JP2001346769A - 循環状態監視装置 - Google Patents

循環状態監視装置

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JP2001346769A
JP2001346769A JP2000173700A JP2000173700A JP2001346769A JP 2001346769 A JP2001346769 A JP 2001346769A JP 2000173700 A JP2000173700 A JP 2000173700A JP 2000173700 A JP2000173700 A JP 2000173700A JP 2001346769 A JP2001346769 A JP 2001346769A
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determined
arrhythmia
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Susumu Oka
享 岡
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Nippon Colin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確に患者の循環状態を判定することができ
る循環状態監視装置を提供する。 【解決手段】 変化値算出手段68により、推定血圧値
算出手段64によって算出された推定血圧値EBPの変
化値ΔEBPを算出し、異常判定手段72では、不整脈
判定手段70によって不整脈が発生したと判定され、且
つ、変化値算出手段68により算出された変化値ΔEB
Pが予め設定された判定基準値TH(Δ)を越えた場合
に循環状態が異常であると判定する。すなわち、不整脈
および血圧の変化に基づいて循環状態の異常を判定する
ので、正確に循環状態を判定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体内を血液が循
環する状態を監視する循環状態監視装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】患者に心拍同期波検出装置を装着し、そ
の心拍同期波検出装置により検出される心拍同期波に基
づいて生体の不整脈の発生を判定し、不整脈が発生した
と判定した場合には、アラームを発生する循環状態監視
装置が知られている。たとえば、心拍同期波として心電
誘導波形を検出するために、心電信号検出装置(心拍同
期波検出装置)に備えられた複数の電極を生体の所定部
位に装着し、その心電信号検出装置により測定された心
電図に基づいて不整脈を自動的に診断し、不整脈が発生
したと判定した場合には、アラームを発生する装置が知
られている。
【0003】不整脈は、患者の循環状態の悪化を表すこ
とがあるため、不整脈が発生した場合には、アラームを
発生するようにされているのである。しかし、不整脈は
必ずしも患者の循環状態の悪化を表さない場合もあるの
で、不整脈のみによりアラームを発生させると、患者の
循環状態が悪化していないにもかかわらずアラームが発
生してしまう場合がある。また、アラームが発生しても
患者の循環状態が悪化していない場合が頻繁に発生する
と、医療現場ではアラームを切ってしまうこともある。
しかし、患者の循環状態の悪化に基づいて不整脈が発生
していることもあるので、アラームを切ることは好まし
くない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、血圧を監視
することによっても患者の循環状態は監視できる。そこ
で、不整脈の発生を連続的に監視し、不整脈が発生した
場合には、自動的に血圧を測定する自動血圧監視装置が
提案されている。たとえば、実開昭64−56206号
公報に記載された自動血圧測定装置がそれである。この
自動血圧測定装置によれば、不整脈が発生したと判定さ
れた場合に血圧値が自動的に測定され、その血圧値が予
め定められた範囲内にあるか否かが判断される。すなわ
ち、不整脈および血圧値に基づいて患者の循環状態を判
定することができるので、比較的正確に患者の循環状態
が判定できる。
【0005】しかし、不整脈が発生している場合には、
不整脈が発生していない場合に正常範囲とされる血圧値
であっても、緊急の処置を必要とする場合がある。すな
わち、上記公報に記載された自動血圧測定装置では異常
と判定されない場合であっても、実際には、循環状態が
異常であり、緊急の処置を必要とする場合があり、上記
公報に記載された自動血圧測定装置では、患者の循環状
態の判定精度が不十分であった。
【0006】本発明は以上のような事情を背景として為
されたものであり、その目的とするところは、正確に患
者の循環状態を判定することができる循環状態監視装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に種々検討を重ねた結果、循環状態の異常に基づいて不
整脈が発生している場合には、血圧の変化が大きいこと
に着目し、不整脈が発生している場合には、血圧が異常
値になっていなくてもその血圧の変化が大きい場合には
循環状態が異常であると判定すれば、より正確に循環状
態の異常を判定できることを見いだした。また、不整脈
が発生している場合には、血圧異常を判定する基準値を
不整脈が発生しないときよりも正常値側に設定すること
によっても、正確に循環状態の異常を判定できることを
見いだした。
【0008】
【課題を解決するための第1の手段】すなわち、上記目
的を達成するための第1発明の要旨とするところは、生
体に装着されてその生体の心拍同期波を検出する心拍同
期波検出装置と、その心拍同期波検出装置により検出さ
れた心拍同期波に基づいて不整脈を判定する不整脈判定
手段とを備え、生体内を血液が循環する状態を監視する
循環状態監視装置であって、(a) 前記生体の所定部位に
巻回されるカフによりその部位を止血し、続いてそのカ
フの圧迫圧力を徐速降圧させる過程で発生する脈波に基
づいて、その生体の第1血圧値を決定する第1血圧決定
手段と、(b) 前記生体の所定部位に装着される脈波検出
装置によりその部位を止血することなく検出される脈波
に基づいて、前記生体の血圧に関連して変動する血圧関
連情報を逐次決定する血圧関連情報決定手段と、(c) そ
の血圧関連情報決定手段により逐次決定された血圧関連
情報と前記第1血圧決定手段により決定された第1血圧
値との間の対応関係を決定する対応関係決定手段と、
(d) その対応関係決定手段により決定された対応関係を
用い、前記血圧関連情報決定手段により逐次決定された
血圧関連情報に基づいて、前記生体の第2血圧値を逐次
決定する第2血圧決定手段と、(e) その第2血圧決定手
段により決定された第2血圧値の変化値を逐次算出する
変化値算出手段と、(f) 前記不整脈判定手段により不整
脈が発生したと判定され、且つ、前記変化値算出手段に
より算出された変化値が予め設定された判定基準値を越
えたことに基づいて、前記生体の循環状態が異常である
と判定する異常判定手段とを、含むことにある。
【0009】
【第1発明の効果】このようにすれば、変化値算出手段
により、第2血圧決定手段によって決定された第2血圧
値の変化値が算出され、異常判定手段により、不整脈判
定手段によって不整脈が発生したと判定され、且つ、変
化値算出手段により算出された変化値が予め設定された
判定基準値を越えたことに基づいて循環状態が異常であ
ると判定されるので、正確に循環状態が判定される。加
えて、血圧関連情報は脈波検出装置により生体を止血す
ることなく検出された脈波に基づいて決定され、第2血
圧値はその血圧関連情報に基づいて決定されるので、不
整脈が発生したと判定される毎に生体の一部を止血して
患者に苦痛を与えるという不都合がない。
【0010】
【第1発明の他の態様】ここで、好適には、前記循環状
態監視装置は、低血圧患者であることを表す低血圧患者
信号を入力する入力装置をさらに備え、前記入力装置か
らその低血圧患者信号が入力された場合には、前記異常
判定手段は、前記不整脈判定手段により不整脈が発生し
たと判定され、且つ、上記変化値算出手段により算出さ
れた変化値および前記第2血圧決定手段により決定され
た第2血圧値の少なくとも一方が予めそれぞれについて
設定された判定基準値を越えたことに基づいて、前記生
体の循環状態が異常であると判定するものである。低血
圧患者は正常な状態でも血圧が低いので、血圧の変化が
それほど大きくなくても、緊急の処置を必要とするほど
に血圧が低下している場合があるが、このようにすれ
ば、入力装置から予め低血圧患者信号を入力しておく
と、不整脈が発生したと判定された場合には、異常判定
手段により、変化値算出手段によって算出された変化値
および第2血圧値決定手段により決定された第2血圧値
の少なくとも一方が予めそれぞれについて設定された判
定基準値を越えたことに基づいて、循環状態が異常であ
ると判定されるので、低血圧患者であっても、確実に循
環状態の異常が判定される。
【0011】
【課題を解決するための第2の手段】また、前記目的を
達成するための第2発明の要旨とするところは、生体に
装着されてその生体の心拍同期波を検出する心拍同期波
検出装置と、その心拍同期波検出装置により検出された
心拍同期波に基づいて不整脈を判定する不整脈判定手段
とを備え、前記生体内を血液が循環する状態を監視する
循環状態監視装置であって、(a) 前記生体の所定部位に
巻回されるカフを用い、そのカフの圧迫圧力の変化過程
で発生する脈波に基づいて、その生体の血圧値を測定す
る血圧測定手段と、(b) その血圧測定手段により決定さ
れた血圧値の変化値を逐次算出する変化値算出手段と、
(c) 前記不整脈判定手段により不整脈が発生したと判定
された場合に、前記血圧測定手段および前記変化値算出
手段を実行し、その変化値算出手段により算出された変
化値が予め設定された判定基準値を越えたことに基づい
て、前記生体の循環状態が異常であると判定する異常判
定手段とを、含むことにある。
【0012】
【第2発明の効果】このようにすれば、異常判定手段に
より、不整脈判定手段によって不整脈が発生したと判定
された場合には、血圧測定手段により血圧値が測定さ
れ、変化値算出手段によりその血圧値の変化値が算出さ
れ、さらに、その変化値が予め設定された判定基準値を
越えたことに基づいて循環状態が異常であると判定され
る。すなわち、不整脈と血圧の変化とに基づいて生体の
循環状態の異常が判定されるので、正確に循環状態が判
定される。
【0013】
【第2発明の他の態様】ここで、好適には、前記循環状
態監視装置は、低血圧患者であることを表す低血圧患者
信号を入力する入力装置をさらに備え、前記入力装置か
らその低血圧患者信号が入力された場合には、前記異常
判定手段は、前記不整脈判定手段により不整脈が発生し
たと判定された場合に、前記血圧測定手段および上記変
化値算出手段を実行し、その変化値算出手段により算出
された変化値およびその血圧測定手段により測定された
血圧値の少なくとも一方が予めそれぞれについて設定さ
れた判定基準値を越えたことに基づいて、前記生体の循
環状態が異常であると判定するものである。このように
すれば、入力装置から予め低血圧患者信号を入力してお
くと、不整脈が発生したと判定された場合には、異常判
定手段により、変化値算出手段によって算出された変化
値および血圧測定手段によって測定された血圧値の少な
くとも一方が予めそれぞれについて設定された判定基準
値を越えたことに基づいて、循環状態が異常であると判
定されるので、より確実に循環状態の異常が判定され
る。
【0014】
【課題を解決するための第3の手段】また、前記目的を
達成するための第3発明の要旨とするところは、生体に
装着されてその生体の心拍同期波を検出する心拍同期波
検出装置と、その心拍同期波検出装置により検出された
心拍同期波に基づいて不整脈を判定する不整脈判定手段
と、生体内を血液が循環する状態を監視する循環状態監
視装置であって、(a)前記生体の所定部位に巻回される
カフを用い、そのカフの圧迫圧力の変化過程で発生する
脈波に基づいて、その生体の血圧値を測定する血圧測定
手段と、(b) その血圧測定手段により決定された血圧値
が予め設定された第1基準血圧値以下であることに基づ
いて前記生体の循環状態が異常であると判定する第1異
常判定手段と、(c) 前記不整脈判定手段により不整脈が
発生したと判定された場合に、前記血圧測定手段を実行
し、その血圧測定手段により決定された血圧値が前記第
1基準血圧値よりも大きい値に予め設定された第2基準
血圧値以下であることに基づいて、前記生体の循環状態
が異常であると判定する第2異常判定手段とを、含むこ
とにある。
【0015】
【第3発明の効果】このようにすれば、第1異常判定手
段により、血圧測定手段によって測定された血圧値が予
め設定された第1基準血圧値以下であることに基づいて
生体の循環状態の異常が判定される。また、第1異常判
定手段により循環状態の異常が判定されない場合にも、
第2異常判定手段により、不整脈判定手段によって不整
脈が発生したと判定された場合には、血圧測定手段によ
り血圧値が測定され、その血圧値が前記第1基準血圧値
よりも大きい値に予め設定された第2基準血圧値以下で
あることに基づいて生体の循環状態の異常が判定される
ので、正確に循環状態の異常が判定される。
【0016】
【課題を解決するための第4の手段】また、前記目的を
達成するための第4発明の要旨とするところは、前記生
体に装着されてその生体の心拍同期波を検出する心拍同
期波検出装置と、その心拍同期波検出装置により検出さ
れた心拍同期波に基づいて不整脈を判定する不整脈判定
手段とを備え、生体内を血液が循環する状態を監視する
循環状態監視装置であって、(a) 前記生体の所定部位に
巻回されるカフによりその部位を止血し、続いてそのカ
フの圧迫圧力を徐速降圧させる過程で発生する脈波に基
づいて、その生体の第1血圧値を決定する第1血圧決定
手段と、(b) 前記生体の所定部位に装着される脈波検出
装置によりその部位を止血することなく検出される脈波
基づいて、前記生体の血圧に関連して変動する血圧関連
情報を逐次決定する血圧関連情報決定手段と、(c) その
血圧関連情報決定手段により逐次決定された血圧関連情
報と前記第1血圧決定手段により決定された第1血圧値
との間の対応関係を決定する対応関係決定手段と、(d)
その対応関係決定手段により決定された対応関係を用
い、前記血圧関連情報決定手段により逐次決定された血
圧関連情報に基づいて、前記生体の第2血圧値を逐次決
定する第2血圧決定手段と、(e) その第2血圧決定手段
により決定された第2血圧値が予め設定された第1基準
血圧値以下であることに基づいて前記生体の循環状態が
異常であると判定する第1異常判定手段と、(f) 前記不
整脈判定手段により不整脈が発生したと判定され、且
つ、前記第2血圧決定手段により決定された第2血圧値
が前記第1基準血圧値よりも大きい値に予め設定された
第2基準血圧値以下であることに基づいて、前記生体の
循環状態が異常であると判定する第2異常判定手段と
を、含むことにある。
【0017】
【第4発明の効果】このようにすれば、第1異常判定手
段により、第1血圧決定手段により決定された第1血圧
値が予め設定された第1基準血圧値以下であることに基
づいて生体の循環状態の異常が判定される。また、第1
異常判定手段により循環状態の異常が判定されない場合
にも、第2異常判定手段により、不整脈判定手段によっ
て不整脈が発生したと判定され、且つ、第2血圧決定手
段により決定された第2血圧値が前記第1基準血圧値よ
りも大きい値に予め設定された第2基準血圧値以下であ
ることに基づいて循環状態が異常であると判定されるの
で、正確に循環状態が判定される。加えて、血圧関連情
報は、脈波検出装置により生体を止血することなく検出
された脈波に基づいて決定され、第2血圧値は、その血
圧関連情報に基づいて決定されるので、不整脈が発生し
たと判定される毎に生体の一部を止血して患者に苦痛を
与えるという不都合が解消される。
【0018】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記第1発明乃
至第4発明にかかる循環状態監視装置において、前記心
拍同期波検出装置は、前記生体の所定部位に装着される
複数の電極を備え、その電極を通して心電誘導信号を検
出する心電信号検出装置である。このようにすれば、心
電信号検出装置により検出される心電誘導信号は所謂心
電図であり、不整脈判定手段では、その心電図に基づい
て不整脈が判定されるので、様々な種類の不整脈を判定
することができる。
【0019】また、好適には、前記第1発明乃至第4発
明にかかる循環状態監視装置において、前記心拍同期波
検出装置は、前記カフを含み、そのカフの圧迫圧力を最
低血圧値よりも十分に低い予め設定された圧迫圧力とし
たときに、そのカフ内に発生する心拍同期波を検出する
ものである。このようにすれば、血圧測定のためのカフ
を用いて心拍同期波を検出するので、循環状態監視装置
は構成が簡単になり、且つ、安価になる。
【0020】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の実施の形態
を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明が適用
された循環状態監視装置8の構成を説明するブロック線
図である。
【0021】図1において、循環状態監視装置8は、ゴ
ム製袋を布製帯状袋内に有してたとえば患者の上腕部1
2に巻回されるカフ10と、このカフ10に配管20を
介してそれぞれ接続された圧力センサ14、圧力制御弁
16、および空気ポンプ18とを備えている。上記圧力
制御弁16は、カフ12内への圧力の供給を許容する圧
力供給状態、カフ12内を徐々に排圧する徐速排圧状
態、およびカフ12内を急速に排圧する急速排圧状態の
3つの状態に切り換えられるように構成されている。
【0022】圧力センサ14は、カフ10内の圧力を検
出してその圧力を表す圧力信号SPを静圧弁別回路22
および脈波弁別回路24にそれぞれ供給する。静圧弁別
回路22はローパスフィルタを備え、圧力信号SPに含
まれる定常的な圧力すなわちカフ圧PC を表すカフ圧信
号SKを弁別してそのカフ圧信号SKをA/D変換器2
6を介して電子制御装置28へ供給する。
【0023】上記脈波弁別回路24はバンドパスフィル
タを備え、圧力信号SPの振動成分であるカフ脈波信号
SM1 を周波数的に弁別してそのカフ脈波信号SM1
A/D変換器29を介して電子制御装置28へ供給す
る。このカフ脈波信号SM1 が表すカフ脈波は、患者の
心拍に同期して図示しない上腕動脈から発生してカフ1
0に伝達される上腕動脈波である。
【0024】上記電子制御装置28は、CPU30,R
OM32,RAM34,および図示しないI/Oポート
等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されてお
り、CPU30は、ROM32に予め記憶されたプログ
ラムに従ってRAM34の記憶機能を利用しつつ信号処
理を実行することにより、患者の循環状態を判定すると
ともに、表示器36の表示内容を制御する。
【0025】容積脈波検出装置として機能する光電脈波
センサ40は、生体の末梢血管の容積脈波(プレシスモ
グラフ)を検出するものであり、たとえば、カフ10が
巻回されていない側の腕の指尖部に装着される。この光
電脈波センサ40は、脈拍検出などに用いるものと同様
に構成され、指尖部などの生体の一部を収容可能なハウ
ジング42内に、ヘモグロビンによって反射可能な波長
帯の赤色光或いは赤外光、好ましくは酸素飽和度によっ
て影響を受けない800nm程度の波長、を生体の表皮
に向かって照射する光源である発光素子44と、ハウジ
ング42の発光素子44に対向する側に設けられ、上記
生体の一部を透過してきた光を検出する受光素子46と
を備え、毛細血管内の血液容積に対応する光電脈波信号
SM2 を出力し、A/D変換器48を介して電子制御装
置28へ供給する。
【0026】心電信号検出装置50は、生体の所定の部
位に貼り着けられる複数の電極52を備え、その電極5
2を介して心筋の活動電位を示す心電誘導波、所謂心電
図を連続的に検出し、その心電誘導波を示す心電誘導信
号SEをA/D変換器54を介して前記電子制御装置2
8へ供給する。上記心電誘導波は、心拍に同期して発生
する心拍同期波であることから、心電信号検出装置50
は心拍同期波検出装置として機能する。
【0027】切り換えスイッチ56は、本実施例におい
て入力装置として機能するものであり、患者が低血圧患
者であることを表す低血圧患者信号を出力する位置と、
患者が低血圧患者でないことを表す信号を出力する位置
の2つの位置に切り換え可能に構成されている。この切
り換えスイッチ56は、医者等の判断により、患者が低
血圧患者であると判断された場合に、循環状態の監視に
先立って予め切り換え操作されるが、患者が低血圧患者
でない場合にも、この切り換えスイッチ56が低血圧患
者信号を出力する位置に位置させられても差し支えな
い。なお、低血圧患者とは、健康な状態でも最高血圧値
が低く、たとえば、最高血圧値が100mmHg以下である患
者を指す。
【0028】図2は、上記電子制御装置28の制御機能
の要部を説明する機能ブロック線図である。図におい
て、血圧測定手段60は第1血圧決定手段としても機能
するものであり、まず、空気ポンプ18を駆動させ、且
つ、圧力制御弁16を圧力供給状態に切替えることによ
りカフ12内の圧力を急速昇圧させる。そして、静圧弁
別回路22により弁別されるカフ圧信号SKに基づいて
カフ12の圧迫圧力を最高血圧値よりも高い所定の目標
圧力値PCM(たとえば、180mmHg程度の圧力値)
に到達したと判定した場合、続いて圧力制御弁16を徐
速排圧状態に切り替えることにより、カフ12の圧迫圧
力を3mmHg/sec程度に予め設定された速度で徐速降圧さ
せ、その徐速降圧過程において順次採取されるカフ脈波
信号SM1が表す脈波の振幅の変化に基づきよく知られ
たオシロメトリック法を用いて、最高血圧値BPSYS
平均血圧値BPMEANおよび最低血圧値BPDIA などを決
定する。
【0029】脈波伝播速度情報算出手段62は、図3に
示すように心電信号検出装置50により逐次検出される
心電誘導波の周期毎に発生する所定の部位たとえばR波
から、光電脈波センサ40により逐次検出される光電脈
波の周期毎に発生する所定の部位たとえば立ち上がり点
或いは下ピーク点までの時間差(脈波伝播時間)DT RP
を逐次算出する時間差算出手段を備え、その時間差算出
手段により逐次算出される時間差DTRPに基づいて、予
め記憶される式1から、被測定者の動脈内を伝播する脈
波の伝播速度PWV(m/sec )を逐次算出する。これら
脈波伝播時間DTまたは脈波伝播速度PWVは、生体の
血圧に関連して変動することが知られている。すなわ
ち、脈波伝播速度情報は血圧関連情報であり、脈波伝播
速度情報算出手段62は血圧関連情報決定手段として機
能する。尚、式1において、L(m)は左心室から大動
脈を経て前記光電脈波センサ40が装着される部位まで
の距離であり、TPEP (sec) は心電誘導波形のR波から
大動脈起始部脈波の下ピーク点までの前駆出期間であ
る。これらの距離Lおよび前駆出期間TPEP は定数であ
り、予め実験に基づいて求められた値が用いられる。 (式1) VM =L/(DTRP−TPEP
【0030】第2血圧決定手段として機能する推定血圧
値算出手段64は、予め決定された脈波伝播速度情報と
推定血圧値EBPとの対応関係式、たとえば式2または
式3に示される対応関係式を用いて、脈波伝播速度情報
算出手段62により実際に逐次算出される脈波伝播時間
DTRPまたは脈波伝播速度PWV等の脈波伝播速度情報
に基づいて推定血圧値EBPを逐次算出し、その算出し
た推定血圧値EBPをRAM34の図示しない記憶領域
に順次記憶する。なお、式2および式3において、α、
α’、β、β’は定数であり、血圧が高くなるほど脈波
伝播時間DTRPは小さくなる(すなわち1/DTRPは大
きくなる)ので、定数αは正の値となり、血圧が高くな
るほど脈波伝播速度PWVは大きくなるので、定数α’
は正の値となる。 (式2) EBP=α(1/DTRP)+β (式3) EBP=α’PWV+β’
【0031】対応関係決定手段66は、血圧測定手段6
0により測定された最高血圧値BP SYS と、その血圧測
定時(すなわち血圧測定期間内またはその血圧測定期間
の直前若しくは直後)における脈波伝播速度情報とに基
づいて、上記対応関係式の定数を決定する。たとえば、
血圧測定期間内において、脈波伝播速度情報算出手段6
2により算出された脈波伝播時間DTRPに基づいて、上
記式2に示される予め設定された関係の定数を決定す
る。この場合の定数決定の方法は、たとえば、血圧測定
手段60により測定された最高血圧値BPSYS と上記血
圧測定時に算出された脈波伝播時間DTRPとを用いて、
上記式2の定数αおよびβの何れか一方を予め決定(変
更)する。または、血圧測定手段60により測定された
最高血圧値BPSYS と上記血圧測定時に算出された脈波
伝播時間DTRPを一組とし、前回の血圧測定時に得られ
た最高血圧値BPSYS と脈波伝播時間DTRPをもう一組
として、その二組の関係を満たすように定数αおよびβ
を予め決定する。なお、上記最高血圧値BPSYS に代え
て、血圧測定手段60により測定された平均血圧値BP
MEAN或いは最低血圧値BPDIA が用いられてもよい。要
するに推定血圧値EBPを最高血圧値とするか、平均血
圧値とするか、最低血圧値とするかによって選択され
る。
【0032】変化値算出手段68は、推定血圧値算出手
段64により逐次算出された推定血圧値EBPの変化値
ΔEBPを算出する。ここで、変化値ΔEBPとは、逐
次算出される推定血圧値EBPの変化率(%) または変化
量(mmHg)であり、たとえば推定血圧値EBPの所定拍数
間(たとえば20拍乃至30拍程度)或いは所定時間
(30秒乃至数分程度)の移動平均EBPAVに対する変
化率または変化量、または、前回血圧測定手段60によ
り血圧測定が実行されたときの推定血圧値EBP、或い
は所定時間前(たとえば10分前)若しくは所定拍数前
の推定血圧値EBPに対する変化率または変化量であ
る。
【0033】不整脈判定手段70は、心電信号検出装置
50から供給される心電誘導信号SEに基づいてよく知
られた不整脈判定アルゴリズムに従って、不整脈の発生
を判定する。上記不整脈判定アルゴリズムは、たとえ
ば、心電誘導信号SEが表す心電誘導波形と予め記憶さ
れた正常時の心電誘導波形の形状とを比較して判定し、
検出された心電誘導波形中のS−T区間の平坦部(S−
Tレベル)が上昇または下降して上記正常時の形状と一
定範囲を越えて異なる場合や、心室性期外収縮が発生し
た場合に不整脈が発生したと判定する。なお、上記心室
性期外収縮には、1分間に5,6回以上期外収縮が発生
する多発性心室期外収縮、期外収縮のR波が直前の正常
な波形のT波の上に重なるようにして発生するR−on
−T型期外収縮、心室性期外収縮が3,4個以上連なっ
て発生するショートラン型期外収縮などがあり、これら
の心室性期外収縮を、検出された心電誘導波形と予め記
憶された正常時の形状との比較により検出する。また、
上記のようなS−Tレベルの上昇・下降および心室性期
外収縮の検出以外にも、心電誘導波形に基づいて心拍周
期TP を決定し、その心拍周期TP が異常に短い頻脈、
心拍周期TP が異常に長い徐脈等の不整脈も判定する。
【0034】異常判定手段72は、上記不整脈判定手段
70により不整脈が発生したと判定され、且つ、その不
整脈が発生したと判定された時点において、前記変化値
算出手段68により算出された変化値ΔEBPが予め設
定された判定基準値TH(Δ)を越えたことに基づい
て、患者の循環状態が異常であると判定する。そして、
循環状態が異常であると判定した場合には、信頼性のあ
る血圧値BPを測定するために、前記血圧測定手段60
を実行させる。上記不整脈が発生したと判定された時点
において算出された変化値ΔEBPとは、不整脈が発生
したと判定された時にすでに算出されている変化値ΔE
BPのうち最も新しいもの、または、不整脈が発生した
と判定された直後に算出された変化値ΔEBPをいう。
上記判定基準値TH(Δ)は予め実験に基づいて決定さ
れた値であり、変化値ΔEBPが変化率である場合には
たとえば20〜30%、変化値ΔEBPが変化量である
場合にはたとえば20〜30mmHgとされる。なお、推定
血圧値EBPが低下している場合には、上記変化値ΔE
BPは負の値となるが、この異常判定手段72において
は絶対値により判定する。すなわち、不整脈が発生した
時点において、血圧が上昇傾向にある場合にも血圧が低
下傾向にある場合にも循環状態の異常が判定される場合
がある。
【0035】また、前記切り換えスイッチ56からの低
血圧患者信号が供給された場合には、異常判定手段72
は、不整脈判定手段70により不整脈が発生したと判定
され、且つ、変化値算出手段68により算出された変化
値ΔEBP、およびその不整脈が発生した時点において
前記推定血圧値算手段64により算出された推定血圧値
EBPの少なくとも一方が予めそれぞれについて設定さ
れた判定基準値TH(Δ),TH(BP)を越えたこと
に基づいて、患者の循環状態が異常であると判定する。
推定血圧値EBPについての判定基準値TH(BP)
は、推定血圧値EBPが最高血圧値を表している場合に
は、たとえば80〜90mmHgに設定される。低血圧患者
の場合には、正常な状態でも血圧値BPが低いので、血
圧の変化がそれほど大きくないために、推定血圧値EB
Pの変化値ΔEBPが上記判定基準値TH(Δ)を越え
ない場合であっても、緊急の処置を必要とするほどに血
圧が低下している場合があるので、絶対値が低い場合に
も循環状態が異常であると判定するのである。
【0036】異常表示手段74は、上記異常判定手段7
2により患者の循環状態が異常であると判定された場合
には、その旨の表示を表示器36に表示する。
【0037】図4は、上記電子制御装置28の制御作動
の要部をさらに具体的に説明するフローチャートであっ
て、推定血圧値EBPの算出に用いる対応関係式を決定
するために実行される対応関係決定ルーチンである。ま
ず、図のステップSA1(以下、ステップを省略す
る。)においてタイマtやレジスタをクリアする初期処
理が実行され、続くSA2では、切換弁16が圧力供給
状態に切り換えられ且つ空気ポンプ18が駆動されるこ
とにより、血圧測定のためにカフ10の急速昇圧が開始
される。
【0038】次いで、脈波伝播速度情報算出手段64に
対応するSA3では、図3にも示す脈波伝播時間D
RP、すなわち心電誘導波形のR波が検出された時点か
ら光電脈波センサ40により光電脈波の立ち上がり点が
検出された時点までの時間差が算出される。
【0039】続くSA4では、カフ圧PC が180mmHg
程度に予め設定された目標圧迫圧P CM以上となったか否
かが判断される。このSA4の判断が否定された場合
は、SA4の判断が繰り返し実行されることにより、カ
フ圧PC の上昇が継続される。しかし、カフ圧PC の上
昇により上記SA4の判断が肯定されると、続くSA5
では、空気ポンプ18が停止され、SA6では、圧力制
御弁16が徐速排圧状態に切り換えられて、カフ10内
の圧力が予め定められた3mmHg/sec程度の緩やかな速度
で下降させられ始める。
【0040】続くSA7では、その徐速降圧過程で逐次
得られるカフ脈波信号SM1 が表す脈波の振幅の変化に
基づいて、良く知られたオシロメトリック方式の血圧値
決定アルゴリズムに従って最高血圧値BPSYS 、平均血
圧値BPMEAN、および最低血圧値BPDIA が順次決定さ
れる。そして、最低血圧値BPDIA が決定されると、続
くSA8では、圧力制御弁16が急速排圧状態に切り換
えられてカフ10内が急速に排圧される。従って、上記
SA2、SA4〜SA8が血圧測定手段60に対応す
る。
【0041】続いて前記対応関係決定手段66に対応す
るSA9が実行される。すなわち、今回のルーチンにお
いて上記SA3で算出された脈波伝播時間DTRPおよび
上記SA7で決定された最高血圧値BPSYS を一組と
し、前回のルーチンにおいて決定された脈波伝播時間D
RPおよび最高血圧値BPSYS を他の一組として、前記
式2の定数αおよびβが決定される。なお、循環状態監
視装置8の起動時において本対応関係決定ルーチンが最
初に実行される場合には、定数αおよびβのいずれか一
方には統計的に求められた一般値が用いられる。
【0042】図5も、前記電子制御装置28の制御作動
の要部をさらに具体的に説明するフローチャートであっ
て、図4の対応関係決定ルーチンに続いて実行される循
環状態監視ルーチンである。なお、図5に示す循環状態
監視ルーチンは、切り換えスイッチ56からの低血圧信
号が供給された場合に実行される低血圧患者用の循環状
態監視ルーチンである。
【0043】まず、SB1では、光電脈波センサ40お
よび心電信号検出装置50から連続的に供給される光電
脈波信号SM2 および心電誘導信号SEが一拍分入力さ
れたか否かが、たとえば、光電脈波信号SM2 が表す光
電脈波のピークが検出されたか否かに基づいて判断され
る。このSB1の判断が否定された場合には、SB1の
判断が繰り返され、その間に、光電脈波信号SM2 およ
び心電誘導信号SEがさらに供給される。
【0044】一方、上記SB1の判断が肯定された場合
には、続く脈波伝播速度情報算出手段62に対応するS
B2において、上記SB1で入力された最新の一拍分の
光電脈波および心電誘導波形に基づいて、その心電誘導
波形のR波が検出された時点から上記光電脈波の立ち上
がり点が検出された時点までの時間差すなわち脈波伝播
時間DTRPが算出される。
【0045】続く推定血圧値算出手段64に対応するS
B3では、上記SB2において決定された脈波伝播時間
DTRPが、図4のSA9において定数α、βが決定され
た式2に代入されることにより推定血圧値EBPが算出
され、その算出された推定血圧値EBPがRAM34の
所定の記憶領域に記憶される。
【0046】続く不整脈判定手段70に対応するSB4
では、前記SB1において入力された心電誘導信号SE
を含む所定区間の心電誘導信号SEが表す心電誘導波形
が、予め記憶された正常心電誘導波形と比較されること
により、不整脈が発生したか否かが判断される。
【0047】上記SB4の判断が肯定された場合には、
続く変化値算出手段68に対応するSB5において、前
記SB3で算出された推定血圧値EBPの変化値ΔEB
Pとして、そのSB3で算出された推定血圧値EBP
の、前回対応関係決定ルーチンが実行された直後におい
て前記SB3で算出された推定血圧値EBPに対する変
化率(%)が算出される。
【0048】続いて異常判定手段74に対応するSB6
乃至SB7が実行される。まず、SB6では、前記SB
3で算出された推定血圧値EBPが判定基準値TH(B
P)として予め設定された80mmHgよりも小さいか否か
が判断される。この判断が否定された場合には、続くS
B7において、上記SB5で算出された変化値ΔEBP
が判定基準値TH(Δ)として予め設定された20%よ
りも大きいか否かが判断される。前記SB6の判断が肯
定された場合、または上記SB7の判断が肯定された場
合には、続く異常表示手段74に対応するSB8におい
て、表示器36に循環状態が異常である旨の表示がさ
れ、その後、より信頼性のある血圧値を得るために図4
の対応関係決定ルーチンが実行され、カフ10による血
圧測定が実行される。
【0049】一方、前記SB4の判断が否定された場
合、または、前記SB7の判断が否定された場合には、
SB9において、図4の対応関係決定ルーチンが実行さ
れてからの経過時間が予め設定された15乃至20分程
度の設定周期すなわちキャリブレーション周期を経過し
たか否かが判断される。このSB9の判断が否定された
場合は、前記SB1以下の循環状態監視ルーチンが繰り
返し実行され、SB9の判断が肯定された場合には、前
記式2の対応関係を再決定するために図4の対応関係決
定ルーチンが再び実行される。
【0050】上述した実施の形態によれば、変化値算出
手段68(SB5)により、推定血圧値算出手段64
(SB3)によって算出された推定血圧値EBPの変化
値ΔEBPが算出され、異常判定手段72(SB6乃至
SB7)により、不整脈判定手段70(SB4)によっ
て不整脈が発生したと判定され、且つ、変化値算出手段
68(SB5)により算出された変化値ΔEBPが予め
設定された判定基準値TH(Δ)を越えた場合に循環状
態が異常であると判定されるので、正確に循環状態が判
定される。加えて、脈波伝播時間DTRPは、光電脈波セ
ンサ40および心電信号検出装置50により、生体を止
血することなく検出された光電脈波および心電誘導波形
に基づいて決定され、推定血圧値EBPは、その脈波伝
播時間DT RPに基づいて決定されるので、不整脈が発生
したと判定される毎に生体の一部を止血して患者に苦痛
を与えるという不都合が解消される。
【0051】また、上述の実施の形態によれば、切り換
えスイッチ56から予め低血圧患者信号を入力しておく
と、不整脈が発生したと判定された場合には、異常判定
手段72(SB6乃至SB7)により、変化値算出手段
68(SB5)により算出された変化値ΔEBPおよび
推定血圧値算出手段64(SB3)により算出された推
定血圧値EBPの少なくとも一方が予めそれぞれについ
て設定された判定基準値TH(Δ)、TH(BP)を越
えた場合には、循環状態が異常であると判定されるの
で、低血圧患者であっても、確実に循環状態の異常が判
定される。
【0052】また、上述の実施の形態によれば、心拍同
期波検出装置として心電信号検出装置50が用いられて
いる。この心電信号検出装置50により検出される心電
誘導信号SEは所謂心電図であり、不整脈判定手段70
(SB4)では、その心電図に基づいて不整脈が判定さ
れるので、様々な種類の不整脈を判定することができ
る。
【0053】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。なお、以下の説明において前述の実施形態と共通す
る部分は同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0054】図6は、本発明が適用された循環状態監視
装置75における電子制御装置28の制御機能の要部を
説明する機能ブロック線図である。なお、この循環状態
監視装置75が前述の循環状態監視装置8と異なる点
は、光電脈波センサ40、A/D変換器48を備えてい
ないこと、および電子制御装置28の制御機能のみであ
る。
【0055】図6において、変化値算出手段76は、血
圧測定手段60により決定された血圧値BPの変化値Δ
BPを算出する。ここで、変化値ΔBPとは、血圧値B
Pの変化率(%) または変化量(mmHg)であり、たとえば前
回血圧測定手段60により測定された最高血圧値BP
SYS に対する今回血圧測定手段60により測定された最
高血圧値BPSYS の変化率または変化量である。
【0056】異常判定手段段78は、前記不整脈判定手
段70により不整脈が発生したと判定された場合に、血
圧測定手段60および変化値算出手段76を実行し、そ
の変化値算出手段76により算出された変化値ΔBPが
予め設定された判定基準値TH(Δ)を越えたことに基
づいて、患者の循環状態が異常であると判定する。な
お、この変化値ΔBPが判定基準値TH(Δ)を越えた
か否かの判断も前述の異常判定手段72と同様に、絶対
値により行なう。また、前記切り換えスイッチ56から
の低血圧信号が供給された場合には、異常判定手段78
は、血圧測定手段60により決定された血圧値BP、お
よびその血圧値BPに基づいて変化値算出手段76によ
り算出された変化値ΔBPの少なくとも一方が予めそれ
ぞれについて設定された判定基準値TH(BP),TH
(Δ)を越えたことに基づいて、患者の循環状態が異常
であると判定する。血圧値BPについての判定基準値T
H(BP)は、判定に用いられる血圧値BPが最高血圧
値BPSYS であるか、平均血圧値BPMEANであるか、最
低血圧値BPDIA であるかによって異なるが、最高血圧
値BPSYS が判定に用いられる場合には、判定基準値T
H(BP)はたとえば80〜90mmHgに設定される。
【0057】上述の実施形態によれば、異常判定手段7
8により、不整脈判定手段70によって不整脈が発生し
たと判定された場合には、血圧測定手段60により血圧
値BPが測定され、変化値算出手段76によりその血圧
値BPの変化値ΔBPが算出され、さらに、その変化値
ΔBPが予め設定された判定基準値TH(Δ)を越えた
ことに基づいて循環状態が異常であると判定される。す
なわち、不整脈と血圧の変化とに基づいて生体の循環状
態の異常が判定されるので、正確に循環状態が判定され
る。
【0058】また、上述の実施形態によれば、切り換え
スイッチ56から予め低血圧患者信号を入力しておく
と、不整脈が発生したと判定された場合には、異常判定
手段78により、変化値算出手段76よって算出された
変化値ΔBPおよび血圧測定手段60によって測定され
た血圧値BPの少なくとも一方が予めそれぞれについて
設定された判定基準値TH(Δ)、TH(BP)を越え
たことに基づいて循環状態が異常であると判定されるの
で、より確実に循環状態の異常が判定される。
【0059】次に、本発明のさらに他の実施形態の説明
する。図7は、本発明が適用された循環状態監視装置8
0における電子制御装置28の制御機能の要部を説明す
る機能ブロック線図である。なお、この循環状態監視装
置80は、光電脈波センサ40、A/D変換器48、心
電信号検出装置50、電極52、A/D変換器54、切
り換えスイッチ56が設けられていないこと、および電
子制御装置28の制御機能が前述の循環状態監視装置8
と異なる以外は前述の循環状態監視装置8と同一の構成
を有する。
【0060】図7において、脈拍周期決定手段82は、
空気ポンプ18および切換弁16を制御して、カフ10
の圧迫圧力を最低血圧値よりも十分に低い値に予め設定
された圧力(たとえば20〜30mmHg)に制御し、その
状態で図示しない上腕動脈からカフ10に伝達される上
腕動脈波を、圧力センサ14および脈波弁別回路24に
より検出し、その検出された上腕動脈波の所定部位(た
とえば立ち上がり点或いはピーク)に基づいて、脈拍周
期TP を決定する。この上腕動脈波は心拍同期波である
ことから、カフ10、圧力センサ14、おび脈波弁別回
路24は、心拍同期波検出装置として機能する。
【0061】不整脈判定手段84は、脈拍周期決定手段
82により決定された脈拍周期TPに基づいて不整脈を
判定する。すなわち、この不整脈判定手段84は、不整
脈のうち、脈波周期TP に基づいて判定できる不整脈の
みを判定する。脈拍周期TPに基づいて判定できる不整
脈としては、徐脈、頻脈、頻拍症、期外収縮、心房細動
などがある。
【0062】第1異常判定手段86は、血圧測定手段6
0により測定された血圧値BPが予め設定された第1基
準血圧値BP1 以下であることに基づいて、患者の循環
状態が異常であると判定する。上記第1基準血圧値BP
1 は、判定される血圧値BPが最高血圧値BPSYS であ
るか、平均血圧値BPMEANであるか、最低血圧値BP
DIA によって異なるが、判定される血圧値BPが最高血
圧値BPSYS である場合には、上記第1基準血圧値BP
1 は、たとえば70mmHgに設定される。
【0063】第2異常判定手段88は、前記不整脈判定
手段84により不整脈が発生したと判定された場合に、
血圧測定手段60を実行し、その血圧測定手段60によ
り決定された血圧値BPが予め設定された第2基準血圧
値BP2 以下であることに基づいて、患者の循環状態が
異常であると判定する。上記第2基準血圧値BP2 は、
前記第1基準血圧値BP1 よりも5〜30mmHg程度大き
い値に設定され、また、前記第1基準血圧値BP1 と同
様に、判定される血圧値BPが最高血圧値BP SYS であ
るか、平均血圧値BPMEANであるか、最低血圧値BP
DIA によって異なる。
【0064】異常表示手段90は、上記第1異常判定手
段86または第2異常判定手段88により患者の循環状
態が異常であると判定された場合には、その旨の表示を
表示器36に表示する。
【0065】図8は、循環状態監視装置80における上
記電子制御装置28の制御作動の要部をさらに具体的に
説明するフローチャートである。まず、SC1では、タ
イマtやレジスタをクリアする初期処理が実行さる。
【0066】続くSC2では、前回カフ10による血圧
測定が実行されてからの経過時間が予め設定された15
乃至20分程度の血圧測定起動周期を経過したか否かが
タイマtに基づいて判断される。このSC2の判断が肯
定された場合には、続く血圧測定手段60に対応するS
C3において血圧測定ルーチンが実行されることによ
り、カフ10を用いて血圧値BPが測定される。この血
圧測定ルーチンは、前述の図4のSA2、SA4〜SA
8と同様の処理である。
【0067】続く第1異常判定手段86に対応するSC
4では、上記SC3で測定された最高血圧値BP
SYS が、第1基準血圧値BP1 として設定された70mm
Hg以下であるか否かが判断される。この判断が否定され
た場合には、前述のSC1以下が繰り返し実行される。
一方、肯定された場合には後述するSC13が実行され
る。
【0068】前記SC2の判断が否定された場合、すな
わち、未だ血圧測定起動周期が経過していない場合に
は、続くSC5において、タイマtの内容に「1」が加
算された後、脈拍周期決定手段82に対応するSC6乃
至SC9が実行される。
【0069】まず、SC6では、空気ポンプ18および
圧力制御弁16が制御されることにより、カフ10の圧
迫圧力が20〜30mmHgの低圧とされ、その圧力が維持
される。続くSC7では、その状態で圧力センサ14に
より検出され、さらに脈波弁別回路24により検出され
たカフ脈波信号SM1 すなわち上腕動脈波が読み込まれ
る。
【0070】続くSC8では、上記SC7においてカフ
脈波信号SM1 が一拍分読み込まれたか否かが判断され
る。このSC8の判断が否定されるうちは、上記SC7
以下が繰り返し実行されることにより、カフ脈波信号S
1 の読み込みが継続されるが、肯定された場合には、
続く脈拍周期決定手段82に対応するSC9において、
上記SC7乃至SC8の繰り返しにより読み込まれたカ
フ脈波信号SM1 が表す上腕動脈波の所定部位(たとえ
ばピーク)が決定され、その所定部位の間隔から脈拍周
期TP が決定される。
【0071】続く不整脈判定手段84に対応するSC1
0では、上記SC9で決定された脈拍周期TP の変化に
基づいて不整脈が発生したか否かが判断される。このS
C10の判断が否定された場合には、前記SC2以降が
繰り返し実行される。しかし、上記SC10の判断が肯
定された場合には、続く血圧測定手段60に対応するS
C11において前述のSC3と同様の血圧測定ルーチン
が実行される。
【0072】続く第2異常判定手段88に対応するSC
12では、上記SC11で測定された最高血圧値BP
SYS が、第2基準血圧値BP2 として予め設定された8
0mmHg以下であるか否かが判断される。このSC12の
判断が否定された場合には、前記SC2以降が繰り返し
実行される。
【0073】一方、上記SC12の判断が肯定された場
合、または、前記SC4の判断が肯定された場合には、
続く異常表示手段90に対応するSC13において、表
示器36に循環状態が異常である旨の表示がされた後、
本ルーチンは終了させられる。
【0074】上述の実施形態によれば、第1異常判定手
段86(SC4)により、血圧測定手段60(SC3)
によって測定された最高血圧値BPSYS が予め設定され
た第1基準血圧値BP1 以下である場合には生体の循環
状態の異常が判定される。また、第1異常判定手段86
(SC4)により循環状態の異常が判定されない場合に
も、第2異常判定手段88(SC12)により、不整脈
判定手段84(SC10)によって不整脈が発生したと
判定された場合には、血圧測定手段60(SC11)に
より最高血圧値BPSYS が測定され、その最高血圧値B
SYS が第1基準血圧値BP1 よりも大きい値に予め設
定された第2基準血圧値BP2 以下である場合には生体
の循環状態の異常が判定されるので、正確に循環状態の
異常が判定される。
【0075】また、本実施形態によれば、血圧測定のた
めのカフ10を用いて上腕動脈波(心拍同期波)を検出
するので、循環状態監視装置80は構成が簡単になり、
且つ、安価になる。
【0076】次に、本発明のさらに他の実施形態の説明
する。図9は、本発明が適用された循環状態監視装置9
2における電子制御装置28の制御機能の要部を説明す
る機能ブロック線図である。なお、この循環状態監視装
置92は、切り換えスイッチ56が設けられていないこ
と、および電子制御装置28の制御機能が前述の循環状
態監視装置8と異なる以外は前述の循環状態監視装置8
と同一の構成を有する。
【0077】図9において、第2異常判定手段94は、
前記不整脈判定手段70により不整脈が発生したと判定
され、且つ、その不整脈が発生したと判定された時点に
おいて、前記推定血圧値算出手段64により算出された
推定血圧値EBPが予め設定された第2基準血圧値BP
2 以下であることに基づいて、患者の循環状態が異常で
あると判定する。この第2基準血圧値BP2 は前述の実
施形態における値と同じである。すなわち、第2基準血
圧値BP2 は、前記第1基準血圧値BP1 よりも5〜3
0mmHg程度大きい値に設定され、また、前記第1基準血
圧値BP1 と同様に、判定される血圧値BPが最高血圧
値BPSYS であるか、平均血圧値BPME ANであるか、最
低血圧値BPDIA によって異なる。
【0078】上述の実施形態によれば、第1異常判定手
段86により、血圧測定手段60により測定された血圧
値BPが予め設定された第1基準血圧値BP1 以下であ
ることに基づいて生体の循環状態の異常が判定される。
また、第1異常判定手段86により循環状態の異常が判
定されない場合にも、第2異常判定手段94により、不
整脈判定手段70によって不整脈が発生したと判定さ
れ、且つ、推定血圧値算出手段64により算出された推
定血圧値EBPが前記第1基準血圧値BP1 よりも大き
い値に予め設定された第2基準血圧値BP2 以下である
ことに基づいて循環状態が異常であると判定されるの
で、正確に循環状態が判定される。加えて、脈波伝播速
度情報は、光電脈波センサ40および心電信号検出装置
50により、生体を止血することなく検出された光電脈
波および心電誘導波形に基づいて決定され、推定血圧値
EBPは、その脈波伝播速度情報に基づいて決定される
ので、不整脈が発生したと判定される毎に生体の一部を
止血して患者に苦痛を与えるという不都合が解消され
る。
【0079】以上、本発明の一実施形態を図面に基づい
て詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても
適用される。
【0080】たとえば、前述の実施形態では、心電波形
検出装置50が心拍同期波検出装置として用いられ、ま
たは、カフ10、圧力センサ14、および脈波弁別回路
24が心拍同期波検出装置として用いられていたが、生
体内を伝播する脈波は心拍同期波であることから、その
脈波を検出する脈波検出装置が心拍同期波検出装置とし
て用いられてもよい。すなわち、前述の光電脈波センサ
40、オキシメータ用の光電脈波検出プローブ、生体に
装着された電極を介してインピーダンス変化を検出する
インピーダンス脈波検出装置、頸動脈や撓骨動脈に押圧
されてその内圧を検出する圧脈波検出装置等が心拍同期
波検出装置として用いられてもよい。また、心音も心拍
同期波であることから、心音を検出する心音検出装置が
心拍同期波検出装置として用いられてもよい。
【0081】また、前述の実施形態においては、血圧関
連情報として脈波伝播速度情報が算出されていたが、前
記光電脈波センサ40等により測定される脈波の面積S
は、血圧に関連して変動するので、脈波の面積Sや、そ
の面積Sをその脈波の1周期Wおよび振幅Lに基づいて
正規化した正規化脈波面積VRが血圧関連情報として算
出されてもよい。また、心拍周期TP および心拍数HR
も血圧に関連するので、それら心拍周期TP および心拍
数HRが血圧関連情報として用いられてもよい。
【0082】また、前述の実施形態では、循環状態の異
常が判定された場合には、異常表示手段74、90によ
り、表示器36に循環状態が異常である旨の表示がされ
ていたが、その表示に代えて、または、その表示ととも
に、警報音を発生させてもよい。
【0083】また、前述の第1の実施形態では、異常判
定手段72は、循環状態の異常を判定した場合には、血
圧測定手段60による血圧測定を実行させていたが、こ
の血圧測定手段60による血圧測定は実行されなくても
よい。
【0084】なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲
においてその他種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である循環状態監視装置の
回路構成を説明するブロック線図である。
【図2】図1の循環状態監視装置における電子制御装置
の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図3】図1の循環状態監視装置における電子制御装置
の制御作動により求められる脈波伝播時間DTRPを例示
する図である。
【図4】図1の循環状態監視装置における電子制御装置
の制御作動の要部をさらに具体的に説明するフローチャ
ートであって、推定血圧値EBPの算出に用いる対応関
係式を決定するために実行される対応関係決定ルーチン
である。
【図5】図1の循環状態監視装置における電子制御装置
の制御作動の要部をさらに具体的に説明するフローチャ
ートであって、図4の対応関係決定ルーチンに続いて実
行される循環状態監視ルーチンである。
【図6】本発明の他の実施形態であって、図1とは別の
循環状態監視装置における電子制御装置の制御機能の要
部を説明する機能ブロック線図である。
【図7】本発明の他の実施形態であって、図1および図
6とは別の循環状態監視装置における電子制御装置の制
御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図8】図7の循環状態監視装置における電子制御装置
の制御作動の要部をさらに具体的に説明するフローチャ
ートである。
【図9】本発明の他の実施形態であって、図1、図6、
および図7とは別の循環状態監視装置における電子制御
装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図であ
る。
【符号の説明】
8:循環状態監視装置 10:カフ 40:光電脈波センサ(脈波検出装置) 50:心電信号検出装置(心拍同期波検出装置) 60:血圧測定手段(第1血圧決定手段) 62:脈波伝播速度情報算出手段(血圧関連情報決定手
段) 64:推定血圧値算出手段(第2血圧決定手段) 66:対応関係決定手段 68:変化値算出手段 70:不整脈判定手段 72:異常判定手段 75:循環状態監視装置 76:変化値算出手段 78:異常判定手段 80:循環状態監視装置 84:不整脈判定手段 86:第1異常判定手段 88:第2異常判定手段 92:循環状態監視装置 94:第2異常判定手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体に装着されて該生体の心拍同期波を
    検出する心拍同期波検出装置と、該心拍同期波検出装置
    により検出された心拍同期波に基づいて不整脈を判定す
    る不整脈判定手段とを備え、生体内を血液が循環する状
    態を監視する循環状態監視装置であって、 前記生体の所定部位に巻回されるカフにより該部位を止
    血し、続いて該カフの圧迫圧力を徐速降圧させる過程で
    発生する脈波に基づいて、該生体の第1血圧値を決定す
    る第1血圧決定手段と、 前記生体の所定部位に装着される脈波検出装置により該
    部位を止血することなく検出される脈波に基づいて、前
    記生体の血圧に関連して変動する血圧関連情報を逐次決
    定する血圧関連情報決定手段と、 該血圧関連情報決定手段により逐次決定された血圧関連
    情報と前記第1血圧決定手段により決定された第1血圧
    値との間の対応関係を決定する対応関係決定手段と、 該対応関係決定手段により決定された対応関係を用い、
    前記血圧関連情報決定手段により逐次決定された血圧関
    連情報に基づいて、前記生体の第2血圧値を逐次決定す
    る第2血圧決定手段と、 該第2血圧決定手段により決定された第2血圧値の変化
    値を逐次算出する変化値算出手段と、 前記不整脈判定手段により不整脈が発生したと判定さ
    れ、且つ、前記変化値算出手段により算出された変化値
    が予め設定された判定基準値を越えたことに基づいて、
    前記生体の循環状態が異常であると判定する異常判定手
    段とを、含むことを特徴とする循環状態監視装置。
  2. 【請求項2】 生体に装着されて該生体の心拍同期波を
    検出する心拍同期波検出装置と、該心拍同期波検出装置
    により検出された心拍同期波に基づいて不整脈を判定す
    る不整脈判定手段とを備え、前記生体内を血液が循環す
    る状態を監視する循環状態監視装置であって、 前記生体の所定部位に巻回されるカフを用い、該カフの
    圧迫圧力の変化過程で発生する脈波に基づいて、該生体
    の血圧値を測定する血圧測定手段と、 該血圧測定手段により決定された血圧値の変化値を逐次
    算出する変化値算出手段と、 前記不整脈判定手段により不整脈が発生したと判定され
    た場合に、前記血圧測定手段および前記変化値算出手段
    を実行し、該変化値算出手段により算出された変化値が
    予め設定された判定基準値を越えたことに基づいて、前
    記生体の循環状態が異常であると判定する異常判定手段
    とを、含むことを特徴とする循環状態監視装置。
  3. 【請求項3】 生体に装着されて該生体の心拍同期波を
    検出する心拍同期波検出装置と、該心拍同期波検出装置
    により検出された心拍同期波に基づいて不整脈を判定す
    る不整脈判定手段と、生体内を血液が循環する状態を監
    視する循環状態監視装置であって、 前記生体の所定部位に巻回されるカフを用い、該カフの
    圧迫圧力の変化過程で発生する脈波に基づいて、該生体
    の血圧値を測定する血圧測定手段と、 該血圧測定手段により決定された血圧値が予め設定され
    た第1基準血圧値以下であることに基づいて前記生体の
    循環状態が異常であると判定する第1異常判定手段と、 前記不整脈判定手段により不整脈が発生したと判定され
    た場合に、前記血圧測定手段を実行し、該血圧測定手段
    により決定された血圧値が前記第1基準血圧値よりも大
    きい値に予め設定された第2基準血圧値以下であること
    に基づいて、前記生体の循環状態が異常であると判定す
    る第2異常判定手段とを、含むことを特徴とする循環状
    態監視装置。
  4. 【請求項4】 前記生体に装着されて該生体の心拍同期
    波を検出する心拍同期波検出装置と、該心拍同期波検出
    装置により検出された心拍同期波に基づいて不整脈を判
    定する不整脈判定手段とを備え、生体内を血液が循環す
    る状態を監視する循環状態監視装置であって、 前記生体の所定部位に巻回されるカフにより該部位を止
    血し、続いて該カフの圧迫圧力を徐速降圧させる過程で
    発生する脈波に基づいて、該生体の第1血圧値を決定す
    る第1血圧決定手段と、 前記生体の所定部位に装着される脈波検出装置により該
    部位を止血することなく検出される脈波基づいて、前記
    生体の血圧に関連して変動する血圧関連情報を逐次決定
    する血圧関連情報決定手段と、 該血圧関連情報決定手段により逐次決定された血圧関連
    情報と前記第1血圧決定手段により決定された第1血圧
    値との間の対応関係を決定する対応関係決定手段と、 該対応関係決定手段により決定された対応関係を用い、
    前記血圧関連情報決定手段により逐次決定された血圧関
    連情報に基づいて、前記生体の第2血圧値を逐次決定す
    る第2血圧決定手段と、 該第2血圧決定手段により決定された第2血圧値が予め
    設定された第1基準血圧値以下であることに基づいて前
    記生体の循環状態が異常であると判定する第1異常判定
    手段と、 前記不整脈判定手段により不整脈が発生したと判定さ
    れ、且つ、前記第2血圧決定手段により決定された第2
    血圧値が前記第1基準血圧値よりも大きい値に予め設定
    された第2基準血圧値以下であることに基づいて、前記
    生体の循環状態が異常であると判定する第2異常判定手
    段とを、含むことを特徴とする循環状態監視装置。
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