JPS5933813Y2 - 即席茶碗蒸し容器 - Google Patents
即席茶碗蒸し容器Info
- Publication number
- JPS5933813Y2 JPS5933813Y2 JP15989580U JP15989580U JPS5933813Y2 JP S5933813 Y2 JPS5933813 Y2 JP S5933813Y2 JP 15989580 U JP15989580 U JP 15989580U JP 15989580 U JP15989580 U JP 15989580U JP S5933813 Y2 JPS5933813 Y2 JP S5933813Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- chawanmushi
- instant
- synthetic resin
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合成樹脂型の容器で煮沸凝固して市販されてい
る即席茶碗蒸しの上下位置を変えずに、別の容器に移し
替え可能とした即席茶碗蒸し容器の改良に関するもので
ある。
る即席茶碗蒸しの上下位置を変えずに、別の容器に移し
替え可能とした即席茶碗蒸し容器の改良に関するもので
ある。
一般に、市販されている即席茶碗蒸しに用いられる合成
樹脂型の容器は、茶碗蒸しを別の容器に移し替える際、
上下位置が逆になり、内容物の形状が下床がりの円錐台
状になるとともに、茶碗蒸しの具が上方から見えなくな
るので、茶碗蒸しの料理イメージがこわれるという欠点
をもつ。
樹脂型の容器は、茶碗蒸しを別の容器に移し替える際、
上下位置が逆になり、内容物の形状が下床がりの円錐台
状になるとともに、茶碗蒸しの具が上方から見えなくな
るので、茶碗蒸しの料理イメージがこわれるという欠点
をもつ。
本考案者は、先に特公昭５７−３８１４８号公報におい
て、上記の欠点を解決した合成樹脂型の容器を提供して
いる。
て、上記の欠点を解決した合成樹脂型の容器を提供して
いる。
本考案は、先願発明の改良に関するものであって、その
目的とするところは、茶碗蒸しの取り出し操作を容易に
し、しかも取り出し時に形くずれしない容器を提供する
にある。
目的とするところは、茶碗蒸しの取り出し操作を容易に
し、しかも取り出し時に形くずれしない容器を提供する
にある。
以下図面を用いて説明する。
第１図ａは本考案の一実施例の斜視図、第１図すは同上
の側断面図を示すもので、茶碗蒸しの材料２が充填され
るとともに、上面開口が熱シール３にて密閉される上広
がりの合成樹脂製容器本体１の底面の周辺部に溝底部が
薄肉４を設けるとともに、凹溝４に隣接した底面周縁に
容器本体１の周側面より若干外側方へ突出した突条５を
設けたものである。
の側断面図を示すもので、茶碗蒸しの材料２が充填され
るとともに、上面開口が熱シール３にて密閉される上広
がりの合成樹脂製容器本体１の底面の周辺部に溝底部が
薄肉４を設けるとともに、凹溝４に隣接した底面周縁に
容器本体１の周側面より若干外側方へ突出した突条５を
設けたものである。
なお第２図ａは逆円錐台状の合成樹脂容器１の例である
が、同図すのように碗状の容器を用いてもよい。
が、同図すのように碗状の容器を用いてもよい。
また、上記のような底部６から若干外側方に突出した突
条５をもつ上広がりの合成樹脂製容器は射出成形により
容易に形成できる。
条５をもつ上広がりの合成樹脂製容器は射出成形により
容易に形成できる。
第３図は容器１の底面の内面に凹溝４を設けた他の実施
例を示すものである。
例を示すものである。
第５図は先願の特公昭５７−３８１４８号公報の茶碗蒸
し容器を示したもので、まず容器１′を横に倒すかある
いは立てたままで下部周面に設けである凹溝４′をナイ
フあるいは包丁９で切り、底部６′を除去して他の容器
７に移し替える。
し容器を示したもので、まず容器１′を横に倒すかある
いは立てたままで下部周面に設けである凹溝４′をナイ
フあるいは包丁９で切り、底部６′を除去して他の容器
７に移し替える。
そこで、この底部６′を切る操作においては、容器１を
かなり力を加えて圧持しながら切るのであるから、茶碗
蒸し２は切口部附近において形くずれし易く、またナイ
フや包丁による切開操作は、手元がすべるなどの危険性
がある。
かなり力を加えて圧持しながら切るのであるから、茶碗
蒸し２は切口部附近において形くずれし易く、またナイ
フや包丁による切開操作は、手元がすべるなどの危険性
がある。
本考案は、これらの切開操作上の欠点を改良したもので
あって、以下、本考案による茶碗蒸し容器を用いた茶碗
蒸しを、別容器に移し替える方法について、第４図を用
いて説明する。
あって、以下、本考案による茶碗蒸し容器を用いた茶碗
蒸しを、別容器に移し替える方法について、第４図を用
いて説明する。
いま、第１図に示す実施例の合成樹脂製容器１に入った
茶碗蒸しを取り出す場合に、容器１を上下反転させ、上
方に向いた底面の外側方の突条５および隣接している凹
溝４よりなる構造は、従来より使用されている罐切り８
にて安全かつ容易に底部６を切り取ることができるもの
である。
茶碗蒸しを取り出す場合に、容器１を上下反転させ、上
方に向いた底面の外側方の突条５および隣接している凹
溝４よりなる構造は、従来より使用されている罐切り８
にて安全かつ容易に底部６を切り取ることができるもの
である。
ついで、切り取った容器は、別の容器７上で再び反転さ
せ、上面の密閉シール３をはがすと茶碗蒸し２は自重に
より落下し、上下位置を変えることなく別の容器７に移
されることになる。
せ、上面の密閉シール３をはがすと茶碗蒸し２は自重に
より落下し、上下位置を変えることなく別の容器７に移
されることになる。
なお容器１下部の直径より上部の直径の方が若干大きく
なっているが茶碗蒸し２が適当な柔らかさをもっている
ので、形が崩れることなく容易に取り出すことができる
。
なっているが茶碗蒸し２が適当な柔らかさをもっている
ので、形が崩れることなく容易に取り出すことができる
。
本考案は、上述のように構成されており、合成樹脂製容
器であるため茶碗蒸しの製造、冷蔵、運搬、展示などの
一連の流通経路で破損する恐れが少なく、取扱いやすい
という利点をもっている。
器であるため茶碗蒸しの製造、冷蔵、運搬、展示などの
一連の流通経路で破損する恐れが少なく、取扱いやすい
という利点をもっている。
さらに、安全かつ容易に、しかもほとんど形くずれなく
茶碗蒸しの上下位置を変えずに別の容器に移し替えるこ
とができるので、えび蒸し、かに蒸しなどの具が上方よ
り見えるという茶碗蒸し本来の料理イメージをこわすこ
となく、最も適したせとものなどの容器に移し替えるこ
とが可能になるという利点を有するものである。
茶碗蒸しの上下位置を変えずに別の容器に移し替えるこ
とができるので、えび蒸し、かに蒸しなどの具が上方よ
り見えるという茶碗蒸し本来の料理イメージをこわすこ
となく、最も適したせとものなどの容器に移し替えるこ
とが可能になるという利点を有するものである。
第１図ａは本考案の一実施例の斜視図、第１図すは同上
の側断面図、第２図ａは同上の要部拡大断面図、第２図
すは他の実施例の要部拡大断面図、第３図はさらに他の
実施例の断面図、第４図ａ、ｌ）は本考案実施例の使用
状態を示す斜視図、第５図ａ、ｌ）は従来例の使用状態
を示す斜視図である。 １は容器、２は茶碗蒸し、３は密閉シール、４は凹溝、
５は突条である。
の側断面図、第２図ａは同上の要部拡大断面図、第２図
すは他の実施例の要部拡大断面図、第３図はさらに他の
実施例の断面図、第４図ａ、ｌ）は本考案実施例の使用
状態を示す斜視図、第５図ａ、ｌ）は従来例の使用状態
を示す斜視図である。 １は容器、２は茶碗蒸し、３は密閉シール、４は凹溝、
５は突条である。
Claims (1)
- 茶碗蒸し材料が充填されるとともに、上面開口が熱シー
ルにて密閉される上広がりの合成樹脂製容器本体の底面
の周辺部に、溝底部が薄肉の凹溝を設けるとともに、凹
溝に隣接した底面周縁に、容器本体の周側面より若干外
側方へ突出した突条を設けて成る即席茶碗蒸し容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15989580U JPS5933813Y2 (ja) | 1980-11-07 | 1980-11-07 | 即席茶碗蒸し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15989580U JPS5933813Y2 (ja) | 1980-11-07 | 1980-11-07 | 即席茶碗蒸し容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5786969U JPS5786969U (ja) | 1982-05-28 |
| JPS5933813Y2 true JPS5933813Y2 (ja) | 1984-09-20 |
Family
ID=29518900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15989580U Expired JPS5933813Y2 (ja) | 1980-11-07 | 1980-11-07 | 即席茶碗蒸し容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933813Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-07 JP JP15989580U patent/JPS5933813Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5786969U (ja) | 1982-05-28 |
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