JP3055299U - 自動車フロント窓ガラス用カーテン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車中の自動車は太陽熱により車内がサ
ウナの状態になることを防止する為には、どうしてもカ
ーテンでの遮蔽が必要である。特にフロント窓ガラスは
面積が広く傾斜して、カーテンの脱着が難しくわずらわ
しい。そのような従来のカーテンに変えて、本カーテン
は目前に常時フロントデッキに備え付けられているの
で、即刻カーテンの脱着が出来る為に大変便利である。 【解決手段】 上下方向に伸縮する折り畳み式日除け
カーテン（１）を、自動車のフロント窓ガラス（２）に
吊り下げたガイドロープ（３）を介して、フロント窓ガ
ラス（２）に設けた事を特徴とする自動車フロント窓ガ
ラス用カーテン。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は自動車が駐車中にフロント窓ガラスから差し込む太陽熱が車内をサ ウナ状態にすることを、防止する事に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のフロント用日除けには極厚紙を縦縞折りにして左右に伸縮させルーム ミラーにもたせかける日除けが使用されている。その他スポンジにアルミ箔をコ ーテイングした物や網を吸盤で接着したりした物が使用されている。

【０００３】 さらにまた最近の公開公報で紹介されるように特開平５−６９７４３号公報の場 合は１枚板で、ルーフから引き出し方式で日除けをする。特開昭６１−１５５０ ２０ではシート用材料を使用し電動により日除けの操作を行うもの等が紹介され ている。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

従来のフロント窓ガラス用の日除けは極厚紙やスポンジ材でつくられルームミラ ーやサンバイザ等にもたせかける手法のものがほとんどで、熱や隙間風により傾 いたり下がったりして、充分な日除け機能を果たしていない自動車を多く見かけ る。電動による日除け設備は完璧であると思われるが、高価な物になると思われ 実用的には課題があると考えられる。 本考案は制作が簡単で操作も簡単、即刻日除けが出来て経済的にも安価で便利 、太陽熱やすき間風等により日除けがずれたりせず、完璧な日除け効果を領受す ることが出来る。フロント窓ガラス用日除けを提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案の特徴はカーテン（１）をジャバラ折り畳にしたもので両側にガイド用 の貫通穴（２）を設け該穴（２）の中にロープ（３）を貫通させフロント窓ガラ スの両側へロープ（３）を上下に固定する。ジャバラ折り畳カーテンの下部面は フロントデッキに固定し上部面はフロント窓ガラス又はフロントルーフに脱着で きるようにして、ガイドに従って上下伸縮自在に移動することを特徴とする自動 車用フロント窓ガラス用カーテンである。

【０００６】

【考案の実施の形態】 【実施例】

以下本考案の実施形態を実施例に基ずいて図面を参照しながら詳細に説明する 図１は本考案を示したものでジャバラを伸ばした状態で、上下に伸縮することに よりウインドウの大小に関係なく使用が可能である。但し横幅は軽自動車、普通 車、大型車の３種類で対応が可能である。図２はカーテンを閉じた状態で角桟の ように収納が可能である。材質は紙、プラスチック板、軽金属いずれも利用が可 能である。紙の場合は柔らかく腰が無いため曲がるけれどジャバラ折りにすると 強度が充分に保持できる。軽金属やプラスチック板の場合はベルト状に切り糸や テープで連結して使用も可能である。（２）のガイド用貫通穴は両端にゆとりを もって設ける。メーカーにより車幅が同一でないので車幅が狭い同じクラスの車 を基準に設定をすることが重要である。貫通穴の外側部分で余分な部分は切り取 りが出来るようにしておく。（３）はガイド用のロープで針金でも良い特に限定 しないができれば透明な釣り糸を使用されたい。極力安全運転に支障のないもの を。ガイド用糸（３）はカーテンの補助桟（４）の下部面に固定する。下部面の 桟（４）はフロントガラスの曇取りのフードを塞がないようにする。固定には針 金でフードの格子に任意に行う。糸（３）の他端は固定具（５）釣り針、マジッ クテープ等でルーフに任意に固定する。上部面の桟（４）はカーテンを引き上げ 、ルームミラーの軸に懸吊具（６）で保持、またはサンバイザでフロントガラス に挟み込み保持することができる。 図３は日除けカーテンを吊り上げた状態 図である。 図４は該カーテンを吊り上げた側面の状態図である。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は以上説明したように構成されているので以下に記載されるような効果 を奏する。本カーテンはどんなフロント窓ガラスにもぴったりと合わせられるよ うに開発されているために、太陽熱の遮蔽度が高くいつも目前に置かれているの でワンタツチで使用や収納ができる。風や熱によるカーテンのめくれの心配も不 要でとっても便利である。再生紙を利用すれば資源の活用と低コストで少しでも 豊かな生活を提供する事が出来るものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の全体図でカーテンを広げた状態図であ
る。

【図２】本カーテンを収納した側面図である。

【符号の説明】

１ 折り畳式日除けカーテン ２ ガイド用貫通穴 ３ ガイド用ロープ、糸 ４ カーテン補強桟 ５ ガイド糸固定具 ６ カーテン懸吊具 ７ カーテン補強桟固定具

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【手続補正書】

【提出日】平成１０年８月１０日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の全体平面図でカーテンを広げた状態で
ある。

【図２】カーテンを収納した側面図である。

【図３】本カーテンをフロントウインドウ内に広げた状
態の正面斜視図である。

【図４】本カーテンを車内で広げ吊り下げた状態の側面
図である。

【符号の説明】 １ 折り畳式日除けカーテン ２ ガイド用貫通穴 ３ ガイド用ロープ、糸 ４ カーテン補強桟 ５ ガイド用糸固定具 ６ カーテン懸吊具 ７カーテン補強桟固定具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】上下方向に伸縮する折り畳み式日除けカー
   テン（１）を、自動車のフロント窓ガラス（２）に吊り
   下げたガイドロープ（３）を介して、フロント窓ガラス
   （２）に設けた事を特徴とする自動車フロント窓ガラス
   用カーテン。