JP3054492U - ゴミ容器のカバー - Google Patents

ゴミ容器のカバー

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JP3054492U JP1998004253U JP425398U JP3054492U JP 3054492 U JP3054492 U JP 3054492U JP 1998004253 U JP1998004253 U JP 1998004253U JP 425398 U JP425398 U JP 425398U JP 3054492 U JP3054492 U JP 3054492U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴミ容器の中に袋等の内挿体をセットして用
いるときに、ゴミ容器の美観を損なうことなくゴミ容器
を用いることができる、ゴミ容器のカバーを提供する。 【解決手段】 ゴミ容器のカバー10は、袋等の内挿体
200がセットされた有底円筒状のゴミ容器100に用
いられる。このゴミ容器のカバー10は、たとえば布か
らなる環状のスカート部12を含む。スカート部12の
裏側には、ゴム等の弾性体からなる環帯状の保持部材1
4が縫着される。スカート部12は、ゴミ容器100の
側面部100bへ露出する内挿体200の露出部分20
0aを隠蔽するように、保持部材14によりゴミ容器1
00の外側面部100bに着脱自在に保持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、ゴミ容器のカバーに関し、特に、商店,スーパー等で商品を収納 する合成樹脂製の収納袋などをゴミ箱にセットしてゴミ箱を使用する場合に用い られる、ゴミ容器のカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
図22は、本願考案の背景となる従来のゴミ箱の使用例を示す斜視図である。 従来のゴミ箱1は、金属、合成樹脂、木などでたとえば有底円筒形に形成される 一般的なものであり、たとえば台所、居間、トイレ、寝室、その他、住居の様々 な場所に設置されるものである。この従来のゴミ箱1を使用する際には、ゴミ箱 1の中に収納されるゴミを捨てやすくしたり、ゴミ箱1の中を生ゴミ等で汚さな いようにするために、ゴミ箱1の内側に、たとえば商店、スーパー等で商品を収 納する合成樹脂製の収納袋などの内挿体3を着脱自在にセットして用いられるこ とが多いものである。この場合、合成樹脂製の収納袋などの内挿体3は、ゴミ箱 1の内面および上端周縁に沿うようにセットされ、ゴミ箱1の上端周縁から外側 面側に適宜折り曲げられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように、従来のゴミ箱1に収納袋などの内挿体3を着脱 自在にセットしたとき、ゴミ箱1の上端周縁からゴミ箱1の外側壁面側に内挿体 3の折り返し部分5が露出する。このような状態でゴミ箱1を使用する場合、外 観上、露出部分としての折り返し部5が見苦しく、ゴミ箱1自体の美観を損なう ものであった。例えば、このような状態のゴミ箱1を台所で使用する場合には比 較的問題にならないが、それを客室などに使用した場合、せっかくその客室に適 したゴミ箱を配置していても、内挿体3の露出部分、すなわち、折り返し部分5 が見苦しいものとなり、ゴミ箱1自体、ひいては、客室全体の美観を損なうもの となっていた。
【0004】 それゆえに、本願考案の主たる目的は、ゴミ容器の中に袋等の内挿体をセット して用いるときに、ゴミ容器の美観を損なうことなくゴミ容器を用いることがで きる、ゴミ容器のカバーを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1にかかる本願考案は、袋等の内挿体がセットされた有底筒状のゴミ容 器に用いられるゴミ容器のカバーであって、ゴミ容器のカバーは、ゴミ容器の側 面に着脱自在に取り付けられ、ゴミ容器の口部から露出する内挿体の露出部分の 大部分を隠蔽するように形成されたことを特徴とする、ゴミ容器のカバーである 。 請求項2にかかる本願考案は、全体が環状の弾性体で形成された隠蔽部材によ り、内挿体の露出部分を隠蔽する、請求項1の考案に従属するゴミ容器のカバー である。 請求項3にかかる本願考案は、ゴミ容器のカバーが、内挿体の露出部分を隠蔽 する環帯状の隠蔽部材と、隠蔽部材に配設され、隠蔽部材をゴミ容器の側面に着 脱自在に保持する保持部材とを含む、請求項1の考案に従属するゴミ容器のカバ ーである。 請求項4にかかる本願考案は、保持部材が、隠蔽部材の少なくとも直径方向の 対向する端部に配設され、隠蔽部材をゴミ容器の側面に着脱自在に保持する弾性 体を含む、請求項3の考案に従属するゴミ容器のカバーである。 請求項5にかかる本願考案は、弾性体が、隠蔽部材の周方向の一端から他端に かけて連続して環状に形成される、請求項4の考案に従属するゴミ容器のカバー である。 請求項6にかかる本願考案は、弾性体が、帯状に形成され、その長さ方向の一 端部および他端部が面ファスナにより離着自由に環状に連結される、請求項4の 考案に従属するゴミ容器のカバーである。 請求項7にかかる本願考案は、保持部材が、隠蔽部材の幅方向に間隔を隔てて 配設される複数の弾性体を含む、請求項4ないし請求項6のいずれかの考案に従 属するゴミ容器のカバーである。 請求項8にかかる本願考案は、弾性体が、隠蔽部材の幅方向の一端部および他 端部の少なくとも一方に配設される、請求項4ないし請求項7のいずれかの考案 に従属するゴミ容器のカバーである。 請求項9にかかる本願考案は、弾性体が、隠蔽部材の裏側でその幅方向の一端 側から他端側にかけて配設される、請求項5または請求項6の考案に従属するゴ ミ容器のカバーである。 請求項10にかかる本願考案は、隠蔽部材が、ゴミ容器の口部周縁部からゴミ 容器の口部の内側へ延び設けられるように配設され、ゴミ容器の口部周縁部に露 出する内挿体の露出部分をゴミ容器の平面から見て隠蔽する口部周縁隠蔽部をさ らに含む、請求項2ないし請求項9のいずれかの考案に従属するゴミ容器のカバ ーである。 請求項11にかかる本願考案は、隠蔽部材が布を含む、請求項3ないし請求項 10のいずれかの考案に従属するゴミ容器のカバーである。 請求項12にかかる本願考案は、弾性体がゴムを含む、請求項4ないし請求項 11のいずれかの考案に従属するゴミ容器のカバーである。 請求項13にかかる本願考案は、弾性体が、隠蔽部材の一部に包まれるように 、隠蔽部材に取着される、請求項4ないし請求項12のいずかの考案に従属する ゴミ容器のカバーである。 請求項14にかかる本願考案は、隠蔽部材と弾性体とが縫着される、請求項3 ないし請求項13のいずれかの考案に従属するゴミ容器のカバーである。 請求項15にかかる本願考案は、隠蔽部材の表面に、ひだ部、キルティング部 、タック部、アップリケ部、プリント部等の装飾部が構成される、請求項2ない し請求項14のいずれかの考案に従属するゴミ容器のカバーである。
【0006】
【作用】
本願考案にかかるゴミ容器のカバーでは、ゴミ容器にセットされた内挿体の露 出部分が、隠蔽部材によって隠蔽される。保持手段は、隠蔽部材をゴミ容器の側 面に着脱自在に保持する。さらに、保持手段は、ゴミ容器にセットされた内挿体 をゴミ容器の側面部側に保持する。 すなわち、請求項1にかかる本願考案では、ゴミ容器の側面に着脱自在に取り 付けられるゴミ容器のカバーが、ゴミ容器の口部から露出する内挿体の露出部分 の大部分を隠蔽する。 請求項2にかかる本願考案では、全体が環状の弾性体で形成された隠蔽部材だ けで、内挿体の露出部分を隠蔽している。 請求項3にかかる本願考案では、環帯状の隠蔽部材が内挿体の露出部分を隠蔽 する。保持部材は、隠蔽部材をゴミ容器の側面に着脱自在に保持する。 請求項4にかかる本願考案では、特に、隠蔽部材の少なくとも直径方向の対向 する端部に配設された保持部材によって、隠蔽部材が保持される。 請求項5にかかる本願考案では、隠蔽部材の周方向の一端から他端にかけて連 続して環状の弾性体によって、隠蔽部材が保持される。 請求項6にかかる本願考案では、面ファスナにより、帯状の弾性体の一端部お よび他端部が離着自由に環状に連結される。 請求項7にかかる本願考案では、隠蔽部材の幅方向に間隔を隔てて配設される 複数の弾性体によって、隠蔽部材が保持される。 請求項8にかかる本願考案では、隠蔽部材の幅方向の一端部および他端部の少 なくとも一方に配設される弾性体によって、隠蔽部材が保持される。 請求項9にかかる本願考案では、隠蔽部材の裏側でその幅方向の一端側から他 端側にかけて配設される弾性体によって、隠蔽部材が保持される。 請求項10にかかる本願考案では、隠蔽部材の口部周縁隠蔽部によって、ゴミ 容器の平面から見て、ゴミ容器の口部周縁部に露出する内挿体の露出部分が隠蔽 される。 請求項11にかかる本願考案では、隠蔽部材が布で形成されるため、取り扱い が容易で装飾性にも優れたものとなる。 請求項12にかかる本願考案では、弾性体がゴムで形成されるため、隠蔽部材 がしっかりと保持される。 請求項13にかかる本願考案では、弾性体が、隠蔽部材の一部に包まれるよう に取着されるため、弾性体の汚損が防止される。 請求項14にかかる本願考案では、隠蔽部材と弾性体とが縫着されるため、そ れらの取り付けが強固となる。 請求項15にかかる本願考案では、隠蔽部材の表面に、ひだ部、キルティング 部、タック部、アップリケ部、プリント部等の装飾部が構成されるため、隠蔽部 材の装飾性がより一層高められ、ひいては、ゴミ容器自体の美観も向上される。
【0007】 本願考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【考案の実施の形態】 【実施例】
図1は本願考案にかかるゴミ容器のカバーの一実施例を示す斜視図であり、図 2は図1の線II−IIにおける断面図解図である。本実施例では、スーパー等 で商品を収納する合成樹脂製の収納袋200がセットされたゴミ容器100に、 本願考案にかかるゴミ容器のカバー10を適用した実施例について説明する。す なわち、ゴミ容器100は、木,合成樹脂,金属などでたとえば有底円筒形に形 成される。ゴミ容器100の口部100aには、ゴミ容器100の中に入れられ るゴミを捨てやすくしたり、ゴミ容器100の中を生ゴミなどで汚さないように するために、内挿体として、収納袋200がセットされる。この場合、収納袋2 00は、ゴミ容器100の口部100aから入れられ、ゴミ容器100の内面お よび口部100aの周縁部に沿うように、収納袋200の一部がゴミ容器100 の口部100aの周縁部から外側面部100b側へ折り曲げられるものである。 そして、本願考案にかかるゴミ容器のカバー10は、ゴミ容器100の外側面部 100b側に露出する収納袋200の露出部分200aを隠蔽するように、ゴミ 容器100の外側面部100b上部に着脱自在に取り付けられる。
【0009】 ゴミ容器のカバー10は、隠蔽部材として、たとえば布からなる環帯状のスカ ート部12を含む。スカート部12は、たとえば矩形帯状の布地の長さ方向の一 端部および他端部を地縫いすることによって、環状に縫着される。スカート部1 2の裏側には、スカート部12をゴミ容器100の外側面部100bに保持する ための保持部材14が設けられる。保持部材14は、ゴム等の帯状の弾性体で形 成され、スカート部12の周方向の一端から他端に沿って連続して環状に設けら れる。保持部材14は、スカート部12の裏側でそのスカート部12の幅方向の 一端部、つまり、ゴミ容器100の外側面部100bの上端部に配置される部分 に設けられる。本実施例では、特に、たとえば図2の1点鎖線の円形で囲まれた 部分に示すように、保持部材14が、スカート部12の幅方向の上端部12aに 包まれるようにして、スカート部12に縫着される。
【0010】 また、本実施例では、保持部材14をスカート部12に縫着するときに、同時 に、たとえばギャザリングが施される。そのため、スカート部12には、装飾部 として、不規則な波形のひだ部16が形成される。なお、スカート部12のひだ 部16は、ギャザリング以外の方法で形成してもよく、たとえばシャーリング、 スモッキングにより形成してもよい。
【0011】 図1,図2に示す実施例では、保持部材14がスカート部12の周方向の一端 から他端にかけて連続する環状に形成されたが、この保持部材14は、スカート 部12の少なくとも直径方向の対向する端部に配設されるようにしても、スカー ト部12をゴミ容器100の側面部100bに着脱自在に保持させることができ る。
【0012】 図1および図2の実施例では、ゴミ容器100にセットされた内挿体200の 露出部分200aが、スカート部12によって隠蔽される。このとき、スカート 部12は、内挿体200の露出部分200aを隠蔽すると同時に、保持部材14 によってゴミ容器100の外側面部100bの上部に保持される。この場合、保 持部材14の弾性力によって、内挿体200の露出部分200aがゴミ容器10 0の外側面部100b側に押圧・保持される。図1および図2の実施例では、た とえば図22に示すような従来例と比べて、ゴミ容器100の美観を損なうこと なく、ゴミ容器100を種々の場所で用いることができる。
【0013】 なお、図1,図2の実施例では、保持部材14が、ゴミ容器100の口部10 0aの周縁部近傍に沿うように、スカート部12の上端部に包まれるように縫着 されたが、たとえば図3に示すように、スカート部12の上端部がゴミ容器10 0の口部100aの周端縁から上側に突き出るように、保持部材14をスカート 部12に縫着するようにしてもよい。ゴミ容器100の口部100aの周端縁か ら上方に突き出る突出部分18は、ゴミ容器100の口部100aの周端縁に露 出する内挿体200の部分を、ゴミ容器100の側面側から見えないように隠蔽 することができる。
【0014】 図4は本願考案にかかるゴミ容器のカバーの他の実施例を示す斜視図であり、 図5は図4の線V−Vにおける断面図解図である。本実施例のゴミ容器のカバー 10は、図1,図2の実施例と比べて、特に、スカート部の幅が長く形成され、 そのスカート部が2つの保持部材によりゴミ容器の側面部に保持されている。す なわち、本実施例では、図1,図2の実施例と同様に、スカート部12の幅方向 の上端部に保持部材14が配設され、さらに、スカート部12の幅方向の中央部 にも、同じ構造、作用・効果を有する他の保持部材20が配設されている。この 場合、保持部材20は、内挿体200の露出部分200aの下端部側を押圧・保 持するように、スカート部12に配設される。本実施例では、スカート部12が 、その幅方向に間隔を隔てた2つの保持部材14および20によって、ゴミ容器 100の外側面部100b側に押圧・保持されるので、図1,図2の実施例と比 べて、より確実に、内挿体200の露出部分200aを保持して隠蔽することが できる。
【0015】 図6は本願考案にかかるゴミ容器のカバーのさらに他の実施例を示す斜視図で あり、図7は図6の線VII−VIIにおける断面図解図である。本実施例のゴ ミ容器のカバー10は、たとえば図3の実施例と比べて、特に、スカート部の幅 が長く形成され、そのスカート部が3つの保持部材によりゴミ容器の側面部に保 持されている。すなわち、本実施例では、図3の実施例と同様に、スカート部1 2の幅方向の上端部および中央部に保持部材14および20が配設され、さらに 、スカート部12の幅方向の下端部にも、同じ構造を有する他の保持部材22が 配設されている。この場合、保持部材14と保持部材20との間にスカート部1 2が配置され、保持部材20と保持部材22との間に他のスカート部24が配置 される。スカート部24は、内挿体200の露出部分200aを隠蔽するという よりも、装飾的な意味合いが強いものである。
【0016】 図8は本願考案にかかるゴミ容器のカバーの別の実施例を示す斜視図であり、 図9は図8の線IX−IXにおける断面図解図である。上述の各実施例では、保 持部材14,20および22などが、スカート部12,24などに包まれるよう に縫着されていたが、本実施例のゴミ容器のカバー10は、上述の各実施例と比 べて、特に、保持部材14がスカート部12の裏側面に直接縫着されている。保 持部材14は、ゴミ容器100の口部100aの周端縁部を押圧・保持すること ができるように、スカート部12の幅方向の上端から所定の間隔を隔てた位置で 、その内周面に縫着される。この場合、スカート部12の上端部には、保持部材 14よりも上側に、ゴミ容器100の口部100aの周端縁から上方に突出する 突出部分26が形成される。この突出部分26は、たとえば図3,図6および図 7の実施例で示した突出部分18と同様の作用・効果を有するものである。
【0017】 また、本実施例では、スカート部12に、たとえば植物,動物,人物,器物, 風景および抽象物の模様となるアップリケ部28が形成されていて、ひだ部16 と共に、スカート部12の装飾性をより一層向上させている。本実施例では、ア ップリケ部28によって、たとえばリボン模様が形成されている。 さらに、本実施例では、保持部材14がその一端から他端にかけて連続して環 状に一体的に形成されたが、保持部材14は、図11に示すように、たとえば矩 形帯状に形成され、その一端部および他端部に配設された面ファスナ30aおよ び30bによって、離着自由に環状に連結されるようにしてもよい。なお、この 面ファスナを用いて保持部材を環状に離着自由に連結する構造は、本願考案にか かる他の実施例のゴミ容器のカバーにも適宜用いられ得る。
【0018】 図12は本願考案にかかるゴミ容器のカバーのさらに別の実施例を示す斜視図 であり、図13は図12の線XIII−XIIIにおける断面図解図である。本 実施例のゴミ容器のカバー10は、たとえば図8,図9,図10の実施例と比べ て、特に、スカート部の幅が長く形成され、そのスカート部12が2つの保持部 材14および32によりゴミ容器100の外側面部100bに保持されている。 すなわち、本実施例では、図8,図9,図10の実施例と同様に、スカート部1 2の幅方向の上端部に保持部材14が配設され、さらに、スカート部12の幅方 向の下端部にも、他の保持部材32が配設されている。この場合、保持部材32 は、スカート部12の下端部をゴミ容器100の外側面部100b側に押圧・保 持するものである。この場合、保持部材14および32でスカート部12の上端 部および下端部が押圧・保持されるため、スカート部12の幅方向の中間部に膨 らみが形成され、装飾的に、図8,図9,図10の実施例とはまた違った趣の美 観をゴミ容器100に与えることができる。
【0019】 図14は本願考案にかかるゴミ容器のカバーのさらに別の実施例を示す斜視図 であり、図15は図14の線XV−XVにおける断面図解図である。本実施例の ゴミ容器のカバー10は、図12,図13の実施例と比べて、特に、スカート部 12の幅が長く形成され、そのスカート部12が3つの保持部材14,32,3 4によりゴミ容器の側面部に保持されている。すなわち、本実施例では、図12 ,図13の実施例と同様に、スカート部12の幅方向の上端部および下端部に保 持部材14および32が配設され、さらに、スカート部12の幅方向の中央部に も、同じ構造を有する他の保持部材34が配設されている。この場合、保持部材 32は、ゴミ容器100にセットされる内挿体200の露出部分200aの下端 部を押圧・保持するように、スカート部12に配設される。本実施例では、スカ ート部12が3つの保持部材14,32,34で押圧・保持されるため、保持部 材14および34間と、保持部材34および32間とに、膨らみが形成され、ス カート部12の装飾性が高められている。
【0020】 図16は本願考案にかかるゴミ容器のカバーのさらに別の実施例を示す斜視図 であり、図17は図16の線XVII−XVIIにおける断面図解図である。本 実施例のゴミ容器のカバー10では、たとえば図8〜図15の各実施例と比べて 、特に、保持部材14がスカート部12の幅方向の長さとほぼ同じ長さに形成さ れている。保持部材14は、その幅方向の上端部および下端部が、スカート部1 2の幅方向の上端部および下端部に縫着されることによって、スカート部12の 裏側に取着される。したがって、本実施例では、保持部材14の面全体でスカー ト部12がゴミ容器100の外側面部100b側へ押圧・保持されるため、上述 の各実施例と比べて、より強固にスカート部12が保持される。さらに、本実施 例では、スカート部12に、ひだ部16と共に、たとえば植物,動物,人物,器 物,風景および抽象物の模様となるプリント部38が形成されている。そのため 、上述の各実施例とは、さらに違った趣の美観をゴミ容器100に与えることが できる。本実施例では、プリント部38によって、たとえばリボン模様が形成さ れている。
【0021】 図18は本願考案にかかるゴミ容器のカバーのさらに別の実施例を示す斜視図 であり、図19は図18の線XVIIII−XVIIIIにおける断面図解図で ある。本実施例のゴミ容器のカバー10では、上述の各実施例と比べて、特に、 隠蔽部材として、内挿体200の露出部分200aを隠蔽するスカート部12に 加えて、ゴミ容器100の口部100aの周縁部に露出する内挿体200の露出 部分200bを隠蔽する口部周縁隠蔽部42が形成されている。 すなわち、本実施例のゴミ容器のカバー10は、たとえば図1,図2の実施例 と比べて、特に、保持部材14と所定の間隔を隔てたスカート部12の上端部に 、保持部材14と同じ構造を有する弾性体からなる別の保持部材40が配設され る。この保持部材40は、スカート部12の上端部内側に、包まれるように縫着 される。本実施例では、保持部材14部分でゴミ容器100の外側面部100b の上端部周縁に保持するように、本実施例のゴミ容器のカバー10を取着した場 合、ゴミ容器100の口部100aの周縁端から内側へむかって、張り出す口部 周縁隠蔽部42が形成される。 本実施例のゴミ容器のカバー10は、スカート部12により、ゴミ容器100 にセットされる内挿体200の露出部分200aが隠蔽されると共に、口部周縁 隠蔽部42がゴミ容器100の口部100aの周縁部に露出する露出部分200 bを隠蔽するものである。したがって、本実施例では、ゴミ容器100にセット された内挿体200の露出部分200a,200bの全てが隠蔽されるため、ゴ ミ容器100自体の持つの美観が全く損なわれないものとなる。しかも、ゴミ容 器100の内挿体200内に収納されるゴミもある程度隠蔽することができる。
【0022】 図20は本願考案にかかるゴミ容器のカバーのさらに別の実施例を示す斜視図 であり、図21は図20の線XXI−XXIにおける断面図解図である。本実施 例のゴミ容器のカバー10は、上述の各実施例と比べて、特に、スカート部と保 持部材とがゴム等の弾性体によって一体的に形成されている。すなわち、本実施 例では、ゴミ容器のカバー10がたとえば帯形環状のスカート部44を含む。ス カート部44は、ゴム等の弾性体で形成される。このスカート部44は、それ自 体が上述の各実施例で示した保持部材の機能を有するものである。つまり、スカ ート部44は、ゴミ容器100にセットされた内挿体200の露出部分200a をゴミ容器100の外側面部100b側に押圧・保持する機能を併せ持つもので ある。
【0023】 上述の各実施例では、スカート部がたとえば布で形成されたが、それに限定さ れるものではなく、スカート部をたとえば合成樹脂材料,その他の材料で形成す るようにしてもよい。また、上述の各実施例では、保持部材がたとえばゴムで形 成されたが、保持部材は、弾性を有し、スカート部をゴミ容器の外側面に着脱自 在に取付可能であれば、ゴム以外の種々の弾性体で形成されてもよい。さらに、 保持部材の数、配置なども、上述の各実施例に限定されるものではなく、たとえ ばスカート部の幅方向に間隔を隔てて、多数の保持部材を配設するようにしても よい。また、上述の各実施例では、スカート部と保持部材とが縫着されることに より取着されたが、それ以外にも、接着剤等の固着手段により取着されてもよい 。さらに、図11に示す実施例では、面ファスナにより保持部材が離着自由に環 状に連結されたが、それ以外にも、ホック等の留め具によって連結してもよい。 上述の各実施例では、スカート部に装飾部として、例えばひだ部、アップリケ部 、プリント部が形成されたが、スカート部に設けられる装飾部としては、キルテ ィング部、タック部、フリル部なども適宜形成され得る。
【0024】
【考案の効果】
本願考案にかかるゴミ容器のカバーによれば、ゴミ容器の中に袋等の内挿体を セットして用いるときに、ゴミ容器の口部から露出する内挿体の露出部分の大部 分を隠蔽することができる。そのため、ゴミ容器自体の美観を損なうことがなく 、ゴミ容器が設置される場所の適性に応じて、ゴミ容器を用いることができる。 また、ゴミ容器にセットされる内挿体をしっかりとゴミ容器に保持することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案にかかるゴミ容器のカバーの一実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1の線II−IIにおける断面図解図であ
る。
【図3】図1および図2の実施例の変形例を示す断面図
解図である。
【図4】本願考案にかかるゴミ容器のカバーの他の実施
例を示す斜視図である。
【図5】図4の線V−Vにおける断面図解図である。
【図6】本願考案にかかるゴミ容器のカバーのさらに他
の実施例を示す斜視図である。
【図7】図6の線VII−VIIにおける断面図解図で
ある。
【図8】本願考案にかかるゴミ容器のカバーの別の実施
例を示す斜視図である。
【図9】図8の線IX−IXにおける断面図解図であ
る。
【図10】図8および図9に示すゴミ容器のカバーの斜
視図である。
【図11】図8および図9に示すゴミ容器のカバーの変
形例を示す斜視図である。
【図12】本願考案にかかるゴミ容器のカバーのさらに
別の実施例を示す斜視図である。
【図13】図12の線XIII−XIIIにおける断面
図解図である。
【図14】本願考案にかかるゴミ容器のカバーのさらに
別の実施例を示す斜視図である。
【図15】図14の線XV−XVにおける断面図解図で
ある。
【図16】本願考案にかかるゴミ容器のカバーのさらに
別の実施例を示す斜視図である。
【図17】図16の線XVII−XVIIにおける断面
図解図である。
【図18】本願考案にかかるゴミ容器のカバーのさらに
別の実施例を示す斜視図である。
【図19】図18の線XVIIII−XVIIIIにお
ける断面図解図である。
【図20】本願考案にかかるゴミ容器のカバーのさらに
別の実施例を示す斜視図である。
【図21】図20の線XXI−XXIにおける断面図解
図である。
【図22】本願考案の背景となる従来のごみ箱の使用例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ゴミ容器のカバー 12,24 スカート部 14,20,22,32,34,40 保持部材 16 ひだ部 28 アップリケ部 30a,30b 面ファスナ 38,46 プリント部 42 口部周縁隠蔽部 100 ゴミ容器 100a ゴミ容器の口部 100b ゴミ容器の外側面部 200 内挿体 200a,200b 内挿体の露出部分

Claims (15)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋等の内挿体がセットされた有底筒状の
    ゴミ容器に用いられるゴミ容器のカバーであって、 前記ゴミ容器のカバーは、前記ゴミ容器の側面に着脱自
    在に取り付けられ、前記ゴミ容器の口部から露出する内
    挿体の露出部分の大部分を隠蔽するように形成されたこ
    とを特徴とする、ゴミ容器のカバー。
  2. 【請求項2】 全体が環状の弾性体で形成された隠蔽部
    材により、前記内挿体の露出部分を隠蔽する、請求項1
    に記載のゴミ容器のカバー。
  3. 【請求項3】 前記ゴミ容器のカバーは、 前記内挿体の露出部分を隠蔽する環帯状の隠蔽部材、お
    よび前記隠蔽部材に配設され、前記隠蔽部材を前記ゴミ
    容器の側面に着脱自在に保持する保持部材を含む、請求
    項1に記載のゴミ容器のカバー。
  4. 【請求項4】 前記保持部材は、前記隠蔽部材の少なく
    とも直径方向の対向する端部に配設され、前記隠蔽部材
    を前記ゴミ容器の側面に着脱自在に保持する弾性体を含
    む、請求項3に記載のゴミ容器のカバー。
  5. 【請求項5】 前記弾性体は、前記隠蔽部材の周方向の
    一端から他端にかけて連続して環状に形成される、請求
    項4に記載のゴミ容器のカバー。
  6. 【請求項6】 前記弾性体は、帯状に形成され、その長
    さ方向の一端部および他端部が面ファスナにより離着自
    由に環状に連結される、請求項4に記載のゴミ容器のカ
    バー。
  7. 【請求項7】 前記保持部材は、前記隠蔽部材の幅方向
    に間隔を隔てて配設される複数の弾性体を含む、請求項
    4ないし請求項6のいずれかに記載のゴミ容器のカバ
    ー。
  8. 【請求項8】 前記弾性体は、前記隠蔽部材の幅方向の
    一端部および他端部の少なくとも一方に配設される、請
    求項4ないし請求項7のいずれかに記載のゴミ容器のカ
    バー。
  9. 【請求項9】 前記弾性体は、前記隠蔽部材の裏側でそ
    の幅方向の一端側から他端側にかけて配設される、請求
    項5または請求項6に記載のゴミ容器のカバー。
  10. 【請求項10】 前記隠蔽部材は、前記ゴミ容器の口部
    周縁部から前記ゴミ容器の口部の内側へ延び設けられる
    ように配設され、前記ゴミ容器の口部周縁部に露出する
    内挿体の露出部分を前記ゴミ容器の平面から見て隠蔽す
    る口部周縁隠蔽部をさらに含む、請求項2ないし請求項
    9のいずれかに記載のゴミ容器のカバー。
  11. 【請求項11】 前記隠蔽部材は、布を含む、請求項3
    ないし請求項10のいずれかに記載のゴミ容器のカバ
    ー。
  12. 【請求項12】 前記弾性体は、ゴムを含む、請求項4
    ないし請求項11のいずれかに記載のゴミ容器のカバ
    ー。
  13. 【請求項13】 前記弾性体は、前記隠蔽部材の一部に
    包まれるように、前記隠蔽部材に取着される、請求項4
    ないし請求項12のいずかに記載のゴミ容器のカバー。
  14. 【請求項14】 前記隠蔽部材と前記弾性体とは、縫着
    される、請求項3ないし請求項13のいずれかに記載の
    ゴミ容器のカバー。
  15. 【請求項15】 前記隠蔽部材の表面には、ひだ部、キ
    ルティング部、タック部、アップリケ部、プリント部等
    の装飾部が構成される、請求項2ないし請求項14のい
    ずれかに記載のゴミ容器のカバー。
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