JP3054565U - ラミネートフィルム - Google Patents

ラミネートフィルム

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JP3054565U
JP3054565U JP1998003883U JP388398U JP3054565U JP 3054565 U JP3054565 U JP 3054565U JP 1998003883 U JP1998003883 U JP 1998003883U JP 388398 U JP388398 U JP 388398U JP 3054565 U JP3054565 U JP 3054565U
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Inventor
タークァン イム
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ロイヤル ソォブリン コーリア インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 接着時に内容物との間に気泡が生じないよう
に密接に接合することにより長期間内容物を損傷なく保
存することができるラミネートフィルムの提供。 【解決手段】 PETフィルム12とPEフィルム21
とを接着剤14を介してラミネートフィルムを形成した
後、PEフィルム21面に付着されるEVA接着剤31
を冷却するときに表面にエンボシングを形成する凹凸を
有するローラを通過させてEVA接着剤31の表面にエ
ンボシング面32を形成している。ラミネーティング機
械を通過させて内容物をコーティングするとき、その間
の空気がエンボシング面32の凹凸に沿って抜け出るこ
とにより鮮明で透明なラミネーティングができるように
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はラミネートフィルムに関する。
【0002】 ラミネートフィルムは写真や書類等の紙類の前・後面に加熱、加圧して付着す る透明なフィルムであって、写真や書類等の内容物の破損を防止し、長期間保管 することができる用途に用いられる透明なコーティング用フィルムである。
【0003】 本考案はラミネートフィルムにおいて、接着力が優れて、より確実に接合され て内容物とラミネートフィルムとの間に空気層の気泡がなくなってむらが生じな く、内容物の色がさめなく、長期間保存可能な改良されたラミネートフィルムに 関する。
【0004】
【従来の技術】
一般的なラミネートフィルムはポリエステルフィルム(PET)、延伸ポリエ ステルフィルム(OPP)等の延伸フィルムにポリエチレンフィルム(PE)、 ポリプロピレンフィルム(PP)、線状ポリエチレンフィルム(LLDPE)の ような無延伸フィルムを接着剤で一体に付着した複合フィルムを用いている。
【0005】 このような従来の複合延伸フィルムと無延伸フィルムで構成されたラミネート フィルムにおいては、その表面が極めて滑らかであるため、ラミネーティング機 械の圧着ローラを通過させて内容物を圧着してコーティングするとき、付着力が 劣ることにより確実に付着されなく、ラミネートフィルムと内容物との間には未 だ抜け出さなかった空気により空気層が形成されるようになる。さらに、圧着時 に空気の一部が抜け出さなかった場合には、気泡によるむらが生じて内容物が鮮 明でない欠点を有するようになる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 本考案はこのような従来のラミネートフィルムにおいては、その表面が滑らか であるため、接着力が劣り、内側に気泡によるむらが生じる等の欠点を解決すべ く案出したのであって、接着時にラミネートフィルムと内容物との間に気泡が生 じないようにして、鮮明な表面を得られるようにすることを第一目的とし、ラミ ネートフィルムと内容物が密接に接合されるようにすることをその第二目的とし 、ラミネートフィルムと内容物が密接に接合されることにより長期間内容物を損 傷なく保存することができるようにすることをその第三目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
通常、ラミネートフィルムの構成は、延伸フィルムと無延伸フィルムからなる 複合フィルムであり、これらフィルム間にはより確実な接合のために接着剤が用 いられ、内容物と当接する内側の無延伸フィルム面には内容物との接着力を増大 させるために接着剤を重塗りする。本考案は上記無延伸フィルム面に付着される 接着剤層により確実な接合および気泡発生を防止するために凹凸面にエンボシン グ効果が加えられるようにするのである。
【0008】 上記接着層にエンボシング効果を加える方法としては、溶融状態で無延伸フィ ルム面に付着される接着剤面上にエンボシング効果を加えたローラを通過するこ とにより、接着剤面上にエンボシング効果を得ることができるようになる。
【0009】
【考案の実施の形態】
延伸フィルムのPETフィルム12と無延伸フィルムのPEフィルム21とを 接着層14により一体にし、PEフィルム21の表面にはEVA接着層31を形 成した後、コロナ処理により形成される通常のラミネートフィルムにおいて、P Eフィルム21の表面に付着されるEVA接着層31の表面に凹凸されたエンボ シング面32を形成している。
【0010】
【実施例】
ラミネートフィルムを製造する工程を先ず説明する。ラミネートフィルムは、 図1に示されるように、PETフィルムとPEフィルムの付着工程である第一次 工程と、図2に示されるように、複合フィルム面に接着剤層を重塗りする第二次 工程を経て製造される。
【0011】 即ち、第一次工程は延伸フィルムのPETフィルムに無延伸フィルムのPEフ ィルムを合体する工程であって、ロール11状に巻き取られたPETフィルム1 2にアンカーコーティング(ANCHOR COATING)ローラ13を経て 接着剤14をコーティングして乾燥室15を経て乾燥した後、300〜350℃ の溶融状態のPEフィルム21をPE溶液塗布器16で塗布して冷却ローラ17 を経た後、再びロール18状に巻き取って、これを45〜60℃状態の熟成室で 12〜24時間熟成する。
【0012】 上記アンカーコーティングローラ13は、PETフィルム12面上に溶融状態 のPE溶液が容易に付着されるようにするために行われる接着剤コーティングロ ーラであって、MEK(Methyl Ethyl Ketone)80%と接 着剤17%、硬化剤3%で組成された接着溶液をコーティングする。
【0013】 第二次工程は、上記第一次工程で製造されたPETフィルム12とPEフィル ム21で合体させたロール18状のフィルムにおいて、PEフィルム21の表面 に240〜260℃の溶融状態のEVA(Ethylene Vinylace tate Copolymer)溶液をEVA溶液塗布器22で塗布して、これ を冷却ローラ23で冷却した後、高周波処理器24でコロナ処理をした後、再び ロール25状に巻き取ることにより全工程が終り、図4に示されるように、PE フィルム21の表面上にEVA接着剤層31が形成される。
【0014】 上記において、溶融状態のEVA溶液をPEフィルム21面に塗って、これを 冷却する冷却ローラ23の一側面にエンボシングを形成する凹凸を設けて、表面 に凹凸を形成するとき、冷却と同時にPEフィルム21面に付着されたEVA接 着剤層31には、図3に示すように、エンボシング面32が得られるようになる 。
【0015】 図5に示すように、このような工程を経て製造されるラミネートフィルムの上 下二重間に内容物51を挿置した後、これを圧着して一体にするラミネーティン グ機械を通過させて内容物の写真や書類等をコーティングすることになる。上下 二重のラミネートフィルム間に内容物を挿置するとき、内容物と当接する内側に 該当するラミネートフィルム面は、凹凸されたエンボシング面32を有するEV A接着剤面31を当接した後、その間に内容物51を挿置してラミネーティング 機械を通過させて圧着させる。即ち、上下ラミネートフィルム間に内容物を挿置 し、これをラミネーティング機械を通過させるとき、ラミネートフィルム間の空 気は、PEフィルム21面上に形成された接着層のEVA層31に形成された凹 凸されたエンボシング32に沿って外部へ放出されることにより、空気が完全に 抜け出ることから、鮮明で透明なコーティング面を得ることができるようになる 。
【0016】
【考案の効果】
従来、延伸フィルムのPETフィルムに無延伸フィルムのPEフィルムが合体 されたラミネートフィルムは、接合面のPEフィルム面が非常に滑らかなため、 ラミネーティング機械を通過させて加熱加圧して一体に付着させる際に密着させ ることができなく、圧着時に内容物とラミネートフィルムとの間に空気が完全に 抜け出ない場合、気泡によるむらが生じる欠点があった。
【0017】 しかし、本考案においては冷却ローラの一側面に凹凸を有するエンボシングを 形成することにより、PEフィルム面上の接着層であるEVA表面には凹凸面が 形成されるため、ラミネートフィルムと内容物との間に気泡が凹凸部位に沿って 外部へ放出されることにより、きれいで鮮明な表面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるラミネートフィルムの第
一段階製作工程を模式的に示す図である。
【図2】本考案の実施例によるラミネートフィルムの第
二段階製作工程を模式的に示す図である。
【図3】本考案の実施例によるラミネートフィルムを示
す断面図である。
【図4】本考案の実施例によるラミネートフィルムを示
す断面図である。
【図5】本考案の実施例によるラミネートフィルムの使
用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
12…PETフィルム、13…ローラ、14…接着剤、
15…乾燥室、16…PE溶液塗布器、17…冷却ロー
ラ、21…PEフィルム、22…EVA溶液塗布器、2
3…冷却ローラ、24…高周波処理器、31…EVA接
着剤層、32…エンボシング面、51…内容物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 延伸フィルムのPETフィルム12と無
    延伸フィルムのPEフィルム21が接着層14により一
    体に付着され、PEフィルム21の表面にはEVA接着
    層31を形成した後、これをコロナ処理により形成され
    る通常のラミネートフィルムにおいて、PEフィルム2
    1の表面に付着されるEVA接着層31の表面に凹凸さ
    れたエンボシング面32を有するようにしたことを特徴
    とするラミネートフィルム。
JP1998003883U 1997-05-22 1998-05-19 ラミネートフィルム Expired - Fee Related JP3054565U (ja)

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