JPH0123095Y2 - - Google Patents

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JPH0123095Y2
JPH0123095Y2 JP1982103400U JP10340082U JPH0123095Y2 JP H0123095 Y2 JPH0123095 Y2 JP H0123095Y2 JP 1982103400 U JP1982103400 U JP 1982103400U JP 10340082 U JP10340082 U JP 10340082U JP H0123095 Y2 JPH0123095 Y2 JP H0123095Y2
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JP
Japan
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pipe
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gas
flared
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JP1982103400U
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JPS597372U (ja
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  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気調和装置等に使用される気液分
離器に関するものである。
従来の気液分離器例えばアキユムレータは、第
1図図示の如く、一対の鏡板1a′,1a′を結合し
てなる容器状の本体1′に対して、気液混合流体
流入用の連結管2′と気体流出用の連結管3′とを
挿入固着して構成されている。ところが、連絡管
2′,3′には、例えば蒸発器及び圧縮機等への製
品側冷媒配管とのろう付接合あるいは気密試験用
のカツプラー接続のために管端にそれぞれフレア
加工部2a′及び3a′がそれぞれ形成されている。
このように、連絡管2′,3′を本体1′に取付け
る前に、フレア加工部2a′,3a′を形成する理由
は、前記配管接続を確実にするためにフレア加工
部2a′,3a′の形状をある程度正確なものとする
必要があることと連絡管2′,3′を本体1′に取
付けた後では加工が実際上困難となるためであ
る。又これら連絡管2′及び3′には、その気液分
離機能の向上を企図して他端側に曲り部2b′及び
3b′を有している。このため、本体1′に連絡管
2′,3′を接続するに当つては、本体1′を構成
する一対の鏡板1a′,1a′の一方に、連絡管2′,
3′のフレア加工部2a′,3a′よりも稍大径の挿
入孔4′,4′を形成する一方、連絡管2′,3′に
は、予め、それらの接続部位にユニオン管継手
6′,6′をろう付接続しておき、前記挿入孔4′,
4′に連絡管2′,3′をフレア加工部2a′及び3
a′側から挿入してユニオン管継手6′,6′を本体
1′に溶接接続するようにされている。従つて、
ユニオン管継手という特別な部材が必要となると
ともに、連絡管とユニオン管継手とろう付作業も
必要となり、コストアツプをひきおこす原因とな
つていた。
本考案は、上記の点に鑑み、本体に対して、連
絡管を直接接続し得る構造とすることによつて製
作コストを低下せしめることを目的とするもので
あり、かかる目的達成のため、一対の鏡板を結合
してなる容器状の本体適所に、連絡管のフレア加
工部外径より稍大径の挿入孔を形成する一方、連
絡管の中間部位に挿入孔と略同外径の拡管部を形
成して、該拡管部を前記本体の挿入孔に対して嵌
合固着せしめた構成を特徴としている。
以下、第2図及び第3図を参照して本考案の実
施例にかかる気液分離器を説明する。
第2図には、本考案の第1実施例が示されてい
る。本実施例の気液分離器は例えばアキユムレー
タとして使用されるものであつて、上下一対の鋼
板製の鏡板1a,1aを当て金5を介して溶接接
合してなる容器状の本体1に対していずれも1本
の鋼管からなる気液混合流体流入用の入口側連絡
管2と気体流出用出口側連絡管3とを接続して構
成されている。
これら連絡管2及び3の上部管端には、それぞ
れフレア加工部2a及び3aが形成されており、
該フレア加工部2a及び3aには蒸発器、圧縮機
への冷媒配管とのろう付性を考慮してそれぞれ銅
製の接続用配管8及び9が接続されている。又、
入口側連絡管2の他端側には、本体1内において
内周側壁側に開口するようにL字形の曲り部2b
が設けられ、出口側連絡管3の他端側には、本体
1内において上方に開口するようにU字状の曲り
部3bが設けられている。
更に、連絡管2,3には、それぞれの接続部位
にバルジ加工による拡管部10,10がそれぞれ
形成されている。各拡管部10の外径は、上部の
鏡板1a上面にフレア加工部2a及び3aの外径
より稍大径となるように形成された挿入孔4と略
同径とされている。尚、バルジ加工とは、管体外
周に拡管用型を配置して、管体内に加圧流体を圧
送するかあるいは管体内に配した弾性体をピスト
ン等で圧縮せしめるかすることによつて管体の一
部を拡管する方法のことである。
しかして、連絡管2,3をフレア加工部2a,
3aの方から鏡板1aの挿入孔4,4にそれぞれ
挿入した後、鏡板1a,1aを当て金5を介して
溶接接合し、その後、連絡管2,3のそれぞれの
拡管部10,10を挿入孔4,4にそれぞれ溶接
接続するのである。この場合、前記連絡管2,3
と鏡板1aとは同じ材質(鋼管製)であるので、
容易に溶接が可能である。
尚、図中、符号11は油戻し孔である。
上述の構成とすることによつて、従来例におけ
るユニオン管継手のような特別な部材が不要とな
る。
第3図には、本考案の第2実施例に係る気液分
離器が示されている。この場合、本体1は、いず
れも銅製の鏡板1a,1aを銅製の胴体1bを介
して溶接接合して構成される一方、連絡管2,3
は共に銅管製とされている。尚、本実施例の場
合、入口側の連絡管2の下端部は直管状とされて
おり、従つて、出口側の連絡管3のみにバルジ加
工による拡管部10が形成されている。従つて挿
入孔4,4の一方は、連絡管2と略同外径とされ
る。又、連絡管2,3と本体1とは、ともに銅製
であつて同じ材質であるので、容易にろう付結合
される。
尚、以上の説明においては、アキユムレータと
して使用した場合について説明したが、本考案の
接続構造については、冷凍装置における凝縮器と
膨張機構との間の冷媒配管に設けられるレシーバ
にも応用できるものである。
続いて本考案の気液分離器の効果を述べる。
本考案によれば、一端側にフレア加工部3aを
他端側にU字状の曲り部3bをそれぞれ有する1
本の管体からなる連絡管3を一対の鏡板1a,1
aを結合してなる容器状の本体1に接続するに当
つて、本体1適所にフレア加工部3aの外径より
稍大径の挿入孔4を形成する一方、連絡管3中間
部位に前記挿入孔4と略同外径の拡管部10を形
成して、該拡管部10を前記挿入孔4に嵌合固着
するようにしたので、従来例におけるようにユニ
オン管継手のような特別な部材を要することなく
連絡管3と本体1との接続を行なうことができる
こととなり、部品点数の低減及び組立工数の低減
を計り得る。従つて、製品コストを大巾に低下で
きるという実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の気液分離器の内部を開示した
側面図、第2図及び第3図は、それぞれ本考案の
第1及び第2実施例にかかる気液分離器の縦断面
図である。 1……本体、1a……鏡板、3……連絡管、3
a……フレア加工部、3b……曲り部、4……挿
入孔、10……拡管部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の鏡板1a,1aを結合してなる容器状の
    本体1に対して、一端側にフレア加工部3aを他
    端側にU字状の曲り部3bをそれぞれ有する1本
    の管体からなる連絡管3を接続してなる気液分離
    器において、前記本体1適所に前記連絡管フレア
    加工部3aの外径より稍大径の挿入孔4を形成す
    る一方、前記連絡管3の中間部位には、前記挿入
    孔4と略同外径の拡管部10を形成するととも
    に、該拡管部10を前記挿入孔4に嵌合固着せし
    めたことを特徴とする気液分離器。
JP10340082U 1982-07-07 1982-07-07 気液分離器 Granted JPS597372U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10340082U JPS597372U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 気液分離器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10340082U JPS597372U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 気液分離器

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Publication Number Publication Date
JPS597372U JPS597372U (ja) 1984-01-18
JPH0123095Y2 true JPH0123095Y2 (ja) 1989-07-14

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ID=30243273

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JP10340082U Granted JPS597372U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 気液分離器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5162437B2 (ja) * 2008-12-26 2013-03-13 カルソニックカンセイ株式会社 冷凍サイクル用アキュムレータ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827575U (ja) * 1971-08-11 1973-04-03
JPS50106216A (ja) * 1973-08-02 1975-08-21

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JPS4827575U (ja) * 1971-08-11 1973-04-03
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JPS597372U (ja) 1984-01-18

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