JP3053874U - 歩道用伸縮目地材 - Google Patents

歩道用伸縮目地材

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JP3053874U
JP3053874U JP1998003489U JP348998U JP3053874U JP 3053874 U JP3053874 U JP 3053874U JP 1998003489 U JP1998003489 U JP 1998003489U JP 348998 U JP348998 U JP 348998U JP 3053874 U JP3053874 U JP 3053874U
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Japan
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sidewalks
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JP1998003489U
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Inventor
敏雄 柳沢
勝之 福田
Original Assignee
岩野物産株式会社
吾嬬ゴム工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴム等の弾性素材を利用して伸縮追従が可能
な歩道用伸縮目地材を提供すること 【解決手段】 ゴム等の弾性素材で細長い本体を成形
し、その左右にコンクリート面への固定板部を一体に設
け、本体内は仕切壁によつて複数の中空部に分割すると
共に、本体の上下両面に複数の溝を列設し、かつ上面の
溝間に滑り止めの条溝を設けたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は主として鉄道乗降場(プラットホーム) 、人道橋及び歩道橋等の躯体縁切り部(エキスパンション)の目地材として使用 する歩道用伸縮目地材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の目地材としては、図4及び図5に示すものが存 在している。このものはゴムで形成した細長い中空本体31の上側面31aに2 条の深い溝32、33を所定の間隔を存して列設し、また左右の下側面31b、 31cの両端にコンクリート躯体の目地間隔に嵌まる突片34、35を設けたも のである。尚図中の符号36、37はコンクリート躯体、38は目地間隔、39 、40はアスフアルトを示す。 上記のものは以上の構造であるから、上側面の深い溝32、33に土砂や塵埃 が入り込んで溜り、その除去が極めて困難で手数を要する等の欠点がある、それ に乳母車や車椅子等の車輪が嵌まり込んで走行に支障をきたし、また女性のハイ ヒールが刺さって踵を損傷したり、転倒して怪我をする等の問題点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記問題点を解消することを目的 としたもので、コンクリート躯体間隔が拡開しても伸縮追従が可能であることは 勿論であるが、清掃作業も容易であり、また乳母車や車椅子等の走行に支障をき たす虞がなく、しかも安全に歩行できる歩道用の目地材を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の手段は次のとおりである。 鉄道乗降場や歩道橋等の躯体縁切り部に介在させる細長い本体をゴム等の弾性 素材で成形し、該本体の左右にコンクリート面に固定される固定板部を一体的に 形成すると共に、本体内は仕切壁によつて複数の中空部に分割し、本体上側面及 び下側面に複数の溝を列設し、更に上側面の溝の間に滑り止めの浅い条溝を列設 し、本体の前記固定板部に近接してL字状金属板材の挿入切込を設けたことであ る。
【0005】
【考案の実施の形態】図において符号1は細長い本体で、ゴム等の弾性素材 で成形したものである。そして前記本体1の左右両側に固定板部2、3を一体に 形成すると共に、本体1内は仕切壁4によつて複数の中空部5に分割し、また本 体1の上側面1aと下側面1bに複数の溝6、7を列設し、上側面の溝6の間に 滑り止めの浅い条溝8を列設する。更に本体1の前記固定板部2、3に近接して L字状金属板材9の挿入切込10を設ける。11は挿入切込10に近く本体1の 左右に開設した連結用の円形孔を示す。
【0006】 以上の構成から成る本考案の伸縮目地材は図2に示すように、本体1の円形孔 11に芯材12を挿入して次の本体1と連結して使用する。 そしてコンクリート面13、14間の目地間隔15に本体1がまたがるように コンクリート面13、14上のKモルタル面16、17上に本体1を載せ、挿入 切込10に挿込んだL字状金属板材9の固定板部露出面にボルト18を貫挿し、 ナット19で固着して、その上をアスフアルト20、21で被つて本体1の上側 面1aのみを路面に露出させる。 尚本体1は、耐候性に優れたクロロプレンゴムを使用し、押出し成形により内 面を中空構造にし、それに上下両側面に複数の溝を列設してあるので伸縮性も極 めて良好である。
【0007】
【考案の効果】本考案によれば次に示す特徴を発揮する。 (a)中空構造及びゴムの弾性を利用しているので、温度変化による伸縮を吸収 し、また地震時の変位、偏芯を吸収して構造物の破損を防止する。 (b)本体上側面に複数の溝を列設すると共に、各溝間に滑り止めの浅い条溝を 形成してあるため土砂や塵埃等が入り込んでも、その清掃作業は容易に行う ことができ、また乳母車、車椅子等の走行に支障を与えず、特に女性用の細 い靴踵が刺さる虞がなく安全に歩行できる。 (c)適当な硬度を保ち、かつ弾性を保有するため堅牢で破損する虞がない。 (d)左右両側にL字状の金属板材を取付け、ボルトで固定することで容易に取 付けられ、それに連結も簡単かつ確実に行え、ずれる等の虞もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 斜視図
【図2】 連結状態を示す縦断側面図
【図3】 使用状態を示す縦断面図
【図4】 従来例を示す斜視図
【図5】 上記の使用状態を示す縦断面図
【符号の説明】
1 本体 1a 上側面 1b 下側面 2、3 固定板部 4 仕切壁 5 中空部 6、7 溝 8 条溝 9 L字状金属板材 10 挿入切込 11 円形孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄道乗降場や歩道橋等の躯体縁切り部に介
    在させる細長い本体をゴム等の弾性素材で成形し、該本
    体の左右にコンクリート面に固定される固定板部を一体
    的に形成すると共に、本体内は仕切壁によつて複数の中
    空部に分割し、本体上側面及び下側面に複数の溝を列設
    し、更に上側面の溝の間に滑り止めの浅い条溝を列設
    し、本体の前記固定板部に近接してL字状金属板材の挿
    入切込を設けたことを特徴とする歩道用伸縮目地材
JP1998003489U 1998-05-08 1998-05-08 歩道用伸縮目地材 Expired - Fee Related JP3053874U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3421781B2 (ja) 1998-11-24 2003-06-30 ニッタ株式会社 エキスパンションジョイント用の表装材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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