JP2000210153A - 折畳み椅子 - Google Patents
折畳み椅子Info
- Publication number
- JP2000210153A JP2000210153A JP11017156A JP1715699A JP2000210153A JP 2000210153 A JP2000210153 A JP 2000210153A JP 11017156 A JP11017156 A JP 11017156A JP 1715699 A JP1715699 A JP 1715699A JP 2000210153 A JP2000210153 A JP 2000210153A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- legs
- leg
- seat plate
- back plate
- front leg
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C4/00—Foldable, collapsible or dismountable chairs
- A47C4/04—Folding chairs with inflexible seats
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C3/00—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
- A47C3/04—Stackable chairs; Nesting chairs
- A47C3/045—Stackable chairs; Nesting chairs with tipping-up seats
Landscapes
- Special Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 側面視でＸ字状に交叉した脚を有する折畳み
椅子に関し、折り畳んだ状態がコンパクトで可搬性に優
れ、また折り畳んだ状態で垂直に自立させて収納できる
折畳み椅子を得ることを課題としている。 【解決手段】 上端を座板１の前縁側に枢着して斜め後
方に延びる後脚５と、座板１の後縁に下端を枢着した背
板２と、後脚の中間部に中間部を枢着して上端を背板２
の側部に枢着した前脚６と、座板１の後縁側側部に設け
られて前脚の上部の後方への移動を阻止するストッパ１
２と、座板と背板との枢着部中央に設けられた把手４と
を備えている。前脚又は後脚の何れか外側に位置する脚
は、左右の脚の下端相互を連結する連結部材８を備えて
おらず、前脚及び後脚の下端部分は使用状態で垂直方向
にく字状に屈曲している。
椅子に関し、折り畳んだ状態がコンパクトで可搬性に優
れ、また折り畳んだ状態で垂直に自立させて収納できる
折畳み椅子を得ることを課題としている。 【解決手段】 上端を座板１の前縁側に枢着して斜め後
方に延びる後脚５と、座板１の後縁に下端を枢着した背
板２と、後脚の中間部に中間部を枢着して上端を背板２
の側部に枢着した前脚６と、座板１の後縁側側部に設け
られて前脚の上部の後方への移動を阻止するストッパ１
２と、座板と背板との枢着部中央に設けられた把手４と
を備えている。前脚又は後脚の何れか外側に位置する脚
は、左右の脚の下端相互を連結する連結部材８を備えて
おらず、前脚及び後脚の下端部分は使用状態で垂直方向
にく字状に屈曲している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、側面視でＸ字状
に交叉した脚を有する折畳み椅子に関するものである。
に交叉した脚を有する折畳み椅子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】後脚の上端を座面の前縁側に枢着し、前
脚の上端を座面の後端側に枢着し、側面視でＸ字状にな
った後脚と前脚との交叉部分を枢着してその交叉部分の
枢着点を中心として後脚と前脚とを前後方向に押し潰す
ように折り畳む構造の折畳み椅子は公知である。このよ
うな構造の折畳み椅子に背凭れを設けるときは、座面の
後縁側に枢着した前脚の上端をさらに上方に延長して背
凭れを形成するか、あるいは座面の後縁に前方（座面
側）に折り畳まれる背凭れを設けて、前脚の上端を上記
構造で設けた背凭れの側部に枢着する構造が採用され
る。
脚の上端を座面の後端側に枢着し、側面視でＸ字状にな
った後脚と前脚との交叉部分を枢着してその交叉部分の
枢着点を中心として後脚と前脚とを前後方向に押し潰す
ように折り畳む構造の折畳み椅子は公知である。このよ
うな構造の折畳み椅子に背凭れを設けるときは、座面の
後縁側に枢着した前脚の上端をさらに上方に延長して背
凭れを形成するか、あるいは座面の後縁に前方（座面
側）に折り畳まれる背凭れを設けて、前脚の上端を上記
構造で設けた背凭れの側部に枢着する構造が採用され
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前脚の上端を上方へ延
ばして背凭れを形成したものは、前脚の角度と背凭れの
角度とを椅子としての機能の点のみから設定すると、折
り畳んだ状態が側面視でく字状になり、収納性や可搬性
に問題を生ずる。そのため前脚の角度や背凭れの角度に
制約を生じ、折り畳んだときのコンパクトさと椅子とし
ての座り心地及び安定性とを両立させることが難しい。
また後者の構造は、座板と背凭れとの枢着部分に背凭れ
が後方へ倒れるのを防止するストッパを設ける必要があ
るが、このストッパに大きな力が加わるため、椅子に剛
性や耐久性を付与するのが困難であるという問題があ
る。また従来この種の折畳み椅子は、折り畳んだ状態で
収納するとき、壁や棚の側面に立て掛ける必要があり、
何脚も重ねて立て掛けたときに、床との接触部が滑って
崩れることがあるという問題があった。
ばして背凭れを形成したものは、前脚の角度と背凭れの
角度とを椅子としての機能の点のみから設定すると、折
り畳んだ状態が側面視でく字状になり、収納性や可搬性
に問題を生ずる。そのため前脚の角度や背凭れの角度に
制約を生じ、折り畳んだときのコンパクトさと椅子とし
ての座り心地及び安定性とを両立させることが難しい。
また後者の構造は、座板と背凭れとの枢着部分に背凭れ
が後方へ倒れるのを防止するストッパを設ける必要があ
るが、このストッパに大きな力が加わるため、椅子に剛
性や耐久性を付与するのが困難であるという問題があ
る。また従来この種の折畳み椅子は、折り畳んだ状態で
収納するとき、壁や棚の側面に立て掛ける必要があり、
何脚も重ねて立て掛けたときに、床との接触部が滑って
崩れることがあるという問題があった。
【０００４】この発明は、上記のような従来の折畳み椅
子の欠点を改良して安定で座り心地が良くかつ折り畳ん
だ状態を非常にコンパクトにできる可搬性に優れた折畳
み椅子を得ることを第１の課題としている。また折り畳
んだ状態で垂直に自立させることができる収納性に優れ
た折畳み椅子を得ることを第２の課題としている。
子の欠点を改良して安定で座り心地が良くかつ折り畳ん
だ状態を非常にコンパクトにできる可搬性に優れた折畳
み椅子を得ることを第１の課題としている。また折り畳
んだ状態で垂直に自立させることができる収納性に優れ
た折畳み椅子を得ることを第２の課題としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の折畳み椅
子は、上端を座板１の前縁側に枢着して斜め後方に延び
る後脚５と、座板１の後縁に前方へ起倒自在に下端を枢
着して設けられた背板２と、後脚の中間部に中間部を枢
着されて上端を背板２の側部に枢着した前脚６とを備
え、座板１の後縁側側部に設けられて前脚６の上部と当
接して前脚の上部の後方への移動を阻止するストッパ１
２と、座板の後縁中央部分ないし背板の下端中央部分に
設けられた把手４とを備えていることを特徴とするもの
である。
子は、上端を座板１の前縁側に枢着して斜め後方に延び
る後脚５と、座板１の後縁に前方へ起倒自在に下端を枢
着して設けられた背板２と、後脚の中間部に中間部を枢
着されて上端を背板２の側部に枢着した前脚６とを備
え、座板１の後縁側側部に設けられて前脚６の上部と当
接して前脚の上部の後方への移動を阻止するストッパ１
２と、座板の後縁中央部分ないし背板の下端中央部分に
設けられた把手４とを備えていることを特徴とするもの
である。
【０００６】請求項２記載の発明は、請求項１記載の折
畳み椅子において、前脚６と後脚５とのいずれか一方の
他方に対して内側に位置する脚のみがその左右の脚の下
端相互を連結する連結部材８を備え、前脚及び後脚の下
端部分は使用状態において斜めに延びる中間部に対して
垂直方向に側面視でく字状に屈曲していることを特徴と
するものである。
畳み椅子において、前脚６と後脚５とのいずれか一方の
他方に対して内側に位置する脚のみがその左右の脚の下
端相互を連結する連結部材８を備え、前脚及び後脚の下
端部分は使用状態において斜めに延びる中間部に対して
垂直方向に側面視でく字状に屈曲していることを特徴と
するものである。
【０００７】
【作用】上記構造の折畳み椅子は、座板１と背板２との
枢着部中央に設けた把手４を上方に引き上げることによ
って折り畳まれ、そのまま手でぶら下げて持ち運ぶこと
ができる。折り畳まれた状態で前脚６と後脚５とは平行
になり、座板１と背板２とは折り畳まれて重ね合わされ
た状態で脚と平行になって左右の脚の間に納まる。左右
の脚は畳んで相互に連結された構造すなわち前脚と後脚
とを１本のパイプ材でコ字形に形成するか、あるいは中
間部分に繋ぎ材９を設けて左右の脚を一体化する。
枢着部中央に設けた把手４を上方に引き上げることによ
って折り畳まれ、そのまま手でぶら下げて持ち運ぶこと
ができる。折り畳まれた状態で前脚６と後脚５とは平行
になり、座板１と背板２とは折り畳まれて重ね合わされ
た状態で脚と平行になって左右の脚の間に納まる。左右
の脚は畳んで相互に連結された構造すなわち前脚と後脚
とを１本のパイプ材でコ字形に形成するか、あるいは中
間部分に繋ぎ材９を設けて左右の脚を一体化する。
【０００８】前脚６と後脚５とは折り畳んだ状態でその
いずれか下端が他方の下端よりわずかに下方に突出する
寸法としておく。折り畳んだ椅子を使用状態にするとき
は、把手４を持って運んできた椅子の脚を床に着け、把
手を斜め後方に引くようにすると、前後の脚が開き背凭
れが立って使用状態になる。座板１の後縁側側部に設け
たストッパ１２は、座板にかかる荷重によって前脚の上
部が後方へ移動するのを阻止し、同時に背板２が後方へ
倒れるのを阻止する。すなわちこのストッパ１２は使用
状態において前後の脚の開き角を規制する作用と、背板
の角度を規定して後方に倒れるのを防止する機能とを有
している。
いずれか下端が他方の下端よりわずかに下方に突出する
寸法としておく。折り畳んだ椅子を使用状態にするとき
は、把手４を持って運んできた椅子の脚を床に着け、把
手を斜め後方に引くようにすると、前後の脚が開き背凭
れが立って使用状態になる。座板１の後縁側側部に設け
たストッパ１２は、座板にかかる荷重によって前脚の上
部が後方へ移動するのを阻止し、同時に背板２が後方へ
倒れるのを阻止する。すなわちこのストッパ１２は使用
状態において前後の脚の開き角を規制する作用と、背板
の角度を規定して後方に倒れるのを防止する機能とを有
している。
【０００９】請求項２の発明は、椅子を折り畳んだとき
に前脚６と後脚５との下端が逆Ｖ字状に開き、それによ
って折り畳んだ椅子を自立させることができる。折り畳
んだ状態での前脚６と後脚５とのいずれか一方の他方に
対して外側に位置する脚には、左右の脚の下端相互を連
結する連結部材が設けられていないため、折り畳んだ状
態で二つの椅子を隣接させたとき、逆Ｖ形となった脚の
下端の内側に位置する脚を、隣接する椅子の外側に位置
する脚の間に挿入して、密着状態で収納することができ
る。
に前脚６と後脚５との下端が逆Ｖ字状に開き、それによ
って折り畳んだ椅子を自立させることができる。折り畳
んだ状態での前脚６と後脚５とのいずれか一方の他方に
対して外側に位置する脚には、左右の脚の下端相互を連
結する連結部材が設けられていないため、折り畳んだ状
態で二つの椅子を隣接させたとき、逆Ｖ形となった脚の
下端の内側に位置する脚を、隣接する椅子の外側に位置
する脚の間に挿入して、密着状態で収納することができ
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１ないし３はこの発明の第１実
施例を示したものである。座板１及び背板２は、それら
の後端と下端とを左右方向の軸ピン３で枢着されてお
り、その軸ピン３は中央部をコ字形に屈曲して把手４が
形成されている。把手はこのように座板と背板を枢着す
る蝶番の軸ピンで形成する構造のほか、座板の後縁中央
または背板の下端中央にこれらと一体にして形成するこ
ともできる。把手４を握ったときの手の動作を妨げない
ように、座板１の後縁中央及び背板２の下端中央にはコ
字形の切欠が設けられている。
施例を示したものである。座板１及び背板２は、それら
の後端と下端とを左右方向の軸ピン３で枢着されてお
り、その軸ピン３は中央部をコ字形に屈曲して把手４が
形成されている。把手はこのように座板と背板を枢着す
る蝶番の軸ピンで形成する構造のほか、座板の後縁中央
または背板の下端中央にこれらと一体にして形成するこ
ともできる。把手４を握ったときの手の動作を妨げない
ように、座板１の後縁中央及び背板２の下端中央にはコ
字形の切欠が設けられている。
【００１１】後脚５及び前脚６は、１本のパイプをコ字
形に屈曲して左右の脚を一体に形成しており、後脚５と
前脚６とはそれらの中間部相互が左右方向の支点ピン７
で枢着されている。図の実施例のものでは、前脚６が後
脚５の内側に配置されている。折り畳んだ状態で前脚下
端の繋ぎ材８が後脚の繋ぎ材９の上部に入り込むことが
できるように、支点ピン７から脚の下端までの長さは後
脚が前脚よりわずかに長い。
形に屈曲して左右の脚を一体に形成しており、後脚５と
前脚６とはそれらの中間部相互が左右方向の支点ピン７
で枢着されている。図の実施例のものでは、前脚６が後
脚５の内側に配置されている。折り畳んだ状態で前脚下
端の繋ぎ材８が後脚の繋ぎ材９の上部に入り込むことが
できるように、支点ピン７から脚の下端までの長さは後
脚が前脚よりわずかに長い。
【００１２】後脚５の上端は小さなコ字形のブラケット
１１を介して座板１の前縁に枢着されている。前脚６の
上端は背板２の側部に直接枢着されている。椅子を折り
畳んだとき、前述したように内側に配置された前脚の下
端の繋ぎ材８が外側に配置された後脚の繋ぎ材９の上方
に入り込むとともに、前脚の上部がコ字形ブラケット１
１のコ字の内側に納められて、前脚全体が後脚の内側に
納まった状態になる。座板１と背板２との枢着点及び前
脚の上端と背板との枢着点を適正に選ぶ、即ち(座板の
前後方向の長さ)−(軸ピン３から前脚上端の背板への枢
着点までの長さ)＝(前脚の支点ピン７から上方の長さ)
−(支点ピン７から後脚上端の座板への枢着点までの長
さ)とすることによって、後脚と前脚とを折り畳んだ状
態で背板２が座板１の上面に重ね合わされかつ両者が重
ね合わされた状態で前脚の間に平行に納められる。この
状態で把手４は折り畳まれた全体の部材の上辺中央に位
置することになる。
１１を介して座板１の前縁に枢着されている。前脚６の
上端は背板２の側部に直接枢着されている。椅子を折り
畳んだとき、前述したように内側に配置された前脚の下
端の繋ぎ材８が外側に配置された後脚の繋ぎ材９の上方
に入り込むとともに、前脚の上部がコ字形ブラケット１
１のコ字の内側に納められて、前脚全体が後脚の内側に
納まった状態になる。座板１と背板２との枢着点及び前
脚の上端と背板との枢着点を適正に選ぶ、即ち(座板の
前後方向の長さ)−(軸ピン３から前脚上端の背板への枢
着点までの長さ)＝(前脚の支点ピン７から上方の長さ)
−(支点ピン７から後脚上端の座板への枢着点までの長
さ)とすることによって、後脚と前脚とを折り畳んだ状
態で背板２が座板１の上面に重ね合わされかつ両者が重
ね合わされた状態で前脚の間に平行に納められる。この
状態で把手４は折り畳まれた全体の部材の上辺中央に位
置することになる。
【００１３】座板１の後縁側両側部には、ストッパ１２
が左右に突出する形で設けられている。このストッパ１
２は使用状態において前脚の上部に当接して前脚の上部
の後方への移動を阻止し、これによって前後の脚の開き
角と背板２の角度とを規定する。使用時に座板と背板と
を座り心地の良い角度を規定するためにこのストッパ１
２の位置を適正に設定する必要がある。なお、図３は椅
子を折り畳んだ状態で前後に並列したものであるが、折
り畳んだ状態で台車に積み重ねて収納することもでき
る。
が左右に突出する形で設けられている。このストッパ１
２は使用状態において前脚の上部に当接して前脚の上部
の後方への移動を阻止し、これによって前後の脚の開き
角と背板２の角度とを規定する。使用時に座板と背板と
を座り心地の良い角度を規定するためにこのストッパ１
２の位置を適正に設定する必要がある。なお、図３は椅
子を折り畳んだ状態で前後に並列したものであるが、折
り畳んだ状態で台車に積み重ねて収納することもでき
る。
【００１４】図４ないし６はこの発明の第２実施例を示
したものである。この第２実施例のものでは、左右の後
脚５がそれぞれ個別のパイプ材で製作されており、左右
の後脚相互は中間部に設けた繋ぎ材９で一体化されてい
る。前脚６及び後脚５は、繋ぎ材９を設けた位置より下
方の位置で内側、すなわち使用状態において斜めになっ
ている脚の中間部に対して鉛直方向となるように側面視
でく字形に屈曲している。その他の部分の構造は第１実
施例のものと同様である。
したものである。この第２実施例のものでは、左右の後
脚５がそれぞれ個別のパイプ材で製作されており、左右
の後脚相互は中間部に設けた繋ぎ材９で一体化されてい
る。前脚６及び後脚５は、繋ぎ材９を設けた位置より下
方の位置で内側、すなわち使用状態において斜めになっ
ている脚の中間部に対して鉛直方向となるように側面視
でく字形に屈曲している。その他の部分の構造は第１実
施例のものと同様である。
【００１５】この第２実施例の折畳み椅子は、折り畳ん
だ状態で図５に示すように、脚の下端に側面視で逆Ｖ字
が形成され、これによって折り畳んだ状態での椅子を垂
直に自立させることができる。また前後の脚のいずれか
一方の他方より外側に位置する脚（図の実施例のもので
は後脚）の下端の繋ぎ材を設けていないので、折り畳ん
だ状態で内側に配置された脚を隣接する椅子の外側に配
置された椅子の間に挿入して、複数の椅子を密着状態で
かつそれぞれの椅子を自立させた状態で収納することが
できるという特徴がある。
だ状態で図５に示すように、脚の下端に側面視で逆Ｖ字
が形成され、これによって折り畳んだ状態での椅子を垂
直に自立させることができる。また前後の脚のいずれか
一方の他方より外側に位置する脚（図の実施例のもので
は後脚）の下端の繋ぎ材を設けていないので、折り畳ん
だ状態で内側に配置された脚を隣接する椅子の外側に配
置された椅子の間に挿入して、複数の椅子を密着状態で
かつそれぞれの椅子を自立させた状態で収納することが
できるという特徴がある。
【００１６】なおこの前後の脚の下端部分を使用状態で
斜めに延びる脚の中間部に対して鉛直方向に側面視でく
字状に屈曲させかつ外側に位置する脚の下端相互を連結
する部材を除去することによって、折畳み状態の椅子を
自立させかつ密着状態で収納可能にすることは、側面視
でＸ字状の折畳み脚を有する折畳み椅子のすべてに採用
可能である。
斜めに延びる脚の中間部に対して鉛直方向に側面視でく
字状に屈曲させかつ外側に位置する脚の下端相互を連結
する部材を除去することによって、折畳み状態の椅子を
自立させかつ密着状態で収納可能にすることは、側面視
でＸ字状の折畳み脚を有する折畳み椅子のすべてに採用
可能である。
【図１】第１実施例の使用状態を示す斜視図
【図２】第１実施例の折り畳んだ状態を示す斜視図
【図３】椅子を折り畳んで前後に並列した状態の斜視図
【図４】第２実施例の使用状態を示す斜視図
【図５】第２実施例の折り畳んだ状態を示す斜視図
【図６】第２実施例の収納状態を示す斜視図
１ 座板 ２ 背板 ４ 把手 ５ 後脚 ６ 前脚 12 ストッパ
Claims (2)
- 【請求項１】 上端を座板(1)の前縁側に枢着して斜め
後方に延びる後脚(5)と、座板(1)の後縁に前方へ起倒自
在に下端を枢着して設けられた背板(2)と、後脚の中間
部に中間部を枢着されて上端を背板(2)の側部に枢着し
た前脚(6)とを備え、座板(1)の後縁側側部に設けられて
前脚(6)の上部と当接して前脚の上部の後方への移動を
阻止するストッパ(12)と、座板の後縁中央部分ないし背
板の下端中央部分に設けられた把手(4)とを備えてい
る、折畳み椅子。 - 【請求項２】 前脚(6)と後脚(5)とのいずれか一方の他
方に対して内側に位置する脚のみがその左右の脚の下端
相互を連結する連結部材(8)を備え、前脚及び後脚の下
端部分は使用状態において斜めに延びる中間部に対して
垂直方向に側面視でく字状に屈曲していることを特徴と
する、請求項１記載の折畳み椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11017156A JP2000210153A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 折畳み椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11017156A JP2000210153A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 折畳み椅子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000210153A true JP2000210153A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11936127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11017156A Pending JP2000210153A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 折畳み椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000210153A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016059819A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | ユアン−チュン リンＹｕａｎ−Ｃｈｕｎ Ｌｉｎ | 折り畳み椅子 |
| JP2021058343A (ja) * | 2019-10-04 | 2021-04-15 | コクヨ株式会社 | 折り畳み椅子 |
| CN113367517A (zh) * | 2020-03-09 | 2021-09-10 | 株式会社伊藤喜 | 折叠式椅子 |
| JP2021137449A (ja) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 株式会社イトーキ | 折り畳み式椅子 |
| JP7449548B2 (ja) | 2018-04-19 | 2024-03-14 | 株式会社幸和製作所 | 折り畳み椅子 |
-
1999
- 1999-01-26 JP JP11017156A patent/JP2000210153A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016059819A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | ユアン−チュン リンＹｕａｎ−Ｃｈｕｎ Ｌｉｎ | 折り畳み椅子 |
| JP7449548B2 (ja) | 2018-04-19 | 2024-03-14 | 株式会社幸和製作所 | 折り畳み椅子 |
| JP2021058343A (ja) * | 2019-10-04 | 2021-04-15 | コクヨ株式会社 | 折り畳み椅子 |
| JP2023033563A (ja) * | 2019-10-04 | 2023-03-10 | コクヨ株式会社 | 折り畳み椅子 |
| JP7508609B2 (ja) | 2019-10-04 | 2024-07-01 | コクヨ株式会社 | 折り畳み椅子 |
| CN113367517A (zh) * | 2020-03-09 | 2021-09-10 | 株式会社伊藤喜 | 折叠式椅子 |
| JP2021137449A (ja) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 株式会社イトーキ | 折り畳み式椅子 |
| JP7514088B2 (ja) | 2020-03-09 | 2024-07-10 | 株式会社イトーキ | 折り畳み式椅子 |
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