JP3053805U - 豆腐収納容器 - Google Patents

豆腐収納容器

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JP3053805U
JP3053805U JP1998002994U JP299498U JP3053805U JP 3053805 U JP3053805 U JP 3053805U JP 1998002994 U JP1998002994 U JP 1998002994U JP 299498 U JP299498 U JP 299498U JP 3053805 U JP3053805 U JP 3053805U
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JP
Japan
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tofu
container
irregularities
container body
side wall
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JP1998002994U
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Inventor
伸二 古賀
Original Assignee
株式会社 天狗
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Abstract

(57)【要約】 【課題】豆腐に液体状の調味料をかけても、それが豆腐
の表面から簡単に流れず、かつ、表面が木綿豆腐風を呈
する豆腐を作ることができる、豆腐収納容器を提供す
る。 【解決手段】豆腐収納容器1は、容器本体2及びその開
口7を塞いで貼り付けるフィルム8とからなり、容器本
体2に未凝固の豆腐原料を充填しフィルム8で密封した
豆腐収納容器1を前提とする。容器本体2の底壁3及び
側壁4の豆腐接触面に夫々多数の凹凸5,6を設ける。
それにより、豆腐9の表面に前記凹凸5,6に対応した
凹凸を付すことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、豆腐を充填して収納する豆腐収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の豆腐収納容器は、合成樹脂製の容器本体内に豆腐を充填すると共に、容 器本体の上面開口をフィルムで閉じて形成され、その容器本体の底壁及び側壁の 内外両面は平滑面によって構成されている。そのため、豆腐収納容器を使用した 際には、容器本体内に充填された後に凝固して、滑らかに仕上げられた表面をも つ、いわゆる絹漉し風の充填豆腐を提供できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の豆腐収納容器によれば、容器本体内に充填された豆腐の表面が滑らかに 仕上がるために、いわゆる木綿豆腐様の豆腐を提供できないと共に、取り出され た豆腐に液体状の調味料をかけたときにこの調味料が豆腐の表面から容易に流れ 落ちてしまうという問題がある。又、濡れた手で容器本体を掴むと、手から容器 本体が滑り落ち易いという問題もある。
【0004】 本考案が解決しようとする第1の課題は、液体状の調味料が豆腐表面から流れ 落ちることを少なくできると共に、表面が木綿豆腐様を呈する豆腐を提供できる 豆腐収納容器を得ることにある。
【0005】 又、本考案が解決しようとする第2の課題は、容器本体外に豆腐を取り出す際 に豆腐側面の損傷が少なくきれいに取り出せる豆腐収納容器を得ることにある。 更に、本考案が解決しようとする第3の課題は、濡れた手で容器本体を掴んで も手から滑り落ち難い豆腐収納容器を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前記課題を解決するために、本考案は以下に示す手段を用いている。 請求項1の考案は、上面の開口がフィルムで閉じられ、かつ内部全体に豆腐が 充填される容器本体の底壁又は側壁、若しくはこれらのうち少なくとも前記底壁 の豆腐接触面に多数の凹凸を設けたものである。この考案においては、容器本体 の豆腐接触面に設けた多数の凹凸が容器本体内に充填され凝固される豆腐の表面 に多数の凹凸を形成する。そのため、容器本体から取り出された豆腐の上面(前 記底壁に接する面)に液体状の調味料をかけたとき、その調味料が豆腐の表面か ら流れ落ちることを、豆腐表面の多数の凹凸によって抑制できると共に、豆腐表 面に付された凹凸によって木綿豆腐様を呈する豆腐を提供できる。
【0007】 請求項2の考案は、前記側壁が外側に向かって広くなるように傾いており、こ の側壁の豆腐接触面にこの面から内側に突出することがない凹凸を多数設けたも のである。この考案においては、容器本体の外に豆腐を取り出す際に、前記容器 本体の外側に向かって傾斜した側壁の豆腐接触面に設けられた多数の凹凸が、豆 腐の側面から次第に大きく離れるので、この側壁の凹凸によって、豆腐の側面が 削り取られるように崩されることが少なく、従って容器本体の側壁の内面によっ て豆腐形状が損なわれることを防止できる。
【0008】 請求項3の考案は、前記側壁の内外両面に多数の凹凸を設けたものである。こ の考案においては、側壁の内外両面に多数の凹凸を設けたから、そのうちの外面 側の凹凸が側壁を掴んだ手の指に引っ掛かり易いので、容器本体から豆腐を取り 出す際などに、濡れた手で容器本体を掴んだ場合にも、手から容器本体が滑り難 くすることができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図1及び図2に基づき本考案の第1の実施の形態に係る豆腐収納容器を 説明する。 図1は本考案の第1の実施の形態に係る豆腐収納容器1の外観斜視図、図2は 図1に示された豆腐収納容器1の断面図である。
【0010】 図1及び図2において、豆腐収納容器1は、底壁3,側壁4,及びフランジ4 aとで構成される合成樹脂製の一体成形品である容器本体2と、この容器本体2 の上面開口7を密閉するフィルム8とを備える。
【0011】 容器本体2の底壁3にはその全面にわたり凹部5a及び凸部5b(以下それら をまとめて単に凹凸5と称する。)を設ける。また、容器本体2の環状、例えば 4角枠状をなす側壁4は外側に向かって広くなるように傾けられており、この側 壁4にもその全面にわたり多数の凹部6a及び凸部6b(以下それらをまとめて 単に凹凸6と称する。)を設ける。前記凹凸5,6の大きさ、密度、配設パター ン等は豆腐収納容器1の大きさ等に応じて適宜設定すればよい。そして、これら の凹凸5,6はいずれも底壁3及び側壁4を波状に成形することで設けられてお り、従って底壁3及び側壁4の内面(即ち豆腐接触面)と外面との夫々に凹凸5 ,6が形成されている。
【0012】 前記フランジ4aは側壁4の上部から外側に水平状に張り出して形成されてい る。前記フィルム8はフランジ4aの外周と同等の大きさで、薄く、破れ難く、 且つ望ましくは透明で、その周縁部をフランジ4aに引き剥がし可能に貼り付け られて、上面開口7を密閉して設けられる。こうして閉鎖される容器本体2とフ ィルム8との間には豆腐が充填される。
【0013】 容器本体2の材質としては、加工のし易さ、手軽に持ち運びできること、衛生 上の面、資源のリサイクルの面等から、ポリエチレン・テレフタレートを用いる のが好ましい。
【0014】 前記豆腐収納容器1への豆腐9の収容は以下のように行われる。まず、成形さ れた容器本体2内に液状(未硬化)の豆腐原料を略一杯に充填する。この後に、 容器本体2のフランジ4aに前記上面開口7側からフィルム8を貼り付けて、前 記豆腐原料を密封する。以上の手順で前記豆腐9を収めた豆腐収納容器1が組み 立てられる。この後に豆腐収納容器1ごと、ボイル槽で加熱凝固反応を起こさせ 、急速冷却装置で冷却した後、いわゆる充填豆腐9が形成される。
【0015】 以上の豆腐収納容器1の使用によって、容器本体2の底壁3及び側壁4の各豆 腐接触面に設けた多数の凹凸5,6は、容器本体2内に充填され凝固される豆腐 9の表面に多数の凹凸を形成して、豆腐表面を滑らかな平坦面ではなしとする。 そのため、容器本体2から取り出された豆腐9の上面(前記底壁3に接する面) 等に液体状の調味料をかけたとき、その調味料が豆腐9の表面から容易に流れ落 ちることを豆腐表面の凹凸によって抑制できると共に、豆腐9の外観を木綿豆腐 様とすることができる。
【0016】 しかも、容器本体2の外側に向かって広くなるように傾斜された側壁4の豆腐 接触面に設けた多数の凹凸6は、容器本体2の外に豆腐9を取り出す際に、この 豆腐9の側面との間の距離を容易にかつ徐々に大きく開くので、豆腐9の側面に 形成された多数の凹凸を崩さずに済み、ひいては豆腐9全体の形状を崩さずに済 む。
【0017】 そして、容器本体2の側壁4の内外両面に多数の凹凸5,6を設けたため、濡 れた手で容器本体2の側壁4を掴んで豆腐9を取り出すときでも、それら多数の 凹凸5,6が指に引っ掛かり手から簡単に容器本体2が滑らないようになる。
【0018】 なお、本考案は第1の実施の形態に制約されない。例えば、凹凸は容器本体の 豆腐接触面にだけ設けてもよく、また、少なくとも底壁の豆腐接触面にだけ設け ればよい。また、凹凸をつくる構造は必ずしも壁面を波形状とすることに限らず 、内外の壁面に多数の凹部又は凸部を設けて形成してもよい。又、豆腐接触面に 設けた凹凸を利用し、その大きさ、密度、配設パターン等を適宜考慮して、この 凹凸で任意の模様を豆腐表面に付けるようにしてもよく、こうすることは豆腐9 の商品性を高め得る点で優れている。
【0019】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、上面開口部がフィルムで閉じられ、かつ内部に豆腐 が充填される容器本体の底壁又は側壁、若しくは少なくとも底壁に、この面への 豆腐接触面に多数の凹凸を設けたので、この容器内において凝固する豆腐の表面 に多数の凹凸を付けることができ、従って、豆腐に液体状の調味料をかけたとき に表面から流れ落ち難くできると共に、豆腐表面に付けられた多数の凹凸により 、木綿豆腐様の豆腐を提供できる。請求項2の考案によれば、容器本体の傾斜し た側壁内面に多数の凹凸を設けたので、容器本体から豆腐を取り出す際に豆腐側 面等が崩れることが少なく、きれいな状態で豆腐を取り出すことができる。又、 請求項3の考案によれば、容器本体の側壁の内外両面に多数の凹凸を設けたので 、容器本体から豆腐を取り出す際に、濡れた手で掴んでも手から容器本体が滑り 落ちることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態に係る豆腐収納容器
の斜視図。
【図2】図1に示された豆腐収納容器の断面図。
【符号の説明】
1…豆腐収納容器 2…容器本体 3…底壁 4…側壁 4a…フランジ 5a,6a…凹部 5b,6b…凸部 5…凹凸 6…凹凸 7…上面開口 8…フィルム 9…豆腐

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面の開口がフィルムで閉じられ、かつ
    内部に豆腐が充填される容器本体の底壁又は側壁、若し
    くはこれらのうち少なくとも前記底壁の豆腐接触面に多
    数の凹凸を設けたことを特徴とする豆腐収納容器。
  2. 【請求項2】 前記側壁が外側に向かって広くなるよう
    に傾いており、この側壁の豆腐接触面に前記凹凸を多数
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の豆腐収納容
    器。
  3. 【請求項3】 前記側壁の内外両面に多数の凹凸を設け
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載の豆腐収納容
    器。
JP1998002994U 1998-05-06 1998-05-06 豆腐収納容器 Expired - Lifetime JP3053805U (ja)

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ID=43187874

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019062846A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 タカノフーズ株式会社 豆腐類製造装置および豆腐類製造方法

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