JP3054084B2 - 血圧監視装置 - Google Patents

血圧監視装置

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JP3054084B2
JP3054084B2 JP8203837A JP20383796A JP3054084B2 JP 3054084 B2 JP3054084 B2 JP 3054084B2 JP 8203837 A JP8203837 A JP 8203837A JP 20383796 A JP20383796 A JP 20383796A JP 3054084 B2 JP3054084 B2 JP 3054084B2
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敏彦 小椋
英克 犬飼
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日本コーリン株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体の動脈内を伝
播する脈波の脈波伝播速度情報に基づいて、生体の血圧
を監視する血圧監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生体の動脈内を伝播する脈波の脈波伝播
速度情報として、所定の2部位間の伝播時間DTや伝播
速度VM (m/s )などが知られており、このような脈波
伝播速度情報は、所定の範囲内では生体の血圧値BP
(mmHg)と略比例関係を有することが知られている。そ
こで、予め測定される生体の血圧値BPと伝播速度情報
から、たとえばEBP=α(DT)+β(但しαは負の
値)、或いはEBP=α(VM )+β(但しαは正の
値)で表されるような関係式における係数α及びβを予
め決定し、その関係式から、逐次検出される伝播速度情
報に基づいて、推定血圧値EBPを求めて生体の血圧値
を監視し、その推定血圧値EBPの異常時にはカフによ
る血圧測定を起動させる血圧監視装置が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決すべき課題】ところで、上記生体の血圧値
と脈波伝播速度情報との関係は、心筋の状態などの中枢
側の事情や、末梢血管硬さや血流抵抗などの末梢側の事
情の影響を受けて変化することから、異常判定の信頼性
を高める目的で推定血圧値の異常を判定するための判断
基準値を正常血圧値から充分に離れた値に設定する必要
があるので、急激な血圧変動などに対しては血圧測定手
段による血圧測定起動が遅れて、必ずしも血圧監視精度
が充分に得られない場合があった。
【0004】本発明は以上のような事情を背景として為
されたものであり、その目的とするところは、生体の動
脈内を伝播する脈波の伝播速度情報に基づいて生体の血
圧値を監視する血圧監視装置において、高い血圧監視精
度が得られるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は以上の事情を
背景として種々検討を重ねた結果、血液循環動態の中枢
側の情報として心拍周期、末梢側の情報として脈波面積
を用い、監視血圧異常判定の条件としてその心拍周期或
いは脈波面積の変化を条件とすると、生体の血圧異常判
定の信頼性を一層高め得ることを見いだした。本発明は
このような知見に基づいて為されたものである。
【0006】すなわち、本発明の要旨とするところは、
生体の一部への圧迫圧力を変化させるカフを用いて生体
の血圧値を測定する血圧測定手段と、その血圧測定手段
による血圧測定値と生体の脈波伝播速度情報との間の予
め設定された関係から実際の生体の脈波伝播情報に基づ
いて生体の推定血圧値を逐次決定する推定血圧値決定手
段とを備え、その推定血圧値決定手段により算出された
推定血圧値が予め設定された判断基準値を越えたことに
基づいて前記血圧測定手段による血圧測定を起動させる
形式の血圧監視装置であって、(a)前記生体の心拍周
期を決定する心拍周期決定手段と、(b)前記生体の末
梢部の脈波を検出する末梢脈波検出手段と、(c)その
末梢脈波検出手段により検出された末梢部の脈波の面積
を算出する脈波面積算出手段と、(d)前記推定血圧値
が予め設定された判断基準値を越え、且つ前記心拍周期
および脈波面積の少なくとも一方が予め設定された判断
基準値を越えたことに基づいて前記血圧測定手段による
血圧測定を起動させる血圧測定起動手段とを、含むこと
にある。
【0007】
【発明の効果】このようにすれば、推定血圧値決定手段
により算出された推定血圧値が予め設定された判断基準
値を越え、且つ前記心拍周期および脈波面積の少なくと
も一方が予め設定された判断基準値を越えたことに基づ
いて、血圧測定起動手段により前記血圧測定手段による
血圧測定が起動させられる。したがって、単に、推定血
圧値が異常であることに基づいて血圧測定手段による血
圧測定を起動させる場合に比較して、判断基準値を正常
値へ接近させることができ、急激な血圧変動に対しても
遅れがなく、確実に血圧値の異常を判定でき、血圧監視
の信頼性を高めることができる。
【0008】
【発明の他の形態】ここで、好適には、前記生体の脈波
伝播情報を検出するための手段として、心電誘導波形の
所定部位から末梢側で検出された圧脈波或いは容積脈波
の所定部位までの時間差から、伝播時間或いは伝播速度
を算出する脈波伝播情報算出手段が設けられる。このよ
うにすれば、動脈上の2部位に圧脈波センサを設ける場
合に比較して時間差が大きくなり、測定精度が高められ
る。
【0009】また、好適には、前記末梢部の脈波を検出
する末梢脈波検出手段として、血液中のヘモグロビンに
より反射される波長を含む光を表皮に向かって照射する
発光素子と、そのヘモグロビンによる散乱を受けた散乱
光を表皮から検出する受光素子とを含む光電脈波センサ
が備えられる。このようにすれば、1拍毎の血液容積の
変化を示す光電脈波すなわち容積脈波が容易に検出され
る利点がある。
【0010】また、好適には、前記脈波面積算出手段
は、上記光電脈波の面積を、その脈波の周期および振幅
により正規化した正規化脈波を算出するものである。こ
のようにすれば、経時変化や個人差が解消される利点が
ある。
【0011】また、好適には、前記推定血圧値決定手段
により逐次算出された推定血圧値、前記心拍周期決定手
段により逐次決定された心拍周期、前記脈波面積算出手
段により逐次算出された末梢部の脈波面積を、それぞれ
対比可能に共通の時間軸に沿ってトレンド表示する表示
器が備えられる。このようにすれば、表示器に表示され
る推定血圧値、心拍周期、末梢部の脈波面積を、それぞ
れ対比して見ることにより、血圧測定起動手段による起
動作動の根拠を確認することができるとともに、上記血
圧測定手段による血圧測定が行われない期間において、
生体の循環動態の様子を容易に監視することができる。
【0012】また、好適には、生体の表皮に貼着された
電極を通して心電誘導波形を検出する心電誘導装置を備
え、前記心拍周期決定手段は、その心電誘導波形の所定
部位たとえばR波間の時間間隔を決定するものである。
【0013】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の一実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明が適用
された血圧監視装置8の回路構成を説明するブロック線
図である。
【0014】図1において、血圧監視装置8は、ゴム製
袋を布製帯状袋内に有して、たとえば患者の上腕部12
に巻回されるカフ10と、このカフ10に配管20を介
してそれぞれ接続された圧力センサ14、切換弁16、
および空気ポンプ18とを備えている。この切換弁16
は、カフ10内への圧力の供給を許容する圧力供給状
態、カフ10内を徐々に排圧する徐速排圧状態、および
カフ10内を急速に排圧する急速排圧状態の3つの状態
に切り換えられるように構成されている。
【0015】圧力センサ14は、カフ10内の圧力を検
出して、その圧力を表す圧力信号SPを静圧弁別回路2
2および脈波弁別回路24にそれぞれ供給する。静圧弁
別回路22はローパスフィルタを備え、圧力信号SPに
含まれる定常的な圧力すなわちカフ圧を表すカフ圧信号
SKを弁別してそのカフ圧信号SKをA/D変換器26
を介して電子制御装置28へ供給する。脈波弁別回路2
4はバンドパスフィルタを備え、圧力信号SPの振動成
分である脈波信号SM1 を周波数的に弁別してその脈波
信号SM1 をA/D変換器30を介して電子制御装置2
8へ供給する。この脈波信号SM1 が表すカフ脈波は、
患者の心拍に同期して図示しない上腕動脈から発生して
カフ10に伝達される圧力振動波である。
【0016】上記電子制御装置28は、CPU29、R
OM31、RAM33、および図示しないI/Oポート
等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されてお
り、CPU29は、ROM31に予め記憶されたプログ
ラムに従ってRAM33の記憶機能を利用しつつ信号処
理を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を
出力して切換弁16および空気ポンプ18を制御する。
【0017】心電誘導装置34は、生体の所定の部位に
貼り着けられる複数の電極36を介して心筋の活動電位
を示す心電誘導波、所謂心電図を連続的に検出するもの
であり、その心電誘導波を示す信号SM2 を前記電子制
御装置28へ供給する。なお、この心電誘導装置34
は、心臓内の血液を大動脈へ向かって拍出開始する時期
に対応する心電誘導波のうちのQ波或いはR波を検出す
るためのものであることから、第1脈波検出装置として
機能している。
【0018】パルスオキシメータ用光電脈波検出プロー
ブ38(以下、単にプローブという)は、毛細血管を含
む末梢動脈へ伝播した脈波を検出する第2脈波検出装置
或いは末梢脈波検出手段として機能するものであり、例
えば、被測定者のたとえば指尖部などの生体皮膚すなわ
ち体表面40に図示しない装着バンド等により密着した
状態で装着されている。プローブ38は、一方向におい
て開口する容器状のハウジング42と、そのハウジング
42の底部内面の外周側に位置する部分に設けられ、L
ED等から成る複数の第1発光素子44a および第2発
光素子44b (以下、特に区別しない場合は単に発光素
子44という)と、ハウジング42の底部内面の中央部
分に設けられ、フォトダイオードやフォトトランジスタ
等から成る受光素子46と、ハウジング42内に一体的
に設けられて発光素子44及び受光素子46を覆う透明
な樹脂48と、ハウジング42内において発光素子44
と受光素子46との間に設けられ、発光素子44から前
記体表面40に向かって照射された光のその体表面40
から受光素子46に向かう反射光を遮光する環状の遮蔽
部材50とを備えて構成されている。
【0019】上記第1発光素子44a は、例えば660
nm程度の波長の赤色光を発光し、第2発光素子44b
は、例えば800nm程度の波長の赤外光を発光するも
のである。これら第1発光素子44a 及び第2発光素子
44b は、一定時間づつ順番に所定周波数で発光させら
れると共に、それら発光素子44から前記体表面40に
向かって照射された光の体内の毛細血管が密集している
部位からの反射光は共通の受光素子46によりそれぞれ
受光される。なお、発光素子44の発光する光の波長は
上記の値に限られず、第1発光素子44a は酸化ヘモグ
ロビンと還元ヘモグロビンとの吸光係数が大きく異なる
波長の光を、第2発光素子44b はそれらの吸光係数が
略同じとなる波長、すなわち酸化ヘモグロビンと還元ヘ
モグロビンとにより反射される波長の光をそれぞれ発光
するものであればよい。
【0020】受光素子46は、その受光量に対応した大
きさの光電脈波信号SM3 をローパスフィルタ52を介
して出力する。受光素子46とローパスフィルタ52と
の間には増幅器等が適宜設けられる。ローパスフィルタ
52は、入力された光電脈波信号SM3 から脈波の周波
数よりも高い周波数を有するノイズを除去し、そのノイ
ズが除去された信号SM3 をデマルチプレクサ54に出
力する。この光電脈波信号SM3 が表す光電脈波は、患
者の脈拍に同期して発生する容積脈波である。なお、こ
の光電脈波は脈拍同期波に対応している。
【0021】デマルチプレクサ54は、電子制御装置2
8からの信号に従って第1発光素子44a 及び第2発光
素子44b の発光に同期して切り換えられることによ
り、赤色光による電気信号SMR をサンプルホールド回
路56及びA/D変換器58を介して、赤外光による電
気信号SMIRをサンプルホールド回路60及びA/D変
換器62を介して、それぞれ電子制御装置28の図示し
ないI/Oポートに逐次供給する。サンプルホールド回
路56、60は、入力された電気信号SMR 、SMIR
A/D変換器58、62へ出力する際に、前回出力した
電気信号SMR 、SMIRについてのA/D変換器58、
62における変換作動が終了するまでに、次に出力する
電気信号SMR 、SMIRをそれぞれ保持するためのもの
である。
【0022】電子制御装置28のCPU29は、RAM
33の記憶機能を利用しつつROM31に予め記憶され
たプログラムに従って測定動作を実行し、駆動回路64
に制御信号SLVを出力して発光素子44a 、44b
順次所定の周波数で一定時間づつ発光させる一方、それ
ら発光素子44a 、44b の発光に同期して切換信号S
Cを出力してデマルチプレクサ54を切り換えることに
より、前記電気信号SMR をサンプルホールド回路56
に、電気信号SMIRをサンプルホールド回路60にそれ
ぞれ振り分ける。上記CPU29は、血中酸素飽和度を
算出するために予め記憶された演算式から上記電気信号
SMR 、SMIRの振幅値に基づいて生体の血中酸素飽和
度を算出する。なお、この酸素飽和度の決定方法として
は、例えば、本出願人が先に出願して公開された特開平
3−15440号公報に記載された決定方法が利用され
る。
【0023】図2は、上記血圧監視装置8における電子
制御装置28の制御機能の要部を説明する機能ブロック
線図である。図2において、血圧測定手段70は、カフ
圧制御手段72によってたとえば生体の上腕に巻回され
たカフ10の圧迫圧力が所定の目標圧力値PCM(たとえ
ば、180mmHg程度の圧力値)まで急速昇圧させた後に
3mmHg/sec程度の速度で徐速降圧させられる徐速降圧期
間内において、順次採取される脈波信号SM1 が表す脈
波の振幅の変化に基づきよく知られたオシロメトリック
法を用いて最高血圧値BPSYS 、平均血圧値PMEAN、お
よび最低血圧値BPDIA などを決定する。
【0024】脈波伝播情報算出手段74は、図3に示す
ように心電誘導装置34により逐次検出される心電誘導
波の周期毎に発生する所定の部位たとえばR波から、プ
ローブ38により逐次検出される光電脈波の周期毎に発
生する所定の部位たとえば立ち上がり点或いは下ピーク
点までの時間差(脈波伝播時間)DTRPを逐次算出する
時間差算出手段を備え、その時間差算出手段により逐次
算出される時間差DT RPに基づいて、予め記憶される数
式1から、被測定者の動脈内を伝播する脈波の伝播速度
M (m/sec )を逐次算出する。尚、数式1において、
L(m)は左心室から大動脈を経て前記プローブ38が
装着される部位までの距離であり、TPE P (sec)は心
電誘導波形のR波から光電脈波の下ピーク点までの前駆
出期間である。これらの距離Lおよび前駆出期間TPEP
は定数であり、予め実験的に求められた値が用いられ
る。
【0025】
【数1】VM =L/(DTRP−TPEP
【0026】対応関係決定手段76は、血圧測定手段7
0により測定された最高血圧値BP SYS とそれぞれの血
圧測定期間内における脈波伝播時間DTRP或いは脈波伝
播速度VM 、たとえばその期間内における脈波伝播時間
DTRP或いは伝播速度VM の平均値に基づいて、数式2
或いは数式3で示される脈波伝播時間DTRP或いは伝播
速度VM と最高血圧値BPSYS との関係式における係数
α及びβを、予め決定する。なお、上記最高血圧値BP
SYS に代えて、血圧測定手段70により測定された平均
血圧値BPMEAN或いは最低血圧値BPDIA と血圧測定期
間内における脈波伝播時間DTRP或いは伝播速度VM
の関係が求められてもよい。要するに、監視(推定)血
圧値EBPを最高血圧値とするか、平均血圧値とする
か、最低血圧値とするかによって選択される。
【0027】
【数2】EBP=α(DTRP)+β (但し、αは負の定数、βは正の定数)
【0028】
【数3】EBP=α(VM )+β (但し、αは正の定数、βは正の定数)
【0029】推定血圧値決定手段78は、生体の血圧値
とその生体の脈波伝播時間DTRP或いは伝播速度VM
の間の上記対応関係(数式2および数式3)から、脈波
伝播情報算出手段74により逐次算出される生体の実際
の脈波伝播時間DTRP或いは伝播速度VM に基づいて推
定血圧値EBPを逐次決定し、図4に示すように、その
推定血圧値EBPを後述の心拍周期RRおよび脈波面積
VRと共に表示器32に共通の時間軸に沿って対比可能
にトレンド表示させる。
【0030】心拍周期決定手段82は、心電誘導装置3
4により得られた心電波形の所定部位間の間隔たとえば
R波間隔を計測することにより心拍周期RRを決定す
る。また、脈波面積算出手段84は、光電脈波検出プロ
ーブ38により得られた光電脈波の面積Sをその1周期
Wおよび振幅Lに基づいて正規化して算出し、正規化脈
波面積VRを算出する。すなわち、上記光電脈波は、図
5に示すように、数ミリ或いは十数ミリ毎のサンプリン
グ周期毎に入力される光電脈波の大きさを示す点の連な
りにより構成されており、その1周期W内において光電
脈波を積分(加算)することにより光電脈波の面積Sが
求められた後、S/(W×L)なる演算が行われること
により正規化脈波面積VRが算出される。この正規化脈
波面積VRは、その1周期Wと振幅Lとによって囲まれ
る矩形内における面積割合を示す無次元の値であり、%
MAPとしても称される。
【0031】血圧測定起動手段86は、推定血圧値決定
手段78により決定された推定血圧値EBPが予め設定
された判断基準値を越えたこと、且つ上記心拍周期RR
および脈波面積VRの少なくとも一方が予め設定された
判断基準値を越えたことに基づいて前記血圧測定手段7
0による血圧測定を起動させる。すなわち、血圧測定起
動手段86は、推定血圧値決定手段78により決定され
た推定血圧値EBPが予め設定された判断基準値たとえ
ば血圧測定手段70による前回のカフによる血圧測定時
を基準としてそれから所定値或いは所定割合以上変化し
たことを以て異常判定する推定血圧値異常判定手段8
7、心拍周期決定手段82により決定された心拍周期R
Rが予め設定された判断基準値たとえば血圧測定手段7
0による前回のカフによる血圧測定時を基準としてそれ
から所定値或いは所定割合以上変化したことを以て異常
判定する心拍周期異常判定手段88、脈波面積算出手段
84により算出された脈波面積VRが予め設定された判
断基準値たとえば血圧測定手段70による前回のカフに
よる血圧測定時を基準としてそれから所定値或いは所定
割合以上変化したことを以て異常判定する脈波面積異常
判定手段89を備え、上記推定血圧値異常判定手段87
により推定血圧値EBPの異常が判定され、且つ心拍周
期異常判定手段88により心拍周期RRの異常が判定さ
れるか或いは脈波面積異常判定手段89により脈波面積
VRの異常が判定された場合に、前記血圧測定手段70
による血圧測定を起動させる。
【0032】図6は、上記血圧監視装置8の電子制御装
置28における制御作動の要部を説明するフローチャー
トである。図6において、ステップSA1(以下、ステ
ップを省略する。)において図示しないフラグ、カウン
タ、レジスタをクリアする初期処理が実行された後、脈
波伝播情報算出手段74に対応するSA2では、カフ昇
圧期間において、心電波形のR波からプローブ38によ
り逐次検出される光電脈波の立ち上がり点までの時間差
すなわち伝播時間DTRPが決定され、前記数式1からそ
の伝播時間TPに基づいて脈波伝播速度VM (m/sec )
がカフ昇圧の直前において算出される。
【0033】次いで、前記カフ圧制御手段72に対応す
るSA3およびSA4では、切換弁16が圧力供給状態
に切り換えられ且つ空気ポンプ18が駆動されることに
より、血圧測定のためにカフ10の急速昇圧が開始され
るとともに、カフ圧PC が180mmHg程度に予め設定さ
れた目標圧迫圧PCM以上となったか否かが判断される。
このSA4の判断が否定された場合は、上記SA2以下
が繰り返し実行されることによりカフ圧PC の上昇が継
続される。
【0034】しかし、カフ圧PC の上昇により上記SA
4の判断が肯定されると、前記血圧測定手段70に対応
するSA5において、血圧測定アルゴリズムが実行され
る。すなわち、空気ポンプ18を停止させ且つ切換弁1
6を徐速排圧状態に切り換えてカフ10内の圧力を予め
定められた3mmHg/sec程度の緩やかな速度で下降させる
ことにより、この徐速降圧過程で逐次得られる脈波信号
SM1 が表す脈波の振幅の変化に基づいて、良く知られ
たオシロメトリック方式の血圧値決定アルゴリズムに従
って最高血圧値BPSYS 、平均血圧値BPMEAN、および
最低血圧値BP DIA が測定されるとともに、脈波間隔に
基づいて脈拍数などが決定されるのである。そして、そ
の測定された血圧値および脈拍数などが表示器32に表
示されるとともに、切換弁16が急速排圧状態に切り換
えられてカフ10内が急速に排圧される。
【0035】次に、前記対応関係決定手段76に対応す
るSA6では、SA2において求められた脈波伝播時間
DTRP或いは脈波伝播速度VM と、SA5において測定
されたカフ10による血圧値BPSYS 、BPMEAN、また
はBPDIA との間の対応関係が求められる。すなわち、
SA5において血圧値BPSYS 、BPMEAN、およびBP
DIA が測定されると、それら血圧値BPSYS 、B
MEAN、またはBPDIA のうちの1つと、脈波伝播時間
DTRP或いは脈波伝播速度VM とに基づいて、脈波伝播
時間DTRP或いは脈波伝播速度VM と推定血圧値EBP
との間の対応関係(数式2或いは数式3)が決定される
のである。
【0036】上記のようにして脈波伝播情報血圧対応関
係が決定されると、SA7において、心電波形のR波お
よび光電脈波が入力されたか否かが判断される。このS
A7の判断が否定された場合はSA7が繰り返し実行さ
れるが、肯定された場合は、前記脈波伝播情報算出手段
74に対応するSA8において、新たに入力された心電
波形のR波および光電脈波についての脈波伝播時間DT
RPおよび脈波伝播速度VM がSA2と同様にして算出さ
れる。
【0037】そして、推定血圧値決定手段78に対応す
るSA9において、上記SA6において求められた伝播
速度血圧対応関係から、上記SA8において求められた
脈波伝播時間DTRP或いは脈波伝播速度VM に基づい
て、推定血圧値EBP(最高血圧値、平均血圧値、或い
は最低血圧値)が決定され、且つ一拍毎の推定血圧値E
BPをトレンド表示させるために表示器32に出力され
る。
【0038】次いで、前記血圧測定起動手段86に対応
するSA10では、たとえば図7に示す血圧測定起動判
定ルーチンが実行されることにより、推定血圧値EBP
が予め設定された判断基準値を越え、且つ前記心拍周期
RRおよび脈波面積VRの少なくとも一方が予め設定さ
れた判断基準値を越えたことに基づいて前記血圧測定手
段70による血圧測定を起動させる。
【0039】図9において、前記心拍周期決定手段82
に対応するSA101では、心電誘導装置34により得
られた心電誘導波形から心拍周期RRが算出された後、
前記心拍周期異常判定手段88に対応するSA102で
は、心拍周期RRが異常であるか否かが、たとえば前回
のカフによる血圧測定時を基準としてそれから所定値或
いは所定割合(たとえば上下へ5%)以上変化した状態
が所定の拍数たとえば20拍以上連続して越えたことを
以て判定される。このSA102の判断が否定された場
合はSA104以下が直接的に実行されるが、肯定され
た場合は、SA103において上記心拍周期RRの異常
を示すためのRRフラグがオン状態とされる。
【0040】次いで、前記脈波面積算出手段84に対応
するSA104では、光電脈波検出プローブ38により
得られた光電脈波から正規化脈波VRが算出された後、
SA105において、末梢部で検出された光電脈波が正
常であるか否かが判断される。このSA105は、光電
脈波の形状が異常、たとえば基線の傾斜が所定以上であ
るもの、或いは校正が入ることによって脈波形状が途中
でずれているものなどを除去するためのものである。上
記SA105の判断が否定された場合はSA110以下
が実行されるが、肯定された場合には、SA106以下
が実行される。
【0041】前記脈波面積異常判定手段89に対応する
SA106では、SA104において算出された正規化
脈波VRが異常であるか否かが、たとえば前回のカフに
よる血圧測定時を基準としてそれから所定値或いは所定
割合(たとえば上下へ3%)以上変化した状態が所定の
拍数たとえば20拍以上連続して越えたことを以て判定
される。このSA106の判断が否定された場合はSA
108以下が直接的に実行されるが、肯定された場合
は、SA107において上記脈波面積VRの異常を示す
ためのVRフラグがオン状態とされる。
【0042】次いで、前記推定血圧値異常判定手段87
に対応するSA108では、SA9において決定された
推定血圧値EBPが異常であるか否かが、たとえば前回
のカフによる血圧測定時を基準としてそれから所定値或
いは所定割合(たとえば上下へ30%)以上変化した状
態が所定の拍数たとえば20拍以上連続して越えたこと
を以て判定される。このSA108の判断が否定された
場合はSA110以下が直接的に実行されるが、肯定さ
れた場合は、SA109において上記推定血圧値EBP
の異常を示すためのEBPフラグがオン状態とされる。
【0043】そして、SA110では、EBPフラグが
オン状態とされ且つRRフラグがオン状態とされている
か否か、或いはEBPフラグがオン状態とされ且つVR
フラグがオン状態とされているか否かが判断される。こ
のSA110の判断が否定された場合はSA11が実行
される。このSA11では、SA5においてカフ10に
よる血圧測定が行われてからの経過時間が予め設定され
た15乃至20分程度の設定周期すなわちキャリブレー
ション周期を経過したか否かが判断される。このSA1
1の判断が否定された場合には、前記SA7以下の血圧
監視ルーチンが繰り返し実行され、推定血圧値EBPが
1拍毎に連続的に決定され、且つその決定された推定血
圧値EBPが表示器32において時系列的にトレンド表
示される。しかし、このSA11の判断が肯定された場
合には、前記対応関係を再決定するために前記SA2以
下のカフキャリブレーションルーチンが再び実行され
る。
【0044】しかし、上記SA110の判断が肯定され
た場合は、図6のSA12が実行されて推定血圧値の異
常表示が表示器32において行われた後、対応関係を再
決定させるためにSA2以下が再び実行されることによ
り、カフによる血圧測定が起動される。
【0045】上述のように本実施例によれば、推定血圧
値決定手段78(SA9)により決定された推定血圧値
EBPが予め設定された判断基準値を越え、且つ前記心
拍周期決定手段82(SA101)および脈波面積算出
手段84(SA104)により決定された心拍周期RR
および脈波面積VRの少なくとも一方が予め設定された
判断基準値を越えたことに基づいて、血圧測定起動手段
86(SA101乃至SA110)により血圧測定手段
70による血圧測定が起動させられる。したがって、単
に、推定血圧値が異常であることに基づいて血圧測定手
段による血圧測定を起動させる場合に比較して、判断基
準値を正常値へ接近させることができ、急激な血圧変動
に対しても遅れがなく、確実に血圧値の異常を判定で
き、血圧監視の信頼性を高めることができる。
【0046】また、本実施例によれば、前記脈波面積算
出手段84(SA104)は、上記光電脈波の面積S
を、その脈波の周期Wおよび振幅Lにより正規化した正
規化脈波VRを算出するものである。このようにすれ
ば、経時変化や個人差が解消される利点がある。
【0047】また、本実施例によれば、推定血圧値決定
手段78(SA9)により逐次算出された推定血圧値E
BP、心拍周期決定手段82により逐次決定された心拍
周期、脈波面積算出手段84により逐次算出された末梢
部の脈波面積を、それぞれ対比可能に共通の時間軸に沿
ってトレンド表示する表示器32が備えられるので、表
示器32に表示される推定血圧値EBP、心拍周期R
R、末梢部の脈波面積VRを、それぞれ対比して見るこ
とにより、血圧測定起動手段86による起動作動の根拠
を確認することができるとともに、上記血圧測定手段7
0による血圧測定が行われない期間において、生体の循
環動態の様子を容易に監視することができる。
【0048】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適
用される。
【0049】たとえば、前述の実施例の血圧測定手段7
0は、所謂オシロメトリック方式で血圧を測定するよう
に構成されていたが、コロトコフ音の発生時および消滅
時のカフ圧を最高血圧値および最低血圧値として決定す
る所謂K音方式により血圧測定するものであっても差し
支えない。
【0050】また、前述の実施例では、末梢脈波検出手
段として光電脈波検出プロープ38が用いられていた
が、たとえば指に装着された電極を介してインピーダン
ス変化を検出するインピーダンス脈波検出装置、撓骨動
脈に押圧されてその内圧を検出する圧脈波検出装置など
が用いられてもよい。要するに、生体末梢部の循環動態
を反映した脈波であればよいのである。
【0051】また、前述の実施例では、心電誘導装置3
4により検出された心電波形の所定部位と光電脈波検出
プロープ38により検出された光電脈波の所定部位との
間の時間差に基づいて脈波伝播時間DTRP或いは脈波伝
播速度VM が求められていたが、頸動脈或いは上腕動脈
に装着された第1の脈波検出装置と手首或いは指に装着
された第2の脈波検出装置との間で脈波伝播時間DTRP
或いは脈波伝播速度V M が求められてもよい。
【0052】また、前述の実施例では、オキシメータ用
の光電脈波検出プローブ38が第2脈波検出装置として
機能していたが、所定圧を保持したカフ10からカフ脈
波を検出するカフ脈波センサ、撓骨動脈を押圧して脈波
を検出する形式の圧脈波センサ、腕や指先などのインピ
ーダンスを電極を通して検出するインピーダンス脈波セ
ンサ、指先に装着されて光電脈波を検出する形式の透過
型光電脈波センサなどの他の形式のものも用いられ得
る。
【0053】また、前述の実施例において、脈波伝播速
度VM はR波から光電脈波の立ち上がり点までの時間差
に基づいて算出されていたが、心電波形のQ波から光電
脈波の立ち上がり点までの時間差を用いるなどの他の算
出方式が用いられる。
【0054】また、前述の実施例において、R波或いは
光電脈波の1拍毎に血圧監視されていたが、2以上の拍
数毎に血圧監視されるものであってもよい。
【0055】また、前述の実施例において、心拍周期R
Rが用いられていたが、単位時間当たりの心拍数HR
(1/分)が用いられてもよい。心拍周期RR(sec )
と心拍数HR(1/min )とは1対1の対応関係(HR
=60/RR)があるからである。
【0056】なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲
においてその他種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である血圧監視装置の回路構
成を説明するブロック線図である。
【図2】図1の実施例における電子制御装置28の制御
機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図3】図1の実施例における電子制御装置28の制御
作動により求められる時間差DTRPを例示する図であ
る。
【図4】図1の実施例において求められた推定血圧値E
BP、心拍周期RR、および脈波面積VRが表示器にト
レンド表示された例を示す図である。
【図5】図1の実施例において、脈波面積VRの正規化
の方法を説明する図である。
【図6】図1の実施例における電子制御装置28の制御
作動の要部を説明するフローチャートであって、血圧監
視ルーチンを示す図である。
【図7】図6のSA10における血圧測定起動判定ルー
チンの作動を詳しく説明する図である。
【符号の説明】
10:カフ 32:表示器 38:光電脈波検出プローブ(末梢脈波検出手段) 70:血圧測定手段 78:推定血圧値決定手段 82:心拍周期決定手段 84:脈波面積算出手段 86:血圧測定起動手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の一部への圧迫圧力を変化させるカ
    フを用いて該生体の血圧値を測定する血圧測定手段と、
    該血圧測定手段による血圧測定値と生体の脈波伝播速度
    情報との間の予め設定された関係から実際の生体の脈波
    伝播情報に基づいて該生体の推定血圧値を逐次決定する
    推定血圧値決定手段とを備え、該推定血圧値決定手段に
    より決定された推定血圧値が予め設定された判断基準値
    を越えたことに基づいて前記血圧測定手段による血圧測
    定を起動させる形式の血圧監視装置であって、 前記生体の心拍周期を決定する心拍周期決定手段と、 前記生体の末梢部の脈波を検出する末梢脈波検出手段
    と、 該末梢脈波検出手段により検出された末梢部の脈波の面
    積を算出する脈波面積算出手段と、 前記推定血圧値が予め設定された判断基準値を越え、且
    つ前記心拍周期および脈波面積の少なくとも一方が予め
    設定された判断基準値を越えたことに基づいて前記血圧
    測定手段による血圧測定を起動させる血圧測定起動手段
    とを、含むことを特徴とする血圧監視装置。
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