JP3054994U - 冷凍設備用アキュムレーター - Google Patents

冷凍設備用アキュムレーター

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Publication number
JP3054994U
JP3054994U JP1998004308U JP430898U JP3054994U JP 3054994 U JP3054994 U JP 3054994U JP 1998004308 U JP1998004308 U JP 1998004308U JP 430898 U JP430898 U JP 430898U JP 3054994 U JP3054994 U JP 3054994U
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JP
Japan
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accumulator
main body
present
refrigeration equipment
cost
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998004308U
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English (en)
Inventor
▲びょん▼斗 池
Original Assignee
株式会社青松
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Publication date
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Publication of JP3054994U publication Critical patent/JP3054994U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、冷凍用コンプレッサにおいて冷媒
ガス吸い込み口側に取り付けられて、冷媒ガスのうち、
気化しない冷媒液を濾過させて気体化されるようにする
役割を果たす冷凍設備用アキュムレーターに関するもの
で、製作性に優れ、コスト低減による安価なアキュムレ
ーターを提供しようとする。 【解決手段】 本体1を鉄材パイプにし、同時に軸管部
1a、1bをスピニング加工することにより継手レスで
形成し、コスト低減を図るとともに製作性を向上させた
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、冷凍機、エアコンディショナー、冷蔵庫などのコンプレッサにおい て、冷媒ガスの吸込み口側に取り付けられて蒸発器を通じて吸込む冷媒ガスのう ち、まだ気化しない冷媒液をバッフル膜を通じて濾過させて気体化されるように する冷凍設備用アキュムレーターに関する。さらに詳細にはアキュムレーターを 製造する場合、本体の構成を安価にしてコスト低減による経済性を有するように し、かつ本体に継ぎ目部分がないようにして製作性を向上させると共に冷媒ガス の外部への漏れを最小化させたアキュムレーターを提供する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
従来のアキュムレーターは図3に示したように本体1が3ピース接合方式又は 図4のような2ピース接合方式で構成されている。
【0003】 即ち、3ピース接合方式は、中央の本体1部分は鉄材パイプを切り取って構成 し、両端部の軸管部1a、1bは鉄板をプレス加工した後、これを前記本体1の 両側に溶接により接合させる構成で、溶接部分2において漏れを生ずる恐れがあ る。ます、このように溶接工程が必要である他、その溶接前に軸管部1a、1b を予めプレス加工して製作しておかねばならないので、工程によるコストの上昇 要因になった。
【0004】 また2ピース接合方式は前記3ピース構造のアキュムレーターよりは1ステッ プ進歩した構成として本体1の中央部を二つに分けた鉄板をプレス加工した後当 接部分を溶接によって接合する構造になったもので、これも軸管部1a、1bを プレス加工し、溶接により接合しなければならないので製作性に劣り、コスト上 昇の原因になると共に溶接部分で漏れを生ずる恐れがあった。
【0005】 なお、前記図3及び図4のような構造のアキュムレーター以外にも最近図5の ような構造になったものが使われており、これは本体1自体を鉄パイプとして所 定の長さで切断した後、両端部を別のスピニング機(交軸加工装置)でスピニン グ加工して軸管部1a、1bを形成するもので、前記図3及び図4の構造に比べ て溶接部分がなく、ガス漏れを生ずる恐れが格段に減少された代わりに、材質が 銅(COPPER)であるので経済性の低下の要因になった。
【0006】 本考案は、かかる問題に鑑みて成されたもので、製作が容易で生産性に優れ、 かつコスト低減をはかり、ガスが漏れない構造のアキュムレーターを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の冷凍設備用アキュムレーターは、本体の両 端部が軸管部として形成され、その軸管部の内側に冷媒ガス移送管を接続して構 成される冷凍設備用アキュムレーターにおいて、前記本体は継手レスの鉄材パイ プの両端部をスピニング加工して形成されたことを特徴とするものである。 この構成によれば、本体は継ぎ目がないので、生産性が向上すると共に、ガス 漏れのおそれがなく、また、鉄材パイプで構成するので、コストの低減化を図る ことができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図1及び図2に示した一実施例によりより詳細に説明すれば次 の通りである。 先ず、本体1の両端部が軸管部1a、1bとして形成されており、その本体1 の軸管部1a、1bの内側に冷媒ガス移送管3a、3bを接続して構成されたア キュムレーターにおいて、前記本体1は継手レスの鉄材によって構成される。 前記本体1は、鉄材パイプを所定の長さに切断した後、その両端部の軸管部1 a、1bをスピニング加工により絞り、或いは交軸させて形成したものである。
【0009】 このように構成された本考案のアキュムレーターはスピニング工法により冷間 加工されるので、加工時内部酸化などをまったく起こさず、同時に厚さが均一で 継ぎ目が無いので、従来のような溶接継手による漏れの恐れが無く、冷媒ガスの 漏れを最小化させるのみならず、特に本体1を安価な鉄材を使っているのでコス ト低減を図ることができる。
【0010】 参考のために、単位重量当たりの銅の値段を1とすると、鉄材は約0.28で あり、本体1を銅で形成した場合でも、鉄材で形成した場合でも、その重量はほ とんど同じであることから、本考案のアキュームレーターでは、材料費だけでも 従来の銅を使用したアキュムレーターに比べて約3分の1のコストで製造でき、 そのコスト低減効果は大きい。
【0011】
【考案の効果】
以上詳細に説明した通り本考案は、本体を従来のように継ぎ目溶接しないので 生産性の向上を図ることができ、また、ガス漏れの恐れを無くすことができて使 用上の安定性を向上させることができ、かつ本体を安価な鉄パイプで構成するの でコストの低減化を図ることができ、簡単ながら経済性と安定性の双方を共に得 ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図
【図2】断面図
【図3】従来のアキュムレーターの一例を示す図2相当
【図4】従来のアキュムレーターの他の例を示す図2相
当図
【図5】従来のアキュムレーターの更に異なる他の例を
示す図2相当図
【符号の説明】
1:本体 1a、1b:軸管部 2:溶接部分 3a、3b:冷媒ガス移送管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の両端部が軸管部として形成され、
    その軸管部の内側に冷媒ガス移送管を接続して構成され
    る冷凍設備用アキュムレーターにおいて、前記本体は継
    手レスの鉄材パイプの両端部をスピニング加工して形成
    されたことを特徴とする冷凍設備用アキュムレーター。
JP1998004308U 1997-06-17 1998-06-16 冷凍設備用アキュムレーター Expired - Lifetime JP3054994U (ja)

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KR1997U14583 1997-06-17
KR9714583 1997-06-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010223571A (ja) * 2009-02-27 2010-10-07 Hitachi Appliances Inc 空気調和機,空気調和機用冷媒量調節器の管座形成用流動ドリル及び管座加工方法
JP2011202839A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Nisshin Steel Co Ltd ガスヒートポンプ用ステンレス鋼製冷媒タンク

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