JP5124104B2 - 配管部材の製造方法 - Google Patents

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本発明は、圧力流体が流通する熱交換系におけるエバポレ−タ,膨張弁の間に配設される配管部材の製造方法に係る技術分野に属する。
従来、圧力流体が流通する熱交換系におけるエバポレ−タ,膨張弁の間に配設される配管部材としては、例えば、以下に記載のものが知られている。
特開平6−265239号公報 特許文献1には、エバポレ−タと膨張弁とを配管経路に自由度を確保して接続するための中継パイプ構造の配管部材が記載されている。
この配管部材は、図10に示すように、パイプ1,2とパイプ1,2の端部に取付けられた継手部品3,4とからなる。1つのパイプ1は、高圧の流体が流通する高圧用とされ相対的に径が小さく形成されている。他の1つのパイプ2は、低圧の流体が流通する低圧用とされ相対的に径が大きく形成されている。高圧用,低圧用のパイプ1,パイプ2は、一端側でエバポレータEの本体Eaから突出された高圧用インレットパイプEb,低圧用アウトレットパイプEcに板形の継手部品3を介してそれぞれ接続され、他端側で板形(ブロック形)の継手部品4を介して膨張弁Vに接続されている。エバポレータE側の継手部品3は、切削加工による製造コストを低減し流体の漏出を防止するために、パイプ1,パイプ2の両方を並列させて接続端11,21を貫通させたものが多くなっている。膨張弁V側の継手部品4は、切削加工による製造コストを低減し流体の漏出を防止するために、パイプ1,2の両方を並列させて接続端11,21を貫通させるとともに、膨張弁Vの側壁構造を兼ねるようにしたものが多くなっている。従って、継手部品3,4は、パイプ1,2の接続端11,21を貫通させるためのパイプ孔31,32,41,42と、他の継手部品や膨張弁Vに取付けるための取付用ネジ孔33,43とが設けられている。
この配管部材を製造するには、図11に示すように、2つ割構造のクランプCでパイプ1,2の接続端11,21から少し離れた箇所を保持しておき、継手部品3,4をパイプ1,2に嵌合させて、パイプ1,2の接続端11,21からポンチPでプレス(かしめ)して、パイプ1,2に継手部品3,4を抜止めするような格好の外側へ膨出したフランジ部12,22を形成する。そして、パイプ1,2と継手部品3,4とをフランジ部12,22で仮止めしたような状態でろう付けし、パイプ1,2と継手部品3,4とを固着することで完成される。
前述の従来の配管部材の製造方法では、プレス加工に加えて手作業が多く仕上げ検査が面倒なろう付け加工が必要であるため、製造コストが高くなるという問題点がある。また、流通する圧力流体によるパイプ1,2(特に、膨張弁Vから高圧の流体が噴射される高圧用のパイプ1)の振動,脈動でろう付け部分が損傷し、継手部品3,4からパイプ1,2が離脱することがあるため、耐久性が低いという問題点がある。また、パイプ1,2にフランジ部12,22を形成する際に、ポンチPのプレス圧力に耐え継手部品3,4のずれを阻止することができるようにクランプCによるパイプ1,2の保持面積Sを大きくしなければならないため、使用されるパイプ1,2の形状が制約され配管の自由度が低下するという問題点がある。
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、製造コストを低減することができるとともに耐久性を高めることができ、しかも継手部品のすぐ近くから曲げる際曲げの形状のパイプを配管を可能にする配管部材の製造方法を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本発明に係る配管部材の製造方法は、特許請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、圧力流体が流通する熱交換系におけるエバポレ−タ,膨張弁の間に配設され、パイプの接続端が板形の継手部品に貫通された配管部材を製造するものであって、継手部品のすぐ近くから曲げられる際曲げに曲げ加工されたパイプパイプの接続端付近にプレス加工で外側へ膨出したフランジ部を形成した後、パイプの径に対応したパイプ収容溝とフランジ部の径に対応したフランジ部収容溝と継手部品の大きさ,形状に対応した継手部品収容溝とが階段状に設けられパイプ収容溝がパイプの保持面積が小さくなるように薄くされたクランプを用い、パイプに継手部品を嵌合させてフランジ部に当接させフランジ部を含むパイプと継手部品との双方をクランプで締付けて保持した状態とし、再びプレス加工でパイプの継手部品を介した反対側に外側へ膨出したフランジ部を形成することを特徴とする。
この手段では、プレス加工のみで形成されたフランジ部で継手部品を挟込むようにしてパイプ,継手部品が固着されることで、手作業が多く仕上げ検査が面倒なろう付け加工が不要になる。また、流通する圧力流体によるパイプの振動,脈動で損傷する可能性のあるろう付け部分が消失することで、継手部品からパイプが離脱することがなくなる。また、パイプに後からフランジ部を形成する際に、先に形成されたフランジ部もポンチのプレス圧力を受け継手部品のずれを阻止することから、クランプによるパイプの保持面積を小さくすることができる。また、フランジ部を含むパイプと継手部品との双方がクランプで一体的に保持されることで、クランプによるパイプの保持面積をより小さくすることができる。
また、請求項2では、圧力流体が流通する熱交換系におけるエバポレ−タ,膨張弁の間に配設され、パイプの接続端が板形の継手部品に貫通された配管部材を製造するものであって、継手部品のすぐ近くから曲げられる際曲げに曲加工された形状のパイプの接続端付近にプレス加工で外側へ膨出したフランジ部を形成した後、パイプの径に対応したパイプ収容溝とフランジ部の径に対応したフランジ部収容溝と継手部品の大きさ,形状に対応した継手部品収容溝とが階段状に設けられパイプ収容溝がパイプの保持面積が小さくなるように薄くされたクランプを用い、パイプに継手部品を嵌合させてフランジ部に当接させフランジ部を含むパイプと継手部品との双方をクランプで締付けて保持した状態とし、再びプレス加工でパイプの継手部品を介した反対側に外側へ拡開した拡開部を形成することを特徴とする。
この手段では、プレス加工のみで形成されたフランジ部,拡開部で継手部品を挟込むようにしてパイプ,継手部品が固着されることで、手作業が多く仕上げ検査が面倒なろう付け加工が不要になる。また、流通する圧力流体によるパイプの振動,脈動で損傷する可能性のあるろう付け部分が消失することで、継手部品からパイプが離脱することがなくなる。また、パイプに拡開部を形成する際に、フランジ部もポンチのプレス圧力を受け継手部品のずれを阻止することから、クランプによるパイプの保持面積を小さくすることができる。また、フランジ部を含むパイプと継手部品との双方がクランプで一体的に保持されることで、クランプによるパイプの保持面積をより小さくすることができる。
また、請求項3では、請求項2の配管部材の製造方法において、継手部品にパイプのフランジ部,拡開部が収容される収容溝を予め形成しておくことを特徴とする。
この手段では、パイプに形成されたフランジ,拡開部が継手部品の収容溝に収容されることで、パイプから突出しているフランジ,拡開部が継手部品に埋込まれた格好となる。
請求項1に記載された本発明に係る配管部材の製造方法は、プレス加工のみで形成されたフランジ部で継手部品を挟込むようにしてパイプ,継手部品が固着され、手作業が多く仕上げ検査が面倒なろう付け加工が不要になるため、製造コストを低減することができる効果がある。また、流通する圧力流体によるパイプの振動,脈動で損傷する可能性のあるろう付け部分が消失し、継手部品からパイプが離脱することがなくなるため、耐久性が高くなる効果がある。また、パイプに後からフランジ部を形成する際に、先に形成されたフランジ部もポンチのプレス圧力を受け継手部品のずれを阻止することから、クランプによるパイプの保持面積を小さくすることができるため、継手部品のすぐ近くから曲げる際曲げの形状のパイプを配管を可能にする効果がある。また、フランジ部を含むパイプと継手部品との双方がクランプで一体的に保持され、クランプによるパイプの保持面積をより小さくすることができるため、使用されるパイプの形状が制約されず配管の自由度を確保することができるという前述の効果がより高められる。
請求項2に記載された本発明に係る配管部材の製造方法は、プレス加工のみで形成されたフランジ部,拡開部で継手部品を挟込むようにしてパイプ,継手部品が固着され、手作業が多く仕上げ検査が面倒なろう付け加工が不要になるため、製造コストを低減することができる効果がある。また、流通する圧力流体によるパイプの振動,脈動で損傷する可能性のあるろう付け部分が消失し、継手部品からパイプが離脱することがなくなるため、耐久性が高くなる効果がある。また、パイプに拡開部を形成する際に、フランジ部もポンチのプレス圧力を受け継手部品のずれを阻止することから、クランプによるパイプの保持面積を小さくすることができるため、継手部品のすぐ近くから曲げる際曲げの形状のパイプを配管を可能にする効果がある。また、フランジ部を含むパイプと継手部品との双方がクランプで一体的に保持され、クランプによるパイプの保持面積をより小さくすることができるため、使用されるパイプの形状が制約されず配管の自由度を確保することができるという前述の効果がより高められる。
さらに、請求項3として、パイプに形成されたフランジ,拡開部が継手部品の収容溝に収容され、パイプから突出しているフランジ,拡開部が継手部品に埋込まれた格好となるため、継手部品周りでの無用な突出を避けることができ、配管作業が容易になる効果がある。
以下、本発明に係る配管部材の製造方法を実施するための最良の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
図1〜図8は、本発明に係る配管部材の製造方法を実施するための最良の形態の第1例を示すものである。
第1例では、前述の従来の配管部材の製造方法と同様に、パイプ1,2と継手部品3,4とからなる中継パイプ構造の配管部材を製造するものを示してある。なお、パイプ1,2の接続端11,21については、継手部品3,4に貫通されてから継手部品3,4の反対側に突出され、配管の嵌合接続の際に嵌合内側となる場合を示してある。
第1例は、図1に示すように、前述の従来の配管部材の製造方法でパイプ1,2にフランジ部12,22を形成する前段階において、パイプ1,2にもう1つのフランジ部13,23を形成する。
新たに形成されるフランジ部13,23は、パイプ1,2の接続端11,21から前述のフランジ部12,22よりもさらに軸方向に少し長さをとった位置に設けられる。
このフランジ部13,23の形成には、図2に示すような2つの工具からなるプレス加工機が用いられる。工具の1つは、2つ割構造のクランプCである。クランプCは、接合されて円柱体となる胴部Caの中心にパイプ1,2の径に対応したパイプ収容溝Cbが設けられ、作業台等に設置されてパイプ1,2を締付け一定の作業位置に保持することができるものである。工具の他の1つは、ポンチPである。ポンチPは、円柱体の胴部Paの中心にパイプ1,2に嵌合されるパイプ嵌合穴Pbが設けられ、クランプCで一定の作業位置に保持されたパイプ1,2の接続端11,21を加圧するものである。なお、ポンチPのパイプ嵌合穴Pbの軸長は、パイプ1,2の接続端11,12からフランジ部13,23の手前までの長さに設定されている。
このプレス加工機では、図3に示すように、ポンチPでパイプ1,2を加圧することによって、パイプ1,2に外側へ膨出したフランジ部13,23を形成することができる。即ち、ポンチPのパイプ嵌合穴Pbは、パイプ1,2の嵌合された部分の外側へ膨出する変形を阻止する。また、パイプ1,2のポンチPのパイプ嵌合穴Pbから露出した部分は、クランプCに拘束されていない箇所で外側へ膨出する変形が促される。
パイプ1,2に新たなフランジ部13,23を形成した後には、前述の従来の配管部材の製造方法と同様に、パイプ1,2に継手部品3,4を嵌合して、前述のフランジ部12,22を形成する。
このフランジ部12,22の形成には、図4に示すような2つの工具からなるプレス加工機が用いられる。工具の1つは、2つ割構造のクランプCである。クランプCは、接合されて方形盤となる台枠Ccの中心にパイプ1,2の径に対応したパイプ収容溝Cdとフランジ部13,23の径に対応したフランジ部収容溝Ceと継手部品3,4の大きさ,形状に対応した継手部品収容溝Cfとが階段状に設けられ、作業台等に設置されてフランジ13,14を含むパイプ1,2と継手部品3,4とを締付け一定の作業位置に保持することができるものである。工具の他の1つは、ポンチPである。ポンチPは、円柱体の胴部Paの中心にパイプ1,2の嵌合されるパイプ嵌合穴Pbが設けられ、クランプCで一定の作業位置に保持されたパイプ1,2の接続端11,21を加圧するものである。なお、ポンチPのパイプ嵌合穴Pbの軸長は、パイプ1,2の接続端11,12からフランジ部12,22の手前までの長さに設定されている。また、クランプCのパイプ収容溝Cd(前述のパイプ1,2の保持面積Sに相当)については、ポンチPの加圧をパイプ1,2に先に形成されたフランジ部13,23でも受けることができて加圧の応力が分散されるとともに、継手部品3,4のずれを先に形成されたフランジ部13,23でも阻止することができるため、前述の従来の配管部材の製造方法に比して極めて薄く(小さく)することができる。
このプレス加工機では、図5に示すように、ポンチPでパイプ1,2を加圧することによって、パイプ1,2に外側へ膨出したフランジ部12,22を形成することができる。即ち、ポンチPのパイプ嵌合穴Pbは、パイプ1,2の嵌合された部分の外側へ膨出する変形を阻止する。また、パイプ1,2のポンチPのパイプ嵌合穴Pbから露出した部分は、クランプCに拘束されていない箇所(継手部品3,4から突出している部分)で外側へ膨出する変形が促される。
この結果、パイプ1,2に形成された2つのフランジ部12,13,22,23によって継手部品3,4が挟込まれ、パイプ1,2と継手部品3,4とが固着される。
第1例によると、手作業が多く仕上げ検査が面倒なろう付け加工が不要になって、プレス加工のみで配管部材が製造される。従って、配管部材の製造コストを低減することができる。
また、パイプ1,2と継手部品3,4との間に流通する圧力流体によるパイプ1,2の振動,脈動で損傷する可能性のあるろう付け部分が消失して、継手部品3,4からパイプ1,2が離脱することがなくなる。また、継手部品3,4からパイプ1,2のフランジ部12,13,22,23で挟込まれているため、機械的な離脱阻止構造が構成されるとともに、パイプ1,2がアルミニウム材等からなる場合に金属弾性によって継手部品3,4との間でパイプ1,2の振動,脈動がある程度吸収される。従って、耐久性が高く長期の使用が可能になる。
また、後のフランジ12,22を形成するクランプCのパイプ収容溝Cd(保持面積S)を極めて薄く(小さく)することができるため、配管部材として使用されるパイプ1,2の形状が制約されず配管の自由度を確保することができる。特に、配管スペースや圧力流体の流通抵抗との関係から、パイプ1,2を継手部品3,4(フランジ13,23)のすぐ近くから曲げる際曲げの形状を選択することができる。なお、パイプ1,2に際曲げを選択する場合には、図6に示すように、接続端11,21から先に形成されるフランジ部13,23の位置までの長さLと前述のクランプCのパイプ収容溝Cd(保持面積S)の長さとの和を確保して、直状のパイプ材をベンダ等で曲げ加工したり当初から曲げ形状に成形しておくことになる。そして、パイプ1,2に先のフランジ部13,23を形成する際には、図7に示すように、クランプCのパイプ収容溝Cbにも曲げ形状を設けておくことで対応することができる。なお、パイプ1,2に後のフランジ部12,22を形成する際には、図8に示すように、特別な対応が要求されることはない。
図9は、本発明に係る配管部材の製造方法を実施するための最良の形態の第2例を示すものである。
第2例では、第1例のパイプ1,2に形成される後のフランジ12,22を拡開部14,24に変更している。なお、パイプ1,2の接続端11,21については、継手部品3,4に貫通されてそのまま拡開された拡開部14,24となって、配管の嵌合接続の際に嵌合外側となる場合を示してある。
第2例は、基本的に第1例と同様の構成を採用するが、パイプ1,2に拡開部14,24を形成するポンチPとして、胴部Paの先端部にパイプ1,2の接続端11,21から内部に突入される突起部Pcが設けられものが使用される。
第2例によると、第1例の後のフランジ12,22の機能が拡開部14,24に代替され、第1例とほぼ同様の作用,効果が奏される。
さらに、第2例では、継手部品3,4にパイプ1,2に形成されたフランジ部13,23,拡開部14,24を収容する収容溝34,44が設けられ、パイプ1,2から突出しているフランジ13,23,拡開部14,24が継手部品3,4に埋込まれた格好となるようにしている。従って、継手部品3,4周りでの無用な突出を避けられ配管作業が容易になる。
以上、図示した各例の外に、高圧用,低圧用のパイプ1,2がそれぞれ別個の継手部品3,4に固着される配管部品についても適用することも可能である。
本発明に係る配管部材の製造方法は、圧力流体が流通する熱交換系の他の箇所の配管や熱交換系以外の配管接続一般に広範に適用することが可能である。
本発明に係る配管部材の製造方法を実施するための最良の形態の第1例の製造工程の断面図である。 図1の製造工程で使用される工具の斜視図である。 図2の工具の使用状態の斜視図である。 図1の製造工程で使用される他の工具の斜視図である。 図4の工具の使用状態の斜視図である。 図1の配管部材の変形例を示す断面図である。 図6の配管部材の製造工程の断面図である。 図7に続く製造工程の断面図である。 本発明に係る配管部材の製造方法を実施するための最良の形態の第2例の製造工程の断面図である。 従来の配管部材の例を示す斜視図である。 従来の配管部材の製造例を示す断面図である。
1 パイプ(高圧用)
11 接続端
12 フランジ部(後の)
13 フランジ部(先の)
14 拡開部
2 パイプ(低圧用)
21 接続端
22 フランジ部(後の)
23 フランジ部(先の)
24 拡開部
3 継手部品(エバポレータ側)
4 継手部品(膨張弁側)
C クランプ
E エバポレータ
P ポンチ
V 膨張弁

Claims (3)

  1. 圧力流体が流通する熱交換系におけるエバポレ−タ,膨張弁の間に配設され、パイプの接続端が板形の継手部品に貫通された配管部材を製造するものであって、継手部品のすぐ近くから曲げられる際曲げに曲げ加工された形状のパイプの接続端付近にプレス加工で外側へ膨出したフランジ部を形成した後、パイプの径に対応したパイプ収容溝とフランジ部の径に対応したフランジ部収容溝と継手部品の大きさ,形状に対応した継手部品収容溝とが階段状に設けられパイプ収容溝がパイプの保持面積が小さくなるように薄くされたクランプを用い、パイプに継手部品を嵌合させてフランジ部に当接させフランジ部を含むパイプと継手部品との双方をクランプで締付けて保持した状態とし、再びプレス加工でパイプの継手部品を介した反対側に外側へ膨出したフランジ部を形成することを特徴とする配管部材の製造方法。
  2. 圧力流体が流通する熱交換系におけるエバポレ−タ,膨張弁の間に配設され、パイプの接続端が板形の継手部品に貫通された配管部材を製造するものであって、継手部品のすぐ近くから曲げられる際曲げに曲げ加工された形状のパイプの接続端付近にプレス加工で外側へ膨出したフランジ部を形成した後、パイプの径に対応したパイプ収容溝とフランジ部の径に対応したフランジ部収容溝と継手部品の大きさ,形状に対応した継手部品収容溝とが階段状に設けられパイプ収容溝がパイプの保持面積が小さくなるように薄くされたクランプを用い、パイプに継手部品を嵌合させてフランジ部に当接させフランジ部を含むパイプと継手部品との双方をクランプで締付けて保持した状態とし、再びプレス加工でパイプの継手部品を介した反対側に外側へ拡開した拡開部を形成することを特徴とする配管部材の製造方法。
  3. 請求項2の配管部材の製造方法において、継手部品にパイプのフランジ部,拡開部が収容される収容溝を予め形成しておくことを特徴とする配管部材の製造方法。
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