JP3054624U - キャリア−を兼ねた折り畳み椅子 - Google Patents

キャリア−を兼ねた折り畳み椅子

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JP3054624U
JP3054624U JP1998004292U JP429298U JP3054624U JP 3054624 U JP3054624 U JP 3054624U JP 1998004292 U JP1998004292 U JP 1998004292U JP 429298 U JP429298 U JP 429298U JP 3054624 U JP3054624 U JP 3054624U
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JP
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carrier
seat
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frames
seat frame
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JP1998004292U
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Inventor
秀人 井上
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秀人 井上
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】その後端部にタイヤ2を回転自在に軸承
し、その前端部にグリップ部3を設け、更にその中端部
の内側壁に沿ってスライド溝4を設けた一対の側部フレ
ーム1を所定の間隔を置いて設けると共に、側部フレー
ム1の内側壁に夫々キャリア−フレーム5の中端部を回
転可能に枢着し、更にキャリア−フレーム5の前端部に
夫々座席フレーム7の基端部を枢着し、座席フレーム7
にはスライド溝4の係合突起を設け、また側部フレーム
1と座席フレーム7の所定の箇所には座席フレーム7の
折り畳み状態を固定する第1ロック金具と第2ロック金
具を設け、座席フレーム7及びキャリア−フレーム5間
に張設された座席シート13及びキャリア−シート14、 背
凭れシート16には適宜箇所にフック穴15を設けたキャリ
アーを兼ねた折り畳み椅子。 【考案の効果】コンパクトに折り畳まれ、後端部に設け
られたタイヤにより容易に目的地迄移動でき、しかもそ
の際座席シートが荷台として使用できるので、アウトド
ア、買い物、散歩、運動会などの観戦時に最適な折り畳
み椅子を提供することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、アウトドア、買い物、散歩、運動会などの観戦に利用できるキャ リアーを兼ねた折り畳み椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の折り畳み椅子としては、構成フレームの一部を折り畳み状にして不使用 時にはコンパクトにできるようにしたものが知られている。
【0003】 一方、アウトドア、買い物、散歩、運動会などの観戦など折り畳み椅子を目的 地迄移動させる機会も増えている。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、従来の折り畳み椅子は不使用時には折り畳んでコンパクトにすること ができるが、これを目的地迄移動させるには持ち運ばなければならないという不 便さがある。
【0005】 また、アウトドア、買い物、散歩、運動会などの観戦には多くの荷物を持って いくが、折り畳み椅子はこれらの荷物の他に余分な荷物を増やす結果となる。
【0006】 そこで、この考案の目的は他に持参する荷物を目的地迄の容易に運搬できるよ うな折り畳み椅子を提供することにある。
【0007】
【問題点を解決するための手段】
この考案は、上記実情に鑑み、その後端部にタイヤを回転自在に軸承し、その 前端部にグリップ部を設け、更にその中端部の内側壁に沿ってスライド溝を設け た一対の側部フレームを所定の間隔を置いて設けると共に、該側部フレームの内 側壁に夫々キャリア−フレームの中端部を回転可能に枢着し、更に該キャリア− フレームの前端部に夫々座席フレームの基端部を枢着し、該座席フレームには上 記スライド溝の係合突起を設け、また側部フレームと座席フレームの所定の箇所 には座席フレームの折り畳み状態を固定するロック金具を設け、上記座席フレー ム及びキャリア−フレ−ムに張設されたシート、背凭れシートには適宜箇所にフ ック穴を設けたキャリアーを兼ねた折り畳み椅子を提案するものである。
【0008】
【作用】
即ち、この考案では椅子として使用する場合には座席フレームを水平方向に突 出させるように、座席フレームをキャリア−フレームに対して一方向に屈折させ る。
【0009】 また、キャリア−として使用する場合にはキャリア−フレームを座席フレーム に対して反対方向に屈折させると、キャリア−フレームが水平方向に突出されて キャリア−シートが形成される。
【0010】 したがって、この考案ではアウトドア、買い物、散歩、運動会などの観戦に使 用する椅子として利用することができる。
【0011】 また、これらの目的地に多くの荷物を運ぶ場合のキャリア−として利用するこ ともできる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明すると、1,1は所定間 隔を置いて配置された一対の側部フレームで、側部フレーム1の後端部にはタイ ヤ2の車軸が回転自在に軸承され、側部フレーム1の前端部は湾曲させてグリッ プ部3を形成される。
【0013】 更に、側部フレーム1の内側壁にはグリップ部3の後方を基端部とし、側部フ レーム1の中央部を終端部とするスライド溝4が設けられる。
【0014】 側部フレーム1の後方にはキャリア−フレーム5の中端部を第1枢着点6を支 点として回転可能に枢着する。
【0015】 一方、7は座席フレームで、その基端部は第2枢着点8を支点としてキャリア −フレーム5に対して約52度〜180度の開度で傾動するようにキャリア−フ レーム5の前端部には枢着される。
【0016】 また、座席フレーム7の中端部にはスライド溝4に係合する突起9を設けると 共に、スライド溝4の基端部と座席フレーム7の先端部にはそれぞれ係合する第 1ロック金具11と第2ロック金具12が設けられる。
【0017】 なお、この実施例では第1ロック金具はバネ10で上方に付勢されたボ−ル11で 構成され、第2ロック金具はボール11を係合する穴12で構成され、突起7がスラ イド溝4の終端部に達すると、ボール11が穴12に係合されて折畳状態を固定させ るようにしてある。
【0018】 また、この実施例では側部フレーム1,1の後端部とキャリア−フレーム5, 5の後端部を互いに反対方向に湾曲させることにより側部フレーム1,1とキャ リア−フレーム5,5との間隔を広く取り、椅子の安定性を高めるようにしてあ る。
【0019】 更に、座席フレーム7,7間には座席シート13が張設され、キャリア−フレー ム5,5間にはキャリアーシート14が張設され、座席シート9及びキャリア−シ ート14にはキャリアーとして使用する場合荷物をロープ等で括りつけるために使 用する直径30mmのフック穴15が整列して設けられる。
【0020】 また、側部フレーム1,1の前部には背凭れシート16が設けられ、背凭れシー ト16の両端部は側部フレーム1,1の内側壁に回転可能に枢着され、背凭れシー ト16の角度調整を可能にしてあり、背凭れシート16には座席シート9とキャリア −シート14と同様にフック穴15が整列して設けられている。
【0021】 以上の構成において、座席フレーム7,7をスライド溝4,4に沿ってその終 端部方向に摺動させると、その終端部においては座席シート9が水平方向に突き 出された状態で停止し、この状態で椅子として使用することができる。
【0022】 また、座席フレーム7,7をスライド溝4,4に沿って基端部方向に摺動させ ると、その基端部において第1ロック金具11と第2ロック金具12が係合し、側部 フレーム1,1に対して座席フレーム7,7とキャリア−フレーム5,5が平た く折り畳まれる。
【0023】 一方、キャリア−として使用する場合には、図10に示すように、キャリア −フレーム5,5が座席フレーム7,7に対して椅子状態とは反対方向に折り畳 まれるようにスライド溝4,4に沿ってスライド溝4,4の終端部方向に摺動さ せる。
【0024】 これにより、キャリア−フレーム5,5は第1枢着点6を支点として反対方向 に回転し、終端部においてはキャリア−シート14が水平方向に突き出された状態 キャリア−フレーム5,5が停止するので、キャリア−シート14上に多くの荷物 aを載せてキャリア−として使用することができる。
【0025】 なお、荷物aがキャリア−シート14より落そうな場合には、フック穴15にその 端部を引っ掛けたロープ17により荷物aをキャリア−シート14上に括り付けるよ うにすれば良い。
【0026】
【考案の効果】
以上要するに、この考案によれば多くの荷物を目的地迄運ぶことができるので 、アウトドア、買い物、散歩、運動会などの観戦等に最適な折畳椅子を提供でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案における折り畳み椅子の組み立て状
態における斜視図
【図2】 同上の平面図
【図3】 同上の正面図
【図4】 同上の側面図
【図5】 同上の椅子を平たく折り畳んだ状態の平面図
【図6】 同上の正面図
【図7】 同上の側面図
【図8】 同上の椅子のキャリア−の組み立て状態にお
けるの斜視図
【図9】 同上のキャリア−に荷物を載せた場合の斜視
【図10】 同上の椅子において椅子状態からキャリア
−状態への組み立て過程の説明図であり、(a)椅子状
態、(b)、(C)は第1枢着点を支点としてキャリア
−フレームが回転する状態、(d)はキャリア−状態を
示す。
【図11】 同上の椅子におけるスライド溝の終端部を
示す図
【図12】 同上の椅子において第1ロック金具を第2
ロック金具の係合状態を示す図
【図13】 同上の折り畳み椅子において座席フレーム
の外側壁に設けられた突起と側部フレームの内側壁に設
けられたスライド溝との関係を示す図
【符号の説明】
1は側部フレーム 2はタイヤ 3はグリップ部 4はスライド溝 5はキャリア−フレーム 6は第1枢着点 7は座席フレーム 8は第2枢着点 9は突起 10はバネ 11は第1ロック金具 12は第2ロック金具 13は座席シート 14はキャリア−シート 15はフック穴 16は背凭れシート 17はロープ aは荷物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その後端部にタイヤを回転自在に軸承
    し、その前端部にグリップ部を設け、更にその中端部の
    内側壁に沿ってスライド溝を設けた一対の側部フレーム
    を所定の間隔を置いて設けると共に、該側部フレームの
    内側壁に夫々キャリア−フレームの中端部を回転可能に
    枢着し、更に該キャリア−フレームの前端部に夫々座席
    フレームの基端部を枢着し、該座席フレ−ムには上記ス
    ライド溝の係合突起を設け、また側部フレームと座席フ
    レームの所定の箇所には座席フレームの折り畳み状態を
    固定するロック金具を設け、上記座席フレーム及びキャ
    リア−フレ−ム間に張設されたシート、背凭れシートに
    は適宜箇所にフック穴を設けたことを特徴とするキャリ
    アーを兼ねた折り畳み椅子。
JP1998004292U 1998-06-02 1998-06-02 キャリア−を兼ねた折り畳み椅子 Expired - Lifetime JP3054624U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1998004292U JP3054624U (ja) 1998-06-02 1998-06-02 キャリア−を兼ねた折り畳み椅子

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JP1998004292U JP3054624U (ja) 1998-06-02 1998-06-02 キャリア−を兼ねた折り畳み椅子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3054624U true JP3054624U (ja) 1998-12-08

Family

ID=43188663

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998004292U Expired - Lifetime JP3054624U (ja) 1998-06-02 1998-06-02 キャリア−を兼ねた折り畳み椅子

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010073470A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 ファミリー株式会社 椅子
JP2013106945A (ja) * 2012-10-31 2013-06-06 Center Peer Corp 折畳み椅子
JP2015093151A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 センターピア株式会社 折畳み椅子

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