格を低減できる。
【0044】この摩耗粉排出穴46は、2個のスリップ
リング15と2個のブラシ21との摺動によって発生す
る、ブラシ21の摩耗粉をスリップリングカバー43や
ベアリングホルダー44の内部から排出するための空気
通路である。そして、摩耗粉排出穴46は、フランジ部
45において水平方向に対して直交する天地方向の略地
側に設けられている。
【0045】また、フランジ部45の摩耗粉排出穴46
の周囲には、図6に示したように、凸状の異物侵入防止
壁47、48が一体成形されている。これらの異物侵入
防止壁47、48は、本発明の異物侵入防止部、突条部
であって、フランジ部45の外側面および内側面より例
えば1mm〜2mm程度盛り上げられ、摩耗粉排出穴46を
囲んでいる。異物侵入防止壁47、48は、フランジ部
45の外側面を伝ってきた水、油または埃等の異物が摩
耗粉排出穴46からスリップリングカバー43やベアリ
ングホルダー44の内部に侵入することを防止する堤状
部である。
【0046】なお、異物侵入防止壁47、48は、冷却
ファン20によって磨耗粉排出穴46に発生する負圧に
より生じる風を妨げないように、磨耗粉排出穴46の地
方向を除く三方を囲む略コの字状に形成されている。ま
た、これらのスリップリングカバー43、ベアリングホ
ルダー44およびフランジ部45の内部には、風上側が
ラビリンス通路部に連通し、風下側が磨耗粉排出穴46
に連通する空気通路30が形成される。
【0047】リヤカバー33は、アルミニウム等の金属
板をプレス加工することにより一体成形されている。こ
のリヤカバー33は、三相整流装置2と共にリヤフレー
ム32にボルトやナット等の締付け具(図示せず)によ
り締付け固定されている。そして、リヤカバー33に
は、リヤフレーム32との間に保持された三相整流装置
2や電圧調整装置5を冷却する冷却風を取り入れる多数
の取入口(図示せず)が形成されている。また、リヤカ
バー33には、ラビリンスパッキン26の通気穴に連通
する連通穴(図示せず)が形成されている。
【0048】〔第1実施例の作用〕次に、この実施例の
自動車用オルタネータ1の作用を図1ないし図6に基づ
いて簡単に説明する。
【0049】エンジンの回転動力がVベルト等の伝動手
段を介してVプーリ18に伝達されると、シャフト10
が回転することによりロータ7が回転する。このとき、
シャフト10と一体的にポールコア13、界磁コイル1
4および2個のスリップリング15が回転する。そし
て、電圧調整装置5の作用により2個のブラシ21、2
個のスリップリング15、2個のコネクションバーを介
して界磁コイル14に励磁電流が供給されることにより
ポールコア13の一対の爪状磁極部が励磁される。これ
により、一方の爪状磁極部が全てN極となり、他方の爪
状磁極部が全てS極となる。
【0050】そして、ロータ7と相対回転するステータ
6のステータコア11に巻かれた三相のステータコイル
12に順次交流電流が誘起する。この三相のステータコ
イル12で発生した交流電流は、各交流入力端子を経て
複数個の正極側整流素子3および複数個の負極側整流素
子4に入力されることにより、三相の交流電流が整流さ
れ直流電流に変換される。そして、三相のステータコイ
ル12の発電電圧がバッテリ電圧を越えると、整流され
た直流電流が正極側直流出力端子25を経てバッテリに
供給される。これにより、バッテリに充電電流が流れる
ことによりバッテリが充電される。
【0051】ここで、自動車用オルタネータ1の三相整
流装置2の正極側、負極側整流素子3、4、電圧調整装
置5、三相のステータコイル12および界磁コイル14
は通電されることにより発熱する。これらの熱はポール
コア13が回転することにより発生する冷却風(図2の
矢印)によって冷却される。このとき、リヤフレーム3
2の外側面で開口する摩耗粉排出穴46には負圧が発生
し、図1の白抜き矢印および図2の白抜き矢印のよう
に、リヤカバー33の連通穴→ラビリンスパッキン26
→ラビリンス通路部→スリップリングカバー43の内部
→フランジ部45の内部→→摩耗粉排出穴46→リヤフ
レーム32の吸込口41→リヤフレーム32の内部→リ
ヤフレーム32の排出口42を経てブラシ21の摩耗粉
が自動車用オルタネータ1より外部へ排出される。
【0052】また、降雨時や洗車時に自動車用オルタネ
ータ1が被水すると、水滴がハウジング9の外側面を伝
って地方向に存する部分に集まり、その部分から落下す
る。中でも、リヤフレーム32の外側面を伝ってリヤフ
レーム32とリヤカバー33との間に浸入した水滴は、
リヤフレーム32のフランジ部45の外側面に集まる。
また、ブラシホルダー22の外側面に付着した水滴は、
地方向のスリップリングカバー43に伝わり、このスリ
ップリングカバー43の外側面を伝ってやはりフランジ
部45の外側面に集まる。このフランジ部45に集まっ
た水滴は、フランジ部45のうち略地方向に存する摩耗
粉排出穴46の周囲に到達するが、摩耗粉排出穴46の
周囲に凸状の異物侵入防止壁47、48が設けられてい
るので、異物侵入防止壁47、48を伝って下方に落下
する。これにより、摩耗粉排出穴46からフランジ部4
5の内側面を伝ってスリップリングカバー43やベアリ
ングホルダー44内に水が浸入することを防止できる。
【0053】〔第1実施例の効果〕以上のように、自動
車用オルタネータ1は、リヤフレーム32の外側面を伝
って摩耗粉排出穴46付近に到達した水、油や埃等の異
物が摩耗粉排出穴46からフランジ部45の内側面を伝
ってスリップリングカバー43内に水、油や埃等の異物
が侵入することを防止できる。この結果、スリップリン
グ15の外周面とブラシ21との間に水が浸入すること
によりブラシ21が異常摩耗して自動車用オルタネータ
1の発電効率が低下することを防止できると共に、ブラ
シ21が擦り減って自動車用オルタネータ1で発電しな
くなったりすることを抑えることができる。
【0054】さらに、リヤフレーム32の外側面を伝っ
て摩耗粉排出穴46付近に到達した水や埃等の異物が摩
耗粉排出穴46からフランジ部45の内側面を伝ってベ
アリングホルダー44内に水や埃等の異物が侵入するこ
とを防止できる。この結果、ベアリングシールの内側の
ボールベアリング17内部に水や埃等の異物が侵入する
ことを防止できるので、ボールベアリング17の耐久寿
命を向上することができる。
【0055】また、自動車の発電機取付装置(例えばエ
ンジン)への自動車用オルタネータ1の取付位置により
仮に摩耗粉排出穴46の形成位置が水平方向に直交する
天地方向の地側で開口していなくても、冷却ファン20
の回転により摩耗粉排出穴46に発生する負圧によって
スリップリングカバー43やフランジ部45内からブラ
シ21の摩耗粉を強制的に排出することにより、スリッ
プリングカバー43の内部から摩耗粉を効率良く排出で
きるので、スリップリングカバー43やフランジ部45
内にブラシ21の摩耗粉が残留し難くなる。
【0056】そして、アルミニウムダイカストにより所
定の椀形状に一体成形されたリヤフレーム32のフラン
ジ部45の地側部分に摩耗粉排出穴46を穴開けするこ
とにより、摩耗粉排出穴46を有するリヤフレーム32
を簡単な切削加工で製作できる。また、摩耗粉排出穴4
6の周囲に設けられる異物侵入防止壁47、48をフラ
ンジ部45に一体成形することにより、フランジ部45
と異物侵入防止壁47、48とを別体で構成したものに
比べて部品点数を減少できると共に、在庫管理が容易と
なるので、自動車用オルタネータ1の製品価格を低減で
きる。これにより、安価な自動車用オルタネータ1を搭
載した自動車の価格を低下させることができる。
【0057】〔第2実施例〕図7はこの発明の第2実施
例を示したもので、自動車用オルタネータのリヤフレー
ムの異物侵入防止溝の構造を示した図である。
【0058】この実施例では、第1実施例の異物侵入防
止壁47の代わりに、フランジ部45の外側面より堀り
下げられた凹状の異物侵入防止溝49を設けている。こ
の異物侵入防止溝49は、本発明の異物侵入防止部、窪
み部であって、フランジ部45の外側面を伝ってきた
水、油や埃等の異物が摩耗粉排出穴46からスリップリ
ング15とブラシ21との摺動部分やボールベアリング
17側に侵入することを防止する凹状部である。
【0059】〔変形例〕この実施例では、本発明を車両
搭載用エンジンに回転駆動される車両用交流発電機とし
ての自動車用オルタネータ1に適用したが、本発明を電
動モータ等の他の駆動源により回転駆動されるその他の
車両用交流発電機に適用しても良い。この実施例では、
リヤフレーム32にリヤカバー33を締付け固定してい
るが、リヤカバー33を設けなくても良い。
【0060】この実施例では、リヤフレーム32の外側
にスリップリングカバー43を設け、リヤフレーム32
の内側にベアリングホルダー44を設けたが、リヤフレ
ーム32の外側にベアリングホルダー44を設け、リヤ
フレーム32の内側にスリップリングカバー43を設け
ても良い。また、リヤフレーム32にスリップリングカ
バー43またはベアリングホルダー44が一体成形され
ている必要はない。
【0061】さらに、凸状の異物侵入防止壁47、48
と凹状の異物侵入防止溝49はリヤフレーム32に一体
成形されていなくても良い。異物侵入防止壁47、48
を別体で設ける場合には、締付け具により締付け固定や
溶接することによりリヤフレーム32に固定するように
すれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用オルタネータの主要部構造を示した断
面図である(第1実施例)。
【図2】自動車用オルタネータの全体構造を示した断面
図である(第1実施例)。
【図3】(a)はリヤフレームの外側形状を示した正面
図で、(b)は(a)のO−X断面図である(第1実施
例)。
【図4】リヤフレームの内側形状を示した正面図である
(第1実施例)。
【図5】リヤフレームを示した断面図である(第1実施
例)。
【図6】異物侵入防止壁の構造を示した斜視図である
(第1実施例)。
【図7】異物侵入防止溝の構造を示した斜視図である
(第2実施例)。
【図8】自動車用オルタネータの全体構造を示した断面
図である(第1従来例)。
【符号の説明】
1 自動車用オルタネータ(車両用交流発電機) 6 ステータ 7 ロータ 8 ブラシ装置 9 ハウジング 10 シャフト(回転軸) 13 ポールコア(ロータコア) 14 界磁コイル(ロータコイル) 15 スリップリング(集電環) 17 ボールベアリング(軸受) 20 冷却ファン(磨耗粉排出手段、送風手段) 21 ブラシ 22 ブラシホルダー(ブラシ保持装置) 31 ドライブフレーム 32 リヤフレーム 43 スリップリングカバー(集電環被覆部) 44 ベアリングホルダー(軸受保持部) 45 フランジ部(外壁部) 46 摩耗粉排出穴 47 異物侵入防止壁(異物侵入防止部、突条部) 48 異物侵入防止壁(異物侵入防止部、突条部) 49 異物侵入防止溝(異物侵入防止部、窪み部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/00 - 5/10 H02K 11/00 H02K 13/00 H02K 19/36

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ロータコイルを巻装したロータコア
    と、 (b)このロータコアの略中心部を貫通して設けられた
    回転軸と、 (c)この回転軸の外周に配され、前記ロータコイルと
    電気的に接続する集電環と、 (d)この集電環の外周を摺動するブラシ、およびこの
    ブラシを収納するブラシ保持装置を有するブラシ装置
    と、 (e)前記回転軸を回転自在に支持する軸受と、 (f)前記ブラシ装置のブラシ保持装置とともに、前記
    集電環と前記ブラシとの摺動部分を囲む半円筒形状の集
    電環被覆部と、 (g)内部に前記ロータコアを収容するハウジングとを
    備えた車両用交流発電機において、 前記ハウジングは、前記軸受を保持する円筒形状の軸受
    保持部、および前記集電環被覆部の前側端部と前記軸受
    保持部の後側端部との間に設けられて、前記集電環被覆
    部の前側端部より半径方向の外周側に向かって外径が広
    げられた円環板形状の外壁部を有し、 前記外壁部の略地側には、前記集電環と前記ブラシとの
    摺動により発生する磨耗粉を外部に排出するための磨耗
    粉排出穴が設けられ、 前記磨耗粉排出穴の周囲には、前記磨耗粉排出穴から前
    記集電環と前記ブラシとの摺動部分に異物が侵入するこ
    とを防止する異物侵入防止部が設けられ、 前記異物侵入防止部は、前記ハウジングの外壁部の外側
    面にて前記磨耗粉排出穴の略地方向を除く三方を囲む略
    コの字状に形成されていることを特徴とする 車両用交流
    発電機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両用交流発電機におい
    て、前記異物侵入防止部は、前記ハウジングの外壁部の外側
    面より盛り上げられた凸状の突条部である ことを特徴と
    する車両用交流発電機。
  3. 【請求項3】請求項に記載の車両用交流発電機におい
    て、前記異物侵入防止部は、前記ハウジングの外壁部の外側
    面より堀り下げられた凹状の窪み部である ことを特徴と
    する車両用交流発電機。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の車両用交流発電機において、前記集電環被覆部は、前記ハウジングに一体成形されて
    いる ことを特徴とする車両用交流発電機。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の車両用交流発電機において、前記磨耗粉排出穴は、車両へ前記ハウジングを取り付け
    た際に、水平方向に対して直交する天地方向の略地側に
    設けられている ことを特徴とする車両用交流発電機。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の車両用交流発電機におい
    て、前記異物侵入防止部は、前記ハウジングの外壁部の外側
    面および内側面より盛り上げられ、前記磨耗粉排出穴を
    囲む2つの異物侵入防止壁を有し、 前記2つの異物侵入防止壁は、前記ハウジングの外壁部
    の外側面を伝ってきた水等の異物が前記磨耗粉排出穴か
    ら前記集電環被覆部および前記軸受保持部の内部に侵入
    することを防止する堤状部である ことを特徴とする車両
    用交流発電機。
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